JP3290661B2 - 陸蛭からの新規トロンビン阻害性蛋白質 - Google Patents

陸蛭からの新規トロンビン阻害性蛋白質

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、陸蛭(Landegel)ヘマディプサ・シルベス
トリス(Haemadipsa sylvestris)からの新規トロンビ
ン阻害性蛋白質ならびにその取得法に関する。
トロンビン阻害剤は、例えば血栓症又は動脈再閉塞の
予防又は処置のために使用される、重要な治療用物質で
ある。
欧州特許(EP)第142860号明細書には、医療用蛭(Hi
rudo medicinalis)からのトロンビン阻害剤、ヒルジン
がその主要構造と共に記載されている。更に、遺伝子技
術によるヒルジンの製造が、欧州特許(EP)第168342号
明細書から公知である。
ところで、今般、陸蛭ヘマディプサ・シルベストリス
から新規のトロンビン阻害性蛋白質が単離された。
この新規蛋白質は、次の物理化学的特性を有する。分
子篩クロマトグラフィにより、これには、11200±1000
ダルトンの分子量が関係付けられる。SDS−ポリアクリ
ルアミドゲルでは、5000±1000ダルトンの分子量が測定
される。
この蛋白質は、特異的に、トロンビン−親和性カラム
に結合する。これは、インビトロ酵素試験で、トロンビ
ンの生物学的活性を抑制する。
次のN−末端アミノ酸配列が、この蛋白質から測定さ
れた(SEQ−ID NO:3): (ここでAはAsp又はPheであり、BはGlu又はTrpであ
り、CはLys、Asn又はAspであり、DはPro又はLeuであ
る)。
この新規蛋白質は、ヘマディプサ属の陸蛭から単離す
ることができる。このために、蛭をpH6〜9有利に、pH7
〜8で緩衝液中に入れ、ホモゲナイザー有利に、ミキサ
ー中で、ホモゲナイズするのが有利である。引続き不溶
分を有利に遠心分離により分離除去する。
こうして得られた溶液から、蛋白質を更にクロマトグ
ラフィ法で、有利にイオン交換クロマトグラフィ及び/
又はアフィニティクロマトグラフィにより精製すること
ができる。特に、トロンビン−アフィニティクロマトグ
ラフィによる精製工程が有利である。
トロンビン−カラムでのアフィニティクロマトグラフ
ィの後に、逆相HPLCにより、トロンビン阻害活性を有す
る種々異なるイソ蛋白質を分離して取得することができ
る(第1図参照)。
この蛋白質の精製は、トロンビン−活性試験を経て行
なうことができる。このために、色原性基質例えばクロ
モチーム(Chromozym)THがトロンビンにより変換され
る光学的試験を使用するのが有利である。新規蛋白質を
含有するフラクションは、この光学的試験でのそのトロ
ンビンへの添加時に阻害作用が認めることができる。
本発明の蛋白質の製造のためには、遺伝子技術的方法
が特に好適である。
このために、自体公知の方法で、蛭からのcDNA−遺伝
子バンクを設定する。この遺伝子バンクから、本発明に
よる蛋白質をコードする遺伝子を単離することができ、
ここでは、例えば、前記N−末端アミノ酸配列から遺伝
子コードに応じた逆翻訳により得られる配列を有するDN
A−プローブを製造する。このDNA−プローブとのハイブ
リド形成により、相応する遺伝子を見つけ、かつ単離す
ることができる、。
しかしながら、この相応する遺伝子の製造のために、
ポリメラーゼ−鎖−反応(PCR)−技術を使用すること
もできる。例えば、前記N−末端アミノ酸配列から逆翻
訳により得られた配列を有するプライマーを用いて、か
つcDNA遺伝子フラグメントの3′−末端に対して相補的
な配列を有する第2のプライマーを用いて、有利には、
配列ポリ(dT)と共に、本発明による蛋白質に関するcD
NA−遺伝子フラグメントをPCR技術で製造することがで
きる。相応する遺伝子は、蛭の発現遺伝子バンクを設定
し、これを本発明の蛋白質と反応する抗体で捜査する方
法で単離することもできる。
この本発明による蛋白質をコード化する。cDNAは、SE
Q ID NO 22で表わされる。
他の好適なDNA−配列は、SEQ ID NO 22に挙げられ
ているもの以外のヌクレオチド配列を有するが、遺伝子
コードの縮重の結果、SEQ ID NO 22に記載のポリペ
プチド鎖又はその一部をコード化するものである。更
