JP3291383B2 - (メタ)アクリル酸(塩)系重合体熱処理物の製造方法 - Google Patents
(メタ)アクリル酸(塩)系重合体熱処理物の製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パップ剤用基材として
粘着性、増粘性、賦形性および配合性に優れた中和度の
低い(メタ)アクリル酸(塩)系重合体熱処理物の製造
方法に関する。
粘着性、増粘性、賦形性および配合性に優れた中和度の
低い(メタ)アクリル酸(塩)系重合体熱処理物の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリ(メタ)アクリル酸や中和度50モ
ル%以下の(メタ)アクリル酸塩からなる中和率の低い
(メタ)アクリル酸(塩)系重合体は優れた粘着性、増
粘性を利用してパップ剤、粘着剤、増粘剤、紙力増強
剤、硬化剤等に利用されている。また(メタ)アクリル
酸(塩)系重合体を上記の用途に使用する場合、配合の
容易さ、取扱性や搬送の便宜等を考慮して粉末状もしく
は粒状の形態で供給されることが多い。
ル%以下の(メタ)アクリル酸塩からなる中和率の低い
(メタ)アクリル酸(塩)系重合体は優れた粘着性、増
粘性を利用してパップ剤、粘着剤、増粘剤、紙力増強
剤、硬化剤等に利用されている。また(メタ)アクリル
酸(塩)系重合体を上記の用途に使用する場合、配合の
容易さ、取扱性や搬送の便宜等を考慮して粉末状もしく
は粒状の形態で供給されることが多い。
【0003】中和度の低い(メタ)アクリル酸(塩)系
重合体の製法としては、塊状重合法、懸濁重合法、乳化
重合法、スラリー重合法、水溶液重合法等が挙げられる
が、これらの中で最も汎用されているのは水溶液重合法
およびスラリー重合法である。
重合体の製法としては、塊状重合法、懸濁重合法、乳化
重合法、スラリー重合法、水溶液重合法等が挙げられる
が、これらの中で最も汎用されているのは水溶液重合法
およびスラリー重合法である。
【0004】水溶液重合法によれば、(メタ)アクリル
酸(塩)を主体とする重合性単量体の水溶液にラジカル
開始剤を添加し必要により適度に加熱することによって
重合反応を行うと、(メタ)アクリル酸(塩)系重合体
が粘着性および粘性を有する含水物として得られる。こ
の含水物を減圧乾燥、熱風乾燥等により乾燥し、更に粉
砕することによって粉末状重合体を得ることができる。
酸(塩)を主体とする重合性単量体の水溶液にラジカル
開始剤を添加し必要により適度に加熱することによって
重合反応を行うと、(メタ)アクリル酸(塩)系重合体
が粘着性および粘性を有する含水物として得られる。こ
の含水物を減圧乾燥、熱風乾燥等により乾燥し、更に粉
砕することによって粉末状重合体を得ることができる。
【0005】一方スラリー重合法によれば、(メタ)ア
クリル酸(塩)を主体とする重合性単量体およびラジカ
ル重合開始剤を重合生成物の貧溶媒となる有機溶剤に添
加溶解した溶液を重合することにより、(メタ)アクリ
ル酸(塩)系重合体が沈澱析出物として得られる。沈澱
析出物を減圧乾燥、熱風乾燥等により乾燥し粉末状重合
体を得ることができる。
クリル酸(塩)を主体とする重合性単量体およびラジカ
ル重合開始剤を重合生成物の貧溶媒となる有機溶剤に添
加溶解した溶液を重合することにより、(メタ)アクリ
ル酸(塩)系重合体が沈澱析出物として得られる。沈澱
析出物を減圧乾燥、熱風乾燥等により乾燥し粉末状重合
体を得ることができる。
【0006】しかし中和度の低い(メタ)アクリル酸
(塩)系重合体を用いたパップ剤は、優れた粘着性およ
び増粘性を発現するが賦形性が劣るため、パップ剤の基
材としての総合的な性能に問題があった。また賦形性を
向上させるために、多官能性ビニル単量体を共重合させ
ると、賦形性および増粘性は発現するが粘着性が劣って
しまいパップ剤の基材としての総合的な性能に問題があ
った。
(塩)系重合体を用いたパップ剤は、優れた粘着性およ
び増粘性を発現するが賦形性が劣るため、パップ剤の基
材としての総合的な性能に問題があった。また賦形性を
向上させるために、多官能性ビニル単量体を共重合させ
ると、賦形性および増粘性は発現するが粘着性が劣って
しまいパップ剤の基材としての総合的な性能に問題があ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の様な事
