JP3294479B2 - チップ状部品保持用キャリアプレート及びチップ状部品印刷ペースト転写方法 - Google Patents

チップ状部品保持用キャリアプレート及びチップ状部品印刷ペースト転写方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ状部品の側面に
印刷ペーストを塗布するため、チップ状部品を弾性体で
囲まれた保持孔に嵌合し、且つチップ状部品の側面を弾
性体の板面から僅かに突出した状態で複数のチップ状部
品を保持するチップ状部品保持用キャリアプレートと、
このキャリアプレートを使用してチップ状部品の側面に
印刷ペーストを転写するチップ状部品印刷ペースト転写
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】積層セラミックコンデンサーや積層セラ
ミックインダクター等のような2極形のチップ状回路部
品では、チップ素体の両端部に一対の端子電極が形成さ
れている。これに対して、いわゆるT形ノイズフィルタ
ーのような3極形あるいはそれ以上の極数を有するチッ
プ状回路部品では、チップ素体の側面にも端子電極が形
成される。例えば、図8は前述のT形ノイズフィルター
のような3極形のチップ状回路部品の外観の例を示して
おり、このチップ状回路部品はチップ素体であるチップ
状部品aの両端部に端子電極d、dを有する他、その中
間部側面にも端子電極eを有している。
【0003】このようなチップ状部品aの中間部側面に
形成される端子電極eは、一般に、チップ状部品aの中
間部側面に導電ペーストを塗布し、これを焼き付けるこ
とにより形成される。この導電ペーストの塗布に当たっ
ては、板状の弾性体に縦横に一定の間隔で保持孔を配列
したキャリアプレートを用い、これらの保持孔に側面が
弾性体の板面から僅かに突出するようにチップ状部品a
を嵌め込み、この状態でその側面に導電ペーストを転写
するという方法がとられる。
【0004】すなわち、チップ状部品aをその長手方向
が保持孔の一方の配列方向と直交する方向に向くよう配
列すると共に、その側面が弾性体の板面から僅かに突出
するように嵌合する。また、この保持孔の配列ピッチに
合わせて、弾性を有する転写溝を形成した転写板を用意
し、この転写溝に導電ペースト等の印刷ペーストを付与
する。そして、キャリアプレートの弾性体の板面と転写
板の板面とを対向させ、さらに保持孔から突出したチッ
プ状部品aの側面を前記転写溝が横切るよう位置合わせ
し、同チップ状部品aの側面を転写板の板面に押し当て
る。転写板の溝に充填された導電ペーストは、チップ状
部品の側面に接して押され当該側面とそれに連なる他の
側面の端縁にわたって塗布される。これにより転写溝の
導電ペーストがチップ状部品aの側面に横切るように塗
布される。その後、キャリアプレートを上昇させて、チ
ップ状部品aを転写板板面から引き離し、塗布された印
刷ペーストを乾燥することで、塗布工程が終了する。
【0005】図6は、この印刷ペーストbをチップ状部
品aの側面に転写するときの状態を示すものである。こ
こで、チップ状部品aは紙面の前後方向に長手方向が向
くように配列され、キャリアプレートの保持孔3に保持
されている。チップ状部品aは、図6において紙面の前
後方向の端部が保持孔3を囲む弾性体2の壁面に当たっ
て保持されており、その下側の側面は弾性体2の板面か
ら僅かに突出している。なお、弾性体2の内部にフレー
ム2を内包しており、弾性体2はこのフレーム5を被覆
するように設けれており、これによってフレーム5によ
り保持されている。
【0006】このようにして保持孔3のチップ状部品a
を保持したキャリアプレートは、図6(a)に示すよう
に、弾性体2の下面が転写板6の板面と対向するよう、
その上に配置される。転写板6はゴム等の弾性体からな
り、その板面には保持孔3の配列方向に合わせて転写溝
7が形成されており、図6では、保持孔3の図中左右方
向の保持孔3の配列方向に合わせて転写溝7が形成され
ており、図6ではその中央位置で断面している。
【0007】この状態でキャリアプレートを下降させ、
図6(b)に示すように、保持孔3に保持されたチップ
状部品aの弾性体2の板面から突出した側面を転写板6
に押し付ける。これにより、転写溝7内の印刷ペースト
bが保持孔3に保持されたチップ状部品aの側面を横切
り、当該側面に連なる他の側面の端縁にわたって塗布さ
れる。その後、キャリアプレートを上昇させ、チップ状
部品aの側面に塗布された印刷ペーストを乾燥し、その
キャリアプレートの保持孔からチップ状部品aを取り出
すことで、チップ状部品aの側面への印刷ペーストの転
写工程が完了する。その後、この印刷ペーストを焼き付
ける等の手段でチップ状部品aの表面に定着させること
で、前述のような端子電極eが形成される。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】前記のようなキャ
リアプレートを使用したチップ状部品aの側面への印刷
ペーストbの印刷手段の場合、キャリアプレートの保持
孔3にチップ状部品aを収納した状態で、チップ状部品
aの側面の弾性体2の板面からの突出高さが低いと、次
のような不都合を生じる。例えば図7(a)に示すよう
に、チップ状部品aの側面が弾性体2の板面から殆ど突
出してないか、或はごく僅かしか突出してないと、通常
の押圧力では転写が不充分となる。そこで通常の押圧力
より強い押圧力を与えて転写しようとすると図7(b)
に示されたように、チップ状部品bを転写板6に強く押
し当てたとき弾性体2が弾性変形して、その板面も転写
板6に押し当たる。その結果、ゴム等の弾性体からなる
転写板6が圧縮されるので、転写溝7の印刷ペーストb
が押し出され、弾性体2の板面と転写板6の板面との間
に浸透したり、図7(b)に示すように、保持孔3の内
部に印刷ペーストbが入り込む。このため、チップ状部
品aの側面に所定の寸法以上に印刷ペーストbが回り込
んで付着するだけでなく、キャリアプレートの弾性体2
の板面も印刷ペーストで汚されることになる。これによ
り、印刷精度が悪くなると共に、作業性も低下し、不良
品が生じる等の不都合を生じる。
【0009】他方、チップ状部品bの側面を弾性体2の
板面から大きく突出させると、チップ状部品bが保持孔
3から抜けて外れやすくなり、逆に作業性が低下し、不
良品が生じる原因となる。また、チップ状部品の保持が
不充分でその姿勢が傾き、塗布精度が悪くなる。本発明
は、このような従来における印刷ペーストの転写手段に
おける課題に鑑み、キャリアプレートの保持孔に保持さ
れたチップ状部品の側面の突出高さが低くても、転写板
の転写溝からの印刷ペーストの押し出しがなく、印刷精
度の向上、作業性の向上、不良率の低減が図れ、従って
チップが外れにくいキャリアプレートとチップ状部品印
刷ペースト転写方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、チップ状部
品aの側面に印刷ペーストbを転写するため、キャリア
プレートの保持孔13に保持されたチップ状部品aの側
面を転写板16の板面に押し当てたとき、弾性体12の
板面の転写板16の転写溝17と対向する部分に溝14
を形成した。これにより、弾性体12の板面が転写板1
6の板面に当たっても、転写溝17の部分には前記の溝
14で弾性体12の板面が当たらないように逃げること
ができるようにし、これによってチップ状部品aの側面
の突出量を小さくても、弾性体12の板面には印刷ペー
ストbが付着するのが避けることが出来るようにした。
【0011】すなわち、本発明によるチップ状部品保持
用キャリアプレートは、弾性体12で囲まれたチップ状
部品aを嵌め込む複数の保持孔13が縦横に一定の間隔
で配列されており、さらに前記弾性体12の板面に、前
記保持孔13の径方向に沿って溝14を形成しており、
この溝14は、チップ状部品aの側面に印刷ペーストb
を転写する転写板16の板面に形成した転写溝17にそ
れぞれ位置合わせ可能なように同転写溝17と同じ間隔
で設けられると共に、同転写溝17より幅が広いことを
特徴とするものである。ここで、溝14は複数の保持孔
13の一方の配列方向に沿って形成される。
【0012】さらに、本発明によりチップ状部品印刷ペ
ースト転写方法は、キャリアプレートに縦横に一定の間
隔で配列された弾性体12で囲まれた複数の保持孔13
に、側面が弾性体12の板面から僅かに突出するように
チップ状部品aを嵌め込み、且つこのチップ状部品aを
その長手方向が保持孔13の一方の配列方向と直交する
方向に向くよう配列する工程と、この保持孔13の配列
ピッチに合わせて弾性を有する転写板16に形成した転
写溝17に印刷ペーストbを付与する工程と、前記キャ
リアプレートの弾性体12の板面と転写板16の板面と
を対向させ、さらに保持孔13から突出したチップ状部
品aの側面を前記転写溝17が切るよう位置合わせして
同チップ状部品aの側面を転写板16の板面に押し当て
た後、同チップ状部品aを転写板16の板面から引き離
す工程とを有する転写方法において、前記のようなチッ
プ状部品保持用キャリアプレートを使用し、このキャリ
アプレートの溝14が前記転写板16の転写溝17と一
致するよう位置合わせしてチップ状部品aの側面を転写
板16の板面に押し当てることを特徴とするものであ
る。
【0013】
【作用】前記本発明によるチップ状部品保持用キャリア
プレートは、前記弾性体12の板面に、前記保持孔13
の径方向に溝14を形成したものであり、さらにこのキ
ャリアプレートを使用したチップ状部品印刷ペースト転
写方法は、キャリアプレートの溝14が前記転写板16
の転写溝17と一致するよう位置合わせしてチップ状部
品aの側面を転写板16の板面に押し当てるものである
ため、チップ状部品aの側面の弾性体12の板面からの
突出高さが低く、弾性体3の板面が転写板16の板面に
当たっても、転写溝17の部分には前記の溝14で弾性
体3が当たらないように逃げることができる。これによ
って弾性体12の板面には印刷ペーストbが付着するの
を避けることができる。そして、このようにして転写溝
17を避けるためには、キャリアプレートの弾性体12
の板面に形成した溝14が転写板16の板面に形成した
転写溝17より幅が広いことが必要である。
【0014】このように本発明では、チップ状部品aの
側面を弾性体2の板面から僅かに突出するだけで、正確
且つ確実にチップ状部品aの側面に印刷ペーストbを転
写できることになる。このため、チップ状部品bが保持
孔3から抜けるようことがなく、作業性が向上し、チッ
プ状部品の外れによる不良品が生じない。さらに、チッ
プ状部品bの側面を弾性体2の板面から必要以上に突出
する必要がないので、印刷ペーストを塗布しようとする
側面以外の側面に塗布する寸法が規格を越えることなく
転写精度が向上する。
【0015】
【実施例】次に、図面を参照しながら、本発明の実施例
について具体的且つ詳細に説明する。図1に本発明の実
施例によるチップ状部品aを保持したキャリアプレート
の外観を示しており、図2に前記図1のA部を拡大して
示し、図3及び図4は、その互いに直交する方向から縦
に断面した転写板16も含む要部拡大図である。キャリ
アプレートはステンレス等からなる枠11を有してお
り、この枠11の中に多数の通孔が縦横に一定の間隔で
配列された剛体製のフレーム15(図3及び図4参照)
が張られている。このフレーム15は、ゴム等からなる
弾性体12で覆われており、この弾性体12は全体とし
て板状を呈している。この弾性体12には、前記フレー
ム15の通孔より径が小さな円形状の保持孔13、13
…が縦横に一定の間隔で配列されており、この弾性体1
2に囲まれた保持孔13、13…の径は、その中に保持
するチップ状回路部品aの長さより小さい。
【0016】この弾性体12の主面には、互いに直交す
る2組の保持孔13、13…の配列方向のうち、一方の
配列方向に沿って保持孔13、13の径方向に溝14が
形成されている。この溝14は、後述する転写板6の転
写溝17より幅が広く形成されている。図示の実施例で
は、溝14が保持孔13、13…の一方の配列方向に沿
ってのみ設けられているが、保持孔13、13…の他方
の配列方向に沿って設けてもよい。この場合、2組の溝
14の延長線は保持孔13、13…の中心で直交するこ
とになる。
【0017】他方、図3及び図4に示すように、転写板
16はゴム板等の弾性体からなり、前記保持孔13、1
3…及び溝14の配列ピッチと同じピッチで転写溝17
が形成されている。既に述べた通り、この転写溝17
は、前記キャリアプレートの弾性体12の板面に設けた
溝14より幅が狭い。前記キャリアプレートには、弾性
体12で囲まれた保持孔13の中に各々チップ状回路部
品aを嵌め込んで保持する。このとき、チップ状部品a
は溝14が設けられたのと直交する方向、すなわち保持
孔13の他方の配列方向に長手方向が向くように保持孔
13に嵌め込まれる。この状態では、チップ状部品aの
両端が弾性体12の壁面を弾力的に押し、その反力でチ
ップ状部品aが保持される。また、チップ状部品aの印
刷ペーストbを塗布しようとする側面を弾性体12の板
面から僅かに突出させる。
【0018】他方、前記転写板16の転写溝17には、
導電ペースト等の印刷ペーストbを付与し、その転写溝
17内に印刷ペーストを保持する。この状態で図3
(a)及び図4(a)に示すようにキャリアプレートの
弾性体12のチップ状部品aが突出した側の板面を転写
板16の板面に対向するよう、その上に配置する。この
とき、弾性体12の板面の溝14と転写板16の転写溝
17とが対向するよう位置合わせする。これにより、保
持孔13に保持されたチップ状部品aの側面中央部が転
写板16の転写溝17と対向し、且つチップ状部品aの
長手方向はこの転写溝17と直交する方向に向く。
【0019】この状態でキャリアプレートを下降させ、
図3(b)、図4(b)に示すように、弾性体12の板
面から突出したチップ状部品aの側面を転写板16に押
し当てる。このとき転写溝17は、保持孔3に保持され
たチップ状部品aの側面中央部を横切るように接するた
め、転写溝17に保持された印刷ペーストbがチップ状
部品bの弾性体12の板面から突出した側面中央にその
幅方向に沿って塗布される。その後キャリアプレートを
上昇させ、塗布した印刷ペーストbを乾燥することで印
刷ペーストbのチップ状部品aの側面への転写が完了す
る。
【0020】図5は、前記の工程において、チップ状部
品aの側面の弾性体12の板面からの突出高さが極端に
低い場合の例である。この場合、図5(a)の状態から
前述のようにして図5(b)に示すように、チップ状部
品aの側面を転写板16に押し当てると、弾性体12の
板面も転写板16に押し当たる。しかし、弾性体12の
板面部分では、転写溝17の部分に溝14が有るので、
印刷ペーストbに接触せずに逃げることができる。従っ
て、印刷ペーストbはチップ状部品aの側面とに連なる
他の側面との端縁にわたって付着し、弾性体12の板面
には付着しない。
【0021】次の表1は、長さ3.2mm、縦横1.6
mmの立方体形のT形ノイズフィルターにの側面中央の
幅方向にアース電極を設けるため、銀ペーストを実際に
転写したときの結果である。ここでは、前記のような溝
14を有するキャリアプレートとそのような溝を有しな
い従来のキャリアプレートとを各々使用し、後者につい
ては、チップ状部品の側面の弾性体の板面からの突出量
が0.3mmの場合と0.1mmの2組について転写を
行った。前者については、チップ状部品の側面の弾性体
の板面からの突出量が0.1mmのもののみについて転
写を行った。表1における「回込み不良率」とは、銀ペ
ーストを塗布しようとするチップ状部品aの側面以外の
側面に付着した銀ペーストの塗布寸法が0.7mmを越
えたチップ状部品aの発生率を意味する。また、「チッ
プ外れ率」とは、キャリアプレートの保持孔13に保持
されたチップ状部品aがその保持孔13から抜け出して
しまった割合を言う。供試サンプル数は何れも1,00
0個である。
【0022】
【表1】
【0023】このように、溝14を有する本発明の実施
例によるキャリアプレートを使用し、銀ペーストをチッ
プ状部品aの側面に転写したものでは、チップ状部品a
の側面を弾性体2の板面から僅かに突出するだけで、銀
ペーストの回込みもなく、正しくチップ状部品aの側面
に銀ペーストが転写できる。従って、チップ状部品bが
保持孔3から抜けることもなく、チップ外れ率も0であ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、キ
ャリアプレートの保持孔に保持されたチップ状部品の側
面の突出高さが低くても、転写板の転写溝からの印刷ペ
ーストの押し出しがなくなるので、印刷精度の向上、作
業性の向上、不良率の低減が図れる。また、キャリアプ
レートの保持孔に保持されたチップ状部品の側面の突出
高さを低できるので、チップが外れにくくなり、この点
でも作業性の向上、不良率の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるチップ状部品保持用キャ
リアプレートの保持孔にチップ状部品が保持された状態
の斜視図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】前記キャリアプレートを使用してその保持孔に
保持されたチップ状部品の側面に印刷ペーストを転写す
る状態の要部縦断側面図である。
【図4】前記キャリアプレートを使用してその保持孔に
保持されたチップ状部品の側面に印刷ペーストを転写す
る状態の要部縦断正面図である。
【図5】前記キャリアプレートを使用してその保持孔に
保持されたチップ状部品の側面に印刷ペーストを転写す
る状態であって、チップ状部品の側面と弾性体の板面か
ら突出量が極端に小さい場合の要部縦断側面図である。
【図6】従来のキャリアプレートを使用してその保持孔
に保持されたチップ状部品の側面に印刷ペーストを転写
する状態の要部縦断正面図である。
【図7】前記キャリアプレートを使用してその保持孔に
保持されたチップ状部品の側面に印刷ペーストを転写す
る状態であって、チップ状部品の側面と弾性体の板面か
ら突出量が小さい場合の要部縦断正面図である。
【図8】前記本発明の実施例により印刷ペーストを塗布
するチップ状部品の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
12 弾性体 13 保持孔 14 溝 16 転写板 17 転写溝 a チップ状部品 b 印刷ペースト

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性体(12)で囲まれたチップ状部品
    (a)を嵌め込む複数の保持孔(13)が縦横に一定の
    間隔で配列されたチップ状部品保持用キャリアプレート
    において、前記弾性体(12)の板面に、前記保持孔
    (13)の径方向に沿って溝(14)を形成しており、
    この溝(14)は、チップ状部品(a)の側面に印刷ペ
    ースト(b)を転写する転写板(16)の板面に形成し
    た転写溝(17)にそれぞれ位置合わせ可能なように同
    転写溝(17)と同じ間隔で設けられると共に、同転写
    溝(17)より幅が広いことを特徴とするチップ状部品
    保持用キャリアプレート。
  2. 【請求項2】 溝(14)が複数の保持孔(13)の一
    方の配列方向に沿って形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載のチップ状部品保持用キャリアプレー
    ト。
  3. 【請求項3】 キャリアプレートに縦横に一定の間隔で
    配列された弾性体(12)で囲まれた複数の保持孔(1
    3)に、側面が弾性体(12)の板面から僅かに突出す
    るようにチップ状部品(a)を嵌め込み、且つこのチッ
    プ状部品(a)をその長手方向が保持孔(13)の一方
    の配列方向と直交する方向に向くよう配列する工程と、
    この保持孔(13)の配列ピッチに合わせて弾性を有す
    る転写板(16)に形成した転写溝(17)に印刷ペー
    スト(b)を付与する工程と、前記キャリアプレートの
    弾性体(12)の板面と転写板(16)の板面とを対向
    させ、さらに保持孔(13)から突出したチップ状部品
    (a)の側面を前記転写溝(17)が切るよう位置合わ
    せして同チップ状部品(a)の側面を転写板(16)の
    板面に押し当てた後、同チップ状部品(a)を転写板
    (16)の板面から引き離す工程とを有するチップ状部
    品印刷ペースト転写方法において、前記請求項1〜3の
    何れかに記載のチップ状部品保持用キャリアプレートを
    使用し、このキャリアプレートの溝(14)が前記転写
    板(16)の転写溝(17)と一致するよう位置合わせ
    してチップ状部品(a)の側面を転写板(16)の板面
    に押し当てることを特徴とするチップ状部品印刷ペース
    ト転写方法。
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