JP3286660B2 - 地上式量水器メータユニット - Google Patents

地上式量水器メータユニット

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JP3286660B2
JP3286660B2 JP07406997A JP7406997A JP3286660B2 JP 3286660 B2 JP3286660 B2 JP 3286660B2 JP 07406997 A JP07406997 A JP 07406997A JP 7406997 A JP7406997 A JP 7406997A JP 3286660 B2 JP3286660 B2 JP 3286660B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水道管のための
地上式量水器メータユニットに関し、さらに、設置工事
あるいは修理工事の際に、容易な作業を可能にする地上
式量水器メータユニットを提供することに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各家庭の水道管は、外部から配
管されたメイン水道管から分岐されて配管され、家庭内
に配管される間に、止水栓や水道の量水器メータ等が配
置されている。従来、止水栓や量水器メータ(以下、メ
ータという)の配管が地中内に埋設され、止水栓やメー
タ等は地表面上にメータボックス内に収納されている。
そして、メータボックスの蓋を開閉することによって、
検査員がメータのチェック作業を行なっていた。しか
し、メータボックスが地表面上に配置されていると、メ
ータボックスの回りの土砂や木の葉等でメータボックス
そのものが埋もれてしまうことが多く、検査員のチェッ
ク作業が困難になっていた。そのため、従来から、止水
栓やメータを地表より高い位置に配管する地上式量水器
メータユニット(以下、メータユニットという)が提供
されていた。
【0003】従来のメータユニット51は、図11に示
されるように、地表面から上方に向かって突出される流
入配管52と流入配管53及び、流入配管52と流出配
管53をつなぐように水平上に配管される止水栓54、
メータ55とを有し、流入配管52・流出配管53・止
水栓54・メータ55を保護するように全体的にカバー
体が取り付けられている。カバー体の内部には、凍結防
止や部品破損保護のため、流入配管52・流出配管53
また、止水栓54やメータ55の回りに発泡スチロール
等の保護材56が、それらの形状に嵌まるような凹部を
形成して取り付けられている。カバー体の構成は、流入
配管52あるいは流出配管53の回りに配設されるそれ
ぞれの側面カバー57と、止水栓54やメータ55回り
に配設される頭部カバー58とを有し、頭部カバー58
には、止水栓54やメータ55を挟むように上部カバー
59と下部カバー60に分割され、下部カバー60は両
側面カバー57に一体的に固定されている。そして、下
部カバー60に対して、上部カバー59が突出機構を有
して、止水栓54やメータ55の上方からワンタッチで
着脱可能に配設されていた。また、同様なものに実開昭
63−60995号に示されるメータユニットも提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のいずれ
のメータユニットにおいても、流入配管52・流出配管
53を保護する側面カバー57と、頭部カバー58の下
部カバー60が着脱不可の状態で一体的に取り付けられ
ているため、メータユニット51を設置する際、あるい
は止水栓54やメータ55を取り外しする際、その作業
が極めて複雑で時間がかかっている。
【0005】メータユニット51を現地にて設置する場
合、通常、メータユニット51は、メータ55の代わり
にビニール管等が仮配管された状態で仮組され、メータ
55は別に単独で納入されている。両側面カバー57は
流入配管52・流出配管53にボルト等により仮固定さ
れているとともに、両側面カバー57の直下に流入配管
52あるいは流出配管53に巻装されたテープ61等で
落下止めされている。まず、配管される地中部分を掘り
起こし仮メータユニットを一旦地中内に配置し、メイン
水道管から分岐された管に、流入配管をL字形の金具6
2を介して配管し、家庭に配管されている管に、流出配
管をL字形金具62を介して配管する。この状態で、新
たなメータ55がメータユニットに交換されてセットさ
れる。メータ55を交換する際、上部カバー59を外し
た後、ビニール管を締め付けているナット部材を緩める
方向に回すため、一旦下部カバー60を下方に下げなけ
ればならない。これは嵌められている保護材56により
工具がナット部材に係合することができないためであ
る。下部カバー60を下方に下げるには、下部カバー6
0と一体的に取り付けられた両側面カバー57を下方に
下げなければならず、仮固定されたボルトを緩め、落下
