JP3295637B2 - ボタン電池の保持構造 - Google Patents

ボタン電池の保持構造

Info

Publication number
JP3295637B2
JP3295637B2 JP36725697A JP36725697A JP3295637B2 JP 3295637 B2 JP3295637 B2 JP 3295637B2 JP 36725697 A JP36725697 A JP 36725697A JP 36725697 A JP36725697 A JP 36725697A JP 3295637 B2 JP3295637 B2 JP 3295637B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
insertion groove
button
button battery
locking piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36725697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11185721A (ja
Inventor
亨 浜本
昌広 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Kogyo Co Ltd filed Critical Tokai Kogyo Co Ltd
Priority to JP36725697A priority Critical patent/JP3295637B2/ja
Publication of JPH11185721A publication Critical patent/JPH11185721A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3295637B2 publication Critical patent/JP3295637B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の電源と
して、これに組み込まれるボタン電池の保持構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】カメラ、補聴器等の近時の電子機器に
は、その電源として円盤状のボタン電池が多用されてい
る。そして、遠隔操作が可能な自動車キー等のように機
器の設計上、その全体厚が制限されている場合には、こ
れに使用されるボタン電池の厚さも制限されるため、薄
型のものが使用される。このボタン電池を電子機器のケ
ースに支持させる場合には、電池挿入溝に対するボタン
電池の支持状態が確実であるのみならず、ボタン電池の
交換を考慮して、電池挿入溝からボタン電池を容易に脱
出させられる構造にすることも必要となる。
【0003】電子機器のケースに対してボタン電池を脱
出可能に保持させる従来の構造の一つとして、以下のも
のが知られている。即ち、電子機器のケースには、ボタ
ン電池に対応した円形の電池挿入溝が設けられて、該電
池挿入溝の周縁には、これに挿入されたボタン電池の脱
出を防止するための係止片が、該挿入溝に入り込んだ形
状となって設けられ、前記電池挿入溝の底部には、該挿
入溝に挿入されたボタン電池を脱出方向に付勢させる機
能を併有する板バネから成る第1接点が設けられている
と共に、電池挿入溝の内周面に第2接点が設けられてい
る。
【0004】そして、電池挿入溝にボタン電池を挿入す
る場合には、前記係止片と対向する側からボタン電池を
傾斜させて、その挿入先部を前記係止片の下方に挿入し
た状態にして、ボタン電池全体を挿入溝に押し込んで挿
入する。これにより、ボタン電池は、その周縁部の一部
が前記係止片に係止されるため、係止状態が保持され
る。また、ボタン電池交換等の際には、電池挿入溝が設
けられているケースに適度な衝撃力を加えると、電池挿
入溝からボタン電池が脱出される。
【0005】しかし、上記したボタン電池の保持構造
は、電池挿入溝の周方向に沿った一部(一箇所)に係止
片が設けられて、この係止片にボタン電池が係止されて
いるのみであるために、電池挿入溝に対するボタン電池
の挿入は容易となるが、そのままでは、電池挿入溝から
ボタン電池が容易に脱出してしまう不具合がある。この
ため、上記したボタン電池の保持構造では、電池挿入溝
にボタン電池が挿入された状態を保持するために、蓋体
等の別の部材をボタン電池に密着させて、ボタン電池の
挿入状態を保持させる設計が必要となる。
【0006】一般に、この種のボタン電池の保持構造の
設計では、電池挿入溝に挿入されたボタン電池の挿入状
