JP3545382B2 - 食器洗い機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器の洗浄、すすぎ等を行う食器洗い機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、食器洗い機では、洗浄室内に、その底部中央に設けられ水を噴射できる噴射口を有するアームと、洗浄やすすぎ時に噴射する水を加熱するヒータとが備えられている。洗浄室の底部には、アームの根元の周囲を取り囲むように、水を溜めることのできる凹部が形成されており、そこにヒータが、アームの根元の周囲に環状に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、食器かごの格子の目の間から被洗浄物がヒータ上に落下することを防止する食器洗い機を提供することを目的としている。また、まな板を充分に乾燥できる食器洗い機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明の食器洗い機は、食器等の被洗浄物を収容する洗浄室と、この洗浄室へ水を注水するための注水口と、前記洗浄室の底部に窪んで形成された水溜め凹部と、この水溜め凹部内に集中して配置され、洗浄時に前記洗浄室内の水を加熱するとともに乾燥時に周囲の空気を加熱するヒータと、前記洗浄室にて被洗浄物を保持するための、水が通過できる格子状の食器かごとを備え、前記ヒータの上方で食器かごの格子の目を細かくし、ヒータの上方から離れた格子の目を粗くすることを特徴とする。
【0005】
この構成によれば、以下の作用を奏する。すなわち、食器かごの格子の目がヒータの上方で細かいことによって、格子の目の間から被洗浄物がヒータ上に落下することを防止することができる。
【0006】
また、ヒータの上方で格子の目を細かくし、ヒータの上方から離れた格子の目を粗くしていることによって、食器かごの全体で格子の目を細かくする場合に比べて、格子の目が細かい部分を小さくでき、格子の目が細かくなることにより水の流れが悪くなり水が被洗浄物にかかり難くなる部分を少なくすることができる。
【0007】
請求項2に係る発明の食器洗い機は、食器等の被洗浄物を収容する洗浄室と、この洗浄室へ水を注水するための注水口と、前記洗浄室の底部に窪んで形成された水溜め凹部と、この水溜め凹部内であって前記洗浄室の一側面に沿って集中して配置され、洗浄時に前記洗浄室内の水を加熱するとともに乾燥時に周囲の空気を加熱するヒータと、前記洗浄室にて被洗浄物を保持する食器かごとを備え、前記食器かごは、前記ヒータの近くでまな板を保持することを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、まな板を充分に乾燥できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる食器洗い機の概略構成の側面断面図である。なお、以下では、方向を正面図を基準に説明する。
【0010】
食器洗い機1は、外形が箱状のハウジング2と、ハウジング2内に区画された洗浄室3と、洗浄室3内で被洗浄物としてのまな板、食器等(以下「食器」という。)を保持する食器かご4と、ハウジング2後部に設けられた管61、弁62等を含む給水機構6と、洗浄室3内へ水を噴射するための洗浄ポンプ51と、洗浄ポンプ51と接続されて水を複数の噴射口5aから噴射するアーム5とを備えている。アーム5は、洗浄室3の底部中央に回転自在に設けられている。
【0011】
食器洗い機1では、給水機構6が水道等の給水設備(図示せず)に接続されて、注水口32を通じて洗浄室3内に給水することができる。給水された水は、洗浄室3底部の一段深い集水部31に溜められる。洗浄ポンプ51は、集水部31と接続され、水を集水部31から吸い込み、アーム5を通じて食器かご4内の食器に吹き付ける。その後、水は、集水部31に戻り、循環しながら、洗浄が行われる。また、アーム5は、水を噴射する反動で回転しながら、食器をむらなく洗浄することができる。
【0012】
また、食器洗い機1は、洗浄室3底部にヒータ7を備えている。ヒータ7は、洗浄室3内の水を加熱でき、この温水で洗浄やすすぎができる。また、ヒータ7は、周囲の空気を加熱して、以下のように食器を乾燥させることができる。すなわち、食器洗い機1には、ハウジング2後部に形成された通気口2aから洗浄室3内を経てハウジング2前部の排気口2bに至る風路が形成され、この風路に空気を送り出すことのできる送風ファン75がハウジング2後部に設けられている。送風ファン75を運転すると、空気は、通気口2aから吸い込まれて、洗浄室3内に送り込まれ、ヒータ7によって加熱されて、温風で食器を乾燥させることができる。
【0013】
また、食器洗い機1には、排水ポンプ52が備えられており、洗浄室3底部に管56を介して連通し、排水管54を通じて排水することができる。
【0014】
以下、各部を詳細に説明する。
【0015】
図2は、図1の食器洗い機1の一部断面平面図である。図3は、図1の食器洗い機1の断面正面図である。図4は、図1の食器洗い機1の一部断面斜視図である。なお、図2と図4には、食器かご4は図示されていない。まず、図1と図4を参照する。
【0016】
ハウジング2は、その前面に配置された開閉可能な扉21と、内部に設けられた前方の開放された箱状の内部槽22とを有している。内部槽22は、その内底部が容器状に形成されて、そこに水を溜めることができる。扉21の後面と、内部槽22内面とで囲まれて、上述の洗浄室3が区画されている。
【0017】
扉21は、その下端部に設けられた水平に延びる中心軸を中心に開閉することができる。開成状態で扉21は、その裏面21a(開成状態では上面となる)に食器かご4を洗浄室3内から取り外して載せることができる。
【0018】
また、扉21の裏面21aには、図2と図4に示すように、凹部21bが形成されている。この凹部21bは、扉21の閉成状態で、洗浄室3の前部右側にあり、後述するように、食器かご4に載置されたまな板M(図5参照)の前端部が入り込むことができる。それゆえ、凹部21bはまな板Mの前端部を安定して保持することができる。
【0019】
洗浄室3は、その後面右側に、上述の凹部21bに対向する凹部36を有している。この凹部36には、後述するようにまな板Mの後端部を安定して保持することができる。
【0020】
図3と図1を参照する。
【0021】
また、洗浄室3は、その内部に水を注ぐための注水口32と、注水口32からの水が流れ込み内部にヒータ7が配置された水溜め凹部33と、水溜め凹部33に含まれて一段低く形成された上述の集水部31とを備えている。集水部31の入口には、網状のフィルタ8が着脱自在に取り付けられ、そこを通過する水中の残菜等を捕獲することができる。
【0022】
注水口32は、洗浄室3の後面右側、水溜め凹部33の上方に配置され、給水機構6に接続されている。注水口32は、洗浄室3の後面から前方に突出して形成された突起部に、斜め下方に向いて、ヒータ7の根元に向けて開口している。それゆえ、注水口32から流れる水は、ヒータ7の根元に向かって落下し、ヒータ7の根元から先端に向かって、その表面の汚れを洗い流しつつ、水溜め凹部33へ流れ込む(矢印W1)。
【0023】
図2と図4を参照する。
【0024】
水溜め凹部33は、洗浄室3底部に平面視でJ字状に窪んで形成されている。すなわち、水溜め凹部33は、洗浄室3の後部右側、注水口32の下方から、前方に延びて、洗浄室3の前部で左右に延びて形成されている。水溜め凹部33内には、水を溜めることができ、洗浄およびすすぎ工程時には、ヒータ7が水につかるように水位が設定される。
【0025】
水溜め凹部33の底面は、洗浄室3の後部から前に向かって低く形成され、注水口32から流れ込んだ水が、水溜め凹部33を一つの流れになって、集水部31へスムーズに流入することができる(矢印W2,W3)。
【0026】
集水部31は、水溜め凹部33の下流部分である、水溜め凹部31の前部の左側部分に、周囲よりもさらに一段低く形成されている。水は、洗浄室3内から集められて集水部31に流れ込むことができる。
【0027】
ヒータ7は、集水部31の上方を回避して、洗浄室3の右側面に沿う水溜め凹部33の部分に配置されている。ヒータ7は、平面視で略U字状に形成されている。ヒータ7は、その後端部である根元側の一端部7a(U字状の開いた部分)で洗浄室3の後面に固定されている。ヒータ7の一端部7aは、洗浄室3後面近傍で平行に延びて、平行な部分同士の間隔が、洗浄室3の後面から遠ざかった部分に比べて狭く配置されている。それゆえ、注水口32から注がれた水がヒータ7の一端部7aの平行な両部分にかかりやすく、ヒータ7に付着した汚れを落としやすい。また、ヒータ7の他端部7b(U字状の屈曲部)は、集水部31の右側近傍にまで延びており、他端部7b近傍の左側部分で洗浄室3底部に取付部材71を介して固定されている。また、ヒータ7は、ほぼ全体が水溜め凹部33内に略水平に配置されている(図1参照)。それゆえ、注水口32から注がれた水が、ヒータ7の一端部7aにかかると、ヒータ7上を伝って他端部7bへ流れ、ヒータ7に付着した残菜等を流し去ることができる。また、水が、水溜め凹部33内に溜まる途中で、その水面がヒータ7の表面を洗いながら、ヒータ7の高さを通過するので、その時に水面の波がヒータ7の表面を洗うことができる。なお、ヒータ7は、ほぼ全体が水溜め凹部33内に、水溜め凹部33の底面に略平行に傾斜して配置されてもよく、この場合には、水が、ヒータ7を伝う際に流れる勢いで、ヒータ7の表面をより一層きれいに洗い流すことができる。また、ヒータ7は、それ自身が発熱する部材でもよいし、熱源からの熱を伝達する部材でもよく、要は、加熱するための加熱部材であればよい。
【0028】
取付部材71は、鋼線材を屈曲して形成され、洗浄室3底部から垂直に立設された立設部71bと、立設部71bの上端にループ状に形成されて内部を挿通するヒータ7を保持するループ部71aと、ループ部71aから水平に右方に延びた水平部71cとを備えている。水平部71cの右端部が、洗浄室3底部に形成されたボス部34にネジ止め固定されている。また、取付部材71の立設部71bは、集水部31、つまりフィルタ8の右側近傍に固定されている。
【0029】
図3と図4を参照する。
【0030】
フィルタ8は、水を流通させて残菜等を捕獲するための網状の網部8aと、網部8aから上方に延びた取手8bとを有している。取手8bは、網部8aの前端部に、網部8aの中央よりも左側に偏って設けられており、アーム5の端部5eとぶつかることを回避されている。また、取手8bは、洗浄室3内に収容されている食器かご4の前方に延びており、食器かご4を洗浄室3内に収容したままで、内部槽22の前面開口の下縁部と食器かご4との間の隙間を通じて、フィルタ8を着脱することができる。
【0031】
ところで、このように食器かご4を洗浄室3内に収容したままで、フィルタ8を着脱する際には、手探り状態となるため、フィルタ8が周囲の部材、例えば、ヒータ7とぶつかることも想定される。特に、取手8bがフィルタ8の中心から偏って配置されている場合には、ぶつかり易い。
【0032】
本実施の形態では、取付部材71が、フィルタ8寄りのヒータ7の部分を保持しているので、フィルタ8とヒータ7とが互いに接近している場合でも、フィルタ8を取り外す際に、フィルタ8がヒータ7の下方に入り込むことを取付部材71によって防止できる。従って、フィルタ8を取り外しやすく、その結果、フィルタ8を掃除し易く使い勝手が良い。
【0033】
図5は、食器かご4の平面図である。図5と図1を参照する。
【0034】
食器かご4は、洗浄室3内に、アーム5の上方に着脱自在に配置されている。食器かご4は、その下部に車輪を有した、食器を着脱自在に所定の姿勢で載置できるかご状部材である。食器かご4は格子状に形成されており、水がアーム5の噴射口5aから上方に向けて噴射されると、水を食器かご4に載置された食器に充分に吹き付けることができる。例えば、食器かご4は、鋼線材を屈曲加工して形成されており、その所定位置に、桟状や柱状の保持部材4a(一部のみ図示)が設けられている。図1に図示した保持部材4aは、一対の線材が互いの間隔を上方で広くなるように傾斜して配置され、この傾斜した一対の線材に、起立状態の皿Tの裏面の凸湾曲面を沿わせることによって、皿Tを起立状態で保持することができる。また、この一対の線材は、複数対が所定の間隔で設けられ、それらの間に皿を挟んで安定して保持できる。
【0035】
また、食器かご4の格子の目は、ヒータ7の上方で相対的に細かく形成されている。すなわち、右側の格子同士の間隔(図5のR1〜R4)は、左側の格子同士の間隔(図5のL1〜L2)に比べて狭い。それゆえ、食器かご4から小さな食器がヒータ7に落下することを防止することができる。従って、ヒータ7の損傷を防止でき、また、プラスチック製の食器等の耐熱性の劣る被洗浄物がヒータ7の発熱によって損傷することを防止できる。例えば、ヒータ7上にお箸、スプーン等の細い物が落下することを防止できるので、落下したお箸等がヒータ7の熱で加熱され変色したりすることも防止することができる。
【0036】
さらに、落下した食器を取り出すための手間を省け、使い勝手が向上する。
【0037】
ところで、このように格子の目を細かくすると、下方からの噴射水流が妨げられ、その結果、洗浄力が低下することが想定される。例えば、従来の食器洗い機では、ヒータが洗浄室に広く配置されており、ヒータの上方の格子の目を細かくすると、食器かごの大部分の目が細かくなってしまい、洗浄力が低下する可能性がある。
【0038】
一方、本実施の形態では、食器かご4には、細かい格子の部分に、大皿等の洗い易い物を載置するようにしている。すなわち、ヒータ7の上方となる、細かい格子の食器かご4の部分には、汚れの落ちやすい形状の被洗浄物、例えば、皿Tやまな板Mを載置できるように、上述の保持部材4aが配置されている。それゆえ、食器かご4の細かい格子の部分に、汚れの落ちやすい形状の食器を配置することによって、そこに収容される食器の汚れを落としやすいので、食器かご4の下方から水が噴射される場合のように細かい格子では水が食器にかかり難くなる場合でも、無理なく汚れを落とすことができ、食器をきれいに洗浄することができる。従って、食器かご4内の食器をむらなく洗浄することができる。
【0039】
また、食器かご4は、その右端部にまな板Mを、その長手方向を洗浄室3の右側面に沿うようにして立てて載置することができる。食器かご4は、その後部の右端部から、載置したまな板Mの後端部を突出させることができる。それゆえ、食器かご4の前後寸法よりも大きいまな板Mを載置することができる。また、このまな板の位置に対応して、上述の凹部36と凹部21bが形成されている。それゆえ、まな板Mを収容できる洗浄室3をコンパクトに形成することができる。また、まな板Mは前後の両端部を両凹部で安定して保持される。
【0040】
また、まな板Mは、ヒータ7の近くに配置されるので、ヒータ7から遠くに配置される場合にくらべて、充分に乾燥でき、また、ヒータ7からの熱によって殺菌効果も高い。
【0041】
また、ヒータ7は、水溜め凹部33内にあることから、洗浄室3の右側面に沿った比較的狭い部分に集中して配置されるので、ヒータが洗浄室の広い部分に配置される従来の場合に比べて、格子の目が細かい部分が小さくて済み、水の流れが細かい格子によって悪くなることをより一層確実に防止することができる。
【0042】
このように本実施の形態によれば、注水口32からの水がヒータ7の一端部7aにかかるように、注水口32およびヒータ7を洗浄室3内に配置することによって、ヒータ7に残菜等の汚れが付着していても、水は、注水口32から注がれる際に、ヒータ7全体にわたって付着した汚れを洗い流すことができる。従って、洗浄室3内の水が排水された後にヒータ7が通電される際に、ヒータ7に残菜が付着したままになることを防止でき、乾燥工程で残菜の焦げる臭いの発生を防止することができる。
【0043】
また、ヒータ7に残菜等が付着することを防止できるので、ヒータ7を掃除する頻度を少なくでき、使い勝手が良い。
【0044】
また、ヒータ7は、注水口32から給水される毎に洗われるので、確実に汚れを洗い流すことができる。例えば、食器洗い機1では、一回の運転につき洗浄工程やすすぎ工程で合計5回の注水が行われ、その度にヒータ7の表面は洗われる。従って、残菜が付着してもすぐに洗い落とされるので、ヒータ7にこびり付かず、容易に洗い落とすことができる。
【0045】
また、水溜め凹部33は、溝状に形成されていることによって、注水口32から注がれた水はまとまって流れることができるので、分散して流れる場合に比べて、勢いよく流れて、ヒータ7をより一層きれいにすることができる。
【0046】
また、本実施の形態の注水口32は、ヒータ7に向いて開口していることによって、注水口32から注がれる水は、ヒータ7に当たる勢いで、ヒータ7表面の汚れを落とすことができるので、ヒータ7をより一層きれいにすることができる。特に、注水口32は、ヒータ7の根元部である一端部7aに向いているので、水は、ヒータ7の根元部に当たって、その後、ヒータ7の先端部へつたって流れ、汚れも根元から先端へ洗い落とされる。従って、ヒータ7の根元部に汚れが溜まることを防止することができる。
【0047】
また、ヒータ7は、洗浄室3の後部から略直線状に前方に延びていることによって、アーム5の基部の直後方に位置する部分がなく、その結果、ヒータ7を掃除する際でもアーム5が邪魔にならずに、掃除し易い。
【0048】
このように、ヒータ7が汚れ難いので、掃除の頻度を少なくできて、使い勝手が良い。また、フィルタ8を取り外し易く、フィルタ8を掃除し易く、使い勝手がより一層良い。
【0049】
なお、水溜め凹部33の形状や、そこに配置されるヒータ7の形状は、上述の形状に限定されない。要は、注水口32から注がれる水でヒータ7を洗えるように、注水口32とヒータ7とが配置されていればよい。
【0050】
また、ヒータ7の取付部材71の形状は上述に限定されない。要は、洗浄室3の底部からヒータ7を支持する部分に延びる部分が、フィルタ8寄りに配置されていればよい。
【0051】
その他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【0052】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、以下の効果を奏する。すなわち、ヒータの上方で食器かごの格子の目が細かいので、被洗浄物のヒータへの落下を防止することができる。また、ヒータが、比較的集中して配置されるので、広く配置される場合に比べて、食器かごの格子の目が細かい部分を小さくできる結果、細かい格子で水の流れが妨げられることを防止でき、水が被洗浄物にかかり難くなることを防止することができる。
【0053】
請求項2に係る発明によれば、まな板を充分に乾燥できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる食器洗い機の概略構成の側面断面図である。
【図2】図1の食器洗い機の一部断面平面図である。
【図3】図1の食器洗い機の断面正面図である。
【図4】図1の食器洗い機の一部断面斜視図である。
【図5】図1の食器洗い機の食器かごの平面図である。
【符号の説明】
1 食器洗い機
3 洗浄室
4 食器かご
7 ヒータ
7a 一端部
7b 他端部
8 フィルタ
32 注水口
71 取付部材
T 皿
M まな板
Claims (2)
- 食器等の被洗浄物を収容する洗浄室と、この洗浄室へ水を注水するための注水口と、前記洗浄室の底部に窪んで形成された水溜め凹部と、この水溜め凹部内に集中して配置され、洗浄時に前記洗浄室内の水を加熱するとともに乾燥時に周囲の空気を加熱するヒータと、前記洗浄室にて被洗浄物を保持するための、水が通過できる格子状の食器かごとを備え、
前記ヒータの上方で食器かごの格子の目を細かくし、ヒータの上方から離れた格子の目を粗くすることを特徴とする食器洗い機。 - 食器等の被洗浄物を収容する洗浄室と、この洗浄室へ水を注水するための注水口と、前記洗浄室の底部に窪んで形成された水溜め凹部と、この水溜め凹部内であって前記洗浄室の一側面に沿って集中して配置され、洗浄時に前記洗浄室内の水を加熱するとともに乾燥時に周囲の空気を加熱するヒータと、前記洗浄室にて被洗浄物を保持する食器かごとを備え、
前記食器かごは、前記ヒータの近くでまな板を保持することを特徴とする食器洗い機。
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