JP2015051812A - 折丁検査装置および折丁検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】折丁における端部以外の箇所の折れや破れの不良状態を検知することができる折丁検査装置および折丁検査方法を提供する。【解決手段】折丁検査装置は、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを検知する折丁厚さ検知部40と、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを予め記録する記録手段62と、折丁厚さ検知部40により検知された折丁の厚さに関する検知結果と、記録手段62に記録されている折丁の厚さに関する記録内容とを比較し、比較結果に基づいて折丁が不良品であるか否かを判定する判定手段66と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、折丁の厚さを検知し、この検知結果に基づいて折丁が不良品であるか否かを判定する折丁検査装置および折丁検査方法に関する。
従来から、折丁(製本する前に、印刷された紙をページ順になるように折り畳んだもの)の製造工程において、オフセット輪転印刷機等により、連続的に搬送される帯状の紙等のウエブに対して印刷を行い、印刷が行われたウエブを折機により例えば8つ折に折ることによって折丁を形成するような方法が用いられている。折機としては様々なタイプのものがあるが、折機の代表的な例としては、断裁された後にコンベア上を移送されてきたウエブを前当て板で受けながらチョッパーで折り込み、折り込みローラを介して羽根車側に送り、次工程側に移送する形式のものがある。
折機により形成された折丁について、その端部が折れたり破れたりしているような不良品が完成品に混入してしまうことを防止するために、折丁の端部の折れや破れ等の不良状態を検知する折丁検査装置が用いられるようになっている。例えば特許文献1に開示される折丁検査装置では、折丁が重なった状態で搬送されているコンベア上で、折丁の2箇所の端部の厚みと、折丁の搬送方向およびこの搬送方向に直交する方向の2箇所の端面の厚みとをそれぞれ厚み測定センサにより検知し、この厚み測定センサによる検知結果に基づいて折丁の端部の折れや破れ等の不良状態を検知するようになっている。
特開2002−302334号公報
しかしながら、特許文献1等に開示されるような従来の折丁検査装置では、折丁の端部の折れや破れ等の不良状態を検知するものが一般的であるため、折丁における端部以外の箇所の折れや破れの不良状態を検知することができないという問題があった。また、特許文献1に開示される折丁検査装置では、折丁が重なった状態でコンベアにより搬送されるため、重なった状態にある複数の折丁のうちどの折丁で折れや破れ等の不良状態が発生しているかを特定することができないという問題があった。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、折丁における端部以外の箇所の折れや破れの不良状態を検知することができる折丁検査装置および折丁検査方法を提供することを目的とする。
本発明の折丁検査装置は、折丁を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される折丁の厚さを検知する折丁厚さ検知部であって、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを検知する折丁厚さ検知部と、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを予め記録する記録手段と、前記折丁厚さ検知部により検知された折丁の厚さに関する検知結果と、前記記録手段に記録されている折丁の厚さに関する記録内容とを比較し、比較結果に基づいて折丁が不良品であるか否かを判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする。
このような折丁検査装置によれば、折丁厚さ検知部によって、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを検知することにより、折丁における端部以外の箇所の折れや破れの不良状態を検知することができるようになる。
本発明の折丁検査装置は、前記折丁厚さ検知部により検知された折丁の厚さと、前記記録手段に記録されている折丁の厚さとの差分を演算する差分演算手段を更に備え、前記判定手段は、前記差分演算手段により算出された差分が予め設定された閾値よりも大きいときに折丁が不良品であると判定するようになっていてもよい。
本発明の折丁検査装置においては、前記折丁厚さ検知部は、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部および中央箇所での当該折丁の厚さをそれぞれ検知するようになっていてもよい。