態の保持性と、電池挿入溝からのボタン電池の脱出の容
易性とは、相反する関係にある(ボタン電池の挿入状態
の保持性がよければ、ボタン電池の脱出が困難となり、
反対にボタン電池の脱出が容易であれば、ボタン電池の
挿入状態の保持性が悪くなる)。しかし、この種のボタ
ン電池の保持構造に関して最も望まれることは、上記保
持性が高くて、しかも電池挿入溝に挿入されたボタン電
池の脱出を簡単(容易)に行えるようにすることであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、電池
挿入溝に対するボタン電池の挿入状態の保持性が高く
て、しかもその脱出を容易に行えるようなボタン電池の
保持構造の実現である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
請求項1の発明は、電子機器のケースに設けられた円
形の電池挿入溝にボタン電池が挿入され、該ボタン電池
は、前記電池挿入溝の底部に設けられた第1接点バネに
より脱出方向に付勢された状態で、その外周縁の一部
が、前記電池挿入溝の周縁に該溝内に僅かに入り込んだ
状態で設けられた係止片に係止される構成のボタン電池
の保持構造であって、前記電池挿入溝に挿入されたボタ
ン電池の周縁部は、該電池挿入溝におけるその中心に対
してほぼ対称な位置に設けられた第1及び第2の各係止
片により二箇所で係止され、この係止状態において、第
1係止片の近傍に設けられた第2接点バネがボタン電池
の外周面に弾接して、ボタン電池は、前記第2接点バネ
の付勢力により第2係止片の側に付勢されており、前記
第2係止片は、その周縁にスリットが設けられて、ボタ
ン電池の挿入時及び脱出時の双方において、ボタン電池
に押圧されて弾性変形可能になっていて、前記電池挿入
溝に挿入されたボタン電池の底部は、前記第2係止片の
側のみで部分的に底板で支持され、前記ボタン電池にお
けるその中心から第1係止片の側に偏倚した部分を押し
下げることにより、電池挿入溝に挿入されているボタン
電池は、傾斜姿勢となって脱出可能になっていること
を、その特徴としている。
【0009】請求項1の発明において、電池挿入溝に対
してボタン電池を挿入するには、傾斜させたボタン電池
の最も低い側の部分を第1係止片の下方に部分的に挿入
すると、当該部分の外周面は、第1係止片の近傍に設け
られた第2接点バネに軽く弾接する。この状態で、傾斜
姿勢のボタン電池における第2係止片に近い部分を押圧
すると、傾斜姿勢のボタン電池の最も低い部分の外周面
が弾接している第2接点バネが更に弾性変形されて、傾
斜姿勢のボタン電池は、そのままの傾斜姿勢で最も低い
部分に向けて僅かにスライドして、傾斜姿勢のボタン電
池の最も高い側の部分が第2係止片の内側を通過するこ
とにより、ボタン電池全体が電池挿入溝に挿入される。
電池挿入溝にボタン電池が挿入された直後において、該
ボタン電池は、第2接点バネの復元力により、電池挿入
溝内において第2係止片の側に僅かにスライドさせられ
て、ボタン電池における第1係止片の側の周縁部と対向
する側の周縁部が、第2係止片の下方に部分的に挿入さ
れる。
【0010】これにより、ボタン電池の相対向する周縁
部がそれぞれ第1及び第2の各係止片の下方に部分的に
挿入され、電池挿入溝の底部に設けられた第1接点バネ
の復元力により、ボタン電池の相対向する二箇所の各周
縁部は、それぞれ第1及び第2の各係止片の下面に部分
的に弾接すると同時に、第2接点バネの復元力により、
電池挿入溝に挿入されているボタン電池が第2係止片の
側に付勢されるために、電池挿入溝に挿入されたボタン
電池と、電池挿入溝の中心に対してほぼ対称に設けられ
た第1及び第2の各係止片との係止状態が保持される。
これにより、電池挿入溝に対するボタン電池の挿入状態
が保持される。
【0011】また、電池挿入溝に挿入されたボタン電池
は、その底部が第2係止片の側で部分的に底板に支持さ
れているのみで、第1係止片の側では、全く支持されて
いない構成になっているので、ボタン電池の中心から第
1係止片の側に大きく偏倚した部分を押圧すると、当該
部分が押し下げられると同時に、ボタン電池における第
2係止片の側の部分が持ち上げられて、該ボタン電池
は、傾斜姿勢になりつつ、第1係止片の側の第2接点バ
ネを更に弾性変形させることにより、第1係止片の側に
僅かにスライドされる。これにより、傾斜姿勢になりつ
つあるボタン電池と、第2係止片との係止が解除され
て、電池挿入溝からボタン電池が傾斜姿勢で脱出させら
れる。
【0012】また、第2係止片の周縁部にスリットが設
