JP3285553B2 - めねじ有効径測定器 - Google Patents

めねじ有効径測定器

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JP3285553B2
JP3285553B2 JP07757399A JP7757399A JP3285553B2 JP 3285553 B2 JP3285553 B2 JP 3285553B2 JP 07757399 A JP07757399 A JP 07757399A JP 7757399 A JP7757399 A JP 7757399A JP 3285553 B2 JP3285553 B2 JP 3285553B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接触式内径測定器に
関し、特にインラインでの測定にも適しためねじ有効径
測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】本発明
に関する秀れためねじ有効径測定器として知られた従来
技術例を図1で構成を示しその作用と解決すべき課題を
簡単に説明する。
【0003】説明の為に図の左側を測定器の前方、図の
右側を後方とし、図の上側と下側をそのまま上下とし、
図の裏側を背面、手前側はそのまま手前と言うことにす
る。おねじはピッチに応じた半径Rを有する3ケのピン
でねじの有効径を測定することが3針方測定方法として
知られている。一方被測定物であるめねじの有効径の測
定は図1拡大図に示すようなめねじ3のピッチに応じた
半径SRの半球面を先端に有する2ケの第1のピン1と
第2のピン2をめねじ3の直径方向に挿入して有効径を
測定することが知られている。
【0004】この第1のピン1と第2のピン2とは図の
前方より見た時は直線状に配列されているが、側面より
見た時には1/2ピッチの間隔で前後して配置されてい
る。よって前記ピン1,2をめねじ3に図示のように正
確に接触するようにした時には前記3針測定方法と同様
に有効径を求めることができる。
【0005】従って前記測定器では前記のようにめねじ
3に前記ピン1,2を正確に移動して接触させる為の構
成が重要である。
【0006】よってこの点に注目して従来の構成例を図
1で説明する。
【0007】長い筒部4を有するベース5の内部にはリ
ニアガイド6を設け、更にボール台7を介して可動台8
が前記ガイド6に案内されて可動自在に設けられ、前記
可動台8には先端に第1のピン1を有する第1のアンビ
ル9が固定ネジで脱着自在に固定設置され、更に前記ベ
ース5の前方には先端に第2のピン2を有する第2のア
ンビル10が固定ネジで脱着自在に固定設置して設けられ
ている。
【0008】更に可動台8を常に上方側に引動するよう
にベース5には戻しスプリング部11を設け、第1のアン
ビル,第2のアンビルに設けられた第1のピン1と第2
のピン2の先端の距離が離れるように設けている。
【0009】またベース5の上側にはダイアルゲージ12
が設置され可動台8の移動距離を測り第1のピン1の先
端と第2のピン2の先端の距離を間接的に測定するよう
に設けている。
【0010】また筒部4の内部には支点13と強力な与圧
バネ15を設け、可動台8の後方には回転自在に設けられ
た作動板14を設け、前記可動台8を常に後方に引動する
ように設け、可動台8はリニアガイド6にボール台7を
介しては隙間無く圧着されている。更に作動板14を支点
13で回転(左側が下方向に)押圧するようにベース5に
は回転自在のレバー16が設けられている。
【0011】また可動台8は前後方向のガタは強力な与
圧バネ15により無いが側面方向のガタ付きを無くすため
に図示は省略してあるが前記リニアガイド6をV溝付き
としたり、或いはベース5の側面をリニアガイド並に精
密表面仕上げし、更に可動台8の背面及び手前側の側面
もリニアガイド並に精密表面仕上げして両者の側面の隙
間を無くし油膜を介して可動自在にスライドするように
構成している。
【0012】このようにして従来例の測定器は構成され
ている。
【0013】次に測定操作,作用を説明する。
【0014】この測定器は正確な値を知るためには比較
測定を行い構成される必要があり、始めマスターねじを
測定し基準値を求め、次に被測定物のめねじ3を測定す
る操作を行う。
