JP3285282B2 - 巻線機 - Google Patents

巻線機

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JP3285282B2 JP24080594A JP24080594A JP3285282B2 JP 3285282 B2 JP3285282 B2 JP 3285282B2 JP 24080594 A JP24080594 A JP 24080594A JP 24080594 A JP24080594 A JP 24080594A JP 3285282 B2 JP3285282 B2 JP 3285282B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は銅線や鉄線等の金属線を
円形の芯金の外周に巻き付けて押圧し、金属リングを成
型する巻線機の改良に関し、更に詳しくは芯金に対する
押圧機構として従来公知のシリンダー機構に代えてカム
機構を使用した前記巻線機に関する。
【0002】
【従来の技術】銅線や鉄線等の金属線を使用して金属リ
ングを製造する場合、従来は次のような製造工程を取っ
ていた。図7を参照して、対向して置かれた2個のロー
ラーからなる送り出しローラー31によって銅線32が
送り出され、銅線32は円柱状の金属からなる芯金33
の周側面に伸びる。芯金33の回りには3個の押圧金型
34、35、36が設けられており、それぞれの押圧金
型34、35、36はシリンダー37によって芯金33
へ向けて押し出されるようになっている。
【0003】送り出しローラー31によって送り出され
た銅線32は、次のようにして切断される。すなわち、
第1の押圧金型34にはカッター38が設けられてお
り、該カッター38は第1の押圧金型34の押圧動作と
一緒に移動する。そして、カッター38がガイドブロッ
ク39の表面を摺動する時に銅線32が切断される。切
断された銅線32は、第1の押圧金型34によって芯金
33に挟圧され、押圧金型34の先端に形成されている
円弧状の凹部34Aにより円弧状に芯金33に押圧され
ながら成型される。
【0004】次に、第2の押圧金型35が伸び出して先
端の凹部35Aによって更に銅線32を芯金33に挟圧
しながら成型する。更に、第3の押圧金型36が伸び出
して先端の凹部36Aによって銅線32を芯金33に挟
圧しながら成型し、これによって銅線32は芯金33の
全周に略1回転だけ巻きつけられるものとなり、巻き付
け工程を終了する。
【0005】前記各押圧金型34、35、36の戻り工
程は、以下のようになっている。本来、前記各押圧金型
34、35、36が同時に芯金33から離隔して戻るこ
とが、作業能率を高める上では望ましい。しかしなが
ら、各押圧金型34、35、36が同時に芯金33から
離隔して戻ると、第1の押圧金型34の先端の凹部34
Aにリング状に成型加工された銅線32が食い付いた状
態で戻ってしまい、リングの形状を変形させてしまう。
このような現象が生ずるのは、凹部34Aが180°の
円弧状となっているために、リングがこの180°の円
弧面に密着して生ずるものである。従って、前記各押圧
金型34、35、36の戻り工程は、以下のような順序
で行われていた。
【0006】まず始めに、第1の押圧金型34が芯金3
3から離隔する。この状態では、未だ第2の押圧金型3
5及び第3の押圧金型36は芯金33に接してリング状
に成型された銅線32を芯金33に押圧している。この
ため、第1の押圧金型34が戻るときにリング状に成
型された銅線32は芯金33に巻き付いたままで第1の
押圧金型34が芯金33から離隔し、リング状となった
銅線32が凹部34Aから離れた状態になると、次いで
第2の押圧金型35及び第3の押圧金型36が芯金33
から離隔する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来公
知の巻線機によると、以下のような問題点があった。ま
ず、リング状に成型加工された金属線はスプリングバッ
ク作用によって膨らもうとする。このため、完全な円形
に成型するには芯金33の外周形状に工夫を凝らした
り、あるいは押圧金型34、35、36をシリンダー3
