JP3286804B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP3286804B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/72Combination of two or more compensation controls

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置に関し、
特にその露出制御,ホワイトバランス制御に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置の構成,動作について図
9に示すブロック図を用いて以下に説明する。
【0003】図9において、1は被写体の結像用レンズ
群であり、焦点距離が可変できるズームレンズ、3は入
射光量を制御する絞り羽根構造のアイリスや透過光量を
制御する液晶板などの絞り機構であり、ここではアイリ
スを用いた場合を示す。4は絞り機構3を駆動する駆動
モータ、5は駆動モータ4を駆動する絞り機構駆動手
段、6は入射した光を光電変換する撮像素子、7は撮像
素子6を制御し光電変換された信号を読み出すととも
に、信号の蓄積時間を制御するいわゆる電子シャッタ機
能を制御する撮像素子駆動手段、8は撮像素子6で光電
変換された信号をサンプリングし、信号を電気的に増幅
するオートゲインコントロール(以下AGCと記す)を
行うCDS/AGC手段、9はCDS/AGC手段8の
出力であるアナログ信号をデジタル信号に変換するアナ
ログ−デジタル変換手段、10はガンマ補正,色分離,
色差マトリクス等の処理を施した後、同期信号を加え標
準テレビジョン信号を生成するカメラ信号処理手段、1
1はカメラ信号処理手段10の出力信号をデジタル信号
状態からアナログ信号に変換するデジタル−アナログ変
換手段、12はカメラ信号処理手段10の前段から信号
を取り出し、電気的に画像拡大処理を施した後、カメラ
信号処理手段10に戻す電子的画像拡大処理手段、15
は絞り機構3や撮像素子6の電子シャッタ機能やCDS
/AGC手段8のAGCを制御して露出を制御する露出
制御手段や電子的画像拡大処理手段12を制御するマイ
クロコンピュータである。
【0004】前述の構成による撮像装置において、撮影
者が狙っている被写体を撮影者が意図する大きさに撮影
することを可能とする手段として、前記ズームレンズ1
の焦点距離を変化させて撮像素子6に結像する被写体の
大きさを光学的に制御する手段と、電子的画像拡大処理
手段12を用いて電気的に画像を拡大するいわゆる電子
ズーム機能がある。
【0005】更に撮像装置にはズームレンズ1や電子的
画像拡大手段12を用いて被写体の大きさを変化させた
場合や、様々な場所,様々な状況下で簡単な撮影で最適
な映像が得られることを可能とするために被写体の露出
状態を自動で最適な制御を行う自動露出制御手段やホワ
イトバランス状態を自動で最適化する自動ホワイトバラ
ンス制御手段等の撮影動作を補助する撮影動作補助手段
がある。
【0006】次に撮影動作補助手段の一つである自動露
出制御手段について説明する。
【0007】自動露出制御手段はマイクロコンピュータ
15の露出制御手段により図10に示す制御フローチャ
ートに従って制御される。まず露出データ検出部100
1で信号処理手段10の映像信号より被写体の明るさの
変化を検出する。ここでは露出データは電子的画像拡大
処理手段12の処理を行う前の信号を検出し、電子的画
像拡大処理を行った場合は拡大範囲に応じた映像信号だ
けをマイクロコンピュータ15の露出データ検出部10
01で検出する構成を示しているが、電子的画像拡大処
理手段12の処理を施した後の信号を検出するようにし
ても良い。露出データ検出部1001で検出した信号よ
り露出状態が適性か否かを判別し適正であれば(S11
02,YES)、現在の露出制御値をそのまま出力し
(S1009)、適正でない場合は(S1002,N
O)露出補正量演算部1003で露出データ検出部10
01の検出信号を基に、絞り機構手段3,撮像素子6の
蓄積時間を制御する電子シャッタ,CDS/AGC手段
9のAGCゲイン等の露出制御パラメータの選択および
各パラメータに対する露出補正量Cを演算する(S10
03)。次に適正値よりも明るければ(S1004,Y
ES)露出状態を暗くさせる露出制御値ダウン処理部1
006へ、適正値よりも暗ければ(S1004,NO)