防止用のテープ61を外した後、両側面カバー57と下
部カバー60を一体的に下げる必要がある。その状態で
メータ55を交換し、再び両側面カバー57と下部カバ
ー60を一体的に持ち上げて再度テープ61を巻装する
とともに両側面カバー57から両配管にボルト等で固定
する。そして掘り起こした土を埋めることによって、メ
ータユニット51が設置される。従って、この作業は一
人では困難で複数の作業者が必要となる。
【0006】また、一旦設置されたメータユニットの部
品を交換あるいは修理をする場合、側面カバー57に取
り付けられた下部カバー60を下方に下げることができ
ないので、埋め込まれた土を再度掘り起こさなければな
らない。従って、この作業はさらに困難を伴う。
【0007】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、メータユニットの設置あるいは部品交換等の作業
を行なう際に、極めて容易に行なうことのできるメータ
ユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる地上
式量水器メータユニットでは、上記の課題を解決するた
めに以下のように構成するものである。即ち、地上に突
出するように流入配管と流出配管が配設され、前記流入
配管と前記流出配管との間にメータが接続されるととも
に、前記流入配管、前記流出配管及び前記メータを保護
するようにカバーが配設されるものであり、前記カバー
が、前記流入配管、前記流出配管を保護する2個の側面
カバーと前記各側面カバー間に配設される頭部カバーと
を有して構成され、前記頭部カバーが上部カバーと下部
カバーを有して構成され、前記上部カバーが前記下部カ
バーに対して着脱可能に配設され、前記下部カバーがそ
れぞれの側面カバーに対して着脱可能に配設されるとと
もに、前記メータの配管軸線に沿って2分割され 前記
下部カバーが、前記メータの配管軸線に沿ってRカバー
・Lカバーに分割にされ、該Rカバー・該Lカバーが、
お互いに対向する面に係止部を有するとともに、前記R
カバー・前記Lカバーの両側には、下部にそれぞれの前
記側面カバーに係合する係止部が形成され、上部に前記
Rカバー・前記Lカバーが係合された後、前記Rカバー
及び前記Lカバーには、前記上部カバーが前記Rカバー
及びLカバーを同時に係合できるように、前記上部カバ
ーと係合する係合部が形成されていることを特徴とする
ものである。
【0009】
【0010】さらに、前記上部カバーの下部カバーとの
係合部が、上方に頂点を有する三角状の切欠部を有し、
前記下部カバーのそれぞれのカバーに前記上部カバーの
三角状の切欠部に係合する三角状の突起部を有すること
を特徴とするものであればなお好ましい。
【0011】また、この地上式量水器メータユニット
は、地上に突出するように流入配管と流出配管が配設さ
れ、前記流入配管と前記流出配管との間にメータが接続
されるとともに、前記流入配管、前記流出配管及び前記
メータを保護するようにカバーが配設される地上式量水
器メータユニットであって、前記カバーが、前記流入配
管、流出配管を保護する2個の側面カバーと前記各側面
カバー間に配設される頭部カバーとを有して構成され、
前記流入配管の下部と前記流出配管の下部とに、連結部
材が接続され、前記連結部材に、それぞれの前記配管が
挿通されるために、前記配管より大きい大径孔と前記配
管と略同径の孔とを有するだるま状の孔が形成されてい
ることを特徴とすることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0013】本形態のメータユニット1は、図1に示さ
れるように、地上に配管される流入配管3・流出配管5
が上方に向かって並設され、流入配管3の上部と流出配
管5の上部との間に止水栓7とメータ9が水平方向に配
管されている。地中部においては、流入配管3の下部と
流出配管5の下部と接続するように、管固定部材11が
取り付けられている。管固定部材11には、両側部にダ
ルマ状の孔14(図7参照)が形成され、流入配管3と
流出配管5の下部が挿通されている。流入配管3の下端
部にL字形の金具15が配管され、図示しないメイン水
道管の分岐管に接続され、流出配管5の下端部にL字形
の金具15が配管され、家庭内に配管される管に接続さ
れている。
【0014】地上部には保護部材17(以下、必要に応
じて17a、17b、17c、17d、17eで示す)
を介してカバー体20がそれぞれの管や器具を囲うよう
に取り付けられ、雨や雪の浸入を防止している。なお、
保護部材17は、それぞれの管や器具に係合固定できる
ように、その内部がそれぞれの管や器具の形状に合わせ
て形成され凍結防止及び管や器具の保護の役目をする。
そして、その材料は、従来の発泡スチロールに替えてリ
サイクルが可能なポリプロピレン系の材料で形成されて
いる。
