JP3285786B2 - 搬送車両の停止位置検出装置 - Google Patents

搬送車両の停止位置検出装置

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JP3285786B2 JP04516997A JP4516997A JP3285786B2 JP 3285786 B2 JP3285786 B2 JP 3285786B2 JP 04516997 A JP04516997 A JP 04516997A JP 4516997 A JP4516997 A JP 4516997A JP 3285786 B2 JP3285786 B2 JP 3285786B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナ等荷物を
荷役するクレーンがコンテナ等荷物の搬送車両に対して
自動荷役するシステムにおいて、搬送車両の停止確認と
クレーンとの相対位置検出が可能な搬送車両の停止位置
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンテナ荷役クレーンと搬送車両
の相対位置の検出にあたっては、図9に示すように、固
定レーザビーム距離計010,011及び012からの
レーザビームを一定方向に射出して搬送車両04への相
対距離を検出するか、又は図10に示すように、搬送車
両04側に発光器021を取り付け、それをクレーン側
に設置したテレビカメラ22,23及び画像処理装置に
よって距離計測及び停止状態の確認を行う方法がある。
【0003】図9の方法は、クレーンに設置した固定レ
ーザビーム距離計010,011及び012をクレーン
脚部03と搬送車両04の相対距離を、図8に示すクレ
ーン前後方向及び左右方向に関して計測可能なように配
置したものである。クレーン、搬送車両間の相対距離を
クレーン前後、左右方向に計測することにより、クレー
ンの吊り具位置を搬送車両の平面内所定位置に自動位置
決めするためのデータを得るようにしたものである。図
中013,014はレーザビーム反射板である。
【0004】図10の方法は、搬送車両に設置した発光
器021の位置をクレーンに設置したテレビカメラ2
2,23で、クレーン基準線方位に対する角度偏位とし
て計測し、2台のテレビカメラ22,23設置間隔(既
知)と、発光器021位置角度偏位から、三角法で、図
8の前後方向相対距離計測を行う方法である。この方法
においては、図8の左右方向相対位置は、前述のテレビ
カメラ22,23で計測した発光器021の角度偏位計
測値を用いて計算することが可能であるため、左右方向
計測用の発光器、テレビカメラは必要としない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した搬
送車両04は、通常、図7に示すように、異なった長さ
のコンテナ06を各々に対応した所定位置に搭載する構
造となっており、従って搭載すべきコンテナ長さによっ
てクレーンに対する搬送車両04の停止位置も異なる。
【0006】ところが、図9に示す方法では、クレーン
前後方向の距離検出には問題は少ないが、左右方向につ
いては、固定レーザビーム距離計010を搬送車両04
がクレーンに進入する通路上に設置する必要があり、搬
送車両の通行を妨げないように通路上方に設置せざるを
得ず、搭載すべきコンテナ長さによって異なる搬送車両
04の左右方向の停止位置検出の為には、左右方向距離
計測用の固定レーザビーム距離計010のビーム射出方
向を変化させるか、コンテナ長に対応した別の距離計を
設置する必要があり、複雑で高価になる。
【0007】図10の方法は、発光器021を搬送車両
04に設置する必要があり、一般に搬送車両04の使用
台数は極めて多く、それらに全て発光器021を設置す
るのは、設置費用及び保守費用が高く問題が多い。
【0008】そこで、本発明の目的は、搬送車両に設置
する設備を簡易にすると共に、クレーンに対し計測装置
を少ない数量で簡単に設置できる搬送車両の停止位置検
出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係る搬送車両の停止位置検出装置は、搬送
車両に搭載されたコンテナ等荷物を荷役するクレーンに
設置された走査式距離・角度計測装置と、前記搬送車両
の所定位置に取り付けられた所定の幅を持ったターゲッ
ト板と、前記走査式距離・角度計測装置から得られた走
査角度とそれに対応する距離計測値を入力して処理する
データ処理装置より構成され、該データ処理装置は、前
記走査式距離・角度計測装置の走査区間において該計測
