JP3294673B2 - シャフトレス薄型モータ - Google Patents

シャフトレス薄型モータ

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JP3294673B2 JP13890493A JP13890493A JP3294673B2 JP 3294673 B2 JP3294673 B2 JP 3294673B2 JP 13890493 A JP13890493 A JP 13890493A JP 13890493 A JP13890493 A JP 13890493A JP 3294673 B2 JP3294673 B2 JP 3294673B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シャフトを備えない
シャフトレス薄型モータであって、特に、ハードディス
ク装置等に記録媒体駆動用に適したシャフトレス薄型モ
ータに係り、詳しくは、ロータケースとステータケース
との間に転動体を介装し、この転動体をスラストベアリ
ングおよびラジアルベアリングとして機能させるように
構成したシャフトレス薄型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク装置等には、記録媒体の
駆動用としてロータケースとステータケースとを略皿状
に成形した薄型モータが用いられる。従来、この種の薄
型モータとしては、ロータケースあるいはステータケー
スの一方に軸部を、他方に穴を形成し、この穴にラジア
ル軸受を介して軸部を嵌合させるが、また、ロータケー
スとステータケースとの間にスラスト軸受を介設したも
のが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の薄型モータにあっては、ラジアル軸受とスラス
ト軸受との双方を組み付けなければならないため、各ベ
アリングのラジアルガタによる軸振れが発生し、回転精
度を悪化させる上、組立作業が煩雑で、コストも増大
し、また、大型化が避けられないという問題があった。
この発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、部品点
数が少なくコストも低減でき、また、小型化も図れ、さ
らに、組立が簡単で高精度なシャフトレス薄型モータを
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、請求項1の発明は、磁石を備えたロータケースと電
機子を備えたステータケースとを回転自在に組み付けて
構成されるシャフトレス薄型モータにおいて、前記ロー
タケースと、該ロータケースの磁石の磁力を空隙を介し
て受ける電機子である複数個の巻線を備えたステータケ
ースとにそれぞれ軸方向に対向する軸受面を形成し、該
軸受面にそれぞれ断面V字状の環状受部を有する環状溝
を互いに対向させて形成し、少なくとも3個のボールを
リテーナにより回転自在に保持して前記環状溝に転動可
能に配設し、前記ロータケースを前記ステータケースに
付勢させることによって、スラストおよびラジアルベア
リングを構成し、かつ前記ステータケースに前記リテー
ナの径方向外方への過大変位を規制するはずれ防止用突
部を形成したことを特徴とするシャフトレス薄型モータ
であるまた、具体的には、請求項2、3の発明のよう
に、前記電機子の巻線はコアに巻回され、前記付勢させ
る手段が、前記ロータケースに設けられた磁石の磁力中
心と前記ステータケースに設けられたコアの中心とを回
転中心軸方向に偏らせ、これら磁石とコアとの間に作用
する磁力によるものか、前記付勢させる手段は、前記ロ
ータケースに磁力で吸着する吸着部を形成し、この吸着
部をステータケースの中央に配した磁石で吸着させるよ
うにしたものである。 さらに、請求項4の発明のよう
に、前記ロータケースから突出する中央部突状ボスを前
記ステ一夕ケースの中央貫通孔に挿通し、この中央部突
状ボスの先端がステータケース底面よりでないように脱
落防止用の抜け止め部材を嵌着させたものでもよい。
【0005】
【作用】請求項1の発明によれば、ステータケースの環
状溝とロータケースの環状溝との間に介装された転動体
(ボール)は各環状受部により各ケースに対する径方向
の変位が規制され、ロータケースとステータケースとを
ラジアル方向とスラスト方向との双方に位置決めして回
転自在に保持し、ラジアルベアリングおよびスラストベ
アリングとして機能する。このため、複数の軸受を必要
とせず、部品点数を削滅でき、コストが低減でき、ラジ
アルガタによる軸振れのおそれがなく、構造が簡単で高
精度にできる。また、小型化も図れ、さらに、前記ステ
ータケースに前記リテーナの径方向外方への過大変位を
規制するはずれ防止用突部によって軸受部をはずすこと
なく上方から順に組み付けることができる。すなわち、
軸受部を環状溝にはめ込み、ロータを上方から容易に組
むことができる。請求項2によれば、磁力により、他の