7によって2度押圧や3度押圧させる必要がある。とこ
ろが、シリンダー37によって複数回の押圧作用を行わ
せることは困難であり、かつ制御形態も複雑となってし
まう。
【0008】又、それぞれの押圧金型34,35,36
の往復動は、正確に時期を制御して行わなければならな
いが、そのための制御器として多数のセンサーやソレノ
イドバルブを設けなければならず、高コストとなってし
まう。又、それぞれのセンサーやソレノイドの調整が必
要であり、メンテナンスも複雑となってしまう。
【0009】更に又、シリンダー37を設けた分だけ半
径方向のスペースを必要とし、装置全体が大型化してし
まう。
【0010】更に、センサー等による制御機構を用いて
シリンダー37を順次往復作動させるものとなっている
ので、1サイクルの作動の時間が長くなってしまい、生
産能率が余り高くないという問題点もある。
【0011】そこで、本発明の目的は、前記従来公知の
巻線機の欠点を改善し、リングに形状の戻りが少なく、
かつ小形、低コスト、高能率、制御機器が不要な巻線機
を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、本発明では以下のような構成を特徴とす
るものである。まず、本発明の第1の特徴とする構成
は、リング状に成型加工される金属線と、該金属線を送
り出す送り出しローラーと、該送り出しローラーから送
り出された金属線を切断するカッターと、金属線が巻き
付けられる芯金と、該芯金に向けて往復動される複数の
押圧金型と、該押圧金型の先端に形成された凹部と、該
押圧金型を往復動させる機構と、からなり、前記金属線
を前記芯金の外周に接して配置し、前記押圧金型の凹部
を前記芯金に順次押圧することにより前記金属線を芯金
との間に挟圧して前記金属線をリング状に成型加工する
巻線機において、前記押圧金型を往復動させる機構が、
回転するカムプレートと、該カムプレートに形成された
押圧金型と同数のカム溝と、該カム溝に嵌合されたカム
フォロワーと、該カムフォロワーと押圧金型とを連結す
る連結部材と、前記押圧金型の往復動を案内するガイド
部材とからなり、前記カムプレートを回転させることに
より前記複数の押圧金型を順次芯金へ向けて移動させて
なり、さらに前記カム溝の内、最後に金属線を押圧する
押圧金型を移動させるカム溝の形状を、該押圧金型が金
属線を芯金に挟圧した後、一旦離脱し、再度挟圧する2
度押圧としてなることを特徴とする巻線機。
【0013】本発明の他の特徴とする構成は、前記押圧
金型が、最初に芯金に向けて移動する180゜の凹部を
有する第1の金型と、2番目に芯金に向けて移動する9
0゜の凹部を有する第2の金型と、3番目に芯金に向け
て移動する90゜の凹部を有する第3の押圧金型とから
なり、前記カム溝の形状が、各押圧金型の戻り工程にお
いて、始めに前記第1の押圧金型が芯金から離隔し、次
いで第2の押圧金型及び第3の押圧金型が芯金から離隔
する形状となっているところにある。
【0014】
【0015】
【作用】上記の本発明の構成によると、押圧金型がカム
によって往復動されるので、押圧金型の2度押圧が簡単
となる上、シリンダー機構と比べて小形、低コスト、高
能率な巻線機が得られるものである。
【0016】
【実施例】以下、図によって本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例になる巻線機の構造及び作
用を模式的に説明するための概略図である。
【0017】図を参照して、カムプレート1には3本の
カム溝2が形成されている。そして、カムプレート1の
中央に位置して円柱状(あるいは円筒形状)の芯金3が
設けられている。芯金3は後述の銅線4を巻き付けてリ
ングを形成する者である。芯金3に対向して銅線4を送
り出す送り出しローラー5が設けられている。送り出し
ローラー5は外接する2個のローラーからなり、該2個
のローラーの外周には銅線4が嵌合される半円弧状の溝
が設けられている。この半円弧の溝は銅線4の半径よ
りも僅かに浅く(約0.05mm程度)なっている。銅
線4は該2個のローラーに挟まれるように設けられ、ロ
ーラーが回転することにより銅線4が送り出されるよう
