JP2016010080A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】回復フィルタに含まれる複数の劣化要因うち、不適合が生じることなく復元可能な劣化要因については回復を行うことを目的とした画像処理装置および方法、並びにプログラムを提供すること。【解決手段】互いに光学特性が異なる複数の光学機器に対応するOTFデータを保持するOTFデータ記憶手段と、前記OTFデータに基づく回復フィルタを生成する回復フィルタ生成手段と、前記光学機器毎に個別の回復フィルタを生成する個別回復フィルタ生成ステップと、前記個別の回復フィルタを適用した結果に生じた不適合の分布情報を作成する分布生成手段と、前記分布情報に基づいて共通の回復フィルタを生成る共通回復フィルタ生成ステップと、前記共通回復フィルタを用いて画像回復処理を行う画像回復処理手段と、を有することを特徴とする構成とした。【選択図】 図2
Description
本発明は、撮像光学系に起因する画質劣化を低減する画像処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどの撮像装置は、被写体からの光を撮影レンズなどで構成される撮像光学系によって電荷結合素子(CCD)やCMOSセンサなどの撮像デバイスに導いて、被写体画像に対応する電気信号を取得する。そして、この電気信号をアナログ-ディジタル(AD)変換し、デモザイキング処理することで被写体の画像データが得られる。
撮像光学系は、光の波長によって屈折率が異なり、光の波長によって結像にずれが生じる。この画像劣化は収差と呼ばれる。結像のずれ方により、色のずれ、像の流れ、解像感の低下など様々な画像劣化が生じる。このような画像劣化を補正するために、撮像光学系の特性を予めデータ化して、この特性データに基づき、劣化した画像を補正する方法が知られている(例えば特許文献1)。
劣化した画像の補正処理は、像高ごと、または、画像の部分ごとに撮像光学系の特性値を得て、この特性値に基づく空間フィルタを適用して劣化前の信号値を復元する。この特性値は、例えば点像分布関数(PSF、Point Spread Function)と呼ばれる関数で表現することができる。PSFは、被写体の一点が、どのような広がりをもつ像として写像されるかを示す。例えば、暗黒化で体積が非常に小さい発光体を撮影した場合の撮像センサ面における光の二次元分布が、撮像に使用した撮像光学系のPSFに相当する。PSFを得るには、必ずしも、点光源のような被写体を撮影する必要はなく、例えば白黒のエッジを有するチャートを撮影し、撮影画像からチャートに対応した計算方法によってPSFを求める方法が知られている。また、撮像光学系の設計データからPSFを算出することも可能である。
点像分布関数(以下、PSF)をフーリエ変換することにより得ることができる光学伝達関数(OTF、Optical Transfer Function)は、収差の周波数空間における情報である。この光学伝達関数(以下、OTF)は複素数で表すことができ、OTFの絶対値、即ち、振幅成分はMTF(Modulation Transfer Function)、位相成分はPTF(Phase Transfer Function)と呼ばれる。
撮像光学系のOTFは画像の振幅成分(以下、MTF)と位相成分(以下、PTF)に影響(劣化)を与えるため、撮像光学系を介して取得された被写体の画像は、各点がコマ収差のように非対称にボケた画像(劣化画像)になる。さらに、画像が有する色成分(例えば、赤、青、緑など)ごとにPSFが異なるため、色成分ごとに異なるボケが発生し、色がにじんだような画像(劣化画像)になる。
これら画像のボケを補正する方法として、撮像光学系の光学伝達関数(OTF)の情報を用いて補正するものが知られている。この方法は画像回復や画像復元という言葉で呼ばれており、以降、この撮像光学系(撮像系)の光学伝達関数の情報を用いて画像の劣化を補正する処理を回復処理と記す。
以下に回復処理の概要を示す。劣化した画像をg(x,y)、もとの画像をf(x,y)、g(x、y)を取得するために用いた撮像系の点像分布関数(PSF)をh(x,y)としたとき、以下の式が成り立つ。ただし、*はコンボリューション(畳み込み積分、積和)を示し、(x,y)は実空間における画像の座標を示す。
(式1)
g(x,y)=h(x,y)*f(x,y)
式1をフーリエ変換して周波数空間での表示形式に変換すると、式2のように表すことができる。
g(x,y)=h(x,y)*f(x,y)
式1をフーリエ変換して周波数空間での表示形式に変換すると、式2のように表すことができる。
(式2)
G(u,v)=H(u,v)・F(u,v)
ここで、H(u,v)は点像分布関数(PSF)h(x,y)をフーリエ変換した光学伝達関数(OTF)である。G(u,v)、F(u,v)はそれぞれg(x,y)、f(x,y)をフーリエ変換したものである。(u,v)は2次元周波数空間での周波数(座標)を示す。
G(u,v)=H(u,v)・F(u,v)
ここで、H(u,v)は点像分布関数(PSF)h(x,y)をフーリエ変換した光学伝達関数(OTF)である。G(u,v)、F(u,v)はそれぞれg(x,y)、f(x,y)をフーリエ変換したものである。(u,v)は2次元周波数空間での周波数(座標)を示す。
劣化画像から元の画像(元画像)を得るためには、式2の両辺をH(u,v)で除算すればよい。
(式3)
