JP3293886B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、用紙搬送装置に関し、より詳細
には、ファクシミリにおける原稿や記録紙などの用紙搬
送装置に関する。例えば、複写機、プリンタ、ワープロ
等に適用されるものである。
【0002】
【従来技術】従来の用紙搬送装置においては、給送ロー
ラ表面の摩擦係数を分離ローラより大きくし、給送ロー
ラと分離ローラを対向配置し、両ローラを同一方向に回
転することにより原稿が同時に2枚以上給送されないよ
うにしている。該両ローラは使用中にその表面が汚れ、
特に原稿として裏カーボン紙を使用した場合などはロー
ラ表面が非常に汚れるという問題点がある。このローラ
表面の汚れを防止するために、水又は溶剤などの清掃液
がしみ込んだ柔かい紙又は布を用いてローラ表面を清掃
する必要があるが、一般に給送ローラ及び分離ローラは
装置の奥に置かれているので清掃しにくいという問題点
がある。
【0003】この点を解決するために、例えば、特開昭
58−100040号公報に「自動給送装置」が提案さ
れている。この公報のものは、ローラの表面を清掃する
清掃部材を設け、該清掃部材により前記ローラを所定の
時間自動的に清掃するようにしたものであり、清掃開始
のタイミングは電源スイッチがONになった場合に所定
の時間清掃するものである。
【0004】このように従来のものは、給送ローラが汚
れることによりローラ表面の摩擦係数が低下するため、
給送性能が低下し、用紙を分離搬送することが出来なく
なる不具合が発生し、ユーザかサービスマンが水又は溶
剤等でローラ表面を清掃していた。しかし、不具合がい
つ発生するかわからないため、不具合を未然に防ぐため
にはかなり頻繁に清掃をする必要があった。また、前記
不具合を未然に防ぐ方法としては、前述したように、特
開昭58−100040号公報にあるように、清掃用の
ユニットを新規に設けることにより達成できるが、その
かわり装置の大型化とコストアップ、さらに機械を移動
する際に清掃液がこぼれないようにシールド機構が必須
になるため、設置スペースが小さくコストの安い装置の
達成が難しいという問題点がある。
【0005】さらに、清掃のタイミングとしては、電
源扱入時に行う場合、用紙を給送しない場合、等があ
るが、前記では通常、電源は常時ONのため清掃回数
が少なすぎて目的を達成できない。また、前記では清
掃回数が多すぎてローラの表面状態を劣化させたり、清
掃液の減少がはやく補充作業が必要になるという問題が
発生する。また、用紙の搬送スピードが遅くなったり、
そのためによる画像伸びが発生したり、時間内に搬送で
きなかったりするが、その発生原因が経時的なコロの汚
れによるものかそれとも急激なコロの汚れなのか判断が
できなかった。
【0006】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みなされたも
ので、用紙を搬送するためのコロの汚れなどの不具合が
発生する前にコロの清掃時期を知ることができるように
してより効果的な保守を行うようにした用紙搬送装置を
提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
セットされた用紙を1枚ずつ分離して搬送するための用
紙分離搬送手段と、前記用紙分離搬送手段より下流側に
あり用紙の先端を検知する検知手段と、用紙を分離搬送
しはじめてから前記検知手段が用紙の先端を検知するま
での時間を計測する計測手段と、セットされた最後の用
紙に対応する規定時間と前記最後の用紙以外の用紙に対
応する規定時間とを予め入力したメモリと、セットされ
た最後の用紙の場合には前記最後の用紙に対応する規定
時間と前記計測時間とを比較し、最後の用紙以外の用紙
の場合には前記最後の用紙以外の用紙に対応する規定時
間と前記計測時間とを比較する比較手段と、前記規定時
間よりも前記計測時間の方が大きくなったことを表示す
る表示手段を有すること、更には、(2)前記(1)に
おいて、前記計測したデータを記録紙に印字又は表示手
段に表示させることが出来ることを特徴としたものであ
る。以下、本発明の実施例に基づいて説明する。
【0008】図1は、本発明による用紙搬送装置の一実
施例を説明するための構成図で、図中、1は用紙有無検
知センサ、2は第1の用紙先後端検知センサ、3は第2
の用紙先後端検知センサ、4はピックアップコロ、5は
用紙加圧板、6は給送コロ、7は分離コロ、8は分離ブ
ラケット、9は第1の搬送ローラ、10は第2の搬送ロ
ーラ、11は第1の加圧コロ、12は第2の加圧コロ、
13はターゲットガラス、14はミラーである。セット
された用紙を用紙有無検知センサ1にて検知すると、モ
ータが回転し、図示しない駆動系によりピックアップコ
ロ4が上昇し、用紙加圧板5との共働によって分離部ま
で搬送する。該分離部で最下位の用紙のみ給送コロ6に
て下流の第1の搬送ローラ9まで搬送し、その他の用紙
は分離コロ7によって分離される。最下位の用紙は第1
の用紙先後端検知センサ2(以下、センサ2)又は、第
2の用紙先後端検知センサ3(以下、センサ3)にて用
紙が途中で引っかかっておかしくなっていないかの判断
やモータ、SOL等の駆動系動作やさらに下流の読取部
開始タイミングなどの判断を行っている。
【0009】図2は、本発明による用紙搬送装置の動作
を説明するためのブロック図で、図中、15はスタート
キー、16は各種センサ、17はタイマ、18はRAM
(Random Access Memory)、19はメモリ、20はRO
M(Read Only Memory)、21はCPU(中央処理装
置)、22はI/O(Input/Output)、23はモー
タ、24は操作部、25は表示部である。セットされた
用紙を用紙有無検知センサ1により検知し、操作部24
のスタートキー15を押すことにより、モータ23が回
転し、ピックアップコロ4を上昇させる。
【0010】モータ23が回転してからセンサ2または
センサ3が用紙を検知するまでの時間をタイマ17にて
計測し、メモリ19に第1の規定時間SE(予め正常動
作で用紙を搬送するときにかかる時間にある程度の余裕
を持たせた時間)と第2の規定時間JE(これ以上遅れ
たら正常と認められない時間)を記憶しており、計測時
間PTと前記SE,JEを比較してJE>PT≧SE,
PT≧JE>SEのそれぞれの場合で表示部25に表示
することにより(LCD表示、LED表示等)ユーザに
異常を知らせる。ユーザはJE>PT≧SEを示す表示
でコロの清掃時期がきたことを知ることが出来る。規定
時間はSE,JEの2段階だけでなく多段階として、表
示も多段階にしてもよい。
【0011】次に、本発明の実施例について説明する。
摩擦方式の分離機構では、ENDページのときに分離コ
ロ7が用紙に対して直接接触し、ゴムと用紙間の摩擦係
数が作用するため負荷は大きくなる。ENDページ以外
の用紙には用紙間の摩擦係数が作用するため負荷は小さ
くなる(分離コロ7が分離パッドの場合も同様であ
る)。そのため、以下の表1に示すように、第1の規定
時間を2種類(SE,SF)有し、ENDページとEN
Dページ以外の場合で別々の規定時間と比較する。EN
Dページは計測時間PTENDを計測後、センサ1にて
ENDページであることを検知したあと規定時間SEと
比較する。
【0012】
【表1】
【0013】次に、本発明の更に他の実施例について説
明する。前記実施例において、PT≧SE(又はSF)
になったらすぐ表示しても良いが、コロが汚れたために
発生したのではなく、たまたま用紙間の密着力が強くて
(例えばホチキスで綴じた跡が密着していたなど)発生
する場合もあるため、RAM18にデータを記憶するよ
うにして、例えば、4枚中3枚がPT≧SE(又はS
F)になった場合などのように、ある確立で発生した場
合に状態表示する。但し、PT≧JEになった場合はす
ぐ表示する。この場合をグラフで図示したものを図3に
示してある。すなわち、ENDページ以外の用紙に対し
ては、第1の規定時間SF以上に発生する確率を、EN
Dページの用紙に対しては、第2の規定時間SE以上に
発生する確率により異常を表示する。
【0014】次に、本発明の更に他の実施例において
は、PTの値をRAM18に逐次記憶させておき、経時
的に増えてきて、PT≧SE(又はSF)になった場合
に状態表示する。また、更に他の実施例においては、R
AM18に逐次記憶させたPTの値をユーザ又はサービ
スマンの操作部からの指示によりそのデータを記録紙に
記録したり、表示部に表示させる。
【0015】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。 (1)不具合が発生する前にコロの清掃時間を知らせる
ことができるため、少ない回数で、より効果的な保守が
出来る。また、清掃機構の付いた機械と比べるとより小
型で低価格な装置が達成できる。更に、ENDページと
その他のページとでは計測時間PTに差ができるのは機
構上仕方ないため、規定時間をENDページに合わせた
のではその他のページでは不具合を検出できない。その
ため評価回数を増やすために規定時間を2種類にした (2) 不具合原因の解析に役にたつことができる。例え
ば、急激なコロの汚れであれば、使用する用紙の種類や
筆記具の指導ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による用紙搬送装置の一実施例を説明
するための構成図である。
【図2】 本発明による用紙搬送装置の動作を説明する
ためのブロック図である。
【図3】 本発明による用紙を検知するまでの時間と規
定時間との関係により異常を判断するための図である。
【符号の説明】
1…用紙有無検知センサ、2…第1の用紙先後端検知セ
ンサ、3…第2の用紙先後端検知センサ、4…ピックア
ップコロ、5…用紙加圧板、6…給送コロ、7…分離コ
ロ、8…分離ブラケット、9…第1の搬送ローラ、10
…第2の搬送ローラ、11…第1の加圧コロ、12…第
2の加圧コロ、13…ターゲットガラス、14…ミラ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68 B65H 7/00 - 7/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セットされた用紙を1枚ずつ分離して搬
    送するための用紙分離搬送手段と、前記用紙分離搬送手
    段より下流側にあり用紙の先端を検知する検知手段と、
    用紙を分離搬送しはじめてから前記検知手段が用紙の先
    端を検知するまでの時間を計測する計測手段と、セット
    された最後の用紙に対応する規定時間と前記最後の用紙
    以外の用紙に対応する規定時間とを予め入力したメモリ
    と、セットされた最後の用紙の場合には前記最後の用紙
    に対応する規定時間と前記計測時間とを比較し、最後の
    用紙以外の用紙の場合には前記最後の用紙以外の用紙に
    対応する規定時間と前記計測時間とを比較する比較手段
    と、前記規定時間よりも前記計測時間の方が大きくなっ
    ことを表示する表示手段を有すること特徴とする用紙
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記計測したデータを記録紙に印字又は
    表示手段に表示させることが出来ることを特徴とする請
    求項1記載の用紙搬送装置。
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