JPS62279046A - マイクロパ−ツフオ−マ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は比較的小径の母材を用いて、母材の片端面から
強く加重圧を加えて弾塑性加工を行なうマイクロパーツ
フォーマ−に関する。

「従来の技術」 従来、比較的小径、例えば１０＃ｌｌ１１以下の線状の
母材を用いて小さい部品を製造する場合、小さい部品を
専用に加工するパーツフォーマ−がないため、比較的大
きな部品を加工する多段打パーツフォ−マーを用いて行
っていた。

この多段打パーツフォーマ−は線状のｆＩＨ４を一対の
送りＯ−ラによってストッパーに該当するまで送って所
定の寸法に切断して使用していた。しかし、この一対の
送りローうによって母材を送る母材送出し装置は切断面
の形状等によって母材を正確に送出すことがで、きす、
所定形状に成形するための母材が一定寸法になりずらく
、製品に悪影響を与えるという欠点があった。

「本発明の目的」 本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、母材を常に正
確に一定寸法だけ送出すことができ、寸法精度の高い部
品を製造することのできるマイクロパーツフォーマ−を
得るにある。

「本発明の目的を達成するための手段」本発明は線状の
母材を順次所定寸法だけ送出す母材送出し装置と、この
母材送出し装置で所定寸法送出された母材を切断する切
断装置と、この切断装置で切断された母材を所定位置へ
移送するトランス７？装置と、このトランスファ装置で
移送されできた母材をすくなくとも１組のダイとパンチ
で所定形状に塑性加工するマイクロパーツフォーマ−に
おいて、前記母材送出し装置にステッピングモーターを
用いたことを特徴としている。

「本発明の実施例」 以下、図面に示す実施例により、本発明の詳細な説明す
る。

第１図ないし第１２図の実施例において１は機枠２の上
面に固定的に取付けられたベース盤である。

３は前記ベース盤１の一方側の上面に複数個のボルト４
によって固定されたパンチブロックで、このパンチブロ
ック３は下部に複数個のボルト挿入長孔５が形成された
クラッチ部６を有するパンチブロック本体７と、このパ
ンチブロック本体７に形成した上端間口８の駆動機構挿
入四部９と、前記パンチブロック本体７と一体成形され
た前記ベース盤１の他方側へ突出するパンチシリンダー
支持部材１０と、このパンチシリンダー支持部材１゜と
前記駆動機構挿入凹部９との間に形成された凹部１１と
、前記パンチシリンダー支持部材１０および前記駆動機
構挿入凹部９を形成する壁面９ａとに該駆動機構挿入凹
部９内と外部とを連通する複数個、本実施例では４個の
パンチシリンダー挿入孔１２とから構成されている。

１３は前記パンチシリンダー挿入孔１２内にそれぞれ摺
動可能に取付けられたパンチシリンダーで、これらのパ
ンチシリンダー１３は前記パンチシリンダー支持部材１
０に形成したパンチシリンダー挿入孔１２の前・後部に
取付けられたブツシュ１４．１５および前記壁面９ａに
形成されたパンチシリンダー挿入孔１２に取付けられた
ブツシュ１６に摺動可能に支持されている。

前記パンチシリンダー１３の先端部にはパンチ１７がそ
れぞれ着脱自在に取付けられている。

１８は前記パンチシリンダー１３を往復移動させるパン
チ駆動装置で、このパンチ駆動装置１８は前記パンチブ
ロック本体７の駆動機構挿入四部９内に回転可能に取付
けられたクランクシャフト１９と、一端が前記クランク
シャフト１９に回転可能に取付けられ、他端が前記パン
チシリンダー１３の後端部に回動可能に取付けられた複
数個の連結金具と２０と、前記クランクシャフト１９を
回転駆動させる前記パンチブロック３の外側の位置の前
記ベース盤１に取付けられたクラッチ２１を介して接続
されたモーター２２とから構成されている。

前記連結金具２０は前記クランクシャフト１９に回転可
能に取付けられた取付は金具２３と、前記パンチシリン
ダー１３の後端部に枢支ピン２４によって回動可能に取
付けられた取付は金具２５と、一端が前記取付は金具２
３に形成されたねじ孔２６に螺合し、他端が前記取付は
金具２５に形成されたねじ孔２７に螺合する、左・右に
左・右ねじ２６ａ　、　２７ａが形成されたストローク
アジャストボルト２８と、このストロークアジャストボ
ルト２８の左・右ねじ２６ａ１２７ａと螺合するストッ
パー用ナツト２９．３０とから構成されている。

