JP3296669B2 - 食器梱包用ポケット - Google Patents

食器梱包用ポケット

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JP3296669B2
JP3296669B2 JP19894194A JP19894194A JP3296669B2 JP 3296669 B2 JP3296669 B2 JP 3296669B2 JP 19894194 A JP19894194 A JP 19894194A JP 19894194 A JP19894194 A JP 19894194A JP 3296669 B2 JP3296669 B2 JP 3296669B2
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pocket
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秀俊 柏木
廣司 岩崎
典夫 梶田
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王子製袋株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食器梱包用ポケットに関
し、より詳しくは段ボール箱内に吊り下げて食器を収納
する食器梱包用ポケットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、引越の際、図6に示すような織
布、不織布などの柔軟なシート状素材の両端を折曲げて
縫合(5)し、吊り下げ棒差込部6を設けた本体部片8
aにポケット部片8bと2枚のサイド部片8cを縫い付
けて(5)形成したポケットに、陶器、ガラス等こわれ
やすい食器を入れ、吊り下げ棒差込部6に吊り下げ棒7
を差込んで段ボール箱内に吊り下げて梱包していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のポケットは、都合4枚のシートを縫合せて構
成される複雑な形状のため、裁断費、縫製費が高くつ
き、コスト高になっていた。また、梱包する品物が食器
であるため、できれば使いすてにしたいとの要望があっ
た。更に梱包作業を能率的に行うため、各ポケットを開
いた状態で段ボール箱にセットできる形状が要求され
た。本発明はかかる事情に鑑みなされたもので、その課
題は各ポケットを開いた状態で段ボール箱内にセットで
きる製造コストの安い使い捨ての食器梱包用ポケットを
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
、本発明の食器梱包用ポケットは、段ボール箱内に吊
り下げて、食器を収納する食器梱包用ポケットであっ
て、前記段ボール箱の内幅より僅かに狭い幅の単層又は
複数層のひだ付紙筒をその長さ方向中央で二つ折りし、
その両折部の両開口端部の外面に沿って剛性ある材料
の吊り下げ部材を固着する
【0005】さらに、前記二つ折りした紙筒の両折部の
間に別のひだ付紙筒をはさみ、その下端縁を前記二つ折
りした紙筒の二つ折り線と一致する部位に位置させ、そ
の壁面を前記両折部の壁面に固着した構成としたもので
ある。また、前記吊り下げ部材は両端に吊り下げ用切込
を設けた帯状の厚紙とすることができるし、さらに帯状
の厚紙はその長手方向に沿ってV字形に折曲げたもので
あってもよい。
【0006】
【作用】本発明の食器梱包用ポケットは、紙筒と、例え
ば厚紙のような剛性のある吊り下げ部材だけで構成され
ているので、製袋業者、紙加工業者が通常用いている設
備を利用して、高能率かつ低コストで製造でき、かつ廃
棄しやすいという作用が達成される。
【0007】また、二つ折りした紙筒の両折部の間に別
のひだ付紙筒をはさみ、その下端縁が前記二つ折りした
紙筒の二つ折り線と一致する部位で、その外面を前記両
折部の壁面に固着しておくと、両折部の間に第3のポケ
ットが形成されるだけではなく、吊り下げ部材間の間隔
を広げて段ボール箱内にセットすると、各ポケットがそ
れぞれ開いてセットされるので梱包作業の能率化がはか
れるという作用が達成される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるも
のではない。図1は本発明の一実施例の食器梱包用ポケ
ットになるクラフト紙の紙筒の斜視図、図2は図1の紙
筒をその長さ方向中央で二つ折りし、別のひだ付紙筒と
厚紙の吊り下げ部材を固着する前の状態を示す斜視図、
図3は完成した食器梱包用ポケットの斜視図、図4は本
発明の別の実施例の食器梱包用ポケットの斜視図、図5
は本発明の第3の実施例の食器梱包用ポケットの側面図
である。
【0009】図中の符号1は紙筒、1a,1bは二つ折
