JP2000184606A - 非接触充電器の充電電流制御方法および装置 - Google Patents

非接触充電器の充電電流制御方法および装置

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JP2000184606A
JP2000184606A JP10352287A JP35228798A JP2000184606A JP 2000184606 A JP2000184606 A JP 2000184606A JP 10352287 A JP10352287 A JP 10352287A JP 35228798 A JP35228798 A JP 35228798A JP 2000184606 A JP2000184606 A JP 2000184606A
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Keiji Kishimoto
圭司 岸本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 商用電源12に整流回路18を介して電磁ト
ランス22の一次側コイル22aを接続し、さらに電磁
トランス22の二次側コイル22bにスイッチング素子
28および整流ダイオード30と平滑用電解コンデンサ
32で構成する整流回路を介してバッテリ34を接続し
て充電を行う非接触充電器10において、バッテリ34
の充電電流値に応じて電磁トランス22の一次側コイル
22aと二次側コイルbの間に適当な板厚のプラスチッ
ク製スペーサ部材42を介在して両コイルの結合度を変
化させる。 【効果】 この発明によれば、電磁トランス22の結合
度を変更するだけで充電電流値を容易に変えることがで
き、しかも簡単な構成で安価に実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は非接触充電器の充電電
流制御方法および装置に関し、特にたとえば電動アシス
ト自転車に搭載される電動モータに電力を供給するバッ
テリを充電する非接触充電器の充電電流制御方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の充電器においては、移動式
あるいは携帯式の各種電気機器に搭載される充放電可能
なバッテリの最適充電電流値がバッテリの種類・容量等
によって異なるために、専用の充電器を用意するかまた
は適当な手段により充電電流値を変化させる必要があ
る。この場合、例えば電気回路により充電電流値を変更
したり、または電磁トランスのタップ切替によりこの電
流値を変更することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
手段により充電電流値を変更する場合、非接触充電器の
構成が複雑になり、またコスト的にも高くなるという問
題がある。さらに、バッテリの満充電以後そのままの状
態を放置すると過充電になったりあるいは一次側の待機
電力も無視できなくなる。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、簡
単な構成で容易に充電電流値を変更することができる非
接触充電器の充電電流制御方法および装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、商用電源に
接続される充電部と充放電可能なバッテリを接続して充
電を行う被充電部とを電磁トランスにより電磁誘導結合
する非接触充電器において、バッテリに対する充電電流
に応じて電磁トランスの結合度を変更することを特徴と
する、非接触充電器の充電電流制御方法である。
【0006】また、この発明は、商用電源に接続される
充電部と充放電可能なバッテリを接続して充電を行う被
充電部とを電磁トランスにより電磁誘導結合する非接触
充電器において、バッテリに対する充電電流に応じて電
磁トランスの結合度を変更する結合度変更手段を備える
ことを特徴とする、非接触充電器の充電電流制御装置で
ある。
【0007】
【作用】充電部と被充電部を電磁誘導結合する電磁トラ
ンスの結合度を変更するだけでバッテリの最適充電電流
値に応じてその充電電流の大きさを容易に変更すること
ができる。また、充電時の結合度の変更は、充電部と被
充電部の間に、例えばスペーサ部材を介在させることで
簡単に行うことができる。さらに、バッテリの満充電検
出時に、例えば押出機構を作動させて結合度を小さくす
ると充電電流値を小さくでき待機電力の低減も可能とな
る。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、電磁トランスの結合
度を変更するだけで、バッテリの充電電流を容易に変え
ることができ、しかも簡単な構成により安価に実現でき
る。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および
利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明
により一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】この発明による実施例を図1〜図6に基づい
て説明する。なお、図2から図5に示す実施例はトラン
スの結合度を変更する方法としてトランスのギャップを
変更する実施例である。まず、図1において、この非接
触充電器10はAC100Vの商用電源12に接続され
る充電部14とこの充電部14に電磁誘導結合により適
宜セットされる被充電部16とで構成される。
【0010】充電部14は商用電源12から供給される
AC100Vの交流を直流に変換する整流回路18およ
び平滑用電解コンデンサ20で構成する一次側整流平滑
回路、この平滑用電解コンデンサ20の直流出力端に接
続される電磁トランス22の一次側コイル22a、この
一次側コイル22aの通電制御を行う第1スイッチング
素子24、このスイッチング素子24のスイッチング動
作を制御する制御回路26を含む。
【0011】また、被充電部16は電磁トランス22の
二次側コイル22b、第2スイッチング素子28、整流
ダイオード30と平滑用電解コンデンサ32で構成する
整流平滑回路、充放電可能な二次電池としてのバッテリ
34およびこのバッテイ34が満充電されて所定電圧に
達した場合に第2スイッチング素子28をオフにする充
電制御回路36を含む。
【0012】次に図2および図3に示す電磁トランス2
2の図解図に従い一次側コイル22aと二次側コイル2
2bの結合度の変更について説明する。AC100Vの
商用電源12に接続される充電部14に設けられている
電磁トランス22の一次側コイル22aは一次コア22