３１は前記パンチブロック本体７のオイルが収納された
駆動機構挿入凹部９の上部開口部を覆う複数個のビス３
２を用いて取付けられるカバーである。

３３は前記ベース盤１の他方側の上面に固設されたダイ
ブロックで、このダイブロック３３は下部に複数個のボ
ルト挿入長孔３４が形成された７ランジ部３５を有する
ダイブロック本体３６と、このダイブロック本体３６に
形成した上端開口３７の四部３８と、前記パンチブロッ
ク３に取付けられたパンチ１１とそれぞれ対応する位置
の前記ダイプロッタ本体３６に形成されたダイ取付は孔
３９と、一端が前記四部３８内に開口され、他端が前記
ダイ取付は孔３９に開口された複数個のスライドバー挿
入孔４０とが形成されている。

４１は前記ダイ取付は孔３９にダイプレート４２によっ
て取付けられたダイである。４３は前記ダイブロック３
３に取付けられた成形品を前記ダイ４１より押し出す押
し出し装置で、この押し出し装置４３は前記ダイブロッ
ク本体３６の四部３８を貫通するように回゛転可能に取
付けられた回転軸４４と、この回転軸４４の前記スライ
ドバー挿入孔４０と対応する位置に固定された複数個の
キックカム４５と、前記スライドバー挿入孔４０内にそ
れぞれ摺動可能に取付けられた前記キックカム４５と当
接するローラ４６を有するスライドバー４７と、前記ス
ライドバー挿入孔４０内にショックアブソーバ４８を介
してそれぞれ取付けられた押し出しピン４９と、前記パ
ンチブロック３のクランクシャフト１９に取付けられた
チェーン歯車５０にチェーン５１を介して伝達される前
記回転軸４４に取付けられたチェーン歯車５２とから構
成されている。

５３は比較的小径の線状の母材５４を送出す母材送出し
装置で、この母材送出し装置５３は例えば０．３〜１０
＃ｌ中の線状母材５５が巻き付けられた回転可能に前記
ベース盤１に取付けられた巻線回転子５６と、この巻線
回転子５６に巻線された母材５５を前記ダイブロック３
３のパンチブロック３側へ案内する該ダイブロック３３
に形成したガイド孔５７と、このガイド孔５１の途中に
形成した送りローラ５８と、この送りローラ５８上に位
置する前記母材５５を押し圧する押えローラ５９と、前
記送りローラ５８の回転軸６０に取付けられたギア６１
と、このギア６１と噛合うビニオン６２が駆動軸６３に
取付けられたステッピングモーター６４とから構成され
ている。

６５は前記母材送出し装置５３によって一定寸法送出さ
れた母材５５を保持するとともに切断し、最初に加工す
るダイ４１にセット出来る位置まで移送する母材切断装
置で、この母材切断装置６５は前記パンチブロック３側
のダイブロック３３に取付けられたシリンダー６６と、
このシリンダー６６の作動杆６７に一端部が回動可能に
、枢支された略中央部で前記ダイブロック３３に枢支ビ
ン６８によって、回動可能に取付けられた１字状のレバ
ー６９と、前記ガイド孔５７より突出された母材５５を
保持するとともに切断するガイド部材７０にスライド可
能に取付けられた後端部が前記り字状のレバー６９の他
端部に枢支ビン７１によって枢支されたカッター７２と
から構成されている。

７３は前記ダイブロック３３に取付けられたトランスフ
ァ装置で、このトランスファ装置７３は前記ダイブロッ
ク３３の左・右方向に摺動可能な左・右移動プレート７
４と、この左・右移動プレート７４を左・右方向に摺動
させる左・右移動プレート移動シリンダー７５と、前記
左・右移動プレート７４に上・上移動可能に取付けられ
たチャキングプレート７６と、このチャキングプレート
７６をよ・上移動させるチャキングプレート上・上移動
シリンダー７７と、このチャキングプレート７６に取付
けられた前記押し出し装置４３によってダイ４１よりそ
れぞれ押し出されたワークを挟着するチャキングユニッ
ト７８とから構成されている。前記チャキングユニット
７８はワークを挟着するクランプロッド７９．７９と、
このクランプロッド１９．１９を開閉操作するシリンダ
ー８０と、ワークを反転させるワーク反転機構８５とか
ら構成されている。

８１は前記クランクシャフト１９に取付けられたタイミ
ング歯車８２からタイミングベルト８３を介して回転駆
動される前記母材送出し装置５３のステッピングモータ
ー６４、母材切断装置６５のシリンダー６６、トランス
ファ装置１３のクランプ０ツド１９．７９を開閉操作す
るシリンダー８０と左・右移動プレート移動シリンダー
７５と、チャキングプレート上・上移動シリンダー７７
の作動を制御する複数個のタイミングカム８４を備えた
制御装置である。

