JP2016163072A - 画像処理装置、撮像装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、撮像装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】歪曲収差が残存する画像データに対して精度の高い歪曲収差の補正を可能とするためのデータを提供することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像データに生じた収差を補正するために予め取得した補正データを低減した第1の補正データを生成し、この第1の補正データを用いて画像データに生じた収差を補正する。予め取得した補正データと、第1の補正データの差分に応じた第2の補正データを生成し、収差の補正が行われた画像データと、第2の補正データを出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置の光学系に起因する収差を補正する画像処理機能に関するものである。
デジタルカメラやビデオなどの撮像装置で撮像されて生成される画像データは、この撮像装置の撮像レンズユニットなどの光学系を原因とする収差が生じる。例えば、収差の一つである歪曲収差を補正するためには、画像データ上の光学系の中心位置から結像した光学像の着目点までの距離である像高に応じた補正データに基づいて、画像データを変形させる必要がある(例えば、特許文献1を参照)。
この光学的な劣化を復元するための補正データは、撮像装置の光学系の設計値から演算により求めることができる。
歪曲収差が生じていない場合の着目画素の像高をY0、歪曲収差が生じている状況下でのこの着目画素の像高をYとすると、像高Y0に対応する歪曲収差の特性Dを用いて、像高Y0と像高Yは次の式(1)で表すことができる。
Y=Y0+Y0×D ・・・(1)
この式(1)を変形することで、歪曲収差の特性Dを次の式(2)で表すことができる。
D=(Y−Y0)/Y0 ・・・(2)
多くのデジタルカメラでは、撮影した画像データは、所謂RAW画像データとして出力するか、JPEGとして出力するか、あるいは両方を出力するかを選択することが可能である。一般的に、JPEG画像データには、ホワイトバランス、色補正、ガンマ補正、ノイズ補正、および、収差補正などの処理が適用され、RAW画像データにはこれらの処理が適用されない。
JPEG画像データに対して収差の補正処理を適用する場合、レンズ固体のばらつきによる過補正を考慮して、理想的な補正データよりも値を小さくした補正データを用いて補正処理を行う場合が多い。
図6は歪曲収差が生じている画像データと、歪曲収差の補正処理を行った画像データを説明するための図である。画像データ600は歪曲収差が生じていない理想的な画像データを示し、画像データ601は歪曲収差が生じている画像データを示す。画像データ602は歪曲収差の補正処理を行ったが歪曲収差が残存している画像データを示す。歪曲収差には、方形が樽型に変形する樽型の歪曲収差と、これとは逆に方形が糸巻き型に変形する糸巻き型の歪曲収差が存在する。画像データ601には樽型の歪曲収差が生じている。
ユーザーが撮像した画像データをRAW画像データで保存することを選択したのであれば、画像データ601の状態のRAW画像データが保存される。また、JPEG画像データで保存することを選択したのであれば、歪曲収差の補正処理を行った画像データ602の状態のJPEG画像データが保存される。上述したように、カメラ内で処理を行う場合には、理想的な補正データよりも値を小さくした補正データを用いて収差の補正処理を行うため、画像データ602には樽型の歪曲収差が残存する。
このような歪曲収差が残存するJPEG画像データに対して、ユーザーが、パーソナルコンピュータに搭載された画像処理機能を有するアプリケーションを用いて、残存する歪曲収差をさらに低減するように補正処理を行うことが考えられる。アプリケーションで歪曲収差を行う場合には、実際の効果を確認しながら作業ができ、仮に過補正となった場合であっても後から歪曲収差の補正量を調整することができる。よって、アプリケーションで歪曲収差を行う場合には過補正を気にする必要はない。
特開2011−130381
アプリケーションでRAW画像データに対して歪曲収差の補正処理を行う場合には、理想的な補正データを読み出してそのまま適用することで、歪曲収差を強く抑制した画像データを生成することができる。
しかしながら、JPEG画像データのように、既に、理想的な補正データを弱めた補正データを用いて歪曲収差の補正処理が行われた画像データは、機種によって補正データを弱める程度が一定ではない。そのため、残存する歪曲収差がどの程度なのかを判断することができない。このように、JPEG画像データに残存する歪曲収差を適切に補正することは容易ではない。
また、この補正残りを解消するため、JPEG画像データに対して、適用された補正データを用いて歪曲収差の補正処理の逆変換を行い、歪曲収差が生じている画像データを復元する方法が考えられる。しかしながら、補正データを補間するときのアルゴルに差の影響や、現像処理における各色成分の信号の補間処理の影響などによって、元の歪曲収差が生じている状態を精度良く復元することは困難である。