部材を用いなくてもロータをステータ側に付勢させるこ
とができる。 請求項3によれば、前記付勢させる手段
は、前記ロータケースに形成した吸着部を、ステータケ
ースの中央に配した磁石で吸着させるようにして付勢力
を高めることができる。 請求項4によれば、ロータケー
スとステータケースとが磁力で付勢され、かつ落下など
でロータが抜けてしまうおそれがない作用を有する。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の第1実施例にかかるシャフト
レス薄型モータの断面図である。同図において、10は
ステータケース、20はステータケース10に対して回
転中心軸廻りに回転可能なロータケースであり、ステー
タケース10は図示しない装置フレーム等に固定され、
ロータケース20にはディスク等の記録媒体が取り付け
られる。
【0007】ステータケース10は、略円板状をなし、
一面の中央に略円柱状の厚肉部12が一体にロータケー
ス20側に向かって突設されている。厚肉部12には外
周に段差12cが形成され、この段差12cに巻線13
aを固設されたコア13が固設されている。後述する
が、これら巻線13aおよびコア13はその磁力中心が
ロータケース20に設けられたマグネットの磁力中心と
回転中心軸方向に偏倚している。なお、図中、50は駆
動制御回路等が設けられる回路基板であり、この回路基
板50の駆動制御回路に巻線13aが接続している。
【0008】また、厚肉部12には先端に軸受面S1が
形成され、この軸受面S1に環状溝18が回転中心軸と
同芯状に形成され、さらに、軸受面S1周縁に沿って環
状突部12aが形成されている。環状溝18は、断面V
字状をなし、回転中心軸に対し傾斜した一対のテーパ面
(環状受部)18a,18bを有する。後述するよう
に、環状溝18にはロータケース20の環状溝との間に
ボールが転動自在に介設され、環状突部12aはボール
の径方向外方への過大な変位を規制、すなわち脱落を防
止する。
【0009】ロータケース20は、プレス等で成形さ
れ、円板部20aの外周縁に筒部20bが一体に形成さ
れた略皿形状を有する。このロータケース20には円板
部20aの内側に軸受面S2が上記軸受面Slと対向し
て形成され、この軸受面S2に環状溝28が回転中心軸
と同心状に形成され、また、筒部20の内面にマグネ
ット22が固着されている。マグネット22はその磁力
中心(M)が上述した巻線13a(コア13を含む)
の磁力中心(M)に対し回転中心軸の軸方向で円板部
20a側に所定寸法δだけ偏るように配置され、これら
マグネット22と巻線13aとの間の磁力の作用でロー
タケース20とステータケース10とが接近する方向に
付勢されている。なお、27はロータケース20の外面
に形成された記録媒体の載置用の段部である。
【0010】環状溝28は、上述した環状溝18と径が
略等しく、環状溝18と対向する。この環状溝18は、
環状溝18と同様に、断面V字状をなして、一対のテー
パ面からなる環状受部28a,28bを有する。これら
環状溝28と環状溝18との間には樹脂等から成形され
た環状のリテーナ34により保持されて3個以上(本実
施例では、3個)のボール(転動体)33が転動可能に
介設されている。リテーナ34は、上述した環状突部1
2aと所定の間隙を隔て配置され、径方向に過大な変位
を生じると突部12aに当接して変位、すなわち脱落が
規制される。
【0011】ボール33は、回転中心軸の廻りに回転方
向略等間隔に配置され、上述したマグネット22等の磁
力で各テーパ面28a,28bとテーパ面18a,18
bとの間に挟持される。これらボール33は、各テーパ
面18a,18b,28a,28bとの当接による反力
の径方向分力でステータケース10とロータケース20
に対する径方向変位が規制される。
【0012】この実施例にあっては、ロータケース20
とステータケース10との間にリテーナ34により保持
されて複数のボール33が介装され、マグネット22と
巻線13aとの磁力で環状溝18,28間に転動自在に
挟持される。そして、ボール33は、各環状溝18,2
8のテーパ面18a,18b,28a,28bに当接し
て径方向の変位が規制される。このため、これらボール
33がラジアルベアリングとして機能したスラストベア
リングを構成することになる。ステータケース10とロ
ータケース20とはボール33によって軸方向および径
方向に位置決めされて回転自在に保持される。したがっ
て、部品点数を削減でき、コストの低減も図れ、また、
より小型化、特に薄型化を図れ、さらに、そのステータ
ケース10とロータケース20との組立も容易に行え
る。
【0013】図2にはこの発明の第2実施例にかかる薄
型モータの断面図を表す。なお、この第2実施例および
後述する他の実施例においては、上述した第1実施例と
同一の部分には同一の番号を付して説明を省略する。こ
の第2実施例は、ステータケース10の厚肉部12の先