に、トロンビン阻害作用を有する蛋白質をコード化し、
標準的条件下で、SEQ ID NO 22で表わされるヌクレ
オチド配列又はSEQ ID NO22で表わされる蛋白質をコ
ード化するヌクレオチド配列とハイブリド形成するよう
なDNA−配列が好適である。DNA−ハイブリド形成のため
の実験条件は、遺伝子技術の教科書、例えばManiatis等
の“Molecular Cloning",Cold Spring Harbor Laborato
ry 1990に記載されている。
標準条件とは、例えば、0.1〜1×SSC(1×SSC:0.15
M NaCl、15mMクエン酸ナトリウムpH7.2)の濃度を有す
る水性緩衝液中での42〜58℃の温度と解すべきである。
相応するこの遺伝子が単離された後、これは、遺伝子
技術により、発現ベクターを用いて自体公知の方法で、
生物中に、例えば細菌、酵母又は高級真核細胞中に発現
させることができる。
本発明の蛋白質を融合蛋白質の形で構成する原核性発
現系を使用するのが有利である。このような発現系の例
は、市場で入手されプロフュジョン −システム(Prof
usion−System;New England Biolabs)であり、これ
は、所望の蛋白質を、マルトース−結合蛋白質との融合
蛋白質として、誘導可能なtac−プロモーターのコント
ロール下に合成する。
この融合蛋白質から、所望の蛋白質を、ファクターXa
を用いる分解により遊離させることができる。
この組換え宿主系から、蛋白質は、前記の物理化学的
特性に基づき、単離することができる。
公知アミノ酸部分配列での新規蛋白質の遺伝子技術的
製造のための一般的処置法は、遺伝子技術の教科書に、
例えばE.L.Winnackerの“Gene und Klone",Verlag Chem
ie,Weinheim,1984に記載されている。個々の方法に関す
る実験条件、例えば、遺伝子バンクの設定、ハイブリド
形成、遺伝子の発現は、T.Maniatisの“Molecular Clon
ing",Cold Spring Harbor Laboratory,1990に記載され
ている。
SEQ ID NO 22に記載のcDNA−配列は、それでコー
ド化された蛋白質の公知方法を用いる突然変異生成の可
能性を提供する。これによって、個個のアミノ酸がSEQ
ID NO 22に記載の蛋白質配列で交換されている蛋白
質を製造することができる。特に好適な蛋白質は、ポリ
ペプチド末端の変更により、殊に、末端の短縮により得
られるものである。特に好適な蛋白質は、C−末端の所
で有利に1〜12個のアミノ酸の短縮により得られる。こ
のように短縮された突然変異体は、同様にトロンビン阻
害作用を有する。
本発明による蛋白質は、その薬剤学的に認容しうる塩
の形で使用するのが有利である。
新規蛋白質は、血液凝固抑制特性を有する。これら
は、例えば、血栓症又は動脈再閉塞の予防のため、血栓
症の処置のため、血液の保存のため又は体外循環の場合
に使用することができる。この新規蛋白質は、有効なト
ロンビン阻害剤である。これは、単独でも、公知の凝固
阻害因子と一緒にしても医薬品として使用することがで
きる。凝固阻害因子としては、トロンビン阻害剤例えば
ヒルジン、因子Xa−阻害剤、例えばTAP(Waxman等のSci
ence 248,1990,593−596頁)又は血小板−凝集抑制剤例
えばクリストン(Kristrin)(Dennis等のProc.Natl.Ac
ad.Sci.USA 87,1989,2471〜2475頁)を使用するのが有
利である。
本発明を次の実施例で更に説明する: 例1 陸蛭からのトロンビン阻害性蛋白質の精製 a) 蛭ホモジネートの取得 生きている陸蛭(Haemadipsa sylvestris)150gを20m
M燐酸ナトリウム(pH7.4)400m中で、ミキサーを用
い、4℃で10分間均質化した。このホモジネートを、20
00U/min(Sorvall RC−5B,Rotor GS−3)で15分間、
次いで沈殿物の除去の後に、8000U/minで30分間遠心し
た。沈殿を捨て、上澄みを50mMトリス(ヒドロキシメチ
ル)−アミノ−メタン/HCl−緩衝液(pH8.5)(トリス/
HCl−緩衝液)で、約60mの量まで稀釈した。
この蛋白質溶液は580mの量で、その蛋白質濃度は4.
