JP3288368B2 - スピーカーエンクロージャー - Google Patents
スピーカーエンクロージャーInfo
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Description
ロージャーに係り、詳しくは、車両内壁の既存の取付穴
に埋設固定するためのスピーカーエンクロージャーに関
するものである。
を通してAM、FM或いはCD等によりサウンドを楽し
むことが今や日常化している。車両内に組込まれている
スピーカーは、以前はダッシュボードやリヤーシートの
近傍に突出形成したものが多かったが、最近では、図8
に示すように、車両ドア151の二重壁構造の内壁板5
3に穿設されている純正(既存)スピーカーの取付穴1
54を介して、スピーカー155を露出状態で、又は、
スピーカー155の前面(車内側)を多孔質板156等
で覆った状態で組込んでいるものが見受けられるように
なった。即ち、上記車両の二重壁構造の外壁板157か
ら内部空間152側へ複雑に突出する凸部158面を吸
音材159で覆って、音波の共振現象を防止するように
して、上記内壁板153に穿設されている取付穴154
にスピーカー155が組込まれているものが多い。
スピーカーの前者の例では、スピーカーが車内側に突出
した状態で組込まれているので、車両の内装の美観が損
なわれるという問題がある。また、上述の後者の例で
は、車両ドア51等の内部空間152に突出する凸部1
58面が吸音材159により覆われていても、この車両
ドア151等の内部空間152にスピーカー155が直
接組込まれると、広い内部空間152内で音波が複雑な
共振現象を起したり、外壁を介して外部雑音の悪影響を
受けたりして歪みを生じ易く、音響効果が損なわれると
いう問題がある。即ち、スピーカー155の背面から出
た音波が、内部空間152内で干渉し合って低音の出が
悪くなり、迫力に欠けた音になり易いという弊害を生ず
るものである。さらに、特に車両ドア151の内部空間
には、ガラス表面を伝わって雨水や洗車水等が入り込む
ことが多く、このような場合に、入り込んだ雨水や洗車
水等が電気部品であるスピーカーに悪影響を与えるおそ
れがあった。
れたものであり、車両内壁の取付穴に埋設固定されてい
た既存スピーカーを取外し、この既存スピーカーの代わ
りに、上記取付穴に、スピーカーが収納されたスピーカ
ーエンクロージャーを埋設固定できるようにした取付用
フランジを有するスピーカーエンクロージャーを提供す
るものである。
ために本発明者は、車両の二重壁構造部分の内部空間に
は凸部が存在して複雑な構造になっているため、この内
部空間にスピーカーを直接に埋設して組込むと、共振を
伴なう寄生振動により歪みが生じ、とりわけ低音の出が
悪く迫力に欠けた音になり易いことに着目した。また、
車両ドア内に雨水や洗車水等が入り込むことは、車両ド
アの構造上防ぎようがないことであることを改めて認識
した。そして、この対応策について種々検討した結果、
スピーカーを内蔵したスピーカーエンクロージャーを、
車両の内壁に穿設形成されている既存の純正スピーカー
の取付穴を利用して埋設固定すれば、複雑な構造の内部
空間への音波の伝播が抑えられることに着目し、上記ス
ピーカーエンクロージャーを純正スピーカーの取付穴に
嵌着して埋設固定することにより解決できることを突き
止めた。さらに、雨水や洗車水等からスピーカーを守る
には、スピーカー自体を覆う必要があることも突き止め
た。
を、車両の運転席側ドアと助手席側ドアの内壁をはじ
め、必要に応じて、後部座席側ドアや天井、ダッシュボ
ード、リヤーシートの近傍等の内壁に配設することがで
きるのではないかと考えた。本発明は、このような観点
から為されたものである。以下、本発明の具体的な構成
について説明する。なお、何れかの請求項の発明を説明
するにあたって行う用語の定義等は、その性質上可能な
範囲において他の請求項における発明の説明にも適用さ
れるものとする。
ーカーエンクロージャー(以下「請求項1のエンクロー
ジャー」という)は、車両内壁の取付穴に埋設固定され
ていた既存スピーカーを取り外し、当該既存スピーカー
の代わりに当該取付穴に埋設固定できるように構成して
ある。そして、背面板と、当該背面板の外周から立ち上
がる円筒状側面部と、当該側面板の開口部を塞ぐ表面板
部と、当該側面板の開口縁部から外方向に延びるフラン
ジと、を含むものである。そして当該フランジの形状
を、当該既存スピーカーの取付穴に取付可能とするよう
に当該既存スピーカー取付用フランジの形状と符合させ
てあり、当該円筒状側面部の 外径を、当該取付穴の直径
と略一致させてあり、当該表面板部に取り付けた内蔵ス
ピーカーを、車両内壁と車両外壁との間の内部空間から
遮断するように構成してあることを特徴とする。このよ
うにスピーカーエンクロージャーは、そのまま既存のス
ピーカー取付穴に埋設固定することができる互換性を有
するものであるので、スピーカーエンクロージャーの組
込み作業に際して、取付穴を車両内壁にわざわざ穿設形
成する必要がない。
ャーの背面板及び側面板により、内蔵されているスピー
カーの背面側及び側面側が車両の内部空間から遮断され
るので、スピーカーから発する音波が内部空間へ伝わら
なくなるとともに、車両外壁を介した外部雑音の悪影響
を受けることがなくなる。この結果、共振現象により音
波が減衰したり歪みを生じたりすることがなくなって、
スピーカーの前面方向、即ちスピーカーエンクロージャ
ーの開口方向へ音波が効率的に伝播されるようになる。
さらに、スピーカーエンクロージャーに内蔵されたスピ
ーカーは、雨水や洗車水等によって悪影響を受けること
もなくなる。
ャー(以下「請求項2のエンクロージャー」という)
は、請求項1のエンクロージャーの構成に加え、木製又
は合成樹脂製又はアルミダイカスト製であることを特徴
とするものである。
ロージャーの実施態様を図面に基づき具体的に説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す斜視図であり、図2
は本発明を車両ドアの内壁に取付ける状態を示す展開図
であり、図3は本発明を車両の内壁に取付けた状態を示
す側断面図であり、図4は本発明を車両に取付ける位置
を示す側面略図である。図5はスピーカーエンクロージ
ャーの変形例を示す斜視図であり、図6は図5に示すス
ピーカーエンクロージャーの分解斜視図である。図7
は、スピーカーエンクロージャーを装着した状態を示す
断面図である。なお、図1に示す表面板部15は、スピ
ーカーエンクロージャー1内部が見えるように図示を省
略している。
おけるスピーカーエンクロージャー1は、背面板12
と、この背面板12の外周から立ち上がる短筒状の側面
板13と、この側面板13の開口部を塞ぐ表面板部15
(図3参照)と、側面板13の開口縁部から外方向に延
びるフランジ14と、を含んでいる。フランジ14は、
スピーカーエンクロージャー1をボルト固定するための
ボルト止部14bを有している。スピーカーエンクロー
ジャー1は、木製や合成樹脂製ものもの他にアルミダイ
カスト製等のものが好適に用いられる。表面板部15に
は、中低音用スピーカーであるミッドレンジ11mと高
音用スピーカーであるツィーター11t等のスピーカー
11が取り付けられている。スピーカーエンクロージャ
ー1の背面板12や側面板13の内側壁面に吸音材を取
り付けておいてもよいが、この部分における吸音材の取
付けに拘束されるものではない。
で示すように、車両Aのドアaの内壁a′に穿設されて
いる既存のスピーカー取付穴3に、ミッドレンジ11m
とツィーター11tを含むスピーカー11の前面が車内
側に向くように、且つ、スピーカーエンクロージャー1
の背面板12及び側面板13が、車両ドアaの内壁a′
と外壁a″との間の内部空間bに突出するようにして、
スピーカーエンクロージャー1をスピーカー取付穴3に
嵌合させた後に、フランジ14のボルト止部14bを介
し、固定ボルト31を用いてスピーカーエンクロージャ
ー1をスピーカー取付穴3に締結固定するようになって
いる。
に取付けるフランジ14は、既存スピーカーの取付用フ
ランジと寸法、形状を符合させておくことにより、スピ
ーカーエンクロージャー1の組込みに際し、極めて容易
に既存のスピーカー取付穴3にスピーカーエンクロージ
ャー1を取付けることができるため、作業効率が大幅に
向上する。なお、スピーカーエンクロージャー1の取付
けに先立って、車両ドアaの内壁a′と外壁a″との間
の内部空間bに、吸音材2を装填しておいても、また装
填しておかなくても、上記スピーカーエンクロージャー
1を組込む限り、音波障害とは無関係である。
ー1の背面板12及び側面板13により、内蔵されてい
るスピーカー11が車両ドアaの内部空間bと遮断され
るので、スピーカー11から内部空間bへ音波が伝播し
なくなって、共振現象により音波が減衰したり歪みを生
じたりすることがなくなり、スピーカー11の前面方
向、即ち、スピーカーエンクロージャー1の開口方向へ
音波が効率的に、かつ、音質を低下させることなく伝播
されるようになる。
ジャー1の開口部を多孔質板4で覆い、この多孔質板4
を、スピーカーエンクロージャー1のフランジ14に形
成したボルト止部14bを利用して、固定ボルト31で
スピーカーエンクロージャー1に締着固定するようにし