【0015】カバー体20は、流入配管3の回りに保護
部材17aを介して取り付けられる側部カバー21、流
出配管5の回りに保護部材17bを介して取り付けられ
る側部カバー23、流入配管3・流出配管5間に配管さ
れる止水栓7とメータ9の回りに取り付けられる頭部カ
バー25と、を有している。側部カバー21・23は、
それぞれ円筒状に形成され、下部に管固定部材11に係
合され、上部に下部カバー27に係合されるように形成
されている。
【0016】頭部カバー25は止水栓7、メータ9を挟
むように上部カバー26と下部カバー27とからなり、
下部カバー27は、図2に示されるように、Rカバー2
7A・Lカバー27Bに分割され、上部カバー26内に
は図3〜4に示されるように保護部材17c、Rカバー
27A内には保護部材17e、Lカバー27Bには
護部材17dがそれぞれ接着固定されている。
【0017】Rカバー27A・Lカバー27Bは、図2
〜5に示されるように、上方に配管される止水栓7、メ
ータ9及びその接続配管を下方から覆うように形成され
る本体部28と、両端下部に側部カバー21に嵌合し本
体部28から下方に突起する側部カバー21・23との
係合部29・29と、を有し、Lカバー27Bに形成さ
れる3箇所のフック28bが、Rカバー27Aの本体部
28の下部中間位置に形成される3箇所の係止孔28a
に係止できるように、Rカバー27Aの係止孔28aに
対向する位置に形成される。また、Rカバー27A・L
カバー27Bの本体部28の両側端面には、外方に向か
って突起するとともに上方が頂点を有する三角状に形成
された上部カバー係止部材28cと、Rカバー27A・
Lカバー27Bの合わせ面側に外方に向かって突起する
ように、下面に係止面を有する係止部材28dと、が形
成されている。
【0018】Rカバー27A・Lカバー27Bの側部カ
バー21・23との係合部29は、それぞれ内側に開口
部を有する半円筒状に形成され、上下方向に広幅の外カ
バー部29aに対して内側に上下方向に狭幅の内リブ部
29bを有し、外カバー部29aと内リブ部29bとの
間に係合溝29cが形成される。さらに、Rカバー27
Aの外カバー部29aには、Lカバー27Bの外カバー
部29aとの合わせ面側に、一か所の突起部29dが形
成され、Lカバー27Bの外カバー部29aには、Rカ
バー27Aの突起部29dに係止される係止溝29eが
形成されている。これは、Rカバー27Aと、Lカバー
27Bが係合する際に、本体部29の下部中間に形成さ
れる係合対偶(係止孔28a・フック28b)と共に、
Rカバー27AとLカバー27bが引き離れることがな
いようにするためである。
【0019】上部カバー26には、止水栓7の上方を覆
うように止水栓カバー30が保護部材30aを介して、
一端を中心に開閉可能に配置され(図4参照)、メータ
9の上方を覆うようにメータカバー31が保護部材31
aを介して、一端を中心に開閉可能にメータカバー31
が配置されている(図3参照)。また、図6に示される
ように、その両端面中央部に上部カバー26の下面より
下方に突出する台形状の係止片26aが形成されてい
る。また、係止片26aの両側部に隣接され上部が頂点
となるような三角状の切欠孔26b・26bが形成され
るとともに、係止片26aには矩形状の係止孔26cが
形成されている。そして下部カバー27が一体に組み付
けられたときに、三角状の切欠孔26bは下部カバー2
7に形成された上部カバー係止部材28cに上方から係
止できるように対向する位置に配置され、矩形状の係止
孔26cは下部カバー27に形成されたそれぞれの係止
部材28dを一体的に係止できるように対向する位置に
配置される。
【0020】管固定部材11は、図1及び図7に示され
るように、側部カバー21・23の下部に係合する連結
部と12・12と連結部12・12を一体的に接続する
本体部13とを有している。それぞれの連結部12は、
円筒状に形成され、連結部12と本体部13との連接部
には略ダルマ状の孔14が形成されている。略ダルマ状
の孔14は、大径孔14aと小径孔14bからなり、大
径孔14aは流入配管3または流出配管5より大きく形
成され、小径孔14bは、流入配管3または流出配管5
の管径と略同等の大きさに形成されている。そのため、
流入配管3または流出配管5を管固定部材11に挿通す
る際は、大径孔14aから挿通し、その後、小径孔14
bに移動させて管を固定することになる。また、本体部
13の下部にはそれぞれの連結部12に対向するように
下方に向かって足部13aが形成され、それぞれの足部
13aは、内側に向かって開口され、外側にL型状の金
具15が挿通されるように管孔13bが形成されてい
る。そして、側部カバー21・23の中間位置におい
て、地表面が位置されるため、管固定部材11は、側部
カバー 21・23の一部とともに地中内に埋設され
る。
【0021】上記のように構成されたメータユニットは