【0015】従ってそれぞれ以下の操作が行われる。
【0016】最初の操作は長い筒部4を手で握りレバー
16を親指で押圧することで作動板14の前方を下矢印のよ
うに押し下げ、可動台8を下矢印のように下方向に押し
下げ、第1のアンビル9を下矢印のように下方向に押し
下げ、第1のピン1と第2のピン2の先端の間隔を狭め
(両アンビルが密着する方向)めねじ3の内部に挿入す
る(この操作を以後退避操作と言うことにする。)。
【0017】次にレバー16を解放して戻しスプリング部
11の力で第1のピン1を広げる。
【0018】この操作により両者のピン1,2の先端は
ねじの谷の中に自動的に入って行くことになる。
【0019】しかしこの状態では正確に前記先端が有効
径に位置しているとは言えないのでダイアルゲージ12に
より有効径を直ちに読みとるわけにはいかない(有効径
の位置に前記ピンが正しく位置していない時は小さな値
になる)。
【0020】従って谷の中で前記の両者のピン1,2の
先端を前後左右や傾けたり回転させたりするように測定
器あるいはめねじ3の位置を微動操作させて、ダイアル
ゲージ12の読みの中より最大値を読みとり、正しい有効
径を測定していた(前記の測定器の微動操作を伴う操作
を測定操作と言うことにする。)。
【0021】測定終了時は再度レバー16を押圧すること
で退避操作を行い、測定器をめねじ3より取り出し終了
する。
【0022】このようにして従来の測定器は構成し作用
していたので環境が良く広いスペースが得られ、また高
価な測定器を設置できる品質検査室や少量の抜き取り検
査などでは高い精度の測定が得られる秀れた物であっ
た。
【0023】しかし従来の測定器は強力な与圧バネ15を
内蔵する為に筒部4は丈夫な構造とする必要があり筒部
4が重くなり且つ可動台8に安定にあたえる為筒部4が
長くなる為に取り扱い容易とは言えなかった。
【0024】また可動台8は底面や側面に沿って擦動し
て移動しているので、ベース5や可動台8の底面・側面
やベース5の側面等の擦動面やリニアガイド等の表面仕
上げが高く求められ高価になる要因が有った。
【0025】また強力な与圧バネ15による為と擦動面で
案内されているので移動台8の動きが重くなり、第1の
ピン1の退避操作や測定操作での動きを軽くできなかっ
た。また測定時の大切な微動操作を行った時にはあらゆ
る方向に外部より力が加わる為に擦動摩擦損失増大によ
り移動台8の動きが重くなる欠点が有った。
【0026】従ってこの微動操作の摩擦損失にうち勝つ
だけの強い力の戻しスプリング11が設けられていた。
【0027】従って第1ピン1の動きも重くなるばかり
でなく、テコ式であってもレバー16は親指等で強く押す
ような大きな操作力を必要としていた。
【0028】よって前記の装置の重量の大きいことと操
作力の重いことにより大量の測定では懸案となってい
た。
【0029】更に前記の測定器は長期にわたり使用して
いると微動操作を伴う為に前記の可動台8とベース5と
の擦動面が摩滅したり油膜切れで焼け付きを起こした
り、塵埃の混入で可動台8の動きが重くなり、第1,第
2のピン1,2がめねじ3に正確に位置でき無くなり測
定誤差を誘発する欠点があった。
【0030】その為に複雑な構造の測定器を分解して摩
耗部分の修正や給油やリニアガイドの交換など面倒な保
守作業が必要であった。
【0031】更に全体の大きさが大きく特に筒部4が長
い為に加工現場での測定は制限されてしまっていた。例
えば狭いスペースしかない小型旋盤での加工中ではめね
じ3をチャックより外して測定するしかなく、この取り
外し時間の損失や更に再チャッキングによる加工精度の
低下を誘発する危険も有った。
【0032】また構造が複雑であるばかりでなく精密表
面仕上げの部分が多いので測定器を廉価に提供できなか
った。
【0033】このように従来の測定器はインラインで用
いるには多くの解決すべき課題を持っていた。そこで小
型・軽量で構造の簡単な保守の手間も少なく且つインラ
インでの悪い環境でも使用可能で操作性の良い廉価な測
定器が求められていた。
【0034】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0035】被測定物のめねじ3の一方の有効径に接触
する第2のピン2を有する第2のアンビル10をベース5
に設置された固定台22に設け、被測定物のめねじ3の他
方の有効径に接触する第1のピン1を有する第1のアン
ビル9を可動台8に設け、前記ベース5に設けた平行バ
ネ21で前記可動台8を測定方向に可動自在に移動するよ
うに構成し、前記平行バネ21は対向するバネ21が夫々2
ケ所で曲がり、この夫々のバネ21の曲がり合計長(e+
f)が少なくともこのバネ21の可動全長(d)の2/5
以下になるように側板a,b,cで曲がりを規制し、且
つこの平行バネ21の上下のバネの間隔gは可動台8の移
動方向長さにほぼ一致させて配置し、且つ前記上側のバ
ネは第1のピン1の先端よりもほぼ上方に位置するよう
に構成し、前記第2のピン2と前記第1のピン1との間
隔が前記めねじ3の有効径に広がっている測定操作時に
は前記平行バネ21の夫々のバネはほぼ直線状になり、且
つ前記間隔を閉じる退避操作時には曲がるように可動台
8とベース5に関連して前記平行バネ21を構成し、前記
測定操作時に測定方向に正しく第1のピン1を移動せし
めるように構成したことを特徴とするめねじ有効径測定
器に係るものである。
【0036】また、前記退避操作時に前記可動台8が移
動する方向の延長上に前記固定台22を設け、前記可動台
8と前記固定台22との前方の面が同一位置になるように
構成することにより、第1のアンビル9と第2のアンビ
ル10のそれぞれの取り付け面を同一の平面上にしたこと
を特徴とする請求項1記載のめねじ有効径測定器に係る
ものである。
【0037】また、前記固定台22を設けるベース5の後
部に長孔を有する後部長孔23を設けると共に、ベース5
の固定台22側の下端に開放部29を設け、前記後部長孔23
と前記開放部29により固定台22を任意の位置に固定可能
に構成し、広範囲の有効径を測定できるように構成した
ことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の
めねじ有効径測定器に係るものである。
【0038】また、前記退避操作時に可動台8を押動す
る押圧部24と、有効径を測定するダイアルゲージ12とを
ベース5に設け、且つ前記押圧部24はダイアルゲージ12
の背面側に配置して構成し、測定操作を容易にせしめた
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
めねじ有効径測定器に係るものである。
【0039】また、前記ベース5の外側の形状を前記平
行バネ21の内蔵部側と前記固定台22の内蔵部とでほぼL
字型となる外形状に設けると共に、背面側で手28により
支える背面係支部26と手前側に手前係支部27とを構成
し、前記係支部26,27を指等で支え平行バネ内蔵部の前
記L字外形状の一辺を掌中に包み込み保持できるように
構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
に記載のめねじ有効径測定器に係るものである。
【0040】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0041】本発明の測定器の説明の為に図2(A)の
側面図に対して前記同様に上,下,前,後,背面,手前
と言うことにする。更に図1とほぼ同様な機能を有する
物に対しては同じ符番をして説明を省略する。
【0042】本発明は第1のアンビル9を有する可動台
8はベース5に対して平行バネ21により測定方向に可動
自在に設置した構成としたことにより、測定操作時には
第1のピン1と第2のピン2がめねじ3に挿入されて前
記微動操作をして外部より力が加わっても、可動台8は
擦動部分が無いのでベース5との摩擦損失による可動台
8の動きが重くなることが無いから、可動台8が軽く動
くことができるので戻しスプリング11の力も比較的弱く
でき、更に可動台8の動きのガタ付きを防ぐための強力
な与圧バネは不要となり軽量化、と小型化が可能であ
り、合わせて塵埃などの影響を受けにくくなり、また構
造も簡単になるので保守も容易で且つ測定器を廉価に提
供できることとなる。
【0043】従来、測定器でブロックの対比測定方向に
垂直な壁面を有する被測定物を計る物にあっては、平行
バネを用いた物があったが、微動動作がめねじ有効径測
定器では必要である。
【0044】特にめねじの内径測定器では微動操作の時
にめねじ3の有効径の位置に第1のピン1を正しく誘導
することが重要であり、その為には外部から力が加えら
れても可動台8が測定方向に軽くしかも正しく移動でき
ることが求められる。
【0045】従って平行バネ21の構成を特別に考慮する
必要がある。
【0046】従って平行バネ21は2ケ所で曲がる曲がり
合計長(e+f)が前記バネ21の可動全長(d)の2/
5以下になるように側板a,b,cで曲がりを規制を
し、且つこの上下のバネの間隔gは可動台8の長さ(移
動方向の長さ)にほぼ一致させて幅広く配置し且つ前記
上側のバネは第1のピンの先端よりもほぼ上方に位置す
るように前記バネを構成し、また更に微動操作時には平
行バネ21はほぼ直線状になり、退避操作時には曲がるよ
うに可動台8とベース5に関連して平行バネ21を構成す
ることで可動台8を測定方向に正しくしかも軽く移動可
能にしている。
【0047】次に退避操作で可動台8の移動する方向の
延長上に固定台22構成し、移動台8と固定台22との前方
の面が同一位置(前後方向)になるように構成すること
により、第1アンビル9と第2アンビル10のそれぞれの
取り付け面を同一の平面上にすることができる。
【0048】従って第1のアンビル9と第2のアンビル
10の形状を同じ(ただし第1のピン1と第2のピン2の
位置のみ異なる)に作ることができるので量産効果で廉
価にできる。
【0049】また、固定台22を設けるベース5の後部に
長孔を有する後部長孔23を設けると共に、ベース5の固
定台22側の下端に開放部29を設け、前記後部長孔23と前
記開放部29により固定台8を任意の位置に固定可能とし
て構成すれば、解放部29に固定台29を付きだした状態ま
での設定ができるので同一の第2のアンビル10でも広い
範囲の有効径を測定でき使用者の設備負担を少なくでき
る。
【0050】また、前記退避操作の時に可動台8を押動
する押圧部24と、有効径を測定するダイアルゲージ12と
をベース5に設け且つ前記押圧部24はダイアルゲージ12
の背面側に配置して構成すれば、最大値を求める微動操
作での操作性を良くすることができる。
【0051】また平行バネ構造としたことにより小型化
可能としたことに合わせて、ベース5の外側の形状を平
行バネ21の内蔵部側と固定台22の内蔵部側でほぼL字型
に設けるとことができ、更に背面側で手28により支える
背面係支部26と手前側に手前係支部27とを構成し、前記
係支部26,27を指等で支え平行バネ内蔵部側の前記L字
側の一辺を掌中に包み込み保持しできるので狭いスペー
スでも、片手操作で手の入る所なれば測定を容易として
いる。
【0052】このように構成するので多くの特徴を有
し、特にインラインでの測定に適しためねじ有効径測定
器を廉価に提供できる。
【0053】即ち、本発明はインラインに適しためねじ
有効径測定器としての特別な配慮の元に以下のように構
成する。
【0054】側板a,b,cにより曲がりを格別に規制
し且つ所定の位置に設定し所定の間隔gと所定の位置で
配置された平行バネ21で測定方向に可動自在に保持した
可動台8(第1のアンビル9を有する)をベース5に構
成したことにより、第1のピン1と第2のピン2がめね
じ3に挿入されて、測定操作の時の微動操作(有効径に
前記ピン1,2を位置させる操作)をして外部より力が
加わっても、可動台8は擦動部分が無いのでベース5と
の摩擦損失による可動台8の動きが重くなることが無い
ので可動台8が軽く動くことができ、更に安定に前記ピ
ン1,2を測定方向に正しく移動でき、また戻しスプリ
ング11の力も比較的弱くでき、更に擦動部分のガタ付き
を防ぐための強力な与圧バネが不要となり軽量化と小型
化が可能なことと合わせ塵埃などの影響を受けにくくな
り又摩耗による劣化も無く且つ構造も簡単で保守も容易
になりインラインでの測定に好適で廉価に提供できるめ
ねじ有効径測定器となる。
【0055】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0056】始めに請求項1に係る実施例の構成に付い
て図2(A)(B)を用いて説明する。
【0057】L字型をした枠部30と基台20と蓋部31より
ベース5を設け、硬質な側板a,b,cを有する2枚の
バネで構成された平行バネ21を垂直で且つ平行に基台20
に設け、その他端に基台21に対し平行に移動できるよう
に可動台8を設ける。
【0058】更にベース5には可動台8を上方に引動す
る戻しスプリング部11と可動台8の移動位置より有効径
を間接的に測定するダイアルゲージ12と、ダイアルゲー
ジ12の背面の位置に待避操作用の可動台8を押動する押
圧部24(図では溝付きシャフトと一部欠けた円盤による
押しボタン)を小バネ25と共に設ける。
【0059】またベース5の枠部30の下側に開放した開
放部29を設け、固定台22をベース5の後部長孔29を介し
て固定ねじで固定する。
【0060】第1のピン1を有する第1のアンビル9と
第2のピン2を有する第2のアンビル10を図のように長
孔を介して可動台8と固定台22に固定ねじで設置する。
【0061】次にこれらの構成の詳細を以下に説明す
る。
【0062】平行バネ21は2ケ所で曲がる曲がり合計長
(e+f)が少なくとも前記バ21の可動全長(d)の2
/5以下になるように側板a,b,cで曲がりを規制を
し、且つ2組の上下のバネの間隔gは可動台8の長さ
(移動方向の長さ)にほぼ一致させて配置し且つ前記2
組の上側のバネは第1のピンの先端よりもほぼ上方に位
置するように前記バネを構成し、また更に測定操作時
(第1のアンビル9と第2のアンビ10の間隔が前記めね
じ3の有効径の位置に広がっている時)には平行バネ21
はほぼ直線状になり、退避操作時(前記間隔を閉じ時)
には曲がるように可動台8とベース5に関連して平行バ
ネ21を設ける。更に平行バネ21の横幅は図2(B)の点
線で示すように移動台8の幅と同じに広く設けている。
【0063】このように構成されているので第1のピン
1を介して微動操作で外部より可動台8に力が加えられ
ても移動台8の移動を測定方向に一致した動きにするこ
とができて測定誤差を少なくできる。
【0064】さらに詳細に説明する。
【0065】平行バネ21が可動全長dの2/5以下にな
るように側板a,b,cにて曲がり合計長(e+f)が
規制されているので(例えばd=20mm e+f=4m
m)可動台8は微動操作でも移動台8は測定方向に正し
く移動できる。
【0066】また前記バネの間隔gが可動台8の端から
端までの広い間隔になっていること(例えば実施例図2
(A)ではg>dとしている)と併せて第1のピン1の
外力の作用点が前記間隔gの中にあるので可動台8が外
力で傾き移動することを防ぎ移動台8は測定方向に正し
く移動できる。
【0067】また測定操作時(微動操作含む)には平行
バネ21はほぼ直線状になっているので可動台8の上下動
も無く移動台8は測定方向に正しく移動できるばかりで
無く、測定操作時の可動台8の引動用の戻しスプリング
11の力も小さな値にすることができスプリングも小型に
でき、第1のピン1の移動トルクも小さくても正確に有
効径に位置できるようになる(例えばトルク300グラ
ム)。
【0068】前記平行バネ21はほぼ可動台8の横幅にい
っぱいまでの広い幅のバネとしているので微動操作での
外力による横ぶれ方向の安定が得られ移動台8は測定方
向に正しく移動できる。
【0069】このように移動台8は測定操作に配慮され
た平行バネ21に設けられているので、可動台8は軽く安
定に移動するので、可動台8の側面(背面側,手前側)
とベース5との間は隙間を設けることができ(例えば
0.2mm)、従ってベース5や可動台8の精密表面仕上
げも不要で、更に簡単なメッキも可能であり廉価に製作
することができるばかりでなく、油膜切れや塵埃の混入
での動作不良もなくなり保守も楽になる。更に微動操作
時に擦動部が無いので外力による摩擦損失が無いので可
動台8は軽く動くばかりで無く、擦動部の摩耗によるよ
うな移動動作不良による測定誤差の劣化もなく耐久度の
秀れた物ができる。
【0070】更に移動台8は軽く動くので退避操作の力
も軽くできる。
【0071】また強力な与圧バネ15が不要であるので軽
量にしかも小型な形状に構成できる。
【0072】次に請求項2に係る実施例を同様に図2
(A)を用いて説明する。
【0073】前記退避操作で可動台8の移動する方向の
延長上に固定台22設け、移動台8と固定台22との前方の
面が同一位置(前後方向)になるように構成するこのよ
うに構成することで第1アンビル9と第2アンビル10の
それぞれの取り付け面を同一の平面上にすることがで
き、従って第1,第2のピン1,2の位置は前記アンビ
ル9,10の底面(後方側)を同一の寸法基準面として正
確に位置(1/2ピツチずらす)を決めることが容易に
なるばかりでなく、前記アンビル9,10を同じ形状(前
記ピン9,10の孔位置のみ変える)で製作して量産効果
で廉価に作ることもできる。更に不慣れな使用者が誤っ
て第1のアンビル9を固定台22に設置し、第2のアンビ
ル10を移動台22に設置しても、測定するケ所が前後する
だけで有効径の測定誤りは防止できる。
【0074】次に請求項3に係る。
【0075】固定台22を設けるベース5の後部に長孔を
有する後部長孔23を設けると共に、ベース5の固定台22
側の下端に開放部29を設け、前記後部長孔23と前記開放
部29により固定台8を任意の位置に固定可能として構成
する。
【0076】このように構成することで固定台22は開放
部29よりも突きだした位置までもずらして固定できるの
で同じアンビルを用いてより広い有効径の物も測定でき
るようになり、使用者の設備投資も節約できる。
【0077】また第1のアンビル9,第2のアンビル10
は長孔で可動台8と固定台に設置されるのでわずかな有
効径の異なるめねじ3(ピツチが同じ物)に対しても同
一のアンビルで微調整で対応できる。
【0078】次に請求項4に係る実施例を同様に図2
(A)(B)(C)を用いて説明する。
【0079】退避操作の時に可動台8を押動する押圧部
24(図では溝付きのシャフトと一部欠けた円盤状のボタ
ンと小バネ25)と、有効径を測定するダイアルゲージ12
とをベース5に設け且つ前記押圧部24はダイアルゲージ
12の背面側に配置して構成する。
【0080】このようにしてなるので、微動操作をする
時、片手操作で測定していてもダイアルゲージ12の表示
を見ながら最大値を求めることが容易である。更に可動
台8の移動は摩擦損失等が無いので押圧部材の押動も軽
い力で押すことができ人指し指などで軽く押すことが可
能になる。
【0081】次に請求項5に係る実施例に付いて図2
(C)を用いて説明する。
【0082】ベース5の外側の形状を平行バネ21の内蔵
部側と固定台22の内蔵部側でほぼL字型に設けると共に
背面側で手28により支える背面係支部26と手前側に手前
係支部27とを構成する。
【0083】即ち平行バネ21を用いたことと固定台22が
下側に設けられていることで小型で且つ外側の形状をL
字状にすることができ、前記支持部26,27はL状の下側
の隅として図のように構成できる。また前記係支部26,
27をストライプあるいは編み目状の凹凸部材33,32とし
て背面側と手前側(蓋部31の表面)に図(C)のように
設けても良い。
【0084】このように構成することで容易に片手操作
ができる。例えば図2(C)のように背面係支部26を背
面で指で支え、手前係支部27を親指の根本の腹で支え、
L字型の一辺になる平行バネ内蔵部側の部分を掌中に包
みこむようにして保持しながら、前記押圧部24を人指し
指で操作して測定することができる。
【0085】このように保持して操作できるので片手が
入る場所なればどこでも容易にめねじ3の有効径を測定
できる。例えば狭いスペースしかとれない旋盤でも加工
途中のめねじ3をチャック34に装着したままで測定でき
るので従来の物よりも短時間で測定できるばかりでなく
再チャクでの加工精度の劣化もなくすことができる。ま
た前記説明で測定値の表示器を実施例ではダイアルゲー
ジ12として説明したが任意に0セットができるデジタル
ゲージを用いてマスターねじに対する誤差を直接表示す
るようにしても良い。
【0086】このように使用部品も少なく単純な構造で
構成されていることと強力なバネなどなどが無いので小
型に軽量で廉価に作ることができ、片手での操作が容易
になり、塵埃によるトラブルも無くインラインでの測定
を可能としている。
【0087】このように実施例は構成されているので各
種の有効径に応じた大きさのサイズの前記アンビル9,
10やピッチに有ったアンビル9,10を別に各種準備し、
交換することで広い範囲のめねじ3の有効径を測定する
ことができる。
【0088】例えば前記とほぼ同じ有効径の物でピッチ
の大きなめねじ3の測定の場合は前記アンビルは図3
(A)に示す物のように第1のピン1と第2のピン2の
先端部の半径SRを大きくし、両ピン1,2の間隔は1
/2ピッチになるように広がった物とを取り付けて測定
に供すれば良い。
【0089】また有効径の大きな物に対しては図3
(B)に示すように両アンビル2の立ち上がり部分の位
置が図2と逆の方向に曲がった物を構成して用いても良
い。更に第2のアンビル10の下側の部分は開放部29より
も外側にはみだすこともできるので第2のアンビルは任
意の大きさがえられ有効径の大きな物も測定もできる。
【0090】次に応用例としてボールねじの山の形状を
測定する場合を説明する。
【0091】使用するボール35を第1,2のピン1,2
の先端に溶着や接着し図3(C)のように構成した物を
用いればボールねじの内側の形状を見ることもできる。
【0092】更にこの測定器はめねじの有効径を測定す
るだけでなく通常の円筒の内径を測定することもできる
ことはいうまでも無い。
【0093】例えば第1,2のピンの先端形状を半球状
または蒲鉾状としてその先端の半径SRまたはRを被測
定物の円筒の内径半径と同じとするかまたは小さな値と
し両ピン1,2を前後にずらすこと無く同一の位置に図
3(D)のように設けた第1,2アンビル9,10を用い
れば内径を測定することもできる。
【0094】更に図3(E)のように第1のピン1は1
本とし、その中心の左右に第2のピンを1本づつ対称に
設けて(前記同様に前後にずらすことは無く同一の位置
にする)円筒の内径を図(D)よりも直径位置に楽に誘
導でき測定精度を上げることもできる。
【0095】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、特
にインラインに最も適切な操作性の良いめねじ有効径測
定器として廉価に提供できる。
【0096】特に請求項1記載の発明においては、可動
台を格別に曲がりを規制された平行バネで支持している
ので測定方向に第1のピンを測定方向に正しく移動させ
有効径位置に設定でき精度良く測定できるばかりでな
く、擦動摩擦の無い構造としているので構造簡単で且つ
通常の加工精度で廉価に構成でき、更に摩耗による故障
が無い。
【0097】また、前記平行バネと可動台とベースとの
配置を所定の配置にすることで微動操作を含む測定時の
動作を安定にすると共に動きを軽くして確実に第1のピ
ンを有効径に誘導して精度良く測定できると共に操作性
を良くしている。
【0098】また、微動動作で外部から加わる力が有っ
ても移動台を安定に保持でき、第1のピンを正しく測定
方向に移動することができる画期的なめねじ有効径測定
器となる。
【0099】また、請求項2記載の発明においては、ア
ンビルの取り付けを使用者が誤っても測定誤差を誘発す
ることが無い一層秀れためねじ有効径測定器となる。
【0100】また、請求項3記載の発明においては、同
一のアンビルを用いて広い範囲の有効径の測定を可能と
なる一層秀れためねじ有効径測定器となる。
【0101】また、請求項4記載の発明においては、移
動台が軽く動かせるのでダイアルゲージの読みを妨害し
ないで人指し指で退避操作を軽く可能となる一層秀れた
めねじ有効径測定器となる。
【0102】また、請求項5記載の発明においては、平
行バネ構造の為にベースを小型でほぼL字型に構成でき
ることと、各係止部で掌中に包み込むように保持でき、
片手のはいる場所なれば狭い場所でも測定を可能となる
めねじ有効径測定器となる。更に本発明の効果を纏めて
説明する。
【0103】めねじ有効径の測定する為の格別な測定操
作(微動操作)を考慮し所定に曲がり規制をし、特定し
た配置と間隔等の構成による平行バネの為に可動台移動
について以下の効果がある。
【0104】微動動作での外部からの力が加わっても動
き軽く正確で、(擦動摩擦損失0,)、引き戻しスプリ
ングは弱くて良い。
【0105】また、正確に移動し(回動自在の支点や隙
間など無関係でガタ付きが無い)、摩擦部分が無いので
耐久度は良い。
【0106】また、隙間無関係なので塵埃による動作不
良が無く、リニアガイド及び精密表面仕上げが不要で廉
価に提供できる。
【0107】また、通常のメッキができるばかりでなく
給油や摩耗部品の交換等の保守の手間が不要である。
【0108】更に他の構成面では強力な与圧バネ無いの
で小型,軽量となり、構成が簡単な為に廉価に提供でき
る。
【0109】また、アンビルが廉価に作れるばかりでな
くアンビルの取り付け誤りは無関係で測定でき誤りが無
い。
【0110】また、同じアンビルで広い範囲の有効径が
測れる。
【0111】また、L字型構造が可能で掌中に保持で
き、手のはいる所ならどこでも測れる。
【0112】また、旋盤等でチャックしたままで測定可
能であり加工精度劣化を防げる。
【0113】以上のように秀れた多くの特性を有し、特
にインラインでの測定に最適なめねじ有効径測定器を廉
価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の雌ねじの有効径測定器の説明図である。
【図2】本実施例の説明図である。
【図3】本実施例の各種測定に係わる説明図である。
【符号の説明】
1 第1のピン 2 第2のピン 3 めねじ 5 ベース 8 可動台 9 第1のアンビル 10 第2のアンビル 12 ダイアルゲージ 21 平行バネ 22 固定台 23 後部長孔 24 押圧部 26 係支部 27 係支部 28 手 29 開放部 a 側板 b 側板 c 測板 g 間隔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 5/12 G01B 21/20 102

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物のめねじの一方の有効径に接触
    する第2のピンを有する第2のアンビルをベースに設置
    された固定台に設け、被測定物のめねじの他方の有効径
    に接触する第1のピンを有する第1のアンビルを可動台
    に設け、前記ベースに設けた平行バネで前記可動台を測
    定方向に可動自在に移動するように構成し、前記平行バ
    ネは対向するバネが夫々2ケ所で曲がり、この夫々のバ
    ネの曲がり合計長(e+f)が少なくともこのバネの可
    動全長(d)の2/5以下になるように側板で曲がりを
    規制し、且つこの平行バネの上下のバネの間隔は可動台
    の移動方向長さにほぼ一致させて配置し、且つ前記上側
    のバネは第1のピンの先端よりもほぼ上方に位置するよ
    うに構成し、前記第2のピンと前記第1のピンとの間隔
    が前記めねじの有効径に広がっている測定操作時には前
    記平行バネの夫々のバネはほぼ直線状になり、且つ前記
    間隔を閉じる退避操作時には曲がるように可動台とベー
    スに関連して前記平行バネを構成し、前記測定操作時に
    測定方向に正しく第1のピンを移動せしめるように構成
    したことを特徴とするめねじ有効径測定器。
  2. 【請求項2】 前記退避操作時に前記可動台が移動する
    方向の延長上に前記固定台を設け、前記可動台と前記固
    定台との前方の面が同一位置になるように構成すること
    により、第1のアンビルと第の2アンビルのそれぞれの
    取り付け面を同一の平面上にしたことを特徴とする請求
    項1記載のめねじ有効径測定器。
  3. 【請求項3】 前記固定台を設けるベースの後部に長孔
    を有する後部長孔を設けると共に、ベースの固定台側の
    下端に開放部を設け、前記後部長孔と前記開放部により
    固定台を任意の位置に固定可能に構成し、広範囲の有効
    径を測定できるように構成したことを特徴とする請求項
    1,2のいずれか1項に記載のめねじ有効径測定器。
  4. 【請求項4】 前記退避操作時に可動台を押動する押圧
    部と、有効径を測定するダイアルゲージとをベースに設
    け、且つ前記押圧部はダイアルゲージの背面側に配置し
    て構成し、測定操作を容易にせしめたことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のめねじ有効径測定
    器。
  5. 【請求項5】 前記ベースの外側の形状を前記平行バネ
    の内蔵部側と前記固定台の内蔵部とでほぼL字型となる
    外形状に設けると共に、背面側で手により支える背面係
    支部と手前側に手前係支部とを構成し、前記係支部を指
    等で支え平行バネ内蔵部の前記L字外形状の一辺を掌中
    に包み込み保持できるように構成したことを特徴とする
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のめねじ有効径測定
    器。
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