JP2012130139A - 磁気誘導式コイル移動型無接点充電器 - Google Patents

磁気誘導式コイル移動型無接点充電器 Download PDF

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Abstract

【課題】
送電コイル(14)を装着したテーブル(15)をX軸方向およびY軸方向に自在に移動させる磁気誘導式コイル移動型無接点充電器において、簡単な構成で安価かつ電力効率の高い充電器を提供すること。
【解決手段】
磁気誘導式コイル移動型無接点充電器において、スライダーベース(12)とテーブル本体(13)との間に付勢部材(71)を介在させて、前記付勢部材の付勢力によって回路基板(16)に押し付けられ、前記送電コイルと回路基板との距離を一定に保ちながら、前記テーブルがX軸方向およびY軸方向に移動する構成とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、受電側のコイルを内臓した充電池を上に載せ、送電側のコイルを装着したテーブルをX軸方向およびY軸方向に自在に移動させるとともに、該受電側のコイルへ磁気誘導作用により電力を伝達させる簡単な構成で安価かつ電力効率が高く、耐久性に優れた磁気誘導式コイル移動型無接点充電器に関する。
送電側のコイルを装着したテーブルをX軸方向およびY軸方向に自在に移動させる磁気誘導式コイル移動型無接点充電器としては、種々のものが提案されている。
例えば、特開平2009−247194号公報には次のような充電台が開示されている。
すなわちこの公報には、交流電源(12)に接続されて誘導コイル(51)に起電力を誘導する電源コイル(11)と、この電源コイル(11)を内蔵すると共に、上面には電池内蔵機器(50)を載せる上面プレート(21)を有するケース(20)と、このケース(20)に内蔵されて、電源コイル(11)を上面プレート(21)の内面に沿って移動させる移動機構(13)と、上面プレート(21)に載せられる電池内蔵機器(50)の位置を検出して、移動機構(13)を制御して電源コイル(11)を電池内蔵機器(50)の誘導コイル(51)に接近させる位置検出制御器(14)とを備える。充電台(10)は、電源コイル(11)と、交流電源(12)と、移動機構(13)と、位置検出制御器(14)とをケース(20)に内蔵している。
また、誘導コイル(51)に接近する電源コイル(11)は、誘導コイル(51)に電磁結合されて誘導コイル(51)に交流電力を搬送する。電池内蔵機器(50)は、誘導コイル(51)の交流電力を整流して直流に変換し、この直流で内蔵電池(52)を充電する。
さらに、電源コイル(11)は、ケース(20)の上面プレート(21)の下に配設されて、上面プレート(21)に沿って移動するように配設される。電源コイル(11)から誘導コイル(51)への電力搬送の効率は、電源コイル(11)と誘導コイル(51)の間隔を狭くして向上できる。好ましくは、電源コイル(11)を誘導コイル(51)に接近する状態で、電源コイル(11)と誘導コイル(51)の間隔は7mm以下とする。したがって、電源コイル(11)は、上面プレート(21)の下にあって、できるかぎり上面プレート(21)に接近して配設される。電源コイル(11)は、上面プレート(21)の上に載せられる電池内蔵機器(50)の誘導コイル(51)に接近するように移動するので、上面プレート(21)の下面に沿って移動できるように配設される。との開示がある。
このように、磁気誘導式の充電器では、電源コイルから誘導コイルへの電力搬送の効率は、電源コイルと誘導コイルの間隔を狭くして向上することができるため、できるだけ、電源コイルと誘電コイルとの間隔を狭める必要がある。
また、誘電コイル移動型の充電器では、誘電コイルがX軸方向およびY軸方向に移動するため、誘電コイルをケースの上面プレートの内面に沿って移動させる必要がある。
