JP7086155B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents
画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び、プログラム Download PDFInfo
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光学部材を通過した被写体の光学像を撮像素子が光電変換することによって生成された、時間軸方向に連続する画像を取得する取得手段と、
前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれの画像における歪曲収差を補正する補正手段と、
前記補正手段が用いる補正値を算出する補正値算出手段と、
を有し、
前記補正値算出手段は、
前記光学部材の状態に対応する歪曲収差の補正値のうち、歪曲収差を補正した後に当該補正後の画像を歪曲収差の補正前の画像と同じサイズにするために必要とされる拡大率が最大となる補正値に対応する、前記拡大率を算出し、
前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれの画像に対して、前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれにおける前記光学部材の状態に応じた歪曲収差の補正値に、前記拡大率を加算した第2の補正値を求め、
前記補正手段は、前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれの画像に対して得られた前記第2の補正値を用いて、前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれの画像における歪曲収差を補正することを特徴とする。
以下、発明の第1の実施形態について、主として周辺光量補正を行なう場合について説明する。図1は、発明の実施形態に係る撮像装置100の構成の一例を示すブロック図である。当該撮像装置100は、例えばデジタルカメラ、デジタルビデオカメラとして実現することができる。また、それ以外に、例えばパーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、PDA、タブレット端末、携帯型メディアプレーヤなど、撮像機能を有する任意の情報処理端末或いは撮像装置として実現することもできる。なお、図1は、デジタルカメラ等として機能する場合を考慮して光学部材であるレンズユニット10を含む構成を示した。しかし、発明の実施形態として、撮像装置100が、一眼レフのデジタルカメラのように交換レンズが取り付け可能に構成されている場合、交換レンズがレンズユニット10に相当する。この場合、レンズユニット10は撮像装置100の構成要素からは除外される。
ここでは、像高hに対する当初の補正値の関数をF(h)、求めるシステム制約を加味した補正値の関数をG(h)とする。また、最大補正値を規定する像高をhmaxとする。
そこで、V'(h)を目標値として周辺光量補正を行えば、同一のレンズユニット10と撮像装置100の組み合わせであれば、絞り値、焦点距離、焦点位置の任意の組み合わせについて周辺の明るさを統一できる。そこで補正値算出部23は、S503おいて目標値としてV'(h)を記録する。
R(h)はS405で取得したレンズ状態情報に対応する状態をレンズユニット10が有する場合に想定される、現フレームの画像特性値(周辺光量落ち特性)を示す。このとき、現フレームでの周辺光量補正にR(h)の逆数で算出される図7(b)の補正値T(h)を適用すると、前述の動画品位の低下を招くおそれがある。そこで、S403で設定した目標値V'(h)になるような下記式3で定義される補正値T'(h)を適用する。
上記T'(h)を提供することにより、周辺光量補正後のフレーム画像は、常に図6(c)に示す特性を有する。よって、AE制御やユーザ操作により、レンズユニット10の状態がリアルタイムに変化した場合であっても、動画としてのチラつきを最大限抑えることが可能となる。
以下、発明の第2の実施形態について、主として歪曲収差補正を行なう場合について説明する。本実施形態における撮像装置100の構成は、実施形態1に示したものと同様であるため、詳細な説明は省略する。また、それ以外の構成についても、実施形態1と重複または対応する部分については説明を省略し、本実施形態に特有の部分については、必要に応じて実施形態1における図および符号を流用して説明する。
このように拡大率βを補正値D(h)に加算することで、βが適用補正値の初期値となる。これにより、樽型歪の場合にもS403で算出した拡大率が適用される。図9を参照して説明したように、樽型歪の場合も、図9(c)の内接矩形を設定した後、縮小処理を行なって元の画像サイズに設定しているが、式4のように歪変換の際に画像中心の拡大率をβに設定して予め拡大しておくことにより、最後の縮小処理の影響を相対的に低減することができる。これにより、装着されたレンズユニット10の状態が変化した場合でも画面中央の像倍率をほぼ一定に保つことができる。また、以上の補正値の算出及び、算出した補正値に基づく歪曲収差補正を動画撮影が終了するまで継続することで、像倍率変動の少ない動画の生成が可能となる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (6)
- 光学部材を通過した被写体の光学像を撮像素子が光電変換することによって生成された、時間軸方向に連続する画像を取得する取得手段と、
前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれの画像における歪曲収差を補正する補正手段と、
前記補正手段が用いる補正値を算出する補正値算出手段と、
を有し、
前記補正値算出手段は、
前記光学部材の状態に対応する歪曲収差の補正値のうち、歪曲収差を補正した後に当該補正後の画像を歪曲収差の補正前の画像と同じサイズにするために必要とされる拡大率が最大となる補正値に対応する、前記拡大率を算出し、
前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれの画像に対して、前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれにおける前記光学部材の状態に応じた補正値に、前記拡大率を加算した第2の補正値を求め、
前記補正手段は、前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれの画像に対して得られた前記第2の補正値を用いて、前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれの画像における歪曲収差を補正することを特徴とする画像処理装置。 - 前記光学部材によって生じる糸巻歪みの程度が最大となるときに、前記拡大率が最大となることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記光学部材の状態には、少なくとも、絞り、焦点距離、及び、焦点位置に関する状態が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記撮像素子を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 光学部材を通過した被写体の光学像を撮像素子が光電変換することによって生成された時間軸方向に連続する画像の、それぞれの画像における歪曲収差を補正する画像処理装置の制御方法において、
前記光学部材の状態に対応する歪曲収差の補正値のうち、歪曲収差を補正した後に当該補正後の画像を歪曲収差の補正前の画像と同じサイズにするために必要とされる拡大率が最大となる補正値に対応する、前記拡大率を算出する工程と、
前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれの画像に対して、前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれにおける前記光学部材の状態に応じた補正値に、前記拡大率を加算した第2の補正値を求める工程と、
前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれの画像に対して得られた前記第2の補正値を用いて、前記時間軸方向に連続する画像のそれぞれの画像における歪曲収差を補正する工程と、
を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置における取得手段、補正手段及び補正値算出手段として動作させるためのプログラム。
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