本発明の折丁検査装置においては、前記折丁厚さ検知部は、変位センサが設けられた折丁厚さ検知ローラを含み、前記搬送部により搬送される折丁が前記折丁厚さ検知部を通過する際に、前記折丁厚さ検知ローラが前記折丁に乗り上げることにより生じる当該折丁厚さ検知ローラの鉛直方向における変位量が前記変位センサによって検知されるようになっていてもよい。
本発明の折丁検査装置においては、前記搬送部は、第1の搬送コンベアと、前記第1の搬送コンベアから折丁が受け渡され、当該第1の搬送コンベアよりも搬送速度が大きい第2の搬送コンベアとを含み、前記折丁厚さ検知部は前記第2の搬送コンベアに設けられていてもよい。
この場合、前記第1の搬送コンベアと前記第2の搬送コンベアとの間には、前記第1の搬送コンベアから前記第2の搬送コンベアに受け渡される折丁を1枚ずつに分離するための分離ローラが設けられていてもよい。
本発明の折丁検査装置においては、折丁の搬送方向における前記折丁厚さ検知部の下流側には、前記判定手段により不良品であると判定された折丁を取り除くためのリジェクターが設けられていてもよい。
本発明の折丁検査方法は、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを予め記録する工程と、折丁を搬送する工程と、搬送される折丁の厚さを検知する工程であって、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを検知する工程と、検知された折丁の厚さに関する検知結果と、記録されている折丁の厚さに関する記録内容とを比較し、比較結果に基づいて折丁が不良品であるか否かを判定する工程と、を備えたことを特徴とする。
このような折丁検査方法によれば、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを検知することにより、折丁における端部以外の箇所の折れや破れの不良状態を検知することができるようになる。
本発明の折丁検査装置および折丁検査方法によれば、折丁における端部以外の箇所の折れや破れの不良状態を検知することができる。
本発明の実施の形態による折丁検査装置の全体の概略的な構成を示す構成図である。 図1に示す折丁検査装置における折丁厚さ検知部等の上面図である。 図1等に示す折丁検査装置の機能ブロック図である。 図1等に示す折丁検査装置の折丁厚さ検知部により検知された折丁の厚さに関する検知結果(実線部分)と、記録手段に記録されている折丁の厚さに関する記録内容(点線部分)とをそれぞれ示すグラフである。 図1等に示す折丁検査装置による折丁検査方法を示すフローチャートである。 図1等に示す折丁検査装置により検査されるべき折丁を形成する折機の概略的な構成を示す斜視図である。 図6に示す折機のチョッパーや羽根車等の構成を示す側面図である。 図6に示す折機の咥え折り機構に設けられたガイド部材の構成を示す側面図である。 折れ等の不良状態がある折丁の一例を示す説明図である。 折れ等の不良状態がある折丁の他の例を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図10は、本実施の形態に係る折丁検査装置および折丁検査方法を示す図である。このうち、図1は、本実施の形態による折丁検査装置の全体の概略的な構成を示す構成図であり、図2は、図1に示す折丁検査装置における折丁厚さ検知部等の上面図である。また、図3は、図1等に示す折丁検査装置の機能ブロック図である。また、図4は、図1等に示す折丁検査装置の折丁厚さ検知部により検知された折丁の厚さに関する検知結果(実線部分)と、記録手段に記録されている折丁の厚さに関する記録内容(点線部分)とをそれぞれ示すグラフである。また、図5は、図1等に示す折丁検査装置による折丁検査方法を示すフローチャートである。また、図6は、図1等に示す折丁検査装置により検査されるべき折丁を形成する折機の概略的な構成を示す斜視図であり、図7は、図6に示す折機のチョッパーや羽根車等の構成を示す側面図であり、図8は、図6に示す折機の咥え折り機構に設けられたガイド部材の構成を示す側面図である。また、図9および図10は、それぞれ、折れ等の不良状態がある折丁の様々な例を示す説明図である。
本実施の形態による折丁検査装置を説明するにあたり、まず、本実施の形態による折丁検査装置により検査されるべき折丁を形成する折機の構成について図6乃至図8を用いて簡単に述べる。
