JP3289080B2 - 小型電気機器 - Google Patents

小型電気機器

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JP3289080B2
JP3289080B2 JP12841293A JP12841293A JP3289080B2 JP 3289080 B2 JP3289080 B2 JP 3289080B2 JP 12841293 A JP12841293 A JP 12841293A JP 12841293 A JP12841293 A JP 12841293A JP 3289080 B2 JP3289080 B2 JP 3289080B2
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明 丹波地
富保 溝田
光夫 山中
高則 畠中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は充電装置、電動歯ブラ
シあるいは電動工具の様な各種の小型電気機器であっ
て、特に電力を供給する電源本体と負荷を備えた機器本
体とを互いに着脱自在に構成するとともに、両者間で電
磁誘導結合を利用して電力を受け渡し可能とするものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の小型電気機器は、機器本体
側に二次電池を備え、常時は電源本体側に機器本体をセ
ットして微小電流で二次電池の充電状態を持続しなが
ら、機器本体単独による短時間の負荷駆動に備えるもの
が一般的であった。したがって、電源本体に備えたイン
バータ回路の様な一次側発振部を常に駆動状態とする一
方、機器本体が長時間に亘って電源本体から取り外され
た時の省電力を専ら図る目的で、負荷の有無に対応させ
て一次側発振部の出力を制御することも行なわれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
にあっては、電源本体側に備えた一次側発振部から出力
可能な電力を増大させた場合、機器本体に代えてクリッ
プの様な金属片を一次コイルに接近して配置しても、こ
の金属片を適正な負荷と誤認して過大な渦電流を流して
発熱させる虞れがあることが判った。
【0004】本発明者等はかかる不都合に鑑みて考察を
行った結果、一次側発振部を常時駆動状態に維持する一
方、一次コイルを電源本体における本体ケースの周面か
ら磁気的に離間させた状態で収納することにより、本体
ケース周面における磁束密度を可及的に小さくしてお
き、機器本体を電源本体にセットするのと連動して、出
力コイルを通る磁路の磁気抵抗を減少させることによ
り、上記した不都合が一挙に解消することを知見した。
【0005】本発明は上記した知見に基づいてなされた
ものであって、電源本体に接近して配置された異物を機
器本体と誤認する発熱事故を未然に防止できる小型電気
機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる小型電気
機器は、図1にその全体的な構成を概略的に示すよう
に、インバータ回路の様な一次側発振部10を備えた電
源本体12と、該一次側発振部10の一次コイル14と
電磁誘導結合される出力コイル16を介して給電される
負荷18を備えた機器本体20とを、互いに着脱自在に
結合可能とている。
【0007】更に上記した電源本体12側の一次コイル
14を、電源本体12から機器本体20を取り外し時に
本体ケース22の外周面から磁気的に離間した位置に配
設する一方、電源本体12に対する機器本体20の装着
と連動して、出力コイル16と一次コイル14とを磁気
的に互いに接近可能とする手段24を備えたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】上記した構成により、電源本体12から機器本
体20を切り離している間、一次コイル14は本体ケー
ス22から磁気的に離間した内部位置に配設されてい
る。したがって、本体ケース22の周辺位置では、一次
コイル14から出力される磁界107による磁束密度は
充分に小さく維持され、たとえ金属片の様な異物を本体
ケース22上に置いても渦電流の発生は少ない。
【0009】一方、電源本体12に機器本体20を正し
くセットすると、それに連動して一次コイル14と出力
コイル16の接近手段24が働き、両コイル14・16
間を互いに磁気的に結合して、電源本体12側から機器
本体20内の負荷18に対して所定の電力を供給するの
である。
【0010】
【発明の効果】本発明は上記の如く、電源本体12から
