JP3285454B2 - ロータリチャック - Google Patents
ロータリチャックInfo
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- JP3285454B2 JP3285454B2 JP25468894A JP25468894A JP3285454B2 JP 3285454 B2 JP3285454 B2 JP 3285454B2 JP 25468894 A JP25468894 A JP 25468894A JP 25468894 A JP25468894 A JP 25468894A JP 3285454 B2 JP3285454 B2 JP 3285454B2
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- switch
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- casing
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体圧チャックを回転
揺動させるロータリチャックに関するものである。
揺動させるロータリチャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧力流体の給排により開閉するフィンガ
によってワークを把持及び解放する流体圧チャックと、
圧力流体の給排によりシャフトが回転揺動する揺動形ア
クチュエータとを備え、該揺動形アクチュエータによっ
て、流体圧チャックをその軸線を中心として回転揺動さ
せるロータリチャックは既に知られており、このロータ
リチャックにおける流体圧チャックのボディは、揺動形
アクチュエータのボディに連結したケーシング内に回転
可能に設置されている。また、このケーシングには、揺
動形アクチュエータのシャフトと一体に回転するストッ
パレバーを回転させるためのスペースと、ストッパレバ
ーに当接して揺動形アクチュエータの回転角度を規制す
るアジャストボルトとが設けられている。
によってワークを把持及び解放する流体圧チャックと、
圧力流体の給排によりシャフトが回転揺動する揺動形ア
クチュエータとを備え、該揺動形アクチュエータによっ
て、流体圧チャックをその軸線を中心として回転揺動さ
せるロータリチャックは既に知られており、このロータ
リチャックにおける流体圧チャックのボディは、揺動形
アクチュエータのボディに連結したケーシング内に回転
可能に設置されている。また、このケーシングには、揺
動形アクチュエータのシャフトと一体に回転するストッ
パレバーを回転させるためのスペースと、ストッパレバ
ーに当接して揺動形アクチュエータの回転角度を規制す
るアジャストボルトとが設けられている。
【0003】このアジャストボルトは、ケーシングの軸
方向と直交する方向に設けると、軸方向に設けた場合に
比べてチャックの軸方向長さを短くすることができ、し
かもストッパレバーがアジャストボルトに当接したとき
の反力を小さくすることができる。しかしながら、アジ
ャストボルトをケーシングの軸方向と直交する方向に設
けると、上記スペースの径が大きくなってケーシングが
大形になるために、ロータリチャックが大形になるとい
う問題がある。またケーシングが大形になると、該ケー
シングの外面に取付けた近接スイッチと、流体圧チャッ
クのピストンに取付けた位置検出のための磁石との距離
が大きくなって、これらを接近させることが困難にな
る。
方向と直交する方向に設けると、軸方向に設けた場合に
比べてチャックの軸方向長さを短くすることができ、し
かもストッパレバーがアジャストボルトに当接したとき
の反力を小さくすることができる。しかしながら、アジ
ャストボルトをケーシングの軸方向と直交する方向に設
けると、上記スペースの径が大きくなってケーシングが
大形になるために、ロータリチャックが大形になるとい
う問題がある。またケーシングが大形になると、該ケー
シングの外面に取付けた近接スイッチと、流体圧チャッ
クのピストンに取付けた位置検出のための磁石との距離
が大きくなって、これらを接近させることが困難にな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、小形コンパクトで、かつ近接スイッチを磁
石に接近さることができるロータリチャックを提供する
ことにある。
する課題は、小形コンパクトで、かつ近接スイッチを磁
石に接近さることができるロータリチャックを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のロータリチャックは、圧力流体の給排によ