端に取付軸部61を一体に形成するとともに、コア13
と巻線13aとをステータホルダ62に固定し、このス
テータホルダ62を取付軸部61に嵌合固定したもので
ある。
【0014】ステータホルダ62は、中央に上記取付軸
部61が嵌合する穴62aを有する略環状板からなり、
上面外周縁に環状突部12aが形成されている。そし
て、このステータホルダ62には、上面に断面V字状の
環状溝18が形成され、外周面にコア13が固着されて
いる。
【0015】この第2実施例にあっても、ボール33が
スラストベアリングとラジアルベアリングとして機能す
るため、2つのスラスト用とラジアル用とのベアリング
を必要とせず、部品点数の削減、コストの低減が図れ、
また、薄型化が図れ、さらに、組立も容易である。な
お、この第2実施例においては、図3に示すように、ロ
ータケース20の中央部に通気あるいは記録媒体取付用
に用いる穴20dを形成し、冷却性能等を改善すること
も可能である。
【0016】図4はこの発明の第3実施例にかかる薄型
モータの断面図である。この第3実施例は、ステータケ
ース10の厚肉部12にロータケース20に向けて磁石
71を埋設し、また、ロータケース20を磁性体から構
成して内面に磁石71に向けて吸着部72を一体に突設
したものである。
【0017】この第3実施例では、磁石71がその磁力
により吸着部72を吸着し、ステータケース10とロー
タケース20とは磁石71の磁力で接近する方向に付
勢、すなわちボール33が環状溝18,28間に挟圧さ
れるように付勢される。このため、ロータケース20が
回転中心軸方向に抜け落ちることを確実に防止できる。
なお、この第3実施例においては、前述したマグネット
22と巻線13aとの磁力中心を必ずしも異ならせる必
要が無く、通常の位置関係に設定するこも可能である。
【0018】図5はこの発明の第4実施例にかかる薄型
モータの断面図である。この第4実施例は、ステータケ
ース10に貫通孔81を形成するとともに、ロータケー
ス20に支持軸部(中央突状ボス)82を一体に形成
し、この支持軸部82を貫通孔81に貫通させ、貫通孔
81を貫通した支持軸部82の先端にEリング83を嵌
着させたものである。
【0019】この第4実施例では、ステータケース10
とロータケース20との軸方向相対変位がEリング83
により機械的に規制されるため、ロータケース20の脱
落等をより確実に防止できる。
【0020】図6はこの発明の第5実施例にかかる薄型
モータの断面図である。この第5実施例は、回路基板5
0を磁性体、例えば鉄から構成し、この回路基板50上
に巻線13aを載設していわゆるスロットレス型に構成
し、また、ロータケース20に巻線13aと上下に対向
させて環板状のマグネット22を設けたものである。
【0021】この第5実施例にあっては、回路基板50
がバックヨークとして機能し、マグネット22と巻線1
3aの磁力とによりステータケース10とロータケース
20とが接近する方向に付勢される。そして、この第5
実施例は、ステータ側の巻線13aをスロットレス型に
構成したため、より薄型化が図れる。
【0022】図7はこの発明の第6実施例にかかる薄型
モータの断面図である。この第6実施例は、回路基板5
0に直接に巻線13aを固定するとともに、この巻線1
3aの内側位置に円板状の軸受部材91を設け、回路基
板50をステータケース10としても機能させるもので
ある。
【0023】回路基板50には、取付孔50aが形成さ
れ、また、この取付孔50aの廻りに巻線13aが同芯
的に設けられる。軸受部材91は、ロータケース20側
の面に環状溝18が形成され、他面に嵌合軸部91aが
形成され、この嵌合軸部91aが回路基板50の取付孔
50aに嵌合して固定される。
【0024】この第6実施例にあっては、巻線13aが
回路基板50に直接に設けられるため、巻線13aと駆
動制御回路との接続が容易であり、また、全体としてよ
り薄型化を図ることができる。その他は上述した各実施
例と同一であり、その説明は割愛する。
【0025】なお、上述した各実施例では、転動体とし
てボール33を例示するが、ニードル等のコロ状の転動
体を採用することも可能である。また、上述した各実施
例では、断面V字状の環状溝18,28を形成してテー
パ面18a,18b,28a,28bを得るが、環状溝
によること無くステータケース10とロータケース20
とにそれぞれ1つのテーパ面を有する円錐形状の部分を
形成し、これらテーパ面間に転動体を転動可能に配置す
ることも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
シャフトレス薄型モータによれば、ロータケースに形成
されたテーパ面とステータケースに形成されたテーパ面
との間にリテーナにより保持して転動体(ボール)を転
動可能に配置し、ステ一夕ケースとロータケースとを互
いに転動体がテーパ面間に挟圧されるように付勢したた
め、転動体をスラストベアリングおよびラジアルベアリ