図6に示すような折機70は、図示しないオフセット輪転印刷機等により印刷が行われた、連続的に搬送される帯状の紙等のウエブ(図6において参照符号Fで表示)を絵柄ピッチ毎に断裁し、断裁されたウエブを8つ折に折ることによって折丁を形成するものである。このような折機70は、連続的に搬送される帯状のウエブを、その搬送方向に沿った折り目が形成されるよう当該ウエブの幅方向における中央箇所で2つ折にする三角板72と、三角板72により2つ折にされたウエブを挟持しながら搬送する一対の第1のニッピングローラ74および一対の第2のニッピングローラ78と、三角板72により2つ折にされたウエブに対してその搬送方向に沿ってミシン目を形成する一対の横ミシン目形成ローラ76と、三角板72により2つ折にされたウエブを絵柄ピッチ毎に断裁する一対の断裁ローラ80とを有している。
また、図6に示すように、折機70には、一対の断裁ローラ80により絵柄ピッチ毎に断裁されたウエブ片を更に2つ折にするための咥え折り機構82が設けられているとともに、この咥え折り機構82により折られたウエブ片(図6において参照符号W´で表示)を更に2つ折にするためのチョッパー86が設けられている。図8に示すように、咥え折り機構82は、咥え部材82bが設けられた咥えローラ82aと、この咥えローラ82aに対向するよう設けられた対向ローラ82cとを有しており、これらの咥えローラ82aおよび対向ローラ82cは互いに当接した状態で図8における矢印方向に回転するようになっている。このような咥え折り機構82では、一対の断裁ローラ80により絵柄ピッチ毎に断裁されたウエブ片は対向ローラ82cの外周面に沿って搬送され、この対向ローラ82cから咥えローラ82aに受け渡されるようになっている。ここで、対向ローラ82cから咥えローラ82aにウエブ片が受け渡される際に、対向ローラ82cにより搬送されるウエブ片の搬送方向における中央位置の部分が咥えローラ82aの咥え部材82bにより咥えられ、このことにより、咥えローラ82aは、ウエブ片の中央位置の部分が先行するよう当該ウエブ片を2つ折にしながら引き続き搬送するようになる。図8において、その中央位置の部分が先行するよう咥えローラ82aにより搬送されるウエブ片を参照符号W´´で示している。このようにして、一対の断裁ローラ80により絵柄ピッチ毎に断裁されたウエブ片が咥え折り機構82により更に2つ折にされるようになる。
また、図8に示すように、咥えローラ82aおよび対向ローラ82cの上方にはこれらの咥えローラ82aおよび対向ローラ82cを覆うようガイド部材83が設けられている。ガイド部材83は、対向ローラ82cから咥えローラ82aにウエブ片が受け渡された後、その中央位置の部分が先行するよう咥えローラ82aにより搬送されるウエブ片の後続部分が上方に飛び出さないように上から押さえるようになっている。このようなガイド部材83が設けられていることにより、咥えローラ82aにより搬送されるウエブ片の後続部分が上方に飛び出してしまい、咥え折り機構82の様々な構成部材等に挟まってしまい詰まり(ジャム)が生じることを防止することができるようになる。ガイド部材83の下面にはブラシが設けられており、このようなブラシによりクッション性を持たせ、咥えローラ82aにより搬送されるウエブ片がガイド部材83に衝突し、当該ウエブ片が損傷してしまうことを抑制するようになっている。
咥え折り機構82により更に2つ折にされたウエブ片(図6において参照符号W´で表示)は、ガイド部材84に沿って図6における矢印方向に搬送され、チョッパー86により更に2つ折にされて、折丁が形成されるようになる。ここで、チョッパー86は鉛直方向(図6における上下方向)に往復移動するようになっており、ガイド部材84におけるチョッパー86の真下の位置にウエブ片が存在するときにチョッパー86が上方位置から下方に移動することによりこのウエブ片はチョッパー86の下端部により下方に押圧されて2つ折にされ、折丁が形成されるようになる。また、図6および図7に示すように、ガイド部材84におけるチョッパー86の真下の位置には開口84aが形成されており、チョッパー86の下端部により下方に押圧されて2つ折にされた折丁はこの開口84aを通ってガイド部材84の下方に送られるようになる。また、図7に示すように、ガイド部材84の開口84aの下方には一対の折り込みローラ88が設けられており、チョッパー86の下端部により下方に押圧され、開口84aを介してガイド部材84の下方に送られた折丁は、この一対の折り込みローラ88の間のニップ部を通過することにより、チョッパー86による折り込みがより強固なものとなる。
また、一対の折り込みローラ88の下方には、図7における矢印方向に回転する羽根車90が設けられている。図7に示すように、羽根車90には、その外周面から外方に延びる複数の羽根90aが等間隔で設けられており、一対の折り込みローラ88から下方に放出された折丁は羽根車90における一対の羽根90a間に受けられて、この羽根90a間に収容された状態で羽根車90の回転により下方に案内される。また、羽根車90の近傍には、鉛直方向に延びるガイド部材92が設けられており、羽根90a間に収容された折丁の先端部分がガイド部材92に当接すると、羽根90a間から折丁が放出されるようになっている。このようにして、図6に示すような折機70により折丁が形成されるようになる。本実施の形態では、羽根車90の羽根90a間から下方に放出された折丁は、引き続き折丁検査装置の第1の搬送コンベア10(後述)により搬送されるようになっている。