G(u,v)/H(u,v)=F(u,v)
このF(u,v)、即ちG(u,v)/H(u,v)を逆フーリエ変換して実空間に戻すことで元画像f(x,y)を回復画像として得ることができる。
G(u,v)/H(u,v)=F(u,v)
このF(u,v)、即ちG(u,v)/H(u,v)を逆フーリエ変換して実空間に戻すことで元画像f(x,y)を回復画像として得ることができる。
式3の両辺を逆フーリエ変換すると式3は式4で表される。
(式4)
g(x,y)*R(x,y)=f(x,y)
ここで、1/H(u,v)を逆フーリエ変換したものをR(x,y)と表す。このR(x,y)が画像回復フィルタである。
g(x,y)*R(x,y)=f(x,y)
ここで、1/H(u,v)を逆フーリエ変換したものをR(x,y)と表す。このR(x,y)が画像回復フィルタである。
この画像回復フィルタは光学伝達関数(OTF)に基づいているため、振幅成分および位相成分の劣化を補正することができる。
撮像レンズのOTFは合焦距離によって変化するため、該OTFに基づいて作成される、画像回復処理に適用される回復フィルタも、やはり撮影レンズの合焦距離によって異なる。したがって、回復フィルタに対しては最適な被写体距離が存在し、被写体距離が回復フィルタにマッチしていない非合焦被写体であるにも関わらず回復処理を行うと、偽色が発生する等の画質劣化が生じる。
この問題に対して、画像データを非合焦部分と合焦とに分け、回復対象として適切な領域のみに回復処理を行うことで、他の領域における画質劣化の発生を抑制する方法が提案されている(特許文献2)。
上述した技術においては、被写体距離が合致しない不適切な回復フィルタを使用しないように制御することによって、偽色の発生という画質劣化を防止していた。しかしながら上述した技術には以下のような問題があった。
まず、被写体光が撮像装置の撮像デバイスに結像するまでの劣化を復元する回復フィルタは、撮影レンズの他に、光学ローパスフィルタ、赤外線吸収フィルタ、カラーフィルタなどの光学系だけでなく、撮影レンズの絞り込みによる回折など複数の劣化要因を復元する単一の回復フィルタが用いられる。
そのため、撮影レンズなど個別の光学系に起因する劣化を回復するための回復処理において偽色などの発生が生じる領域に対して回復処理を行わないと、他の光学系に起因する劣化が復元できる場合でも、その領域は劣化したままとなってしまう。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、回復フィルタに含まれる複数の劣化要因うち、不適合が生じることなく復元可能な劣化要因については回復を行うことを目的とした画像処理装置および方法、並びにプログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、互いに光学特性が異なる複数の光学機器に対応するOTFデータを保持するOTFデータ記憶手段と、前記OTFデータに基づく回復フィルタを生成する回復フィルタ生成手段と、前記光学機器毎に個別の回復フィルタを生成する個別回復フィルタ生成ステップと、前記個別の回復フィルタを適用した結果に生じた不適合の分布情報を作成する分布生成手段と、前記分布情報に基づいて共通の回復フィルタを生成る共通回復フィルタ生成ステップと、前記共通回復フィルタを用いて画像回復処理を行う画像回復処理手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば回復フィルタに含まれる複数の劣化要因うち、不適合が生じることなく復元可能な劣化要因については回復を行うことを目的とした画像処理装置および方法、並びにプログラムを提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施例の構成を示す図である。
図1において、100はデジタルカメラである。400は撮影レンズ、410は撮影レンズの絞り、110は光学像を電気信号に変換する撮像デバイス、120は撮像デバイス110のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
130は画像処理回路であり、A/D変換器120からのデータ或いはRAM190に記録されているデータに対して所定のデモザイク処理や色変換処理を行う。140はシステム全体を制御するカメラ信号処理部である。A/D変換器120のデータが画像処理回路130、カメラ信号処理部140を介して、或いはA/D変換器120のデータが直接カメラ信号処理部140を介して、RAM190に書き込まれる。220はTFT LCD等から成る画像表示部であり、RAM190に書き込まれた表示用の画像データを表示する。
画像表示部220を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、ライブビュー機能を実現することが可能である。RAM190は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをRAM190に対して行うことが可能となる。
また、RAM190はカメラ信号処理部140の作業領域としても使用することが可能である。
また、RAM190はカメラ信号処理部140の作業領域としても使用することが可能である。