露出状態を明るくさせる露出制御値アップ処理部100
5へと分岐し、各々露出制御値ダウン処理部1006,
露出制御値アップ処理部1005では現在出力している
露出制御値Eoに対して前記露出補正量演算部1003
で演算した露出補正量Cを補正した露出制御値Enを求
め、出力する露出制御値Eoを補正した露出制御値En
に更新する(S1007)ことで、常に被写体の明るさ
に追従して最適な露出になるように制御を行う。これに
より被写体の明るさが変化しても撮影者の手を煩わすこ
となく、自動で最適な露出制御を行う自動露出制御手段
が可能になる。
【0008】また自動ホワイトバランス制御手段も同様
に図11に示す制御フローチャートに従い信号処理手段
10の映像信号より被写体の色の変化を検出し(S11
01)、検出した信号よりホワイトバランス状態が適正
か否かを判別し適正であれば(S1102,YES)、
現在のホワイトバランス制御値をそのまま出力し(S1
105)、適正でない場合は(S1102,NO)ホワ
イトバランス補正を演算し(S1103)、色ゲイン制
御値を更新する(S1104)ことで被写体のホワイト
バランス状態が変化しても撮影者の手を煩わすことなく
自動で最適なホワイトバランス制御を行う。なお、ここ
では色データは電子的画像拡大処理手段12の処理を施
した後の信号を検出する構成を示しているが、電子的画
像拡大処理手段12の処理を施す前の信号を検出するよ
うにしても良い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年ズームレンズのズ
ーム倍率が高くなってきたことや電子的画像拡大手段の
確立により画像拡大率の高い撮影を行う機会が多くなっ
ているが、一方で画像拡大率の高い撮影では手振れなど
のわずかな撮像装置の変動に対しても画郭の変動が大き
くなり、撮像装置で捉えている被写体の明るさや色状態
が大きく変化する問題がある。すなわち、前述した自動
露出制御手段では常にズームレンズ1から入射してくる
被写体の明るさに応じて露出状態を制御しているため
に、画像拡大率の高い撮影でのわずかな画郭の変化に対
しても敏感に追従し、画面内に捉えようとしている主被
写体の明るさが変化する。
【0010】また自動ホワイトバランス制御も同様に画
郭の変化に対して敏感に追従するため、主被写体の露出
状態のみならずホワイトバランス状態も変化し大変見苦
しい映像になる。
【0011】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、画像拡大手段を用いて画像拡大を伴う撮影を
行っても違和感のない露出状態やホワイトバランス状態
を保った画像を得ることができる撮像装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、撮像装置を次の(1)〜(5)のとお
りに構成する。
【0013】(1)撮影光学系と、この撮影光学系の画
像を撮像する撮像素子と、この撮像素子の出力信号に処
理を施し所要の画像信号を生成する画像信号処理手段
と、前記撮像素子の露出状態を制御する露出制御手段
と、前記画像信号の画像の大きさを拡大する画像拡大手
段と、この画像拡大手段における画像拡大率が高くなる
に従い前記露出制御手段の応答性が遅くなるように制御
する制御手段とを備えた撮像装置。
【0014】(2)撮影光学系と、この撮影光学系の画
像を撮像する撮像素子と、この撮像素子の出力信号に処
理を施し所要の画像信号を生成する画像信号処理手段
と、前記画像信号のホワイトバランスを制御するホワイ
トバランス制御手段と、前記画像信号の画像の大きさを
拡大する画像拡大手段と、この画像拡大手段における画
像拡大率が高くなるに従い前記ホワイトバランス制御手
段の応答性が遅くなるように制御する制御手段とを備え
た撮像装置。
【0015】(3)画像拡大手段は、撮影光学系の焦点
距離可変機構である前記(1)または前記(2)記載の
撮像装置。
【0016】(4)画像拡大手段は、画像信号処理手段
の電子的画像拡大機構である前記(1)または前記
(2)記載の撮像装置。
【0017】(5)画像拡大手段は、撮影光学系の焦点
距離可変機構および画像信号処理手段の電子的画像拡大
機構である前記(1)または前記(2)記載の撮像装
置。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、ビデオカメラ,カメラ
一体型VTR等の形で実施することができる。撮影光学