このような折機70により形成される折丁について、当該折機70の上述した様々な構成要素が原因となり、折丁に破れや折れ等の不良状態が発生する場合がある。例えば、咥え折り機構82においてガイド部材83の下面にブラシを設け、このようなブラシによりクッション性を持たせることによりウエブ片が損傷してしまうことを抑制するようにしているが、それでもウエブ片の表面がブラシの先端部分に当接することにより当該ウエブ片の表面に傷が付けられたりこのウエブ片にしわが形成されてしまったりする等の不良状態が発生する場合がある。また、チョッパー86により二つ折されることにより形成される折丁が一対の折り込みローラ88の間のニップ部を通過する際に、折り込みローラ88によって折丁に破れや折れ等の不良状態が発生する場合がある。このような破れや折れ等の不良状態が生じた折丁の様々な例を図9および図10に示す。図9および図10において、折丁を参照符号Wで示しており、この折丁に発生した破れや折れ等の不良状態を参照符号Mで示している。特に、咥え折り機構82のガイド部材83の下面に設けられたブラシの先端部分にウエブ片の表面が当接することにより、当該ウエブ片の表面に傷が付けられたりこのウエブ片にしわが形成されてしまったりした場合には、図10に示すように、折丁の端部以外の箇所、具体的には折丁の中央領域で不良状態が発生してしまうことがある。
本実施の形態による折丁検査装置は、折丁における端部以外の箇所の折れや破れの不良状態を検知することができるものである。このような本実施の形態による折丁検査装置の構成の詳細について図1乃至図5を用いて以下に説明する。
図1に示すように、本実施の形態による折丁検査装置は、折丁(図1において参照符号Wで表示)を搬送する第1の搬送コンベア10と、折丁の搬送方向における第1の搬送コンベア10の下流側に設けられ、この第1の搬送コンベア10から受け渡された折丁を搬送する第2の搬送コンベア20と、第2の搬送コンベア20により搬送される折丁の厚さを検知する折丁厚さ検知部40とを備えている。また、図2に示すように、第1の搬送コンベア10や第2の搬送コンベア20の両側方には、これらの第1の搬送コンベア10や第2の搬送コンベア20により搬送される折丁の横方向(搬送方向に直交する方向)の位置を整えるためのジョガー46が設けられている。また、折丁の搬送方向における折丁厚さ検知部40の下流側には、この折丁厚さ検知部40により検知された折丁の厚さに関する検知結果に基づいて後述する判定手段66により不良品であると判定された折丁を取り除くためのリジェクター50が設けられている。
前述したように、折機70における羽根車90の羽根90a間から下方に放出された折丁は、引き続き折丁検査装置の第1の搬送コンベア10により搬送されるようになっているが、この際に、図1に示すように、羽根車90の羽根90a間から下方に放出された折丁は第1の搬送コンベア10上で他の折丁の一部分に重ねられる場合があり、このときには、第1の搬送コンベア10は折丁を重ね合わせられた状態で搬送するようになる。一方、第2の搬送コンベア20は、第1の搬送コンベア10から受け渡された折丁を引き続き搬送するようになるが、この第2の搬送コンベア20は第1の搬送コンベアよりも搬送速度が大きくなっている。このような第1の搬送コンベア10と第2の搬送コンベア20との間での搬送速度の差により、図1に示すように、第1の搬送コンベア10における折丁の重なりが第2の搬送コンベア20では解消されるようになる。より詳細には、第1の搬送コンベア10において、各々の折丁における、他の折丁が重ねられていないことにより露出している部分の搬送方向における長さと、折丁の搬送方向における全長との比がx:yであるときに、第1の搬送コンベア10による折丁の搬送速度がaであったときには、第2の搬送コンベア20による折丁の搬送速度bは、b=a×y÷xの大きさとなる。このことにより、第1の搬送コンベア10において折丁が重ね合わせられた状態で搬送されている場合でも、この第1の搬送コンベア10から受け渡された折丁を引き続き搬送する第2の搬送コンベア20では折丁の重なりが解消されて当該折丁は重ね合わせられていない状態で搬送されるようになる。