しかし、この公報では明記されていないが、誘導コイルを上面プレートの内面に沿って移動させるには、いくつか問題がある。図11は、誘導コイル(誘導コイル)と上面プレート(上ケース)との間隔について記載した概略説明図である。まず、図11(a)に示す如く、誘導コイル201は土台202の上面に装着され、前記土台202はスライダーベース203に固着されている。該スライダーベース203にはガイド204が挿通しており、該ガイド204の両端をガイド取付部205で固定している。前記誘導コイル201の上方には上ケース206が配置されている。そして、前記スライダーベース203は、ガイド204に沿って図中左右方向(X軸またはY軸方向)に移動する。
スライダーベース203に土台202を介し誘導コイル201が装着している状態において、ガイド204と上ケース206とが平行になっている場合、誘導コイル201の上面と上ケース206の下面との間隔は、図中P−1,P−2,P−3のいずれの位置でも変わることはなく常に一定に保たれるが、これらの充電器は大量生産する必要があり、大量生産をする中では、図11(b),図11(c)のように、部品の仕上がりによって誘導コイル201の上面と上ケース206の下面との間隔が常に一定に保たれず、関連する部品の精度によって、その間隔に大きな影響がでてしてしまう。
図11(b)は、図中左側のガイド取付部205が若干低くなっているため、ガイド204が図中左下がりの状態となっている。すると、P−4の位置ではP−5の位置よりも、誘導コイル201の上面と上ケースの下面との間隔が開いている。すなわち、P−4の位置では、誘導コイル201が上ケースの上方に位置する電源コイル(図示せず)から離れているため、電力効率が低下してしまう。
また、図11(c)は、上ケース206の図中中央が下方に撓んでいるため、誘導コイル201の上面と上ケースの下面との間隔が無くなってしまっている。P−6,P−8の位置でも、誘導コイル201は上ケース206の下面に接触しているが、P−7の位置では誘導コイル201と上ケースの下面とは大きく摺動することになる。すると、誘導コイル201が移動する際にこの摺動負荷が高くなりモータを含む駆動機構に悪影響を及ぼしてしまう。更に、この摺動を繰り返すことにより誘導コイル201または上ケース206が摩耗してしまい、求める性能を維持できなくなる可能性がある。
従って、このような不具合を回避するため、通常、誘導コイルの上面と上ケースの下面との間隔を、部品精度を考慮して若干隙間を空けるように考慮していた。しかし、部品精度は緩和させることはできず、部品精度は高度に求める必要があり部品が高価となってしまうとともに、常に電源コイルと誘電コイルとの間隔は一定に保つことはできず電力の効率化が困難であった。また、上述では、上ケース206が図中下方に撓んでいることを説明しているが、図中上方に撓んだ場合は誘導コイル201の上面と上ケースの下面との間隔が広がってしまい、下方に撓んだ場合と同様に電源コイルと誘導コイルとの間隔を一定に保つことはできない。
特開2009−247194
そこで、本発明は、簡単な構成で安価に製造することができ、かつ電力の効率化を図った磁気誘導式コイル移動型無接点充電器を提供することを目的とする。
本発明は、下ケース内に磁気誘導式の無接点充電器の送電コイルを装着した2次元移動機構を配置し、上ケースの下面側に回路基板を配置し、前記下ケースの上方から前記上ケースを被せて構成し、前記上ケースの上面に受電コイルを装着した充電池を戴置すると、前記2次元移動機構により前記送電コイルを該充電池近傍に移動させ、該送電コイルから磁気誘導結合により電力を充電池に向けて供給することによって前記充電池を充電する磁気誘導式コイル移動型無接点充電器において、前記2次元移動機構は、X軸用スライダをX軸ガイドに沿ってX軸方向に移動させる第一駆動機構と、Y軸用スライダをY軸ガイドに沿ってY軸方向に移動させる第二駆動機構と、前記X軸スライダおよびY軸用スライダの移動によりX軸方向およびY軸方向へ移動するテーブルと、を有し、前記テーブルは、前記X軸用スライダおよびY軸用スライダに装着し、該X軸用スライダがX軸方向に移動すると該Y軸用スライダに沿ってX軸方向へ移動し、該Y軸用スライダがY軸方向に移動すると該X軸用スライダに沿ってY軸方向へ移動するスライダーベースと、該スライダーベースに、Z方向に移動可能に固着されるテーブル本体と、前記スライダーベースと前記テーブル本体との間に挟持され、該テーブルをZ方向における前記上ケースに接近する方向に付勢する付勢部材と、前記テーブル本体の上面に装着する前記送電コイルと、有し、前記回路基板には、上ケースの上面に戴置された前記充電池の位置を検出する位置検出回路と、前記第一駆動機構及び第二駆動機構の駆動を制御する駆動制御回路と、を有し、前記充電池が前記上ケースの上面に戴置されたことを前記位置検出回路が検出し、前記駆動機構制御回路によって第一駆動機構及び第二駆動機構を駆動して前記テーブルを移動するとき、前記送電コイルが前記付勢部材の付勢力によって前記回路基板に押付けられ、該送電コイルと該回路基板との距離を一定の間隔に保ちながら、前記テーブルがX軸方向およびY軸方向に移動する構成としている。
前記送電コイルの上面または前記回路基板の下面の少なくとも一方に摺接保護シートを付着させるとよい。
前記送電コイルの上面に付着させる摺接保護シートの材質をポリエチレンとするとよい。
前記回路基板の下面に付着させる摺接保護シートの材質をポリエステルとするとよい。
前記付勢部材を圧縮ばねとするとよい。
前記スライダーベースは、角筒状をなす角筒部を有し、該角筒部の上部に少なくとも2つの鍔部設けるとともに、前記角筒部の天面には有底の穴を設け、前記テーブル本体は、前記送電コイルを装着する土台部と、該土台部の下面に有底の凹部を設けるとともに、少なくとも2つの爪部を設け、前記スライダーベースの穴と前記テーブル本体の凹部との間に、前記圧縮ばねを収納するとともに、前記スライダーベースの鍔部に前記テーブル本体の爪部をそれぞれ係止させることにより、前記スライダーベースにテーブル本体を固着するとよい。
前記スライダーベースの上面と、前記テーブル本体の土台部の下面との間に僅かな隙間を設けるとよい。
本発明の磁気誘導式コイル移動型無接点充電器は、スライダーベースとテーブル本体との間に付勢部材を介在させ、該テーブル本体をZ方向における上ケースに接近する方向に付勢することになる。従って、第一駆動機構及び第二駆動機構を駆動して前記テーブルが移動するとき、前記テーブル本体の上面に装着された前記送電コイルが前記付勢部材の付勢力によって前記上ケースの下面側に配置された回路基板に押付けられ、該送電コイルと該回路基板との距離を一定の間隔に保ちながら、テーブルがX軸方向およびY軸方向に移動することができる。その結果、電力の効率化を図ることができる。さらに、付勢部材によってテーブル本体がZ方向に可動可能となるため、駆動機構等の部品精度を高度に求める必要はなくコストを安くすることができる。
また、前記送電コイルの上面または前記回路基板の下面の少なくとも一方に摺接保護シートを付着させると、前記送電コイルおよび前記回路基板の摺動による摩耗を防ぐことができる。
さらに、前記送電コイルの上面に付着させる摺接保護シートの材質を摺動性のよいポリエチレンにすると摺動性が向上する。
また、前記回路基板の下面に付着させる摺接保護シートの材質を帯電防止のポリエステルにすると、摺動により発生する静電気の帯電を防止することができる。
さらに、前記付勢部材を圧縮ばねとすると、安価かつ構成の簡略化を図ることができる。
また、前記スライダーベースに角筒状をなす角筒部を有し、該角筒部の上部に少なくとも2つの鍔部設けるとともに、前記角筒部の天面には有底の穴を設け、前記テーブル本体に前記送電コイルを装着する土台部と、該土台部の下面に有底の凹部を設けるとともに、少なくとも2つの爪部を設け、前記スライダーベースの穴と前記テーブル本体の凹部との間に、前記圧縮ばねを収納するとともに、前記スライダーベースの鍔部に前記テーブル本体の爪部をそれぞれ係止させることにより、前記スライダーベースにテーブル本体を固着すると、前記スライダーベースに対し前記テーブル本体がZ方向において可動可能となり、前記テーブルがX軸方向およびY軸方向に移動する際、前記送電コイルを前記回路基板に、常時、摺接させながら移動することができる。
さらに、前記スライダーベースの上面と、前記テーブル本体の土台部の下面との間に僅かな隙間を設けたことにより、前記スライダーベースに対し前記テーブル本体がZ方向において簡単な構成により可動可能となる。
本発明の磁気誘導式コイル移動型無接点式充電器の外観斜視図 該充電器の分解斜視図 X軸用スライダ、一対のピニオンおよびウォームギヤの関係を示す平面図 X軸用スライダ、一対のピニオンおよびウォームギヤの関係を示す斜視図 Y軸用スライダ、一対のピニオンおよびウォームギヤの関係を示す平面図 Y軸用スライダ、一対のピニオンおよびウォームギヤの関係を示す斜視図 テーブルの分解斜視図 スライダーベースの斜視図 スライダーベースのテーブル本体への取付け状態を、一部断面にして示す側面図 テーブルが移動した状態を示す斜視図 先行技術における誘導コイルと上面プレートとの間隔について記載した概略説明図
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。図1は本発明の磁気誘導式コイル移動型無接点充電器1および電子機器等受電コイルを搭載した電源用充電池2の外観を示す斜視図である。
この無接点充電器1とは、充電器側と充電池側とをコネクタ等によって接続をする必要がなく、図1に示すように、充電器1の上面に充電池2を載せるだけで、無接点で充電器1の電力を充電池2へ伝達して、充電池2を充電するものである。以下に詳細を記載するが、充電器側と充電池側にそれぞれコイルを設け、それらのコイルを利用して、充電器の電力を磁気誘導作用により充電池へ伝達して充電池を充電させる。
図2に示す如く、充電器1は、矩形状の四辺から薄壁を上方に向けて形成した下ケース3内に2次元移動機構4を配置し、その上から上ケース5を被せて構成され、下ケース3と上ケース5とは図示しないねじにより固定される。
図中矢印はそれぞれの軸方向を示しており、XはX軸方向、YはY軸方向、ZはZ軸方向を示している。
前記2次元移動機構4は、X軸方向に平行に配置されるX軸ガイド6と、該X軸ガイド6にガイドされるX軸用スライダ7と、該X軸用スライダ7を移動させる第一駆動機構8と、Y軸方向に平行に配置されるY軸ガイド9と、該Y軸ガイド9にガイドされるY軸用スライダ10と、該Y軸用スライダ10を移動させる第二駆動機構11と、前記X軸用スライダ7および前記Y軸用スライダ10の双方に対して取付けられたスライダーベース12と、このスライダーベース12上に固着されるテーブル本体13とで構成される。前記テーブル本体13の上面には送電側のコイルである送電コイル14が装着され、テーブル本体13と送電コイル14とスライダーベース12とでテーブル15が構成される。
前記上ケース5の下面側には回路基板16を配置している。
この回路基板16には、前記第一駆動機構8および第二駆動機構11を駆動制御する駆動制御回路17や、受電コイルを内臓した前記電源用充電池2の位置を検出する位置検出回路18や、前記電源用充電池2が充電完了したことを検知し充電を停止する充電制御回路19等を搭載している。
前記X軸ガイド6およびY軸ガイド9は金属製の丸棒で、それぞれ両端部を前記下ケース3に設けられた凹状の軸取付部20,20に上方より挿入し、各軸取付部20,20からの抜出しが、軸取付片21,21により防止されている。
図3は、前記X軸用スライダ7がX軸方向の移動範囲におけるちょうど中心に位置している状態を示している。X軸用スライダ7は、X軸方向に長いベース部25の両端部に、該X軸ガイド6に装着するための一対のガイド部26,26を有するとともに、該ベース部25の図中下縁にX軸ガイド6と平行なラック27を有している。該ラック27はX軸用スライダ7の最大移動距離の半分の長さに設定されている。また、前記ベース部25は、図中上縁の中央より、Y軸方向に延出する延出部28も有している。
前記第一駆動機構8は、X軸用モータ30と、このモータ30の軸31に直結したウォームギヤ32と、このウォームギヤ32と前記ラック27との間に介在する一対のX軸用ピニオン33,34とで構成されている。一対のX軸用ピニオン33,34は、X軸用スライダ7がX軸方向の移動範囲におけるちょうど中心に位置している状態で、前記ラック27の両端近傍の歯に同時に噛合する。なお、この実施の形態では一対のピニオン33,34の形状および寸法を同一にし、部品の共通化を図っているが、設計等の都合により異なる形状および寸法とすることができる。後述するY軸用ピニオン53,54についても同様である。
前記ウォームギヤ32は、X軸ガイド6と平行に配置され、前記X軸用モータ30と反対側の端部を下ケース3に設けられた軸支部35に回転自在に支持されている。該ウォームギヤ32は、第一ウォーム36と第二ウォーム37とを有し、両ウォーム36,37間は連結部38となっている。
図4に示す如く、X軸用ピニオン33,34は上下二段の二段ギヤとなっている。下方に位置する第一段目のギヤ41,43は前記ラック27に噛合する平ギヤであり、上方に位置する第二段目のギヤ40,42はそれぞれ第一ウォーム36および第二ウォーム37と噛合するはすばギヤとなっている。
図5は、前記Y軸用スライダ10がY軸方向の移動範囲におけるちょうど中心に位置している状態を示している。Y軸用スライダ10は、Y軸方向に長いベース部45の両端部に、該Y軸ガイド9に装着するための一対のガイド部46,46を有するとともに、該ベース部45の図中下縁にY軸ガイド9と平行なラック47を有している。該ラック47はY軸用スライダ10の最大移動距離の半分の長さに設定されている。また、前記ベース部45は、図中上縁の中央より、X軸方向に延出する延出部48も有している。
前記第二駆動機構11は、Y軸用モータ50と、このモータ50の軸51に直結したウォームギヤ52と、このウォームギヤ52と前記ラック47との間に介在する一対のY軸用ピニオン53,54とで構成されている。一対のY軸用ピニオン53,54は、Y軸用スライダ10がY軸方向の移動範囲におけるちょうど中心に位置している状態で、前記ラック47の両端近傍の歯に同時に噛合する。
前記ウォームギヤ52は、Y軸ガイド9と平行に配置され、前記Y軸用モータ50と反対側の端部を下ケース3に設けられた軸支部55に回転自在に支持されている。該ウォームギヤ52は、第一ウォーム56と第二ウォーム57とを有し、両ウォーム56,57間は連結部58となっている。
図6に示す如く、Y軸用ピニオン53,54は上下二段の二段ギヤとなっている。上方に位置する第一段目のギヤ60,62は前記ラック47に噛合する平ギヤであり、下方に位置する第二段目のギヤ61,63はそれぞれ第一ウォーム56および第二ウォーム57と噛合するはすばギヤとなっている。
図7は、前記テーブル15を分解した斜視図である。前記テーブル15は、図中下から、スライダーベース12、付勢部材である圧縮ばね71、テーブル本体13、送電コイル14の順に上下方向に重ね合わせるように配置されている。
図7およ図8の如く、前記スライダーベース12は、角筒状をなす角筒部65の底面三箇所に、L字状の脚部66を突出させている。すなわち、2つの脚部66は下端の屈曲部67を右方へ向けて図中左方に設けられ、1つの脚部66は下端の屈曲部67を左方へ向けて図中右方に設けられている。
前記角筒部65は、その図中前面および後面の上部に、それぞれ、鍔部69,69を突出させ、天面には有底の丸穴70を有し、その丸穴70内に圧縮ばね71を収納できるようにしている。図7の如く、前記圧縮ばね71は、線材をコイル状に巻いて形成し、押される力に対して戻ろうとする力が発生するばねであり、本実施の形態では線材をφ0.32mmとしている。図8の如く、前記圧縮ばね71を前記スライダーベース12に収納した状態では、この圧縮ばね71の上端は、角筒部65の上面より突出している。