本発明は、このような課題に鑑みて、歪曲収差が残存する画像データに対して精度の高い歪曲収差の補正を可能とするためのデータを提供することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、収差が生じた画像データを取得する取得手段と、収差を補正するために予め取得した補正データを低減した第1の補正データを生成する第1の生成手段と、第1の補正データを用いて画像データに生じた収差を補正する補正手段と、第1の生成手段が予め取得した補正データと、第1の補正データの差分に応じた第2の補正データを生成する第2の生成手段と、補正手段による補正が行われた画像データと、第2の補正データを出力する出力手段を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、歪曲収差が残存する画像データに対して精度の高い歪曲収差の補正を可能とするためのデータを提供することができる画像処理装置を提供することができる。
発明の画像処理装置の一例としてのデジタルカメラの構成を示す図である。 画像処理回路16の内部構成を概略的に示す図である。 画像処理回路16の処理を示すフローチャートである。 追加補正データ処理のフローチャートである。 歪曲収差の像高に応じた補正データを示す図である。 歪曲収差が生じている画像データと、歪曲収差の補正処理を行った画像データを説明するための図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の画像処理装置の一例としてのデジタルカメラの構成を示す図である。本実施形態ではデジタルカメラを例として説明を行うが、画像データに対して、補正レベルを調整(低減)した収差の補正処理を行うことができる機能を有していれば、デジタルカメラに限定されるものではない。ビデオ、あるいは、収差補正を行うアプリケーションを搭載したパーソナルコンピュータやスマートフォンなどの携帯型電子機器に対しても本発明を適用することは可能である。
撮像素子12は、収差の原因となる撮像レンズユニット10を通過した光学像を電気信号に変換し、A/D変換器14は撮像素子12のアナログ信号出力をデジタル信号に変換する。画像処理回路16は、A/D変換器14から受けった画像データ或いはメモリ制御回路20から受け取った画像データに対して所定のデモザイク処理や色変換処理を行う。メモリ制御回路20は、A/D変換器14および画像処理回路16を制御する。A/D変換器14のデータが画像処理回路16やメモリ制御回路20を介して、あるいはA/D変換器14のデータが直接メモリ制御回路20を介して、画像表示メモリ26あるいはメモリ28に書き込まれる。
画像表示メモリ26に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器22を介して、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)から成る表示回路24により表示される。表示回路24を用いて、動画として連続的に撮像された画像データを逐次表示すれば、ライブビュー機能を実現することが可能である。
メモリ28は撮影した所定枚数の静止画像データや所定時間の動画像データを格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像データを連続して撮影する連写撮影の場合にも、高速かつ大量の画像データ書き込みをメモリ28に対して行うことが可能となる。また、メモリ28はシステム制御回路32の作業領域としても使用することが可能である。
システム制御回路32はデジタルカメラ100全体を制御する。シャッタースイッチ34(SW1)は、不図示のシャッターボタンを1段目まで押しこむとオンとなる。シャッタースイッチ34がオンとなることで、システム制御回路32はAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、およびEF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。シャッタースイッチ36(SW2)は、不図示のシャッターボタンを2段目まで押しこむとオンとなり、システム制御回路32は、記録媒体を含む記録部30に画像データを書き込む記録処理という一連の撮影処理の動作開始を指示する。この撮影処理では、撮像素子12から読み出した画像データが、A/D変換器14、メモリ制御回路20を介して、画像処理回路16やメモリ制御回路20によって現像処理が行われてから圧縮処理が行われ、さらに記録部30に書き込まれる。
図2に、画像処理回路16の内部構成を概略的に示す。入力部201は、A/D変換器14から画像データを受け取る。補正データ生成回路202は、メモリ28に予め記憶されているレンズデータ110を受け取るともに、システム制御回路32から、画像データを生成した際の焦点距離、撮影距離、および絞りなどの撮像レンズユニット10の光学系の設定値を受け取る。補正データ生成回路202は受け取った設計値に基づいて、レンズデータ110から対応するデータを読み出し、第1の補正データを生成する。
現像処理回路203は、画像データにホワイトバランス、色処理、およびガンマ処理などを含む現像処理を行う。光学補正処理回路204は、現像処理回路203で得られた画像データに対して、歪曲補正や倍率色収差補正などの収差の補正処理を行う。追加補正データ生成回路205は、収差の補正処理が行われたJPEG画像データに対して追加の収差の補正処理を行う場合に必要な第2の補正データを生成する。出力部206は、光学補正処理回路204で補正処理が行われた画像データに対し、メタデータの生成や圧縮処理などのエンコード処理を行って、画像データを出力する。
