JPH07102668A - 薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁大組工法 - Google Patents

薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁大組工法

Info

Publication number
JPH07102668A
JPH07102668A JP5277674A JP27767493A JPH07102668A JP H07102668 A JPH07102668 A JP H07102668A JP 5277674 A JP5277674 A JP 5277674A JP 27767493 A JP27767493 A JP 27767493A JP H07102668 A JPH07102668 A JP H07102668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
thin
precast concrete
formwork
walled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5277674A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3298722B2 (ja
Inventor
Toyoichi Sato
豊一 佐藤
Tomiichi Abe
富一 阿部
Masanobu Sato
正信 佐藤
Masahiro Sugata
昌宏 菅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP27767493A priority Critical patent/JP3298722B2/ja
Publication of JPH07102668A publication Critical patent/JPH07102668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3298722B2 publication Critical patent/JP3298722B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】PCF壁版による原子力発電所建屋等の壁の施
工は、階高が10m程度にまで高くなると、そのPCF
版の作製、運搬が不可能となるため、壁の中間部で打継
ぎを生ずることとなり、躯体の構造耐力が低下するだけ
でなく、打継部での放射線漏れや漏水などの不都合を生
ずる等の問題点があるので,これらの問題点を解決し、
併せて、施工を容易にし、作業員の削減、工期の短縮、
コストの低減等を図るにある。 【構成】床版1上に複数の分割体薄肉PCa打込み型枠
壁版3を起立配列させ、その上に更に適層の分割体薄肉
PCa打込み型枠壁版3を起立配列させ、かつ、床版と
の間、上下左右の隣接相互間をジョイント部材5で連結
一体化させ、各目地部にシールを施し、かかる連結体薄
肉PCa打込み型枠壁版3a,3bの内側に配筋し、壁コン
クリート3cを打設して一体化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厚さが超大で階高の高
い原子力発電所の建屋などの鉄筋コンクリート壁の構築
に適する薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁
大組工法に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所の建屋の建設は、平面形状
の複雑さや階高の高さなどから、そのほとんどが在来工
法となっており、建設工事における機械化やロボット化
が進む中で、一般建築工法に既に多く採用されている工
業化工法がなかなか適用できないのが現状である。特
に、労務比率の最も高い型枠工事においては、熟練工の
不足や作業員の高齢化等が深刻な問題となりつつあり、
今後の原子力発電所建設においては、これをいかに解決
するかが重要な課題となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる観点から、近
年、ハーフプレキャストコンクリート版を利用した原子
力発電所等の鉄筋コンクリート壁を構築することが提案
された(特開昭4-44550 号公報)。しかし、比較的階高
の低い壁には適用できても、階高が10m程度にまで高
くなると、ハーフプレキャストコンクリート版の作製、
運搬が不可能となるため、壁の中間部で打継ぎを生ずる
こととなり、躯体の構造耐力が低下するだけでなく、場
所によってはその打継部での放射線遮蔽性能の低下や漏
水などの不都合を生ずる。また、ハーフプレキャストコ
ンクリート版の場合、それ自体が構造体の一部をなすも