また、本実施の形態では、図1に示すように、第1の搬送コンベア10と第2の搬送コンベア20との間には、第1の搬送コンベア10から第2の搬送コンベア20に受け渡される折丁を1枚ずつに分離するための分離ローラ30が設けられている。このような分離ローラ30は第1の搬送コンベア10や第2の搬送コンベア20から折丁1枚分の厚さよりもわずかに大きな隙間を隔てて上方に配設されている。また、分離ローラ30の外周面には、折丁に対する摩擦係数が大きい、ゴム等の摩擦部材が設けられている。このような分離ローラ30が第1の搬送コンベア10と第2の搬送コンベア20との間に設けられていることにより、第1の搬送コンベア10から第2の搬送コンベア20に折丁が引き渡される際に折丁の重なりをより一層確実に解消することができるようになる。
次に、第2の搬送コンベア20により搬送される折丁の厚さを検知する折丁厚さ検知部40の構成の詳細について図1および図2を用いて説明する。なお、図2は、図1に示す折丁検査装置における折丁厚さ検知部40やリジェクター50等を上方から見たときの上面図である。
本実施の形態では、折丁厚さ検知部40は、折丁の搬送方向に直交する方向(図2の上下方向)における、折丁の両端部および中央箇所での当該折丁の厚さをそれぞれ検知するようになっている。より詳細には、図1および図2に示すように、折丁厚さ検知部40は、折丁の搬送方向に直交する方向に沿って並ぶよう設けられた複数(具体的には、例えば3つ)の折丁厚さ検知ローラ42を有している。ここで、複数の折丁厚さ検知ローラ42のうち、折丁の搬送方向に直交する方向における両端にある2つの折丁厚さ検知ローラ42は、折丁の両端部での厚さをそれぞれ検知するようになっており、また、それ以外の折丁厚さ検知ローラ42は、折丁の中央箇所での厚さを検知するようになっている。また、各々の折丁厚さ検知ローラ42には変位センサが設けられており、第2の搬送コンベア20により搬送される折丁が各折丁厚さ検知ローラ42を通過する際に、各折丁厚さ検知ローラ42が折丁に乗り上げることにより生じる各折丁厚さ検知ローラ42の鉛直方向における変位量が変位センサによって検知される。折丁厚さ検知部40は、このような各折丁厚さ検知ローラ42の鉛直方向における変位量を、折丁の搬送方向に直交する方向における折丁の両端部および中央箇所での当該折丁の厚さとみなすようになっている。
ここで、各折丁厚さ検知ローラ42が折丁に乗り上げた状態で第2の搬送コンベア20により折丁が図1における右方向に搬送されることにより、各折丁厚さ検知ローラ42の鉛直方向における変位量を経時的に検知することによって、折丁の搬送方向における先端部分から後端部分までの厚みが連続的に検知されるようになる。図4のグラフの実線部分は、各折丁厚さ検知ローラ42により経時的に検知される折丁の厚さを示している。ここで、図4における「折丁厚さ検知ローラA」「折丁厚さ検知ローラB」「折丁厚さ検知ローラC」は、それぞれ、図2における一番上側の折丁厚さ検知ローラ42、中央にある折丁厚さ検知ローラ42および一番下側の折丁厚さ検知ローラ42に対応している。このように、各折丁厚さ検知ローラ42が折丁に乗り上げた状態で第2の搬送コンベア20により折丁が搬送される間において、図4に示すように各折丁厚さ検知ローラ42により折丁の厚さを経時的に検知することによって、折丁の搬送方向における先端部分から後端部分までの厚みが連続的に検知されるようになる。
また、本実施の形態の折丁検査装置には、当該折丁検査装置の各構成要素の制御を行う制御部60が設けられている。このような制御部60の構成について図3を用いて説明する。なお、図3は、図1等に示す本実施の形態の折丁検査装置の機能ブロック図である。
図3に示すように、制御部60には折丁厚さ検知部40、記録手段62、差分演算手段64、判定手段66、リジェクター50がそれぞれ接続されている。また、図示はしていないが、制御部60には第1の搬送コンベア10および第2の搬送コンベア20もそれぞれ接続されており、この制御部60は、第1の搬送コンベア10および第2の搬送コンベア20の各々に指令信号を送ることによりこれらの第1の搬送コンベア10および第2の搬送コンベア20を制御するようになっている。ここで、第1の搬送コンベア10や第2の搬送コンベア20による折丁の搬送速度は制御部60により制御されるようになっている。
また、前述した折丁厚さ検知部40により検知された折丁の厚さに関する検知結果はこの制御部60に送られるようになっている。また、記録手段62は、折丁の搬送方向に直交する方向における折丁の両端部および中央箇所での当該折丁の厚さを予め記録するようになっている。また、差分演算手段64は、折丁厚さ検知部40により検知された折丁の厚さと、記録手段62に記録されている折丁の厚さとの差分を演算するようになっている。また、判定手段66は、折丁厚さ検知部40により検知された折丁の厚さに関する検知結果と、記録手段62に記録されている折丁の厚さに関する記録内容とを比較し、比較結果に基づいて折丁が不良品であるか否かを判定するようになっている。より詳細には、判定手段66は、差分演算手段64により算出された差分が予め設定された閾値よりも大きいときに折丁が不良品であると判定するようになっている。また、判定手段66により折丁が不良品と判定された場合には、制御部60はリジェクター50を制御することにより、この不良品であると判定された折丁をリジェクター50により取り除かせるようになっている。このような制御部60、差分演算手段64、判定手段66等の動作の詳細については後述する。
