JP3297885B2 - ダニ誘引組成物、ダニ類の捕獲材およびダニ類の誘引方法 - Google Patents

ダニ誘引組成物、ダニ類の捕獲材およびダニ類の誘引方法

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JP3297885B2 JP08773993A JP8773993A JP3297885B2 JP 3297885 B2 JP3297885 B2 JP 3297885B2 JP 08773993 A JP08773993 A JP 08773993A JP 8773993 A JP8773993 A JP 8773993A JP 3297885 B2 JP3297885 B2 JP 3297885B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ダニ等の衛生害虫を
誘引捕獲するのに適したダニ誘引組成物、ダニ類の捕獲
材、およびダニ類を誘引する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建築技術の進歩に伴う住居の高い
密閉性、エアコンの普及およびカーペット類の敷設等に
より、ダニ類の生息に好条件の環境が整えられ、ダニの
繁殖を助長しているのが実状である。しかし、ダニ、シ
ラミ等の衛生害虫と称される小動物は、伝染病の媒介の
他に吸血、刺咬および寄生等の人体に対して、肉体的あ
るいは精神的苦痛を与え、また、このダニが小児喘息、
アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎等のアレルギー源
となる。このため、これらのダニの効果的な駆除が要望
されている。
【0003】この要望に応えるため、誘引捕獲のための
誘引剤が多く検討されている。例えば特開昭63−23
0605号には炭素数14から18までの直鎖脂肪酸の
メチルエステルおよびエチルエステルがダニ類を誘引す
ることが示されている。特開昭63−255207号に
は食品フレーバーであるチョコレートフレーバー、アー
モンドフレーバー、チーズフレーバー、鰹フレーバー、
バターフレーバーおよびごまフレーバーがダニ類を誘引
することが示されている。そして特開平2−21570
5号には前記の食品フレーバーにトリグリセリドを添加
したダニ誘引剤が示されているが本発明の炭素数が4か
ら13の直鎖飽和脂肪酸に関してはなんら開示されてい
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】前記のように一般家
庭の室内に発生、生息するダニ類は、単に体が小さいだ
けでなく、一般に小さな隙間等に生息しているため肉眼
により簡単に存在を確認することは非常に難しく、駆除
は困難である。そこで各種の誘引剤(フェロモンを含
む)を用いて捕獲が試みられている。しかし、充分な誘
引効果を示す化合物はなく、種特異性がなくダニ類に広
く有効な誘引物質の発見が望まれていた。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、上記のよう
な事情に鑑みなされたもので、種特異性がなく、ダニ類
全体に対して優れた誘引効果を発揮するダニ誘引組成物
の提供を目的として行った。その結果炭素数が4から1
8の直鎖飽和脂肪酸がダニの誘引活性を有することを発
見し、それを利用して本発明を完成した。
【0006】すなわち本発明はつぎの(a)、(b)お
よび(c)に係る。
【0007】(a)炭素数が4から18の直鎖脂肪酸か
ら選ばれた1種以上の化合物を有効成分とするダニ誘引
組成物。
【0008】(b)請求項1記載のダニ誘引組成物と粘
着捕獲器を用いるダニ類の捕獲材。
【0009】(c)請求項1記載のダニ誘引組成物を用
いる事を特徴とするダニ類の誘引方法。
【0010】本発明の炭素数が4から18の直鎖脂肪酸
としては、飽和または不飽和の炭素数が4から18、好
ましくは4から12、より好ましくは5から10の直鎖
脂肪酸が例示できる。さらに直鎖脂肪酸に付与されたカ
ルボキシル基の数は1個または複数でも良いが、好まし
くは1個が良い。この直鎖脂肪酸としては、例えば炭素
数13から18の直鎖脂肪酸ではステアリン酸、パルミ
チン酸、ミリスチン酸、パルミトオレイン酸、オレイン
酸、エライジン酸、バクセン酸、リノール酸およびγ
−,α−リノレン酸が示される。そして炭素数4から1
2の直鎖脂肪酸では吉草酸、カプロン酸、オクタン酸、
ペラルゴン酸およびn−カプリン酸などが例示できる。
【0011】更に、これらの炭素数が4から18の直鎖
脂肪酸は、従来例に記載の炭素数14から18までの直
鎖脂肪酸のメチルエステルおよびエチルエステル、ある
いは食品フレーバーであるチョコレートフレーバー、ア