上記構成のマイクロパーツフォーマ−にあっては母材送
出し装置５３のステッピングモーター６４の駆動により
、正確に所定寸法の母材５５をガイド孔５７より突出さ
せ、母材切断装置６５のカッター７２に母材を保持させ
る。

次に母材切断装＠６５のシリンダー６６が作動してカッ
ター７２を作動させて母材５５を切断するととも切断し
た母材５５を最初に加工するダイ４１にセット出来る位
置まで移送する。

この状態で、パンチ駆動装置１８のパンチシリンダー１
３はダイ４１方向へ移動し、パンチ１７が母材５５をダ
イ４１に押込み所定の形状に塑性変形させる。

次にパンチ駆動装置１８のパンチシリンダー１３が元に
戻ると同時に母材切断装置６５のシリンダー６６が作動
してカッター７２を元の位置に戻す。また、押出し装置
４３も作動して、ダイ４１で成形されたワークを押出す
とともに、押出された所で、トランスファ装置７３のシ
リンダ８０が作動してクランプロッド７９．７９でダイ
４１より押出されたワークを挟着する。

−１１ｌ− 次にトランスファ装置７３の左・右移動プレート移動シ
リンダー７５が作動してクランプロッド７９．７９で挟
着したワークを次に加工するダイ４１にセット出来る位
置まで移送する。

次にパンチ１７はダイ４１方向へ移動させ、トランスフ
ァ装置７３のクランプロッド７９．７９で挟着したワー
クをダイ４１に押込み所定の形状に塑性変形させるとと
もに、母材切断装置６５のカッター７２によって最初に
加工するダイ４１にセット出来る位置まで移送された母
材５５を前述と同様に塑性変形させる。

次にトランスファ装９７３のシリンダ８０の作動によっ
てクランプロッド７９．７９を開状態にするとともにチ
ャキングプレー１〜上・下移動シリンダー７７が作動し
て、チャキングプレート７６を上方へ移動させる。しか
る後、トランスファ装置７３の左・′布移動プレート移
動シリンダー７５が作動して左・右移動プレート７４を
元の位置に戻す。

゛　このような動作を順次繰返し、ダイ４１で成形され
たワークを順次下流側のダイ４１へ移送し成形し、所定
形状の製品を成形する。

なお、前記実施例では４個のダイスおよびパンチを用い
たものについて説明したが本発明はこれに限らす５．６
．７個のダイスおよびパンチを用いたマイクロパーツフ
ォーマ−にしても同様な作用効果がある。

また、パンチ駆動装装置１８をクランクシャフトを回転
軸にして、パンチシリンダー１３と対応する位置にカム
を設けるとともに、パンチシリンダー１３を常時回転軸
方向に付勢させるように構成したものであってもよい。

「本発明の異なる実施例」 次に第１３図および第１４図に示す本考案の異なる実施
例につき説明する。

第１３図および第１４図の実施例において、前記本発明
の実施例と主に異なる点は母材送出し装置５３Ａはステ
ッピングモーター６４と、このステッピングモーター６
４の駆動軸６３に取付けられたピニオンギヤ６２と噛み
合うドライビングギヤ８５と、このドライビングギヤ８
５に側面に該ドライビングギヤ８５と一体に回転駆動す
る母材５４を送る巻上げプーリー８６と、この巻上げプ
ーリー８６の両側部に配置された巻上げプーリー８６に
よって送られる母材５４のたるみを防止する遊びプーリ
ー８７．８８とから構成され、ステッピングモーター６
４の駆動によって、巻上げプーリー８６が所定回動する
とガイド孔５７．５７内を送られる母材料５４がたるみ
なく、正確に所定寸法だけガイド孔５７の端部より突出
させることができる。

このように構成した母材送出し装置５３Ａを用いて、マ
イクロパーツフォーマ−を構成してもよい。

ｒ本発明の効果」 以上の説明から明らかなように本発明にあっては、次に
列挙する効果がある。

（１）線状の母材を順次所定寸法だけ送出す母材送出し
装置と、この母材送出し装置で所定寸法送出された母材
を切断する切断装置と、この切断装置で切断された母材
を所定位置へ移送するトランスファ装置と、このトラン
スファ装置で移送されてきた母材をすくなくとも１組の
ダイとパンチで所定形状に塑性加工するマイクロパーツ
フォーマ−において、前記母材送出し装置にステッピン
グモーターを用いたので、母材を常に一定量送出すこと
ができる。したがって、所定形状に成形する母材を常に
正確な寸法に形成できる。このため、寸法制度の良い形
成量を製造することができる。

（２）前記（１）によって、ステッピング−ターを用い
るので、構造が簡単で安価にできる。

（３）前記（１）によって、母材の送りの信頼度を向上
させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略平面図、第２図は
本発明の要部を示す説咀図、第３図ないし第５図はパン
チブロックを示す説明図、第６図および第７図はダイブ
ロックを示す説明図、第８図ないし第１２図はトランス
ファ装置の説明図、第１３図および第１４図は本発明の
異なる実施例である。 １：ベース盤、　　　　２：機枠、 ３：パンチブロック、　４：ボルト、 ５：ボルト挿入長孔、　６：７ランジ部、７：パンチブ
ロック本体、 ８：開口、　　　　　　９：駆動機構挿入凹部、１０：
パンチシリンダー支持部材、 １１：凹部、 １２：パンチシンダー挿入孔、 １３：パンチシリンダー、１４．１５．１６：プッシュ
、１７：パンチ、　　　　　１８：パンチ駆動装置、１
９：クランクシャフト、２０：連結金具、２１：クラッ
チ、　　　　２２：モーター、２３：取付は金具、　　
　２４：枢支ビン、２５：取付は金具、　　　２６：ね
じ孔、２１：ねじ孔、　　　　　２６ａ：左ねじ、２７
ａ：右ねじ、 ２８：ストロークアジャストボルト、 ２９．３０：ストッパー用ナツト、 ３１：カバー、　　　　　３２：ビス、３３：ダイブロ
ック、　　３４：ボルト挿入長孔、３５：フランジ部、
　　　３６：ダイブロック本体、３７：開口、　　　　
　　３８：凹部、３９：ダイ取付は孔、　　４０ニスラ
イドバー挿入孔、４１：ダイ、　　　　　　　４２：ダ
イプレート、４３：押出し装置、　　　４４：回転軸、
４５：キックカム、　　　４６：ローラ、４７：スライ
ドバー、　　４８：ショックアブソーバ、４９：押出し
ビン、　　　５０：チェーン歯車、５１：チェーン、　
　　　５２：チェーン歯車、５３：母材送出し装置、　
５４：母材、５６：巻線回転子、　　　５７：カイド孔
、５８：送りローラ、　　　５９：押えローラ、６０：
回転軸、　　　　　６１：ギア、６２：ビニオン、　　
　　６３：駆動軸、６４ニスチツピングモーター、 ６５：母材切断装置、　　６６：シリンダー、６７：作
動杆、　　　　　６８：枢支ビン、６９ニレバー、　　
　　　７０ニガイド部材、７１：枢支ビン、　　　　７
２：カッター、７３：トランスファ装置、７４：左・右
移動プレート、７５：左・右移動プレート移動シリンダ
ー、７６：チャキングプレート、 ７７：チャキングプレート上・下移動シリンダー、７８
：チャキングユニット、 ７９：クランプロッド、８０ニジリンダ、８１：制御装
置、　　　　８２：タイミング歯車、８３：タイミング
ベルト、８４：タイミングカム、８５：ワーク反転機構
。 特　　許　　出　　願　　人 藤　　好　　克　　聡

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）線状の母材を順次所定寸法だけ送出す母材送出し装
   置と、この母材送出し装置で所定寸法送出された母材を
   切断する切断装置と、この切断装置で切断された母材を
   所定位置へ移送するトランスファ装置と、このトランス
   ファ装置で移送されてきた母材をすくなくとも１組のダ
   イとパンチで所定形状に塑性加工するマイクロパーツフ
   ォーマーにおいて、前記母材送出し装置にステッピング
   モーターを用いたことを特徴とするマイクロパーツフォ
   ーマー。 ２）母材送出し装置はステッピングモーターと、このス
   テッピングモーターの駆動によって回動する送りローラ
   と、この送りローラに押し圧され該送りローラに母材を
   押し圧する押えローラと、線状母材が巻き付けられた巻
   線回転子から線状母材を送りローラを介して切断装置へ
   ガイドするガイド部材とから構成されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のマイクロパーツフォ
   ーマー。 ３）母材送出し装置はステッピングモーターと、このス
   テッピングモーターの駆動によって回動し、母材料を送
   ることのできる巻上げプリーと、この巻上げプリーの両
   端部に配置した該巻上げプリーによって送られる母材の
   たるみを防止する遊びプリーとからなることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載のマイクロパーツフォーマ
   ー。