前記スライダーベース12は、図2に示す如く、X軸用スライダ7の延出部28およびY軸用スライダ10の延出部48に対して、次のように装着されている。すなわち、図8に示す前記角筒部65は前記Y軸用スライダ10の延出部48に摺動自在に装着され、前記三つの脚部66は前記X軸用スライダ7の延出部28に摺動自在に装着されている。これにより、図2に示すスライダーベース12は、X軸用スライダ7がX軸方向へ移動すると、Y軸用スライダ10の延出部48に沿ってX軸方向へ移動し、Y軸用スライダ10がY軸方向へ移動すると、X軸用スライダ7の延出部28に沿ってY軸方向へ移動する。従って、スライダーベース12は、X軸用スライダ7およびY軸用スライダ10の移動に合わせてX−Y方向に移動することになる。
前記テーブル本体13は、図7に示す如く、前記送電コイル14を装着する矩形状の土台部74を有し、該土台部74の下面中央部に円形の凹部75を有するとともに、この凹部75を挟んで一対の爪部76を下方へ向けて突出させている。そして、該テーブル本体13と前記スライダーベース12との合体は、前記テーブル本体13の凹部75の内底面に前記圧縮ばね71の上端を圧接させた状態で一対の爪部76を前記スライダーベース12の一対の鍔部69の位置に合わせて行う。
図9の如く、前記スライダーベース12が前記X軸用スライダ7(図2参照)及びY軸用スライダ10(図2参照)を挿入した状態において、前記スライダーベース12に前記テーブル本体13を合体させると、前記スライダーベース12の上面とテーブル本体13の下面との間には僅かな隙間t1が設けられ、前記スライダーベース12の鍔部69の下面と前記テーブル本体13の爪部76の上面との間には、僅かな隙間t2が設けられることになる。従って、テーブル本体13の上面に装着される送電コイル14(図2、図9参照)は、圧縮ばね71に抗して、スライダーベース12に対し図中上下方向、すなわち、Z軸方向に隙間t1及びt2分だけ可動可能となる。この隙間t1は前記上ケース5が基準値よりも図中下方になった場合に、隙間t1分だけテーブル本体13を下げることができ、隙間t2は、前記上ケース5が基準値よりも図中上方になった場合に、隙間t2分だけテーブル本体13を上げることができるようになっている。すなわち、前記テーブル本体13がZ方向に可動可能となっているためZ方向において、駆動機構等の部品制度が僅かに変化したとしても、このテーブル本体13の可動可能範囲内であれば、前記送電コイル14を常に前記回路基板16に摺接させることができるため、該送電コイル14と回路基板16との距離を一定の間隔に保つことができる。なお、本実施の形態では、隙間t1は約0.5mm程度、隙間t2は約0.8mm程度としているが、これに限るものではない。
前記送電コイル14の上面には、摺接保護シートであるフィルム80が貼付けられている。このフィルム80は、摺動性の良い材質を用いるとよく、本実施の形態では、ポリエチレン製のフィルムを用いている。このポリエチレン製のフィルムにより、前記送電コイル14と回路基板16との摺接による摩耗を防ぐことができる。
前記回路基板16の下面には、摺接保護シートであるシート81が貼付けられている。このシート81は、帯電防止材質を用いるとよく、本実施の形態では、ポリエステル製のシートを用いている。このポリエステル製のシートにより、前記送電コイル14と回路基板16との摺接により発生する静電気の帯電を防止することができる。
次に、2次元移動機構4の動作について説明する。図10は、2次元移動機構4の送電コイル14(実線で示す)が図中手前側のホームポジションに位置した状態を示している。この状態において、図1のように充電池2を、2次元移動機構4による送電コイル14の移動範囲、すなわち充電可能範囲に置くと、位置検出回路18(図2参照)が充電池2を検出する。すると、駆動制御回路17(図2参照)が充電池2の位置に向けて前記送電コイル14を移動させるべく、前記X軸用モータ30およびY軸用モータ50を起動させる。