cを有して充電部ケース38に配置される。また、被充
電部16は、例えば電動アシスト自転車、携帯電話機あ
るいは電動歯ブラシ等の電気機器本体に組み込まれるも
ので、電磁トランス22の二次側コイル22bは二次コ
ア22dを有して被充電部ケース40に配置されてい
る。そしてバッテリ34の充電を行う場合には、図2
(A)に示すように充電部ケース38の上に被充電部ケ
ース40を載せると電磁トランス22の一次側コイル2
2aと二次側コイル22bが相対向して電磁誘導結合が
行われ、充電部14を商用電源12に接続すると被充電
部16に接続されたバッテリ34が充電される。
【0013】また、バッテリ34の充電容量が小さい場
合、すなわち、バッテリ34の最適充電電流値が小さい
ため充電電流値を小さくしてバッテリ34の充電を行う
場合は、図2(B)に示すように充電部ケース38に非
磁性体材料、例えばプラスチック部材による適当な厚さ
のスペーサ部材42を設けて電磁誘導結合をする電磁ト
ランスの一次側コイル22aと二次側コイル22bのギ
ャップを大きくしてその結合度を小さくすることにより
充電電流値を調整することができる。この場合は実質的
に一次側コイル22aを移動したことになる。
【0014】図3で示す他の実施例において、充電時に
は図3(A)の状態にセットするとともに、充電制御回
路36がバッテリ34の満充電を検出すると、図3
(B)に示すように被充電部16の二次側コイル22b
の近傍に組み込まれたプランジャー等を含む押出機構4
4が作動してその作動棒44aによりコイルスプリング
46で上方に付勢されている一次側コイル22aを下方
に押し下げて両コイル22aと22bのギャップを広げ
ることにより、充電電流を小さくしてトリクル充電や充
電停止を行うこともできる。すなわち、トリクル充電時
においては、微小電流をバッテリ34に流すことにより
満充電されたバッテリ34の自己放電を補う。
【0015】また、充電停止時(非充電時や充電終了
時)には、充電電流は減少しているため待機電力も低減
できる。さらに、図4〜図6に示す他の実施例について
概要を説明する。図4においては、バッテリ34の充電
容量が小さい場合、図4(A)に示される状態から図4
(B)に示すように電磁トランス22の二次コア22d
に巻回された二次側コイル22bをコ字状一次コア22
cに巻回された一次側コイル22aより図示矢印方向に
移動して、そのギャップを広げることで二次側の充電電
流を小さくしてバッテリ34を充電するものである。
【0016】また、図5に示す実施例は、バッテリ34
が満充電になった場合、充電制御回路36からの信号
で、プランジャー等を含む押出機構44が作動し電磁ト
ランス22の二次コア22dに巻回された二次側コイル
22bを、図5(A)の状態から図5(B)の様に突出
体44aで上方に押上げてリング状一次コア22cに巻
回された一次側コイル22aとのギャップを広げること
により充電電流を小さくする。
【0017】さらに、図6に示す実施例においては、電
磁トランス22の二次側コイル22bは円筒状コイルボ
ビン48に巻回された空芯コイルで、この空芯コイルに
挿入されている棒状一次コア22cに巻回された一次側
コイル22aをバッテリ34の満充電検出時に、図6
(A)の状態から押出機構等により図6(B)の様に上
方に押上げて二次側コイル22bとの結合度を小さくす
る。これにより非充電時の充電電流を小さくするととも
に充電部14の待機電力を低減することができる。
【0018】以上のように、商用電源12に接続される
充電部14と充放電可能なバッテリ34を接続して充電
を行う被充電部16とを電磁トランス22により電磁誘
導結合する非接触充電器10において、電磁トランス2
2の一次側コイル22aと二次側コイル22bの結合度
を変更することにより、容易かつ簡単にバッテリの充電
電流を制御することができる。
【0019】なお、電磁トランス22の結合度を変更す
るためにギャップを変更する場合、一次側コイル22a
を移動するかあるいは二次側コイル22bを移動するか
の選択は必要に応じて任意に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す非接触充電器のブロ
ック回路図である。
【図2】(A)および(B)は電磁トランスの一次側コ
イルと二次側コイルのギャップを変更する一実施例の図
解図である。
【図3】(A)および(B)は図2に相当する他の実施
例の図解図である。
【図4】(A)および(B)は図3に相当する第3実施
例の図解図である。
【図5】(A)および(B)は同じく第4実施例の図解
図である。
【図6】(A)および(B)は同じく第5実施例の図解
図である。
【符号の説明】
10…非接触充電器 12…商用電源(AC100V) 14…充電部 16…被充電部 18…整流回路 20…平滑用電解コンデンサ 22…電磁トランス 22a…一次側コイル 22b…二次側コイル 28…第2スイッチング素子 34…バッテリ 36…充電制御回路 38…充電部ケース 40…被充電部ケース 42…スペーサ部材 44…押出機構 46…コイルスプリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源に接続される充電部と充放電可能
    なバッテリを接続して充電を行う被充電部とを電磁トラ
    ンスにより電磁誘導結合する非接触充電器において、 前記バッテリに対する充電電流に応じて前記電磁トラン
    スの結合度を変更することを特徴とする、非接触充電器
    の充電電流制御方法。
  2. 【請求項2】商用電源に接続される充電部と充放電可能
    なバッテリを接続して充電を行う被充電部とを電磁トラ
    ンスにより電磁誘導結合する非接触充電器において、 前記バッテリに対する充電電流に応じて前記電磁トラン
    スの結合度を変更する結合度変更手段を備えることを特
    徴とする、非接触充電器の充電電流制御装置。
  3. 【請求項3】前記結合度変更手段はスペーサ部材を含
    む、請求項2記載の非接触充電器の充電電流制御装置。
  4. 【請求項4】前記スペーサ部材は非磁性体で構成され
    る、請求項3記載の非接触充電器の充電電流制御装置。
  5. 【請求項5】前記結合度変更手段は前記電磁トランスの
    一次側コイルあるいは2次側コイルのいずれかを相対的
    に移動させる押出機構を含む、請求項2記載の非接触充
    電器の充電電流制御装置。
  6. 【請求項6】前記押出機構はバッテリの満充電検出時に
    作動させる、請求項5記載の非接触充電器の充電電流制
    御装置。
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