210はシャッタースイッチなどの操作部材で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、撮像系制御部200を介して、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。210で不図示のシャッターボタンの押下でONとなり、撮像デバイス110から読み出した信号をA/D変換器120、画像処理回路130やカメラ信号処理部140での演算を用いた現像処理、RAM190から画像データを読み出し、圧縮処理を行い、メディアインタフェース150によって記録媒体であるコンパクトフラッシュ(登録商標)カードやその他メディア160に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
[実施例1]
以下、図2を参照して、本発明の第1の実施例による、画像処理部130の内部を概略的に示す。
以下、図2を参照して、本発明の第1の実施例による、画像処理部130の内部を概略的に示す。
図2は、画像処理部130内で処理される本発明第1の実装形態に係る画像処理方法の構成例を示す構成図である。本実施形態における画像処理方法は、入力部131、OTFデータ記憶部132、回復フィルタ生成処理部133、分布生成処理部134、画像回復処理部135、出力部136を有する。
図3は、本発明第1の実施形態に係る画像処理方法を示すフローチャートである。図3においてまず、S301で入力部133は、撮像デバイス110が捉えて被写体像の信号をアナログ‐ディジタル変換機を介してディジタル信号となった撮像データと撮影時情報を入力する。なお、撮影時情報は、画像が撮影された際に撮像装置に装着されていたレンズを識別するレンズ識別情報、ズーム位置を特定するための撮影時焦点距離情報、絞り値などの情報のことである。
S303では、S301で読み込んだ撮影時情報に基づいてOTFデータ記憶部132から光学系毎の個別OTFデータを読み込む。OTFデータは点像分布関数(PSF)をフーリエ変換して得られる光学伝達関数(OTF:Optical Transfer Function)に基づいて光学系に起因する画像劣化成分を復元するための回復フィルタを生成するためのデータである。
本実施例では、撮影レンズに起因する劣化特性に基づくOTFデータと、撮影レンズに起因しない撮像デバイス前面に配置された光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ、カラーフィルタや撮影レンズの絞り込みによる回折による劣化特性に基づくOTFデータの2種類の個別OTFデータを読み込むものとする。なお、これは一例であり、被写体像が撮像デバイスに結像される間に影響する複数の光学系をどのように分割してOTFデータとして保持していてもいい。
S305で、回復フィルタ生成処理部133はS303で読み込んだ個別OTFデータに対応する回復フィルタを生成する。
S307で、分布生成処理部134は、S305で光学系毎に個別に生成した各回復フィルタについて撮像データの全画素について適用し、適用時に生じた不適合を分布情報として記録する。この分布情報は回復フィルタ毎に作成し、回復フィルタ後の出力と元の入力値を比較して不適合と判定された場合には1をそれ以外では0を記録される。不適合の判定は検出したい不適合に応じて用意するものとするが、ここではその一例として偽色の判定について図5を用いて説明する。
図5は、回復処理後に偽色が生じた例を示す図である。グラフの系列は画像の赤、緑、青の色成分を表し、縦軸に画素値(0〜255)、横軸に画素の並びを示している。図5(a)は、回復処理前の画像データについて特定領域の色成分の状態を表している。図5(b)は、回復処理後の画像データについて特定領域の色成分の状態を表している。回復処理を適用することによって偽色が生じた場合、回復結果出力と元の入力値の色成分の配分が大きく変わってしまうことがわかる。この色成分の配分の変化を色差として検出して不適合を判定することができる。
S309で、分布生成処理部134で作成した回復フィルタ毎の分布情報に基づき画像データの領域毎に不適合が生じないOTFデータの組み合わせから単一の共通回復フィルタを生成する。
画像回復処理部135では、S309で領域毎に作成した共通回復フィルタを用いて回復処理を行い、光学系に起因する劣化を復元する。
以上、説明したように本実施形態によれば、共通回復フィルタに含まれる複数の劣化要因毎の個別回復フィルタを適用した場合に生じる不適合を考慮したうえで領域毎に適切な組み合わせで共通の回復フィルタを作成したことにより、ある個別の劣化要因を回復すると不適合が生じてしまうが、その他の劣化要因について回復可能な場合、回復可能な範囲までは復元することができる。
[実施例2]
以下、図4を参照して、本発明の第2の実施例による、画像処理部130の内部を概略的に示す。
以下、図4を参照して、本発明の第2の実施例による、画像処理部130の内部を概略的に示す。
図4は、本発明第2の実施形態に係る画像処理方法を示すフローチャートである。図4においてまず、S401で入力部133は、撮像デバイス110が捉えて被写体像の信号をアナログ‐ディジタル変換機を介してディジタル信号となった撮像データと撮影時情報を入力する。なお、撮影時情報は、画像が撮影された際に撮像装置に装着されていたレンズを識別するレンズ識別情報、ズーム位置を特定するための撮影時焦点距離情報、絞り値などの情報のことである。