ングとして機能させることができ、シャフトが不要とな
る等、部品点数の削減、コストの低滅、また、小型化、
特に薄型化が図れ、さらに、組立も容易になり、さら
に、ステータケースにリテーナの径方向外方への過大変
位を規制するはずれ防止用の突部によって、その組立も
容易に行えると共に、落下のような衝撃に脱落すること
なく耐えられるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例にかかるシャフトレス薄
型モータの断面図である。
【図2】この発明の第2実施例にかかるシャフトレス薄
型モータの断面図である。
【図3】この発明の第3実施例にかかるシャフトレス薄
型モータの断面図である。
【図4】同第3実施例の他の態様を示す断面図である。
【図5】この発明の第4実施例にかかるシャフトレス薄
型モータの断面図である。
【図6】この発明の第5実施例にかかるシャフトレス薄
型モータの断面図である。
【図7】この発明の第6実施例にかかるシャフトレス薄
型モータの断面図である。
【符号の説明】
10 ステータケース 12a 環状突部 13 ヨーク 13a 巻線 18 環状溝 18a,18b テーパ面(環状受部) 20 ロータケース 22 マグネット 28 環状溝 28a,28b テーパ面(環状受部) 33 ボール(転動体) 34 リテーナ 50 回路基板 91 軸受部材 M1 ステータ側の磁力中心 M2 ロータ側の磁力中心 S1 軸受面 S2 軸受面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−278008(JP,A) 特開 平4−355640(JP,A) 特開 平4−244755(JP,A) 特開 昭55−99332(JP,A) 実開 昭60−88120(JP,U) 実開 昭63−178615(JP,U) 実開 昭61−518(JP,U) 実開 平5−19638(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/173

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石を備えたロータケースと電機子を備
    えたステータケースとを回転自在に組み付けて構成され
    るシャフトレス薄型モータにおいて、前記ロータケース
    と、該ロータケースの磁石の磁力を空隙を介して受ける
    電機子である複数個の巻線を備えたステータケースとに
    それぞれ軸方向に対向する軸受面を形成し、該軸受面に
    それぞれ断面V字状の環状受部を有する環状溝を互いに
    対向させて形成し、少なくとも3個のボールをリテーナ
    により回転自在に保持して前記環状溝に転動可能に配設
    し、前記ロータケースを前記ステータケースに付勢させ
    ることによって、スラストおよびラジアルベアリングを
    構成し、かつ前記ステータケースに前記リテーナの径方
    向外方への過大変位を規制するはずれ防止用突部を形成
    たことを特徴とするシャフトレス薄型モータ。
  2. 【請求項2】 前記電機子の巻線はコアに巻回され、前
    記付勢させる手段が、前記ロータケースに設けられた磁
    石の磁力中心と前記ステータケースに設けられたコアの
    中心とを回転中心軸方向に偏らせ、これら磁石とコアと
    の間に作用する磁力によることを特徴とする請求項1に
    記載のシャフトレス薄型モータ。
  3. 【請求項3】 前記付勢させる手段が、前記ロータケー
    スに磁力で吸着する吸着部を形成し、この吸着部をステ
    ータケースの中央に配した磁石で吸着させるようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のシャフトレス薄型モ
    ータ。
  4. 【請求項4】 磁石を備えたロータケースと電機子を備
    えたステータケースとを回転自在に組み付けて構成され
    るシャフトレス薄型モータにおいて、前記ロータケース
    と、該ロータケースの磁石の磁力を空隙を介して受ける
    電機子である複数個の巻線を備えたステータケースとに
    それぞれ軸方向に対向する軸受面を形成し、該軸受面に
    それぞれ断面V字状の環状受部を有する環状溝を互いに
    対向させて形成し、少なくとも3個のボールをリテーナ
    により回転自在に保持して前記環状溝に転動可能に配設
    し、前記ロータケースを前記ステータケースに付勢させ
    ることによって、スラストおよびラジアルベアリングを
    構成し、かつ前記ロータケースから突出する中央部凸状
    ボスを前記ステ一夕ケースの中央貫通孔に挿通し、該中
    央部凸状ボスの先端を脱落防止用のリングを嵌着したこ
    とを特徴とするシャフトレス薄型モータ。
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