り摺動するピストンでフィンガを開閉させてワークを把
持及び解放する流体圧チャックと、圧力流体の給排によ
りシャフトが回転揺動する揺動形アクチュエータとを備
えたロータリチャックにおいて、上記ピストンに位置検
出のための磁石を取付け、上記揺動アクチュエータのボ
ディに連結されたケーシングが、上記流体圧チャックの
ボディを挿入するための軸方向の挿入孔と、その揺動ア
クチュエータ側の挿入孔より大径の凹部と、上記凹部に
開口する軸方向のスイッチ取付け部とを備え、上記挿入
孔に回転自在に設置された流体圧チャックのボディと揺
動形アクチュエータのシャフトを、上記凹部内において
一体回転可能に連結し、上記ケーシングのスイッチ取付
け部の両側に、上記流体圧チャックの回転角度を規制す
るアジャストボルトを、ケーシングの軸方向とほぼ直交
する方向に進退可能に取付て先端を凹部内に突出させ、
上記スイッチ取付け部に、上記磁石の接近により信号を
出力する近接スイッチを有するスイッチユニットを取付
けたことを特徴としている。
め、本発明のロータリチャックは、圧力流体の給排によ
り摺動するピストンでフィンガを開閉させてワークを把
持及び解放する流体圧チャックと、圧力流体の給排によ
りシャフトが回転揺動する揺動形アクチュエータとを備
えたロータリチャックにおいて、上記ピストンに位置検
出のための磁石を取付け、上記揺動アクチュエータのボ
ディに連結されたケーシングが、上記流体圧チャックの
ボディを挿入するための軸方向の挿入孔と、その揺動ア
クチュエータ側の挿入孔より大径の凹部と、上記凹部に
開口する軸方向のスイッチ取付け部とを備え、上記挿入
孔に回転自在に設置された流体圧チャックのボディと揺
動形アクチュエータのシャフトを、上記凹部内において
一体回転可能に連結し、上記ケーシングのスイッチ取付
け部の両側に、上記流体圧チャックの回転角度を規制す
るアジャストボルトを、ケーシングの軸方向とほぼ直交
する方向に進退可能に取付て先端を凹部内に突出させ、
上記スイッチ取付け部に、上記磁石の接近により信号を
出力する近接スイッチを有するスイッチユニットを取付
けたことを特徴としている。
【0006】また、同様の課題を解決するため、上記ロ
ータリチャックにおける揺動形アクチュエータのシャフ
トにストッパガイドを一体回転可能に取付け、流体圧チ
ャックのボディに、上記ストッパガイドと一体に回転揺
動し、かつアジャストボルトに当接するストッパレバー
を取付けたことを特徴としている。
ータリチャックにおける揺動形アクチュエータのシャフ
トにストッパガイドを一体回転可能に取付け、流体圧チ
ャックのボディに、上記ストッパガイドと一体に回転揺
動し、かつアジャストボルトに当接するストッパレバー
を取付けたことを特徴としている。
【0007】さらに、同様の課題を解決するため、これ
らのロータリチャックにおいて、スイッチユニットをス
イッチ取付け部に取り外し可能に取付けたことを特徴と
している。
らのロータリチャックにおいて、スイッチユニットをス
イッチ取付け部に取り外し可能に取付けたことを特徴と
している。
【0008】
【作用及び発明の効果】ケーシングに、該ケーシングに
設けた挿入孔より大径の凹部に開口する軸方向のスイッ
チ取付け部を設けて、その開口両側に先端が凹部内に突
出するアジャストボルトを、ケーシングの軸方向と直交
する方向に進退可能に取付けたことにより、アジャスト
ボルトによって凹部の径が大きくなってもケーシングを
小形にすることができ、これによってロータリチャック
を小形でコンパクトなものにすることができる。また、
スイッチ取付け部に取付けたスイッチユニットによっ
て、該スイッチ取付け部の開口を閉鎖することができ、
しかも流体圧チャックのピストンに取付けた磁石とスイ
ッチユニットに取付けた近接スイッチとを、可及的に近
接させることができる。
設けた挿入孔より大径の凹部に開口する軸方向のスイッ
チ取付け部を設けて、その開口両側に先端が凹部内に突
出するアジャストボルトを、ケーシングの軸方向と直交
する方向に進退可能に取付けたことにより、アジャスト
ボルトによって凹部の径が大きくなってもケーシングを
小形にすることができ、これによってロータリチャック
を小形でコンパクトなものにすることができる。また、
スイッチ取付け部に取付けたスイッチユニットによっ
て、該スイッチ取付け部の開口を閉鎖することができ、
しかも流体圧チャックのピストンに取付けた磁石とスイ
ッチユニットに取付けた近接スイッチとを、可及的に近
接させることができる。
【0009】揺動形アクチュエータのシャフトが回転す
ると、流体圧チャックがその軸線を中心として一体に回