になっている。
【0018】送り出しローラー5から送り出された銅線
4はガイドブロック6を貫通してその前面から伸長し、
芯金3の周側面へ向けて送り出される。カムプレート1
の表面側には3個の押圧金型7、8、9が芯金3へ向け
て往復動できるように設けられている。それぞれの押圧
金型7、8、9の先端には円弧状の凹部7A、8A、9
Aが形成されている。凹部7A、8A、9Aは銅線4を
芯金3に挟圧させるものであり、該凹部7A、8A、9
Aによって芯金3の外周面を完全に覆う形状となってい
る。その結果、押圧金型7、8、9の先端の凹部7A、
8A、9Aと芯金3とにより、銅線4をリング状に成型
加工するものとなっている。
【0019】この実施例では、凹部7Aが半円弧となっ
ており、凹部8A、9Aは1/4円弧となって360°
の円筒を形成している。
【0020】それぞれの押圧金型7、8、9にはカムフ
ォロワー10、11、12が固定されており、該カムフ
ォロワー10、11、12はそれぞれ前記カムプレート
1に形成された3本のカム溝2に嵌合されている。
【0021】又、それぞれの押圧金型7、8、9は、ガ
イド部材13、14、15に嵌合され、該ガイド部材1
3、14、15によってそれぞれの押圧金型7、8、9
が芯金3に対して直線的に往復動される構造となってい
る。
【0022】第1の押圧金型7の側面にはカッター16
が固定され、該カッター16は前記ガイドブロック6の
前面に接して摺動自在となっている。このため、カッタ
ー16がガイドブロック6の前面を摺動する際にガイド
ブロック6の前面から伸長する銅線4を切断するように
なっている。
【0023】以上のように構成された本発明の巻線機の
作用を図2をも参照しながら以下説明する。送り出しロ
ーラー5がの矢印Pの方向に回転すると、銅線4がガイ
ドブロック6の前面から芯金3へ向けて送り出される。
(図2A) 銅線4が所定長さだけ送り出されると、送り出しローラ
ー5の回転が停止する。この銅線4が送り出されている
状態では、カムプレート1は未だ回転しておらず、従っ
て押圧金型7、8、9も未だ移動していない。
【0024】銅線4が送り出され、送り出しローラー5
の回転が停止すると、カムプレート1が回転し始め、カ
ム溝2に嵌合されたカムフォロワー10によって、まず
最初に、押圧金型7が芯金3へ向けて移動される。そし
て、カッター16によって銅線4を切断すると共に、凹
部7Aによって銅線4を芯金3に挟圧して半円弧状に成
型する。(図2B)
【0025】次に、カムプレート1が更に回転し、他の
カム溝2に嵌合されたカムフォロワー11によって押圧
金型8が芯金3へ向けて移動される。そして、凹部8A
によって既に半円弧状に成型されている銅線4の一方の
端部を芯金3に挟圧して更に成型し、略270°の円弧
に成型する。(図2C) この場合、銅線4の端部どうしが突き当たるおそれがあ
るので、銅線4の一方の端部を上方あるいは下方へ向け
て少し変形させる機構を設け、銅線4の端部どうしが突
き当らないようにしている。この構成は公知のものであ
るから、その説明は省略する。
【0026】そして、カムプレート1が更に回転し、更
に他のカム溝2に嵌合されたカムフォロワー12によっ
て押圧金型9が芯金3へ向けて移動される。そして、凹
部9Aによって既に270°の円弧状に成型されている
銅線4の両端部を芯金3に挟圧して更に成型し、略36
0°の円形リングに成型する。(図2D)
【0027】カムプレート1が更に回転すると、まず押
圧金型7が元の位置に戻り始める。そして、押圧金型7
の凹部7Aがリング状に成型加工された銅線4から完全
に離隔した状態になった処で、押圧金型8、9が戻り始
める。そして、カムプレート1が360°回転したとこ
ろで1サイクルの加工工程が終了する。そして、前述の
工程を開始し、これを繰り返すことにより順次銅線リン
グを加工するものである。
【0028】尚、加工された銅線リングは図示しないリ
ング取り出し装置によって自動的に取り出すものであ
り、これは従来公知の装置を用いるので、ここでは説明
を省略する。
【0029】さて、芯金3に銅線4を押圧してリングを
押圧成型した場合、スプリングバック効果によって円形
に押圧加工したリングのクロス部分が開いてしまう。こ
のため、スプリングバック量を見込んで銅線4のクロス
部分の長さを定めておき、スプリングバックによって丁
度円形となるようにしている。ところが、スプリングバ
ック量が余り大きいと、リング形状がゆがんでしまうお
それがある。また、クロス部分でのスプリングバックが
大き過ぎると、銅線4の端部が外側に開いてしまう。そ
こで、スプリングバック量を低減することが必要とな
る。従来、リングのクロス部分を2度押圧するとスプリ
ングバック量が低減することが知られている。そこで、
カムプレートに形成されているカム溝2の形状を図3
に示すように、一旦芯金に押圧した(2a)後、少し離
し(2b)、再度押圧する(2c)、所謂2度押圧構造
とすると良い。尚、銅線4のスプリングバック量は、銅
線4の径とリングの径の比によって定まるものである。
【0030】以上に説明した構成は、本発明を模式的に
説明するためのものであり、例えばカムプレート1の上
に3本のカム溝2を形成することはカムプレート1が大
型化してしまう。すなわち、3本のカム溝2が互いに重
なり合わないようにしなければならないので、互いのカ
ム溝2の間隔を少なくとも押圧金型7、8、9の移動長
さ(ストローク)分の距離以上に離して形成しなければ
ならないからである。従って、カムプレート1の表面と
裏面の両者に分けてカム溝2を形成すると、カムプレー
ト1の小型化が得られる。
【0031】図4を参照して、カムプレート1の表面に
押圧金型7用のカム溝2Aと押圧金型8用のカム溝2B
を形成する。そして、カムプレート1の裏面に押圧金型
9用のカム溝2Cを形成する。このようにカムプレート
1の表面と裏面にカム溝を分けて形成すると、カムプレ
ート1の小型化が得られる反面、押圧金型9用のカム溝
2Cに嵌合されているカムフォロワーと押圧金型9との
連結構造が必要になる。その一例を図5により説明す
る。
【0032】押圧金型9とカムフォロワー12とを連結
する連結部材17をカムプレート1の外周端を跨いで
ける。これによって、カムフォロワー12の動作が押圧
金型9の動作となって現れるものとなる。
【0033】以上に説明した構造は、本発明の巻線機を
分かり易く説明するために模式的に示したものであり、
必ずしも前記模式的に示した構造が本発明の巻線機の具
体的構造ではない。以下、本発明の具体的な実施例構造
のひとつを説明する。
【0034】基台21の上方には作業プレート22が配
置され、該作業プレート22は支柱23によって基台2
1に固定されている。作業プレート22の上には芯金2
4と、該芯金24に向けて往復動する押圧金型25が設
けられている。押圧金型25はガイド部材26によって
直線的に往復動するように規制されている。作業プレー
ト22の下側にはカムプレート27が回転自在に設けら
れている。カムプレート27にはカム溝28が形成され
ており、該カム溝28には図示しないカムフォロワーが
嵌合されている。押圧金型25は連結部材29によって
前記図示しないカムフォロワーに連結されている。作業
プレート22の上には銅線を送り出す送り出しローラー
30が設けられている。上述の各構成部分の作用は、図
1ないし図5で模式的に説明した各構成部分と同様であ
るから、説明を省略する。
【0035】以上説明したように、本発明は従来の往復
駆動機構であるシリンダー機構に代えてカムによる往復
動機構にしたところに特徴があり、上述の実施例の他、
その趣旨を変更することのない他の実施例を含むもので
あることは明白である。
【0036】
【発明の効果】以上のように構成され、作用する本発明
によると、以下に述べるような効果を奏する。まず、カ
ム溝の形状だけで押圧金型を2度押圧させることができ
るので、従来のシリンダー機構と比べて2度押圧の機構
が簡単化する。
【0037】又、カム溝の形状で押圧金型の動作の制御
が行われるので、制御器としてのセンサーやバルブが不
必要となり、従来のシリンダーによる制御と比べて低コ
ストが得られる。又、制御のためのセンサーやソレノイ
ドがないので、調整が不必要であり、メンテナンスも簡
単である。
【0038】更に又、従来のシリンダーと比べてカムプ
レートのスペースだけで良いので、半径方向のスペース
を低減し、装置全体を小型化することができる。
【0039】更に、従来のシリンダー機構では、センサ
ー等による制御機構を用いてシリンダーを順次往復動さ
せるものとなっているので、1サイクルの作動の時間が
長くなってしまうが、本発明のカム機構によるとセンサ
ーやバルブによる制御時間の遅れがないので、生産能率
が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例になる巻線機を模式
的に示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明の巻線機の押圧金型によって銅
線をリング状に成型加工する状態を説明する図であり、
Aは銅線が送り出された状態を示す図、Bは第1の押圧
金型によって銅線が円弧状に成型された状態を示す図、
Cは第2の押圧金型によって銅線が更に円弧状に成型さ
れた状態を示す図、Dは第3の押圧金型によって銅線が
リング状に成型された状態を示す図である。
【図3】図3は、押圧金型によって2度押圧を行わせる
ためのカム溝の形状を説明する図である。
【図4】図4は、カムプレートの表面と裏面にカム溝を
形成したカムプレートの一実施例を示す平面図である。
【図5】図5は、カムプレートの裏面にカム溝を形成し
た場合の押圧金型とカムフォロワーとを連結する機構の
一例を示す断面図である。
【図6】図6は、本発明の巻線機の一実施例を示す斜視
図である。
【図7】図7は、従来公知の巻線機を模式的に説明する
ための斜視図である。
【符号の説明】
1 カムプレート 2 カム溝 3 芯金 4 銅線 5 送り出しローラー 6 ガイドブロック 7、8、9 押圧金型 7A、8A、9A 凹部 10、11、12 カムフォロワー 13、14、15 ガイド部材 16 カッター 17 連結部材 21 基台 22 作業プレート 23 支柱 24 芯金 25 押圧金型 26 ガイド部材 27 カムプレート 28 カム溝 29 連結部材 30 送り出しローラー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状に成型加工される金属線と、該金
    属線を送り出す送り出しローラーと、該送り出しローラ
    ーから送り出された金属線を切断するカッターと、金属
    線が巻き付けられる芯金と、該芯金に向けて往復動され
    る複数の押圧金型と、該押圧金型の先端に形成された凹
    部と、該押圧金型を往復動させる機構と、からなり、前
    記金属線を前記芯金の外周に接して配置し、前記押圧金
    型の凹部を前記芯金に順次押圧することにより前記金属
    線を芯金との間に挟圧して前記金属線をリング状に成型
    加工する巻線機において、 前記押圧金型を往復動させる機構が、回転するカムプレ
    ートと、該カムプレートに形成された押圧金型と同数の
    カム溝と、該カム溝に嵌合されたカムフォロワーと、該
    カムフォロワーと押圧金型とを連結する連結部材と、前
    記押圧金型の往復動を案内するガイド部材とからなり、 前記カムプレートを回転させることにより前記複数の押
    圧金型を順次芯金へ向けて移動させてなり、さらに前記
    カム溝の内、最後に金属線を押圧する押圧金型を移動さ
    せるカム溝の形状を、該押圧金型が金属線を芯金に挟圧
    した後、一旦離脱し、再度挟圧する2度押圧としてなる
    ことを特徴とする巻線機。
  2. 【請求項2】前記押圧金型が、最初に芯金に向けて移動
    する180゜の凹部を有する第1の金型と、2番目に芯
    金に向けて移動する90゜の凹部を有する第2の金型
    と、3番目に芯金に向けて移動する90゜の凹部を有す
    る第3の押圧金型とからなり、前記カム溝の形状が、各
    押圧金型の戻り工程において、始めに前記第1の押圧金
    型が芯金から離隔し、次いで第2の押圧金型及び第3の
    押圧金型が芯金から離隔する形状となっていることを特
    徴とする請求項1記載の巻線機。
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