機器本体20が取り外された際、本体ケース22の外部
に漏れる磁界107を可及的に抑制する様に構成したの
で、電源本体12に接近して配置された異物を機器本体
20と誤認する発熱事故が未然に防止できる。
【0011】
【実施例】以下本発明を二次電池の充電装置に実施した
一例を示すがこれに限らず、電動歯ブラシ、電動工具や
これらに使用される電源パックなど各種の小型電気機器
に対しても略同様に実施できることは勿論である。
【0012】本発明を実施する充電装置は、図2〜図5
にその全体的な構成を示す如く、インバータ式の電源本
体12と、該電源本体12に対してその下端が着脱自在
に嵌まり、電源本体12から電磁誘導結合を利用して送
られる充電電流を用いて内部の二次電池26を充電可能
とする機器本体20とから構成される。
【0013】充電装置を構成する電気回路は、図5にそ
の構成を具体的に示す如く、電源本体12の本体ケース
22から外部に伸びる電源プラグ28を介して入力され
た商用交流電源30を、保護回路32を介してインバー
タ回路34に接続する。
【0014】保護回路32は、インバータ回路34に対
する給電ラインと直列に接続された金属皮膜抵抗36に
より大電流の入力を阻止する一方、並列に接続された過
電圧吸収素子38によりサージ電圧の入力を防止する。
更に整流器40により入力電圧を整流した後、温度ヒュ
ーズ42によって過熱時におけるインバータ回路34の
動作を強制的に停止可能とし、またコンデンサ44によ
りインバータ回路34側からのノイズの流出を阻止する
様にしている。
【0015】インバータ回路34は、スイッチング用ト
ランジスタ46のコレクタ側に一次コイル14を、エミ
ッタ側に保護用抵抗48を各々介装するとともに、ベー
ス側に出力制御部50と出力制限部52とを備えてい
る。
【0016】出力制御部50は、抵抗54、コンデンサ
56および帰還コイル58を直列接続したものであっ
て、抵抗54およびコンデンサ56の充放電時定数によ
りスイッチング用トランジスタ46のオンオフ周期を例
えば40kHz程度に規制する一方、帰還コイル58お
よびコンデンサ56でスイッチング用トランジスタ46
のオン時間を規制する様にしている。
【0017】すなわち、抵抗54を介してコンデンサ5
6が充電され、スイッチング用トランジスタ46のベー
ス電圧が設定値を超えると、一次コイル14にコレクタ
電流が流れ始め、かかるコレクタ電流の増加が帰還コイ
ル58におけるトランジスタ46をオンする方向への電
圧を発生させ、トランジスタ46を急激にオンさせる。
トランジスタ46のオン後、コンデンサ56の充放電が
すすみ、ベース電流が減少することによって帰還コイル
58から出力される電圧の方向が反転し、トランジスタ
46のベース・エミッタ間に逆バイアスを加えてトラン
ジスタ46を急激にオフする。上記したトランジスタ4
6のオンオフ動作を繰り返すことにより、インバータ回
路34は所定周波数による自励発振を行う。
【0018】なお、一次コイル14と並列に接続された
コンデンサ60は、トランジスタ46のオフ時に発生す
る衝撃電圧を吸収するものである。またトランジスタ4
6のエミッタ側に介装された保護用抵抗48は、コレク
タ電流の増大に対応してトランジスタ46のエミッタ電
位を上昇させることによってトランジスタ46のオフ時
期を規制し、過大な電流がトランジスタ46に流入する
のを防止するものである。
【0019】出力制限部52は、前記した帰還コイル5
8と並列にコンデンサ62を接続するとともに、該コン
デンサ62と直列にツエナーダイオード64を接続した
ものである。ここで、帰還コイル58とコンデンサ62
間には、スイッチング用トランジスタ46のオフ期間に
限定して充電を可能とするダイオード66を介装する一
方、ツエナーダイオード64とコンデンサ62間には、
トランジスタ46のオン期間中にベース電圧によりオン
し、コンデンサ62を放電可能な方向にダイオード68
が各々介装されている。
【0020】従って、トランジスタ46のオフ期間中に
帰還コイル58によって充電されるコンデンサ62の充
電電圧は、一次コイル14と出力コイル16とで構成さ
れるインバータトランスのレギュレーション特性が悪い
ことに起因して、インバータ回路34から取り出される
負荷電流が小さいほど大きくなり、この充電電圧がツエ
ナーダイオード64に対してオンさせる方向にベース電
圧に加算して印加される。その結果、定常の充電中より
低いベース電圧でツエナーダイオード64はオンし、ベ
ース電流を分流してトランジスタ46のオン時間を短縮
し、機器本体20が電源本体12から取り外された無負
荷あるいは軽負荷時におけるインバータ回路34の消費