49mg/mであり、トロンビン阻害活性は22.2U/mであ
った。
b) イオン交換クロマトグラフィによる陸蛭−ホモジ
ネートの分離 陸蛭から得られた蛋白質溶液を50mMトリス/HCl−緩衝
液(pH8.5)で平衡化されたQ−セファロース −カラ
ム(50〜70m、直径2.5cm)上に施与した。結合してい
ない物質を平衡化緩衝液で洗浄除去した後、結合した蛋
白質を20mMトリス/HCl(pH8.5)中の0〜1M NaCl勾配
液で溶離させた。約7mのフラクションを捕集し、蛋白
質含有率及びトロンビン阻害活性を検査した(第1
表)。トロンビン阻害活性を有するフラクションを集め
た。
c) アフィニティクロマトグラフィによるトロンビン
阻害活性を有する蛋白質の単離 Q−セファロース −カラムの有用フラクションを、
1:2で、20mM燐酸塩緩衝液(pH7.5)で稀釈し、トロンビ
ンセファロース(製造は例3に記載)上に施与した。結
合しなかった蛋白質の除去の後に、カラムをまず、10カ
ラム量の20mM燐酸塩緩衝液、500mM NaCl(pH7.5)で洗
浄した。これにより、場合によってなお非特異的に吸着
された蛋白質が除去された。引続き、特異的に結合した
トロンビン阻害剤を、100mMグリシン/HCl(pH2.8)を用
いて、溶離させた。溶離液中に含有したトロンビン阻害
活性を測定し、有用フラクションを集めた(第2表)。
3000D膜(Filtron Omega Alpha Cat.No.AM003062)を用
いる濃縮の後に、濃縮物を、真空蒸発器中で蒸発乾涸さ
せた。
d) 逆相HPLCによるトロンビン阻害剤の精製 トロンビンセファロース−クロマトグラフィの有用フ
ラクション(P3)をH2O中の0.1重量%トリフルオロ酢酸
(TFA)中に溶かし、逆相HPLCカラム(Biorad rp 30
4 )上に装入した。カラムを水中の0.1重量%TFAで5
分洗浄した後に、水中の0.1重量%TFA/アセトニトリル
中の0.1重量%TFAの直線状勾配液を用いて1%/minで分
離させた(第1図)。HPLC−カラムから溶離する蛋白質
を、210nmでのUV検査により測定し、分別させた。個々
のフラクション中に含有するトロンビン阻害活性を、溶
剤の除去及び水(0.2m)中への再懸濁の後に測定した
(第3表)。
トロンビン阻害活性を有するフラクションのアミノ末
端配列をペプチドシーケネーター(Peptidsequenators;
Applied Biosystem,MOdell 477A)を用いて測定した。
第4表に、第3表の主フラクションE,F,G及びJのアミ
ノ末端配列を示す: 括弧内に記載のアミノ酸は、明白に同定されていない。
Xは同定できなかったアミノ酸を表わす。
単離されたトロンビン阻害性蛋白質のペプチド−地図
化 他のアミノ酸部分配列の決定のために、トロンビン阻
害活性を有するフラクションを、還元及びピリジル−エ
チリル化(Huang等のBiochemistry,1989,Vol.28,661−6
66)の後に、トリプシン−プロテアーゼによる分解に供
した。この場合に、蛋白質/プロテアーゼ−比は20〜40
対1であった。
製造者の指示により、37℃で4時間プロテアーゼイン
キュベーションを実施した。得られたペプチドフラグメ
ントを、C−4−カラム(rp304 Bio Rad)を用いる
逆相HPLCにより分離した。このために、カラムを、H2O
中の0.5重量%TFAで5分間洗浄した後、120分で60%ま
でのH2O中の0.5重量%TFA勾配、アセトニトリル中の0.1
重量%TFAを使用した。210nmで検出されたペプチドを別
別に捕集し、溶剤の溜去の後に気相シーケンサー(Gasp
hasensequenzer;Applied Biosystems Model 477A)中
で分析した。
第2図は、フラクションF(第1図)の消化から得ら
れるトリプティックペプチドの分離を示す。第5表に、
立証されたアミノ酸配列をまとめる。
Xは天然アミノ酸を表わす。括弧内には、明白に同定
することのできなかったアミノ酸が存在する。(D/F)
は、この位置では、アミノ酸AspもPheも検出されたこと
を意味する。
例2 阻害剤によるトロンビンの抑制の測定 トロンビン(Boehringer Mannheim)を燐酸塩緩衝さ
れた塩溶液(PBS)(NaCl0.8g/,HCl0.2g/、燐酸ナ
トリウム0.144g/,燐酸カリウム0.2g/,pH7.5)中に
最終濃度(25mU/m)で溶かした。
クロモツィム(Chromozym)TH(Boehringer Mannhei
m)を、H2O 20m/面中に溶かした。
トロンビン溶液50μ及びクロモツィム100μ並び
に試料又は緩衝液25μをマイクロ滴定プレートのウェ
ル中に入れた。その後直ちに、0分及び30分後に、37℃
で405nmの吸収を測定した。
試料の強力な固有色で、他の対照をトロンビン不含で
前記のように処理した。
トロンビンの活性により、色原性着色基質から405nm
で吸収性の色素が放出される。トロンビン阻害剤による
トロンビンの抑制は、405nmでの低められた吸収により
認識でき、検量曲線を用いて定量化した。
例3 リガントとしてのトロンビンを有するアフィニティカラ
ムの製造 a) カップリンク: CNBr活性化セファロース(Pharmacia)6.6gをヌッツ
ェ上で1mM HCl 200mで洗浄した。ゲルを100mM NaH
CO3、500mM NaCl pH8.3中に入れ、直ちに、100mM Na
HCO3、500mM NaCl pH8.3中のトロンビン(Sigma)100
00単位(Units)と混合した。
この溶液を4℃で24時間注意深く振動させた。
b) ブロッキング: ゲル物質を、沈殿の後に100mM NaHCO3、500mM NaC
l、pH8.3で洗浄した。次いで、セファロースを100mM N
aHCO3、500mM NaCl、1M エタノールアミンpH8.3と共
に2時間インキュベートした。
c) 予備調製: 結合していないトロンビンを除去するために、ゲル物
質を使用前にもう一度、カラム中で、20倍カラム量のPB
S(pH7.4)で洗浄した。
例4 分子篩クロマトグラフィによる分子量の測定 トロンビンセファロース−クロマトグラフィの有用フ
ラクションを、精製トロンビン阻害剤の見かけの分子量
の測定のために、分子篩カラム(セファロース12、Phar
macia)上で分離した。次のクロマトグラフィ−パラメ
ータを用いた:溶離速度0.25m/min;検出280nm;フラク
ションの大きさ0.25m;緩衝液 20mM燐酸塩緩衝食塩
溶液(20mM燐酸ナトリウム、0.15M 塩化ナトリウム、p
H7.4)。
得られたクロマトグラムを第3図に示す。フラクショ
ンのトロンビン阻害活性を前記のように測定し、クロマ