のであるため、配筋もコンクリート厚さも構造体に必要
とされる相応の大きなものとならざるを得ず、重量が大
きくなり、搬送、建込み、取扱い等に不便を伴う。本発
明は、これらの問題点を解決し、併せて、施工を容易に
し、作業員の削減、工期の短縮、コストの低減等を図ろ
うとするものである。以下、便宜上、プレキャストコン
クリートをPCaと称する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1の発明は、床版上に複数の分割体薄肉プレキャス
トコンクリート打込み型枠壁版を起立配列させ、これら
の分割体薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠壁版
の上に更に適層の分割体薄肉プレキャストコンクリート
打込み型枠壁版を起立配列させて、床版との間及び上下
左右の隣接相互を外側にて取り外し可能なジョイント部
材で連結一体化させ、また、その連結体薄肉プレキャス
トコンクリート打込み型枠壁版の内側に所要の鉄筋を配
筋し、壁コンクリートを打設して一体化させることを特
徴とする。
【0005】請求項2の発明は、上記請求項1の構成に
あって、上下左右に配列された分割体薄肉PCa打込み
型枠壁版の隣接相互の接合端内縁を、一方乃至双方にて
深く面取して成る。
【0006】請求項3の発明は、上記請求項1又は請求
項2の構成にあって、各分割体列薄肉PCa打込み型枠
版壁下端をレベル調整手段にて高さ調整可能に支持して
成る。
【0007】また、請求項4の発明は、上記請求項1又
は請求項2の構成にあって、所要の分割体薄肉PCa打
込み型枠壁版の適所に予め埋込み金物を装備させて成
る。
【0008】
【作用】如上の構成であるから、請求項1乃至請求項4
のいずれの発明の場合も、それらの分割体薄肉PCa打
込み型枠壁版は、工場又は現場サイトで作製、運搬等に
可能な大きさにすればよく、配筋、コンクリート厚さに
ついても、構造体の強度とは無関係の打込み型枠として
の必要なわずかな強度を有すれば足り、細径鉄筋による
簡単な配筋、薄肉のコンクリート版にでき、軽量にでき
る。勿論、それらの分割体薄肉PCa打込み型枠壁版
は、打込み型枠であるから、上下左右に連結させても、
壁体を構成する壁コンクリートには中間部での打継ぎを
生じない。また、それらの分割体薄肉PCa打込み型枠
壁版を連結一体化させたジョイント部材は、最終的には
取り外す。ただし、請求項2の発明の場合、分割体薄肉
PCa打込み型枠壁版の接合端内縁を深く面取している
ので、該面取部分にも打設した壁コンクリートが入り込
み、結果的には、その分だけ分割体薄肉PCa打込み型
枠壁版の実質厚さを薄くしたものとみなし得ることとな
る。
【0009】
【実施例】
その1.図1乃至図7は、請求項1、請求項3及び請求項
4の発明の薄肉PCa打込み型枠版壁大組工法に係る第
1の実施例を示している。以下、これを施工の手順に従
い順次に説明する。
【0010】(1) 鉄筋コンクリート等により構築した床
版1(基礎床版を含む)上に、一壁面、他壁面に対応さ
せて適宜間隔ごとにレベル調整手段2を講じる(図
3)。これらのレベル調整手段2は、床版1に後打ちア
ンカー21を埋設してレベル調整ボルト22を螺合させる。
また、これらのレベル調整手段2の外側の近傍にて床版
1にジョイント部材用の後打ちアンカー11を埋設する
(図3)。一方、工場又は現場サイトで、前記一壁面、
他壁面に適合させて左右に所要数配列しかつ上下2層に
積み上げる所要の複数の分割体薄肉PCa打込み型枠壁
版3を作製する(図2参照)。これらの分割体薄肉PC
a打込み型枠壁版3は、打込み型枠としての強度を保有
させるべく、所要の配筋を施し、所要のコンクリート厚
さに形成するが、それぞれの外面の上縁部、下縁部、左
縁部及び右縁部に、適宜間隔を隔ててジョイント用の複
数の埋込みナット31を打込みし、かつ、それぞれの外面
上部に、支保用の複数の埋込みナット32を打込みする
(図2乃至図6)。下層に配列させる分割体薄肉PCa
打込み型枠壁版3の上端には、適宜間隔にて複数のレベ
ル調整手段2を講じる(図5)。これらのレベル調整手
段2は、分割体薄肉PCa打込み型枠壁版3の上端に埋
込みナット23を打込みし、レベル調整ボルト24を螺合さ
せて成る。なお、上層のものを含めてすべての分割体薄
肉PCa打込み型枠壁版3の上端に埋込みナット23を打
込みしておき、レベル調整手段を要しないときにレベル
調整ボルト24を螺合させないで使用するようにしてもよ
い。更に、いずれかの分割体薄肉PCa打込み型枠壁版
3の必要とされる箇所に、埋込み金物4を打込みすると
ともに、貫通スリーブ用透孔34を穿設する(図2、図7
参照)。ただし、図1、図7に示す前記埋込み金物4
は、厚手の鉄板であり、該鉄板には内面に複数の雌ねじ
スタッド41を溶接し、これらの雌ねじスタッドに後付け