以下の方法で設置される。
【0022】工事現場に納入された仮メータユニット4
0は、流入配管3の上部と流出配管5の上部において、
メータ9の替わりにビニールパイプ41が配管され、メ
ータ9は、別部品として納入されている。なお、前記ビ
ニールパイプ41は、間違ってビニールパイプ41が配
管されたまま設置されることを防止するために、ビニー
ルパイプ41には数か所穴が開けられ、水を流したとき
に水漏れをするようになっている。
【0023】まず、一般家庭の場合では、道路の地中内
に配管されたメイン水道管から分岐管を配管したりメー
タユニットを埋設するために、庭内に穴を掘り仮メータ
ユニット40を埋設する。仮メータユニット40は、流
入配管3、流出配管5、カバー体20及び管固定部材1
1、保護部材17等がすでに組み付けられ、流入配管3
・流出配管5の下部はそれぞれ管固定部材11に形成さ
れた小径穴14bに挿通され、それぞれのL型の金具1
5が管固定部材11の管穴13bから外方に向かって配
管されている。そして、一方のL型金具15にメイン水
道管から分岐された分岐管を接続し、他方のL金具15
を家庭内に配管される水道管に接続する。仮メータユニ
ット40は側部カバー21・23の中間高さ位置(管固
定部材の下面から上方に向かって約300mm)あたり
まで地中に埋設され、その後土砂が埋められる。
【0024】この状態でメータ9がビニールパイプ41
に替わって取り替えられる。まず図8に示されるよう
に、頭部カバー25の上部カバー26を下部カバー27
から取り外す。この場合、上部カバー26の両端面側に
形成された係止片26aを外側に撓ませ(図6参照)、
係止片26aに形成された係止孔26cを、下部カバー
27に形成された係止部材28dから係止解除させ、保
護部材17cと共に取り外す。次に、図9に示されるよ
うに、Rカバー27AとLカバー27Bを分離させて、
仮メータユニット40から取り外す。この場合、Lカバ
ー27BをRカバー27Aに対して僅かに上方に持ち上
げると、Lカバー27Bのフック28bがRカバー27
の係止孔28aから外れ、Lカバー27Bの係止溝2
9eがRカバー27Aの突起部29dから外れ、さら
に、Lカバー27Bの係合溝29cが側部カバー21・
23の上面部から外れ、これによって、Lカバー27B
を保護部材17dと共に仮メータユニット40から取り
外すことができる。続いて、Rカバー27Aを保護部材
17eと共に仮メータユニット40から取り外す。
【0025】この状態で、図10に示されるように、ビ
ニールパイプ41を両端側から締め付けているナット金
具42を工具を使って緩めることができ、ナット金具4
2を緩めた後、ビニールパイプ41を取り外す。そし
て、メータ9をビニールパイプ41が配管されていた位
置に配管し、取り外した頭部カバー25を保護部材と共
に前述の逆の手順で組み付けると、メータユニット1が
設置される。
【0026】また、設置されているメータユニット1を
修理する場合、例えば、長期の使用等でメータ9等を交
換しなければならない場合は、上記のように、上部カバ
ー26を外し、下部カバー27を分離させて取り外し、
配管金具(ナット金具)を緩めて交換すればよい。
【0027】なお、管固定部材11に流入管3及び流出
配管5を固定する場合は、現地納入前に予め、セットす
ることができる。流入配管3及び流出配管5を管固定部
材11の大径孔14aに挿通させ、その後流入配管3及
び流出配管5とほぼ同径に形成された小径孔14bに移
動させ固定しておけばよいため、現地において新たな調
整をする必要はない。さらに管固定部材11で流入配管
3と流出配管5を接続固定させていることは、メータユ
ニット1を安定させることができるので現地作業を容易
にさせる役目を持つ。
【0028】このように設置されたメータユニット1に
おいて、検査員は毎月水道使用量をメータカバー31を
開けることによって検査する。メータ9は地上に配置さ
れているため、土砂や木の葉に埋もれることがないため
極めて容易に検査することができる。また、止水栓を操
作する場合も同様である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、メータユニットは頭部
カバーの内、上部カバーを下部カバーに対して分離させ
るだけでなく、下部カバーもそれぞれ2分割できるの
で、ビニールパイプあるいはメータの取り外しの際、メ
ータユニットあるいは仮メータユニットの下部を地中に
埋設したままで、ビニールパイプやメータを接続してい
る配管金具に工具を挿入することができる。従って、従
来のように、側部カバーをその都度移動させる必要はな
いため、その作業は極めて容易に行なうことができる。
【0030】また、前記下部カバーが、前記メータの配
管軸線に沿ってRカバー・Lカバーに分割にされ、該R
カバー・該Lカバーが、お互いに対向する面に係止部を
有するとともに、前記Rカバー・前記Lカバーの両側に