情に着目してなされたものであって、その目的は、パッ
プ剤用基材として粘着性、増粘性、賦形性および配合性
に優れた中和度の低い(メタ)アクリル酸(塩)系重合
体熱処理物の製造方法を提供することにある。
情に着目してなされたものであって、その目的は、パッ
プ剤用基材として粘着性、増粘性、賦形性および配合性
に優れた中和度の低い(メタ)アクリル酸(塩)系重合
体熱処理物の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
のできた本発明にかかる製造方法の構成は、水分含有率
が10重量%未満、且つ中和度が50モル%以下である
(メタ)アクリル酸(塩)系重合体を、式1および式2
の満足する温度T(℃)時間M(分)で熱処理するとこ
ろに要旨が存在する。
のできた本発明にかかる製造方法の構成は、水分含有率
が10重量%未満、且つ中和度が50モル%以下である
(メタ)アクリル酸(塩)系重合体を、式1および式2
の満足する温度T(℃)時間M(分)で熱処理するとこ
ろに要旨が存在する。
【0009】 式1 100≦T×logM≦400 式2 120≦T≦300
【0010】
【作用】本発明に係る製造方法は、上記の様に中和度が
50%モル以下である(メタ)アクリル酸(塩)系重合
体を対象とし、特定の加熱条件で熱処理を行なった熱処
理物を製造する技術を提供するものであり、それによっ
てパップ剤の基材として総合的な性能(粘着性、増粘
性、賦形性および配合性)を高めることに成功したもの
である。
50%モル以下である(メタ)アクリル酸(塩)系重合
体を対象とし、特定の加熱条件で熱処理を行なった熱処
理物を製造する技術を提供するものであり、それによっ
てパップ剤の基材として総合的な性能(粘着性、増粘
性、賦形性および配合性)を高めることに成功したもの
である。
【0011】本発明に係る(メタ)アクリル酸(塩)系
重合体を構成する主たる単量体は、アクリル酸やメタク
リル酸およびそれらの塩(以下これを(メタ)アクリル
酸(塩)と総称する)であり、該重合体を構成する単量
体中70モル%以上、より好ましくは90モル%以上が
(メタ)アクリル酸(塩)からなる。尚(メタ)アクリ
ル酸(塩)系重合体における塩とは、ナトリウム、カリ
ウム、リチウム等のアルカリ金属塩やアンモニウム塩の
ごとく一価の塩を意味するものであり、たとえばカルシ
ウムやアルミニウムのごとく二価もしくは三価以上の多
価金属塩は水溶性に欠けるものであるから、本発明にお
ける塩からは除外される。
重合体を構成する主たる単量体は、アクリル酸やメタク
リル酸およびそれらの塩(以下これを(メタ)アクリル
酸(塩)と総称する)であり、該重合体を構成する単量
体中70モル%以上、より好ましくは90モル%以上が
(メタ)アクリル酸(塩)からなる。尚(メタ)アクリ
ル酸(塩)系重合体における塩とは、ナトリウム、カリ
ウム、リチウム等のアルカリ金属塩やアンモニウム塩の
ごとく一価の塩を意味するものであり、たとえばカルシ
ウムやアルミニウムのごとく二価もしくは三価以上の多
価金属塩は水溶性に欠けるものであるから、本発明にお
ける塩からは除外される。
【0012】必要により含まれる他の共重合性単量体と
しては、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等のカルボ
キシル基含有単量体;ビニルスルホン酸、メタリルスル
ホン酸、アリルスルホン酸、3−(メタ)アリロキシ−
2−ヒドロキシプロパンスルホン酸等のスルホン酸基含
有単量体;(メタ)アクリルアミド、第三級ブチル(メ
タ)アクリルアミド等のアミド系単量体;グリセロール
モノ(メタ)アリルエーテル等のアリルエーテル系単量
体;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、アリ
ルアルコール、3−メチル−3−ブテン−1−オール
(イソプレノール)、グリセロールモノ(メタ)アクリ
レート等の水酸基含有単量体;(メタ)アクリロニトリ
ル等のニトリル系単量体;(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル等の(メタ)アクリル酸
エステル系単量体;酢酸ビニル等のビニル系単量体;ス
チレン、α−メチルスチレン、スチレンスルホン酸等の
スチレン系単量体等が例示され、これらは必要により一
種または二種以上を(メタ)アクリル酸(塩)と共重合
して用いることができる。
しては、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等のカルボ
キシル基含有単量体;ビニルスルホン酸、メタリルスル
ホン酸、アリルスルホン酸、3−(メタ)アリロキシ−
2−ヒドロキシプロパンスルホン酸等のスルホン酸基含
有単量体;(メタ)アクリルアミド、第三級ブチル(メ
タ)アクリルアミド等のアミド系単量体;グリセロール
モノ(メタ)アリルエーテル等のアリルエーテル系単量
体;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、アリ
ルアルコール、3−メチル−3−ブテン−1−オール
(イソプレノール)、グリセロールモノ(メタ)アクリ
レート等の水酸基含有単量体;(メタ)アクリロニトリ
ル等のニトリル系単量体;(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル等の(メタ)アクリル酸
エステル系単量体;酢酸ビニル等のビニル系単量体;ス
チレン、α−メチルスチレン、スチレンスルホン酸等の
スチレン系単量体等が例示され、これらは必要により一
種または二種以上を(メタ)アクリル酸(塩)と共重合
して用いることができる。
【0013】しかし、これらの共重合性単量体のうち疎
水性単量体は、得られる重合体の水溶性を阻害する傾向
があるので、好ましくは親水性単量体を共重合成分とし
て使用するのがよい。共重合成分として特に好ましいの
は、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等のカルボキシ
ル基含有単量体である。
水性単量体は、得られる重合体の水溶性を阻害する傾向
があるので、好ましくは親水性単量体を共重合成分とし
て使用するのがよい。共重合成分として特に好ましいの
は、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等のカルボキシ
ル基含有単量体である。
【0014】したがって高レベルの水溶性を有する重合
体を得るため、全単量体中に占める(メタ)アクリル酸
(塩)の量を70モル%以上とし他の共重合性単量体の
量を30モル%以下に抑えるのがよい。
体を得るため、全単量体中に占める(メタ)アクリル酸
(塩)の量を70モル%以上とし他の共重合性単量体の
量を30モル%以下に抑えるのがよい。
【0015】また本発明においては、(メタ)アクリル
酸(塩)系重合体の中和度は50モル%以下とする必要
があるが、好ましくは30モル%以下、更に好ましくは
10モル%以下の中和率のものが本発明に適用できる。
その中和方法については特に制限はなく要するに熱処理
を行う時に所定の量だけ中和されていれば良い。中和度
が50モル%を越える高中和度の(メタ)アクリル酸
(塩)系重合体の含水物は、粘着性が劣るため、本発明
の範囲から除外される。
酸(塩)系重合体の中和度は50モル%以下とする必要
があるが、好ましくは30モル%以下、更に好ましくは
10モル%以下の中和率のものが本発明に適用できる。
その中和方法については特に制限はなく要するに熱処理
を行う時に所定の量だけ中和されていれば良い。中和度
が50モル%を越える高中和度の(メタ)アクリル酸
(塩)系重合体の含水物は、粘着性が劣るため、本発明
の範囲から除外される。
【0016】本発明における(メタ)アクリル酸(塩)
系重合体を得るための重合方法は特に限定されず、水溶
液重合法、スラリー重合法、塊状重合法、懸濁重合法、
乳化重合法等を用いることができる。その中で水溶液重
合は、スラリー重合法、懸濁重合法、乳化重合法におけ
る有機溶剤および乳化剤の除去や残存有機溶剤の安全性
であるといった負担、塊状重合における重合熱の除去が
困難であるといった負担を軽減できるとともに、広い範
囲で任意の分子量の重合体を得ることができ重合法とし
て最も好ましい。
系重合体を得るための重合方法は特に限定されず、水溶
液重合法、スラリー重合法、塊状重合法、懸濁重合法、
乳化重合法等を用いることができる。その中で水溶液重
合は、スラリー重合法、懸濁重合法、乳化重合法におけ
る有機溶剤および乳化剤の除去や残存有機溶剤の安全性
であるといった負担、塊状重合における重合熱の除去が
困難であるといった負担を軽減できるとともに、広い範
囲で任意の分子量の重合体を得ることができ重合法とし
て最も好ましい。
【0017】上記重合法で得られる重合生成物は、前記
した通り重合生成物中に含まれる酸基の中和率を50モ
ル%以下にしたのち、減圧乾燥、熱風乾燥等により水分
除去を行って、低中和度の(メタ)アクリル酸(塩)系
重合体となる。
した通り重合生成物中に含まれる酸基の中和率を50モ
ル%以下にしたのち、減圧乾燥、熱風乾燥等により水分
除去を行って、低中和度の(メタ)アクリル酸(塩)系
重合体となる。
【0018】本発明における熱処理条件は温度T(℃)
および時間M(分)が、式1および式2を満足すること
が必要である。この熱処理を行うことによって、低中和
度の(メタ)アクリル酸(塩)系重合体は、高い粘着性
を保持したまま、賦形性を高めることができる。この理
由は定かではないが、おそらく熱処理によって構造が一
部変化するためであろう。上記の熱処理条件の中でも温
度Tが150℃以上かつ240℃以下であることがより
好ましく、またT×logMが150以上かつ300以
下であることがより好ましい。温度Tが120℃未満で
は熱処理による賦形性付与の効果が期待できず、300
℃より高いと重合物が熱分解してしまい本発明の目的を
達成することができない。T×logMが100未満で
あると熱処理による賦形性付与の効果が期待できず、4
00より大きいと賦形性は付与されるが粘着性が低下し
てしまうため好ましくない。
および時間M(分)が、式1および式2を満足すること
が必要である。この熱処理を行うことによって、低中和
度の(メタ)アクリル酸(塩)系重合体は、高い粘着性
を保持したまま、賦形性を高めることができる。この理
由は定かではないが、おそらく熱処理によって構造が一
部変化するためであろう。上記の熱処理条件の中でも温
度Tが150℃以上かつ240℃以下であることがより
好ましく、またT×logMが150以上かつ300以
下であることがより好ましい。温度Tが120℃未満で
は熱処理による賦形性付与の効果が期待できず、300
℃より高いと重合物が熱分解してしまい本発明の目的を
達成することができない。T×logMが100未満で
あると熱処理による賦形性付与の効果が期待できず、4
00より大きいと賦形性は付与されるが粘着性が低下し
てしまうため好ましくない。
【0019】 式1 100≦T×logM≦400 式2 120≦T≦300 上記の熱処理を効果をより高めるためには、(メタ)ア
クリル酸(塩)系重合体熱処理物の10%水溶液粘度
(A)と、熱処理前の(メタ)アクリル酸(塩)系重合
体の10%水溶液粘度(B)の比A/Bが、1.1〜4
0であることが好ましく、1.4〜20が更に好まし
い。
クリル酸(塩)系重合体熱処理物の10%水溶液粘度
(A)と、熱処理前の(メタ)アクリル酸(塩)系重合
体の10%水溶液粘度(B)の比A/Bが、1.1〜4
0であることが好ましく、1.4〜20が更に好まし
い。
【0020】本発明における(メタ)アクリル酸(塩)
系重合体の粘度は特に限定されないが、10%水溶液粘
度が50〜5000cpsの範囲でパップ剤に好適に用
いられる。
系重合体の粘度は特に限定されないが、10%水溶液粘
度が50〜5000cpsの範囲でパップ剤に好適に用
いられる。
【0021】本発明における加熱処理の方法は特に限定
されず、別途乾燥、粉砕した(メタ)アクリル酸(塩)
系重合体粉末をパドルドライヤー、気流乾燥機、トンネ
ル型乾燥機等の加熱機を利用して熱処理を行っても良い
し、乾燥と同じ加熱方式を用い乾燥に引き続いて熱処理
を行っても良い。
されず、別途乾燥、粉砕した(メタ)アクリル酸(塩)
系重合体粉末をパドルドライヤー、気流乾燥機、トンネ
ル型乾燥機等の加熱機を利用して熱処理を行っても良い
し、乾燥と同じ加熱方式を用い乾燥に引き続いて熱処理
を行っても良い。
【0022】本発明において熱処理に適当な(メタ)ア
クリル酸(塩)系重合体の水分は10%未満であり、好
ましくは5%未満である。水分が10%以上では与えら
れた熱量は水分の除去に用いられ、水分が10%未満に
なって初めて本発明における熱処理の効果が期待でき、
5%未満でその効果が最も大きくなる。
クリル酸(塩)系重合体の水分は10%未満であり、好
ましくは5%未満である。水分が10%以上では与えら
れた熱量は水分の除去に用いられ、水分が10%未満に
なって初めて本発明における熱処理の効果が期待でき、
5%未満でその効果が最も大きくなる。
【0023】本発明において(メタ)アクリル酸(塩)
系重合体の熱処理物は粉末状または粒状で得られ、その
固め見掛比重は0.6以上であることが好ましく、更に
好ましくは0.7以上である。水溶液重合から得られた
熱処理物は固め見掛比重が大きいため、水溶液重合が好
ましい重合方法である。固め見掛比重が0.6未満の
(メタ)アクリル酸(塩)系重合体粉末の粒子は非常に
小さかったり、大きかったりするため、パップ剤に配合
したときママコになったり、溶解に時間がかかったりし
てしまい配合性に問題が生じてしまう。固め見掛比重を
0.6以上にするために粉砕または造粒等の方法が用い
られ、粉砕ではハンマーミル、ナイフミル、ロールミル
等が、造粒ではハイズピードミキサー、流動造粒等が具
体的な例として挙げられる。
系重合体の熱処理物は粉末状または粒状で得られ、その
固め見掛比重は0.6以上であることが好ましく、更に
好ましくは0.7以上である。水溶液重合から得られた
熱処理物は固め見掛比重が大きいため、水溶液重合が好
ましい重合方法である。固め見掛比重が0.6未満の
(メタ)アクリル酸(塩)系重合体粉末の粒子は非常に
小さかったり、大きかったりするため、パップ剤に配合
したときママコになったり、溶解に時間がかかったりし
てしまい配合性に問題が生じてしまう。固め見掛比重を
0.6以上にするために粉砕または造粒等の方法が用い
られ、粉砕ではハンマーミル、ナイフミル、ロールミル
等が、造粒ではハイズピードミキサー、流動造粒等が具
体的な例として挙げられる。
【0024】本発明の方法によって得られた(メタ)ア
クリル酸(塩)系重合体熱処理物はパップ剤用基材に
0.5〜20重量%含有させることが必要である。0.
5重量%未満では粘着性、増粘性および賦形性の効果が
低下し、20重量%を越えると増粘し過ぎるため、本発
明で期待される効果を持ったパップ剤が得られない。
クリル酸(塩)系重合体熱処理物はパップ剤用基材に
0.5〜20重量%含有させることが必要である。0.
5重量%未満では粘着性、増粘性および賦形性の効果が
低下し、20重量%を越えると増粘し過ぎるため、本発
明で期待される効果を持ったパップ剤が得られない。
【0025】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
るが、本発明は下記実施例によって制限を受けるもので
ない。尚下記実施例に採用した物性試験法は以下の通り
である。
るが、本発明は下記実施例によって制限を受けるもので
ない。尚下記実施例に採用した物性試験法は以下の通り
である。
【0026】重合体中の水分(wt%):乾燥重合体を
粉砕して得た粉末約1gをシャーレーに厚みが約1mm
以下になるように積載し、105℃で180分乾燥を行
なった後の重量減により水分を求める。
粉砕して得た粉末約1gをシャーレーに厚みが約1mm
以下になるように積載し、105℃で180分乾燥を行
なった後の重量減により水分を求める。
【0027】10%水溶液粘度(cps):ブルックフ
ィールド回転粘度計使用、25℃固め見掛比重:細川ミ
クロン社製のパウダーテスター使用 (重合例1)温度計、窒素導入管、攪拌機および還流冷
却器を備えた容量5リットルの四つ口フラスコに水17
60gを仕込み、100℃まで昇温した。次に10重量
%過硫酸ナトリウム水溶液40gと80重量%アクリル
酸水溶液1200gを120分にわたって常圧下、沸点
温度にて連続的に滴下し、重合反応を行なった。滴下終
了後、反応容器内の沸点温度でさらに30分間攪拌し重
合反応を完了し、固形分32.1%のポリアクリル酸水
溶液を得た。水溶液をテフロンシート上に3mm厚にな
るよう塗布し、図1に示すような横方向に熱風を送るタ
イプのオーブンで110℃200分間熱風乾燥を行い、
続いて卓上ミルで粉砕しポリアクリル酸粉末(重合生成
物P1)を得た。
ィールド回転粘度計使用、25℃固め見掛比重:細川ミ
クロン社製のパウダーテスター使用 (重合例1)温度計、窒素導入管、攪拌機および還流冷
却器を備えた容量5リットルの四つ口フラスコに水17
60gを仕込み、100℃まで昇温した。次に10重量
%過硫酸ナトリウム水溶液40gと80重量%アクリル
酸水溶液1200gを120分にわたって常圧下、沸点
温度にて連続的に滴下し、重合反応を行なった。滴下終
了後、反応容器内の沸点温度でさらに30分間攪拌し重
合反応を完了し、固形分32.1%のポリアクリル酸水
溶液を得た。水溶液をテフロンシート上に3mm厚にな
るよう塗布し、図1に示すような横方向に熱風を送るタ
イプのオーブンで110℃200分間熱風乾燥を行い、
続いて卓上ミルで粉砕しポリアクリル酸粉末(重合生成
物P1)を得た。
【0028】(重合例2)重合例1で得られたポリアク
リル酸水溶液をテフロンシート上に3mm厚になるよう
塗布し、図1に示すようなオーブンで110℃150分
間熱風乾燥を行い、続いて卓上ミルで粉砕しポリアクリ
ル酸粉末(重合生成物P2)を得た。
リル酸水溶液をテフロンシート上に3mm厚になるよう
塗布し、図1に示すようなオーブンで110℃150分
間熱風乾燥を行い、続いて卓上ミルで粉砕しポリアクリ
ル酸粉末(重合生成物P2)を得た。
【0029】(重合例3〜5)重合例1で得られたポリ
アクリル酸水溶液を水酸化ナトリウムで中和し、各々2
0モル%、40モル%、60モル%中和ポリアクリル酸
ナトリウム水溶液を得た。水溶液をテフロンシート上に
3mm厚になるよう塗布し、図1に示すようなオーブン
で110℃200分間熱風乾燥を行い、続いて卓上ミル
で粉砕しポリアクリル酸ナトリウム粉末(重合生成物P
3〜P5)を得た。
アクリル酸水溶液を水酸化ナトリウムで中和し、各々2
0モル%、40モル%、60モル%中和ポリアクリル酸
ナトリウム水溶液を得た。水溶液をテフロンシート上に
3mm厚になるよう塗布し、図1に示すようなオーブン
で110℃200分間熱風乾燥を行い、続いて卓上ミル
で粉砕しポリアクリル酸ナトリウム粉末(重合生成物P
3〜P5)を得た。
【0030】(重合例6)温度計、窒素導入管、攪拌機
および還流冷却器を備えた容量5リットルの四つ口フラ
スコにベンゼン450gを仕込み、次にアクリル酸50
gおよびアゾビスイソブチロニトリル0.4gを仕込ん
で、窒素気流下に70℃で重合を行った。生成ポリマー
は微粒子となって析出沈澱した。スラリーを40℃で1
80分減圧(20mmHg)乾燥しアクリル酸粉末(重合
生成物P6)を得た。
および還流冷却器を備えた容量5リットルの四つ口フラ
スコにベンゼン450gを仕込み、次にアクリル酸50
gおよびアゾビスイソブチロニトリル0.4gを仕込ん
で、窒素気流下に70℃で重合を行った。生成ポリマー
は微粒子となって析出沈澱した。スラリーを40℃で1
80分減圧(20mmHg)乾燥しアクリル酸粉末(重合
生成物P6)を得た。
【0031】(重合例7)温度計、窒素導入管、攪拌機
および還流冷却器を備えた容量5リットルの四つ口フラ
スコにベンゼン450gを仕込み、次にアクリル酸50
g、トリメチロールプロパントリアクリレート1.5g
およびアゾビスイソブチロニトリル0.4gを仕込ん
で、窒素気流下に70℃で重合を行った。生成ポリマー
は微粒子となって析出沈澱した。スラリーを40℃で1
80分減圧(20mmHg)乾燥し、ポリアクリル酸架橋
体粉末(重合生成物P7)を得た。
および還流冷却器を備えた容量5リットルの四つ口フラ
スコにベンゼン450gを仕込み、次にアクリル酸50
g、トリメチロールプロパントリアクリレート1.5g
およびアゾビスイソブチロニトリル0.4gを仕込ん
で、窒素気流下に70℃で重合を行った。生成ポリマー
は微粒子となって析出沈澱した。スラリーを40℃で1
80分減圧(20mmHg)乾燥し、ポリアクリル酸架橋
体粉末(重合生成物P7)を得た。
【0032】得られた各重合体の10%水溶液粘度およ
び固め見掛比重を表1に示す。
び固め見掛比重を表1に示す。
【0033】(実施例1〜10、比較例1〜5)前記し
た重合例1〜7で得られた重合生成物P1〜P7を、下
記熱処理方法で、表2〜表4の温度Tおよび時間Mの熱
処理を行い、得られた各熱処理物の物性および下記に示
す方法でパップ剤用基材に調製した時の性能を評価し
た。結果を表2〜表4に一括して示した。
た重合例1〜7で得られた重合生成物P1〜P7を、下
記熱処理方法で、表2〜表4の温度Tおよび時間Mの熱
処理を行い、得られた各熱処理物の物性および下記に示
す方法でパップ剤用基材に調製した時の性能を評価し
た。結果を表2〜表4に一括して示した。
【0034】(熱処理法)図1に示すような横方向に熱
風を送るタイプのオーブンを使用し、重合生成物30g
を直径10cmのテフロン性シャーレー(比較例2のみ
ガラスシャーレーで行った)に積載し、表2〜表4に示
す条件で熱処理を行い熱処理物を得た。
風を送るタイプのオーブンを使用し、重合生成物30g
を直径10cmのテフロン性シャーレー(比較例2のみ
ガラスシャーレーで行った)に積載し、表2〜表4に示
す条件で熱処理を行い熱処理物を得た。
【0035】(比較例6〜9)前記した重合例1および
5〜7で得られた重合生成物P1およびP5〜7を、下
記に示す方法でパップ剤用基材に調製した時の性能を評
価した。結果を表5に一括して示した。
5〜7で得られた重合生成物P1およびP5〜7を、下
記に示す方法でパップ剤用基材に調製した時の性能を評
価した。結果を表5に一括して示した。
【0036】(比較例10)重合例1で得られたポリア
クリル酸水溶液をテフロンシート上に1.5mm厚にな
るよう塗布し、図2に示すようなテフロンシートを介し
て加熱するタイプのオーブンを用いて160℃15分間
加熱乾燥を行い、続いて卓上ミルで粉砕しポリアクリル
酸粉末(重合生成物P8)を得た。P8を下記に示す方
法でパップ剤用基材に調製したときの性能を評価した。
結果を表5に示した。
クリル酸水溶液をテフロンシート上に1.5mm厚にな
るよう塗布し、図2に示すようなテフロンシートを介し
て加熱するタイプのオーブンを用いて160℃15分間
加熱乾燥を行い、続いて卓上ミルで粉砕しポリアクリル
酸粉末(重合生成物P8)を得た。P8を下記に示す方
法でパップ剤用基材に調製したときの性能を評価した。
結果を表5に示した。
【0037】(実施例11)重合例1で得られたポリア
クリル酸水溶液をテフロンシート上に1.5mm厚にな
るよう塗布し、図2に示すようなタイプのオーブンを用
いて160℃15分間加熱乾燥(この時の水分は9.8
%であった。)を行い、そのまま続けて160℃20分
間加熱を行い熱処理を行った。熱処理物を卓上ミルで粉
砕しポリアクリル酸熱処理物粉末を得た。この熱処理物
粉末を下記に示す方法でパップ剤用基材に調製したとき
の性能を評価した。結果を表3に示した。
クリル酸水溶液をテフロンシート上に1.5mm厚にな
るよう塗布し、図2に示すようなタイプのオーブンを用
いて160℃15分間加熱乾燥(この時の水分は9.8
%であった。)を行い、そのまま続けて160℃20分
間加熱を行い熱処理を行った。熱処理物を卓上ミルで粉
砕しポリアクリル酸熱処理物粉末を得た。この熱処理物
粉末を下記に示す方法でパップ剤用基材に調製したとき
の性能を評価した。結果を表3に示した。
【0038】(パップ剤用基材の調製)表6に示した処
方に従ってパップ剤用基材の調製を行った。得られたパ
ップ剤用基材を不織布上に1mm厚に塗布し、粘着性、
増粘性、賦形性および配合性の評価を行った。
方に従ってパップ剤用基材の調製を行った。得られたパ
ップ剤用基材を不織布上に1mm厚に塗布し、粘着性、
増粘性、賦形性および配合性の評価を行った。
【0039】粘着性および増粘性の評価は指触によって
行った。賦形性の評価は38℃(65%RH)で6時間
静置した後の状態を目視観察および指触によっておこな
った。配合性の評価は肉眼にてママコの発生等の外観を
目視観察した。結果を表2〜表4に示した。
行った。賦形性の評価は38℃(65%RH)で6時間
静置した後の状態を目視観察および指触によっておこな
った。配合性の評価は肉眼にてママコの発生等の外観を
目視観察した。結果を表2〜表4に示した。
【0040】表2〜5で明らかなように、本発明の方法
で得られた(メタ)アクリル酸(塩)重合体熱処理物
は、パップ剤として必要な性能である粘着性、増粘性、
賦形性および配合性に優れている。
で得られた(メタ)アクリル酸(塩)重合体熱処理物
は、パップ剤として必要な性能である粘着性、増粘性、
賦形性および配合性に優れている。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】
【表6】
【0047】
【発明の効果】本発明によればパップ剤用基材として粘
着性、増粘性、賦形性および配合性に優れた(メタ)ア
クリル酸(塩)重合体熱処理物を得ることができる。そ
して本発明で得られる重合体熱処理物は、その優れた性
能をいかして、パップ剤の他、増粘剤、粘着剤、紙力増
強剤、硬化剤等として広く活用することができる。
着性、増粘性、賦形性および配合性に優れた(メタ)ア
クリル酸(塩)重合体熱処理物を得ることができる。そ
して本発明で得られる重合体熱処理物は、その優れた性
能をいかして、パップ剤の他、増粘剤、粘着剤、紙力増
強剤、硬化剤等として広く活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で採用した熱処理法を示す説明図であ
る。
る。
【図2】実施例で採用した熱処理法を示す説明図であ
る。
る。
P 重合生成物 a テフロンシート b 乾燥機棚板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 3/00
Claims (4)
- 【請求項1】 水分含有率が10重量%未満、且つ中和
度が50モル%以下である(メタ)アクリル酸(塩)系
重合体を、式1および式2の満足する温度T(℃)時間
M(分)で熱処理することを特徴とする(メタ)アクリ
ル酸(塩)系重合体熱処理物の製造方法。 式1 100≦T×logM≦400 式2 120≦T≦300 - 【請求項2】 (メタ)アクリル酸(塩)系重合体熱処
理物の10%水溶液粘度が50〜5000cpsである
ことを特徴とする請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 (メタ)アクリル酸(塩)系重合体熱処
理物の固め見掛比重が0.6以上となるように粉砕また
は造粒することを特徴とする請求項1または2記載の製
造方法。 - 【請求項4】 (メタ)アクリル酸(塩)系重合体熱処
理物の10%水溶液粘度(A)と熱処理前の(メタ)ア
クリル酸(塩)系重合体の10%水溶液粘度(B)の比
A/Bが1.1〜40であることを特徴とする請求項1
から3のいずれかに記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27347493A JP3291383B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | (メタ)アクリル酸(塩)系重合体熱処理物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27347493A JP3291383B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | (メタ)アクリル酸(塩)系重合体熱処理物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07126400A JPH07126400A (ja) | 1995-05-16 |
JP3291383B2 true JP3291383B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=17528424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27347493A Expired - Fee Related JP3291383B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | (メタ)アクリル酸(塩)系重合体熱処理物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3291383B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3175790B2 (ja) * | 1991-04-10 | 2001-06-11 | 株式会社日本触媒 | 粒子状含水ゲル状重合体および吸水性樹脂の製造方法 |
-
1993
- 1993-11-01 JP JP27347493A patent/JP3291383B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07126400A (ja) | 1995-05-16 |
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