JP3289766B2 - 位置保持機能を有するレバー装置 - Google Patents
位置保持機能を有するレバー装置Info
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Description
面に回動可能に取付られる比較的に軽量な表示・操作部
の位置保持装置に関し、回動動作時の動作手順の簡素化
を図ったレバー装置に関するものである。
ットの取付・取外しが可能とされ、同じく前面上部に測
定結果の表示や設定等の操作を行うための表示・操作部
が設けられている。そして、表示・操作部はチャートカ
セットに装着されたインクリボンカセット交換を容易に
したり、チャートの視認性を高めるために外筐や内器に
回動自在に取付られている。
側面図(b)である。これらの図において、1は表示部
や操作部が組み込まれた保持部材であり、図は通常状態
(表示部・操作部が正面…Z視に対して垂直に位置)を
示している。この保持部材1は一方に回転中心1aを有
しており、他方の自由端には円弧状で端部に切欠き2a
が形成されたレバー2が係合している。3は回転中心3
aを有するストッパ、4は押圧ピンでありピン支持部材
5に支持されている。6はストッパを保持部材1の方向
に付勢するばねである。
保持部材1の動作説明図である。図4(a)は通常状態
(図3の状態)から保持部材1を矢印e方向に回動させ
ている途中の状態を示し、保持部材1の回動に伴ってこ
れに係合されたレバー2も回動する。このとき、ストッ
パ3の先端が定位置fから離れレバー2の内周に沿って
摺動する。
状態を示し、レバー2の端部に形成された切欠き2aに
ストッパ3の先端が係合し保持部材1が所定位置(ここ
では通常状態から90°回動した状態)に保持された状
態を示している。図4(c)は保持部材1を通常状態に
戻すべく、一旦保持部材1を矢印g方向に持ち上げ、そ
の状態でピン4を矢印h方向に押圧して切欠き2aとス
トッパ3の先端の係合を解いた状態を示しており、この
状態で保持部材1を下方に回動させて図3(a)の状態
に戻す。
方式は保持部材1を通常状態から矢印e方向に所定の角
度回動させ、所定の位置を保持するためのロック機構が
必要であり、再び元の定位置に戻すには一方の手で保持
部材を持ち上げて一旦g方向に回動させ、持ち上げた状
態で他方の手を用いてロックを解除する必要がある。こ
のようなロック解除動作は装置をはじめて操作する場合
戸惑う場合があり、また、両手を用いなければならない
ことから操作性が悪いという問題があった。
この保持部材に一端が係止され他方が自由端とされたレ
バーと、このレバーが挿入されるレバーガイドとを有
し、前記レバーを前記レバーガイドの入口側に浅く挿入
した状態と奥側に深く挿入した状態で前記保持部材を保
持する様にした位置保持機能を有するレバー装置であっ
て、前記レバーには側部の対向する側に位置をずらして
第1,第2突起が設けられるとともに、レバーの長手方向
に設けた長孔により前記第1,第2突起を有する板ばねが
形成され、前記レバーガイドには、入口側に第1絞り,
奥側に第2絞りが形成されており、前記レバーを前記レ
バーガイドに浅く挿入した状態では前記第1,第2突起が
前記レバーガイドの入口側の絞りに係合して前記保持部
材を保持し、レバーを奥に挿入した状態では前記第1,
第2突起が前記第2絞りを挟んで前記保持部材を保持す
る様にしたことを特徴とするものである。
を示す位置保持機能を有するレバー装置を記録計に適用
した場合の要部斜視図である。図において、10は外
筐、11はこの外筐に開閉自在に設けられた扉、12は
外筐10に収納される内器である。13は所定の厚さを
有し長方形状に形成された保持部材であり、表示部13
a、操作部13bを有している。この保持部材13は長
手方向の一端に設けられたピン13cが内器の前面端部
に設けられたピン孔10aに係合し、他方の自由端に設
けられたピン13dがレバー14のピン孔14aに係合
する。
ーガイド15が形成されており、保持部材13がピン1
3cを支点として回動するごとにレバー14が出入りす
る。この保持部材13は通常の使用時においてはレバー
がレバーガイド15に収納されて表示・操作部13a,
13bが記録計の正面に位置している。そして、図では
省略するが内器12にはチャートカセットが組み込ま
れ、インクリボンカセットの交換時若しくはチャート紙
への記録状態を確認するような場合には保持部材13を
上方に回動させて(レバー14がレバーガイド15から
引き出される)交換の容易性や視認性の向上をはかって
いる。
バー装置の動作説明図である。これらの図において、図
1と同一部品については同一符号を付している。20は
レバーガイド15の入口側に形成された第1絞り、21
はレバーガイドの奥に形成された第2絞りである。22
はレバーの端部付近に形成された第1突起,23は第1
突起の対向する側に形成された第2突起であり、これら
突起はレバー14の長手方向に沿って形成された2本の