電力を可及的に制限可能としている。
【0021】上記の様にしてインバータ回路34で発生
された商用周波数より充分に高い周波数の電力信号は、
一次コイル14と電磁誘導結合された機器本体20側の
出力コイル16で充電電圧にまで降圧されたあと、ダイ
オード70で半波分を選択的に二次電池26に供給して
充電を行う。
【0022】本発明は、上記した一次コイル14と出力
コイル16の結合機構、特に電源本体12側の構成にそ
の特徴を有する。
【0023】すなわち、図2および図3にその構成を具
体的に示す如く、上方が開口した中空の本体ケース22
を当接面74で閉じ、上端に開口72を備えた受部73
と閉じた収納室75とを区画形成するとともに、収納室
75の内部に上記した電源本体12側の電気回路を収納
する。
【0024】収納室75の内部に備える一次コイル14
は、コイルボビン76に巻かれるとともに、その中心に
はフェライトの様な透磁率の高い強磁性体で形成したコ
ア78を、コイルボビン76から上方に所定長さだけ突
出させた状態で貫通して備える。
【0025】一方、当接面74の略中央から上方に向け
て、コア78の直径より稍太い円筒状の係合突起80を
設けるとともに、その係合突起80内に、コア78の上
端部分が下面側から嵌まる係合穴82を形成している。
【0026】コイルボビン76は、その上下に備えた鍔
部83・83から左右方向に摺動駒84を伸ばしてい
る。また本体ケース22の内面85上には、コイルボビ
ン76の幅より稍広い間隔を設けて2本の摺動レール8
6・86を垂直方向に向けて固定するとともに、コイル
ボビン76の摺動駒84を摺動レール86内にはめ込む
ことにより、一次コイル14はコイルボビン76及びコ
ア78と一体になって下記の移動機構88により垂直上
下方向に揺動し、コア78が係合穴82に挿脱される様
に構成している。
【0027】一次コイル14の移動機構88は、薄板状
の操作片90における上端91の部分を当接面74に設
けた孔92から出没自在とするとともに、下部93と本
体ケース22の下面95間にバネ体94を備えることに
より、操作片90を上方に向けて付勢する。更に操作片
90の下部93とコア78の下端98とを、ばね性を有
するアーム100を介して互いに枢支するとともに、そ
の中間部分を、本体ケース22の内面85上に備えた支
持部102で回動自在に枢支している。
【0028】すなわちアーム100は、その全体を薄板
状の細棒で形成するとともに、その一部に長手方向に向
けて透孔1を設けることにより、少なくともその一部に
撓み変形を生じるようにしている。更にその両端には各
々、支持部102の支持方向と並行に係合棒2・3を突
設形成する一方、コア78の下端98と操作片90の下
部93ととにそれぞれ、前記した係合棒2・3が嵌まっ
て左右方向に摺動可能とする長孔4・5を形成してい
る。
【0029】機器本体20側の本体ケース104は、断
面形状が電源本体12側の本体ケース22における開口
72の部分と略等しい中空状であって、その下面側の当
接面106上に、電源本体12の当接面74に設けた係
合突起80が嵌まる係合穴108を設けるとともに、本
体ケース104の内部にはその係合穴108と中心を一
致させて出力コイル16のボビン110を固定し、更に
上面からモータなどの外部負荷112に対して二次電池
26からの給電を可能とするプラグ114を伸ばしてい
る。
【0030】したがって、図4に示す如く電源本体12
の上面側開口72に機器本体20の下端を嵌めて押し込
むと、機器本体20側の当接面106が操作片90の上
端91を押して下降させ、その下降がアーム100によ
り一次コイル14に対して上方への移行力となって伝達
される結果、コア78の上端部分が係合穴82に嵌ま
る。それと同時に、機器本体20側の係合穴108に係
合突起80が嵌まり、一次コイル14と出力コイル16
とが互いに磁気的に結合されるのである。
【0031】その時、アーム100の両端に備えた係合
棒2・3はそれぞれ、長孔4・5中を移行して各枢支点
98・102・93間の長さを調節するとともに、アー
ム自体のばね性によって多少湾曲し、コア78を上方へ
向けて付勢している。
【0032】なお移動機構88は、上記の様なシーソー
式の機械的なものに限らず、スイッチ接点のオン動作と
連動して電磁式に移行させるなど、一次コイル14を上
下方向に移行できるものであれば、適宜変更して実施で
きることは勿論である。
【0033】また上記した実施例にあっては、コア78
を一次コイル14側にのみ備え、電源本体12と機器本
体20の結合時に出力コイル16に一次コイル14側の