ーモンドフレーバー、チーズフレーバー、鰹フレーバ
ー、バターフレーバーおよびごまフレーバーなどおよび
トリグリセリドなどから選ばれる1種以上と混合して使
用することができる。
【0012】本発明のダニ類としては、前気門亜目、中
気門亜目、無気門亜目のダニ類があり、前気門亜目とし
てはフトツメダニあるいはミナミツメダニ等のツメダニ
類、ホコリダニ類、中気門亜目としてはヤドリダニ類、
トリサシダニ類、無気門亜目としてはコナヒョウヒダニ
あるいはヤケヒョウヒダニなどのヒョウヒダニ類、ケナ
ガコナダニあるいはムギコナダニ等のコナダニ類やササ
ラダニ類がある。特に無気門亜目は寝具類にいるダニ類
の大多数を占めており、これはヒョウヒダニ類にあたる
ヤケヒョウヒダニ、コナヒョウヒダニあるいはコナダニ
類にあたるケナガコナダニ、ニクダニなどが例示でき
る。また近年普及してきた羽毛ふとんなどに付着が見ら
れるウモウダニも重要な対象ダニ類である。そして住居
内に迷入してくるダニ類としてイエダニ、トリサシダ
ニ、ワクモ類およびササラダニ類等が上げられる。
【0013】炭素数が4から18の直鎖脂肪酸(以下
「当該脂肪酸」という)を本発明のひとつのダニ誘引組
成物として用いるにあたっては、単にろ紙その他の多孔
質基材に当該脂肪酸をそのまま吸着させても良いが、製
剤化して使用することが好ましい。製剤の形態として
は、当該脂肪酸を、ゴムのセプタムまたはポリエチレ
ンキャップに含浸させたもの。当該脂肪酸の気中への
揮散速度がコントロール可能なフィルムで封入したも
の。当該脂肪酸が透過不可能な物質で構成された中空
缶中に封入し、中空缶の一端を開口したもの。両外側
サイド層が当該脂肪酸の放出をコントロールするフィル
ムからなる多層構造を有するシート中に封入したもの。
当該脂肪酸の放出速度をコントロールする膜構造内に
封入したもの等、例えばマイクロカプセル、サイクロデ
キストリンなどによる包接等があげられる。
【0014】本発明のダニ類の捕獲方法としては、前記
ダニ誘引組成物を、適当な形のトラップにセットして使
用するかあるいは、基材の表面に粘着性を有する物質層
を形成し、この表面層にダニ誘引組成物を設置したりし
て使用することが有効である。また、粘着性組成物中に
当該脂肪酸を混入させ、基材表面に粘着性を有する物質
層、すなわちダニ誘引組成物を形成し使用することも有
効である。
【0015】粘着性を有する物質は、常温において、液
状であってもよいし半固形状であってもよい。例えば、
油脂、軟化剤、液状ゴム、液状樹脂、天然蛋白質、多糖
類、高分子物質、合成樹脂を主成分とする感圧性接着物
質および粘着性含水ゲル等があげられる。捕獲方法とし
ては、上記粘着性物質を、フィルム、シートおよび成形
品等の基材表面上に、押し出し、ロール、刷毛、スプレ
ー等の手段によりラミネート、塗布、噴霧等にて形成
し、さらに、粘着性シート等の表面に誘引剤を設置した
のちダニが生息すると思われる場所に、粘着層を上向き
にした状態で配置するか、あるいは粘着層を下向きにし
て配置する。後者の場合には、粘着面が直接カーペット
等に接触しないようスペーサーを介在させるようにする
ことが好ましい。より詳しく説明すると、図1に示すよ
うに、長方形のダニ捕獲シート(1)の表面に粘着層
(2)を設け、さらに粘着層(2)の中央にダニ誘引組
成物(3)を設置する。そして、これらをスペーサー
(4)で被覆する。つぎに、これの粘着層(2)の面を
下向きにし、カーペットおよび畳の上に施用する。この
場合、粘着層(2)の面が直接カーペットおよび畳の表
面と接触するため、ダニと一緒にゴミ等も捕獲され、さ
らにダニ捕獲シート1の回収時に、カーペットおよび畳
との剥離が困難になる場合がある。このため、上記のよ
うにスペーサー(4)が設けられている。そしてこの使
用方法におおいては、1cm2 当たり50g程度のおも
しをかけて粘着層2の面をカーペット中に埋め込んだ状
態にすることにより捕獲効率が向上する。
【0016】一般にダニ類の捕獲に必要なダニ捕獲シー
トの大きさは、粘着面積は36cm2 (6cm×6c
m)で充分であり、ダニ誘引組成物を該粘着面中央に設
置すればよい。ダニ誘引組成物に含有される好適な有効
成分量は0.1〜10g/m2で、これにより充分な誘
引効果が期待できる。そしてこの粘着層(2)の面に捕
獲したダニ類の検知方法としては、直接顕微鏡および拡
大鏡を用いてカウントする方法と、あるいはニンヒドリ
ン等を検出試薬として用いダニの体液と反応させて肉眼
で簡単に検知する方法がある。
【0017】本発明の組成物としては、当該脂肪酸から
選ばれた少なくとも1種の脂肪酸をそのまま用いること
ができるが、通常は固体担体または液体担体に保持させ
た後、必要に応じ塗膜形成剤、乳化剤、固着剤、分散