ボルト42を螺着させたものである。
【0011】(2) 工場又は現場サイトで作製した各分割
体薄肉PCa打込み型枠壁版3を現場に搬入する。な
お、この際には、埋込み金物4の後付けボルト42を取り
外しておくとよい。而して、まず、その内の一壁面の下
層の各分割体薄肉PCa打込み型枠壁版3を次々に揚重
して床版1上に建込みし、起立させ配列させるが(図
1、図2)、この建込みに当たっては、それぞれの下端
を前記複数のレベル調整手段2のレベル調整ボルト22上
に載せ(図3)、それぞれの下縁部の埋込みナット31と
床版1の各後打ちアンカー11との間に、ジョイント部材
5たるL字状ジョイントプレート51をわたし、ボルト52
及び座金53で仮止めする。更に、それぞれの左縁部、右
縁部の隣接相互の埋込みナット31間に各々ジョイント部
材5たるジョイントアングル54をわたし、ボルト52及び
座金53で仮止めする(図2、図4)。各L字状ジョイン
トプレート51及びジョイントアングル54のボルト挿通孔
55は、ルーズホールとするが、ルーズな切欠であっても
よい。一方のみ切欠とすると取り扱いに都合がよい場合
がある。また、各目地部の奥にネオプレンゴム等のガス
ケット6を介在させてシールし(図3、図4)、各分割
体薄肉PCa打込み型枠壁版3の上部に打込みした支保
用の複数の埋込みナット32にそれぞれ支保金物7を螺合
連結させ、これらの支保金物を、外側に並設した枠組足
場8に支持させる(図1、図5)。各支保金物7は、図
5に示すように、末端にクランプ71を有し、先端に螺棒
72を有し、かつ、中間部に長さ調整装置73を有するもの
として、末端のクランプ71を枠組足場8に他のクランプ
81で仮設した単管82に取り付け、先端の螺棒72を前記埋
込みナット32に螺合させ、その際、長さ調整装置73によ
り適宜に所要長さに調整する。次いで、同様にして、一
壁面、他壁面の上層の各分割体薄肉PCa打込み型枠壁
版3を、それらの下層の各分割体薄肉PCa打込み型枠
壁版3上に起立させ配列させる(図1、図2)。この建
込みに当たっても前回同様に、それぞれの下端を前記複
数のレベル調整手段2のレベル調整ボルト24上に載せ
(図5)、それぞれの下縁部、上縁部の隣接相互の埋込
みナット31間に各々ジョイント部材5たるジョイントプ
レート56を、また、それぞれの左縁部、右縁部の隣接相
互の埋込みナット31間に各々ジョイント部材5たるジョ
イントアングル54をわたし、それぞれボルト52及び座金
53で仮止めする(図2、図4、図5)。前記ジョイント
プレート56のボルト挿通孔55も、ルーズホール又はルー
ズな切欠とすることは、他のジョイント部材5と同じで
ある。各目地部の奥にネオプレンゴム等のガスケット6
を介在させてシールすること(図4、図5)、並びに、
各分割体薄肉PCa打込み型枠壁版3の上部に打込みし
た支保用の複数の埋込みナット32にそれぞれ支保金物7
を螺合連結させ、これらの支保金物を、外側に並設した
枠組足場8に支持させることも前回と同じである(図
1、図5)。以上のように建込みした各分割体薄肉PC
a打込み型枠壁版3は、各々レベル調整手段2のレベル
調整ボルト22,24の螺動調整により高さ調整し、支保金
物7の長さ調整装置73により出入り調整した後、各ジョ
イント部材5の各ボルト52を十分に締め付けし、連結体
薄肉PCa打込み型枠壁版3aに組み立てる(図1、図
2)。
【0012】(3) 一壁面を形成した連結体薄肉PCa打
込み型枠壁版3aの内側に、鉄筋10による所要の配筋を施
した後、前回同様にして、内壁面及び柱周面の下層及び
上層の各分割体薄肉PCa打込み型枠壁版3を建込み
し、高さ調整し、連結一体化させ、かつ、支保して、他
壁面をなす連結体薄肉PCa打込み型枠壁版3bを組み立
てる(図1、図2)。埋込み金物4の後付けボルト42
は、揚重直前に取り付ければよいが、配筋の関係上、建
込みに不都合があれば、建込み後に取り付ければよい。
また、その連結体薄肉PCa打込み型枠壁版3a,3bに
は、貫通スリーブ用透孔34に貫通スリーブ20を装着し、
各上層分割体薄肉PCa打込み型枠壁版3の上端外縁の
埋込みナット31にて、転用可能なアングル301 をボルト
302 により固定し、桟木303 を介して合板のスラブ型枠
30の縁部を受ける。なお、該スラブ型枠30は、適宜支保
工304 により支保し、スラブ型枠30上に所要のスラブ配
筋を施す。
【0013】(4) 一壁面と他壁面を形成した両連結体薄
肉PCa打込み型枠壁版3a,3b間及びスラブ型枠30上に
コンクリート3cを打設する(図1、図3乃至図5)。そ
の打設コンクリートに所定強度発現後、各所の支保手
段、スラブ型枠30等を解体撤去し、すべてのジョイント
部材5を取り外す。而して、各目地部に、前記ガスケッ
ト6の外側にて目地材9を詰め込みする(図3乃至図
5)。
【0014】なお、上記実施例では、分割体薄肉PCa
