JP3286541B2 - 食器洗い機 - Google Patents
食器洗い機Info
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Description
ぎ等を行う食器洗い機に関するものである。
に、その底部中央に設けられ水を噴射できる噴射口を有
するアームと、洗浄やすすぎ時に噴射する水を加熱する
ヒータとが備えられている。洗浄室の底部には、アーム
の根元の周囲を取り囲むように、水を溜めることのでき
る凹部が形成されており、そこにヒータが、アームの根
元の周囲に環状に設けられている。
浄室底部にあるので、食器から洗い落とされた残菜等が
ヒータに付着する場合がある。ヒータに残菜が付着した
まま、洗浄室内の水が排水され、ヒータが通電されて、
食器洗い機が乾燥工程に入ると、ヒータの熱で残菜が焦
げて臭うことがある。従って、ヒータの上に残菜が付着
したままにならないようにしたい。
等の細い物が落下すると、ヒータの熱で加熱され、その
結果、お箸等が変色したりすることがあり、このような
ことも防止したい。そこで、本発明は、上述のような背
景になされたもので、その目的は、上述のような課題を
解決し、使い勝手の良い食器洗い機を提供することであ
る。
め、請求項1に係る発明の食器洗い機は、食器等の被洗
浄物を収容する洗浄室と、この洗浄室へ水を注水するた
めの注水口と、前記洗浄室の底部に窪んで形成された水
溜め凹部と、この水溜め凹部の下流部分にて周囲よりも
低くなるように前記洗浄室の底部に形成された集水部
と、複数の噴射口から水を噴射するアームと、この集水
部内の水を吸い込みこの水を前記アームから噴射させる
ための洗浄ポンプと、前記集水部の入口に取り付けら
れ、残菜等を捕獲するフィルタと、前記水溜め凹部に集
中して配置され、洗浄時に前記洗浄室内の水を加熱する
とともに乾燥時に周囲の空気を加熱するヒータとを備
え、前記注水口を通じて注がれた水が、前記ヒータの一
端部にかかり、前記ヒータの他端部に向かって前記ヒー
タの表面を洗いつつ流れるように、前記洗浄室内におけ
る前記注水口と前記ヒータとの配置を設定したことを特
徴とする。また、請求項2に係る発明の食器洗い機は、
食器等の被洗浄物を収容する洗浄室と、この洗浄室へ水
を注水するための注水口と、前記洗浄室の底部に窪んで
形成された水溜め凹部と、この水溜め凹部の下流部分に
て周囲よりも低くなるように前記洗浄室の底部に形成さ
れた集水部と、複数の噴射口から水を噴射するアーム
と、この集水部内の水を吸い込みこの水を前記アームか
ら噴射させるための洗浄ポンプと、前記集水部の入口に
取り付けられ、残菜等を捕獲するフィルタと、前記水溜
め凹部に集中して配置され、洗浄時に前記洗浄室内の水
を加熱するとともに乾燥時に周囲の空気を加熱するヒー
タとを備え、前記水溜め凹部は、溝状に形成され、前記
注水口を通じて注がれた水がまとまって流れる構成であ
ることを特徴とする。
汚れが付着していても、注水口を通じて注がれた水がヒ
ータの一端部にかかり、ヒータの他端部に向かって、ヒ
ータの表面を洗いつつ流れるので(注水口から注がれた
水はまとまって水溜め凹部を流れるので)、ヒータ全体
にわたってそこに付着した汚れを洗い流すことができ
る。
項1に記載の食器洗い機において、前記注水口は、前記
ヒータの一端部上方に配置され、前記ヒータに向いて開
口していることを特徴とする。この構成によれば、請求
項1にかかる発明の作用に加えて、注水口から注がれる
水は、確実にヒータにかかることができるので、確実に
ヒータの表面の汚れを落とすことができる。
項2に記載の食器洗い機において、前記洗浄室内にて被
洗浄物を保持する食器かごは、前記ヒータの近くでまな
板を保持することを特徴とする。この構成によれば、ま
な板を充分に乾燥できる。
添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明の実施の形態にかかる食器洗い機の概略構成の側面断
面図である。なお、以下では、方向を正面図を基準に説
明する。食器洗い機1は、外形が箱状のハウジング2
と、ハウジング2内に区画された洗浄室3と、洗浄室3
内で被洗浄物としてのまな板、食器等(以下「食器」と
いう。)を保持する食器かご4と、ハウジング2後部に
設けられた管61、弁62等を含む給水機構6と、洗浄
室3内へ水を噴射するための洗浄ポンプ51と、洗浄ポ
ンプ51と接続されて水を複数の噴射口5aから噴射す
るアーム5とを備えている。アーム5は、洗浄室3の底
部中央に回転自在に設けられている。
給水設備(図示せず)に接続されて、注水口32を通じ