X軸用モータ30の動力は、第一ウォーム36からX軸用ピニオン33を介してX軸用スライダ7へ伝達され、該スライダ7がX軸ガイド6に沿って矢印X1方向へ移動する。同時にY軸用モータ50の動力は、第二ウォーム57からY軸用ピニオン54を介してY軸用スライダ10へ伝達され、該スライダ10がY軸ガイド9に沿って矢印Y1方向へ移動する。
すると、前記テーブル15は、X軸用スライダ7およびY軸用スライダ10の延出部28,48の交差部に位置するため、このテーブル15に装着された送電コイル14も該交差部の移動にともない移動する。そして、送電コイル14が所定の位置まで移動すると、駆動制御回路17(図2参照)によりX軸用モータ30およびY軸用モータ50を停止して、送電コイル14から充電池2へ電力を伝達し充電池2への充電が開始される。
以上の構成によれば、無接点充電方式によりコネクタ等の接続をする必要がなく、コイル移動型によりコイルの大きさを小さくすることができ、また、充電範囲内にコイルを敷詰める必要もないため安価に製造することができる。さらに、磁気誘導作用で電力を伝達させる方式でありながら、前記スライダーベース12とテーブル本体13との間に圧縮ばね71を介在させ、該テーブル本体13をZ方向における上ケース5に接近する方向に付勢することができ、第一駆動機構及び第二駆動機構を駆動して前記テーブルが移動するとき、前記テーブル本体13の上面に装着された前記送電コイル14が回路基板16に押付けられ、該送電コイル14と該回路基板16との距離を一定の間隔に保つことができるため、電力の効率化を図ることができる。また、圧縮ばね71によってテーブル本体13がZ方向に可動可能となるため、駆動機構等の部品精度を高度に求める必要はなくコストをさらに安くすることができる。
また、前記送電コイル14の上面または前記回路基板16の下面の少なくとも一方に摺接保護シートを付着させると、前記送電コイル14および前記回路基板16の摩耗防ぐことができる。
さらに、前記送電コイル14の上面にポリエチレン製のフィルム80を貼付けると摺動性が向上する。
また、前記回路基板16の下面にポリエステル製のシート81を貼付けると摺動により発生する静電気の帯電を除去することができる。
さらに、前記付勢部材を圧縮ばね71とすると、安価かつ構成の簡略化を図ることができる。
また、前記スライダーベース12に2つの鍔部69,69設けるとともに、前記丸穴70を設け、前記テーブル本体13に土台部74と、該土台部の下面に凹部75を設けるとともに、爪部76,76を設け、前記スライダーベース12の丸穴70と前記テーブル本体13の凹部75との間に、前記圧縮ばね71を収納するとともに、前記スライダーベース12の鍔部69,69に前記テーブル本体13の爪部76,76をそれぞれ係止させることにより、前記スライダーベース12にテーブル本体13を固着すると、前記スライダーベース12に対し前記テーブル本体13がZ方向において可動可能となり、前記テーブル15がX軸方向およびY軸方向に移動する際、前記送電コイル14を前記回路基板16に、常時、摺接させながら移動することができる。
さらに、前記スライダーベース12の上面と、前記テーブル本体13の土台部74の下面との間に僅かな隙間tを設けたことにより、前記スライダーベース12に対し前記テーブル本体13がZ方向において簡単な構成により可動可能となる。
なお、本実施の形態では、充電池を上ケースの上面に戴置して説明したが、充電池単体に限るものではなく、受電コイルを内蔵した製品、例えば、携帯電話や、ポータブル音楽再生機、ポータブルゲーム機等であってもよい。
2 充電池
3 下ケース
4 2次元移動機構
5 上ケース
6 X軸ガイド
7 X軸用スライダ
8 第一駆動機構
9 Y軸ガイド
10 Y軸用スライダ
11 第二駆動機構
12 スライダーベース
13 テーブル本体
14 送電コイル
15 テーブル
17 駆動制御回路
18 位置検出回路
65 角筒部
69 鍔部
70 丸穴
71 圧縮ばね
74 土台部
75 凹部
76 爪部