打込み型枠壁版3を2層に積み上げているが、コンクリ
ートの打設が一時に行える限り3層以上であってもよ
い。
【0015】その2.図8及び図9は、請求項1、請求項
3及び請求項4の発明の薄肉PCa打込み型枠版壁大組
工法に係る第2の実施例を示している。この場合は、前
例のものにおいて、レベル調整手段2と分割体薄肉PC
a打込み型枠壁版3の下部の支持手段を異にしている。
すなわち、アンカー付き埋込みプレート25の一部に埋込
みナット26を溶接してレベル調整ボルト27を螺合させ、
また、そのアンカー付き埋込みプレート25の他の一部か
ら位置決め用全ねじスタッド28を溶接にて起立させ、分
割体薄肉PCa打込み型枠壁版3の下端にその全ねじス
タッド28が嵌まるスリット状凹穴29を形成し、もって、
それぞれの分割体薄肉PCa打込み型枠壁版3の位置決
めと高さ調整を図るようにしている。
【0016】その3.図10及び図11は、請求項2の発
明の薄肉PCa打込み型枠版壁大組工法に係る実施例を
示している。この場合は、第1の実施例のものにおい
て、各分割体薄肉PCa打込み型枠壁版3の下端内縁、
左右両側端内縁に深い面取33を形成している。したがっ
て、打設した壁コンクリートがこの面取33の部分まで入
り込み、結果的には、図10及び図11で矢示した位置
から構造体を計算できることとなって、打込み型枠とし
ての厚さが実質上薄くなる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、分割体薄肉PCa打込
み型枠壁版を連結一体化させて連結体薄肉PCa打込み
型枠壁版を組み立てるので、階高が10m程度にまで高
くなっても、薄肉PCa打込み型枠壁版の作製、運搬が
可能となるだけでなく、壁コンクリートには中間部での
打継ぎをなくすることができ、したがって、躯体の構造
耐力の低下も打継部での放射線遮蔽性能の低下や漏水な
どの心配も生ずることはない。また、各目地部にシール
を施すので、壁コンクリートの打設時にコンクリート漏
れを生ぜず、漏れのための補修、清掃等を要しない。更
に、分割体薄肉PCa打込み型枠壁版は、ハーフプレキ
ャストコンクリート版と異なり、それ自体が構造体の一
部をなすものではないから、配筋もコンクリート厚さも
分割体薄肉PCa打込み型枠壁版としてのみ必要とされ
る簡素で薄いもので足り、したがって、重量が小さくな
り、搬送、建込み、取扱い等に好都合となり、施工を容
易化、簡素化でき、作業員を削減でき、工期を短縮で
き、コストを低減できる等、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1、請求項3及び請求項4の発明の薄
肉PCa打込み型枠版壁大組工法にかかる第1の実施例
を示す截断側面図である。
【図2】 同例の截断斜視図である。
【図3】 同例の下層の分割体薄肉PCa打込み型枠壁
版と床版との連結状態を示す要部拡大截断側面図であ
る。
【図4】 同例の分割体薄肉PCa打込み型枠壁版の左
右の連結状態を示す要部拡大截断平面図である。
【図5】 同例の分割体薄肉PCa打込み型枠壁版の上
下の連結状態及び支保状態を示す要部拡大截断側面図で
ある。
【図6】 同例の上層の分割体薄肉PCa打込み型枠壁
版とスラブ型枠の連結関係を示す要部拡大截断側面図で
ある。
【図7】 同例の埋込み金物を示す要部拡大截断側面図
である。
【図8】 請求項1、請求項3及び請求項4の発明の薄
肉PCa打込み型枠版壁大組工法にかかる第2の実施例
を示す要部拡大截断背面図である。
【図9】 同例の要部拡大截断側面図である。
【図10】請求項2の発明の薄肉PCa打込み型枠版壁
大組工法にかかる実施例を示す要部拡大截断側面図であ
る。
【図11】同例の要部拡大截断平面図である。
【符号の説明】
1…床版 11…後打ちアンカー 2…レベル調整手段 21…後打ちアンカー 22…レベル調整ボルト 23…埋込みナット 24…レベル調整ボルト 25…アンカー付き埋込みプレート 26…埋込みナット 27…レベル調整ボルト 28…位置決め用全ねじスタッド 29…スリット状凹穴 3…分割体薄肉PCa打込み型枠壁版 3a,3b…連結体薄肉PCa打込み型枠壁版 3c…コンクリート 31…埋込みナット 32…埋込みナット 33…面取 34…貫通スリーブ用透
孔 4…埋込み金物 41…雌ねじスタッド 42…後付けボルト 5…ジョイント部材 51…L字状ジョイントプレート 52…ボルト 53…座金 54…ジョイントアング
ル 55…ボルト挿通孔 56…ジョイントプレー
ト 6…ガスケット 7…支保金物 71…クランプ 72…螺棒 73…長さ調整装置 8…枠組足場 81…クランプ 82…単管 9…目地材 10…鉄筋 20…貫通スリーブ 30…スラブ型枠 301…アングル 302…ボルト 303…桟木 304…支保工