転し、上記シャフトと一体回転するストッパレバーが、
ケーシングに取付けたアジャストボルトに当接すること
によってこれらの回転角度が規制され、その回転角度は
アジャストボルトのケーシングに対する進退によって調
整することができる。また、流体圧チャックのピストン
とともに移動する磁石が、スイッチユニットに設けた近
接スイッチに接近すると、該近接スイッチが信号を出力
するので、流体圧チャックのピストンの位置、換言すれ
ばフィンガの開閉位置を検出することができる。
ると、流体圧チャックがその軸線を中心として一体に回
転し、上記シャフトと一体回転するストッパレバーが、
ケーシングに取付けたアジャストボルトに当接すること
によってこれらの回転角度が規制され、その回転角度は
アジャストボルトのケーシングに対する進退によって調
整することができる。また、流体圧チャックのピストン
とともに移動する磁石が、スイッチユニットに設けた近
接スイッチに接近すると、該近接スイッチが信号を出力
するので、流体圧チャックのピストンの位置、換言すれ
ばフィンガの開閉位置を検出することができる。
【0010】具体的には、上記凹部内における揺動形ア
クチュエータのシャフトに、ストッパガイドを一体回転
可能に取付け、流体圧チャックのボディに、上記ストッ
パガイドと一体に回転揺動し、かつアジャストボルトに
当接するストッパレバーを取付けたことにより、流体圧
チャックをその軸線を中心として回転揺動させることが
でき、かつその回転角度を規制することができる。
クチュエータのシャフトに、ストッパガイドを一体回転
可能に取付け、流体圧チャックのボディに、上記ストッ
パガイドと一体に回転揺動し、かつアジャストボルトに
当接するストッパレバーを取付けたことにより、流体圧
チャックをその軸線を中心として回転揺動させることが
でき、かつその回転角度を規制することができる。
【0011】さらに、スイッチユニットを、スイッチ取
付け部に取り外し可能に取付けたので、必要に応じてス
イッチユニットを取り外して近接スイッチの点検や交換
をすることができる。
付け部に取り外し可能に取付けたので、必要に応じてス
イッチユニットを取り外して近接スイッチの点検や交換
をすることができる。
【0012】
【実施例】図は本考案の実施例を示し、このロータリチ
ャック1は、圧縮空気の給排により摺動するピストン2
a,2bで複数のフィンガ3,・・を開閉させて、図示
を省略しているワークを把持及び解放する周知のエアチ
ャック2と、圧縮空気の給排により該エアチャック2を
回転揺動させるベーン形の揺動アクチュエータ4とを備
え、該揺動アクチュエータ4のボディ5に、ケーシング
7が、図示を省略している適宜の手段によって取付けら
れており、エアチャック2のボディ6は、ケーシング7
に設けた軸方向の挿入孔8に、ベアリング9,9によっ
て回転自在に取付けられている。また、上記ピストン2
aには、位置検出のためのリング状の磁石10が取付け
られている。
ャック1は、圧縮空気の給排により摺動するピストン2
a,2bで複数のフィンガ3,・・を開閉させて、図示
を省略しているワークを把持及び解放する周知のエアチ
ャック2と、圧縮空気の給排により該エアチャック2を
回転揺動させるベーン形の揺動アクチュエータ4とを備
え、該揺動アクチュエータ4のボディ5に、ケーシング
7が、図示を省略している適宜の手段によって取付けら
れており、エアチャック2のボディ6は、ケーシング7
に設けた軸方向の挿入孔8に、ベアリング9,9によっ
て回転自在に取付けられている。また、上記ピストン2
aには、位置検出のためのリング状の磁石10が取付け
られている。
【0013】なお、図示のエアチャック2は、2個のフ
ィンガ3,3が平行状態で開閉する平行開閉チャックで
あるが、本発明の流体圧チャックはこれに限定されるも
のではなく、例えば3個または4個のフィンガが平行状
態で開閉するチャックや、複数個のフィンガが基部を中
心として揺動する揺動開閉チャックとすることもでき
る。
ィンガ3,3が平行状態で開閉する平行開閉チャックで
あるが、本発明の流体圧チャックはこれに限定されるも
のではなく、例えば3個または4個のフィンガが平行状
態で開閉するチャックや、複数個のフィンガが基部を中
心として揺動する揺動開閉チャックとすることもでき
る。
【0014】上記ケーシング7には、揺動アクチュエー
タ4側に挿入孔8より大径の凹部11が、一側面に凹部
11に開口しかつ挿入孔8に近接する軸方向のスイッチ
取付け部12がそれぞれ形成されており、該スイッチ取
付け部12の両側に軸方向に形成した開口側の突起1
3,13と、中心側の取付け面14,14との間に、ス
