JP3289985B2 - 不良冊子検出装置 - Google Patents
不良冊子検出装置Info
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Description
が集められて形成される冊子、あるいは製本機で製本さ
れる冊子(製本前及び製本後のいずれのものも含む)
に、規定の厚さから外れる不良冊子があるか否かを検出
するための不良冊子検出装置に関する。
されることにより本の中身となる冊子が形成され、後に
製本機によりその冊子が綴じられて表紙が付けられると
ともに、最終的に三方断裁されて本となるのが普通であ
る。そこで、丁合機による丁合ミスにより落丁が生じる
と、得られる冊子は予定したものより薄くなり、逆に丁
合ミスにより重複的な丁合が行われると、得られる冊子
は正規のものより厚くなってしまう。このような厚み不
良のものが最終的に本製品になっても、それは不良品で
あるから、このような不良品は丁合後の冊子段階、ある
いは製本前又は後の段階で排除する必要がある。
て、図14に示すような偏心ローラ形のものが知られて
いる。これは、冊子Sの通路上に位置固定のローラ20
0と偏心ローラ202とが、冊子Sを挟むように設けら
れ、それらが互いに冊子Sを送り出す方向に回転するも
のである。そして、偏心ローラ202はスライドホルダ
204を介してスプリング206によりローラ200側
に付勢され、偏心ローラ202が実線で示す位置にき
て、両ローラ200及び202の隙間が最小に狭まった
ときに、冊子Sの厚みを測定するものであり、その瞬間
的な位相で偏心ローラ202が冊子Sの厚みにより押し
戻される変位に基づき、冊子Sの厚みが測定されること
となる。
良冊子検出装置も知られている。これは、偏心ローラの
代わりに通常のローラ208がスライドホルダ204を
介してクランク210の回転により変位させられ、この
ようなクランク機構によりローラ208が他方のローラ
200に最も接近した瞬間において、冊子Sの厚みがそ
のローラ208の後退変位に基づき検出されるものであ
る。
従来のものには次のような欠点がある。すなわち、図1
4に示した偏心ローラ形のものでは、偏心ローラ202
が旋回運動をすることにより、他方のローラ200と周
速差が生じ、そのため冊子Sが複数の折丁からなる未拘
束のものである場合に、その冊子Sに紙面方向のずれが
生じる。また、冊子Sに対する厚さの検出が、偏心ロー
ラ202の位相の1点に絞られ、その1点で瞬間的に検
出を行わざるを得ないため、検出誤差が生じ易い。
ーラ208が厚み検出時に冊子Sの厚みで押し戻される
ことを許容する逃がし機構の設計が複雑となる。また、
このクランク形のものでも、クランク210の1死点に
対応してローラ200及び208が最も接近した瞬間の
1点で厚み検出をしなければならないため、クランク2
10の回転と厚さ検出のタイミングとを合わせるのが難
しく、かつ偏心ローラ形のものと同様、検出誤差が生じ
易い欠点がある。
ず、冊子にずれが生じたり検出誤差が生じ易いという問
題を解消することを課題とする。
いに対向するローラの一方である検出ローラに、カムを
一体的に設け、このカムに検出ローラを一定時間、対向
側のローラに接近させた状態に保つための検出行程カム
部を形成したことにある。
は、検出ローラ及び対向ローラと、検出ローラのロ
ーラ支持部材と、検出ローラのローラ駆動手段と、
前述のカムと、そのカムフォロワと、検出ローラの
ための変位許容手段と、変位検出手段と、良否判定
手段とを含む。
向ローラとの間に冊子を挟んで送出可能なものである。
ローラ支持部材は、検出ローラを対向ローラと接近・離
間する方向に移動可能に支持する。ローラ駆動手段は、
検出ローラを冊子の搬送方向に対応して駆動するもので
ある。カムは、検出ローラと同心的かつ一体的に設けら
れる。そして、このカムは、検出ローラのローラ軸線を
中心とする円弧状曲線に沿った検出行程カム部を有し、
この検出行程カム部は他のカム部よりローラ軸線との距
離が大きくなるように形成される。カムフォロワは、そ
のカムの検出行程カム部に対応することにより検出ロー
ラを対向ローラの側に接近させる役割を果たす。変位許
容手段は、検出行程カム部とカムフォロワとが対応した
状態で検出ローラと対向ローラとが、両者間の冊子の厚
みにより離間する方向に変位することを許容するもので
ある。変位検出手段は、その変位許容手段によって許容
される検出ローラと対向ローラとの相対的な変位を検出
する。さらに、良否判定手段は、その変位検出手段で検
出される変位に基づき、その冊子の厚さの良否を判定す
る機能を有する。
を検出してもよいし、終端の変位位置を検出してもよ
い。
ローラと対向ローラとの間に冊子が導かれ、検出ローラ
の回転に従い、その検出ローラと一体的なカムにおける
検出行程カム部がカムフォロワに対応することにより、
検出ローラが対向ローラの側に接近させられる。ここ
で、検出行程カム部は、ローラ軸線を中心とする円弧状
曲線に沿って形成されているため、従来のような偏心カ
ムやクランク形のものと異なり、その検出ローラの検出
行程は時間的に1点に絞られるのではなく、検出行程カ
ム部の円弧状曲線に沿って一定時間続く。この一定時間
続く検出ローラの所定角度範囲の回転行程において、検
出ローラと対向ローラとの相対的な変位に基づき、その
冊子の厚さの良否が判定される。このように検出行程が
時間的な長さを与えられることで、検出のタイミングを
合わせ易く、かつ検出精度を高めることができる。
明する。図10及び図11は、その不良冊子検出装置2
を簡略に示す平面図である。この装置2は、丁合機の場
合は最終駒以後の冊子通路に設けられ、製本機の場合は
断裁装置より上流の冊子通路に設けられるが、本実施例
では、図示しない丁合機で丁合された複数の折丁の集合
である冊子Sを、図示しない製本機に搬送するための通
路上に設けられているものとする。この装置2は、検出
ローラ4と、これに対向して設けられた対向ローラ6と
を備え、これらが垂直方向のローラ軸線O1及びO2の周
りに互いに逆方向に、言い換えれば搬送される冊子Sを
挟んでこれを送り出す向きに回転駆動されるようになっ
ている。
調整可能とされた位置固定のローラであり、検出ローラ
4はローラ支持部材として機能するスライドホルダ8を
介して、対向ローラ6と接近・離間する方向に移動可能
に支持されている。検出ローラ4には、そのローラ軸線
O1と同心的にカム10が固定され、カム10は検出行
程カム部12を備える。そのようなカム10にカムフォ
ロワ14が当接し、カムフォロワ14はスライドホルダ
8に対し接近・離間可能なスライドホルダ16に取り付
けられている。
カム10とカムフォロワ14が接触状態に保たれ、また
スライドホルダ16はストッパ20に当たる状態に圧縮
スプリング22により付勢されている。検出ローラ4の
回転に従い、カムフォロワ14は位置固定の状態で、検
出行程カム部12がカムフォロワ14に対応する過程
で、スライドホルダ8を介して検出ローラ4が対向ロー
ラ6側に接近する。
4が押し戻されることは、圧縮スプリング22、22が
押し縮められて、スライドホルダ16が後退することに
よって許容される。このスライドホルダ16の後退変位
を検出するために変位検出センサ24が設けられ、この
検出信号が、良否判定手段としてのコンピュータ26に
送られることにより、冊子Sが規定の厚さから外れるも
のかどうかが判定されるようになっている。
に示す。図1及び図2に示すように、冊子Sは、その搬
送のための通路となる搬送レール27によりそこを滑る
ように案内され、コンベアチェーン28に等間隔で設け
られた爪29が冊子Sの後端を押してこれを前進させ
る。図2に示すように、搬送レール27はベース30に
固定された縦長U字状のもので、冊子Sはこの中に収容
されて上方に突出し、その突出した部分に爪29が当た
るようになっている。搬送レール27はベース30に固
定され、ベース30は脚フレーム32によりフロア上に
支持される。
ドホルダ34に保持されており、スライドホルダ34
は、自身に固定された一対のスライドベアリング40に
おいて一対のガイドレール42によりスライド可能に支
持され、これらのガイドレール42はベース30に固定
されている。図3のスライドホルダ34の上には、補助
ホルダ36が固定され、これらの間に対向ローラ6が位
置する。対向ローラ6が同心的に固定されたローラ軸3
8は、その上端が補助ホルダ36にベアリング44を介
して回転可能に保持され、またスライドホルダ34に対
しては、ベアリングホルダ46及び2個のベアリング4
8を介して回転可能に保持されている。ベアリングホル
ダ46は、スライドホルダ34の装着穴50に下側から
嵌め込まれ、下向きに突出した状態で固定されている。
は、搬送レール27の一方の外壁に形成された開口54
から搬送レール27の内側に突出して、冊子Sに接触可
能である。本実施例において、対向ローラ6が上述のよ
うにスライド可能とされているのは、冊子Sの設定厚さ
の変更に対応できるように、位置調整装置56で位置調
整を行うためである。
6とは反対側に位置する前記検出ローラ4は、搬送レー
ル27の他方の外壁に形成された開口57からレール内
部に突出して冊子Sに接触可能である。また、検出ロー
ラ4は、図6に示すように、前記スライドホルダ8と、
この上に固定された補助ホルダ64との間に設けられ、
スライドホルダ8は自身に固定された一対のスライドベ
アリング66を介して、2本のガイドレール68により
スライド可能に支持されている。
らの中心部においてローラ軸70に固定されている。カ
ム10の前記検出行程カム部12は、ローラ軸線O1を
中心とする半径R1の円弧に沿って中心角θ1で形成され
ている。さらにカム10には、ローラ軸線O1に関して
検出行程カム部12とは反対側に、半径R1より小さ
い、ローラ軸線O1を中心とする半径R2の円弧に沿っ
て、待機行程カム部13が中心角θ2で形成され、この
待機行程カム部13と検出行程カム部12との端部同士
がそれぞれ直線カム部15、15で滑らかにつながれて
いる。なお、これらの中心角θ1、θ2はいずれも約40
〜90度程度に設定されている。
2を介して補助ホルダ64に回転可能に支持され、かつ
軸下側部分が、図7に示すベアリングホルダ74にベア
リング76及び78を介して回転可能に保持されてい
る。ベアリングホルダ74は図6のスライドホルダ8の
装着穴76に下側から装着・固定され、かつその下端部
はベベルホルダ80(図7)の装着穴82に嵌合され、
ボルト84により固定されている。
したローラ軸70の下端には、ベベルギア86が固定さ
れ、これが図2にも示すようにベベルギア88と噛み合
っている。ベベルギア88は、図7のベベルホルダ80
の垂直部90に、ベアリング92を介して回転可能に保
持されている。このベベルギア88の内側にスプライン
軸受94が固定され、スプライン軸受94内に水平方向
の駆動軸96が軸方向に摺動可能かつ相対的回転不能に
挿入されている。駆動軸96は、図2の互いに対向する
脚フレーム32間に掛け渡され、その一端に、図示しな
いモータによりチェーン駆動されるスプロケット98が
取り付けられている。
ダ46にも、上述と同様のベベルホルダ100(図5も
参照)がボルト102で固定されている。かつ、ローラ
軸38の下端にベベルギア104が固定され、これに噛
み合うベベルギア106がホルダ垂直部108にベアリ
ング110を介して回転可能に保持されていて、ベベル
ギア106と上記駆動軸96とは、スプライン軸受11
2により軸方向に摺動のみ可能に連結されている。
ベベルギア88、86及びベベルギア106、104に
より、各ローラ軸70及び38に伝達され、検出ローラ
4及び対向ローラ6は互いに逆向きに回転することとな
る。また、双方のスライドホルダ8及び34を介して検
出ローラ4又は対向ローラ6がスライドしても、それに
連動してベベルホルダ80又は100が移動し、各ベベ
ルギア88又は106が駆動軸96を軸方向に摺動する
ことにより、駆動軸96の回転がローラ軸70及び38
に伝達される。なお、そのようなスライドの際、ローラ
軸38のベアリングホルダ46はベース30(図4も参
照)に形成された長穴113内で、またローラ軸70の
ベアリングホルダ74は長穴114内でそれぞれ移動す
ることとなる。
ロワ14を保持するスライドホルダ16は、図8に示す
ように門形をなし、下側から軸116がナット118で
固定されるとともに、この軸116にローラ状のカムフ
ォロワ14が垂直軸線周りに回転可能に保持されてい
る。スライドホルダ16は自身に固定された一対のスラ
イドベアリング120において前記2本のガイドレール
68に係合し、これにより図1に示すスライドホルダ8
と同じ方向にスライド可能とされている。スライドホル
ダ16とベース30に固定された2個のスプリング受け
122との間に、それぞれ前記圧縮スプリング22が所
定のセット荷重をもって装着され、これによりスライド
ホルダ16は図1のカム10の側に付勢されているが、
その方向への移動限度が2個の前記ストッパ20により
規制されている。各ストッパ20は、ベース30に立設
されたストッパホルダ126に螺合されている。このよ
うなスライドホルダ16及び8に跨って、前記2本の引
張スプリング18が所定のセット荷重で掛け渡されてい
る。
ライドホルダ16から後方にロッド130が延びてい
る。ロッド130の一端は、ロッドエンド金具132を
介してスライドホルダ16に連結され、他端は水平方向
の軸134により鉛直面内で回動可能に支持されたアー
ム136に連結されている。図9に示すように、軸13
4はベース30に立設された一対のブラケット138に
より支持され、アーム136は2枚のアームプレート1
40からなり、それらの上端部において軸134により
支持されて下方に延び、アーム中間部に水平軸142に
より回動可能に連結されたジョイント金具144に、前
述のロッド130が連結・固定されている。
には被検出プレート146がアーム136の回動方向と
直角に固定され、これに対向して前述の変位検出センサ
24がベース30の下側に支持プレート150及びブラ
ケット151を介して固定されている。カムフォロワ1
4を支持するスライドホルダ16の変位は、ロッド13
0を介してアーム136に伝達され、このアーム136
により増幅された回動変位が、被検出プレート146と
対向する変位検出センサ24によって検出されるように
なっている。なお、前述の駆動軸96の回転数を検出す
るタイミングリミットスイッチ156が設けられ、これ
が前記コンピュータ26に接続されている。これによ
り、図1の検出ローラ4及び対向ローラ6の回転速度
と、冊子Sを搬送するコンベアチェーン28の搬送速度
とが対応するように速度制御が行われるようになってい
る。
しない製本機へ送られる丁合された冊子Sが、コンベア
チェーン28及び爪29により左から右へ向かって搬送
される。検出ローラ4及び対向ローラ6は、その冊子S
を右方向へ送り出すように互いに逆方向へ回転駆動され
る。冊子Sがこれらのローラ4及び6の間に挿入される
過程では、図1及び図10に示すように、スライドホル
ダ16がストッパ20に当接した状態にあり、またカム
フォロワ14はカム10の待機行程カム部13に対応し
て、両ローラ4及び6は互いに離れた状態にある。そし
て、冊子Sがこれらローラ間に進入してくると、検出ロ
ーラ4の回転に従い、カムフォロワ14がカム10の直
線カム部15から検出行程カム部12に移行する過程
で、検出ローラ4は対向ローラ6側に接近する。カムフ
ォロワ14が検出行程カム部12に至れば、図11に示
すように両ローラ4及び6の間隔は最も狭まり、両者間
に冊子Sが挟まれつつ図中右方向へ送られる。
ム部12の始端から終端に至るまでの間が検出ローラ4
による冊子Sの厚さ検出行程であり、この行程で検出ロ
ーラ4は冊子Sの厚みにより押し戻される。その結果、
カムフォロワ14を保持するスライドホルダ16がスト
ッパ20から離間するように後方へ変位し、この変位量
Lが変位検出センサ24によって検出され、そのデータ
がコンピュータ26へ送られる。コンピュータ26に
は、丁合の枚数や形態により冊子Sの正規の厚さデータ
が予め記憶されており、このデータと上記変位量Lに基
づいて実際に検出された冊子Sの厚さデータとが比較さ
れる。その差が許容範囲内であれば、その冊子Sは厚さ
が適正なものと、また上記差が許容範囲外であれば厚さ
不良として警報装置158が作動し、あるいはそれに代
え又は加えて、冊子Sの搬送ラインが停止させられる。
ける検出ローラ4の変位量を検出することによって、冊
子Sの厚さの良否を判定するようになっていたが、これ
を図12のように変更することができる。この変形実施
例では、カムフォロワ14が位置固定とされ、対向ロー
ラ6が圧縮スプリング160によりストッパ20に当接
するまで検出ローラ4に向かって付勢されている。そし
て、カムフォロワ14が検出行程カム部12において検
出ローラ4を対向ローラ6側に接近させ、冊子Sを両ロ
ーラ4及び6間に挟んだ状態における対向ローラ6の後
方への変位量Lが、変位検出センサ24で検出される。
その他は前述の実施例と同様である。
いずれも円形のものであったが、これを図13に示すよ
うな扇形の検出ローラ164及び対向ローラ166とす
ることもできる。すなわち、カムフォロワ14が検出行
程カム部12と対応する以外のカム部分では、両ローラ
164及び166は冊子Sに接触しないため、このよう
な範囲の形状は円弧に限られるものではないということ
である。その他の部分は図10又は図11に示す構成が
適用される。
可能に支持する構造として、スライドホルダを介して直
線的な変位を許容する構造の他、1軸線周りに回動可能