てもよい。このようにすると、スピーカー11を衝撃や
埃等から保護することができるし、スピーカーエンクロ
ージャー1の装飾性を高めることができる。
1は、車両ドアaの内部空間bへ突出するように埋設固
定される。図示してないが、上記スピーカーエンクロー
ジャー1の背面板12や側面板13の内側壁面に吸音材
2を取付けて音波を吸収させるようにすれば、スピーカ
ーエンクロージャー1の背面板12や側面板13の作用
効果と相俟って、スピーカー11の前面方向への音波が
一層効率的に伝播されるという作用効果が得られる。そ
して、車両ドアa等の内部空間bが、吸音材2の有無に
関係なく凸部b′等の存在により入り組んだ構造であっ
ても、この内部空間bでの音波が複雑に共振現象を起す
ことがなくなって、音響効果が損なわれるという問題が
解消されるものである。さらに、スピーカーの音漏れも
防止される。
ージャー1は、図4に側面略図で示すように、図中破線
で示す取付け位置、即ち、車両Aの二重壁構造部分であ
る運転席と助手席側の車両ドアaの内壁a′のほか、天
井、ダッシュボード又はリヤーシートの近傍の内壁a′
等に穿設されているスピーカー取付穴3を介して、自在
に取付け配設することができるので、自由選択の幅が大
きいものである。
1の前面が開放された状態でスピーカーエンクロージャ
ー1に内蔵されており、そして、スピーカーエンクロー
ジャー1を、その開口前面を車両Aの車内側に向けて、
既存のスピーカー取付穴3に埋設固定すれば、スピーカ
ーエンクロージャー1内に収納されているミッドレンジ
11mとツィーター11tを含むスピーカー11から、
背面側や側面側へ流れる音波が減殺され、音波が内部空
間bで共振現象を起すことがなくなるものである。
ジ11mとツィーター11tという2個のスピーカーを
内蔵するように構成したが、内蔵されるスピーカーの形
状や形式、また、その個数について本実施形態の構成に
制限されない。たとえば、フルレンジ(全帯域)のスピ
ーカーやコアキシャル(複数のコーンが同軸状に取り付
けられている)スピーカーを1個だけ内蔵するようにし
てもよいし、帯域が分割された複数個のスピーカーを内
蔵するようにしてもよい。さらに、たとえば、中低音用
のスピーカーを内蔵するようにするとともに、高音用の
スピーカーは内蔵せずにこのスピーカーを車内の別の箇
所(たとえば、ドアミラー基台の室内側)に設置するよ
うにしてもよい。これと逆に、中高音用のスピーカーを
内蔵するようにするとともに、低音用のスピーカーを別
の箇所に設けるようにしてもよい。
エンクロージャーの変形例について説明する。本変形例
におけるスピーカーエンクロージャー51は、スピーカ
ー52と、スピーカー52を取り付けるための表面板部
53と、表面板部53に対して適宜の距離を隔てて、表
面板部53と対向して配置される背面部54と、表面板
部53と背面部54の間に介在して配設される筒状の側
面部55と、筒状の側面部55の外周面に固着されるス
ピーカーエンクロージャー51を取り付けるための取付
部56と、を含んでいる。
カーユニット取付用孔53aの直径と略同一の外径を有
する筒状部52aを有している。表面板部53は、筒状
の側面部55の外径と略同一の直径を有する円形状の板
状部材であり、スピーカー52の筒状部52aを嵌合さ
せるためのスピーカー取付用孔53aと、ポート53c
とを有している。すなわち、スピーカーエンクロージャ
ー1は、バスレフレックス型(バスレフ型)のスピーカ
ーエンクロージャー(スピーカーボックス)であり、ポ
ート53cを有することによって、低音再生の拡大を図
っている。表面板部53の材質としては、特に限定され
ないが、通常、合板等の木材が用いられる。
ト53cを設けない密閉型としてもよく、あるいは、バ
スレフ型以外の位相反転型としてもよい。スピーカー5
2及び表面板部53には、各々、互いに対応する位置
に、複数のビス挿通用孔52b,53bが穿設されてい
る。ビス挿通用孔52b,53bにビスを挿通すること
によって、スピーカー52が表面板部53に一体的に固
定されるようになっている。
る。紙管としては、適宜の厚み(例えば、1mm程度)の
紙管用原紙を、接着剤を介在させつつ、層状に巻き回し
てなる肉厚4〜12mm、好ましくは肉厚5〜10mmのス
パイラル紙管がよい。紙管用原紙の種類にもよるが、肉
厚が4mm未満であると、強度及び剛性が不十分になるお
それがあり、肉厚が12mmを超えると、不必要に多くの
材料を用いることになり、経済的でない。
(例えば、ドアの内装側の壁部であるドアトリム)に予
め設けられているスピーカーエンクロージャー取付用の
孔の直径(例えば、12〜14cm程度)と一致するよう