なお、記録手段62には、折丁厚さ検知部40の複数の折丁厚さ検知ローラ42の各々に対応するよう、折丁の厚さの複数のデータを予め記録するようになっている。この際に、記録手段62は、図4のグラフの点線部分に示すように、各折丁厚さ検知ローラ42に対応して、折丁の搬送方向における先端部分から後端部分までの連続的な厚みの大きさを予め記録するようになっている。
次に、このような構成からなる折丁検査装置による動作について図5に示すフローチャートを用いて説明する。
折機70により形成された折丁は、当該折機70における羽根車90の羽根90a間から下方に放出された後、折丁検査装置の第1の搬送コンベア10上に送られ、この第1の搬送コンベア10により搬送されるようになる。そして、第1の搬送コンベア10から第2の搬送コンベア20に折丁が受け渡され、第2の搬送コンベア20により引き続き折丁が搬送される。ここで、羽根車90の羽根90a間から下方に放出された折丁は第1の搬送コンベア10上で他の折丁の一部分に重ねられる場合があり、このときには、第1の搬送コンベア10は折丁を重ね合わせられた状態で搬送するようになるが、第2の搬送コンベア20の搬送速度が第1の搬送コンベア10の搬送速度よりも大きく、また、第1の搬送コンベア10と第2の搬送コンベア20との間に分離ローラ30が設けられているため、第1の搬送コンベア10から受け渡された折丁を引き続き搬送する第2の搬送コンベア20では折丁の重なりが解消されて当該折丁は重ね合わせられていない状態で搬送されるようになる。このように、第2の搬送コンベア20により搬送される折丁には他の折丁が重ね合わせられていないので、折丁厚さ検知部40の各折丁厚さ検知ローラ42によって折丁の厚さを検知する際に、折丁の搬送方向に直交する方向における両端部および中央箇所の各々で、当該折丁の搬送方向における先端部分から後端部分までの連続的な厚みの大きさを検知することができるようになる。
第2の搬送コンベア20により搬送される折丁は、折丁厚さ検知部40の各折丁厚さ検知ローラ42によりその厚さが検知されるようになる(図5のフローチャートにおけるSTEP1)。ここで、各折丁厚さ検知ローラ42が折丁に乗り上げた状態で第2の搬送コンベア20により折丁が図1における右方向に搬送されることにより、各折丁厚さ検知ローラ42の鉛直方向における変位量を経時的に検知することによって、折丁の搬送方向に直交する方向における両端部および中央箇所の各々で、当該折丁の搬送方向における先端部分から後端部分までの厚みが連続的に検知されるようになる。折丁厚さ検知部40の各折丁厚さ検知ローラ42により検知された折丁の厚さを図4のグラフの実線部分で示す。
折丁の厚さが折丁厚さ検知部40により検知されると、差分演算手段64は、折丁厚さ検知ローラ42毎に、折丁厚さ検知部40により検知された折丁の長さと、記録手段62に記録されている折丁の長さとの差分を演算する(STEP2)。この際に、前述したように、記録手段62は、図4のグラフの点線部分に示すように、各折丁厚さ検知ローラ42に対応して、折丁の搬送方向における先端部分から後端部分までの連続的な厚みの大きさを予め記録するようになっているため、差分演算手段64は、折丁厚さ検知ローラ42毎に、折丁の搬送方向における先端部分から後端部分までの様々な箇所での厚みの差分を取得することができるようになる。
次に、判定手段66は、折丁厚さ検知部40により検知された折丁の厚さに関する検知結果と、記録手段62に記録されている折丁の厚さに関する記録内容とを比較し、比較結果に基づいて折丁が不良品であるか否かを判定する。より詳細には、判定手段66は、差分演算手段64により演算された差分が予め設定された閾値よりも大きいときに(STEP3の「YES」)、折丁が不良品であると判定する(STEP4)。一方、判定手段66は、差分演算手段64により演算された差分が予め設定された閾値よりも小さいときには、(STEP3の「NO」)、折丁には不良状態が発生しておらず正常である(すなわち、良品である)と判定する(STEP6)。ここで、判定の基準となる閾値は、例えば折丁の厚さ(例えば、50μm)と同じ大きさとなるよう予め設定されている。判定手段66による判定方法について具体的に説明すると、折丁の搬送方向における先端部分から後端部分までの様々な箇所での、各折丁厚さ検知部40により検知された折丁の厚さと、記録手段62に記録されている折丁の厚さとの差分の最大値(図4のグラフにおいて符号aで表示)が、予め設定された閾値よりも大きい場合には、判定手段66は折丁が不良品であると判定する。そして、判定手段66により折丁が不良品と判定された場合には、制御部60はリジェクター50を制御することにより、この不良品であると判定された折丁をリジェクター50により取り除かせる(STEP5)。
折機70による折丁の製造工程が終了し、この折機70により製造された折丁が全て折丁検査装置により検査されると、折丁検査装置による一連の折丁検査動作が完了する(STEP7の「YES」)。
以上のような構成からなる本実施の形態の折丁検査装置によれば、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さが予め記録手段62に記録されており、折丁厚さ検知部40により、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さが検知されると、判定手段66は、折丁厚さ検知部40により検知された折丁の厚さに関する検知結果と、記録手段62に記録されている折丁の厚さに関する記録内容とを比較し、比較結果に基づいて折丁が不良品であるか否かを判定するようになっている。このように、折丁厚さ検知部40によって、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを検知することにより、折丁における端部以外の箇所の折れや破れの不良状態を検知することができるようになる。すなわち、従来技術の折丁検査装置では、折丁の端部の折れや破れ等の不良状態を検知するものが一般的であるため、折丁における端部以外の箇所の折れや破れの不良状態を検知することができないという問題があったが、本実施の形態の折丁検査装置によればこのような問題を解消することができるようになる。
また、本実施の形態の折丁検査装置においては、前述したように、折丁厚さ検知部40により検知された折丁の厚さと、記録手段62に記録されている折丁の厚さとの差分が差分演算手段64により演算されるようになっており、判定手段66は、差分演算手段64により算出された差分が予め設定された閾値よりも大きいときに折丁が不良品であると判定するようになっている。
また、本実施の形態の折丁検査装置においては、前述したように、折丁厚さ検知部40は、変位センサが設けられた折丁厚さ検知ローラ42を含み、第2の搬送コンベア20により搬送される折丁が折丁厚さ検知部40を通過する際に、折丁厚さ検知ローラ42が折丁に乗り上げることにより生じる当該折丁厚さ検知ローラ42の鉛直方向における変位量が変位センサによって検知されるようになっている。
また、本実施の形態の折丁検査装置においては、前述したように、第1の搬送コンベア10から、この第1の搬送コンベア10よりも搬送速度が大きい第2の搬送コンベア20に折丁が受け渡されるようになっており、折丁厚さ検知部40は第2の搬送コンベア20に設けられている。この場合には、第1の搬送コンベア10と第2の搬送コンベア20との間での搬送速度の差により、第1の搬送コンベア10における折丁の重なりが第2の搬送コンベア20では解消されるようになる。また、第2の搬送コンベア20により搬送される折丁には他の折丁が重ね合わせられていないので、折丁厚さ検知部40の各折丁厚さ検知ローラ42によって折丁の厚さを検知する際に、折丁の搬送方向に直交する方向における両端部および中央箇所の各々で、当該折丁の搬送方向における先端部分から後端部分までの連続的な厚みの大きさを検知することができるようになる。
また、本実施の形態の折丁検査装置においては、前述したように、第1の搬送コンベア10と第2の搬送コンベア20との間には、第1の搬送コンベア10から第2の搬送コンベア20に受け渡される折丁を1枚ずつに分離するための分離ローラ30が設けられている。このような分離ローラ30により、第1の搬送コンベア10における折丁の重なりをより一層確実に解消することができるようになる。
また、本実施の形態の折丁検査装置においては、折丁の搬送方向における折丁厚さ検知部40の下流側には、判定手段66により不良品であると判定された折丁を取り除くためのリジェクター50が設けられている。この場合には、不良品であると判定された折丁を確実に取り除くことができるようになるため、折丁の完成品(最終製品)に不良品が混じってしまうことを防止することができるようになる。
なお、本実施の形態による折丁検査装置や折丁検査方法は、上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、折丁厚さ検知部40における複数の折丁厚さ検知ローラ42の配置は、図2に示すようなものに限定されることはない。他の例として、折丁厚さ検知ローラ42が、折丁の搬送方向に直交する方向における当該折丁の両端部に対応する箇所には設けられず、この折丁の両端部以外の領域に対応する箇所にのみ1つまたは複数設けられるようになっていてもよい。更に他の例としては、折丁厚さ検知ローラ42が、折丁の搬送方向に直交する方向における当該折丁の一方の端部および両端部以外の領域の各々に対応する箇所にそれぞれ設けられるようになっていてもよい。また、折丁厚さ検知部40は、折丁厚さ検知ローラ42以外の機器により折丁の厚さを検知するようになっていてもよい。