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅田 昌宏 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式会 社竹中工務店技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床版上に複数の分割体薄肉プレキャスト
    コンクリート打込み型枠壁版を起立配列させ、これらの
    分割体薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠壁版の
    上に更に適層の分割体薄肉プレキャストコンクリート打
    込み型枠壁版を起立配列させて、床版との間及び上下左
    右の隣接相互を外側にて取り外し可能なジョイント部材
    で連結一体化させ、また、その連結体薄肉プレキャスト
    コンクリート打込み型枠壁版の内側に所要の鉄筋を配筋
    し、壁コンクリートを打設して一体化させることを特徴
    とする薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁大
    組工法。
  2. 【請求項2】 上下左右に配列された分割体薄肉プレキ
    ャストコンクリート打込み型枠壁版の隣接相互の接合端
    内縁を、一方乃至双方にて深く面取して成る請求項1に
    記載の薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁大
    組工法。
  3. 【請求項3】 各分割体列薄肉プレキャストコンクリー
    ト打込み型枠版壁下端をレベル調整手段にて高さ調整可
    能に支持して成る請求項1又は請求項2に記載の薄肉プ
    レキャストコンクリート打込み型枠版壁大組工法。
  4. 【請求項4】 所要の分割体薄肉プレキャストコンクリ
    ート打込み型枠壁版の適所に予め埋込み金物を装備させ
    て成る請求項1又は請求項2に記載の薄肉プレキャスト
    コンクリート打込み型枠版壁大組工法。
JP27767493A 1993-10-08 1993-10-08 薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁大組工法 Expired - Fee Related JP3298722B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27767493A JP3298722B2 (ja) 1993-10-08 1993-10-08 薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁大組工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27767493A JP3298722B2 (ja) 1993-10-08 1993-10-08 薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁大組工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07102668A true JPH07102668A (ja) 1995-04-18
JP3298722B2 JP3298722B2 (ja) 2002-07-08

Family

ID=17586727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27767493A Expired - Fee Related JP3298722B2 (ja) 1993-10-08 1993-10-08 薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁大組工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3298722B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07145627A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Takamura Kensetsu Kk コンクリート擁壁用型枠
JPH07145626A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Takamura Kensetsu Kk コンクリート建造物の施工方法
KR101219459B1 (ko) * 2012-07-10 2013-01-11 김정태 시공성 및 생산성이 개선된 저류조용 피씨 구조물
CN107227751A (zh) * 2017-07-05 2017-10-03 中交天航环保工程有限公司 一种混凝土薄壁墙与底板一体浇筑装置及方法