コア78が貫通する様に構成したがこれに限らず、出力
コイル16側にも同様なコアを備えてもよい。インバー
タ回路34の発振周波数を高めることにより、コアそれ
自体をなくすとともに、コイルをプリント状とすること
もでき、何れの場合においても、当接面74・106を
平面状に形成できる。
【0034】更に、上記の様に一次コイル14をそのコ
ア78とともに移行させるのに代えて、一次コイル14
を固定した回路基板ごと移行させることもできる。
【0035】また、電源本体12に対する機器本体20
の差し込み深さを変更可能とし、一次コイル14と出力
コイル16の接近距離を段階的に変更できる様に構成す
ることにより、電源本体12側から機器本体20側に供
給できる電力、したがって二次電池26に対して供給さ
れる充電電流が段階的に変更できる。
【0036】更にまた、インバータ回路34の構成も自
励式のものに限らず、スイッチング用の発振器を別に備
えた他励式とするなど、適宜変更して実施できる。ま
た、一次側発振部10としては、上記の様なインバータ
回路34を利用するものに代えて、商用交流電源30の
周波数をそのまま利用するものであってもよい。
【0037】図6〜図11は本発明の他の実施例であっ
て、(a)において電源本体12と機器本体20とを離
間した状態を、(b)で結合した状態を各々示してい
る。
【0038】図6の実施例にあっては、一次コイル14
を本体ケース22内に固定し、コア78のみを上下方向
に移行させている。この例の様に、コア78を一次コイ
ル14から抜いた状態で維持すると、一次コイル14の
周辺における磁界107それ自体が弱くなって都合が良
い。
【0039】また図7の様にコア78を機器本体20側
から突出させて備え、空心状態の一次コイル14に差し
込んで出力コイル16を一次コイル14と結合させるも
のであってもよい。この例では、一次コイル14の中心
部分のみを、バネ体116で付勢された閉止体118で
上下方向に開閉自在に閉じる様にしているが、一次コイ
ル14の周辺部分を、機器本体20の電源本体12側へ
の装着と連動して水平方向に開く磁気シールド板で閉じ
る様にしてもよい。
【0040】更にまた図8の様に、電源本体12の本体
ケース22内で当接面74から離間させた位置に一次コ
イル14を固定するとともに、一次コイル14と本体ケ
ース22間の空隙120に対し、本体ケース22の横方
向から出力コイル16を本体ケースごと挿入する様にし
てもよい。
【0041】図9の実施例にあっては、一次コイル14
および出力コイル16が共にコア78・78aを備える
とともに、一次コイル14は当接面74から稍奥まった
位置に配置することにより、機器本体20を電源本体1
2から離間時には、一次コイル14から出力される磁界
107が本体ケース22の外部に漏れない様にしてい
る。
【0042】電力供給時には、図2の実施例に示すコア
78の移動機構88は、結合方向に平行移動させるのに
対し、この実施例では結合方向と直交する方向に移動さ
せられる様に構成しており、機器本体20の当接面10
6を電源本体12側の当接面74と一致させるのと連動
して、一次コイル14と当接面74の裏面間に補助コア
122が介装され、一次コイル14と出力コイル16の
両コア78・78aが互いに接近される結果、両コイル
14・16が互いに磁気的に結合されるのである。
【0043】また図10の実施例にあっては、一次コイ
ル14がその偏心位置124を中心として回動可能とす
るとともに、機器本体20を電源本体12から離間した
時には、そのコア78を当接面74と並行させて配置し
ている。したがって、常時は一次コイル14は当接面7
4から離間した位置にあり、その発生磁界107は本体
ケース22の外部に漏れることなく維持されるが、機器
本体20の設置に連動して一次コイル14は正常位置に
戻り、機器本体20側に所定の電力を供給可能とするの
である。
【0044】更に図11の実施例にあっては、一次コイ
ル14を当接面74から本体ケース22の内方へ離間さ
せて且つ中心軸を当接面74と並行に位置させて本体ケ
ース22内に固定するとともに、その一次コイル14を
貫通するコア78を、当接面74上で充分に離間した位
置にまで伸ばす。したがって、常時はコア78の両端1
26・126間における磁気抵抗が大きく、一次コイル
14から漏れる磁界107は専ら本体ケース22内にお
ける一次コイル14の周辺に集中して発生する。
【0045】しかし、機器本体20側の出力コイル16
およびコア78aの構成を電源本体12側の構成と略一
致させておくことにより、機器本体20と電源本体12
を当接面74・106で一致させると、一次コイル14