長孔24で構成される板ばね25により下方若しくは上
方に撓む。
5の最奥まで挿入され、保持部材13に組み込まれた表
示・操作部13a,13bが正面に位置している状態を
示し、この状態では第1突起22が第2絞り21の前方
(手前)に位置し、第2突起が第2絞りの後方(奥)に
位置してレバー14の動きを規制している。この場合、
第2突起23はレバー14が挿入されるときに第2絞り
21に衝突するが、保持部材13を矢印方向に強く回動
させると板ばね25が上方に撓んで第2絞り21を乗り
越えて侵入する。なお、始めにレバーが侵入する場合も
板ばね25が撓んで第1絞り20を突破する。
に際し、保持部材13を矢印方向に回動させる途中の状
態を示し、レバー14が強く引っ張られて挿入時とは逆
に移動して第2突起23が第2絞り21に衝突し、板ば
ね25が上方に撓んで第2絞り21を乗り越えて引出さ
れている。
回動し図示しない内器12のストッパに衝突した状態を
示し、この状態では第1,第2突起22,23がレバー
に形成された第1絞り20を乗り越えた時点で位置が規
制されている。
ガイド15に挿入するに際しては比較的に強い力で絞り
を突破させ、保持状態では保持部材の重量だけでは絞り
を突破しない程度に突起,ばね及び絞りを形成しておく
ことにより、従来例で示したストッパやピンを用いるこ
となく保持部材の保持が可能である。なお、第1,第2
絞りの途中に同様の一つ以上の絞りを設け段階的に位置
規制を行うことも可能である。
保持部材はレバーのばね部に設けた突起をレバーガイド
に形成した絞りに係合させて保持する様にした。従っ
て、保持部材をはじめて操作する場合でも戸惑うことが
なく、片手で操作可能なレバー装置を実現することがで
きた。
るレバー装置の要部分解斜視図である。
動作説明図である。
ー装置の動作説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】回転中心を有する保持部材と、この保持部
材に一端が係止され他方が自由端とされたレバーと、こ
のレバーが挿入されるレバーガイドとを有し、前記レバ
ーを前記レバーガイドの入口側に浅く挿入した状態と奥
側に深く挿入した状態で前記保持部材を保持する様にし
た位置保持機能を有するレバー装置であって、前記レバ
ーには側部の対向する側に位置をずらして第1,第2突起
が設けられるとともに、レバーの長手方向に設けた長孔
により前記第1,第2突起を有する板ばねが形成され、前
記レバーガイドには、入口側に第1絞り,奥側に第2絞
りが形成されており、前記レバーを前記レバーガイドに
浅く挿入した状態では前記第1,第2突起が前記レバーガ
イドの入口側の絞りに係合して前記保持部材を保持し、
レバーを奥に挿入した状態では前記第1,第2突起が前
記第2絞りを挟んで前記保持部材を保持する様にしたこ
とを特徴とする位置保持機能を有するレバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28209296A JP3289766B2 (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 位置保持機能を有するレバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28209296A JP3289766B2 (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 位置保持機能を有するレバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10122913A JPH10122913A (ja) | 1998-05-15 |
JP3289766B2 true JP3289766B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=17648025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28209296A Expired - Lifetime JP3289766B2 (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 位置保持機能を有するレバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3289766B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-24 JP JP28209296A patent/JP3289766B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10122913A (ja) | 1998-05-15 |
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