JP3290617B2 - 摩擦撹拌接合装置 - Google Patents

摩擦撹拌接合装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、エンジ
ンマウント、サスペンションアーム、スペースフレーム
の車両用金属製部品を製作する際に用いられる摩擦撹拌
接合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、TIGやMIG溶接法などの溶融
接合法やろう付けに代わる接合手段として、固相接合法
の一つである摩擦撹拌接合法が開発されている。この接
合法は、接合部材の接合予定部位に、回転するプローブ
を挿入し、プローブとの接触部を摩擦熱にて軟化させ撹
拌しながら、プローブ挿入状態で、プローブを接合予定
部位に沿って移動させ、あるいはプローブが順次、接合
予定部位を通過するように接合部材を移動させることに
より、金属材からなる接合部材を接合する方法であり、
この摩擦撹拌接合法によれば、固相接合であるため、接
合部材である金属材の種類に制限を受けないとか、TI
GやMIG溶接法などの溶融接合法に比して熱歪みによ
る変形が少ない、等の利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、この摩擦撹拌
接合法によって、2個の断面円形の接合部材を、例えば
その端部同士を突き合わせた突合せ部において接合一体
化する場合には、接合部材の突合せ部にプローブを外周
面から挿入し、プローブ挿入状態で、プローブが順次突
合せ部を通過するように接合部材を周方向に1回転させ
ることにより、接合部材を突合せ部において接合一体化
することができるので、この方法を用いれば、断面円形
の接合部材の周方向の接合を極めて能率的に遂行するこ
とができる。
【0004】しかしながら、このような周方向の接合
は、プローブを突合せ部に挿入するとともに、プローブ
挿入状態で、プローブを回転させる回転子の肩部を接合
部材の周面に押し付けながら接合部材を回転させること
により行われるので、プローブの挿入の際に生じる挿入
圧及び回転子の肩部の接合部材周面への押付け圧によっ
て接合部材が撓んで回転異常が生じ、良好な接合を行う
ことができなくなるという問題が生じる。
【0005】この発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、断面円形の接合部材の周方向の接
合を行うに際し、プローブの挿入圧及び回転子の押付け
圧を受けて接合部材が撓んで回転異常が生じてしまうこ
とを防止することのできる摩擦撹拌接合装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、断面円形の接合部材の周方向の接合予
定部位に回転するプローブを挿入し、プローブ挿入状態
で接合部材を周方向に回転させることにより接合部材を
接合するものとなされた摩擦撹拌接合装置であって、前
記プローブの接合部材を挟んだ反対側に、接合部材に当
接して接合部材の撓みを防止する撓み防止用支持部材が
配置されるとともに、接合部材の回転方向における前記
プローブの前方側で、接合部材の周方向における前記プ
ローブと前記支持部材との間に、前記プローブにより接
合された接合部に生じるばりを取るばり取り部材が配置
されていることを特徴とするものである。
【0007】これによれば、接合部材はプローブの挿入
の際に生じる挿入圧及び回転子の肩部の接合部材周面へ
の押付け圧を受けて撓もうとするが、支持部材によって
その撓みが防止され、回転異常を生じることがなくな
る。
【0008】また、接合工程時において、接合部に生じ
るばりがばり取り部材によって取り除かれるものとな
り、接合工程後に別途、ばり取り工程を行う必要がなく
なる。また、プローブにより接合された接合部は、支持
部材まで回転する途中で、ばりが取り除かれて表面が平
滑になるとともに、この状態で支持部材に接触するもの
となり得て、接合部材と支持部材との間に隙間が生じて
しまうことが防止され、ばりの発生による回転異常が阻
止される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示実施形態に
基づいて説明する。
【0010】図1及び図2は、この発明に係る摩擦撹拌
接合装置の第1実施形態を示すもので、(10)は摩擦
撹拌接合を行うために用いられる接合工具、(1)
(1)はアルミニウム又はその合金等の金属材からなる
円柱形の接合部材である。各接合部材(1)(1)は、
互いに同径・同寸に形成されている。この実施形態で
は、前記2個の接合部材(1)(1)を、端部同士を突
き合わせた突合せ部(2)において接合一体化する場合
を示しており、各接合部材(1)(1)は、それぞれ図
示しない駆動機構を備えたチャック装置によって、突合
せ状態のもとで、各接合部材(1)(1)の中心軸を回
転軸(P)として周方向に回転自在に保持されている。
【0011】前記接合工具(10)は、径大の円柱状回
転子(11)と、該回転子(11)の端部軸線上に該回
転子(11)と一体回転可能に突設された径小のピン状
プローブ(12)とを有している。前記回転子(11)
及びプローブ(12)は、前記接合部材(1)(1)よ
り硬質でかつ接合時に発生する摩擦熱に耐え得る耐熱材
料によって形成されている。また、前記プローブ(1
2)の周面には、突合せ部(2)の撹拌用凹凸(図示せ
ず)が形成されている。なお、(11a)は前記回転子
(11)のプローブ側平坦面からなる肩部である。
【0012】かかる構成の接合工具(10)は、接合部
材(1)(1)の突合せ部(2)上方に、プローブ(1
2)を下方に向ける態様にして配置されるとともに、図
示しない昇降装置に取り付けられて上下方向に移動しう
るものとなされており、この昇降装置を操作すること
で、プローブ(12)を接合部材(1)(1)の突合せ
部(2)に挿入したり、挿入したプローブ(12)を接
合部材(1)(1)の突合せ部(2)から引き抜いたり
することができるものとなされている。また、前記プロ
ーブ(12)は、接合部材(1)(1)の回転軸(P)
に向かって挿入されるものとなされており、したがって
プローブ(12)の挿入の際に生じる挿入圧及び回転子
(11)の肩部(11a)の接合部材(1)(1)周面
への押付け圧は、接合部材(1)(1)に対して、プロ
ーブ(12)の挿入位置から接合部材(1)(1)の回
転軸(P)に向かう方向に働くものとなる。
【0013】一方、前記接合工具(10)のプローブ
(12)の接合部材(1)(1)を挟んだ反対側には、
図2に示すように、接合部材(1)(1)の周面に当接
して接合部材(1)(1)の撓みを防止する撓み防止用
支持部材(20)として、両接合部材(1)(1)に跨
がる互いに同形・同寸の2個の円柱形の撓み防止用支持
ローラ(21)(22)が、プローブ(12)の挿入の
際に生じる挿入圧及び回転子(11)の肩部(11a)
の接合部材(1)(1)周面への押付け圧の方向(S)
に対して、それぞれ接合部材(1)(1)の周方向に回
転軸(P)を中心として角度(θ1 )(θ2 )だけ開く
態様にして、接合部材(1)(1)の長さ方向に沿って
配置されている。各支持ローラ(21)(22)は、回
転自在なもので、接合部材(1)(1)の周面との摩擦
力により接合部材(1)(1)の回転に伴って回転する
ものとなされている。(Q1 )(Q2 )は各支持ローラ
(21)(22)の回転軸である。また、各支持ローラ
(21)(22)は、その直径が接合部材(1)(1)
の直径よりやや小さく形成されており、また各端部が各
接合部材(1)(1)の長さ方向略中央部に位置するよ
うな長さに形成されている。前記各角度(θ1
(θ2 )は、それぞれ90゜未満であれば良いが、特に
10〜45゜の範囲内でかつ互いに同一の値であること
が望ましい。このように各角度(θ1 )(θ2 )に設定
することにより、接合部材(1)(1)をプローブ(1
2)の反対側から安定良くかつ確実に支持し得て、接合
部材(1)(1)の撓みをより一層確実に防止すること
ができる。
【0014】ところで、上記の接合工具(10)のプロ
ーブ(12)を回転させながら接合部材(1)(1)の
突合せ部(2)に挿入し、図1に示すように、プローブ
挿入状態で、接合部材(1)(1)を周方向に回転させ
ると、プローブ(12)により接合された接合部(3)
に、図2に示すようにばり(3a)が発生することがあ
る。このようにばり(3a)が発生した状態のままで、
接合部材(1)(1)を回転させると、接合部材(1)
(1)と各支持ローラ(21)(22)との間に隙間が
生じることとなり、その結果、回転異常が生じてしまう
ことがある。而して、この実施形態にあっては、接合部
材(1)(1)の回転方向における前記プローブ(1
2)の前方側で、接合部材(1)(1)の周方向におけ
る前記プローブ(12)と図2中の右側の支持ローラ
(21)との間には、プローブ(12)により接合され
た接合部(3)に生じたばり(3a)を取るばり取り部
材(30)として、両接合部材(1)(1)に跨がる円
柱形のばり取りローラ(31)が、その周面を接合部
(3)に当接させる態様にして、接合部材(1)(1)
の長さ方向に沿って配置されている。したがって、プロ
ーブ(12)により接合された接合部(3)は、支持ロ
ーラ(21)まで回転する途中で、このばり取りローラ
(31)によってばり(3a)が取り除かれて表面が平
滑になるとともに、この状態で各支持ローラ(21)
(22)に接触するものとなり得て、接合部材(1)
(1)と各支持ローラ(21)(22)との間に隙間が
生じてしまうことを防止することができるようになって
いる。このばり取りローラ(31)は、回転自在なもの
で、接合部材(1)(1)の周面との摩擦力により接合