剤、湿潤剤、安定剤、噴射剤、揮散調整剤等を適宜添加
することにより、油剤、乳剤、水和剤、噴霧剤、エアゾ
ール剤、燻煙剤、塗布剤、洗浄剤、シャンプー、粉剤、
粒剤、カプセル剤等の製剤として用いることができる。
【0018】ここで製剤に用いられる固体担体として
は、例えばケイ酸、カオリン、活性炭、ベントナイト、
ケイソウ土、タルク、炭酸カルシウム等の鉱物性粉末;
小麦粉、澱粉等の植物性粉末;ポリ塩化ビニル粉末等の
合成ポリマーの粉末などが挙げられ、また液体担体とし
ては、例えば、水;ヘキサン、ケロシン、灯油等の脂肪
族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳
香族炭化水素類、ジクロロエタン、四塩化炭素等のハロ
ゲン化炭素水素類;エタノール、イソプロピルアルコー
ル、エチレングリコール等のアルコール類;アセトン、
メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;
テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジエチルエー
テル等のエーテル類;酢酸エチル等のエステル類;アセ
トニトリル等のニトリル類;ジメチルホルムアミド等の
酸アミド類;大豆油、綿実油等の植物油などが挙げられ
る。
【0019】また、塗膜形成剤としては、例えば、セル
ロース誘導体、ビニル系樹脂、アルキッド系樹脂、ユリ
ア系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレ
タン系樹脂、シリコン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ゴ
ムおよびポリビニルアルコール等が挙げられ、乳化剤、
固着剤、分散剤としては、例えば、石けん類、ポリオキ
シエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸エステル、脂肪酸グリセリド、ソルビタン脂肪
酸エステル、高級アルコールの硫酸エステルおよびアル
キルアリルスルホン酸塩等の界面活性剤が挙げられ、噴
射剤としては、例えば、液化石油ガス、ジメチルエーテ
ル、窒素ガス、液化炭酸ガスおよびペンタン(iso
−,n−などの異性体を含む)等が挙げられ、揮散調整
剤としては、例えば、トリシクロデカン、シクロドデカ
ン、2,4,6−トリイソプロピル−1,3,5−トリ
オキサンおよびトリメチレンノンボルネン等が挙げられ
る。
【0020】また、上述の有効成分をパラジクロロベン
ゼン、ナフタリン、トリオキサンまたは樟脳等の昇華性
防虫剤と併用することにより、昇華性固剤とすることも
できる。
【0021】本発明の組成物中の前記有効成分の配合量
はその剤型、適用方法及び適用場所等に応じて適宜決定
することができるが、全組成中に有効成分を合計で、水
和剤や乳剤の場合は0.01〜50重量%、油剤やエア
ゾール剤の場合は0.01〜40重量%配合するのが好
ましく、この収納容器も適用にあった形式が好ましい。
例えば、エアゾール剤においては適用場所に噴霧・塗布
し易いよう、針状あるいは小径のチューブ状のノズルを
採用したり、微細な粉剤においてはその飛散を押さえう
る形状が好ましい。
【0022】
【作用】本発明のダニ誘引組成物を用いる場合、単に誘
引という観点だけであれば有効成分濃度が高ければ高い
ほど広い面積にいるダニ類を誘引することができる。し
かし、当該脂肪酸によりダニ類を誘引した後に捕獲を行
わない場合、炭素数4から13の直鎖脂肪酸はダニ類の
定着効果は薄く、集合後しばらくするとまた分散してい
く。よって炭素数16から18の直鎖脂肪酸やトリグリ
セライドのような定着剤を用いることでさらに有意に集
合させることができる。
【0023】
【実施例】次に、試験例および実施例にて本発明を詳細
に説明する。但し本発明は実施例に限定されるものでは
ない。そして本実施例に用いたダニ類はコナヒョウヒダ
ニ(以下「D.f.」という)、ケナガコナダニ(以下
「T.p.」という)、およびコオノホシカダニ(以下
「L.k.」という)を用いた。
【0024】(試験例1) 図2のように直径9cmのシャーレ(5)にダニ飽和培
地(6)を約5gとり、この倍地上に6×6cmのダン
ボール紙(7)を起き、ダニを充分に這い上がらせお
く。直径4mmのディスク(9)を6×6cmの黒紙
(8)の4隅の両面テープで固定し、図3に示すように
一方の対角線上のディスク(9a、9b)の供試脂肪酸
をアセトンにて希釈し、脂肪酸濃度が1mg/ディスク
になるように均一に滴下処理した。他方の対角線上のデ
ィスク(9c、9d)は対照としてアセトンで処理し
た。その後風乾してアセトンを除去した後ダンボール紙
上に重ねた。そして2および24時間後にディスクおよ