装置から入力される刻々の走査角度に対する距離計測値
が予め設定した閾値を超えて変化したのを検出し、相続
く二つの距離計測値の変化を検出した時点の走査角度の
差と一つ目の変化後の距離計測値により前記相続く距離
計測値変化の生じた区間の長さを演算し、該演算結果が
ターゲット板の幅と一致する場合に、前記一つ目の変化
後の距離計測値を前記走査式距離・角度計測装置とター
ゲット板の間の距離として確定すると共に、前記二つの
相続く距離計測値変化検出時点の走査角度から前記走査
式距離・角度計測装置に対するターゲット板の幅方向位
置を確定することにより、前記搬送車両のクレーンに対
する相対位置を検出することを特徴とする。
【0010】また、前記搬送車両の停止位置検出装置に
おいて、コンテナ等荷物の長さに応じた幅のターゲット
板を設けたことを特徴とする。
【0011】また、前記搬送車両の停止位置検出装置に
おいて、コンテナ等荷物の長さに応じて特有のパターン
を有するターゲット板を設けたことを特徴とする。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る搬送車両の停
止位置検出装置を実施例により図面を用いて詳細に説明
する。
【0014】<第1実施例>図1は本発明の第1実施例
を示す搬送車両の停止位置検出装置の概略構成平面図
(同図(a))及び正面図(同図(b))、図2は同じ
く作用説明図で同図(a)は搬送車両の斜視図、同図
(b)はデータ処理装置における計測イメージ、同図
(c)は三角計算法の説明図、図3は本検出装置のブロ
ック線図、図4はデータ処理装置におけるフローチャー
トである。尚、これらの図において、図9及び図10と
同一部材には同一符号を附して詳しい説明は省略する。
【0015】図1に示すように、クレーン脚部03には
レーザビーム走査式距離・角度計測装置01が取り付け
られ、このレーザビーム走査式距離・角度計測装置01
は走査されたビームを反射する物体への距離をその時の
ビーム走査角度と共に計測信号として制御装置としての
データ処理装置05へ出力するものである。
【0016】前記データ処理装置05は、レーザビーム
走査式距離・角度計測装置01の計測信号を処理して、
目的とする搬送車両停止位置検出信号を生成するもので
ある。
【0017】一方、搬送車両04には、コンテナ06の
長さに対応する巾を持ったターゲット板又はターゲット
板を組み合わせて特有のパターンとなるターゲット板群
(以下、これらを含めてターゲット板と呼ぶ)02が設
置される。
【0018】レーザビーム走査式距離・角度計測装置0
1は、クレーン脚部03等、ターゲット板02に対して
レーザビームを略水平に射出できる位置で、搬送車両0
4の通行路に対してビーム走査中心線が直角あるいは固
定した角度となるように設置される。
【0019】レーザビーム走査式距離・角度計測装置0
1とターゲット板02の設置位置の関係は、各種長さの
コンテナ種類によって異なる搬送車両04のコンテナ搭
載場所に対応して、クレーン左右方向(搬送車両進行方
向)に関して搬送車両04が正しく停止していることが
検出可能なようにする。
【0020】例えば、図1において、クレーンのコンテ
ナ吊り上げ下げ位置が、クレーン中心線にある場合、レ
ーザビーム走査式距離・角度計測装置01をクレーン中
心線に合わせて設置すれば、ターゲット板02は搬送車
両04の各種長さのコンテナ06を搭載する範囲の中心
に設置される。
【0021】図2に示すように、ターゲット板02は搬
送車両04の側方のレーザビーム走査式距離・角度計測
装置01に最も近い位置に設置されている(同図(a)
参照)。従って、レーザビーム走査式距離・角度計測装
置01が、レーザビーム走査範囲の搬送車両04各部位
までの距離計測を行った結果(各走査角度とその角度に
おけるビームを反射した物までの距離の値)をデータ処
理装置05で処理すると、同図(b)に示すようなター
ゲット板02の像を表すデータが得られる。
【0022】図2(b)におけるターゲット板02の像
において、板の巾方向長さは、ターゲット板02の巾方
向端部を検出した時の走査角度と、ターゲット板02の
巾方向端部のレーザビーム走査式距離・角度計測装置0
1による距離計測値とから、データ処理装置05によっ
て三角計算を行うことによって得られる(図2(c)参
照)。
【0023】また、特定の巾又はパターンを持ったター
ゲット板02の巾方向端部を検出した時の走査角度と、
端部の距離から同様にしてレーザビーム走査式距離・角
度計測装置01の取付位置を基準とした搬送車両04の
左右方向位置が検出できる。
【0024】一方、クレーン前後方向の搬送車両位置
は、ターゲット板02への距離として計測できる。
