JP3286814B2 - レーザプローブ - Google Patents
レーザプローブInfo
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- JP3286814B2 JP3286814B2 JP28799792A JP28799792A JP3286814B2 JP 3286814 B2 JP3286814 B2 JP 3286814B2 JP 28799792 A JP28799792 A JP 28799792A JP 28799792 A JP28799792 A JP 28799792A JP 3286814 B2 JP3286814 B2 JP 3286814B2
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- JP
- Japan
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- assist gas
- laser probe
- flow rate
- hollow waveguide
- laser
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Laser Surgery Devices (AREA)
Description
どにより導波し、生体組織を照射して切開、蒸散、止血
治療などを行うパワー伝送用レーザプローブに関する。
し、生体組織を照射して切開・蒸散、止血治療を行う、
一般的なレーザプローブの出射端部は、例えば特開平2
−218356号公報に開示されているように、図4に
示すように構成されていた。
石英または銀ハライド材料などからなる光ファイバで、
ハンドピース12は金属やプラスチックで形成され、内
側に光ファイバ11を収納し、外側を手で支持し目的部
位にレーザ光を照射する。中空導波路13は光ファイバ
11の出射端前方に取り付けられ、先端が細くなるパイ
プ状で内面を研磨あるいは金メッキなどの表面加工を施
した金属チューブで構成されている。さらに、光ファイ
バ11の出射端部や中空導波路13の内面を冷却するた
めと、レーザ照射時に発生する生体組織からの飛散物で
ファイバ11の端面11aが溶断しないよう、あるい
は、中空導波路13の内面が汚損しにくいようにアシス
トガス(通常は空気)14が流通し出射端より噴出され
ている。
の治療部位はもとより、例えば歯科領域などの歯槽膿漏
や根管治療など、さらに小さく限定された狭い間隙や小
さい部位でも治療が可能となる。
従来の構成では、通常の治療部位では特に問題はない
が、例えば歯科領域などの根管治療などの特殊な治療に
おいては、アシストガス14が出射端より強く噴出して
いると歯象牙細管部の知覚神経を刺激し、患者が痛みを
訴え治療困難になるなどの問題があった。このため、麻
酔が施行されるが、症状の程度により、初期の短時間の
みアシストガスを流さずにレーザ照射を行うことによ
り、歯象牙細管部が閉鎖され、その後は無痛にて治療が
可能にでる場合がある。そのためアシストガス流量を短
時間停止するか、流量調整が容易にできるレーザプロー
ブが強く要望されてきた。
で、微小部位へのレーザ照射が可能でアシストガス流量
を簡単に調節することができるレーザプローブを提供す
ることを目的とするものである。
め本発明は、光ファイバからなるレーザ導光路の出射端
部に、ハンドピースおよび中空導波路を備え、中空導波
路の先端部からアシストガスを流出するレーザプローブ
において、アシストガス通路の一部に、アシストガス用
穴を一個もしくは複数個設け、操作者が治療状況に応じ
アシストガス用穴を、手の指先で開閉することにより、
先端部から流出するアシストガス流量を調整出来るよう
にしたものである。
穴の数、または穴径により調整するようにしたものであ
る。
波路を脱着可能としたものである。
穴を、手の指先で開閉することにより、先端部から流出
するアシストガス流量を、治療状況に応じ容易に、かつ
任意に調整したり、停止することが可能となる。
により、アシストガス流量を数段階に調整することが可
能となり、症状に応じたより適切な治療が可能となる。
波路を脱着可能な構成とすることにより、ディスポーザ
ブルな使用形態が可能となり、レーザ照射による生体組
織からの飛散物による中空導波路の汚染を洗浄すること
ができ、損傷をうけた中空導波路を容易に取り替えるこ
とができる。
ついて、図面を参照しながら説明する。
ーブの構成を示す。図に示すように、1はレーザ光を導
く石英または銀ハライド材料などからなる光ファイバ
で、ハンドピース2は金属やプラスチックで形成され内
側に光ファイバ1を収納し、外側を手で支持し目的部位
にレーザ光を照射する。中空導波路3は光ファイバ1の
出射端前方に取り付けられ、先端が細くなるパイプ状に
形成され、内面を研磨あるいはメッキなどの表面処理を
施した金属チューブで構成されている。さらに、光ファ
イバ1の出射端部1aや中空導波路3の内面を冷却する
ためと、レーザ照射時に発生する生体組織からの飛散物
でファイバ1の出射端面1aが溶断しないように、ある
いは、中空導波路3の内面が汚損しにくいようにアシス
トガス(通常は空気)4が流通し出射端より噴出されて
いる。さらにアシストガス4の通路の一部にあたるハン
ドピース2の先端部には、アシストガス流量調整穴5が
設けられている。なお、このアシストガス流量調整穴5
は本発明の特許請求の範囲でいうアシストガス用穴の一
実施例に該当するものである。
を説明する。アシストガス流量調整穴5の穴径は、中空