CN111576858A (zh) * 2020-06-13 2020-08-25 金双 一种墙体混凝土浇筑墙模板施工方法
CN112983112A (zh) * 2021-03-08 2021-06-18 上海建工二建集团有限公司 预制围护外墙底部连接系统及其施工方法
CN113802834A (zh) * 2021-11-01 2021-12-17 中国水利水电第三工程局有限公司 一种薄壁混凝土高墙施工方法
CN114541835A (zh) * 2022-01-28 2022-05-27 江西省水利科学院 一种应用于装配式水池壁板的连接结构及方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07145627A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Takamura Kensetsu Kk コンクリート擁壁用型枠
JPH07145626A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Takamura Kensetsu Kk コンクリート建造物の施工方法
KR101219459B1 (ko) * 2012-07-10 2013-01-11 김정태 시공성 및 생산성이 개선된 저류조용 피씨 구조물
CN107227751A (zh) * 2017-07-05 2017-10-03 中交天航环保工程有限公司 一种混凝土薄壁墙与底板一体浇筑装置及方法
CN111576858A (zh) * 2020-06-13 2020-08-25 金双 一种墙体混凝土浇筑墙模板施工方法
CN112983112A (zh) * 2021-03-08 2021-06-18 上海建工二建集团有限公司 预制围护外墙底部连接系统及其施工方法
CN113802834A (zh) * 2021-11-01 2021-12-17 中国水利水电第三工程局有限公司 一种薄壁混凝土高墙施工方法
CN114541835A (zh) * 2022-01-28 2022-05-27 江西省水利科学院 一种应用于装配式水池壁板的连接结构及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3298722B2 (ja) 2002-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4998393A (en) Construction of buildings
KR20020011706A (ko) 조립식 교각 및 이에 대한 시공방법
JPH07102668A (ja) 薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁大組工法
US5806273A (en) Multi-storey concrete construction system
JPH09209451A (ja) 上下柱と梁の接合構造および接合方法
KR20170142384A (ko) 기둥 및 보의 맞춤연결을 위한 독립기본구조물
JP3044459B2 (ja) 塔状構造物建設方法
GB2170258A (en) Repairing PRC houses
KR102177745B1 (ko) 기둥식 옥탑 pc 프레임
JP3137448B2 (ja) コンクリート主塔の築造方法
CN210316179U (zh) 一种装配式砌块及装配式砌块锁锚墙体建筑体系
JPH05209433A (ja) 大梁一体型柱構造物を用いた建物の施工方法
JPH0598653A (ja) 地下逆打工法における鋼管コンクリート柱
JPH04371635A (ja) 床スラブと柱の接合方法
JP2578671B2 (ja) 柱と梁の構築工法
JP2004027647A (ja) 住宅の鉄骨構造及びその施工方法
JP2501709B2 (ja) 基礎構造
JPH0352716Y2 (ja)
JPH05171717A (ja) プレキャスト壁・床版を使用したプレハブ式建物の構築方法
JP2002115402A (ja) 耐震補強壁とその製造方法
JPH088207Y2 (ja) 駐車場のターンテーブル用ピット
CN116791743A (zh) 一种无外架免支撑装配整体式混凝土结构施工方法
JPH084029A (ja) プレキャストコンクリート基礎構造
JPH01235742A (ja) コンクリートブロツクによる乾式型枠施工法
JPH0427018A (ja) コンクリート製組立型地下室の施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080419

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees