JP3295486B2 - パルス受信回路 - Google Patents

パルス受信回路

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JP3295486B2 JP10920893A JP10920893A JP3295486B2 JP 3295486 B2 JP3295486 B2 JP 3295486B2 JP 10920893 A JP10920893 A JP 10920893A JP 10920893 A JP10920893 A JP 10920893A JP 3295486 B2 JP3295486 B2 JP 3295486B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子式水道メータ等から
発信されるオン・オフパルスを受信するパルス受信回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子式水道メータ等では、図4に示すよ
うに、メータ1に内蔵したオープンコレクタ接続のトラ
ンジスタ2からのオン・オフパルスを2芯のケーブル3
で受信器4に伝送する。オン・オフパルスの発信手段と
しては、トランジスタ2のオープンコレクタ接続の代り
に無電圧接点が用いられることもある。
【0003】受信器4は入力端子5、6の一方5が電源
8の一端に、他方6がプルアップ抵抗7を介して電源8
の他端に接続されている。9は受信パルスを波形整形す
る増幅器である。
【0004】トランジスタ2がオンのときはケーブル3
の線間がトランジスタ2で短絡されるため、入力端子
5、6間の電圧はゼロになる。トランジスタ2がオフの
ときは入力端子5、6間の電圧は電源8の電圧V迄上昇
する。
【0005】トランジスタ2がオンのときに抵抗7に流
れる電流を小さくして、電池の消耗を少なくするよう
に、抵抗7の抵抗値Rをなるべく大きく定めるようにし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
メータ1と受信器4との距離が大きくなってケーブル3
の線間容量Cが大きくなると、時定数C・Rが大きくな
って、周波数が大きいオン・オフパルスを受信できなく
なるという問題点があった。
【0007】もっとも、このとき、プルアップ抵抗7の
抵抗値Rを小さくすると、高い周波数のオン・オフパル
スでも受信できるようになるが、プルアップ抵抗7を流
れる電流が増大して、電源8の電池の消耗が早くなると
いう別の問題点が生じる。
【0008】図5に、受信器4の入力端子5、6間に受
信するパルス信号波形を示す。オン・オフパルスの周波
数が低いとき、つまり、オン・オフパルスの周期Tが同
図(a)のように大きいときは、トランジスタ2がオフ
のときにパルス信号は“H”レベルが電源8の電圧Vま
で上昇する。しかし、オン・オフパルスの周期Tが同図
(b)のように小さくなると(つまり周波数が高くなる
と)、トランジスタ2がオフの間にパルス信号の“H”
レベルは電源8の電圧Vまで到達できない。
【0009】これは、トランジスタ2がオフのときの入
力端子5、6間の電圧が上昇するのに、時定数C・Rに
比例した充電時間で線間容量Cを充電する必要があるか
らである。
【0010】図5(b)に示す不都合を無くすには、前
述のプルアップ抵抗7の抵抗値Rを小さくすればよい
が、電源8に電池を用いることが多いこの種の受信器で
は、電池寿命が短かくなってしまうという問題点が生じ
る。
【0011】又、水道メータでは、水の流れが止まった
ときに、トランジスタ2がオンのままになることがある
ため、単純に抵抗値Rを小さくするのは、消費電流的に
問題が大きい。
【0012】更に又、水道メータは夜間等に停止してい
る時がかなりあって、羽根車が高速で回転しオン・オフ
パルスが高い周波数になるのは、極まれと考えてよい。
従って、そのときのために、抵抗値Rを小さくするのは
不合理でもある。
【0013】そこで、本発明は、長距離の伝送が高い周
波数迄可能で、かつ電池寿命への悪影響が小さいパルス
受信回路を提供することを目的とする。
【0014】前記目的を達成するために、請求項1の発
明は、オン・オフパルスを受信する入力端子(5),
(6)を備えた受信器(4)において、一方の入力端子
(6)と電源(8)の一端との間に設けた抵抗器(7
A)の抵抗値を入力パルスの周波数又は間隔に応じて変
更するように構成して、入力パルスの周波数が大きくな
るか又は間隔が小さくなると前記抵抗値を小さくするよ
うに定めた。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、一方の入力端子(6)と電源(8)の一端に接続さ
れた第1の抵抗器(7B)と、入力パルスの周波数が一
定以上のとき又は入力パルスの間隔が一定以下のときに
信号を出す周波数検知部(10)と、この周波数検知部
(10)の信号で閉じるスイッチ(S1 )と第2の抵抗
器(7c)との直列回路(7D)とを具備し、この直列
回路(7D)を前記第1の抵抗器(7B)と並列に接続
したことを特徴とする。
【0016】又、請求項3の発明は、請求項1の発明に
おいて、一方の入力端子(6)と電源(8)の一端に接
続された第1と第2の抵抗器(7E)(7F)の直列回
路(7G)と、第1と第2の抵抗器(7E)(7F)の
うち何れか一方の抵抗器(7F)又は(7E)に並列に
接続したスイッチ(S2 )と、入力パルスの周波数が一
定以上のとき又は入力パルスの間隔が一定以下のときに
前記スイッチ(S2 )を閉じる周波数検知部(10)と
を具備したことを特徴とする。
【0017】
【作用】入力パルスの周波数が小さいとき又は間隔が大
きいときは、一方の入力端子と電源の一端の間に設けた
抵抗器の抵抗値が大きいままであり、この抵抗器に流れ
る電流が小さく保たれる。
【0018】入力パルスの周波数が大きくなるか又は間
隔が小さくなると、前記抵抗器の抵抗値が小さくなり、
入力パルスの変化に対応する。すなわち、メータとの間
の距離が長くても、高い周波数又は短い間隔の入力パル
スでも確実に受信する。
【0019】
【実施例】図1は第1実施例で、1は電子式水道メー
タ、2はオープンコレクタ接続のトランジスタ、3は2
芯のケーブル、4は受信器、5、6は入力端子、7Aは
抵抗器、8は電源電池、9は波形整形のための増幅器、
10は入力パルスの周波数を監視して周波数が一定以上
になったとき又は入力パルスの間隔(周期)が一定以下
になったときに信号を出して前記抵抗器7Aの抵抗値を
小さく変える周波数検知部で、それぞれ図示のように接
続されている。
【0020】図2は、第2実施例で、一方の入力端子6
と電源電池8の一端に接続された第1の抵抗器7Bと、
入力パルスの周波数が一定以上のとき又は入力パルスの
間隔(周期)が一定以下のときに信号を出す周波数検知
部10と、この周波数検知部10の信号で閉じるスイッ
チS1 と第2の抵抗器7Cとの直列回路7Dとを具備
し、この直列回路7Dを第1の抵抗器7Bと並列に接続
してある。
【0021】図3は第3実施例で、一方の入力端子6と
電源電池8の一端に接続された第1と第2の抵抗器(7
E)(7F)のうち一方の抵抗器7Fに並列接続したス
イッチS2 と、入力パルスの周波数が一定以上のとき又
は入力パルスの間隔(周期)が一定以下のときに前記ス
イッチS2 を閉じる周波数検知部10とを具備し、これ
らが図示のように接続されている。
【0022】上記各実施例で、入力パルスの周波数が一
定以上になるか、入力パルスの間隔(周期)が一定以下
になると、周波数検知部10がそのことを検出して、プ
ルアップ抵抗を小さい抵抗値に変更する。そのため受信
器の応答性(厳密にはケーブル3を含めた受信器の応答
性)が早くなる。
【0023】なお、上記各実施例において、波形整形用
の増幅器9は必ずしも必要ではない。この増幅器9がな
くて、入力端子6の信号を周波数検知部10に直接入力
してもよい。又、実施例で、増幅器9の出力である流量
パルスは、図示されてないカウンタで積算され、積算値
は液晶等の表示器に表示される周知の方式で受信器4が
構成されている。
【0024】上記各実施例で、入力パルスの周波数を検
出するには、一定時間の間に入力される入力パルスの数
を周波数検知部10で計数し、その数が一定値を超えた
ときに周波数検知部10からスイッチS1 ,S2 を閉じ
たり、抵抗器7Aの抵抗値を小さく変える信号を出力す
る。又、周波数と周期とは逆比例の関係にあるので、周
波数検知部10が、入力パルスの間隔(周期)を基準ク
ロックで測定し、間隔(周期)が一定以下になったらス
イッチS1 ,S2 を閉じたり、抵抗器7Aの抵抗値を小
さく変える信号を出すようにしてもよい。
【0025】更に又、入力パルスの周波数や間隔(周
期)の検出を、周波数検知部10に代るマイクロコンピ
ュータで構成し、同様にソフトで実現してもよい。な
お、入力パルス周波数の大小の切り分け周波数は、プル
アップ抵抗の大きい方の抵抗値で十分受信可能の小さい
周波数に設定しておく。
【0026】又、メータは構造上、急にオン・オフパル
スの周波数が大きな値に変化することがないので、この
特性を本発明では有効に利用している。入力パルスの周
波数が一定以下に戻ると、周波数検知部10がそれを検
出して、プルアップ抵抗の抵抗値はもとの大きな値に戻
る。
【0027】
【発明の効果】本発明のパルス受信回路は、上述のよう
に構成されているので、受信器の入力回路の消費電流を
抑えながら、長距離・高速パルスの受信が可能となり、
特に電池を電源とする受信器に利用すると電池容量を小
さくでき、受信器のコストダウンに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の電気回路の要部。
【図2】 本発明の第2実施例の電気回路の要部。
【図3】 本発明の第3実施例の電気回路の要部。
【図4】 従来技術の電気回路の一部。
【図5】 受信器の入力パルス波形で、(a)は周波数
が小さいとき、(b)は周波数が大きいときを示す。
【符号の説明】
1…メータ、2…オープンコレクタ接続のトランジス
タ、3…ケーブル、4…受信器、5,6…入力端子、7
A…抵抗器、7B,7E…第1の抵抗器、7c,7F…
第2の抵抗器、7D,7G…直列回路、S1 ,S2 …ス
イッチ、8…電源、10…周波数検知部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08C 19/16 G01F 15/06 G01F 15/075 H03K 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ン・オフパルスを受信する入力端子を備
    えた受信器において、一方の入力端子と電源の一端との
    間に設けた抵抗器の抵抗値を入力パルスの周波数又は間
    隔に応じて変更するように構成して、入力パルスの周波
    数が大きくなるか又は間隔が小さくなると前記抵抗値を
    小さくするように定めたことを特徴とするパルス受信回
    路。
  2. 【請求項2】 一方の入力端子(6)と電源(8)の一
    端に接続された第1の抵抗器(7B)と、入力パルスの
    周波数が一定以上のとき又は入力パルスの間隔が一定以
    下のときに信号を出す周波数検知部(10)と、この周
    波数検知部(10)の信号で閉じるスイッチ(S1 )と
    第2の抵抗器(7c)との直列回路(7D)とを具備
    し、この直列回路(7D)を前記第1の抵抗器(7B)
    と並列に接続したことを特徴とする請求項1のパルス受
    信回路。
  3. 【請求項3】 一方の入力端子(6)と電源(8)の一
    端に接続された第1と第2の抵抗器(7E)(7F)の
    直列回路(7G)と、第1と第2の抵抗器(7E)(7
    F)のうち何れか一方の抵抗器(7F)又は(7E)に
    並列に接続したスイッチ(S2 )と、入力パルスの周波
    数が一定以上のとき又は入力パルスの間隔が一定以下の
    ときに前記スイッチ(S2 )を閉じる周波数検知部(1
    0)とを具備したことを特徴とする請求項1のパルス受
    信回路。
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