10 第1の搬送コンベア
20 第2の搬送コンベア
30 分離ローラ
40 折丁厚さ検知部
42 折丁厚さ検知ローラ
46 ジョガー
50 リジェクター
60 制御部
62 記録手段
64 差分演算手段
66 判定手段
70 折機
72 三角板
74 第1のニッピングローラ
76 横ミシン目形成ローラ
78 第2のニッピングローラ
80 断裁ローラ
82 咥え折り機構
82a 咥えローラ
82b 咥え部材
82c 対向ローラ
83 ガイド部材
84 ガイド部材
84a 開口
86 チョッパー
88 折り込みローラ
90 羽根車
90a 羽根
92 ガイド部材

Claims (8)

  1. 折丁を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送される折丁の厚さを検知する折丁厚さ検知部であって、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを検知する折丁厚さ検知部と、
    折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを予め記録する記録手段と、
    前記折丁厚さ検知部により検知された折丁の厚さに関する検知結果と、前記記録手段に記録されている折丁の厚さに関する記録内容とを比較し、比較結果に基づいて折丁が不良品であるか否かを判定する判定手段と、
    を備えた折丁検査装置。
  2. 前記折丁厚さ検知部により検知された折丁の厚さと、前記記録手段に記録されている折丁の厚さとの差分を演算する差分演算手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記差分演算手段により算出された差分が予め設定された閾値よりも大きいときに折丁が不良品であると判定するようになっている、請求項1記載の折丁検査装置。
  3. 前記折丁厚さ検知部は、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部および中央箇所での当該折丁の厚さをそれぞれ検知するようになっている、請求項1または2記載の折丁検査装置。
  4. 前記折丁厚さ検知部は、変位センサが設けられた折丁厚さ検知ローラを含み、
    前記搬送部により搬送される折丁が前記折丁厚さ検知部を通過する際に、前記折丁厚さ検知ローラが前記折丁に乗り上げることにより生じる当該折丁厚さ検知ローラの鉛直方向における変位量が前記変位センサによって検知されるようになっている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の折丁検査装置。
  5. 前記搬送部は、第1の搬送コンベアと、前記第1の搬送コンベアから折丁が受け渡され、当該第1の搬送コンベアよりも搬送速度が大きい第2の搬送コンベアとを含み、
    前記折丁厚さ検知部は前記第2の搬送コンベアに設けられている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の折丁検査装置。
  6. 前記第1の搬送コンベアと前記第2の搬送コンベアとの間には、前記第1の搬送コンベアから前記第2の搬送コンベアに受け渡される折丁を1枚ずつに分離するための分離ローラが設けられている、請求項5記載の折丁検査装置。
  7. 折丁の搬送方向における前記折丁厚さ検知部の下流側には、前記判定手段により不良品であると判定された折丁を取り除くためのリジェクターが設けられている、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の折丁検査装置。
  8. 折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを予め記録する工程と、
    折丁を搬送する工程と、
    搬送される折丁の厚さを検知する工程であって、折丁の搬送方向に直交する方向における、折丁の両端部以外の箇所を含む1または複数の箇所での折丁の厚さを検知する工程と、
    検知された折丁の厚さに関する検知結果と、記録されている折丁の厚さに関する記録内容とを比較し、比較結果に基づいて折丁が不良品であるか否かを判定する工程と、
    を備えた、折丁検査方法。
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