80 フィルム
81 シート

Claims (7)

  1. 下ケース(3)内に磁気誘導式の無接点充電器の送電コイル(14)を装着した2次元移動機構(4)を配置し、上ケース(5)の下面側に回路基板(16)を配置し、前記下ケースの上方から前記上ケースを被せて構成し、前記上ケースの上面に受電コイルを装着した充電池(2)を戴置すると、前記2次元移動機構により前記送電コイルを該充電池近傍に移動させ、該送電コイルから磁気誘導結合により電力を前記充電池に向けて供給することによって該充電池を充電する磁気誘導式コイル移動型無接点充電器において、
    前記2次元移動機構は、
    X軸用スライダ(7)をX軸ガイド(6)に沿ってX軸方向に移動させる第一駆動機構(8)と、Y軸用スライダ(10)をY軸ガイド(9)に沿ってY軸方向に移動させる第二駆動機構(11)と、前記X軸スライダおよびY軸用スライダの移動によりX軸方向およびY軸方向へ移動するテーブル(15)と、を有し、
    前記テーブルは、
    前記X軸用スライダおよびY軸用スライダに装着し、該X軸用スライダがX軸方向に移動すると該Y軸用スライダに沿ってX軸方向へ移動し、該Y軸用スライダがY軸方向に移動すると該X軸用スライダに沿ってY軸方向へ移動するスライダーベース(12)と、該スライダーベースに、Z方向に移動可能に固着されるテーブル本体(13)と、前記スライダーベースと前記テーブル本体との間に挟持され、該テーブルをZ方向における前記上ケースに接近する方向に付勢する付勢部材(71)と、前記テーブル本体の上面に装着する前記送電コイルと、有し、
    前記回路基板には、上ケースの上面に戴置された前記充電池の位置を検出する位置検出回路(18)と、前記第一駆動機構及び第二駆動機構の駆動を制御する駆動制御回路(17)と、を有し、
    前記充電池が前記上ケースの上面に戴置されたことを前記位置検出回路が検出し、前記駆動制御回路によって第一駆動機構及び第二駆動機構を駆動して前記テーブルを移動するとき、前記送電コイルが前記付勢部材の付勢力によって前記回路基板に押付けられ、該送電コイルと該回路基板との距離を一定の間隔に保ちながら、前記テーブルがX軸方向およびY軸方向に移動することを特徴とする磁気誘導式コイル移動型無接点充電器。
  2. 前記送電コイルの上面または前記回路基板の下面の少なくとも一方に摺接保護シート(80,81)を付着させることを特徴とする請求項1に記載の磁気誘導式コイル移動型無接点充電器。
  3. 前記送電コイルの上面に付着させる前記摺接保護シートの材質をポリエチレンとしたことを特徴とする請求項2に記載の磁気誘導式コイル移動型無接点充電器。
  4. 前記回路基板の下面に付着させる前記摺接保護シートの材質をポリエステルとしたことを特徴とする請求項2に記載の磁気誘導式コイル移動型無接点充電器。
  5. 前記付勢部材を圧縮ばねとしたことを特徴とする請求項1に記載の磁気誘導式コイル移動型無接点充電器。
  6. 前記スライダーベースは、角筒状をなす角筒部(65)を有し、該角筒部の上部に少なくとも2つの鍔部(69)設けるとともに、前記角筒部の天面には有底の穴(70)を設け、
    前記テーブル本体は、前記送電コイルを装着する土台部(74)と、該土台部の下面に有底の凹部(75)を設けるとともに、少なくとも2つの爪部(76)を設け、
    前記スライダーベースの穴と前記テーブル本体の凹部との間に、前記圧縮ばねを収納するとともに、前記スライダーベースの鍔部に前記テーブル本体の爪部をそれぞれ係止させることにより、前記スライダーベースに前記テーブル本体を固着することを特徴とする請求項5に記載の磁気誘導式コイル移動型無接点充電器。
  7. 前記スライダーベースの上面と、前記テーブル本体の土台部の下面との間に僅かな隙間(t1)を設けたことを特徴とする請求項6に記載の磁気誘導式コイル移動型無接点充電器。
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