びその周辺(マス目内)を観察し、その結果を表1に示
した。表中の記号はプラス記号が多いほど集合している
ことをしめす。
【0025】
【表1】
【0026】(試験例2) 図4および図5に示すように、外径110mm、高さ6
5mmの円筒形ガラス容器(11;以下「ふた」とい
う)の裏側にろ紙(12;東洋ろ紙社製No2)をのり
で貼り、該ろ紙上に鉛筆にて直径5mmの円を上下左右
約20mmの間隔で書いた。そして該円内に100また
は10μgの直鎖脂肪酸があるように当該直鎖脂肪酸の
ヘキサン溶液を滴下した。その後、約5gのダニ飽和培
地(6)を内径95mm、高さ65mmの円筒形ガラス
容器(10;以下「飼育容器」という)内にいれ、さら
に該飼育容器(10)にふた(11)をして3時間後に
誘引効果を観察し、その結果を表2に示す。誘引効果は
ふた(11)に這い上がってきたダニが前記のろ紙(1
2)に書いた円内(13)に集まっていれば、当該円内
にある直鎖脂肪酸が活性ありとし、100μgで効果が
あった直鎖脂肪酸には「+」、または10μgで効果が
あった直鎖脂肪酸には「++」、そして効果がなかった
直鎖脂肪酸には「−」にて現わした。
【0027】
【表2】
【0028】(実施例1)油剤 カプロン酸2重量%を、溶剤のイソプロピルアルコール
98重量%に混合して均一なダニ誘引組成物を調製し
た。
【0029】(実施例2)粉剤 オクタン酸2重量%を基材の軟質ポリ塩化ビニル粉末9
8重量%を室温下で一昼夜撹拌し、上記化合物をポリ塩
化ビニル粉末に吸着させてダニ誘引組成物を調製した。
【0030】(実施例3)シート材 オクタン酸10重量%および灯油50重量%を混合撹拌
し、オクタン酸濃度が0.2g/m2 の割合になるよう
にポリエチレン−パルプ製の不織布に均一に塗布してダ
ニ誘引剤を調製した。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明のダニ誘引組成
物は、特定の脂肪酸を有効成分とするものであり、その
誘引作用により、一般家庭に生息する殆どの種類のダニ
類を生息場所よりおびき出し捕獲することが可能とな
る。すなわち、従来の誘引物質であったフェロモンは、
誘引されるダニの種類が限定される恐れがあるのに対
し、この発明のダニ誘引組成物は、有効成分である脂肪
酸に種特異性がないため、殆どの種類のダニ類を誘引す
る。したがって、これを用いてダニを捕獲することによ
り、ダニが原因となっている伝染病の媒介、吸血等の精
神的肉体的苦痛、小児喘息等のアレルギーを排除しうる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のダニ捕獲シートの一例を説明する縦
断面図である。
【図2】この発明を詳細に説明する試験例1の試験方法
を説明するための縦断面図である。
【図3】この発明を詳細に説明する試験例1の試験方法
を説明するための平面図である。
【図4】この発明を詳細に説明する試験例2の試験方法
を説明するためのふたの平面図である。
【図5】この発明を詳細に説明する試験例2の試験方法
を説明するための縦断面図である。
【符号の説明】
1 ダニ捕獲シート 2 粘着層 3 ダニ誘引組成物 4 スペーサー 5 シャーレ 6 ダニ飽和培地 7 ダンボール紙 8 黒紙 9 ディスク 10 飼育容器 11 ふた 12 ろ紙 13 記載された円
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−169703(JP,A) 特開 平4−368309(JP,A) 特開 昭61−165306(JP,A) 特開 昭57−72901(JP,A) 特開 昭51−9728(JP,A) 特開 昭50−129735(JP,A) 特開 昭51−22579(JP,A) 特開 昭47−35145(JP,A) 特開 昭63−255207(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 37/02 A01N 37/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数が4から18の直鎖脂肪酸から選
    ばれた1種以上の化合物を有効成分とするダニ誘引組成
    物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のダニ誘引組成物と粘着捕
    獲器を用いるダニ類の捕獲材。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のダニ誘引組成物を用いる
    事を特徴とするダニ類の誘引方法。
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