トグラムに記入した。カラムを標準蛋白質で検量するこ
とにより、阻害剤の分子量を測定すると、11200±1000
ダルトンであった。
例5 トリス/トリシン−SDS−ポリアクリルアミドゲル電気
泳動による分子量の測定 (文献:Analytical Biochemistry,166,368−379(198
7),Tricine−Sodium Dodecyl Sulfate−Polyacrylamid
e Gel Electrophoresis for the Separation of Protei
n in the range from 1−1000kDa,Schraeger H.and von
Jagow.G.) 精製された阻害剤の更なる特徴付けのために、5μg
に相当する少量を、16%トリス/トリシンゲル(Bai G
mbH,Bensheim)上で分離した。第4図は、このゲルのク
マシー・ブリリアント・ブルーによる着色後の結果を示
している。ここでは、マーカー蛋白質(第1列及び4
列)及び組換えヒルジン(第3列)が標準として機能し
ている。新規阻害剤(第3列)の分子量は5000±1000ダ
ルトンで測定された。
例6 トロンビン阻害性蛋白質をコード化するDNA−配列の製
造 a) RNAの単離及びcDNA−バンクの製造 ヘマディプサ・シルベストリス種の動物全個体からの
全−RNAを、グアニジウムチオシアネート中での溶解に
より取得した。この際、Strategen,La Jolla,CA,USA社
のRNA単離キット(カタログNo.200345)による材料を用
い、かつ指針に従って操作した。
ポリアデニル化されたメッセンジャーRNAを、前記全
−RNAから、オリゴ(dT)−アフィニティ分離により選
択した。この方法は、Promega,Madison,WI,USA社の「Po
ly AT tract mRNA Isolation System」による材料を
用い、指針に従って実施した。
ポリアデニル化されたメッセンジャーRNAから、Strat
agene,La Jolla,CA,USA社の「ZAP−cDNA合成キット」
(カタログNo.237611)の材料を用い、指針に従って、
ラムダファージ中にパッキングした。
b) PCRに関するオリゴヌクレオチドプローブの製造 ポリメラーゼ連鎖反応を用いるcDNA−フラグメントの
クローン化(PCR,Molecular Cloning,第2版(1989),S
ambrook,J.等.,CSH Press14.1頁以降参照)のために、
例1に記載の蛋白質配列のペプチドから出発した。
遺伝子コードを基礎として、ペプチド配列: NH2−Gly Met Gly Lys Val Pro Cys Pro(位置4−11)
(SEQ ID NO:11) から、このコード化されたDNA−鎖の核酸配列: を、かつ、ペプチド配列: から、核酸配列: を引き出すことができる。遺伝子コードの公知の変性の
故に、多くの位置で、いくつかのヌクレオチド(N:A,C,
G,T;Y:C,T;R:A,G;H:A,C,T)が使用可能である。従っ
て、SEQ ID NO:12に関して、256倍の、かつSEQ ID
NO:14に関して、384倍の混合コンプレキシティ(Gemisc
hkmplexitaet)が生じる。前記配列は、オリゴヌクレオ
チドとして合成された。
付加的に次のオリゴヌクレオチドが3′プライマーと
して合成された: この合成は、Applied Biosystem Typ 360A DNA−シ
ンセサイザー(Synthesizer)を用いて実施した。オリ
ゴヌクレオチドは、保護基の除去の後に、アクリルアミ
ド/尿素−ゲル上でのゲル電気泳動により精製した。
c) PCRに関するDNA−テンプレートの製造 a)に記載のRNA−調製の全−RNA5μg又はポリ
(A)−RNA1μgを、オリゴヌクレオチド 15μg及び酵素逆トランスクリプターゼを用いて、1本
鎖cDNA(1゜cDNA)に翻訳した。この場合に、Gibco BR
L,Eg′genstein社(ドイツ)のスーパースクリプト・プ
レアンプリフィケーション・システム(Super Script P
reamplification System)(カタログNo.8089SA)に依
る材料を用い、指針に従って操作した。反応の終了後
に、合成生成物を、BIO 101,La Jolla,CA,USA社の
「ゲネクリーン(Geneclean)IIキット」を用いて、小
分子及び過剰のオリゴヌクレオチドから精製した。
d) PCRs及び部分−cDNA−配列のクローニング ポリメラーゼ−連鎖反応を公知のプロトコルに従って
実施した(Molecular Cloning,第2版(1989),Sambroo
k,J.等,CSH−Press,14.1頁以降参照)。このために、Pe
rkin Elmer社の「DNAサーマル・サイクラー(Thermal C
ycler)」を使用した。この際、フローマン(Frohman
n),M.A.等の「フェルシャハテルテン・プライマー(ve
rschachteltenprimer)」の原理(Proc.Natl.Acad.Sci.
USA(1988),85,8998−9002)を用い、フリッツ(Frit
z)等の(Nucl.Acids Res.(1991),19,3747)により変
更して用いた。
個々には、c)からの1゜cDNAを、オルゴヌクレオチ
ドSEQ ID NO:12及びSEQ IDNO:16各々20ピコモルを用
いて増幅させた。この場合の条件は、35サイクルに関し
て95℃で1分;55℃で2分;72℃で3分であった。
PCR−生成物を、1.2%低融点−アガロース/TBE−ゲル
上で電気泳動により分離した(TBE:100mM Tris,100mM
ホウ酸、2mM EDTA、pH8.0)。
このゲルから、油状物(Schmier)の全長に渡り、約1
0個のゲル板(Gelscheibchen)を切り出し、これらを別
々のフラクションとして、上昇性分子量のDNA−フラグ
メンと共に融解させた。
次いで、これらフラクションの少量分を、別々に、オ
リゴヌクレオチドSEQ ID NO:14及びSEQ ID NO:17各
々20ピコモルと共に、第2のPCRで使用した。この場合
に、アガロース分は、決してPCR−バッチの1/10量を越
えない。反応条件:35サイクルに関して95℃で1分;50℃
で2分;72℃で3分。
これらフラクションの増幅生成物のゲル電気泳動によ
る分離は、明らかに、第1のPCRの第2PCRの後の限定さ
れたバンドまでの複雑な生成スペクトルの減少を認識さ
せることができた。
このように選択されたPCR−生成物を、標準法で溶離
させた。ベクターpBluescript KSのEcoR V−切断位置で
のサブクローニング及びこのプラスミドのE.コリーDH5