系による画像拡大手段として、ピントを変えずに焦点距
離を連続的に変えられる“ズームレンズ”、焦点距離は
連続的に変えられるが焦点距離に応じてピントの変わる
“可変焦点レンズ”、焦点距離の異なる複数のレンズ切
り替える(タレット)“切替えレンズ”、更には焦点距
離の異なるレンズを互に交換する“交換レンズ”を用い
る形で実施できる。
【0019】以下本発明をズームレンズを用いたビデオ
カメラの例により詳しく説明する。
【0020】(実施例1)図1は実施例1である“ビデ
オカメラ”の構成を表すブロック図である。従来例と同
符号で示した部分は従来例と同様の機能を有する部分で
あり、映像信号を処理する過程は同様であり、本実施例
ではズームレンズ1の焦点距離を検出する焦点距離検出
手段が追加された点と、従来例のマイクロコンピュータ
にズームレンズ1の焦点距離および電子的画像拡大手段
12の拡大率に応じて露出制御の応答性を補正する補助
機能補正手段が追加されたマイクロコンピュータ13を
用いる点で異なり、内部処理は図2に示す制御フローチ
ャートに従って行われる。
【0021】次に本実施例では撮影動作補助手段として
露出制御手段を例に挙げ、露出制御手段の補助機能補正
手段の動作について図2に示す制御フローチャートに基
づいて説明する。
【0022】まず従来例と同様に露出データ検出部20
1で信号処理手段10の映像信号より被写体の明るさの
変化を検出し(S201)、検出した信号より露出状態
が適正か否かを判別し適正であれば(S202,YE
S)、現在の露出制御値をそのまま出力し(S20
9)、適正でない場合は(S202,NO)露出補正量
演算部203で露出データ検出部201の検出信号を基
に絞り機構3,撮像素子6の蓄積時間を制御する電子シ
ャッタ,CDS/AGC手段9のAGCゲイン等の露出
制御パラメータの選択および各パラメータに対する露出
補正量Cを演算する(S203)。
【0023】次に補助機能補正手段204では、画像拡
大率検出部204−1で焦点距離検出手段4の出力信号
からズームレンズ1の焦点距離および電子的画像拡大処
理手段12の拡大率から画像拡大率を検出し(S204
−1)、補正係数選択部204−2にはズームレンズ1
の焦点距離および電子的画像拡大処理手段に応じて露出
補正量演算部203で得られた露出補正量Cに対して補
正する補正係数のデータを格納した例えば図3に示すよ
うなルックアップテーブル(以下LUTと記す)を備
え、図3のLUTより検出した画像拡大率に応じた補正
係数kを選択し(S204−2)、補正演算部204−
3で C´=kC で表せる補正処理を行い、補正された露出補正量C´を
得る(S204−3)。
【0024】例えば画像拡大率検出部204−1で検出
した画像拡大率がズームレンズ1の焦点距離のWIDE
端の場合、補正係数選択部204−2では図3のLUT
のzoom1のデータである補正係数k=1が選択され
ることになり、露出補正量演算部203で得られた露出
補正量Cがそのまま出力される(S204)。しかし画
像拡大率がズームレンズ1の光学TELE端に変化した
場合、補正係数選択部204−2では図3に示すLUT
のzoom10のデータである補正係数k=0.5が選
択されることになり、露出補正量演算部203で得られ
た露出補正量Cが1/2に補正された値C´が出力され
る(S204)。これにより露出データ検出部201で
検出した被写体の明るさの変化が画像拡大率の低いWI
DE側と画像拡大率の高いTELE側とで同じであって
も、それに対する1回のフローで行う露出制御量はWI
DE側とTELE側で異なり、画像拡大率の高いTEL
E側の方が被写体の変化に対する追従性が遅くなる。
【0025】更に電子的画像拡大手段12を用いた場合
も同様に、例えば電子的画像拡大処理手段12を図12
に示す制御フローチャートのように、ズームレンズ1が
光学TELE端に達した(S1204,YES)後、電
子的拡大処理手段12により更に画像拡大を行うように
した場合(S1209)、図3に示すLUTのように光
学ズーム領域に続いてzoom11〜zoom13のデ
ータのような電子的画像拡大手段の拡大率に応じた補正
係数を備えれば良い。なお電子的画像拡大手段はマイク
ロコンピュータ13により制御されるため、画像拡大率
はマイクロコンピュータ13により容易に検出すること
ができる。
【0026】露出補正量C´(図2参照)が得られる
と、従来例と同様に適正値よりも明るければ(S20
5,YES)露出状態を暗くさせる露出制御値ダウン処