図3は、画像処理回路16の処理を示すフローチャートである。なお、図3および図4ではステップをSと示している。
撮影が開始されると、ステップ301において、入力部201がA/D変換器14から画像データを受け取る。また、補正データ生成回路202が、システム制御回路32から画像データを生成した際の焦点距離、撮影距離、および絞りなどの撮像レンズユニット10の光学系の設定値を受け取る。この画像データは、図6の601に示すように、歪曲収差が生じた画像データである。歪曲収差は、撮像レンズユニット10の光学系の設定値によってその形状や程度が異なる。
ステップ302において、補正データ生成回路202が、撮像レンズユニット10のレンズデータ110をメモリ28から取得する。本実施形態において、レンズデータ110は、歪曲収差、倍率色収差、および周辺減光(シェーディング)の収差データを含んでいる。これらの収差データは、撮影距離、焦点距離、絞り、および像高の離散的な位置に対して、光学設計値から算出されるものとする。
ステップ303において、補正データ生成回路202は、ステップ301で取得した撮像レンズユニット10の光学系の設定値およびステップ302で取得したレンズデータ110から、画像データに適用する第1の補正データを算出する。レンズデータ110は、撮影距離、焦点距離、絞り、および像高の離散的な位置に対応する補正データを保持しており、離散的な位置以外に対応する補正データは、近傍に位置する離散的な位置の補正データを補間することによって算出する。
図5は、像高(画像データ上の光学系の中心位置から結像した光学像の着目点までの距離)に対する歪曲収差の補正データを示す図である。この図5は、式(2)で示した歪曲収差の特性Dを用いて、(1/(1+D))で表すことができる。図5のうち、四角で表される像高に対応する補正データがレンズデータ110に予め記憶された補正データに該当し、それ以外の像高の補正データは、レンズデータ110に予め記憶された補正データを用いて補間することによって算出される。
この図5に示す補正データに補正割合Kを掛けた値を、JPEG画像データに適用される第1の補正データとする。すなわち、JPEG画像データに適用される第1の補正データは(K×1/(1+D))で表すことができる。この補正割合Kは、撮像レンズユニットの種類や焦点距離に応じて変更することができる。例えば、収差の多い撮像レンズユニットを用いた場合や焦点距離を広角側にした場合は、補正割合Kを0.90〜0.99程度とする。反対に、収差の少ない撮像レンズユニットを用いた場合や焦点距離を至近側にした場合は、補正割合Kを0.00〜0.10程度とする。また、この補正割合Kはスライダーなどのユーザーインターフェースを表示回路24に表示して、ユーザーが任意の値に調整可能なように構成してもよい。
ステップ304において、システム制御回路32によって、JPEG画像データを記録する設定がなされている場合には、ステップ305に進む。
ステップS305において、光学補正処理回路204は、ステップ301で取得した画像データに対して、ステップ303で算出した第1の補正データを用いて歪曲収差の補正処理を行う。
図5を用いて歪曲収差の補正処理の具体的な方法を説明する。図5の実線が樽型の歪曲収差に対する補正データであり、点線が糸巻き型の歪曲収差に対する補正データである。画像データを構成する各画素の座標を、図5の補正量に従ってシフトさせた座標を求め、求めた座標に対応する画素の値を求める。
例えば、歪曲収差の補正処理後の画像データの中心座標を原点とし、この画像データ中のある画素aの座標を(Xa、Ya)とする。このとき、歪曲収差の補正処理後の画素aの値は、歪曲収差の補正処理前の画像データの座標(Xa×γa×cosα、Ya×γa×sinα)の画素の値に一致することになる。ここで、γaは、画素aの像高hに対応する歪曲収差の補正データであり、αは画素aと原点を結ぶ線分と原点を通る水平方向の軸とがなす角度である。このように、歪曲収差に対して補正処理を行うためには、補正対象とする画素の像高を算出する必要がある。なお、各画素に対応した像高hは、pを画像データの画素ピッチとすると、下記の式(3)により算出することができる。
h=(Xa^2+Ya^2)^0.5×p ・・・(3)
なお、撮像レンズユニット10の光軸と撮像素子の中心位置にずれがあり、そのシフト量を把握できている場合には、画像データの中心座標からこのシフト量だけずらした位置を原点としてもよい。
座標(Xa×γa×cosα、Ya×γa×sinα)が画像データ上の画素の重心と一致しない場合は、座標(Xa×γa×cosα、Ya×γa×sinα)の近傍に位置する各色成分の画素の値を補間して、この座標の各色成分の画素の値を求める。
ステップ306において、追加補正データ生成回路205は、ステップ303で算出した補正データから、第2の補正データである追加補正データを生成する。このステップ306における追加補正データ処理のフローチャートを図4を用いて説明する。
ステップ401において、追加補正データ生成回路205は、歪曲収差の補正残り量を算出する。補正残り量は、補正割合Kを掛ける前の補正データと、補正割合Kを掛けた後の補正データの差分であるから、((1−K)×1/(1+D))で表すことができる。
ステップ402において、ステップ401で算出した補正残り量を、各像高に対応した補正データに変換する。