部材(1)(1)の回転に伴ってばり(3a)を取り除
きながら回転するものとなされている。(R)はばり取
りローラ(31)の回転軸である。なお、このばり取り
ローラ(31)は、その直径が前記各支持ローラ(2
1)(22)の直径よりやや小さく形成され、またその
長さが前記各支持ローラ(21)(22)の長さよりや
や小さく形成されている。
【0015】次に、この摩擦撹拌接合装置を用いて摩擦
撹拌接合を行う場合について説明する。
【0016】まず、昇降装置によって接合工具(10)
のプローブ(12)を回転させながら下方に移動させて
接合部材(1)(1)の突合せ部(2)に挿入する。挿
入は回転子(11)の肩部(11a)が接合部材(1)
(1)の周面に当接するまで行い、そして回転子(1
1)の肩部(11a)を接合部材(1)(1)の周面に
押し付ける。プローブ(12)の挿入の際に生じる挿入
圧及び回転子(11)の肩部(11a)の接合部材
(1)(1)周面への押付け圧によって、接合部材
(1)(1)は下向きの負荷を受けて撓もうとするが、
支持ローラ(21)(22)によってその撓みが防止さ
れ、回転軸(P)がずれてしまうことがなくなる。そし
て、プローブ挿入状態で、かつ回転子(11)の肩部
(11a)を接合部材(1)(1)の周面に押し付けた
状態で、プローブ(12)が順次、突合せ部(2)を通
過するように駆動装置によって接合部材(1)(1)を
周方向に回転させる。前述したように、接合部材(1)
(1)は、支持ローラ(21)(22)によって撓みが
防止されているから、回転異常を生じることもなく正常
に回転する。プローブ(12)の回転により発生する摩
擦熱、あるいは更に回転子(11)の肩部(11a)と
接合部材(1)(1)の周面との摺動に伴い発生する摩
擦熱によって、プローブ(12)との接触部分近傍にお
いて両接合部材(1)(1)は軟化し、かつ撹拌される
とともに、接合部材(1)(1)の回転に伴って、軟化
撹拌部分がプローブ(12)の通過溝を埋めるように塑
性流動したのち、摩擦熱を急速に失って冷却固化され
る。この現象が接合部材(1)(1)の回転に伴って順
次繰り返されていき、最終的に両接合部材(1)(1)
が突合せ部(2)において接合一体化される。また、プ
ローブ(12)により接合された接合部(3)は、支持
ローラ(21)まで回転する途中で、ばり取りローラ
(31)によってばり(3a)が取り除かれて表面が平
滑になるとともに、この状態で各支持ローラ(21)
(22)に接触するものとなり、接合部材(1)(1)
と各支持ローラ(21)(22)との間に隙間が生じて
回転異常が発生してしまうこともない。
【0017】こうして接合部材(1)(1)は接合され
て、接合状態が良好でかつばり(3a)が取り除かれた
高品位な接合品となる。
【0018】この第1実施形態において、支持ローラ
(21)(22)は、上述したようにプローブ(12)
の接合部材(1)(1)を挟んだ反対側に2個、配置さ
れているので、接合部材(1)をプローブ(12)の反
対側から安定良く支持し得て、接合部材(1)(1)の
撓みを確実に防止することができるものとなされてい
る。
【0019】また、上記第1実施形態では、接合部材
(1)(1)に当接して接合部材(1)(1)の撓みを
防止する撓み防止用支持部材(20)として、上記のよ
うな支持ローラ(21)(22)を採用しているが、か
かる支持部材(20)は図3(i)〜(iii )に示すよ
うなものであっても良い。ここで、図3(i)〜(ii
i)には、上記第1実施形態と同一の構成要素に同一の
符号が付されており、以下、図3(i)〜(iii )に示
された第2〜第4実施形態について、上記第1実施形態
との相違点を中心に簡単に説明する。
【0020】図3(i)に示す第2実施形態では、1個
の前記支持ローラ(21)が、接合部材(1)(1)の
下方に配置されている。
【0021】なお、上記第1実施形態及び第2実施形態
では、支持ローラ(21)(22)は、回転自在なもの
であるが、接合部材(1)(1)を周方向に回転させる
べく回転駆動するものであっても良い。
【0022】図3(ii)に示す第3実施形態では、支持
部材(20)として、支持面(23a)が平坦状に形成
されている平板状の支持板(23)が採用されており、
この支持板(23)が接合部材(1)(1)の下方に配
置されている。
【0023】図3(iii )に示す第4実施形態では、支
持部材(20)として、支持面(24a)が接合部材
(1)(1)の周面の曲率と同じ曲率を有する曲面に形
成されている支持台(24)が採用されており、この支
持台(24)が接合部材(1)(1)の下方に配置され
ている。この支持台(24)を採用すると、上記第1〜
第3実施形態のものに比して接合部材(1)(1)との
接触面積が大きいことから、接合部材(1)(1)を回
転させるために大きな駆動力を必要とされる一方、接合
部材(1)(1)を安定良く支持し得て、接合部材
(1)(1)の撓みを確実に防止することができる。
【0024】以上、この発明の実施形態を説明したが、
この発明は、これら実施形態に限定されるものではな
い。例えば、これら実施形態では、接合部材として断面
円形の中実材を用いているが、断面円形の中空材を用い
ても良い。
【0025】
【発明の効果】上述の次第で、この発明に係る摩擦撹拌
接合装置によれば、プローブの接合部材を挟んだ反対側
に、接合部材に当接して接合部材の撓みを防止する撓み
防止用支持部材が配置されているので、プローブの挿入
の際に生じる挿入圧及び回転子の肩部の接合部材周面へ
の押付け圧による接合部材の撓みを防止し得て、回転異
常を生じることがなくなる。その結果、接合部材を正常
に回転させることができ、良好な接合を行うことができ
る。
【0026】また、接合部材の回転方向における前記プ
ローブの前方側で、接合部材の周方向における前記プロ
ーブと前記支持部材との間に、前記プローブにより接合
された接合部に生じるばりを取るばり取り部材が配置さ
れている場合には、接合工程時において、接合部に生じ
るばりがばり取り部材によって取り除かれるものとな
り、接合工程後に別途、ばり取り工程を行う必要がなく
なり、施工能率が向上する。また、プローブにより接合
された接合部は、支持ローラまで回転する途中で、ばり
が取り除かれて表面が平滑になるとともに、この状態で
支持部材に接触するものとなり得て、接合部材と支持部
材との間に隙間が生じてしまうことが防止される。した
がって、ばりの発生による回転異常も防止することので
きる摩擦撹拌接合装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る摩擦撹拌接合装置の第1実施形
態を示す斜視図である。
【図2】同装置の側面図である。
【図3】この発明に係る摩擦撹拌接合装置の他の実施形
態を示す図2に対応する図であって、(i)は第2実施
形態、(ii)は第3実施形態、(iii )は第4実施形態
である。
【符号の説明】
1…接合部材 2…突合せ部(接合予定部位) 3…接合部 10…接合工具 11…回転子 12…プローブ 20…撓み防止用支持部材 21、22…撓み防止用支持ローラ 30…ばり取り部材 31…ばり取りローラ
フロントページの続き (72)発明者 川田 斉礼 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニ ウム株式会社内 (72)発明者 橋本 武典 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニ ウム株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−180467(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 20/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面円形の接合部材(1)(1)の周方
    向の接合予定部位(2)に回転するプローブ(12)を挿
    入し、プローブ挿入状態で接合部材(1)(1)を周方
    向に回転させることにより接合部材(1)(1)を接合
    するものとなされた摩擦撹拌接合装置であって、 前記プローブ(12)の接合部材(1)(1)を挟んだ反
    対側に、接合部材(1)(1)に当接して接合部材の撓
    みを防止する撓み防止用支持部材(20)が配置されると
    ともに、 接合部材(1)(1)の回転方向における前記プローブ
    (12)の前方側で、接合部材(1)(1)の周方向にお
    ける前記プローブ(12)と前記支持部材(20)との間
    に、前記プローブ(12)により接合された接合部(3)
    に生じるばり(3a)を取るばり取り部材(30)が配置さ
    れている ことを特徴とする摩擦撹拌接合装置。
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CN100396915C (zh) * 2003-09-24 2008-06-25 汉拏空调株式会社 可变容量的斜盘式压缩机用活塞的制造方法
DE102019006413A1 (de) 2019-09-11 2021-03-11 Grenzebach Maschinenbau Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Erhöhung der Schnelligkeit und der Erhöhung der Standfestigkeit des Schweißpins beim Rührreibschweißen.

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