なアームに検出ローラ4等を取り付け、これをスライド
ホルダの代わりとすることも可能である。
つ一体的にカムを設け、このカムに所定の角度範囲で円
弧状の検出行程カム部を形成し、このカム部で検出ロー
ラが対向ローラとともに冊子Sの厚さ検出を行うように
したため、その検出行程カム部に対応する角度範囲及び
時間にわたって厚み検出を行うことができる。つまり、
検出が1点に限定されないため、検出精度が高められ
る。また、偏心ローラを用いるものではないため冊子の
ずれも生じないし、さらに、クランク機構を用いるもの
でもないため、構造が簡単で、冊子の導入時期のタイミ
ングも取りやすい。
面図。
視図。
視図。
図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 丁合機で得られる冊子又は製本機におけ
る冊子に、規定の厚さから外れる不良冊子があるか否か
を検出するための装置であって、 前記冊子の通路にその冊子の厚さを検出するために設け
られ、対向ローラとの間に冊子を挟んで送出可能な検出
ローラと、 その検出ローラを前記対向ローラと接近・離間する方向
に移動可能に支持するローラ支持部材と、 その検出ローラを前記冊子の搬送方向に対応して回転駆
動するローラ駆動手段と、 その検出ローラと同心的かつ一体的に設けられ、その検
出ローラのローラ軸線を中心とする円弧状曲線に沿っ
て、他のカム部より前記ローラ軸線との距離が大きくな
るように形成された検出行程カム部を有するカムと、 そのカムの検出行程カム部に対応することにより前記検
出ローラを前記対向ローラの側に接近させるカムフォロ
ワと、 前記検出行程カム部とカムフォロワとが対応した状態で
前記検出ローラと前記対向ローラとが、両者間の前記冊
子の厚みにより離間する方向に変位することを許容する
変位許容手段と、 その変位許容手段によって許容される前記検出ローラと
前記対向ローラとの相対的な変位を検出する変位検出手
段と、 その変位検出手段で検出される変位に基づき、その冊子
の厚さの良否を判定する良否判定手段と、 を含むことを特徴とする不良冊子検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06341393A JP3289985B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 不良冊子検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06341393A JP3289985B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 不良冊子検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06247071A JPH06247071A (ja) | 1994-09-06 |
JP3289985B2 true JP3289985B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=13228586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06341393A Expired - Lifetime JP3289985B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 不良冊子検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3289985B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015051812A (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-19 | 大日本印刷株式会社 | 折丁検査装置および折丁検査方法 |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP06341393A patent/JP3289985B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06247071A (ja) | 1994-09-06 |
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