りした紙筒1の折部、1cは別のひだ付紙筒、2は折
線、3は吊り下げ部材、4は切込、gはひだ折線であ
る。
【0010】図1〜図3を参照して、本実施例の食器梱
包用ポケットは両側部にひだを有するクラフト紙の1層
又は複数層の紙筒1をその長さ方向中央の折線2で二つ
折りし、二つ折りした紙筒1の両折部1a,1bの間
に、前記紙筒1と同じ筒幅の別のひだ付紙筒1cをはさ
み、その下端縁を前記二つ折りした紙筒1の二つ折り線
2に当接した部位で、紙筒1の両折部1a,1bの壁面
に全面又は部分接着し、かつ2本の吊り下げ部材3をそ
れぞれ両折部1a,1bの外壁面に接着して完成する。
このようにして、紙筒1の両折部1a,1bの間に第3
のポケットが形成される。
【0011】吊り下げ部材3は図4又は図5に示すよう
にその長手方向に沿ってV字形に折曲げた帯状の厚紙と
すると、その剛性を大きくすることができる。なお、そ
の取付け方は図4、図5に示すいづれの方向でも良い。
本実施例の食器梱包用ポケットは、図5に示すように吊
り下げ部材3の間の間隔を広げて段ボール箱内にセット
すると各ポケットがそれぞれ開いた状態でセットされる
ので、食器をポケット内に入れる作業が能率化される。
【0012】
【発明の効果】本発明の食器梱包用ポケットは、紙筒
と、例えば厚紙のような剛性のある吊り下げ部材だけで
構成されているので、製袋業者、紙加工業者が通常用い
ている設備を利用して、高能率かつ低コストで製造で
き、かつ廃棄しやすいという効果が得られる。
【0013】また、二つ折りした紙筒の両折部の間に別
のひだ付紙筒をはさみ、その下端縁が前記二つ折りした
紙筒の二つ折り線と一致する部位で、前記両折部の壁面
に固着しておくと、両折部の間に第3のポケットが形成
されるだけではなく、吊り下げ部材間の間隔を広げて段
ボール箱内にセットすると、各ポケットがそれぞれ開い
てセットされるので梱包作業の能率化がはかれるという
効果が得られる。以上、詳述したように、本発明によれ
ば、各ポケットを開いた状態で段ボール内にセットでき
る、製造コストの安い使いすての食器梱包用ポケットを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の食器梱包用ポケットになる
クラフト紙の紙筒の斜視図である。
【図2】図1の紙筒を二つ折りし、別のひだ付紙筒及び
厚紙の吊り下げ部材を固着する前の状態の斜視図であ
る。
【図3】完成した食器梱包用ポケットの斜視図である。
【図4】本発明の別の実施例の斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施例の側面図である。
【図6】従来の食器梱包用ポケットの斜視図である。
【符号の説明】
1:紙筒、1a,1b:二つ折りした紙筒の両折部、1
c:別の紙筒、2:折線、3:吊り下げ部材、4:切
込、5:縫い目、6:吊り下げ棒差込部、7:吊り下げ
棒、8a:本体部片、8b:ポケット部片、8c:サイ
ド部片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−180986(JP,U) 実開 昭58−21538(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 81/07 B65D 85/44 B65D 33/14 B65D 77/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボール箱内に吊り下げて、食器を収納
    する食器梱包用ポケットであって、前記段ボール箱の内
    幅より僅かに狭い幅の単層又は複数層のひだ付紙筒をそ
    の長さ方向中央で二つ折りし、該二つ折りした紙筒の両
    折部の間に別のひだ付紙筒をはさみ、その下端縁を前記
    二つ折りした紙筒の二つ折り線と一致する部位に位置さ
    せ、その壁面を前記両折部の壁面に固着し、前記両折部
    の両開口端部外壁面に沿って剛性のある材料の吊り下げ
    部材を固着してなる食器梱包用ポケット。
  2. 【請求項2】 前記吊下げ部材が両端に吊り下げ用切
    込を設けた帯状の厚紙である請求項1記載の食器梱包用
    ポケット。
  3. 【請求項3】 前記吊り下げ部材がその長手方向に沿っ
    てV字形に折曲げた帯状の厚紙からなる請求項記載の
    食器梱包用ポケット。
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CN207532363U (zh) * 2017-05-18 2018-06-26 襄润(上海)国际贸易有限公司 一种v形室内水洗清洁器

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