JP3285579B2 - 化粧品棒状物 - Google Patents

化粧品棒状物

Info

Publication number
JP3285579B2
JP3285579B2 JP50480993A JP50480993A JP3285579B2 JP 3285579 B2 JP3285579 B2 JP 3285579B2 JP 50480993 A JP50480993 A JP 50480993A JP 50480993 A JP50480993 A JP 50480993A JP 3285579 B2 JP3285579 B2 JP 3285579B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
palmitate
stearate
carbon atoms
water
cosmetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP50480993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06510291A (ja
Inventor
アウル,マルタ
クリール,マンフレート
シユナイダー,ギユンター
タイヒマン,シユテフアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beiersdorf AG
Original Assignee
Beiersdorf AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Beiersdorf AG filed Critical Beiersdorf AG
Publication of JPH06510291A publication Critical patent/JPH06510291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3285579B2 publication Critical patent/JP3285579B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/60Sugars; Derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/37Esters of carboxylic acids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/37Esters of carboxylic acids
    • A61K8/375Esters of carboxylic acids the alcohol moiety containing more than one hydroxy group
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/39Derivatives containing from 2 to 10 oxyalkylene groups
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q1/00Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
    • A61Q1/02Preparations containing skin colorants, e.g. pigments
    • A61Q1/04Preparations containing skin colorants, e.g. pigments for lips
    • A61Q1/06Lipsticks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S424/00Drug, bio-affecting and body treating compositions
    • Y10S424/05Stick

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、化粧品棒状物(stick)、特に口紅、好ま
しくは口唇保護棒状物、並びに化粧品棒状物を製造する
ための組成物及び方法に関する。
背景の技術 口唇の皮膚は非常に薄い角質層を有するにすぎない。
口唇には汗腺が全然なく、孤立した脂腺があるにすぎな
い。従って口唇の皮膚は特に油気がなく、特に冷及び乾
燥気候において渇きやすい。この時皮膚には小さな亀裂
が入り、口唇の、化学的、物理的及び微生物的作用(例
えば食物、日光及び口内炎ウイルスの作用)に対する感
受性が増大する。
口唇保護棒状物の仕事はこれを防止することにある。
これらの製品は、普通適用後に口唇の上に被覆層を形成
するロウ及び脂肪成分を高含量で含んでなる。
更に口唇保護棒状物の組成物には、口唇保護を促進す
る活性化合物例えばビタミン、不湿剤、光に対する保護
剤、不透明顔料などが更に混入しうる。
口唇の真皮は、口唇の表面のすぐ下に広がる良好な循
環系の乳頭を含む。それ故に口唇は色が赤味を帯び、問
題の人間の顔色に依存して多かれ少かれ顔の残りの皮膚
から目立っている。従って装飾的化粧品の美容上の手段
は適当な化粧品によって口唇の色を人間のタイプに適合
させることでもある。
この種の製品は装飾的口紅であり、これには多種類の
着色顔料が混入できる。これらの棒状物も、適用後に口
唇の上に被覆脂質層を形成するロウ及び脂肪成分を高含
量で含んでなる。
しかしながら、現在この層の目的は口唇の皮膚が渇く
のを防止するのではない。ここに脂質層は口唇に付着す
る混入された顔料に対する基剤として働き、種々の理由
のために顔料自体はそのような基剤なしに口唇に適用す
ることができない。
口唇保護棒状物及び装飾用口紅の性質を互いに組合せ
る、即ち口唇保護物質を装飾用口紅中に混入することも
可能である。
技術的には、殆んどすべての口紅が、固体又は半固体
ロウ及び液体油の無水の脂肪混合物であり、この口紅基
剤は高度に精製されたパラフィン油及びロウである。
必要条件の理想的な形によれば、口紅は滑らかに且つ
高い摩擦抵抗なしに適用できるべきである。更に穏やか
な加圧下でさえ、口紅は油性でない、鈍くない又は粘着
性でないが、しっかりと付着する脂肪性の膜を口唇に与
えるべきである。この脂肪性の膜は口唇を滑らかに且つ
柔軟にする。
更に口唇は、それが耐亀裂性及び耐熱性であり且つ油
質を失うべきでないという必要条件に合わねばならな
い。
従来法の通常の基剤は、 (1)液体油(例えばパラフィン油、ヒマシ油及びミリ
スチン酸イソプロピル)、 (2)半固体成分(例えば無色の石油ゼリー物及びラノ
リン)、 (3)固体成分(例えば密ロウ、セレシン及び微結晶ロ
ウ又はオゾケライト)及び (4)高融点ロウ(例えばカルナウバロウ及びカンデリ
ラロウ)である。
パラフィン及び密ロウを含有する従来法の口紅は、
「化粧品、化粧品材料の開発、製造及び利用」、105
頁、W.ウンバッハ(Umbach)編、ジョージ・シーメ(Ge
org Thime)出版(スツッツガルト、ニューヨーク)、
1988年に記述されている。
しかしながら従来法は多くの欠点を有する。これらは
水溶性の活性化合物が、しばしばこれを適当に化粧品基
剤中に混入しうるほど十分な脂肪への溶解性を有さない
という事実を含む。一方化粧品棒状物の人間の皮膚との
親和性を増大させるためには、ある含水量が全く望まし
い。
水/油乳化液に基づく化粧品棒状物の製造法は独国特
許第2,335,549号から公知である。この教示によれば、
ポリヒドロキシ化合物及び非イオン性表面活性化合物か
らゲルを製造し、このゲルを化粧品基剤と混合し、次い
で水を混合物中へ乳化させる。
しかしながら、化粧品棒状物に課せられた世界的な必
要条件を満す棒状物はこの方法で製造することができな
い。
他の欠点は、現時点まで、パラフィン油及びロウが口
紅にとって欠かせない成分であるということである。こ
れらは高品質で得られる原料であり且つこれらの物質を
用いると有用な性質を有する棒状物が処方できるけれ
ど、そのような化粧品棒状物の有用性は制限される。更
にパラフィンは地球上での生産量の限られた有用な原料
である。近代的な製造法は再生しうる原料という方向で
加工することであり、これは例えば化粧品分野における
植物のロウ又は油の使用に当る。
しかしながら公知の植物ロウ、脂肪又は油或いは化学
的に改変したロウ、脂肪又は油に基づく化粧品棒状物の
設計は従来不可能であった。本発明の他の目的は、鉱物
油を省略することができ且つその代りに植物或いは適当
ならば動物脂質成分又はその化学的に改変した誘導体に
基づく化粧品棒状物、特に口紅に対する基剤を提供する
ことである。
発明の詳細な説明 (a)密ロウ、 (b)(ba)炭素数20〜40の飽和カルボン酸及び (bb)炭素数14〜34の飽和アルコール、 のエステル (c)適当ならば水、及び (d)他の脂質及び/又は通常の助剤並びに添加剤、 を含んでなる化粧品棒状物に対する組成物が、すべての
必要とされる性質を有し且つ従来法の欠点を排除して口
紅を提供しうるということは驚くべきことであり、予見
不可能であった。
特に本発明の組成物を用いると、乳化口紅又は口唇保
護棒状物を製造することが可能であり、水の混入の有無
とは無関係に鉱物脂質成分又はパラフィンの添加を完全
に省略することができる。
更に本発明は従来法の欠点を有さない乳化口紅を提供
する。
エステルは、炭素数24〜34の飽和カルボン酸と炭素数
14〜22の飽和アルコールのエステルを含んでなる群から
選択することが特に有利である。
炭素数26〜32の飽和カルボン酸と炭素数16〜20の飽和
アルコールのエステルは特に有利である。
下記のエステル(A)〜(J)は特に有利である: (A)下式のパルミチン酸ヘキサコサニル(同義語:ヘ
キサデカン酸ヘキサコサニル): (B)下式のパルミチン酸オクタコサニル(同義語:ヘ
キサデカン酸オクタコサニル): (C)下式のパルミチン酸トリアコンタニル(同義語:
ヘキサデカン酸トリアコンタニル): (D)下式のパルミチン酸ドトリアコンタニル(同義
語:ヘキサデカン酸ドトリアコンタニル[sic]): (E)下式のパルミチン酸テトラトリアコンタニル(同
義語:ヘキサデカン酸テトラトリアコンタニル[si
c]): (F)下式のステアリン酸ヘキサコサニル(同義語:オ
クダデカン酸ヘキサコサニル): (G)下式のステアリン酸オクタコサニル(同義語:オ
クタデカン酸オクタコサニル): (H)下式のステアリン酸トリアコンタニル(同義語:
オクタデカン酸トリアコンタニル): (I)下式ステアリン酸ドトリアコンタニル(同義語:
オクタデカン酸ドトリアコンタニル[sic]): (J)下式ステアリン酸テトラトリアコンタニル(同義
語:オクタデカン酸テトラトリアコンタニル): 好適なエステルはステアリン酸オクタコサニルである。
このエステルは、コスター・コイネン・オランダ(Ko
ster Keunen Holland)B.V.が合成し、提供してい
る。
エステルはその製造法から多分ある種の無害な副生物
及び未反応の出発物質を含んでいる。エステル含量が製
品の全重量に基づいて少くとも80重量%の市販品を用い
ることは有利である。
密ロウ[同義語:セラ・フラバ(cera flava、黄色
を帯びている)、セラ・アルバ(cera alba、白色)、
CTFA:密ロウ]は主にパルミチン酸ミリシル、セロチン
酸、メリシン酸、高級アルコール及び炭化水素からなっ
ている。最近の研究は、密ロウが主にC35〜C54のヘキサ
デカン酸アルキルエステルの同族系からなるということ
を示唆している[「医薬、化粧品及び関連分野に対する
助剤の辞典」、H.P.フィードラー(Fiedler)、第3
版、1989年、エディチオ・カントール・アウレンドルフ
(Editio Cantor Aulendorf)、及びここにキーワー
ド「密ロウ」で引用されている文献]。
古くから密ロウは、特にクリーム及び軟こう処方物に
対する重要な化粧品成分であったが、化粧品棒状物に対
してはそうでなかった。従来法の口紅は密ロウを4.0重
量%含んでいる。
密ロウの高すぎる含量は、従来常に化粧品棒状物が無
光沢で、粒々しているということを意味した。そのよう
な棒状物の安定性は常に何かすべきことが残されてい
た。密ロウに基づく化粧品棒状物が化粧品的に優雅でな
いということは常に重大な欠点であった。
言うまでもないが、ある量の密ロウは、公知のように
口紅に対して強度を付与し、口紅組成物が口唇にしっか
り付着するようにする[「化粧品、化粧品試剤の開発、
製造及び利用」、104頁〜、W.ウンバッハ(Umbach)
編、1988年、ジョージ・シーメ(Georg Thieme)出
版、スツッツガルト]。それにも拘らず、確かに上述の
考察から、密ロウは化粧品棒状物の必須成分でない。
本発明による化粧品棒状物は、有利には 密ロウ 0.5〜50 重量% 炭素数20〜40の飽和カルボン酸と 炭素数14〜34の飽和アルコールの エステル 0.5〜50 重量% 水 0.1〜20 重量% 特に 密ロウ 2.0〜20 重量% 炭素数20〜40の飽和カルボン酸と 炭素数14〜34の飽和アルコールの エステル 2.0〜25 重量% 水 1.0〜10 重量% 特に好ましくは 密ロウ 3.0〜10 重量% 炭素数20〜40の飽和カルボン酸と 炭素数14〜34の飽和アルコールの エステル 5.0〜20 重量% 水 1.0〜5 重量% 好ましくは 密ロウ 4.0〜6.0 重量% 炭素数20〜40の飽和カルボン酸と 炭素数14〜34の飽和アルコールの エステル 15.0〜18.0重量% 水 2.0〜3.0 重量% を含んでなる。
蜂蜜ロウ及び炭素数20〜40の飽和カルボン酸と炭素数
14〜34の飽和アルコールのエステル、特にエステル
(A)〜(J)、特に好ましくはステアリン酸オクタコ
サニルの1種又はそれ以上を、約1:1〜約1:5、特に約1:
3の割合で選択することは好ましい。
斯くして乳化口紅に対して使用される本発明の組成物
にある量の水を含んでなる。密ロウ自体は乳化性を有す
るから乳化剤を省略することは確かに可能である。しか
しながら乳化剤、特に水/油(W/O)乳化剤を混入する
ことは有利であり、好ましい。
驚くことにポリグリセロール脂肪酸エステルは、特に
好適なW/O乳化剤であることがわかった。これは驚くべ
きことに皮膚にやさしい安定な化粧品棒状物をもたら
し、更に化粧品の観点から特に優雅な処方物を与える。
ポリグリセロール3−ジイソステアレート(同義語:ジ
イソステアリン酸トリグリセリル)は特に有利である。
本発明により且つ起源、性質及び化粧品での用途から
有利であるポリグリセロールエステルは、「薬剤、化粧
品及び関連分野に対する助剤の辞典」、H.P.フィードラ
ー(Fiedler)、第3版、1989年、及びこれにキーワー
ド「ポリグリセリンエステル」、「ポリグリセロールエ
ステル」、「ポリグリセリル3ジイソステアレート」、
「トリグリセロール」及び「トリグリセリルジイソステ
アレート」などに引用された文献に表示され且つ議論さ
れている。ここに記述されているポリグリセロールは本
発明に対して特に適当である。
斯くして本発明は、密ロウ、ステアリン酸オクタコサ
ニル及び水を含むことで特色であることに加えて、ポリ
グリセロール脂肪酸エステル、特にポリグリセリン3−
ジイソステアレートを含んでなる群からの1種又はそれ
以上の乳化剤を含むことで特徴づけられる化粧品棒状物
に関する。
乳化剤は、有利には0.05〜10.0重量%、特に1.00〜8.
00重量%、特に好ましくは2.00〜4.00重量%の含量で本
発明の組成物に混入しうる。
本発明の組成物には、化粧品棒状物の通常の成分、即
ちロウ、特に植物及び/又は動物ロウ又はその化学的改
変誘導体、特にカルナウバロウ、カンデリラロウなど、
炭化水素、基剤物質に対する油脂、並びに通常の助剤及
び添加剤例えば芳香油、保存剤、着色顔料、光に対する
保護剤及び安定剤が有利に混入しうる。
以前のように脂溶性活性化合物に限定されない、水溶
性活性化合物例えばビタミンなどを含んでなる群から選
択できる口唇保護活性化合物を混入することも更に有利
である。
棒状物組成物を100重量%にする残りは、次の成分か
ら特に有利に選択しうる: グリセロールトリカルボン酸エステル(同義語:トリグ
リセリド)、ゲルベアルコール、ミリスチン酸ミリスチ
ル、ジョジョバ油及び関連物質。特に他の液体脂成分も
本発明の組成物中に有利に混入しうる。これらは例えば
精留ヤシ油を含む。更なる助剤及び添加剤及び活性化合
物特に以前にように脂溶性化合物に限定されず、水溶性
活性化合物例えばビタミンなどを含んでなる群から選択
しうる口唇活性化合物も有利に混入しうる。
斯くして本発明は、 (a)密ロウ (b)ステアリン酸オクタコサニル及び (c)水 及び (d)グリセロールトリカルボン酸エステル、 (e)ゲルベットアルコール、 (f)ミリスチン酸ミリスチル、 (g)ジョジョバ油及び (h)精留ヤシ油 を含んでなる群から選択される物質、及び適当ならば更
にロウ、炭化水素、脂肪、油、助剤及び添加剤例えば芳
香油、保存剤、着色顔料、光に対する保護剤及び安定
剤、並びに脂溶性及び/又は水溶性活性化合物を含んで
なる群から選択される物質、を含んでなる化粧品棒状物
に対する組成物にに関する。
しかしながら上述した理由から、炭化水素を完全に省
略することは有利である。それにも拘らず、本発明の組
成物は炭化水素と一緒でさえ、有利な性質を有する非常
に優雅な化粧品棒状物を与える。
グリセロールトリエステルは、有利には所謂ネオビー
(Neobee)油及び脂肪を含んでなる群から選択すること
ができる。グリセロールトリエステル並びにその起源、
性質及び化粧品への用途に関する過去の技術について
は、「薬剤、化粧品及び関連分野に対する助剤の辞
典」、H.P.フィードラー、第3版、1989年、並びにここ
にキーワード「トリグリセリド」として引用されている
文献を参照のこと。そこに記述されるトリグリセリドは
本発明にとって特に適当である。
ゲルベ(Gerbet)アルコールは一般式 の分岐鎖アルコールを意味するものとして理解される。
この式において、Rは好ましくはC6〜C12炭化水素基を
表わす(ゲルベアルコールの製造、性質及び用途に関す
る過去の技術については、「薬剤、化粧品及び関連分野
に対する助剤の辞典」、H.P.フィードラー、第3版、19
89年、及びここにキーワード「ゲルベアルコール」とし
て引用されている文献を参照のこと)。
本発明による棒状物に対して、口紅として、例えば脱
臭棒状物として使用することの設計が考えられ且つそれ
が有利ではあるものの、問題の使用分野では消費者の受
け入れが低いと予想される。その理由は本発明による組
成物が普通僅かに油ぽい効果を示すからである。後者は
口紅の場合全く望ましいし、また非常に気持ち良いもの
である。
しかしながら、中央ヨーロッパの消費者の範囲の判断
によれば、正確にはそれが油ぽくないということが、い
ずれにしても脱臭棒状物について期待されている。
本発明による化粧品棒状物は、有利には (1)密ロウ及びステアリン酸オクタコサニル、並びに
適当ならばW/O乳化剤、特にポリグリセロール脂肪酸エ
ステル、特に有利にはポリグリセリル3−ジイソステア
レートを含んでなる群から選択される乳化剤1種又はそ
れ以上及びグリセロールトリカルボン酸エステル、ゲル
ベアルコール、ミリスチン酸ミリスチル、ジョジョバ
油、及び/又は関連物質及び精留ヤシ油を含んでなる群
から選択される脂肪成分を溶融し、そして適当ならば工
程(2)及び(3)に供し、即ち (2)化粧品棒状物に所望の含水量が達成されるまで水
を連続的に添加し、 (3)この水の添加中、得られる混合物を撹拌し、そし
て (4)均一に撹拌した混合物を注造型の中へ導入し、徐
冷させる、方法によって製造される。
次の実施例は本発明を記述するが、これを限定するも
のではない。むしろ同業者はその知識に基づいて、本発
明の基礎から逸脱することなしに多くの改変、僅かな変
形などを行いうる。個々の出発物質は、簡単な化学名の
存在する物質(例えば水)を除いて、CTFA命名法に従っ
て記述される。
実施例1 重量% カプリル/カプリン酸トリグリセリド 25 オクチルドデカノール 25 カプリル/カプリン酸ジグリセリルサクシネート 5 ジョジョバ油 5 ミリスチン酸ミリスチル 10 ステアリン酸オクタコサニル 20 密ロウ(白色のもの) 9 メトキシ桂皮酸オクチル 1 実施例2 重量% オクチルドデカノール 45 カプリル/カプリン酸ジグリセリルサクシネート 10 スクワレン 7 ジョジョバ油 3 ミリスチン酸ミリスチル 8 カルナウバロウ 2 パルミチン酸オクタコサニル 11 ステアリン酸オクタコサニル 4 密ロウ(白色のもの) 10 実施例3 重量% パルミチン酸セチル 8 スクワレン 15 鯨のジャーム(germ)油 5 プロピレングリコールジカプリレート/カプロエート10
カプリル/カプリン酸トリグリセリド 10 オクチルドデカノール 20 ポリイソブテン 2 シクロメチコン 10 パルミチン酸ヘキサコサニル 10 実施例4 重量% 密ロウ(白色のもの) 26 カプリル/カプリン酸ジグリセリルサクシネート 15 プロピレングリコールジカプリレート/ジカプレート7
カプリル/カプリン酸トリグリセリド 24 スクワレン 10 シアバター 7 ステアリン酸オクタコサニル 6 メトキシケイ皮酸オクチル 5 実施例5 重量% カプリル/カプリン酸トリグリセリド 14 オクチルドデカノール 20 ジョジョバ油 10 ミリスチン酸ミリスチル 10 ステアリン酸オクタコサニル 20 パルミチン酸セチル 2 密ロウ(白色のもの) 8 ポリグリセリル 3−ジイソステアレート 4 グリシン 1 ZnSO4・H2O 1 水(NaOHでpHを6〜7に調節) 10 実施例6 重量% カプリル/カプリン酸トリグリセリド 20 オクチルドデカノール 15 セテアリルアルコール 5 シアバター 10 ジョジョバ油 8 ポリグリセリル 3−ジイソステアレート 2 ポリイソブテン 2 ステアリン酸オクタコサニル 10 パルミチン酸セチル 5 密ロウ(白色のもの) 10 グリセロール 3 鯨のジャーム油 2 パルミチン酸トリアコンタニル 5 水 3 実施例7 重量% オクタドデカノール 42 カプリル/カプリン酸ジグリセリルサクシネート 5 スクワレン 5 ジョジョバ油 5 ミリスチン酸ミリスチル 8 ステアリン酸オクタコサニル 20 密ロウ(白色のもの) 10 ポリグリセリル 3−ジイソステアレート 2 水 3 実施例8 重量% カプリル/カプリン酸トリグリセリド 25 オクチルドデカノール 11 カプリル/カプリン酸ジグリセリルサクシネート 12.5 プロピレングリコールジカプリレート/ジカプレート7
密ロウ(白色のもの) 26 ポリグリセリル 3−オレエート 3.5 パルミチン酸オクタコサニル 5 水 10 実施例9 重量% ジョジョバ油 4 ミリスチン酸ミリスチル 7 ポリグリセリル 3−オレエート 4 ラノリン酸グリセリル 1.5 羊毛ロウアルコール 1 ステアリン酸オクタコサニル 5 セレシン 15 カプリル/カプリン酸ジグリセリルサクシネート 12.5 プロピレングリコールジカプリレート/ジカプロエート
7 カプリル/カプリン酸トリグリセリド 2.5 オクチルドデカノール 33 セテアリルアルコール 0.5 酢酸トコフェリル 0.1 水 4.9 実施例10 実施例1〜9による化粧品棒状物を、対照的及び目的
評価基準で評価した。
対照的評価基準は、適用時の感じ(鈍さ、柔軟さ、油
ぽさ、油性、粘着性)及び視覚的印象(滑らかさ、光
沢)であった。すべての場合、本発明による化粧品棒状
物は、適用時の優れた感じと優秀な視覚的印象によって
特徴づけられた。
目的評価基準は、ひび割れに対する安定性、組成物の
摩損性、侵入であった。本発明による組成物は、従来法
の組成物と比べて、改良されたひび割れ安定性を有し
た。
組成物の摩損は、棒状物を決った圧力で基材に沿って
引き出すことによって容易に決定しうる。低摩損性組成
物の棒状物は乾きに感じ易く、高い摩損性の組成物の棒
状物は油に感じ易い。
本発明による組成物は、従来法の組成物に比べて、組
成物の改良された摩損性を有する。組成物の摩損値は使
用中の非常に心地良い感じと関連した範囲にある。
侵入は尖った針の、口紅組成物への侵入の深さを測定
することによって決定しうる。針が殆んど侵入しない棒
状物組成物は硬いと認識され、針の非常に侵入しやすい
ものはそれが柔かすぎるので僅かに不快でもある。
本発明の組成物は、従来法の組成物と比べて、改良さ
れた侵入性を有した。この侵入値は使用中の非常に心地
良い感じと関連した範囲にある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シユナイダー,ギユンター ドイツ・デー−2000ハンブルク20・レー ベン シユトラーセ47 (72)発明者 タイヒマン,シユテフアン 東京都目黒区平町1−16−8 平町パウ ンドA302 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/027 CA(STN)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)密ロウ、 (b)(ba)炭素数20〜40の飽和カルボン酸及び (bb)炭素数14〜34の飽和アルコール、 のエステル1種又はそれ以上、及び、 (c)水、 を必須成分として含んでなり且つ乳化物を構成している
    ことを特徴とする化粧品棒状物。
  2. 【請求項2】(a)密ロウ、 (b)(ba)炭素数20〜40の飽和カルボン酸及び (bb)炭素数14〜34の飽和アルコール、 のエステル1種又はそれ以上、 (c)水、及び (d)他の脂質及び/又は通常の助剤並びに添加剤を必
    須成分として含んでなり且つ乳化物を構成していること
    を特徴とする化粧品棒状物。
  3. 【請求項3】密ロウ 0.5〜50重量% 炭素数20〜40の飽和カルボン酸と 炭素数14〜34の飽和アルコールの エステルの1種又はそれ以上 0.5〜50重量% 及び 水 0.1〜20重量% を含んでなることを特徴とする請求の範囲1又は2に記
    載の化粧品棒状物。
  4. 【請求項4】蜂蜜ロウ及び炭素数20〜40の飽和カルボン
    酸と炭素数14〜34の飽和アルコールのエステル1種又は
    それ以上を、1:1〜1:5の割合で含んでなることを特徴と
    する請求の範囲1〜3の1に記載の化粧品棒状物。
  5. 【請求項5】乳化物を構成し且つ必須成分として (a)密ロウ (b)パルミチン酸ヘキサコサニル、パルミチン酸オク
    タコサニル、パルミチン酸トリアコンタニル、パルミチ
    ン酸ドトリアコンタニル、パルミチン酸テトラトリアコ
    ンタニル、ステアリン酸ヘキサコサニル、ステアリン酸
    オクタコサニル、ステアリン酸トリアコンタニル、ステ
    アリン酸ドトリアコンタニル、ステアリン酸テトラトリ
    アコンタニルを含んでなる群から選択されるエステル1
    種又はそれ以上、及び (c)水、 を含んでなることを特徴とする化粧品棒状物。
  6. 【請求項6】乳化物を構成し且つ必須成分として (a)密ロウ (b)パルミチン酸ヘキサコサニル、パルミチン酸オク
    タコサニル、パルミチン酸トリアコンタニル、パルミチ
    ン酸ドトリアコンタニル、パルミチン酸テトラトリアコ
    ンタニル、ステアリン酸ヘキサコサニル、ステアリン酸
    オクタコサニル、ステアリン酸トリアコンタニル、ステ
    アリン酸ドトリアコンタニル、ステアリン酸テトラトリ
    アコンタニルを含んでなる群から選択されるエステル1
    種又はそれ以上、 (c)水、及び (d)他の脂質及び/又は通常の助剤及び添加剤、 を含んでなることを特徴とする化粧品棒状物。
  7. 【請求項7】ポリグリセロール脂肪酸エステルを含んで
    なる群からの乳化剤1種又はそれ以上を含んでなること
    を特徴とする請求の範囲1〜6の1に記載の化粧品棒状
    物。
  8. 【請求項8】成分(a)、(b)及び(c)の他に、更
    に (d)グリセロールトリカルボン酸エステル、 (e)ゲルベットアルコール、 (f)ミリスチン酸ミリスチル、 (g)ジョジョバ油及び (h)精留ヤシ油 を含んでなる群から選択される脂肪成分を含んでなるこ
    とを特徴とする請求の範囲5又は6に記載の化粧品棒状
    物。
  9. 【請求項9】成分(a)〜(h)の他に、 更にロウ、炭化水素、脂肪、油、助剤及び添加剤、並び
    に脂溶性及び/又は水溶性活性化合物を含んでなる群か
    ら選択される物質を含んでなることを特徴とする請求の
    範囲8に記載の化粧品棒状物。
  10. 【請求項10】(1)(a)密ロウ、及び (b)(ba)炭素数20〜40の飽和カルボン酸及び (bb)炭素数14〜34の飽和アルコール、 のエステル1種又はそれ以上 或いはパルミチン酸ヘキサコサニル、パルミチン酸オク
    タコサニル、パルミチン酸トリアコンタニル、パルミチ
    ン酸ドトリアコンタニル、パルミチン酸テトラトリアコ
    ンタニル、ステアリン酸ヘキサコサニル、ステアリン酸
    オクタコサニル、ステアリン酸トリアコンタニル、ステ
    アリン酸ドトリアコンタニル、ステアリン酸テトラトリ
    アコンタニルを含んでなる群から選択されるエステル1
    種又はそれ以上 を溶融し、そして (2)化粧品棒状物に所望の含水量が達成されるまで水
    を連続的に添加し、 (3)この水の添加中、得られる混合物を撹拌し、そし
    て (4)均一に撹拌した混合物を注造型の中へ導入し、徐
    冷させる、 ことを特徴とする請求の範囲1〜9の1に記載の化粧品
    棒状物の製造法。
  11. 【請求項11】(1)(a)密ロウ、及び (b)(ba)炭素数20〜40の飽和カルボン酸及び (bb)炭素数14〜34の飽和アルコール、 のエステル1種又はそれ以上 或いはパルミチン酸ヘキサコサニル、パルミチン酸オク
    タコサニル、パルミチン酸トリアコンタニル、パルミチ
    ン酸ドトリアコンタニル、パルミチン酸テトラトリアコ
    ンタニル、ステアリン酸ヘキサコサニル、ステアリン酸
    オクタコサニル、ステアリン酸トリアコンタニル、ステ
    アリン酸ドトリアコンタニル、ステアリン酸テトラトリ
    アコンタニルを含んでなる群から選択されるエステル1
    種又はそれ以上 及び W/O乳化剤から選択される乳化剤1種又はそれ以上及び
    グリセロールトリカルボン酸エステル、ゲルベアルコー
    ル、ミリスチン酸ミリスチル、ジョジョバ油及び精留ヤ
    シ油を含んでなる群から選択される脂肪成分を溶融し、
    そして (2)化粧品棒状物に所望の含水量が達成されるまで水
    を連続的に添加し、 (3)この水の添加中、得られる混合物を撹拌し、そし
    て (4)均一に撹拌した混合物を注造型の中へ導入し、徐
    冷させる、 ことを特徴とする請求の範囲1〜9の1に記載の化粧品
    棒状物の製造法。
JP50480993A 1991-08-29 1992-08-05 化粧品棒状物 Expired - Fee Related JP3285579B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4128748A DE4128748A1 (de) 1991-08-29 1991-08-29 Kosmetische stifte
DE4128748,7 1991-08-29
PCT/DE1992/000649 WO1993004658A2 (de) 1991-08-29 1992-08-05 Kosmetische stifte

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06510291A JPH06510291A (ja) 1994-11-17
JP3285579B2 true JP3285579B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=6439441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50480993A Expired - Fee Related JP3285579B2 (ja) 1991-08-29 1992-08-05 化粧品棒状物

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5538718A (ja)
EP (1) EP0600931B1 (ja)
JP (1) JP3285579B2 (ja)
AT (1) ATE135194T1 (ja)
AU (1) AU2376792A (ja)
DE (2) DE4128748A1 (ja)
ES (1) ES2085027T3 (ja)
MX (1) MX9204770A (ja)
PT (1) PT100818A (ja)
WO (1) WO1993004658A2 (ja)
ZA (1) ZA926074B (ja)

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2144626A1 (en) * 1992-09-21 1994-03-31 George Endel Deckner Moisturizing lipstick compositions
DE4306068A1 (de) * 1993-03-01 1994-09-15 Beiersdorf Ag Kosmetische Stifte
US5783657A (en) * 1996-10-18 1998-07-21 Union Camp Corporation Ester-terminated polyamides of polymerized fatty acids useful in formulating transparent gels in low polarity liquids
US6169160B1 (en) 1996-09-26 2001-01-02 Union Camp Corporation Cable protectant compositions
EP1027032B1 (en) 1996-10-18 2006-03-08 Union Camp Corporation Ester-terminated polyamide gels
DE19643237A1 (de) * 1996-10-19 1998-04-23 Beiersdorf Ag Kosmetische und dermatologische Stifte mit hohem Wassergehalt
DE19643238A1 (de) * 1996-10-19 1998-04-23 Beiersdorf Ag Antitranspirant- und Deodorantstifte mit hohem Wassergehalt
IN187860B (ja) * 1997-08-27 2002-07-06 Revlon Consumer Prod Corp
US6517343B2 (en) 1997-09-26 2003-02-11 Arizona Chemical Company Coated candles and coating compositions
US6183760B1 (en) 1998-04-29 2001-02-06 Avon Products, Inc. Cosmetic stick
DE19826118C2 (de) * 1998-06-12 2003-09-18 Beiersdorf Ag Wasserhaltige kosmetische oder pharmazeutische Stifte
US6268466B1 (en) 1999-01-04 2001-07-31 Arizona Chemical Company Tertiary amide terminated polyamides and uses thereof
US6503077B2 (en) 1999-01-04 2003-01-07 Arizona Chemical Company Gelled articles containing tertiary amide-terminated polyamide
AU3706299A (en) * 1999-04-01 2000-10-23 L'oreal Moisturizing and long-wearing make-up composition
US6503944B1 (en) 1999-05-26 2003-01-07 The Andrew Jergens Company Anhydrous skin care composition
FR2796271B1 (fr) 1999-07-15 2002-01-11 Oreal Composition sans cire structuree sous forme rigide par un polymere
FR2796272B1 (fr) 1999-07-15 2003-09-19 Oreal Composition sans cire structuree sous forme rigide par un polymere
FR2804018B1 (fr) 2000-01-24 2008-07-11 Oreal Composition sans transfert structuree sous forme rigide par un polymere
US6423304B1 (en) 2000-06-15 2002-07-23 Cognis Corporation Dimerized fatty acid based polyamides useful for clear candle and gel applications
FR2817739B1 (fr) 2000-12-12 2005-01-07 Oreal Composition cosmetique coloree transparente ou translucide
WO2002047626A1 (en) 2000-12-12 2002-06-20 L'oreal Sa Cosmetic composition comprising heteropolymers and a solid substance and method of using same
US7276547B2 (en) 2000-12-12 2007-10-02 L'oreal S.A. Compositions comprising heteropolymers and at least one oil-soluble polymers chosen from alkyl celluloses and alkylated guar gums
AU2002256544A1 (en) 2000-12-12 2002-06-24 L'oreal Sa Cosmetic compositions containing at least one heteropolymer and at least one gelling agent and methods of using the same
US8080257B2 (en) * 2000-12-12 2011-12-20 L'oreal S.A. Cosmetic compositions containing at least one hetero polymer and at least one film-forming silicone resin and methods of using
US6835399B2 (en) 2000-12-12 2004-12-28 L'ORéAL S.A. Cosmetic composition comprising a polymer blend
AU2001225389A1 (en) * 2000-12-12 2002-06-24 L'oreal S.A. Composition comprising at least one heteropolymer and at least one inert filler and methods for use
JP3930430B2 (ja) 2000-12-12 2007-06-13 ロレアル ポリマーの混合物を含む化粧品組成物
US7025953B2 (en) 2001-01-17 2006-04-11 L'oreal S.A. Nail polish composition comprising a polymer
FR2819399B1 (fr) 2001-01-17 2003-02-21 Oreal Composition cosmetique contenant un polymere et une huile fluoree
US6552160B2 (en) 2001-05-14 2003-04-22 Arizona Chemical Company Ester-terminated poly(ester-amides) useful for formulating transparent gels in low polarity fluids
JP2005508919A (ja) * 2001-09-29 2005-04-07 バイヤースドルフ・アクチエンゲゼルシヤフト 化粧用および皮膚科学用スティック
US6716420B2 (en) 2001-10-05 2004-04-06 L′Oreal Methods of use and of making a mascara comprising at least one coloring agent and at least one heteropolymer
US20050008598A1 (en) 2003-07-11 2005-01-13 Shaoxiang Lu Cosmetic compositions comprising a structuring agent, silicone powder and swelling agent
US7008629B2 (en) 2002-07-22 2006-03-07 L'ORéAL S.A. Compositions comprising at least one heteropolymer and fibers, and methods of using the same
US7041278B2 (en) * 2002-07-31 2006-05-09 Coty Inc Cosmetic compositions with improved thermal stability and wear
US7253249B2 (en) * 2003-04-22 2007-08-07 Arizona Chemical Company Ester-terminated poly(ester-amide) in personal care products
US20040265346A1 (en) * 2003-04-28 2004-12-30 Aurore Verloo Water-in-oil emulsions for use in cosmetics
EP1660033B1 (de) * 2003-08-27 2010-11-10 Beiersdorf AG Kosmetische kugelförmige zubereitungen zur topischen anwendung
FR2873019B1 (fr) * 2004-07-16 2008-02-15 Oreal Emulsion cosmetique eau-dans-huile solide
US20060013793A1 (en) * 2004-07-16 2006-01-19 Agnes Themens Solid water-in-oil cosmetic emulsion
US20060171910A1 (en) * 2004-12-30 2006-08-03 Audrey Ricard Cosmetic composition containing an alkoxylated alcohol ester and a hydrocarbon-based ester oil
KR100691608B1 (ko) * 2005-02-21 2007-03-12 (주)나노하이브리드 염기성 고분자가 첨가된 유리 염기형 약물과 층상형 규산염의 하이브리드 및 그의 제조방법
WO2012064720A2 (en) * 2010-11-08 2012-05-18 Barone Salvatore J Lipstick and other cosmetics and method of making
BR112014001050B1 (pt) 2011-07-21 2017-12-05 Croda International Plc Polyester polyester block polymer, method for the preparation of the same, composition, controlled release and personal care products, and method for preparing a gel composition
DE102016221154A1 (de) * 2016-10-27 2018-05-03 Henkel Ag & Co. Kgaa Kosmetische Mittel, enthaltend eine Kombination von mindestens zwei verschiedenen Wirkstoffen
DE202016008030U1 (de) 2016-12-28 2018-04-01 Schwan-Stabilo Cosmetics Gmbh & Co. Kg Wachszubereitung
DE102016015610A1 (de) * 2016-12-28 2018-06-28 Schwan-Stabilo Cosmetics Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Herstellung einer Wachszubereitung
EP3801444A4 (en) * 2018-05-29 2022-07-06 RR Health, LLC COMPOSITIONS FOR TOPICAL TREATMENT
KR102622118B1 (ko) * 2021-09-30 2024-01-08 주식회사 엘지생활건강 투명한 유중수형 입술용 화장료 조성물

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1255602A (fr) * 1959-03-25 1961-03-10 Warner Lambert Pharmaceutical Composition et procédé pour le traitement de la peau humaine
JPS54113445A (en) * 1978-02-23 1979-09-05 Kanebo Ltd Lipstick having sheath-core structure
DE2856277A1 (de) * 1978-12-27 1980-07-17 Henkel Kgaa Bienenwachsersatz
EP0014509A3 (en) * 1979-02-08 1981-02-11 THE PROCTER & GAMBLE COMPANY Skin conditioning compositions
DE3026071C2 (de) * 1980-07-10 1990-03-08 Akzo Gmbh, 5600 Wuppertal Verwendung von Konsistenzreglern für kosmetische Emulsionen
JPS58162510A (ja) * 1982-03-23 1983-09-27 Shinei Kagaku Kk 化粧料及び外用剤
US5047232A (en) * 1986-09-29 1991-09-10 Schering-Plough Healthcare Products, Inc. Non-aqueous waterproof oil-based compositions and method of preparing same
JPS63260955A (ja) * 1987-04-20 1988-10-27 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコ−ン組成物
DE3820693A1 (de) * 1988-06-18 1989-12-21 Henkel Kgaa Topische kosmetische und pharmazeutische zubereitungen
US5225186A (en) * 1990-06-21 1993-07-06 Revlon Consumer Products Corporation High cosmetic powder lipstick composition

Also Published As

Publication number Publication date
WO1993004658A2 (de) 1993-03-18
DE4128748A1 (de) 1993-03-04
WO1993004658A3 (de) 1993-07-22
ES2085027T3 (es) 1996-05-16
ATE135194T1 (de) 1996-03-15
AU2376792A (en) 1993-04-05
EP0600931B1 (de) 1996-03-13
MX9204770A (es) 1993-03-01
PT100818A (pt) 1993-10-29
US5538718A (en) 1996-07-23
JPH06510291A (ja) 1994-11-17
ZA926074B (en) 1993-04-28
DE59205711D1 (de) 1996-04-18
EP0600931A1 (de) 1994-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3285579B2 (ja) 化粧品棒状物
EP0673642B1 (en) Solid lipophilic composition and process for its preparation
EP0534286B1 (en) External skin care preparation
US5466457A (en) Cosmetic sticks
US5744146A (en) Anhydrous delivery vehicle for cosmetic ingredients
CA2291232C (en) Water containing wax-based product
AU724527B2 (en) Emulsifier composition for skin care formulations
US9138388B2 (en) Shiny, transfer resistant lipstick and method of making
JP2000169336A (ja) 高含量でワックスを含むo/wエマルジョン形態の組成物、化粧品及び皮膚科学におけるその使用
JPH072620A (ja) ジオールエステルを含有する化粧用または皮膚科組成物
JPS6231975B2 (ja)
JP3444329B2 (ja) 油中水乳化組成物
JPH0611693B2 (ja) 乳化型化粧料
JPH09249548A (ja) 油中水乳化組成物
JPH06271420A (ja) 化粧料または皮膚外用剤の吸水性改善剤
JPS62225240A (ja) 多価アルコ−ル中油型乳化組成物
JPS61243009A (ja) 乳化型化粧料
JPH03112913A (ja) 乳化型化粧料
JPS63154605A (ja) 乳化型化粧料
JPS62168537A (ja) 多価アルコ−ル中油型乳化組成物
JPS61210016A (ja) 乳化型化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees