JP3290913B2 - 電線類保持構造 - Google Patents
電線類保持構造Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Fuses (AREA)
Description
係り、更に詳しくは、異なる線径の電線やケーブル等を
簡単且つ確実に保持する場合に用いて好適な電線類保持
構造に関する。
61号公報等に記載されているごとく、ヒューズボック
スやコネクタブロック等の筺体外壁部に、予備のヒュー
ズや電線等を保持するための保持部が付設された構造の
ものがある。上記公報記載の技術は、蓄電池の筺体外壁
部にスリットを有し弾力性のある筒状のヒューズ保持部
を一体成形したものである。
の外観斜視図である。ヒューズボックス51には多数の
ヒューズ52・・・が着脱自在に装備されると共に、ヒ
ューズボックス51の外壁部には電線を保持するための
電線保持部53が付設されている。図中符号54はヒュ
ージブルリンクである。電線保持部53は、図6(a)
に示すごとく、電線55の着脱を行うためのスリット5
6が形成されると共に弾力性を有する部材から形成され
ている。図6(b)は適正な線径を有する電線55が電
線保持部53に保持された状態を示しており、図6
(c)は線径が細い電線57が電線保持部53内に押し
込まれた状態を示している。
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、上記のような構造の保持部にあっては、電線等が所
定の線径を有するものであれば押し込むだけで簡単に保
持できるが、その反面、仕様違いにより線径が太い場合
には保持部に入りにくくなり、また線径が細い場合には
保持部から離脱してしまうといった不具合が生ずる。そ
こで、保持部を電線等の線径の仕様違いに対応できるよ
うな兼用構造とすることも考えられるが、この場合は保
持部のスリット幅を微妙に調節する必要が生ずる。ま
た、従来構造の保持部では、全ての線径に対して一定の
保持力を得ることはできない。
であり、異なる線径の電線やケーブルを簡単且つ確実に
保持することを可能とした電線類保持構造を提供するこ
とを目的とする。
壁に電線類が着脱される開閉自在な開口部を有する電線
類保持部を設け、該電線類保持部の開口部を閉じて前記
電線類を抱き込んで保持する電線類保持構造において、
前記電線類保持部を、一方を屈曲自在として相互間に前
記開口部を有する一対の保持片と、該一方の保持片に設
けられ前記電線類の押し込み力を伝えて該保持片を屈曲
させる電線係合部と、前記両保持片の開口部側に各別に
設けられ前記一方の保持片の屈曲で係合し前記開口部を
前記電線類の押し込み力によって閉じ状態とする開口係
止部及び開口係合部とにより形成し、前記一方の保持片
は、前記保持壁に可撓の薄肉部を介して結合され、前記
電線係合部は、前記一方の保持片が他方の保持片に対向
する面に形成され、且つ前記開口部の閉じ状態で前記他
方の保持片に当接又は近接することを特徴とする。
電線類を押し込むと、一方の保持片に設けられている電
線係合部が、電線類の押し込み力を一方の保持片に伝え
て屈曲させ、両保持片の開口係止部及び開口係合部が一
方の保持片の屈曲により係合し、開口部を上記電線類の
押し込み力によって閉じ状態とし、押し込まれた電線類
を抱き込んで保持するため、異なる線径の電線類を簡単
且つ確実に保持することができる。また、上記のように
電線類を電線類保持部内に押し込むだけの簡単な動作
で、電線類を確実に抱き込み保持することができる。さ
らに、双方の保持片と電線係合部とにより、異なる線径
の電線類を簡単且つ確実に抱き込み保持することができ
る。また、屈曲する一方の保持片は、電線係合部が他方
の保持片に当接又は近接することで安定する。
は、請求項1記載の電線類保持構造であって、前記保持
壁は、ヒューズボックスの外壁であることを特徴とす
る。
なる線径の電線類を簡単且つ確実に抱き込み保持するこ
とができる。
を参照して説明する。
形態に係るヒューズボックス構造を示す外観斜視図であ
る。ヒューズボックス1には多数のヒューズ2・・・が
着脱自在に装備されると共に、ヒューズボックス1の外
壁部(保持壁)1aには電線7を保持するための電線類
保持部3が付設されている。図中符号4はヒュージブル
リンクである。
く、保持片としての第1の爪片5と、第2の爪片6とか
ら構成されている。電線類保持部3を構成する第1の爪
片5及び第2の爪片6の両先端部の間は、電線7の押し
込み/取り外しが可能な所定の間隙が生ずるように設定
されている。電線類保持部3を構成する第1の爪片5及
び第2の爪片6の先端部間に形成された間隙が、電線類
保持部3に対する電線7の着脱を行うための開口部8を
形成している。
部にかけて全体的に肉厚が厚く形成されている。これに
対し、前記第2の爪片6は、その先端部から基端部にか
けて第1の爪片5に比較して肉厚が薄く形成されてお
り、その可撓の薄肉部6aを介して外壁部1aに結合さ
れている。これにより、第2の爪片6は、その基端部を
支点として図2(a)に示す位置から図2(c)に示す
位置まで自在に屈曲させることが可能となっている。
片5の先端部には、開口係止部としての突起9が一体に
形成されると共に、突起9の先端部分は第1の爪片5の
内壁側を向くように設定されている。第1の爪片5の突
起9は、第2の爪片6の開口係合部としての突起10と
係合する形状に設定されている。突起10は第2の爪片
6の先端部に、一体に形成されると共に、突起10の先
端部分は第2の爪片6の外方を向くように設定されてい
る。
片6の先端部と基端部との略中間には、開口部8から押
し込まれた電線7を係止させるための電線係合部11が
一体に形成されている。一方の保持片である第2の爪片
6に形成された電線係合部11は、第1の爪片5の内壁
側方向へ突出した状態に設定されると共に、電線7の外
周面と係合可能な湾曲した形状に設定されている。
施の形態の作用について図2(a)〜図2(c)を参照
して説明する。電線7を電線類保持部3に保持させる場
合には、図2(a)に示すごとく、電線7を電線類保持
部3の開口部8から押し込む(図中矢印方向)。これに
伴い、電線7は、図2(b)に示すごとく、第2の爪片
6の電線係合11に係止される。
押し込み力に伴い、該押し込み力が伝えられ第2の爪片
6がその薄肉部6aを支点として第1の爪片5側へ屈曲
する(図中矢印方向)。そのまま、第1の爪片5の開口
係止部9に第2の爪片6の開口係合部10を係合させ、
開口部8を閉じ状態とする。この状態で、電線係合部1
1の先端は、第1の爪片5に突き当るか、僅かな隙間で
対向する。従って、電線7は、電線類保持部3を構成す
る第1の爪片5の内壁部分、第2の爪片6の内壁部分、
電線係合部11によって抱き込んで確実に保持される。
従って、細い電線でも電線類保持部3内から離脱するこ
となく確実に保持することができる。
ば、異なる線径の電線7やケーブルを簡単且つ確実に保
持することができる。また、上記の構造から、電線7や
ケーブルを電線類保持部3内に押し込むだけの簡単な動
作で、電線やケーブルを確実にロックすることができ
る。
実施の形態に係るヒューズボックス構造を示す外観斜視
図である。なお、第1の実施の形態と対応する構成部分
には同符号を付して説明し、重複した説明は省略する。
示すごとく、保持片としての第1の爪片25と、保持片
としての第2の爪片26と、電線係合部31とから構成
されている。
第1の実施の形態における第1の爪片5に比較して肉厚
が薄く形成されており、薄肉部25aを介して外壁部1
aに連結されている。同様に、第2の爪片26は、第1
の実施形態の第2の爪片6と同様にその大部分の肉厚が
薄く形成され、薄肉部26aを介して外壁部1aに連結
されている。これにより、第1の爪片25及び第2の爪
片26は、各々の基端部を支点として図4(a)に示す
位置から図4(c)に示す位置まで自在に屈曲させるこ
とが可能となっている。
5及び第2の爪片26の対向面間を結合する薄肉で可撓
の連結部で形成されている。
施の形態の作用について図4(a)〜図4(c)を参照
して説明する。電線7を電線類保持部23に保持させる
場合には、図4(a)に示すごとく、電線7を電線類保
持部23の開口部8から押し込む動作を行う。これに伴
い、電線7は、図4(b)に示すごとく、第1の爪片2
5及び第2の爪片26間の電線係合部31に係合する。
ごとく、押し込み力が電線係合部31を介して第1の爪
片25及び第2の爪片26に伝えられ、第1の爪片25
及び第2の爪片26が各々の薄肉部25a、26aを支
点として互いに近づく方向に屈曲する(図中矢印方
向)。さらに、電線7を押し込むと第1の爪片25の開
口係止部9に第2の爪片26の開口係合部10が係止さ
れ開口部8が同じ状態となる。これにより、電線7は、
第1の爪片25、第2の爪片26、及び電線係合部31
によって抱き込んで確実に保持される。従って、細い電
線でも電線類保持部23内から離脱することなく確実に
保持することができる。
1の実施の形態と略同様な作用効果を奏することができ
る。また、第2の実施の形態では、第1の爪片25及び
第2の爪片26の双方を屈曲させるから、開口係止部9
及び開口係合部10の係合をより確実に行わせることが
できる。さらに、より細い電線7にも対応し易くなる。
電線類を一方の保持片の屈曲を介して簡単且つ確実に保
持することができる。また、電線類を電線類保持部内に
押し込むだけの簡単な動作で、電線類を確実に抱き込み
保持することができる。さらに、屈曲する一方の保持片
を安定させることができ、確実な抱き込み保持を行なう
ことができる。
果に加え、ヒューズボックスの外壁等に、電線類を確実
に抱き込み保持させることができる。
クス構造を示す外観斜視図である。
の横断面図であり、(a)は電線を開口部を介して電線
類保持部内に押し込む時の状態を示す横断面図、(b)
は電線類保持部の電線係合部に電線が係止された状態を
示す横断面図、(c)は電線類保持部内に電線が保持さ
れた状態を示す横断面図である。
クス構造を示す外観斜視図である。
の横断面図であり、(a)は電線を開口部を介して電線
類保持部内に押し込む時の状態を示す横断面図、(b)
は電線保持部の電線係合部に電線が係止された状態を示
す横断面図、(c)は電線類保持部内に電線が保持され
た状態を示す横断面図である。
斜視図である。
(a)は電線をスリットを介して電線類保持部内に押し
込む時の状態を示す横断面図、(b)は電線類保持部内
に適正な線径の電線を保持した状態を示す横断面図、
(c)は電線類保持部内に線径の細い電線が押し込まれ
た状態を示す横断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 保持壁に電線類が着脱される開閉自在な
開口部を有する電線類保持部を設け、該電線類保持部の
開口部を閉じて前記電線類を抱き込んで保持する電線類
保持構造において、 前記電線類保持部を、一方を屈曲自在として相互間に前
記開口部を有する一対の保持片と、該一方の保持片に設
けられ前記電線類の押し込み力を伝えて該保持片を屈曲
させる電線係合部と、前記両保持片の開口部側に各別に
設けられ前記一方の保持片の屈曲で係合し前記開口部を
前記電線類の押し込み力によって閉じ状態とする開口係
止部及び開口係合部とにより形成し、 前記一方の保持片は、前記保持壁に可撓の薄肉部を介し
て結合され、 前記電線係合部は、前記一方の保持片が他方の保持片に
対向する面に形成され、且つ前記開口部の閉じ状態で前
記他方の保持片に当接又は近接 することを特徴とする電
線類保持構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の電線類保持構造であっ
て、 前記保持壁は、ヒューズボックスの外壁であることを特
徴とする電線類保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05954397A JP3290913B2 (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 電線類保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05954397A JP3290913B2 (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 電線類保持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10257649A JPH10257649A (ja) | 1998-09-25 |
JP3290913B2 true JP3290913B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=13116291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05954397A Expired - Fee Related JP3290913B2 (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 電線類保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3290913B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6561822B2 (en) | 2001-01-31 | 2003-05-13 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Electrical junction box cover assembly |
-
1997
- 1997-03-13 JP JP05954397A patent/JP3290913B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10257649A (ja) | 1998-09-25 |
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