α中での増殖の後に、クローン(SEQ ID NO:18)の配
列分析は、39アミノ酸の開放読取りラスタ(offene Les
eraster)(SEQ ID NO:19)を示し、これは、先に記
載の蛋白質配列と一致した。
e) 集められたコード化された領域のPCR及びクロー
ニング 全−cDNA−配列を導出するために、もう1つのPCR増
幅を実施した。この反応のためのプライマーとしてオリ
ゴヌクレオチド: を合成した。
この場合に、SEQ ID NO:18中に記載の配列からSEQ
ID NO:20が導出でき;これは、158〜180の位置の対
ストランド(Gegenstrange)の配列に一致する。付加的
にSEQ ID NO:20の5′末端の18ヌクレオチドは、Sal
IもしくはBamH I切断位置を再構成するはずである。オ
リゴヌクレオチドSEQ ID NO:21は、市場の「逆(reve
rse)プライマー」(Stratagene,La Jolla,CA,USA)の
配列に一致し、Uni ZAPXRランダムファージの配列から
導出される。
これら双方のオリゴヌクレオチド及びa)に記載のテ
ンプレート(template)としての全−ファージェンリゼ
ートの少量分を用いるPCRは、前記トロンビン阻害剤の
完全コード化領域を有するcDNA−配列(SEQ ID NO:2
2)を単離した。
個々には、この目的のために、ヘマディプサcDNA−バ
ンクの高力価のファージリゼート(109〜1010pfu/m)
10μを10分間煮沸し、オリゴヌクレオチドSEQ ID N
O:20及びSEQ ID NO21各々20ピコモルを用いるPCR反応
で増幅させた。この際の条件は、35サイクルに関して95
℃で1分;55℃で2分;72℃で3分;全量100μであっ
た。
ゲル電気泳動分析されたPCR−生成物を、標準法で溶
離させた。ベクターpBluescript KSのEcoR V−切断位置
でのサブクローニング及びこのプラスミドのE.コリーDH
5α内での増殖の後に、クローン(SEQ ID NO:22)の
配列分析は、77アミノ酸(SEQ ID NO:23)の開放読取
りラスタを示し、これは、先に述べた蛋白質配列と一致
した。
f) トロンビン阻害剤の異種表現 組換えトロンビン阻害剤の製造のために、まず、アミ
ノ酸配列SEQ ID NO:23の位置1〜57をE.コリーに典型
的なコドン選択の考慮の下に、ヌクレオチド配列内に逆
翻訳した。この際に、次のコドン選択を用いた; 2本鎖ヌクレオチド配列を公知方法での化学的オリゴ
ヌクレオチド合成及び酵素的リゲーションにより製造し
た。このオリゴヌクレオチド配列は、Xmn I−及びBamH
I−競合性末端を有し、E.コリー発現ベクターpMAL−p2
(New England Biolabs)中でクローン化された。
組換えプラスミドを用いて、E.コリーDH5α細胞を形
質転換させた。トロンビン阻害剤は、マルトース−結合
位置を有する融合蛋白質として製造され、ベクター製造
者の指示に従って単離及び精製された。
ペリプラスマ表現されたトロンビン阻害剤の濃度は、
培地1当り1250単位であった。
第1図〜第4図の記号説明 第1図:BioRad rp 304 カラムでの逆相HPLCによる
トロンビンセファロースの有用フラクション(P3)の分
離。試料を水中の0.1重量%トリフルオロ酢酸中に溶か
し、水中の0.1重量%トリフルオロ酢酸での5分間洗浄
の後に、水中の0.1重量%TFA/アセトニトリル中の0.1重
量%TFAの線状勾配液を用い、1%/minで分離した。ト
ロンビン阻害活性を有するフラクション(A−J)を別
々に集めた。
第2図:逆相HPLCによる有用フラクションF(第1
図)の典型的フラグメントの分離。切断により得られた
ペプチドフラグメントを、水中の0.1重量%TFAでのカラ
ムの5分間洗浄の後に、120分間に60%までの0.1%TFA/
アセトニトリルの線状勾配液を用いて分離した。210nm
での検出を行ない、得られたフラクション(1−6)を
溶剤の溜去の後に、気相シーケンサー(Gasphasensequn
zer)中で分析した。
第3図:分子篩−カラム(Superose 12,Pharmacia)
によるトロンビン阻害剤の見かけの分子量の測定。装入
物:トロンビン−セファロースの有用フラクション;流
速:0.5m/min;緩衝液:20mM 燐酸ナトリウム、0.15M
塩化ナトリウム(pH7.4);フラクションの量:250μ
;検出:280nm。トロンビン阻害活性を有するフラクシ
ョンは、クロマトグラム(1……1)で示されている。
第4図:トリス/トリシン−SDS−傾斜トレホレース
によるトロンビン阻害剤の見かけの分子量の測定。5μ
gに相当する少量分を、16%トリス/トリシン−ゲル
(Bai−GmbH,Bensheim)上で分離させ、クマシー・ブリ
リアント・ブルーを用いる着色により可視化した(第3
列)。分子量を市販の分子量マーカー(第1及び4列)
を用いて5000±1000ダルトンまで測定した。同様に組換
えヒルジンも掲載した(第2列)。
配列リスト (1)一般的情報: (i)出願人: (A)名称:BASFアクチエンゲゼルシャフト (B)通り:カール−ボッシュ−シュトラーセ38 (C)市:ルードウイッヒスハーフェン (E)国:ドイツ連邦共和国 (F)郵便コード(ZIP):D−67056 (G)電話:0621/6048526 (H)テレファックス:0621/6043123 (I)テレックス:1762175170 (ii)発明の名称:陸蛭からの新規トロンビン阻害性
蛋白質 (iii)配列の数:23 (iv)コンピューター読み取り可能形: (A)媒体型:フロッピーディスク (B)コンピューター:IBM PCコンパチブル (C)オペレーティング システム:PC−DOS/MS−D
OS (D)ソフトウエア:パテント イン リリース#
1.0,バージョン#1.25(EPO) (v)通用出願データ: 出願番号: (2)SEQ ID NO:1に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:57アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:蛋白質 (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:N−末端フラグメント (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ シルベストリス (B)株名:Blanchard (D)分化の程度:成熟体 (F)組織の種類:動物全個体 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:蛋白質 (B)存在位置:1..57 (xi)配列:SEQ ID NO:1: (2)SEQ ID NO:2に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:45アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:N−末端フラグメント (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (D)分化の程度:成熟体 (F)組織の種類:動物全個体 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:ペプチド (B)存在位置:1..45 (xi)配列:SEQ ID NO:2: (2)SEQ ID NO:3に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:44アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:N−末端フラグメント (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (C)分化の程度:成熟体 (F)組織の種類:動物全個体 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:ペプチド (B)存在位置:1..44 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:12 (D)他の情報:/label=ambiquity /note=“XaaはPro又はLeu" (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:23 (D)他の情報:/label=ambiquity /note=“XaaはGlu又はTrp" (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:24 (D)他の情報:/label=ambiquity /note=“XaaはLys,Asn又はAsp" (xi)配列:SEQ ID NO:3: (2)SEQ ID NO:4に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:25アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:N−末端フラグメント (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:ペプチド (B)存在位置:1..25 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:22 (D)他の情報:/label=unverified /note=“位置は証明されず” (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:24 (D)他の情報:/label=unidentified /note=“位置は同定されず” (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:25 (D)他の情報:/label=unverified /note=“位置は証明されず” (xi)配列:SEQ ID NO:4: (2)SEQ ID NO:5に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:43アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:N−末端フラグメント (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:ペプチド (B)存在位置:1..43 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:1..43 (D)他の情報:/label=unidentified /note=“Xaa位置は同定されず” (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:39..40 (D)他の情報:/label=unverified /note=“位置は立証されず” (xi)配列:SEQ ID NO:5 (2)SEQ ID NO:6に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:25アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:N−末端フラグメント (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:ペプチド (B)存在位置:1..25 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:1..25 (D)他の情報:/label=unidentified /note=“Xaa:位置は同定されず” (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:18..22 (D)他の情報:/label=unverified /note=“位置は証明されず” (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:25 (D)他の情報:/label=unverified /note=“位置は証明されず” (xi)配列:SEQ ID NO:6: (2)SEQ ID NO:7に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:17アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:N−末端フラグメント (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:ペプチド (B)存在位置:1..17 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:2 (D)他の情報:/label=undentified /note=“位置は同定されず” (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:16..17 (D)他の情報:/label=unverified /note=“位置は証明されず” (xi)配列:SEQ ID NO:7: (2)SEQ ID NO:8に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:15アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:長鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:中間部フラグメント (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:ペプチド (B)存在位置:1..15 (xi)配列:SEQ ID NO:8: (2)SEQ ID NO:9に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:20アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:中間部フラグメント (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:ペプチド (B)存在位置:1..20 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:5 (D)他の情報:/label=ambiquity /note=“位置5はPheとしても同
定された” (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:17 (D)他の情報:/label=ambiquity /note=“位置17はAspとしても同
定された” (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:16 (D)他の情報:/label=unidentified /note=“位置は同定されず” (xi)配列:SEQ ID NO:9: (2)SEQ ID NO:10に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:22アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:中間部フラグメント (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:ペプチド (B)存在位置:1..22 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:21 (D)他の情報:/label=unverified /note=“位置は証明されず” (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:Modified−site (B)存在位置:22 (D)他の情報:/label=unidentified /note=“位置は同定されず” (xi)配列:SEQ ID NO:10: (2)SEQ ID NO:11に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:8アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:中間部フラグメント (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (D)分化の程度:成熟体 (F)組織の種類:動物全個体 (xi)配列:SEQ ID NO:11: (2)SEQ ID NO:12に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:23塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:DNA(genomic) (iii)ハイポセティカル:Yes (iv)アンチセンス:No (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (xi)配列:SEQ ID NO:12: (2)SEQ ID NO:13に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:8アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (v)フラグメント型:中間部フラグメント (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (D)分化の程度:成熟体 (F)組織の種類:動物全個体 (xi)配列:SEQ ID NO:13: (2)SEQ ID NO:14に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:23塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:DNA(genomic) (iii)ハイポセティカル:Yes (iv)アンチセンス:No (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (xi)配列:SEQ ID NO:14: (2)SEQ ID NO:15に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:45塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:DNA(genomic) (iii)ハイポセティカル:Yes (iv)アンチセンス:No (xi)配列:SEQ ID NO:15: (2)SEQ ID NO:16に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:19塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:DNA(genomic) (iii)ハイポセティカル:Yes (iv)アンチセンス:No (xi)配列:SEQ ID NO:16: (2)SEQ ID NO:17に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:20塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:DNA(genomic) (iii)ハイポセティカル:Yes (iv)アンチセンス:No (xi)配列:SEQ ID NO:17: (2)SEQ ID NO:18に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:277塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:cDNA−mRNA (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (D)分化の程度:成熟体 (F)組織の種類:動物全個体 (vii)直接の起源: (B)クローン:pBSK/139.101#6 (vii)直接の起源: (A)名称/記号:CDS (B)存在位置:1..120 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:3′UTR (B)存在位置:121..257 (xi)配列:SEQ ID NO:18: (2)SEQ ID NO:19に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:39アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:蛋白質 (xi)配列:SEQ ID NO:19 (2)SEQ ID NO:20に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:42塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:DNA(genomic) (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (xi)配列:SEQ ID NO:20: (2)SEQ ID NO:21に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:18塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:DNA(genomic) (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (xi)配列:SEQ ID NO:21: (2)SEQ ID NO:22に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:353塩基対 (B)型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖: (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:cDNA−mRNA (iii)ハイポセティカル:No (iv)アンチセンス:No (vi)起源: (A)生物名:ヘマディプサ・シルベストリス (B)株名:Blanchard (D)分化の程度:成熟体 (F)組織の種類:動物全個体 (vii)直接の起源: (B)クローン:pBSKS/rev.148#5 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:5′UTR (B)存在位置:1..40 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:CDS (B)存在位置:41..274 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:sig_peptide (B)存在位置:41..00 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:mat_peptide (B)存在位置:101..274 (ix)配列の特徴: (A)名称/記号:3′UTR (B)存在位置:275..335 (xi)配列:SEQ ID NO:22: (2)SEQ ID NO:23に関する情報: (i)配列特徴: (A)長さ:77アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:蛋白質 (xi)配列:SEQ ID NO:23:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C12R 1:19) A61K 37/64 ACB (72)発明者 クレーガー, ブルクハルト ドイツ連邦共和国 D―6703 リムブル ガーホーフ ドナースベルクシュトラー セ 13 (72)発明者 フリードリッヒ, トーマス ドイツ連邦共和国 D―6100 ダルムシ ュタット ザールバウシュトラーセ 22 ―24 (56)参考文献 M.SCHARF,FEBS LET TERS,1989年,Vol.255,No. 1,pages 105−110 Electricwala A.,B lood Coagul Fibrin olysis,1991年2月,Vol. 2,No.1,pages 83−89 Palladino LO.,Pro tein Expr.Purif., 1991年2月,Vol.2,No.1,p ages 37−42 Blankenship DT.,B iochem.Biophys.Re s.Commun.,1990年,Vol. 166,No.3,pages 1384− 1389 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12N 15/00 - 15/90 C07K 14/435 A61K 38/55 C12P 21/02 MEDLINE(STN) WPI(DIALOG) GenBank/EMBL

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘマディプサ属の陸蛭からの、アミノ酸配
    列: 又 はSEQ ID NO:1のC末端の1〜12アミノ酸の短縮によ
    り得られるアミノ酸配列を有する、トロンビン阻害作用
    を有する蛋白質。
  2. 【請求項2】配列SEQ ID NO:2を有する請求項1に記
    載の蛋白質。
  3. 【請求項3】トロンビン阻害作用を有する蛋白質をコー
    ドし、次の群: a) SEQ ID NO 22に記載の構造のDNA b) 請求項1又は2に記載の蛋白質をコードするDNA
    及び c) 標準的条件下でDNA a)又はb)とのハイブリ
    ド化により形成されるDNA から選択された、DNA。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のDNAを含有する発現ベク
    ター。
  5. 【請求項5】請求項3に記載のDNAによりコードされる
    蛋白質1種以上を含有する血液凝固抑制剤。
  6. 【請求項6】請求項3に記載のDNAによりコードされる
    蛋白質1種以上及びもう1種の凝固阻害因子を含有する
    血液凝固抑制剤。
  7. 【請求項7】もう1種の凝固阻害因子としてヒルジンが
    使用される、請求項6に記載の血液凝固抑制剤。
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