S403では、S401で読み込んだ撮影時情報に基づいてOTFデータ記憶部132から光学系毎の個別OTFデータを読み込む。OTFデータは点像分布関数(PSF)をフーリエ変換して得られる光学伝達関数(OTF:Optical Transfer Function)に基づいて光学系に起因する画像劣化成分を復元するための回復フィルタを生成するためのデータである。
本実施例では、撮影レンズに起因する劣化特性に基づくOTFデータと、撮影レンズに起因しない撮像デバイス前面に配置された光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ、カラーフィルタや撮影レンズの絞り込みによる回折による劣化特性に基づくOTFデータの2種類の個別OTFデータを読み込むものとする。なお、これは一例であり、被写体像が撮像デバイスに結像される間に影響する複数の光学系をどのように分割してOTFデータとして保持していてもいい。
S405で、回復フィルタ生成処理部133はS303で読み込んだ個別OTFデータに対応する回復フィルタを生成する。
S407で、S405で光学系毎に個別に生成した各回復フィルタについて撮像データの全画素について適用していくが、画像データの各領域について回復フィルタの適用前後で不適合が生じているかの判定を行い、不適合が認められた場合には、その箇所について現在適用している回復フィルタの適用を行わない。これをS405で生成した回復フィルタ分繰り返し処理することで、回復処理を行う。
以上、説明したように本実施形態によれば、共通回復フィルタに含まれる複数の劣化要因毎の個別回復フィルタを個別に画像データに適用することで、個別の回復フィルタを適用する際に不適合の判定を行い不適合が生じた場合には該当箇所について該当回復フィルタの適用を行わないとすることで、ある個別の劣化要因を回復すると不適合が生じてしまうが、その他の劣化要因について回復可能な場合、回復可能な範囲までは復元することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 撮像装置、110 撮像デバイス、120 A/D変換機、
130 画像処理部、140 カメラ信号処理部、150 メディアI/F、
160 PC・その他メディア、170 CPU、180 ROM、190 RAM、
200 撮像系制御部、210 操作部材、220 外部表示制御部、
400 光学系、410 絞り、131 画像処理部の入力部、
132 OTFデータ記憶部、133 回復フィルタ生成処理部、
134 分布生成処理部、135 画像回復処理部、136 画像処理部の出力部
130 画像処理部、140 カメラ信号処理部、150 メディアI/F、
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400 光学系、410 絞り、131 画像処理部の入力部、
132 OTFデータ記憶部、133 回復フィルタ生成処理部、
134 分布生成処理部、135 画像回復処理部、136 画像処理部の出力部
Claims (3)
- 互いに光学特性が異なる複数の光学機器に対応するOTFデータを保持するOTFデータ記憶手段と、
前記OTFデータに基づく回復フィルタを生成する回復フィルタ生成手段と、
前記光学機器毎に個別の回復フィルタを生成する個別回復フィルタ生成ステップと、
前記個別の回復フィルタを適用した結果に生じた不適合の分布情報を作成する分布生成手段と、
前記分布情報に基づいて共通の回復フィルタを生成る共通回復フィルタ生成ステップと、
前記共通回復フィルタを用いて画像回復処理を行う画像回復処理手段と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 互いに光学特性が異なる複数の光学機器に対応するOTFデータを保持するOTFデータ記憶手段と、
前記OTFデータに基づく回復フィルタを生成する回復フィルタ生成手段と、
前記光学機器毎に個別の回復フィルタを生成する個別回復フィルタ生成ステップと、
前記個別の回復フィルタを適用した結果に不適合が生じた部分については変更を加えない画像回復処理手段と、
前記光学機器の数だけ、前記画像回復処理を繰り返すステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 撮像を行って画像を生成する撮像系と、
請求項1又は請求項2に記載の画像処理方法とを有することを特徴とする撮像装置。
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WO2016158196A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 富士フイルム株式会社 | 撮像装置及び撮像装置の画像処理方法及びプログラム |
KR20190092605A (ko) * | 2016-12-27 | 2019-08-07 | 케이엘에이-텐코 코포레이션 | 저해상도 검사 이미지들로부터 고해상도 점 확산 함수들을 재구성하기 위한 시스템 및 방법 |
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JPWO2016158196A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2017-08-03 | 富士フイルム株式会社 | 撮像装置及び撮像装置の画像処理方法及びプログラム |
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