【0025】搬送車両04が停止しているかどうかの判
定は、レーザビーム走査を繰り返し行った時、前後方向
に距離計測値が変化しないこと及び左右方向については
ターゲット板02の巾方向端部検出時点でのレーザビー
ム走査角度に変化がないことを検出することによって行
う。
【0026】本実施例における検出装置のブロック線図
を図に示す。これによれば、先ず、レーザビーム走査
式距離・角度計測装置01からの計測信号はデータ処理
装置05に送られるが、その信号は上記レーザビーム走
査式距離・角度計測装置01に対して予め設定されたレ
ーザビーム走査角度の一定量の変化毎にデータ処理装置
05へ出力される。データ処理装置05が受け取る信号
はレーザビーム角度信号S1とその角度に射出したレー
ザビームに対向する物体による反射を利用して計測した
その物体への距離信号S2である。
【0027】上記計測信号S1、S2は例えば走査角度
0.01度毎に送られてくるが、それら時系列の距離計
測値をターゲット板端部・平面部検出部S3で相互に比
較し、同一距離が相続けば同一平面が存在し、距離に変
化が発見されれば、平面の断絶があったことを検出出来
る。ターゲット板端部・平面部検出部S3は平面の断絶
を検出したタイミング信号をターゲット板端部方向検出
部S4に送り、その時点でのレーザビーム走査角度をタ
ーゲット板端部方向検出部S4が平面断絶の発生した方
向としてメモリする。また、平面断絶発生タイミングを
ターゲット板平面部距離検出部S5に送り、ターゲット
板平面部距離検出部S5がメモリしていた平面断絶発生
の1タイミング前の距離計測信号を搬送車両左右方向位
置ずれ量演算部S6に送る。
【0028】搬送車両左右方向位置ずれ量演算部S6
は、ターゲット板端部方向検出部S4から与えられた平
面断絶が発生した時点でのレーザビーム走査角度と、タ
ーゲット板平面部距離検出部S5から与えられる平面ま
での距離を使って平面断絶の発生した点の横方向位置を
演算する。
【0029】上記説明は平面として検出した物体がター
ゲット板02であった場合に、ターゲット板平面の走査
方向に対しての終わり側端線部を検出する段階に対する
ものであるが、走査方向に対してターゲット板02の始
まりの線を検出する場合はターゲット板平面部距離検出
部S5は距離計測値の断絶の発生した時点の距離をメモ
リし、搬送車両左右方向位置ずれ量演算部S6はその距
離を使って平面の開始側端部の横方向位置を演算する。
【0030】このようにして、平面の開始側、終わり側
のそれぞれの端部位置を演算し、それらの差を取ること
により、平面の幅を演算し、ターゲット板02の幅デー
タと比較して、検出した平面がターゲット板02かどう
かを判定する。このような判定も搬送車両左右方向位置
ずれ量演算部S6で行う。
【0031】演算結果は搬送車両前後方向停止位置信号
S7及び同左右方向停止位置信号S8として出力され
る。平面への距離及び横方向位置検出値が変化しないこ
とを確認して搬送車両04が停止中であることの確認を
行い、搬送車両前後方向停止位置信号S7、搬送車両左
右方向停止位置信号S8に含めて出力する。
【0032】次に、データ処理装置05における動作を
図4のフローチャートで説明する。 (1)レーザビーム走査角度の一定の変化毎に入力され
る角度信号をステップP2で、対象物体までの距離計測
値をステップP1で取り込む。 (2)前回のデータ取り込みにおける距離計測値入力は
M2にメモリされている。ステップP3でM2と今回入
力の距離計測値M1の比較を行い、差が既定の判定値K
以下なら同一平面を監視しているものと判定し処理をお
わる(ステップP4参照)。 (3)M1とM2の差がkを超過する場合、ステップP
5でP≠1なら初めて距離計測に変化が発生したのであ
り、Pを1としステップP10、11でM2に今回の距
離計測値を、ステップP7でTH1に今回レーザビーム
走査角度をメモリし今回の処理を終わる。 (4)M1とM2の差がkを超過する場合で、ステップ
P5でP=1なら、すでに距離計測の変化が過去に発生
しており、検出対象物体の走査方向に対して終わりの端
部を検出したと判定できる。この場合は今回のレーザビ
ーム走査角度をTH2にメモリする。(注)TH1は最
初に距離変化を検出した時のレーザビーム走査角度であ
る。 (5)ステップP8では(TH2−TH1)×M2がW
即ち、ターゲット板02の幅と等しいかを判定する。T
H1、TH2はラジアン表示である。ステップP8の判
定に使う式は付図に対応しており誤差を含むが本発明の
実際の適用ではTH1、TH2がM2に比べて非常に小
さいので実用上は十分な精度を与える。 (6)上記ステップP8の判定がNoであればP、Qを
リセットする一方、ステップP9でYesであれば検出
した物体はターゲット板である。従って、ステップP1
2でレーザビーム走査計測装置から見たターゲット板の
中心位置のズレ量をZ1としてZ1=(TH1+TH
2)/2×M2として演算する。また、前後方向距離は
MZ1としてMZ1=M2として決定する。 (7)ステップP13でQ=1かどうかを判定する。Q
≠1はステップP12の処理が初めて行われたことを示
す。この場合、ステップP16でZ1をZ2に、MZ1
をMZ2にメモリし、更にステップP18でQに1を設
定して今回処理を終わる。 (8)ステップP13でQ=1なら前回ターゲット板を
検出しており、ステップP14で今回演算のターゲット
板への距離及び横方向ズレが前回値と等しいかどうかを
判定する。前回値と同じならば、搬送車両が停止中であ
ること及び、距離、ズレ量をステップP17で出力す
る。前回から変化していれば、ステップP15でP、Q
をリセットする。上記のデータ処理はレーザビームの既
定角度変化毎の入力データに対して毎回行われる(ステ
ップP19参照)。
【0033】尚、上記説明では、1個のレーザビーム走
査式距離・角度計測装置01を用いてターゲット板02
の巾あるいは配置形状の識別を行って搬送車両04の左
右位置計測を行うようにしているが、複数のレーザビー
ム走査式距離・角度計測装置01をクレーンに設置し、
各々を搬送車両04の搭載コンテナ長さに対応した搬送
車両停止位置においてターゲット板02を観測できるよ
う配置して同様の効果を得ることができる。
【0034】<第2実施例>図5は本発明の第2実施例
を示す搬送車両の停止位置検出装置の概略構成平面図で
ある。
【0035】これは、搬送車両04のクレーン前後方
向,左右方向と共に左右方向に対する搬送車両04の停
止位置での捩じれ偏位を計測するようにした例である。
即ち、第二のレーザビーム走査式距離・角度計測装置0
1bを第1のレーザビーム走査式距離・角度計測装置0
1aからクレーン左右方向に離して設置し、第一,第二
の両計測装置01a,01bによる搬送車両04への距
離計測値の差により、捩じれ量を計測するのである。搬
送車両04のクレーン前後方向,左右方向の停止位置
は、第1のレーザビーム走査式距離・角度計測装置01
aを用いて第1実施例と同様にして検出される。
【0036】<第3実施例>図6は本発明の第3実施例
を示す搬送車両の停止位置検出装置の概略構成平面図で
ある。
【0037】これは、長さの異なるコンテナが、長手方
向の中心を搬送車両04上の同一位位置に合わせて搭載
する場合に、コンテナの長さ判別を行えるようにした例
である。
【0038】即ち、搬送車両04の搭載コンテナ中心位
置に前後,左右方向位置検出用のターゲット板02a
を、それと対応するクレーンの位置に第一のレーザビー
ム走査式距離・角度計測装置01aを設置して、第1実
施例と同様に、搬送台車停止位置を検出すると共に、搬
送車両04が規定停止位置に停止した状態で搬送車両0
4に短い長さのコンテナを搭載した時は、そのコンテナ
の壁面を検出せず、長い方のコンテナを搭載した時は、
その壁面を検出するような第二のレーザビーム走査式距
離・角度計測装置01bをクレーンに設置し、該計測装
置01bがコンテナ壁を検出するか、しないかによって
長さを判別するのである。
【0039】尚、第2,第3実施例における第二のレー
ザビーム走査式距離・角度計測装置01bは必ずしもレ
ーザビーム走査は必要とせず、固定式のレーザビーム距
離計での置換も可能である。
【0040】また、本発明は上記各実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種変更が可能
であることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上要するに本発明の搬送車両の停止位
置検出装置によれば、搬送車両に搭載されたコンテナ等
荷物を荷役するクレーンに設置された走査式距離・角度
計測装置と、前記搬送車両の所定位置に取り付けられた
所定の幅を持ったターゲット板と、前記走査式距離・角
度計測装置から得られた走査角度とそれに対応する距離
計測値を入力して処理するデータ処理装置より構成さ
れ、該データ処理装置は、前記走査式距離・角度計測装
置の走査区間において該計測装置から入力される刻々の
走査角度に対する距離計測値が予め設定した閾値を超え
て変化したのを検出し、相続く二つの距離計測値の変化
を検出した時点の走査角度の差と一つ目の変化後の距離
計測値により前記相続く距離計測値変化の生じた区間の
長さを演算し、該演算結果がターゲット板の幅と一致す
る場合に、前記一つ目の変化後の距離計測値を前記走査
式距離・角度計測装置とターゲット板の間の距離として
確定すると共に、前記二つの相続く距離計測値変化検出
時点の走査角度から前記走査式距離・角度計測装置に対
するターゲット板の幅方向位置を確定することにより、
前記搬送車両のクレーンに対する相対位置を検出する
で、搬送車両に設置する設備を簡易にすると共にクレー
ンに対し計測装置を少ない数量で簡単に設置できる検出
装置で、迅速且つ確実な計測が可能となり、クレーン自
動運転化に多大な効用をもたらす。例えば、ターゲット
板は単純な形状の鉄板等で済むと共に、走査式距離・角
度計測装置は1台で済む。
【0042】また、前記コンテナ等荷物の長さに応じた
幅のターゲット板を設けたので、異なった長さのコンテ
ナにも容易に対応できる。
【0043】また、前記コンテナ等荷物の長さに応じて
特有のパターンを有するターゲット板を設けたので、異
なった長さのコンテナにも容易に対応できる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す搬送車両の停止位置
検出装置の概略構成平面図(同図(a))及び正面図
(同図(b))である。
【図2】同じく作用説明図で同図(a)は搬送車両の斜
視図、同図(b)はデータ処理装置における計測イメー
ジ、同図(c)は三角計算法の説明図である。
【図3】同じく本検出装置のブロック線図である。
【図4】同じく本発明データ処理装置におけるフローチ
ャートである。
【図5】本発明の第2実施例を示す搬送車両の停止位置
検出装置の概略構成平面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す搬送車両の停止位置
検出装置の概略構成平面図である。
【図7】各種コンテナの説明図である。
【図8】コンテナ荷役クレーンと搬送車両の位置関係を
示す斜視図である。
【図9】従来の検出装置の斜視図である。
【図10】従来の別の検出装置の斜視図である。
【符号の説明】
01(01a) (第一の)レーザビーム走査式距離・
角度計測装置 01b 第二のレーザビーム走査式距離・角度計測装置 02(02a,02b) ターゲット板 03 クレーン脚部 04 搬送車両 05 データ処理装置 06 コンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 13/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送車両に搭載されたコンテナ等荷物を
    荷役するクレーンに設置された走査式距離・角度計測装
    置と、前記搬送車両の所定位置に取り付けられた所定の
    幅を持ったターゲット板と、前記走査式距離・角度計測
    装置から得られた走査角度とそれに対応する距離計測値
    を入力して処理するデータ処理装置より構成され、該デ
    ータ処理装置は、前記走査式距離・角度計測装置の走査
    区間において該計測装置から入力される刻々の走査角度
    に対する距離計測値が予め設定した閾値を超えて変化し
    たのを検出し、相続く二つの距離計測値の変化を検出し
    た時点の走査角度の差と一つ目の変化後の距離計測値に
    より前記相続く距離計測値変化の生じた区間の長さを演
    算し、該演算結果がターゲット板の幅と一致する場合
    に、前記一つ目の変化後の距離計測値を前記走査式距離
    ・角度計測装置とターゲット板の間の距離として確定す
    ると共に、前記二つの相続く距離計測値変化検出時点の
    走査角度から前記走査式距離・角度計測装置に対するタ
    ーゲット板の幅方向位置を確定することにより、前記搬
    送車両のクレーンに対する相対位置を検出することを特
    徴とする搬送車両の停止位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記コンテナ等荷物の長さに応じた幅の
    ターゲット板を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    搬送車両の停止位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記コンテナ等荷物の長さに応じて特有
    のパターンを有するターゲット板を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の搬送車両の停止位置検出装置。
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