イッチユニット15が取付けられる(図3及び図4参
照)。上記スイッチユニット15は、図3に示すよう
に、ユニットボディ16と、該ユニットボディ16の軸
方向に形成したスイッチ溝17,17、及び両側に一体
に形成した上記凹部11の底面に係止する係止部18,
18とを備え、スイッチ溝17,17に、近接スイッチ
19,19(図5参照)が、該溝17に沿って移動可能
でかつ任意の位置に固定可能に取付けられているそし
て、上記近接スイッチ19は、上記磁石10の接近によ
って信号を出力する磁気形近接センサまたは高周波発信
形近接センサとして構成されている。
タ4側に挿入孔8より大径の凹部11が、一側面に凹部
11に開口しかつ挿入孔8に近接する軸方向のスイッチ
取付け部12がそれぞれ形成されており、該スイッチ取
付け部12の両側に軸方向に形成した開口側の突起1
3,13と、中心側の取付け面14,14との間に、ス
イッチユニット15が取付けられる(図3及び図4参
照)。上記スイッチユニット15は、図3に示すよう
に、ユニットボディ16と、該ユニットボディ16の軸
方向に形成したスイッチ溝17,17、及び両側に一体
に形成した上記凹部11の底面に係止する係止部18,
18とを備え、スイッチ溝17,17に、近接スイッチ
19,19(図5参照)が、該溝17に沿って移動可能
でかつ任意の位置に固定可能に取付けられているそし
て、上記近接スイッチ19は、上記磁石10の接近によ
って信号を出力する磁気形近接センサまたは高周波発信
形近接センサとして構成されている。
【0015】上記スイッチユニット15は、ユニットボ
ディ16の内外両面が突起13,13と取付け面14,
14とに当接し、係止部18,18が揺動アクチュエー
タのボディ5と凹部11の底面とに係止することによっ
て、スイッチ取付け部2に取付けられる(図4参照)。
一方、ケーシング7におけるスイッチ取付け部12の両
側には、先端が凹部11内に突出するアジャストボルト
21,21が螺着され、その進退位置はロックナット2
1a,21aによって固定される。
ディ16の内外両面が突起13,13と取付け面14,
14とに当接し、係止部18,18が揺動アクチュエー
タのボディ5と凹部11の底面とに係止することによっ
て、スイッチ取付け部2に取付けられる(図4参照)。
一方、ケーシング7におけるスイッチ取付け部12の両
側には、先端が凹部11内に突出するアジャストボルト
21,21が螺着され、その進退位置はロックナット2
1a,21aによって固定される。
【0016】ベーン形の揺動アクチュエータ4は、ボデ
ィ5内に設けたベーンとストッパの間の圧力室(いずれ
も図示省略)に給排する圧縮空気によってシャフト22
が回転揺動する周知のベーン形揺動アクチュエータとし
て構成されており、ケーシング7側に突出するシャフト
22の先端に、先端に磁石24を有するストッパガイド
23が一体回転可能に取付けられている。しかしなが
ら、上記揺動アクチュエータ4はベーン形に限定される
ものではなく、シャフト22によってエアチャック2を
回転揺動させるものであれば、他の揺動アクチュエータ
とすることができる。
ィ5内に設けたベーンとストッパの間の圧力室(いずれ
も図示省略)に給排する圧縮空気によってシャフト22
が回転揺動する周知のベーン形揺動アクチュエータとし
て構成されており、ケーシング7側に突出するシャフト
22の先端に、先端に磁石24を有するストッパガイド
23が一体回転可能に取付けられている。しかしなが
ら、上記揺動アクチュエータ4はベーン形に限定される
ものではなく、シャフト22によってエアチャック2を
回転揺動させるものであれば、他の揺動アクチュエータ
とすることができる。
【0017】上記エアチャック2におけるボディ6の端
面には、皿形のストッパレバー26が、取付けボルト2
7,・・によって該ボディと同心に取付けられている
(図2参照)。このストッパレバー26は、皿形部分の
外側に放射方向に突出するアーム部28を、内側にスト
ッパガイド23の挿入孔に挿入される突出部29をそれ
ぞれ備えている。
面には、皿形のストッパレバー26が、取付けボルト2
7,・・によって該ボディと同心に取付けられている
(図2参照)。このストッパレバー26は、皿形部分の
外側に放射方向に突出するアーム部28を、内側にスト
ッパガイド23の挿入孔に挿入される突出部29をそれ
ぞれ備えている。
【0018】図5中の符号31,31は、揺動形アクチ
ュエータ3の圧力室に圧縮空気を給排するポート、符号
32,32は、ストッパガイド23に取付けた磁石24
の接近によって信号を出力する揺動位置検出スイッチ
で、ボディ5に埋め込まれている。
ュエータ3の圧力室に圧縮空気を給排するポート、符号
32,32は、ストッパガイド23に取付けた磁石24
の接近によって信号を出力する揺動位置検出スイッチ
で、ボディ5に埋め込まれている。
【0019】上記実施例は、図示を省略しているポート
からエアエアチャック2に圧縮空気を給排すると、該エ
アチャック2のフィンガ3,3が開閉してワークを把持
及び解放する。また、ポート31,31から揺動形アク
チュエータ4に圧縮空気を給排すると、シャフト22
と、該シャフト22と一体に回転揺動するストッパガイ
ド23及びストッパレバー26とによって、エアチャッ
ク2がその軸線を中心として回転揺動する。したがっ
て、ストッパレバー26のアーム部28が、アジャスト
ボルト21,21に当接することによってエアチャック
2の回転角度を規制することができ、アジャストボルト
21,21をケーシング7に対して進退させると、エア
チャック2の回転角度を調整することができる。また、
ピストン2aに取付けた磁石10がスイッチユニット1
5に取付けた近接スイッチ19,19に接近すると、ス
イッチ19,19が信号を出力するので、これによって
フィンガ3,・・の開閉位置を検出することができる。
からエアエアチャック2に圧縮空気を給排すると、該エ
アチャック2のフィンガ3,3が開閉してワークを把持
及び解放する。また、ポート31,31から揺動形アク
チュエータ4に圧縮空気を給排すると、シャフト22
と、該シャフト22と一体に回転揺動するストッパガイ
ド23及びストッパレバー26とによって、エアチャッ
ク2がその軸線を中心として回転揺動する。したがっ
て、ストッパレバー26のアーム部28が、アジャスト
ボルト21,21に当接することによってエアチャック
2の回転角度を規制することができ、アジャストボルト
21,21をケーシング7に対して進退させると、エア
チャック2の回転角度を調整することができる。また、
ピストン2aに取付けた磁石10がスイッチユニット1
5に取付けた近接スイッチ19,19に接近すると、ス
イッチ19,19が信号を出力するので、これによって
フィンガ3,・・の開閉位置を検出することができる。
【0020】上記実施例は、ケーシング7の外面に、該
ケーシング7内の挿入孔8より大径の凹部11に開口す
る軸方向のスイッチ取付け部12を設けて、その両側に
先端が凹部11内に突出するアジャストボルト21,2
1を螺着したことにより、軸方向と直交する方向のアジ
ャストボルト21,21によって凹部11の径が大きく
なっても、ケーシング7を小形にすることができ、これ
によってロータリチャック1を小形でコンパクトなもの
にすることができる。また、ケーシング7に設けたスイ
ッチ取付け部12は、スイッチユニット15のボディ1
6によって閉鎖される。
ケーシング7内の挿入孔8より大径の凹部11に開口す
る軸方向のスイッチ取付け部12を設けて、その両側に
先端が凹部11内に突出するアジャストボルト21,2
1を螺着したことにより、軸方向と直交する方向のアジ
ャストボルト21,21によって凹部11の径が大きく
なっても、ケーシング7を小形にすることができ、これ
によってロータリチャック1を小形でコンパクトなもの
にすることができる。また、ケーシング7に設けたスイ
ッチ取付け部12は、スイッチユニット15のボディ1
6によって閉鎖される。
【0021】さらに、スイッチ取付け部12を閉鎖する
ユニットボディ16に設けた近接スイッチ19,19
と、ピストン2aに設けた磁石10を、可及的に近接さ
せることができる。また、スイッチ取付け部12の両側
に設けた突起13,13と取付け面14,14とによっ
て、スイッチユニット15をスイッチ取付け部12に取
り外し可能に取付けたので、必要に応じてスイッチユニ
ット15を取り外して近接スイッチ19の点検や交換を
することができる。
ユニットボディ16に設けた近接スイッチ19,19
と、ピストン2aに設けた磁石10を、可及的に近接さ
せることができる。また、スイッチ取付け部12の両側
に設けた突起13,13と取付け面14,14とによっ
て、スイッチユニット15をスイッチ取付け部12に取
り外し可能に取付けたので、必要に応じてスイッチユニ
ット15を取り外して近接スイッチ19の点検や交換を
することができる。
【図1】実施例の縦断正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】ケーシングとスイッチユニットの分解斜視図で
ある。
ある。
【図4】同じく組み付けた状態の斜視図である。
【図5】実施例の正面図である。
【図6】同じく裏面図である。