けられているので、電池挿入溝に対するボタン電池の挿
入時及び脱出時の双方において、この第2係止片は、ボ
タン電池により下方、或いは上方に押圧されて、僅かに
弾性変形する。このため、電池挿入溝に対するボタン電
池の挿入状態の保持性を維持したままで、電池挿入溝に
対するボタン電池の挿入及び脱出の各操作が一層容易と
なる。
【0013】また、請求項2の発明は、電子機器のケー
スに設けられた円形の電池挿入溝にボタン電池が挿入さ
れ、該ボタン電池は、前記電池挿入溝の底部に設けられ
た第1接点バネにより脱出方向に付勢された状態で、そ
の外周縁の一部が、前記電池挿入溝の周縁に該溝内に僅
かに入り込んだ状態で設けられた係止片に係止される構
成のボタン電池の保持構造であって、前記電池挿入溝に
挿入されたボタン電池の周縁部は、該電池挿入溝におけ
るその中心に対してほぼ対称な位置に設けられた第1及
び第2の各係止片により二箇所で係止され、この係止状
態において、第1係止片の近傍に設けられた第2接点バ
ネがボタン電池の外周面に弾接して、ボタン電池は、前
記第2接点バネの付勢力により第2係止片の側に付勢さ
れており、前記電池挿入溝に挿入されたボタン電池の底
部は、前記第2係止片の側に設けられた半リング状の底
板で保持され、前記ボタン電池におけるその中心から第
1係止片の側に偏倚した部分を押し下げることにより、
電池挿入溝に挿入されているボタン電池は、傾斜姿勢と
なって脱出可能になっていることを特徴としている。
【0014】請求項2の発明によれば、電池挿入溝に挿
入されたボタン電池の底部は、前記第2係止片の側に設
けられた半リング状の底板で保持されているのみである
ので、前記ボタン電池におけるその中心から第1係止片
の側に偏倚した部分を押し下げると、電池挿入溝に挿入
されているボタン電池は、容易に傾斜姿勢となって、脱
出し易くなる。
【0015】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
の発明を前提として、前記第2接点バネは、第1係止片
の周方向に沿って中心部に支持された左右対称の一対の
板バネ片から成ることを特徴としている。
【0016】請求項3の発明によれば、電池挿入溝に対
するボタン電池の挿入時及び脱出時の双方において、第
1及び第2の各係止片の各中心を結ぶ線分の方向に沿っ
てボタン電池がスライドするために、電池挿入溝に対す
るボタン電池の挿入及び脱出が容易となる。
【0017】更に、請求項4の発明は、請求項1ないし
3のいずれかの発明を前提として、前記電子機器は、遠
隔操作可能な自動車キーであることを特徴としており、
小型の自動車キーに対する電池の挿入保持、及びその脱
出を容易に行える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、遠隔操作可能な自動車キー
に対して本発明を実施した例を挙げて、本発明を更に詳
細に説明する。図1は、本発明に係る保持構造によりボ
タン電池Cが支持されている遠隔操作可能な自動車キー
Kの全体斜視図であり、図2は、一方のホルダー体2b
を取り外した状態の自動車キーKの底面図であり、図3
は、自動車キーKのホルダー部Hに収納される遠隔操作
ユニットUの分解斜視図であり、図4は、遠隔操作ユニ
ットUの断面図(図2のX−X線拡大断面図)であり、
図5は、ボタン電池Cを取り外した状態の遠隔操作ユニ
ットUの底面図である。図1ないし図5において、自動
車キーKは、そのホルダー部Hにキー本体1が一体に設
けられたもので、このホルダー部Hに設けられた収納溝
10(図2参照)内に、遠隔操作ユニットUが収納され
ている。この遠隔操作ユニットUは、自動車キーKを車
室外に持ち出した状態において、遠隔操作により、ドア
の自動ロック及びその解除、トランクの開閉等を行うた
めの電子機器である。ホルダー部Hは、一対のホルダー
体2a,2b で構成されて、一方のホルダー体2aに前記
キー本体1が一体に取付けられており、該ホルダー体2
aに設けられた複数のボタン窓3には、前記遠隔操作ユ
ニットUの複数の操作ボタン4が内側から挿入されて、
該ボタン窓3の開口に臨んでいる。この操作ボタン4
は、遠隔操作ユニットUのケース5の表面側に設けられ
ていて、その内部に制御基板V(図4参照)が収納され
ていると共に、その裏面(底面)側には、電源となるボ
タン電池Cが収納されている。
【0019】次に、本発明に係るボタン電池Cの保持構
造について説明する。ケース5の底面側には、その中央
部に、ボタン電池Cを挿入するための円形の電池挿入溝
6が設けられて、その周囲に壁体7が設けられている。
この壁体7の相対向する部分は欠落されて、各欠落部に
は、前記電池挿入溝6に挿入されたボタン電池Cを覆う
ための蓋体8の各係止片9a,9b が挿入状態で配置され
る。図3及び図5に示されるように、円形の電池挿入溝
6は、前記壁体7の内側において3分割された各円弧壁
11a,11b,11c によって形成されている。これらの
3分割された各円弧壁11a,11b,11c により形成さ
れる電池挿入溝6の内径は、当該挿入溝6に挿入される
ボタン電池Cの外径よりも僅かに大きくなっている。2
つの円弧壁11a,11b が連続された状態では、その中
心角度はほぼ180°となっていて、残りの円弧壁11
cの上端部には、円弧状をした係止板からなる第1係止
片E1 が内方に向けて水平に設けられ、前記した2つの
円弧壁11a,11b の接続部には、第2係止片E2 が設
けられている。第1及び第2の各係止片E1,E2 は、い
ずれも電池挿入溝6に挿入されたボタン電池Cの相対向
する二箇所の周縁部に係止されて、電池挿入溝6に対す
るボタン電池Cの挿入状態を保持する部分であるが、そ
の保持(係止)の主体は、第1係止片E1 であるため
に、該第1係止片E1 の中心角(即ち、電池挿入溝6の
周方向に沿った長さ)は、第2係止片E2 のそれよりも
遙に大きくなっている。
【0020】前記第2係止片E2 は、電池挿入溝6に挿
入されたボタン電池Cの一部が支持される底板12に一
対のスリット13を設けることにより形成されている。
即ち、図3,図5及び図8に示されるように、第2係止
片E2 は、その両側及び前部にそれぞれスリット13が
設けられて片持状となった基板部14aと、該基板部1
4aの自由端部にほぼ垂直に設けられた起立板部14b
と、該起立板部14bの上端部に内方に向けて設けられ
た係止部14cとで構成される。このため、第2係止片
2 は、これを構成する基板部14aの基端部を中心に
して、その全体が弾性変形し得る。前記底板12を基準
にした係止部14cの高さは、前記第1係止片E1 を構
成する係止板の高さとほぼ同一である。
【0021】また、電池挿入溝6の底部には、前記した
2つの円弧壁11a,11b の内側に半リング状の底板1
2が設けられているのみであって、他の部分には、この
底板12は設けられておらず、前記制御基板Vを構成す
る基板単体15の裏面が臨んでいる。図4には、この構
造が図示されており、電池挿入溝6に挿入されたボタン
電池Cは、半リング状の底板12により部分的に支持さ
れているのみで、その他の部分は、全く支持されていな
い。後述するように、この構造によって、電池挿入溝6
に挿入されているボタン電池Cの脱出を容易に行えるの
である。
【0022】また、電池挿入溝6の底部における半リン
グ状をした前記底板12が設けられていない部分には、
第1接点バネS1 が設けられている。図9に示されるよ
うに、第1接点バネS1 は、電池挿入溝6に挿入された
ボタン電池Cを脱出方向(第1及び第2の各係止片E1,
2 の側)に向けて付勢する機能も有していて、実施例
のものは、板バネ片で構成されている。即ち、本実施例
の第1接点バネS1 は、ボタン電池Cに対する第1接点
としての機能を有するものであって、3片の板バネ片1
6が電池挿入溝6の中心部に放射状に配置された形状と
なっている。また、前記円弧壁11cの内側であって、
しかも前記第1係止片E1 の下方の部分には、同じく板
バネで構成された第2接点バネS2 が設けられている。
【0023】この第2接点バネS2 は、ボタン電池Cに
対する第2接点としての機能を有するものであって、図
7に示されるように、電池挿入溝6に挿入されたボタン
電池Cの外周面に弾接して、該ボタン電池Cを第2係止
片E2 の側に付勢させる機能も有するものである。この
第2接点バネS2 は、円弧壁11cの周方向の中心部に
支点を有する一対の板バネ片17で構成されて、各板バ
ネ片17の先端部は、円弧壁11cの両端から突出し
て、電池挿入溝6内に入り込んでいる。なお、第2接点
バネS2 を構成する一対の板バネ片17の自由端部は、
外側に折り曲げられていて、前記ケース5の底板18に
おける当該折曲げ部に対応する部分には、該折曲げ部と
の干渉を避けるための切欠き19が設けられている。
【0024】また、図3及び図4に示されるように、ケ
ース5の電池挿入溝6にボタン電池Cが挿入された状態
において、該ケース5の底面(裏面)には、蓋体8が覆
蓋される。蓋体8は、その全体が透明樹脂で成形されて
いて、円盤状の本体部21の外周面の相対向する部分に
それぞれ係止片9a,9b が外方に向けて突設されてい
る。各係止片9a,9b には、それぞれ係止爪22a,22
b が下方に向けて設けられている。また、蓋体8の本体
部21の裏面には、断面逆L字形をした環状のOリング
嵌着体23が一体に設けられて、該Oリング嵌着体23
の外側にOリング24が嵌着されている。一方、ケース
5の底面側には、電池挿入溝6を囲繞するようにして壁
体7が設けられていて、壁体7の相対向する二箇所は、
該壁体7の上面及び外側面の双方に対して欠落されてい
て、当該欠落部分の壁体7は、該蓋体8の各係止片9a,
9b が係止される被係止部25となっている。図4に示
されるように、被係止部25の外側面には、前記各係止
片9a,9b の係止爪22a,22b が係止される被係止凹
部25aが設けられている。また、壁体7の内周面7a
は、前記Oリング嵌着体23が嵌着可能なように円形に
形成されている。
【0025】また、図3及び図4に示されているよう
に、ケース5の電池挿入溝6にボタン電池Cが挿入され
た状態において、蓋体8の各係止片9a,9b を、ケース
5の壁体7の各切欠落の間に嵌め込んだ状態にして、該
蓋体8の本体部21をケース5の壁体7の内周面7aに
嵌め込むと、該本体部21の外側に嵌着されたOリング
24は、弾性変形して、壁体7の内周面7aの全周に亘
って弾接すると共に、各係止片9a,9b の係止爪22a,
22b は、ケース5の壁体7の各欠落部分に設けられた
各被係止部25に係止される。これにより、ケース5に
対して蓋体8が一体に係止されて、ケース5の電池挿入
溝6に挿入されたボタン電池Cは、完全密封される。
【0026】そして、遠隔操作ユニットUのケース5の
裏面側に設けられた電池挿入溝6に対してボタン電池C
を挿入したり、脱出させたりするには、以下のようにし
て行う。ケース5の裏面側に設けられた電池挿入溝6に
ボタン電池Cを挿入するには、図6及び図8に示される
ように、ケース5に対してボタン電池Cを傾斜させて、
該ボタン電池Cの最も低い部分を第1係止片E1 の下方
に挿入すると、当該部分の外周面は、第1係止片E1
下方に設けられた第2接点バネS2 を構成する一対の板
バネ片17に弾接する。この状態で、傾斜姿勢のボタン
電池Cにおける第2係止片E2 に近い最も高い部分を指
先で押さえて下方に押圧すると、この押圧力F1 によっ
て、傾斜姿勢のボタン電池Cは、矢印P1 で示される第
1係止片E1 の側に向けて僅かにスライドして、一対の
板バネ片17は、外方に向けて更に弾性変形されると共
に、第2係止片E2 の全体は、下方に向けて弾性変形さ
れる(図11参照)。
【0027】このように、傾斜姿勢のボタン電池Cは、
図8及び図11で矢印P1 で示されるように、そのまま
の傾斜姿勢で最も低い部分に向けて僅かにスライドし
て、傾斜姿勢のボタン電池Cの最も高い部分が第2係止
片E2 を構成する係止部14cを通過することにより、
ボタン電池Cの全体が電池挿入溝6に挿入される。電池
挿入溝6にボタン電池Cが挿入された直後において、該
ボタン電池Cは、第2接点バネS2 の復元力により、電
池挿入溝6内において第2係止片E2 の側に向けて僅か
にスライドさせられると共に、下方に向けて弾性変形さ
れた第2係止片E2 が原形状に復元して、ボタン電池C
における第1係止片E1 の側の周縁部と対向する側の周
縁部が、第2係止片E2 の下方に部分的に挿入される。
【0028】このため、図7及び図9に示されるよう
に、ボタン電池Cの相対向する周縁部がそれぞれ第1及
び第2の各係止片E1,E2 の下方に部分的に挿入され、
電池挿入溝6の底部に設けられた第1接点バネS1 の復
元力により、ボタン電池Cの相対向する二箇所の各周縁
部は、それぞれ第1係止片E1 を構成する係止板、及び
第2係止片E2 を構成する係止部14cの下面に部分的
に弾接すると同時に、第2接点バネS2 の復元力によ
り、電池挿入溝6に挿入されているボタン電池Cが第2
係止片E2 の側に付勢されるために、ボタン電池Cと第
2係止片E2 との係止が確実となる。この作用によっ
て、電池挿入溝6に挿入されたボタン電池Cと、電池挿
入溝6の中心に対してほぼ対称に設けられた第1及び第
2の各係止片E1,E2 との係止状態が安定して保持され
る。
【0029】そして、図4に示されるように、蓋体8の
各係止片9a,9b を、ケース5の壁体7の各欠落部の間
に嵌め込んだ状態にして、該蓋体8の本体部21をケー
ス5の壁体7の内周面7aに嵌め込むと、該本体部21
の外側に嵌着されたOリング24は、弾性変形して、壁
体7の内周面7aの全周に亘って弾接すると共に、各係
止片9a,9b が壁体7の前記各欠落部に挿入されて、そ
の係止爪22a,22bは、ケース5の壁体7の部分に設
けられた各被係止部25に係止される。これにより、ケ
ース5に対して蓋体8が一体に係止されて、ケース5の
電池挿入溝6に挿入されたボタン電池Cは、完全密封さ
れる。ここで、図4に示されているように、電池挿入溝
6内に挿入されたボタン電池Cは、その外周縁の二箇所
において第1及び第2の各係止片E1,E2 に係止されて
いて、ケース5に対して多少の衝撃力が作用しても、そ
の係止状態が解かれない構造になっているために、ボタ
ン電池Cと蓋体8の本体部21との間に大きな隙間26
を形成して、ボタン電池Cと蓋体8とを非接触構造にで
きる。
【0030】また、電池挿入溝6に挿入されているボタ
ン電池Cを脱出させるには、以下のようにして行う。図
9に示されるように、電池挿入溝6に挿入されているボ
タン電池Cの底部は、第2係止片E2 の側に設けられた
半リング状の底板12により部分的に支持されているの
みで、第1係止片E1 の側では、全く支持されていない
構成になっている。このため、図10及び図12に示さ
れるように、第1接点バネS1 の復元力に抗して、ボタ
ン電池Cの中心から第1係止片E1 の側に大きく偏倚し
た部分を指先で押圧すると、その押圧力F2 により当該
部分が押し下げられると共に、ボタン電池Cにおける第
2係止片E2 の側が持ち上げられて、第1係止片E1
側の第2接点バネS2 を更に弾性変形させると共に、第
2係止片E2 の全体を上方に向けて弾性変形させるため
に、ボタン電池Cは、傾斜姿勢になりつつ、矢印P2
示される第1係止片E1 の側に僅かにスライドされる。
これにより、傾斜姿勢になりつつあるボタン電池Cと、
第2係止片E2 を構成する係止部14cとの係止が解除
されて、電池挿入溝6からボタン電池Cが傾斜姿勢で脱
出させられる。
【0031】また、上記実施例は、本発明を遠隔操作可
能な自動車キーに実施したものであるが、本発明は、冒
頭に述べたカメラ、補聴器等の他の電子機器の電源とし
て使用されるボタン電池の保持に対しても適用可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明は、電子機器のケースに設けられ
た電池挿入溝に対してボタン電池を脱出可能に保持する
に際して、電池挿入溝の周辺に該溝内に僅かに入り込ん
で設けられてボタン電池と係止する係止片の配置、或い
は電池挿入溝に挿入されたボタン電池と接触する接点バ
ネの配置を工夫することにより、即ち、電池挿入溝に挿
入されたボタン電池の周縁部を、該電池挿入溝における
その中心に対してほぼ対称な位置に設けられた第1及び
第2の各係止片により二箇所で係止して、この係止状態
において、第1係止片の近傍に設けられた第2接点バネ
をボタン電池の外周面に弾接させて、該ボタン電池を、
前記第2接点バネの付勢力により第2係止片の側に付勢
すると共に、前記第2係止片の周縁にスリットを設け
て、その弾性変形を容易にし、前記電池挿入溝に挿入さ
れたボタン電池の底部を、前記第2係止片の側に設けら
れた半リング状の底板で保持して、前記ボタン電池にお
けるその中心から第1係止片の側に偏倚した部分を押し
下げることにより、電池挿入溝に挿入されているボタン
電池を傾斜姿勢にして脱出させる構成であるので、電池
挿入溝に対するボタン電池の挿入状態の保持性が高く
て、しかもボタン電池の脱出を容易に行えるようなボタ
ン電池の保持構造が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る保持構造によりボタン電池Cが支
持されている遠隔操作可能な自動車キーKの全体斜視図
である。
【図2】一方のホルダー体2bを取り外した状態の自動
車キーKの底面図である。
【図3】自動車キーKのホルダー部Hに収納される遠隔
操作ユニットUの分解斜視図である。
【図4】遠隔操作ユニットUの断面図(図2のX−X線
拡大断面図)である。
【図5】ボタン電池Cを取り外した状態の遠隔操作ユニ
ットUの底面図である。
【図6】ボタン電池Cの挿入途中を示す遠隔操作ユニッ
トUの底面図である。
【図7】電池挿入溝6にボタン電池Cが挿入された状態
の遠隔操作ユニットUの底面図である。
【図8】図6のY1 −Y1 線断面図である。
【図9】図7のY2 −Y2 線断面図である。
【図10】電池挿入溝6からボタン電池Cを脱出させる
途中の状態を示す断面図である。
【図11】図8の第2係止片E2 の部分の拡大図であ
る。
【図12】図10の第2係止片E2 の部分の拡大図であ
る。
【符号の説明】
C:ボタン電池 E1 :第1係止片 E2 :第2係止片 K:自動車キー(電子機器) S1 :第1接点バネ S2 :第2接点バネ 5:ケース 6:電池挿入溝 12:(ボタン電池の底部を支持する)底板 13:スリット 14a:第2係止片の基板部 14b:第2係止片の起立板部 14c:第2係止片の係止部 16:第1接点バネを構成する板バネ片 17:第2接点バネを構成する板バネ片
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−12208(JP,A) 特開 平9−283105(JP,A) 実開 平4−29161(JP,U) 実開 平6−73858(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器のケースに設けられた円形の電
    池挿入溝にボタン電池が挿入され、該ボタン電池は、前
    記電池挿入溝の底部に設けられた第1接点バネにより脱
    出方向に付勢された状態で、その外周縁の一部が、前記
    電池挿入溝の周縁に該溝内に僅かに入り込んだ状態で設
    けられた係止片に係止される構成のボタン電池の保持構
    造であって、 前記電池挿入溝に挿入されたボタン電池の周縁部は、該
    電池挿入溝におけるその中心に対してほぼ対称な位置に
    設けられた第1及び第2の各係止片により二箇所で係止
    され、この係止状態において、第1係止片の近傍に設け
    られた第2接点バネがボタン電池の外周面に弾接して、
    ボタン電池は、前記第2接点バネの付勢力により第2係
    止片の側に付勢されており、前記第2係止片は、その周縁にスリットが設けられて、
    ボタン電池の挿入時及び脱出時の双方において、ボタン
    電池に押圧されて弾性変形可能になっていて、 前記電池挿入溝に挿入されたボタン電池の底部は、前記
    第2係止片の側のみで部分的に底板で支持され、前記ボ
    タン電池におけるその中心から第1係止片の側に偏倚し
    た部分を押し下げることにより、電池挿入溝に挿入され
    ているボタン電池は、傾斜姿勢となって脱出可能になっ
    ていることを特徴とするボタン電池の保持構造。
  2. 【請求項2】 電子機器のケースに設けられた円形の電
    池挿入溝にボタン電池が挿入され、該ボタン電池は、前
    記電池挿入溝の底部に設けられた第1接点バネにより脱
    出方向に付勢された状態で、その外周縁の一部が、前記
    電池挿入溝の周縁に該溝内に僅かに入り込んだ状態で設
    けられた係止片に係止される構成のボタン電池の保持構
    造であって、 前記電池挿入溝に挿入されたボタン電池の周縁部は、該
    電池挿入溝におけるその中心に対してほぼ対称な位置に
    設けられた第1及び第2の各係止片により二箇所で係止
    され、この係止状態において、第1係止片の近傍に設け
    られた第2接点バネがボタン電池の外周面に弾接して、
    ボタン電池は、前記第2接点バネの付勢力により第2係
    止片の側に付勢されており、 前記電池挿入溝に挿入されたボタン電池の底部は、前記
    第2係止片の側に設けられた半リング状の底板で保持さ
    、前記ボタン電池におけるその中心から第1係止片の
    側に偏倚した部分を押し下げることにより、電池挿入溝
    に挿入されているボタン電池は、傾斜姿勢となって脱出
    可能になっていることを特徴とするボタン電池の保持構
    造。
  3. 【請求項3】 第2接点バネは、第1係止片の周方向に
    沿った中心部に支持された左右対称の一対の板バネ片か
    ら成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のボタン
    電池の保持構造。
  4. 【請求項4】 前記電子機器は、遠隔操作可能な自動車
    キーであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載のボタン電池の保持構造。
JP36725697A 1997-12-24 1997-12-24 ボタン電池の保持構造 Expired - Fee Related JP3295637B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36725697A JP3295637B2 (ja) 1997-12-24 1997-12-24 ボタン電池の保持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36725697A JP3295637B2 (ja) 1997-12-24 1997-12-24 ボタン電池の保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11185721A JPH11185721A (ja) 1999-07-09
JP3295637B2 true JP3295637B2 (ja) 2002-06-24

Family

ID=18488867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36725697A Expired - Fee Related JP3295637B2 (ja) 1997-12-24 1997-12-24 ボタン電池の保持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3295637B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG115592A1 (en) * 2002-12-19 2005-10-28 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Energy source mounting device for a portable electronic apparatus
JP5244016B2 (ja) * 2009-04-08 2013-07-24 日立アロカメディカル株式会社 個人線量計
JP5494981B2 (ja) * 2011-03-25 2014-05-21 岩崎通信機株式会社 ボタン電池の収納構造
JP5685209B2 (ja) * 2012-01-24 2015-03-18 株式会社東海理化電機製作所 電池ホルダ
US9614202B2 (en) * 2013-10-31 2017-04-04 Roche Diabetes Care, Inc. Battery well for a medical testing device
WO2015159613A1 (ja) * 2014-04-14 2015-10-22 テルモ株式会社 ボタン型電池の収納部、及び医療用電子機器
CN116914332A (zh) * 2022-11-15 2023-10-20 广东英为拓科技有限公司 一种纽扣电池固定结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11185721A (ja) 1999-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0716461B1 (en) Electronic Appliance housing having storage portion
JP2785750B2 (ja) 電子機器カバーのロック構造
US8361643B2 (en) Battery cover latch mechanism and portable electronic device using same
JPH06105607B2 (ja) バッテリハウジング
JP4979330B2 (ja) 送信機
JP4182430B2 (ja) 送信機
GB2293718A (en) Portable telephone set holder
US20060178040A1 (en) Battery case
JP3295637B2 (ja) ボタン電池の保持構造
JP2806900B2 (ja) 電子機器の電池収納構造
JP2001297658A (ja) スライドスイッチ
JPH08501897A (ja) ラッチング・システム
JPH05344042A (ja) 携帯用電話機の電池パック固定装置
JPH1040890A (ja) 二次電池ロック構造
JPH06140007A (ja) 電池ケースロック機構およびその作動規制装置。
JPH05347167A (ja) コネクタ
JPH10162686A (ja) キーシートゴム
JPH09306457A (ja) 電池収納装置
JPH11135094A (ja) ボタン電池保持構造及びこれを用いたワイヤレス送信器
JPH1092403A (ja) 電池収納機構及びこれを具えた電子機器
JPH07142045A (ja) 携帯用電子機器の電池パック固定構造
JPH0351888Y2 (ja)
JPH10271197A (ja) 携帯電話機の車載ホルダー
JP3469749B2 (ja) パック電池
JP3529913B2 (ja) 携帯機器における電池ロック構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140405

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees