JP3295172B2 - ドライエッチング方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

ドライエッチング方法及び半導体装置の製造方法

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JP3295172B2 JP09074693A JP9074693A JP3295172B2 JP 3295172 B2 JP3295172 B2 JP 3295172B2 JP 09074693 A JP09074693 A JP 09074693A JP 9074693 A JP9074693 A JP 9074693A JP 3295172 B2 JP3295172 B2 JP 3295172B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反応性イオンエッチン
グ(RIE)、プラズマエッチング、ECRプラズマエ
ッチング等のドライエッチング方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、LSI等の半導体装置において
は、高集積化を図るために、絶縁層を介して金属配線を
重ねて形成する多層配線構造が採られている。
【0003】この多層配線構造において、金属配線同士
を互いに電気的に接続する場合、間の絶縁層にコンタク
トホール(又はビアホール)を形成し、このホール内に
金属膜を形成して上下層の金属配線同士を互いに電気的
に接続している。
【0004】図3は、絶縁層にコンタクトホールを形成
して上下層の金属配線を互いに接続する従来の製造工程
を示したものである。
【0005】まず、図3(a)に示すように、シリコン
からなる半導体基板31上に酸化膜層32を形成した
後、その上に下層の金属配線33をパターン形成する。
次に、全面にp−SiO2 等の酸化膜層34を形成し、
更に、平坦化のためにSOG(Spin On Glass)層35を
塗布形成した後、これを熱処理する。次に、全面にp−
SiO2 等の酸化膜層36を形成した後、その上に、所
望のコンタクトホールのパターンを有するレジスト37
を形成する。
【0006】次に、図3(b)に示すように、基板全体
をプラズマ雰囲気中におき、酸化膜層36、SOG層3
5及び酸化膜層34を、同一のプロセスガスにより、金
属配線33の表面が露出するまでプラズマエッチングし
てコンタクトホールを形成する。この時、使用するプロ
セスガスは、CHF3 にO2 及びCF4 を混合したガス
である。
【0007】この後、レジスト37を除去し、コンタク
トホールの内部及び酸化膜層36の上に上層配線の金属
材料を堆積させてこれをパターニングし、コンタクトホ
ールを通じて下層の金属配線33と接続した上層の金属
配線を形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の方法
において、上述したプロセスガスにより酸化膜層36、
SOG層35及び酸化膜層34のドライエッチングを行
うと、図3(b)に示すように、SOG層35に比較的
大きなサイドエッチング41が発生する。これは、SO
G層35がプロセスガスと反応し、その成分の一部がガ
ス化してSOG層35から抜けてしまうためと、上述し
たドライエッチングは垂直方向の異方性エッチングであ
るが、僅かながらもSOG層35を水平方向にエッチン
グしてしまうためである。
【0009】このようなサイドエッチング41が発生し
た状態で上層金属配線材料の堆積を行うと、図3(c)
に示すように、サイドエッチング41の箇所で上層の金
属配線40に断線箇所39が発生する。即ち、下層の金
属配線33と上層の金属配線40とが電気的に接続され
ず、半導体装置の配線不良の原因となってしまう。
【0010】そこで、本発明の目的は、SOG層にサイ
ドエッチングが殆ど発生せず、実質的に垂直な側面を有
するコンタクトホールを形成することができるドライエ
ッチング方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、少なくとも酸化膜層およびSOG
層を積層して成る絶縁層をエッチングすることにより、
略垂直な側面を有するコンタクトホールを形成するドラ
イエッチング方法であって、エッチングに使用するプロ
セスガスが、C26ガスとCHF3ガスとの混合ガスを
成分として含むガスであることを特徴とする。
【0012】本発明において好ましくは、前記C2 6
ガスの流量が、前記プロセスガスの総流量に対し10.
0〜13.5%である。
【0013】
【作用】本発明においては、略垂直な側面を有するコン
タクトホールを上記絶縁層にドライエッチングにより形
成する際に使用するプロセスガスとして、C 2 6 ガスと
CHF 3 ガスの混合ガスを成分に含むガスを用いること
により、SOG層にサイドエッチングを殆ど発生せず、
実質的な垂直な側面のエッチング形状に絶縁層をドライ
エッチングすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1及び図2を参照
して説明する。
【0015】図1は、本発明を適用した半導体装置の製
造方法を工程順に示したものである。
【0016】まず、図1(a)に示すように、シリコン
からなる半導体基板11上にプラズマCVD法により酸
化膜層12を形成した後、その上に、アルミニウムから
なる下層の金属配線13をパターン形成する。次に、全
面にプラズマCVD法により酸化膜層14を形成し、更
に、平坦化のために回転塗布法によりSOG層15を形
成した後、これを熱処理する。次に、全面にプラズマC
VD法により酸化膜層16を形成した後、その上に、所
望のコンタクトホールのパターンを有するレジスト17
を形成する。
【0017】次に、図1(b)に示すように、酸化膜層
16、SOG層15及び酸化膜層14を、同一のプロセ
スガスにより、金属配線13の表面が露出するまでプラ
ズマエッチングしてコンタクトホールを形成する。
【0018】この時のプロセスガスは、C2 6 、CH
3 及びHeの混合ガスを使用し、各成分ガスの流量
は、プロセスガス全体の流量に対し、C2 6 の流量が
10.0〜13.5%、CHF3 の流量が6.5〜1
0.0%、Heの流量が80%とする。
【0019】図2に、C2 6 の流量〔%〕とSOG層
のサイドエッチング量〔μm〕との関係を示す。このグ
ラフから分かるように、C2 6 の流量が10.0〜1
3.5%の範囲では、SOG層のサイドエッチングは殆
ど発生しない。
【0020】次に、図1(c)に示すように、レジスト
17を除去した後、コンタクトホール内部及び酸化膜層
16の上に上層金属配線材料であるアルミニウムを堆積
し、これをパターニングして上層の金属配線18を形成
する。
【0021】本実施例においては、酸化膜層16、SO
G層15及び酸化膜層14をドライエッチングしてコン
タクトホールを形成する際、プロセスガスとして、流量
がプロセスガス全体の10.0〜13.5%のC
2 6 、流量がプロセスガス全体の6.5〜10.0%
のCHF3 及び流量がプロセスガス全体の80%のHe
の混合ガスを用いているので、従来のようなSOG層1
5のサイドエッチングが殆ど発生せず、従って、上層の
金属配線18がコンタクトホール内で断線することが殆
どない。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、SOG層を含む絶縁層
をドライエッチングする際に使用するプロセスガスを、
2 6 とCHF3 の混合ガスを主成分とするガスとす
ることにより、SOG層のサイドエッチングが抑制さ
れ、例えば、実質的に垂直な側面形状のコンタクトホー
ルを形成することができる。従って、上層金属配線がコ
ンタクトホール内で断線して接続不良を発生することが
防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
を工程順に示す断面図である。
【図2】ドライエッチング時のC2 6 の流量とSOG
層のサイドエッチング量との関係を示すグラフである。
【図3】従来の半導体装置の製造方法を工程順に示す断
面図である。
【符号の説明】
11 半導体基板 12 酸化膜層 13 金属配線 14 酸化膜層 15 SOG層 16 酸化膜層 18 金属配線

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも酸化膜層およびSOG層を積
    層して成る絶縁層をエッチングすることにより、略垂直
    な側面を有するコンタクトホールを形成するドライエッ
    チング方法であって、 エッチングに使用するプロセスガスが、C26ガスとC
    HF3ガスとの混合ガスを成分として含むガスであるこ
    とを特徴とするドライエッチング方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも酸化膜およびSOG層を配線
    上に積層して成る絶縁層に対し、前記配線が露出するま
    でエッチングして略垂直な側面を有するコンタクトホー
    ルを形成するドライエッチング方法であって、 エッチングに使用するプロセスガスが、C 2 6 ガスとC
    HF 3 ガスとの混合ガスを成分として含むガスであるこ
    とを特徴とするドライエッチング方法。
  3. 【請求項3】 前記C26ガスの流量が、前記プロセス
    ガスの総流量に対し10.0〜13.5%であることを
    特徴とする請求項1又は2記載のドライエッチング方
    法。
  4. 【請求項4】 半導体装置の製造方法であって、 少なくとも酸化膜層およびSOG層を積層して成る絶縁
    層に対しC 2 6 ガスとCHF 3 ガスとの混合ガスを成分
    として含むガスを用いてドライエッチングを施すことに
    より、略垂直な側面を有するコンタクトホールを前記絶
    縁層に形成し、 前記コンタクトホール内部及び前記絶縁層上に金属配線
    材料を堆積して金属配線を形成することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
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