1 ロータリチャック 2 エアチャック 2a ピストン 3 フィンガ 4 揺動形アクチュエータ 5,6 ボディ 7 ケーシング 8 挿入孔 10 磁石 11 凹部 12 スイッチ取付け部 15 スイッチユニット 19 近接スイッチ 21 アジャストボルト 22 シャフト 23 ストッパガイド 26 ストッパレバー
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−66986(JP,U) 実開 平2−60704(JP,U) 実開 平3−22893(JP,U) 実開 平4−9290(JP,U) 実開 平3−33087(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 15/08 B25J 17/00
Claims (3)
- 【請求項1】圧力流体の給排により摺動するピストンで
フィンガを開閉させてワークを把持及び解放する流体圧
チャックと、圧力流体の給排によりシャフトが回転揺動
する揺動形アクチュエータとを備えたロータリチャック
において、 上記ピストンに位置検出のための磁石を取付け、 上記揺動アクチュエータのボディに連結されたケーシン
グが、上記流体圧チャックのボディを挿入するための軸
方向の挿入孔と、その揺動アクチュエータ側の挿入孔よ
り大径の凹部と、上記凹部に開口する軸方向のスイッチ
取付け部とを備え、 上記挿入孔に回転自在に設置された流体圧チャックのボ
ディと揺動形アクチュエータのシャフトを、上記凹部内
において一体回転可能に連結し、 上記ケーシングのスイッチ取付け部の両側に、上記流体
圧チャックの回転角度を規制するアジャストボルトを、
ケーシングの軸方向とほぼ直交する方向に進退可能に取
付て先端を凹部内に突出させ、 上記スイッチ取付け部に、上記磁石の接近により信号を
出力する近接スイッチを有するスイッチユニットを取付
けた、ことを特徴とするロータリチャック。 - 【請求項2】揺動形アクチュエータのシャフトにストッ
パガイドを一体回転可能に取付け、流体圧チャックのボ
ディに、上記ストッパガイドと一体に回転揺動し、かつ
アジャストボルトに当接するストッパレバーを取付け
た、ことを特徴とする請求項1に記載したロータリチャ
ック。 - 【請求項3】スイッチユニットをスイッチ取付け部に取
り外し可能に取付けた、ことを特徴とする請求項1また
は請求項2に記載したロータリチャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25468894A JP3285454B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | ロータリチャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25468894A JP3285454B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | ロータリチャック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0890476A JPH0890476A (ja) | 1996-04-09 |
JP3285454B2 true JP3285454B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17268489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25468894A Expired - Fee Related JP3285454B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | ロータリチャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2856402T3 (es) | 2014-12-22 | 2021-09-27 | Kuka Systems Aerospace | Dispositivo de agarre para elementos de sujeción mecánicos |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP25468894A patent/JP3285454B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0890476A (ja) | 1996-04-09 |
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