から出力コイル16を通って戻る磁気抵抗の低い磁路1
28が構成され、一次コイル14側で発生された磁界は
有効に出力コイル16と鎖交するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示す概略図である。
【図2】本発明を充電装置に実施した一例を示す一部を
破断した斜視図である。
【図3】図2の充電装置における中央縦断面図であっ
て、電源本体から機器本体を取り外した状態を示す。
【図4】図2の充電装置における中央縦断面図であっ
て、電源本体に対して機器本体を装着した状態を示す。
【図5】充電装置の電気的な構成を示す回路図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す説明図であって、
(a)は電源本体から機器本体を取り外した状態を、
(b)は組合せた状態を各々示す。
【図7】本発明の更に他の実施例を示す説明図であっ
て、(a)は電源本体から機器本体を取り外した状態
を、(b)は組み合せた状態を各々示す。
【図8】本発明の更に他の実施例を示す説明図であっ
て、(a)は電源本体から機器本体を取り外した状態
を、(b)は組み合せた状態を各々示す。
【図9】本発明の更に他の実施例を示す説明図であっ
て、(a)は電源本体から機器本体を取り外した状態
を、(b)は組み合せた状態を各々示す。
【図10】本発明の更に他の実施例を示す説明図であっ
て、(a)は電源本体から機器本体を取り外した状態
を、(b)は組み合せた状態を各々示す。
【図11】本発明の更に他の実施例を示す説明図であっ
て、(a)は電源本体から機器本体を取り外した状態
を、(b)は組み合せた状態を各々示す。
【符号の説明】
10 一次側発振部 12 電源本体 14 一次コイル 16 出力コイル 18 負荷 20 機器本体 22 電源本体側の本体ケース 24 一次コイルと出力コイルの接近手段 26 二次電池 30 商用交流電源 34 インバータ回路 50 出力制御部 52 出力制限部 74 電源本体側の当接面 78 コア 88 移動機構 104 機器本体側の本体ケース 106 機器本体側の当接面 107 磁界
フロントページの続き (72)発明者 山中 光夫 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九州日立マクセル株式会社内 (72)発明者 畠中 高則 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九州日立マクセル株式会社内 (72)発明者 坂田 栄二 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九州日立マクセル株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−32721(JP,A) 特開 昭54−137640(JP,A) 実開 昭51−152625(JP,U) 実開 昭48−21126(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/12 H02J 7/34 - 7/36 H01F 38/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次側発振部(10)を備えた電源本体
    (12)と、該一次側発振部(10)の一次コイル(1
    4)と電磁誘導結合される出力コイル(16)を介して
    給電される負荷(18)を備えた機器本体(20)と
    を、互いに着脱自在に結合可能とした小型電気機器であ
    って、 上記した電源本体(12)側の一次コイル(14)を、
    電源本体(12)から機器本体(20)を取り外し時に
    本体ケース(22)の外周面から磁気的に離間させた状
    態で配設する一方、 電源本体(12)に対する機器本体(20)の装着と連
    動して、出力コイル(16)と一次コイル(14)とを
    磁気的に互いに接近可能とする手段(24)を備えたこ
    とを特徴とする小型電気機器。
  2. 【請求項2】上記した一次コイル(14)と出力コイル
    (16)の接近手段(24)は、本体ケース(22)内
    に備えた一次コイル(14)を当接面(74)に対して
    接近離間可能とする移動機構(88)である請求項1記
    載の小型電気機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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