は、下部にそれぞれの前記側面カバーに係合する係止部
が形成され、上部に、前記Rカバー・前記Lカバーが係
合された後、前記上部カバーと係合する係合部が形成さ
れているため、上部カバーの下部カバーとの取りつけ取
り外し、下部カバーの分離合体がワンタッチで行なうこ
とができ、極めて容易な作業ができる効果を奏する。
【0031】また、特に前記上部カバーの下部カバーと
の係合部が、上方に頂点を有する三角状の切欠部を有
し、前記下部カバーのそれぞれのカバーに前記上部カバ
ーの三角状の切欠部に係合する三角状の突起部を有する
そのため、上部カバーと下部カバーを組み付けたとき
に、上部カバーと下部カバーがガイドされるので、カバ
ーを安定して組み付けることができる。
【0032】さらに、メータユニットを地中に設置する
際に、側部カバーを移動させる必要がないので、管固定
部材11の小径孔14bに予め挿通してセットさせたま
まで安定して埋設させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態によるメータユニットの全体を
示す断面図
【図2】図1における下部カバーが2分割された状態を
示す図
【図3】図1におけるIII −III 断面図
【図4】図1におけるIV−IV断面図
【図5】図2におけるA矢視図
【図6】図1におけるB矢視図
【図7】図1における管固定部材を示す平面図
【図8】上部カバーを下部カバーに対して取り外す際の
作用を示す図
【図9】下部カバーを2分割する際の作用を示す図
【図10】メータを交換する際の作用を示す図
【図11】従来のメータユニットの全体を示す図
【符号の説明】
1…メータユニット 3…流入配管 5…流出配管 7…止水栓 9…メータ 11…管固定部材 14…ダルマ状の孔 14a…大径孔 14b…小径孔 17…保護部材 20…カバー体 21・23…側部カバー 25…頭部カバー 26…上部カバー 26b…三角状の切欠孔 27…下部カバー 27A…Rカバー 27B…Lカバー 28c…上部カバー係止部材(三角状の突起部)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に突出するように流入配管と流出配
    管が配設され、前記流入配管と前記流出配管との間にメ
    ータが接続されるとともに、前記流入配管、前記流出配
    管及び前記メータを保護するようにカバーが配設される
    地上式量水器メータユニットであって、 前記カバーが、前記流入配管、前記流出配管を保護する
    2個の側面カバーと前記各側面カバー間に配設される頭
    部カバーとを有して構成され、 前記頭部カバーが上部カバーと下部カバーを有して構成
    され、 前記上部カバーが前記下部カバーに対して着脱可能に配
    設され、 前記下部カバーがそれぞれの前記側面カバーに対して着
    脱可能に配設されるとともに、前記メータの配管軸線に
    沿って2分割され 前記下部カバーが、前記メータの配管軸線に沿ってRカ
    バー・Lカバーに分割にされ、該Rカバー・該Lカバー
    が、お互いに対向する面に係止部を有するとともに、前
    記Rカバー・前記Lカバーの両側には、下部にそれぞれ
    の前記側面カバーに係合する係止部が形成され、上部に
    前記Rカバー・前記Lカバーが係合された後、前記Rカ
    バー及び前記Lカバーには、前記上部カバーが前記Rカ
    バー及びLカバーを同時に係合できるように、前記上部
    カバーと係合する係合部が形成されている ことを特徴と
    する地上式量水器メータユニット。
  2. 【請求項2】 前記上部カバーの下部カバーとの係合部
    が、上方に頂点を有する三角状の切欠部を有し、前記下
    部カバーのそれぞれのカバーに前記上部カバーの三角状
    の切欠部に係合する三角状の突起部を有することを特徴
    とする請求項1記載の地上式量水器メータユニット。
  3. 【請求項3】 地上に突出するように流入配管と流出配
    管が配設され、前記流入配管と前記流出配管との間にメ
    ータが接続されるとともに、前記流入配管、前記流出配
    管及び前記メータを保護するようにカバーが配設される
    地上式量水器メータユニットであって、 前記カバーが、前記流入配管、流出配管を保護する2個
    の側面カバーと前記各側面カバー間に配設される頭部カ
    バーとを有して構成され、 前記流入配管の下部と前記流出配管の下部とに、連結部
    材が接続され、前記連 結部材に、それぞれの前記配管が
    挿通されるために、前記配管より大きい大径孔と前記配
    管と略同径の孔とを有するだるま状の孔が形成されてい
    ることを特徴とする地上式量水器メータユニット。
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