導波路3から流出するアシストガス流量とアシストガス
流量調整穴5から流出する流量との分流比で決定されて
いる。例えば、アシストガスが流出する中空導波路3の
先端部の内径に比べ、アシストガス流量調整穴5の穴径
を非常に大きくしておけば、通常の状態では中空導波路
3からアシストガスをほとんど流出しなくなる。また、
アシストガス流量調整穴5を手の指先でふさぐことによ
り、アシストガスは全て中空導波路3から流出させるこ
とができる。
ーブの構成を図2(a),(b)に示す。
量穴としてアシストガス流量調整穴6,7を2ヶ所設け
たものである。図2(b)に示す構成は、アシストガス
流量穴としてアシストガス流量調整穴8をアシストガス
の流れる方向に長穴に形成したものである。図2
(a),(b)に示す構成は、いずれもアシストガス流
量調整穴を手の指先で順次ふさぐか、あるいは長穴を順
次ふさいでいくことにより、治療状況に対応したアシス
トガス流量に調整できるようにしたものである。この構
成によれば、アシストガス流量を数段階に調整すること
が可能となり、症状に応じた適切な治療を行うことがで
きる。またアシストガス流量調整穴の取付け位置は、ア
シストガス4の通路の一部で手の指先操作が可能な任意
の位置に設定することができる。
構成を図3に示す。本実施例では、中空導波路3の一端
にねじ加工部9を設け、ハンドピース2にねじ取付け構
造としたものであり、中空導波路3を脱着可能に構成す
ることにより、ディスポーザブルな構成が可能となる。
また、レーザ照射により生体組織などからの飛散物によ
り、中空導波路の汚れをクリーニングしたり、中空導波
路が損傷したときには容易にとり替えができる。
ーザプローブによれば、操作者がアシストガス用穴を手
の指先で開閉することにより、先端部から流出するアシ
ストガス流量を、治療状況に応じ容易に、かつ任意に調
整・停止することができる。
により、アシストガス流量を数段階に調整することがで
き、症状に応じたより適切な治療が可能となる。さら
に、レーザプローブ出射端部の中空導波路を脱着可能に
構成することにより、ディスポーザブルな使用形態が可
能となり、より衛生的になる。またレーザ照射による生
体組織からの飛散物による中空導波路の汚れを掃除して
除去することができ、寿命劣化による中空導波路の取り
替えも容易に行うことができる。
す断面図
断面図 (b)同別のレーザプローブの構成を示す断面図
す断面図
面図
Claims (3)
- 【請求項1】レーザ導光路の出射端部にハンドピースお
よび中空導波路を備え、前記中空導波路の先端部からア
シストガスを流出するレーザプローブにあって、前記ア
シストガス通路の一部に、アシストガス用穴を一個もし
くは複数個設けたレーザプローブ。 - 【請求項2】アシストガス流量をアシストガス用穴の
数、または穴径により調整する請求項1記載のレーザプ
ローブ。 - 【請求項3】中空導波路を脱着可能とした請求項1また
は請求項2記載のレーザプローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28799792A JP3286814B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | レーザプローブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28799792A JP3286814B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | レーザプローブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06133983A JPH06133983A (ja) | 1994-05-17 |
JP3286814B2 true JP3286814B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17724471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28799792A Expired - Lifetime JP3286814B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | レーザプローブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286814B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09243837A (ja) * | 1996-03-14 | 1997-09-19 | Hitachi Cable Ltd | レーザ導波路 |
KR100767768B1 (ko) * | 2006-12-13 | 2007-10-17 | 이종환 | 레이저 치료기용 핸드피스 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP28799792A patent/JP3286814B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06133983A (ja) | 1994-05-17 |
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Legal Events
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