理部207へ、適正値よりも暗ければ(S205,N
O)露出状態を明るくさせる露出制御値アップ処理部2
06へと分岐し、各々露出制御値ダウン処理部207,
露出制御値アップ処理部206では現在出力している露
出制御値Eoに対して露出補正量C´を補正した露出制
御値Enを求め、出力する露出制御値Eoを補正した露
出制御値Enに更新する(S206,S207,S20
8)ことで、常に被写体の明るさに追従して最適な露出
になるように制御を行う。
【0027】以上の制御により画像拡大率の高いTEL
E側で撮影を行っても、露出制御量の変化がWIDE側
より遅くなるので、手振れ等による画郭の変化が多少生
じても露出状態が敏感に変化することはなく、画面内に
捉えようとしている主被写体の明るさが常に安定した画
像が得られる。
【0028】(実施例2)実施例2のハードウエアの構
成は実施例1と同様であり、図1のマイクロコンピュー
タ13の内部の露出制御手段が異なるだけである。
【0029】次に本実施例の特徴である補助機能補正手
段の動作について図4の制御フローチャートに基づいて
説明する。
【0030】まず従来例と同様に露出データ検出部40
1で信号処理手段10の映像信号により被写体の明るさ
の変化を検出し、検出した信号より露出状態が適正か否
かの判別をし、適正状態であれば(S402,YES)
そのまま現在の露出制御値Eoを出力し(S411)、
不適性の場合は(S402,NO)本実施例の補助機能
補正手段403の処理を行う。補助機能補正手段403
では画像拡大率検出部403−1でズームレンズ1の焦
点距離および電子的画像拡大処理手段12の拡大率を検
出し、制御間隔選択部403−2で画像拡大率検出部4
03−1で検出した拡大率に応じて図5の本実施例のL
UTより制御間隔Wを選択する。図5のLUTデータは
1フィールドの時間を最少単位として備えている。次に
時間をカウントするタイムカウント手段の値Tと図5に
示すLUTより選択した制御間隔Wとを比較しタイムカ
ウント手段の値Tが選択した制御間隔Wに達すると(S
403−3,YES)従来例と同様の露出データ検出部
401で検出した被写体の明るさの変化に応じて露出制
御値の演算処理を行い、被写体の制御間隔Wに満たない
場合は(S403−3,NO)露出制御値は更新されな
い(S411)。
【0031】このようにして、露出データ検出部401
で検出した被写体の明るさの変化が生じた場合、画像拡
大率が低いWIDE側では露出制御はレスポンスの早い
制御で適正状態に補正が行われるが、画像拡大率が高い
TELE側では被写体の明るさの変化を検出しても露出
制御間隔をあけ、レスポンスの遅い露出制御を行い、追
従性を遅くすることで、画像拡大率が高い撮影時におい
て、手振れ等による画郭の変化が多少生じても露出状態
が敏感に変化することは無く、画面内に捉えようとして
いる主被写体の明るさが常に安定した画像が得られる。
【0032】(実施例3)図6は実施例3の構成を表す
ブロック図である。
【0033】実施例1,実施例2では画像拡大率に応じ
て露出制御値だけを補正する実施例を説明したが、実施
例3ではホワイトバランス制御値に対しても補正を行
う。
【0034】図3は実施例1に対して画像拡大率に応じ
てホワイトバランス制御値を補正する手段が追加された
ものである。露出制御に関しては実施例1で説明した動
作と同様である。
【0035】次に本実施例の特徴である補助機能補正手
段の動作をマイクロコンピュータ14のホワイトバラン
ス制御フローチャートを示す図7に従って説明する。
【0036】まず色データ検出部701で前記信号処理
手段10の映像信号より被写体の色の変化を検出し、検
出した信号よりホワイトバランス状態が適正か否かを判
別し適正であれば(S702,YES)、現在のホワイ
トバランス制御値をそのまま出力し(S708)、適正
でない場合(S702,NO)は補助機能補正手段70
3の処理を行う。補助機能補正手段703では画像拡大
率検出部703−1でズームレンズ1の焦点距離および
電子的画像拡大処理手段12の拡大率を検出し、制御間
隔選択部703−2で前記画像拡大率検出部703−1
で検出した拡大率に応じて図8に示す本実施例のLUT
より制御間隔Wを選択する。図8のLUTデータは1フ
ィールドの時間を最少単位として備えている。次に時間
をカウントするタイムカウント手段の値TとLUTより
選択した制御間隔Wとを比較し、タイムカウント手段の
値Tが選択した制御間隔Wに満たない場合は(S703
−3,NO)色ゲイン制御値は更新されないでホワイト
バランス状態は保持されたままである(S708)。し
かしタイムカウント手段の値Tが選択した制御間隔Wに
達すると(S703−3,YES)色データ検出部70
1で検出した被写体の色情報の変化に応じて、信号処理
手段10内部の赤色(R),青色(B)の色ゲインを制
御する色ゲイン制御手段の色ゲイン補正量を演算し(S
706)、色ゲイン制御値が更新され(S707)、被
写体の色情報の変化に追従してホワイトバランス状態が
変化する(S708)。
【0037】以上のホワイトバランス制御により色デー
タ検出部701で検出した被写体の色の変化が画像拡大
率の低いWIDE側と画像拡大率の高いTELE側とで
同じであっても、それに対する色ゲイン制御量はWID
E側とTELE側で異なり、画像拡大率の高いTELE
側の方が被写体の変化に対する追従性が遅くなり、手振
れ等により画郭が変動して被写体の色状態の変化が大き
くても安定したホワイトバランス制御が行われる。
【0038】更に電子的画像拡大処理手段12を用いた
場合も同様に、図8に示すLUTのように電子的画像拡
大手段の拡大率に応じた補正係数による補正が行われ
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ズームレンズ,電子的画像拡大手段等を用いて画像拡大
を伴う撮影を行っても違和感のない露出状態,ホワイト
バランス状態を保った画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示すブロック図
【図2】 実施例1の露出制御手段の制御フローチャー
【図3】 実施例1で用いるルックアップテーブル
【図4】 実施例2の露出制御手段の制御フローチャー
【図5】 実施例2で用いるルックアップテーブル
【図6】 実施例3の構成を示すブロック図
【図7】 実施例3のホワイトバランス制御手段の制御
フローチャート
【図8】 実施例3で用いるルックアップテーブル
【図9】 従来例の構成を示すブロック図
【図10】 従来例の露出制御手段の制御フローチャー
【図11】 従来例のホワイトバランス制御手段の制御
フローチャート
【図12】 画像拡大手段の制御フローチャート
【符号の説明】
1 ズームレンズ 3 アイリス 6 撮像素子 10 信号処理手段 12 電子的画像拡大処理手段 13 マイクロコンピュータ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系と、この撮影光学系の画像を
    撮像する撮像素子と、この撮像素子の出力信号に処理を
    施し所要の画像信号を生成する画像信号処理手段と、前
    記撮像素子の露出状態を制御する露出制御手段と、前記
    画像信号の画像の大きさを拡大する画像拡大手段と、こ
    の画像拡大手段における画像拡大率が高くなるに従い前
    記露出制御手段の応答性が遅くなるように制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 撮影光学系と、この撮影光学系の画像を
    撮像する撮像素子と、この撮像素子の出力信号に処理を
    施し所要の画像信号を生成する画像信号処理手段と、前
    記画像信号のホワイトバランスを制御するホワイトバラ
    ンス制御手段と、前記画像信号の画像の大きさを拡大す
    る画像拡大手段と、この画像拡大手段における画像拡大
    率が高くなるに従い前記ホワイトバランス制御手段の応
    答性が遅くなるように制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 画像拡大手段は、撮影光学系の焦点距離
    可変機構であることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 画像拡大手段は、画像信号処理手段の電
    子的画像拡大機構であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 画像拡大手段は、撮影光学系の焦点距離
    可変機構および画像信号処理手段の電子的画像拡大機構
    であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    撮像装置。
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