て洗浄室3内に給水することができる。給水された水
は、洗浄室3底部の一段深い集水部31に溜められる。
洗浄ポンプ51は、集水部31と接続され、水を集水部
31から吸い込み、アーム5を通じて食器かご4内の食
器に吹き付ける。その後、水は、集水部31に戻り、循
環しながら、洗浄が行われる。また、アーム5は、水を
噴射する反動で回転しながら、食器をむらなく洗浄する
ことができる。
ータ7を備えている。ヒータ7は、洗浄室3内の水を加
熱でき、この温水で洗浄やすすぎができる。また、ヒー
タ7は、周囲の空気を加熱して、以下のように食器を乾
燥させることができる。すなわち、食器洗い機1には、
ハウジング2後部に形成された通気口2aから洗浄室3
内を経てハウジング2前部の排気口2bに至る風路が形
成され、この風路に空気を送り出すことのできる送風フ
ァン75がハウジング2後部に設けられている。送風フ
ァン75を運転すると、空気は、通気口2aから吸い込
まれて、洗浄室3内に送り込まれ、ヒータ7によって加
熱されて、温風で食器を乾燥させることができる。
が備えられており、洗浄室3底部に管56を介して連通
し、排水管54を通じて排水することができる。以下、
各部を詳細に説明する。図2は、図1の食器洗い機1の
一部断面平面図である。図3は、図1の食器洗い機1の
断面正面図である。図4は、図1の食器洗い機1の一部
断面斜視図である。なお、図2と図4には、食器かご4
は図示されていない。まず、図1と図4を参照する。
閉可能な扉21と、内部に設けられた前方の開放された
箱状の内部槽22とを有している。内部槽22は、その
内底部が容器状に形成されて、そこに水を溜めることが
できる。扉21の後面と、内部槽22内面とで囲まれ
て、上述の洗浄室3が区画されている。扉21は、その
下端部に設けられた水平に延びる中心軸を中心に開閉す
ることができる。開成状態で扉21は、その裏面21a
(開成状態では上面となる)に食器かご4を洗浄室3内
から取り外して載せることができる。
4に示すように、凹部21bが形成されている。この凹
部21bは、扉21の閉成状態で、洗浄室3の前部右側
にあり、後述するように、食器かご4に載置されたまな
板M(図5参照)の前端部が入り込むことができる。そ
れゆえ、凹部21bはまな板Mの前端部を安定して保持
することができる。
21bに対向する凹部36を有している。この凹部36
には、後述するようにまな板Mの後端部を安定して保持
することができる。図3と図1を参照する。また、洗浄
室3は、その内部に水を注ぐための注水口32と、注水
口32からの水が流れ込み内部にヒータ7が配置された
水溜め凹部33と、水溜め凹部33に含まれて一段低く
形成された上述の集水部31とを備えている。集水部3
1の入口には、網状のフィルタ8が着脱自在に取り付け
られ、そこを通過する水中の残菜等を捕獲することがで
きる。
め凹部33の上方に配置され、給水機構6に接続されて
いる。注水口32は、洗浄室3の後面から前方に突出し
て形成された突起部に、斜め下方に向いて、ヒータ7の
根元に向けて開口している。それゆえ、注水口32から
流れる水は、ヒータ7の根元に向かって落下し、ヒータ
7の根元から先端に向かって、その表面の汚れを洗い流
しつつ、水溜め凹部33へ流れ込む(矢印W1)。
は、洗浄室3底部に平面視でJ字状に窪んで形成されて
いる。すなわち、水溜め凹部33は、洗浄室3の後部右
側、注水口32の下方から、前方に延びて、洗浄室3の
前部で左右に延びて形成されている。水溜め凹部33内
には、水を溜めることができ、洗浄およびすすぎ工程時
には、ヒータ7が水につかるように水位が設定される。
から前に向かって低く形成され、注水口32から流れ込
んだ水が、水溜め凹部33を一つの流れになって、集水
部31へスムーズに流入することができる(矢印W2,
W3)。集水部31は、水溜め凹部33の下流部分であ
る、水溜め凹部31の前部の左側部分に、周囲よりもさ
らに一段低く形成されている。水は、洗浄室3内から集
められて集水部31に流れ込むことができる。
て、洗浄室3の右側面に沿う水溜め凹部33の部分に配
置されている。ヒータ7は、平面視で略U字状に形成さ
れている。ヒータ7は、その後端部である根元側の一端
部7a(U字状の開いた部分)で洗浄室3の後面に固定
されている。ヒータ7の一端部7aは、洗浄室3後面近
傍で平行に延びて、平行な部分同士の間隔が、洗浄室3
の後面から遠ざかった部分に比べて狭く配置されてい
る。それゆえ、注水口32から注がれた水がヒータ7の
一端部7aの平行な両部分にかかりやすく、ヒータ7に
付着した汚れを落としやすい。また、ヒータ7の他端部
7b(U字状の屈曲部)は、集水部31の右側近傍にま
で延びており、他端部7b近傍の左側部分で洗浄室3底
部に取付部材71を介して固定されている。また、ヒー
タ7は、ほぼ全体が水溜め凹部33内に略水平に配置さ
れている(図1参照)。それゆえ、注水口32から注が
れた水が、ヒータ7の一端部7aにかかると、ヒータ7
上を伝って他端部7bへ流れ、ヒータ7に付着した残菜
等を流し去ることができる。また、水が、水溜め凹部3
3内に溜まる途中で、その水面がヒータ7の表面を洗い
ながら、ヒータ7の高さを通過するので、その時に水面
の波がヒータ7の表面を洗うことができる。なお、ヒー
タ7は、ほぼ全体が水溜め凹部33内に、水溜め凹部3
3の底面に略平行に傾斜して配置されてもよく、この場
合には、水が、ヒータ7を伝う際に流れる勢いで、ヒー
タ7の表面をより一層きれいに洗い流すことができる。
また、ヒータ7は、それ自身が発熱する部材でもよい
し、熱源からの熱を伝達する部材でもよく、要は、加熱
するための加熱部材であればよい。
れ、洗浄室3底部から垂直に立設された立設部71b
と、立設部71bの上端にループ状に形成されて内部を
挿通するヒータ7を保持するループ部71aと、ループ
部71aから水平に右方に延びた水平部71cとを備え
ている。水平部71cの右端部が、洗浄室3底部に形成
されたボス部34にネジ止め固定されている。また、取
付部材71の立設部71bは、集水部31、つまりフィ
ルタ8の右側近傍に固定されている。
を流通させて残菜等を捕獲するための網状の網部8a
と、網部8aから上方に延びた取手8bとを有してい
る。取手8bは、網部8aの前端部に、網部8aの中央
よりも左側に偏って設けられており、アーム5の端部5
eとぶつかることを回避されている。また、取手8b
は、洗浄室3内に収容されている食器かご4の前方に延
びており、食器かご4を洗浄室3内に収容したままで、
内部槽22の前面開口の下縁部と食器かご4との間の隙
間を通じて、フィルタ8を着脱することができる。
3内に収容したままで、フィルタ8を着脱する際には、
手探り状態となるため、フィルタ8が周囲の部材、例え
ば、ヒータ7とぶつかることも想定される。特に、取手
8bがフィルタ8の中心から偏って配置されている場合
には、ぶつかり易い。本実施の形態では、取付部材71
が、フィルタ8寄りのヒータ7の部分を保持しているの
で、フィルタ8とヒータ7とが互いに接近している場合
でも、フィルタ8を取り外す際に、フィルタ8がヒータ
7の下方に入り込むことを取付部材71によって防止で
きる。従って、フィルタ8を取り外しやすく、その結
果、フィルタ8を掃除し易く使い勝手が良い。
と図1を参照する。食器かご4は、洗浄室3内に、アー
ム5の上方に着脱自在に配置されている。食器かご4
は、その下部に車輪を有した、食器を着脱自在に所定の
姿勢で載置できるかご状部材である。食器かご4は格子
状に形成されており、水がアーム5の噴射口5aから上
方に向けて噴射されると、水を食器かご4に載置された
食器に充分に吹き付けることができる。例えば、食器か
ご4は、鋼線材を屈曲加工して形成されており、その所
定位置に、桟状や柱状の保持部材4a(一部のみ図示)
が設けられている。図1に図示した保持部材4aは、一
対の線材が互いの間隔を上方で広くなるように傾斜して
配置され、この傾斜した一対の線材に、起立状態の皿T
の裏面の凸湾曲面を沿わせることによって、皿Tを起立
状態で保持することができる。また、この一対の線材
は、複数対が所定の間隔で設けられ、それらの間に皿を
挟んで安定して保持できる。
の上方で相対的に細かく形成されている。すなわち、右
側の格子同士の間隔(図5のR1〜R4)は、左側の格
子同士の間隔(図5のL1〜L2)に比べて狭い。それ
ゆえ、食器かご4から小さな食器がヒータ7に落下する
ことを防止することができる。従って、ヒータ7の損傷
を防止でき、また、プラスチック製の食器等の耐熱性の
劣る被洗浄物がヒータ7の発熱によって損傷することを
防止できる。例えば、ヒータ7上にお箸、スプーン等の
細い物が落下することを防止できるので、落下したお箸
等がヒータ7の熱で加熱され変色したりすることも防止
することができる。
間を省け、使い勝手が向上する。ところで、このように
格子の目を細かくすると、下方からの噴射水流が妨げら
れ、その結果、洗浄力が低下することが想定される。例
えば、従来の食器洗い機では、ヒータが洗浄室に広く配
置されており、ヒータの上方の格子の目を細かくする
と、食器かごの大部分の目が細かくなってしまい、洗浄
力が低下する可能性がある。
は、細かい格子の部分に、大皿等の洗い易い物を載置す
るようにしている。すなわち、ヒータ7の上方となる、
細かい格子の食器かご4の部分には、汚れの落ちやすい
形状の被洗浄物、例えば、皿Tやまな板Mを載置できる
ように、上述の保持部材4aが配置されている。それゆ
え、食器かご4の細かい格子の部分に、汚れの落ちやす
い形状の食器を配置することによって、そこに収容され
る食器の汚れを落としやすいので、食器かご4の下方か
ら水が噴射される場合のように細かい格子では水が食器
にかかり難くなる場合でも、無理なく汚れを落とすこと
ができ、食器をきれいに洗浄することができる。従っ
て、食器かご4内の食器をむらなく洗浄することができ
る。
Mを、その長手方向を洗浄室3の右側面に沿うようにし
て立てて載置することができる。食器かご4は、その後
部の右端部から、載置したまな板Mの後端部を突出させ
ることができる。それゆえ、食器かご4の前後寸法より
も大きいまな板Mを載置することができる。また、この
まな板の位置に対応して、上述の凹部36と凹部21b
が形成されている。それゆえ、まな板Mを収容できる洗
浄室3をコンパクトに形成することができる。また、ま
な板Mは前後の両端部を両凹部で安定して保持される。
されるので、ヒータ7から遠くに配置される場合にくら
べて、充分に乾燥でき、また、ヒータ7からの熱によっ
て殺菌効果も高い。また、ヒータ7は、水溜め凹部33
内にあることから、洗浄室3の右側面に沿った比較的狭
い部分に集中して配置されるので、ヒータが洗浄室の広
い部分に配置される従来の場合に比べて、格子の目が細
かい部分が小さくて済み、水の流れが細かい格子によっ
て悪くなることをより一層確実に防止することができ
る。
32からの水がヒータ7の一端部7aにかかるように、
注水口32およびヒータ7を洗浄室3内に配置すること
によって、ヒータ7に残菜等の汚れが付着していても、
水は、注水口32から注がれる際に、ヒータ7全体にわ
たって付着した汚れを洗い流すことができる。従って、
洗浄室3内の水が排水された後にヒータ7が通電される
際に、ヒータ7に残菜が付着したままになることを防止
でき、乾燥工程で残菜の焦げる臭いの発生を防止するこ
とができる。
防止できるので、ヒータ7を掃除する頻度を少なくで
き、使い勝手が良い。また、ヒータ7は、注水口32か
ら給水される毎に洗われるので、確実に汚れを洗い流す
ことができる。例えば、食器洗い機1では、一回の運転
につき洗浄工程やすすぎ工程で合計5回の注水が行わ
れ、その度にヒータ7の表面は洗われる。従って、残菜
が付着してもすぐに洗い落とされるので、ヒータ7にこ
びり付かず、容易に洗い落とすことができる。
ていることによって、注水口32から注がれた水はまと
まって流れることができるので、分散して流れる場合に
比べて、勢いよく流れて、ヒータ7をより一層きれいに
することができる。また、本実施の形態の注水口32
は、ヒータ7に向いて開口していることによって、注水
口32から注がれる水は、ヒータ7に当たる勢いで、ヒ
ータ7表面の汚れを落とすことができるので、ヒータ7
をより一層きれいにすることができる。特に、注水口3
2は、ヒータ7の根元部である一端部7aに向いている
ので、水は、ヒータ7の根元部に当たって、その後、ヒ
ータ7の先端部へつたって流れ、汚れも根元から先端へ
洗い落とされる。従って、ヒータ7の根元部に汚れが溜
まることを防止することができる。
直線状に前方に延びていることによって、アーム5の基
部の直後方に位置する部分がなく、その結果、ヒータ7
を掃除する際でもアーム5が邪魔にならずに、掃除し易
い。このように、ヒータ7が汚れ難いので、掃除の頻度
を少なくできて、使い勝手が良い。また、フィルタ8を
取り外し易く、フィルタ8を掃除し易く、使い勝手がよ
り一層良い。
置されるヒータ7の形状は、上述の形状に限定されな
い。要は、注水口32から注がれる水でヒータ7を洗え
るように、注水口32とヒータ7とが配置されていれば
よい。また、ヒータ7の取付部材71の形状は上述に限
定されない。要は、洗浄室3の底部からヒータ7を支持
する部分に延びる部分が、フィルタ8寄りに配置されて
いればよい。
種々の設計変更を施すことが可能である。
ータに付着している汚れを、注水口から注がれる水によ
って洗い流すことができる。また、水は、注がれる勢い
で、ヒータをより一層きれいにすることができる。従っ
て、汚れが、ヒータに付着したままにならず、ヒータの
加熱時に焦げることを防止でき、使い勝手が良い。
かかる発明の効果に加えて、ヒータに向いた注水口から
の水が、確実にヒータに注がれ、汚れをより一層確実に
落とすことができる。請求項4に係る発明によれば、請
求項2にかかる発明の効果に加えて、まな板を充分に乾
燥できる。
構成の側面断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】食器等の被洗浄物を収容する洗浄室と、こ
の洗浄室へ水を注水するための注水口と、前記洗浄室の
底部に窪んで形成された水溜め凹部と、この水溜め凹部
の下流部分にて周囲よりも低くなるように前記洗浄室の
底部に形成された集水部と、複数の噴射口から水を噴射
するアームと、この集水部内の水を吸い込みこの水を前
記アームから噴射させるための洗浄ポンプと、前記集水
部の入口に取り付けられ、残菜等を捕獲するフィルタ
と、前記水溜め凹部に集中して配置され、洗浄時に前記
洗浄室内の水を加熱するとともに乾燥時に周囲の空気を
加熱するヒータとを備え、前記注水口を通じて注がれた
水が、前記ヒータの一端部にかかり、前記ヒータの他端
部に向かって前記ヒータの表面を洗いつつ流れるよう
に、前記洗浄室内における前記注水口と前記ヒータとの
配置を設定したことを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項2】食器等の被洗浄物を収容する洗浄室と、こ
の洗浄室へ水を注水するための注水口と、前記洗浄室の
底部に窪んで形成された水溜め凹部と、この水溜め凹部
の下流部分にて周囲よりも低くなるように前記洗浄室の
底部に形成された集水部と、複数の噴射口から水を噴射
するアームと、この集水部内の水を吸い込みこの水を前
記アームから噴射させるための洗浄ポンプと、前記集水
部の入口に取り付けられ、残菜等を捕獲するフィルタ
と、前記水溜め凹部に集中して配置され、洗浄時に前記
洗浄室内の水を加熱するとともに乾燥時に周囲の空気を
加熱するヒータとを備え、前記水溜め凹部は、溝状に形
成され、前記注水口を通じて注がれた水がまとまって流
れる構成であることを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項3】請求項1に記載の食器洗い機において、前記注水口は、前記ヒータの一端部上方に配置され、前
記ヒータに向いて開口している ことを特徴とする食器洗
い機。 - 【請求項4】請求項2に記載の食器洗い機において、前記洗浄室内にて被洗浄物を保持する食器かごは、前記
ヒータの近くでまな板を保持する ことを特徴とする食器
洗い機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29051896A JP3286541B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 食器洗い機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29051896A JP3286541B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 食器洗い機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001385686A Division JP3545382B2 (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 食器洗い機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10127557A JPH10127557A (ja) | 1998-05-19 |
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Family
ID=17757071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29051896A Expired - Lifetime JP3286541B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 食器洗い機 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-10-31 JP JP29051896A patent/JP3286541B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10127557A (ja) | 1998-05-19 |
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