に定められる。つまり、車両の内装面(例えば、ドアト
リムの表面)には、通常、純正のカーステレオ用スピー
カーエンクロージャーを取り付けるための円形状のスピ
ーカーエンクロージャー取付用孔が、予め設けられてい
るので、この孔をそのまま利用するために、この孔の直
径と略一致させた外径の円筒状となるように、筒状の側
面部55を形成させている。
対する深さ方向の寸法)は、車両の内装面の裏側の空洞
部内に、スピーカーエンクロージャー51を収容するこ
とができる寸法であって、かつ、優れた音響効果を生じ
させるために十分な大きさの容積を確保することができ
る程度の長さに定められる。具体的には、例えば、5〜
7cm程度である。
るため、種々の寸法のものを容易に作製することができ
る。すなわち、合板等の木材や金属を用いて、所望の寸
法を有する円筒状のものを作製するのは、困難であるの
に対し、紙管を用いた場合には、製造時に紙管用原紙を
周囲に巻き回すための芯体の外径を調整した上で、紙管
用原紙の厚みを考慮して、芯体の周囲に巻き回す回数を
定めるだけで、所望の肉厚及び外径を有する紙管を得る
ことができる。また、紙管の長さは、長尺の紙管を適宜
の位置にて裁断することによって、容易に調整すること
ができる。このように、筒状の側面部55として、円筒
状の紙管を用いているので、既存のスピーカーエンクロ
ージャー取付用孔に取り付け可能なスピーカーエンクロ
ージャー51を、簡易にしかも低コストで製作すること
ができる。
略同一の直径を有する円形状の板状部材である。背面部
54の材質としては、特に限定されないが、通常、合板
等の木材が用いられる。筒状の側面部55の両端面に
は、接着剤を介して、表面板部3及び背面部54が当接
され固着されている。なお、エンクロージャーの内面
(具体的には、筒状の側面部55の内面、及び背面部5
4の内面)には、必要に応じて、吸音材を貼り付けるこ
とができる。表面板部3に近接した筒状の側面部55の
外周面上には、スピーカーエンクロージャー1を車両の
内装面に取り付けるための取付部56が、接着剤によっ
て固着されている。
略一致させた直径を有する孔56aを備えた環状の板状
体として形成されている。取付部56は、その裏側(背
面部54の側)を車両の内装面に当接させた上で、ビス
挿通用孔56bにビスを挿通することによって、車両の
内装面(例えば、ドアトリムの表面)に固定されるよう
になっている。
車両の内装面(ドアトリムの表面)に取り付けた状態を
示す断面図である。車両のドア57は、外壁部57aと
内壁部(ドアトリム)57bと空洞部57cとを有する
二重構造の断面を有する。内壁部57bの表面(車両の
内装面)には、スピーカーエンクロージャー51を取り
付けるためのスピーカーエンクロージャー取付用孔58
が穿設されている。スピーカーエンクロージャー51
は、筒状の側面部55の外周面がスピーカーエンクロー
ジャー取付用孔58の内周面に当接し、かつ、表面板部
53が内壁部57bから車内側に若干突出して位置する
ように、スピーカーエンクロージャー取付用孔58内に
嵌装されており、かつ、ビス59によって内壁部57b
に固定されている。
ーを使用すると、車両の内部空間内における音波の共振
や干渉等を防ぐとともに、雨水や洗車水等からスピーカ
ーを保護することができる。この結果、歪が少ない音声
の再生とスピーカーの耐久性向上に貢献することができ
る。
す展開図である。
断面図である。
である。
斜視図である。
解斜視図である。
を示す断面図である。
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 車両内壁の取付穴に埋設固定されていた
既存スピーカーを取り外し、当該既存スピーカーの代わ
りに当該取付穴に埋設固定できるように構成してあるス
ピーカーエンクロージャーであって、 背面板と、当該背面板の外周から立ち上がる円筒状側面
部と、当該側面板の開口部を塞ぐ表面板部と、当該側面
板の開口縁部から外方向に延びるフランジと、を含み、 当該フランジの形状を、当該既存スピーカーの取付穴に
取付可能とするように当該既存スピーカー取付用フラン
ジの形状と符合させてあり、 当該円筒状側面部の外径を、当該取付穴の直径と略一致
させてあり、 当該表面板部に取り付けた 内蔵スピーカーを、車両内壁
と車両外壁との間の内部空間から遮断するように構成し
てあることを特徴とするスピーカーエンクロージャー。 - 【請求項2】 木製又は合成樹脂製又はアルミダイカス
ト製であることを特徴とする請求項1に記載したスピー
カーエンクロージャー。
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