ステップ403において、現像特性を考慮して追加補正データの調整を行う。JPEG画像データは色ノイズ緩和処理などの影響により収差が少なくなっている場合などがある。そのため、例えば、色ノイズ緩和処理を強めに適用する設定であるならば、ステップ402で変換された追加補正データの値を70〜90%程度に抑えるように調整し、第2の補正データとする。そして、ステップ307に進む。
ステップ304に戻り、RAW画像データを記録することが選択されている場合には、画像データに歪曲収差の補正処理を適用しないため、ステップ305および306を飛ばしてステップ307に進む。
ステップ307において、JPEG画像を記録する設定がなされている場合には、出力部206は、ステップ305で取得した歪曲収差の補正処理が行われた画像データに、ステップ306で生成した第2の補正データを付与、あるいは、メタデータ等に書き込む。そして、第2の補正データが付与、あるいは、書き込まれた画像データを出力する。RAW画像を記録する設定がなされている場合には、ステップS301で取得した画像データに、レンズデータ110を付与、あるいはメタデータに書き込んで出力する。
このように構成することで、出力部206から出力されたJPEG画像データを、別のアプリケーションで処理する場合には、このJPEG画像データに付与された第2の補正データを用いることで、残存する歪曲収差を高い精度で補正することが可能となる。
なお、本実施形態では収差の一例として歪曲収差を例にあげて説明をおこなったが、倍率色収差や周辺減光についても同様の処理を行うことが可能である。ただし、倍率色収差の補正残りを補正する場合は、JPEG画像データのYUV信号をRGB信号に変換してから、倍率色収差用の追加補正データを用いて補正を行う必要がある。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
201 入力部
202 補正データ生成回路
203 現像処理回路
204 光学補正処理回路
205 追加補正データ生成回路
206 出力部

Claims (11)

  1. 収差が生じた画像データを取得する取得手段と、
    前記収差を補正するために予め取得した補正データを低減した第1の補正データを生成する第1の生成手段と、
    前記第1の補正データを用いて前記画像データに生じた収差を補正する補正手段と、
    前記第1の生成手段が予め取得した前記補正データと、前記第1の補正データの差分に応じた第2の補正データを生成する第2の生成手段と、
    前記補正手段による補正が行われた前記画像データと、前記第2の補正データを出力する出力手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記出力手段は、前記補正手段による補正が行われた前記画像データに、前記第2の補正データを付与、あるいは書き込むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記予め取得した補正データは、前記画像データを生成する際に用いた光学系の設計値に基づく補正データであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記出力手段は、前記補正手段が前記収差の補正を行わない画像データに対しては、前記第2の補正データを出力せずに、前記補正手段による補正が行われた前記画像データを出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記出力手段は、前記補正手段が前記収差の補正を行わない画像データに対しては、前記画像データと、前記予め取得した補正データを出力することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記第2の生成手段は、前記画像データに行われる色ノイズ緩和処理に応じて、前記第1の生成手段が取得した前記補正データと前記第1の補正データの差分で得られた値を低減することで、前記第2の補正データを生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記収差は、歪曲収差、倍率色収差、および周辺減光の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記収差は歪曲収差であり、
    前記第1の生成手段は、前記画像データを生成する際に用いた光学系の焦点距離に応じて、予め取得した補正データを低減する程度を異ならせることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記収差の原因となる光学系と、
    前記画像データを生成する撮像手段を有することを特徴とする撮像装置。
  10. 第1の生成手段が、画像データに生じた収差を補正するために予め取得した補正データを低減した第1の補正データを生成する工程と、
    補正手段が、前記第1の補正データを用いて前記画像データに生じた収差を補正する工程と、
    第2の生成手段が、前記第1の生成手段が取得した補正データと、前記第1の補正データの差分に応じた第2の補正データを生成する工程と、
    前記補正手段による補正が行われた前記画像データと、前記第2の補正データを出力する工程を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  11. コンピュータを請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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