JP3285114B2 - 4ロール圧延機の軸ずらし量設定方法 - Google Patents

4ロール圧延機の軸ずらし量設定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4ロール圧延機により
断面丸型の棒鋼や線材等の条鋼をサイジング圧延するに
際して設定する4ロール圧延機の軸ずらし量の設定方法
に関し、特に、素材径の大小にかかわらず良好な噛込み
性と、偏径差精度が得られるサイジングを可能とするロ
ール軸ずらし量の設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の条鋼のサイジング圧延方法には、
1スタンドにおいて使用するロール対の数により、2ロ
ール法、3ロール法、および4ロール法がある。各方法
においては、例えば図8〜10に示すように、素材13
を、周面に所定断面形状の溝12a〜14cを備えた対
をなすロール12A〜14Cにより、圧下方向を変えな
がら複数パスで圧延している。得られる丸棒鋼の断面形
状は、図11に示すように、2ロール法ではやや四角形
に近い円に、3ロール法ではやや六角形に近い円に、お
よび4ロール法ではやや八角形に近い円になり、各断面
の最大径d1 と最小径d2 との間に差(偏径差=d1
2 )を有している。いずれの方法も、ロール圧下量が
限界を越えて大きくなると、被圧延材がロール間隙から
噛み出して製品不良がでるが、噛み出し限界となるまで
の圧下量が大きい方がサイジング可能範囲は広くなる。
【0003】ところで、前記各サイジング圧延方法のう
ち、4ロール法は二対四個のロールで直交する二方向か
ら素材を圧下する4ロール圧延機を二台直列に配置し、
両圧延機の間で圧下方向を45°ずらして条鋼をサイジ
ング圧延するため、幅寸法変化(幅広がり変形量)が2
ロール法圧延に比べて小さく、同一ロールで高精度の製
品が製造可能であることから、最近特に注目されてい
る。しかし、従来の4ロール圧延機では、同一断面内で
四個のロールで圧延を行うために、噛み出し限界となる
までの圧下量が少なくて(すなわち、すぐに噛み出しが
生じてしまい)、サイジング可能な範囲が2ロール法圧
延の場合より狭い。
【0004】そこで、本出願人は、4ロール圧延機にお
けるサイジング可能範囲を大きくするサイジング圧延方
法を特開平6−63601号公報に提案した。これは、
直列に配列した二台の4ロール圧延機のうち、上流側に
配置された第1スタンドの圧延機の直交しているロール
軸の軸線を圧延方向に間隔L(軸ずらし量)だけずらし
たもので、その軸ずらし量Lの大きさを、駆動ロールに
おける投影接触長の5倍以下に設定して圧延を行うもの
である。なお、実際の4ロール圧延機では、四個のロー
ルを同時に駆動することは困難であるから、一方の対向
する一対を駆動ロールとし、他方の対向する一対を非駆
動ロールとすることが多い。その場合は、駆動ロールの
方を先に素材に噛み込ませるようにしなければならな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、4ロー
ル圧延機の直交しているロール軸の軸線を圧延方向に所
定間隔L(駆動ロールにおける投影接触長の5倍以下)
だけずらすことによりサイジング可能な範囲が拡大さ
れ、例えば直径19mmから85mmに及ぶ広範囲の丸
棒鋼製品を製造することが可能になる。
【0006】しかして、その場合の軸ずらし量Lは丸棒
鋼の製品形状(偏径差)に影響を及ぼす。その影響の程
度は、投影接触長(圧延ロールのロール径とサイジング
量とから決定される)だけではなく素材径によっても異
なってくる。素材径の小さなものほど影響の程度は大き
く、丸棒鋼製品の偏径差が問題となる場合が生じる。そ
れゆえ、素材径の小さなものは軸ずらし量Lの設定を特
に慎重に行う必要がある。
【0007】しかしながら、素材径の影響を考慮に入れ
た軸ずらし量Lの設定法は未だ確立されてはいない。そ
のため、実際の4ロール圧延機により種々の径の丸棒鋼
を製造するに当たっては、素材径が変わる毎に、軸ずら
し量Lを変えながら噛み込み性とサイジング精度を一々
実験的に確認して、良好な結果が得られる軸ずらし量L
を再設定しなければならないという問題点がある。この
ように、従来は素材径が変わる際には連続圧延を停止し
て、軸ずらし量設定の適否を実験する必要があるため、
素材径の変更回数が多いと条鋼の生産効率が大幅に低下
することになる。
【0008】そこで本発明は、このような従来の問題点
に着目してなされたものであり、予め素材径を考慮し
て、しかも良好な寸法精度及び噛み込み性が得られる4
ロール圧延機の最適軸ずらし量の設定方法を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、一対の駆動ロールと一対の非駆動ロールとを有し
て直交する二方向から素材を圧下する4ロール圧延機に
おいて、前記駆動ロールの軸の中心線に対する前記非駆
動ロールの軸の中心線の下流側への軸ずらし量を、入側
素材の直径の0.5倍以下で且つ前記駆動ロールにおけ
る最大投影接触長のバラツキ以上の範囲内に設定するこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【作用】図1に示すように、第1スタンドの4ロール圧
延機と、これに対し圧延方向を45°ずらした第2スタ
ンドの4ロール圧延機とを直列に配して丸棒鋼素材Wの
サイジング圧延を行う場合について述べる。第1スタン
ドの4ロール圧延機では、一対の駆動ロール1A,1B
(図で上下方向から素材Wを圧下する)に対し、一対の
非駆動ロール1C,1Dが直交方向(図で紙面の垂直方
向から素材Wを圧下する方向)に配設されている。そし
て、駆動ロール1A,1Bの中心同士を結ぶ線O1 に対
して非駆動ロール1C,1Dの中心線をこの紙面上に投
影した線O 2 を下流側へ間隔Lだけずらしてある。
【0011】いま、この軸ずらし量Lを有する第1スタ
ンドの4ロール圧延機で直径D0 の素材Wをサイジング
圧延する。すると、図2に示すように、駆動ロール1A
の直下寸法D1 は予め定めたロール1A設定寸法(ロー
ル1A,1Bの面間距離)D 1AよりもΔD=D1 −D1A
だけ拡大される。これは、ロール1A(1B)で設定寸
法D1Aに圧延された後、軸ずらし量Lだけ下流の位置で
今度は直交方向にロール1C(1D)で圧延されて素材
Wが幅広がり変形したためである。こうして幅広がり変
形した素材Wは、続いて第2スタンドの4ロール圧延機
で圧下されるが、第2スタンドのロール2A,2Cの圧
下位置が第1スタンドのロール1A,1Cに対し45°
回転されているために、寸法D1 に幅広がり変形した部
分は第2スタンドでは圧下されず未圧下部になって、そ
のまま製品径に反映されることとなる。
【0012】したがって、偏径差の小さい高寸法精度な
サイジング圧延を行うためには、軸ずらし量Lと上記径
変化量ΔD(=D1 −D1A)との関係を正確に把握して
おく必要がある。そこで本発明者らは、多くの素材径D
0 につき圧延実験を行って素材の径変化量ΔDを測定し
た。その結果をプロットしたものを図3に示す。なお、
この実験では、第1スタンドのロール1A,1Cのサイ
ジング量を同一に設定した。また、各ロール対1A,1
B及び1C,1Dのロール孔型形状は、図4に示すもの
とした。ロール孔型溝底の最小ロール直径Dr,ロール
溝半径Ra,ロール溝の中心角θの各値の関係は図12
に示した通りとした。
【0013】この結果からわかるように、径変化に与え
る軸ずらし量Lの影響は素材径によって異なっており、
径が小さい程その幅広がりに及ぼす影響が大きい。しか
しながら、軸ずらし量Lが素材径D0 の0.5倍まで
は、大小いずれの素材径でも偏径差が小さいことが明ら
かである。すなわち、偏径差を抑えるためには L≦0.5D0 (1) とする必要がある。
【0014】一方、第1スタンドにおける噛み込み性と
軸ずらし量Lとの関係を検討すると、ロール1A(1
B),1Cの最大投影接触長がlA (lB ),lC のと
き、良好な噛み込み性が得られる条件、すなわち駆動ロ
ール1Aの方を必ず非駆動ロール1Cより先に素材に噛
み込ませるための条件は、次式で与えられる(図1参
照。Rmin はロール孔型溝底最小ロール半径)。
【0015】 lC ≦lA +L (2) 理想的にはロール1Aとロール1Cのサイジング量は同
一であるから、lA =lC であり、(2)式で表した条
件はL>0となる。しかしながら、実際は、種々の誤差
が原因となって生じる入側素材径D0 のバラツキ及びロ
ールセットアップ誤差によるバラツキに起因する投影接
触長ld (各ロール別の最大投影接触長lA ,lc の総
括)のバラツキΔld が存在する。これらのバラツキ要
因を考慮すると、良好な噛み込み性の条件は、 L≧Δld としなければならない。
【0016】ここで、上記投影接触長ld のバラツキΔ
d は、サイジング量Δh(入側素材径D0 と出側素材
径Dとの差、D0 −D)、入側素材径D0 のバラツキ量
er r (大きく見積もって0.3mm)とすると、 Δld =(ld /2Δh)derr と表されるから、噛み込み性の条件としては結局、 L≧Δld =(ld /2Δh)derr (3) とする必要がある。
【0017】図5に、入側素材径D0 のバラツキ量d
err =0.3mmの場合のサイジング量Δhと投影接触
長ld のバラツキΔld との関係を示す。本発明にあっ
ては、上記式(1)および式(3)から、軸ずらし量L
を次の式(4)の範囲に設定する。 L2 ≦L≦L1 (4) ただし、 L1 =0.5D0 ,L2 =(ld /2Δh)derr このように設定することで、噛み込み性とサイジング精
度が良好なサイジングが可能になる。
【0018】図6に本発明の軸ずらし量設定の手順を示
す。また、L1 <0.25D0 の範囲では4ロール特性
が強く作用する領域であり、図13に示すような噛み出
しが鋭角になりやすい。4ロールミルによる軸ずらし量
とサイジング可能範囲の関係は、図14のように軸ずら
し量Lの小さい範囲では噛み出しが、大きい範囲では偏
径差が、それぞれサイジング可能範囲に影響を及ぼす。
このましくは、軸ずらし量として(0.25〜0.5)
0 に設定するのがよい。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1に示すように、パスラインPに直列に二台の
4ロール圧延機1,2を配置した。このうち上流側の第
一スタンドP1に配置された4ロール圧延機1は、二対
四個のロール1A,1B,1C,1Dからなり、被圧延
材Wは、一方の対をなすロール1C,1Dにより図1に
おける上下方向から、他方の対をなすロール1A,1B
により図1における紙面垂直方向から圧下される。
【0020】そして、各ロール対は、ロール1A(1
B)の中心C1 ,C2 同士をロール端面に平行な面(例
えばこの紙面上)において結んだ第一基準線O1 と、ロ
ール1C(1D)の中心線を前記面に投影した第二基準
線O2 との間に軸ずらし量Lを保持して配置してある。
そして、第一パス1A,1Bロールにおいて前記第一基
準線O1 で示される圧下方向に圧延された被圧延材W
が、第一パス1C,1Dロールにおいて前記第一基準線
1 と直交する圧下方向に圧延された後に下流側の第二
スタンドP2に向かう。
【0021】第二スタンドP2に配置された4ロール圧
延機2は、二対四個のロール2A,2B,2C,2Dか
らなり、一方の対をなすロール2A,2Bによる圧下方
向と第一スタンドP1のロール1A,1Bによる圧下方
向O1 とのなす角度、および他方の対をなすロール2
C,2Dによる圧下方向と第一スタンドP1のロール1
C,1Dによる圧下方向とのなす角度とが共に45°に
してある。
【0022】このように構成された圧延機列により、図
6に示す手順に従って、第一スタンドP1に配置された
4ロール圧延機1の軸ずらし量Lの設定範囲を決定し、
入側素材径D0 が19mm,30mm,48mmの丸棒
鋼の圧延を行った。 〔A〕先ず、径偏差の評価を行った。 軸ずらし量LをL=0.25D0 に設定して、各素材毎
に六種類のサイジング量Δh(0.01mm,0.5mm,1.0mm,1.5
mm,2.0mm,3.0mm)に変えながらサイジング圧延し、得ら
れた製品丸棒鋼の断面の最大径d1 と最小径d2 との差
(偏径差=d1−d2 )を求めた。
【0023】圧延条件 鋼種 S45C 圧延温度 850〜900℃ 各素材径に対する、ロール孔型溝底の最小ロール直径D
rは381.5 mm,ロール溝の中心角θは140°とし
た。
【0024】結果として、サイジング量と偏径差との関
係を図7に示す。図7から明らかなように、偏径差は最
大サイジング量3.0mmでも0.1mm未満と小さ
く、サイジング精度が極めて良好な製品が得られた。図
15は、軸ずらし量Lを式(4)に示す上限値L1
0.5D0 に設定して圧延した結果を示す。圧延時にサ
イジング量を大きくしても噛み出しは発生せず、偏径差
も0.4mm以内に収まっている。
【0025】〔B〕次に、噛み込み性の評価を行った。 軸ずらし量Lを式(4)に示す下限値L2 =(ld /2
Δh)derr に設定してサイジング圧延し、第1スタン
ドの4ロール圧延機1における噛み込み性を調べた。ロ
ール孔型溝底最小ロール半径がRmin 、サイジング量が
Δhのときの最大投影接触長ld は次式(5)のように
なる。
【0026】 最大投影接触長ld =(Rmin ・Δh)1/2 (5) これを、素材径19mm,サイジング量2.0mmの場
合について試算すると、ロール孔型溝底最小ロール半径
min =Dr/2=381.5/2(mm)、サイジン
グ量Δh=2.0(mm)であるから、 最大投影接触長ld =(Rmin ・Δh)1/2=(38
1.5)1/2=19.53(mm) したがって、入側素材径D0 のバラツキ量derr を最大
の0.3mmとして、上記最大投影接触長ld の下限値
であるバラツキΔld は、 Δld =(ld /2Δh)derr=(19.53/4.
0)・0.3=1.46(mm) となる。
【0027】素材径30mm及び48mmの場合につい
ても、上記同様に最大投影接触長l d のバラツキΔld
を算出し、これを軸ずらし量Lに設定して圧延したとこ
ろ、全ての場合で被圧延素材Wは必ず4ロール圧延機に
おける駆動ロールに先に噛み込まれることが確認され、
非駆動ロールの方に先に噛み込んでしまう現象は全く認
められなかった。これより、軸ずらし量Lを設定下限値
である最大投影接触長のバラツキΔld 以上に設定すれ
ば、非圧延素材が下流側にある非駆動ロールの方に先に
噛み込まれるという事態は防止できることが明らかで
あ。
【0028】すなわち、式(4)に示す本発明の軸ずら
し量設定条件にしたがって、4ロール圧延機の軸ずらし
量Lを設定すれば、サイジング精度と噛み込み性につい
て極めて良好な圧延結果が得られることが確認できた。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の4ロール
圧延機の軸ずらし量設定方法によれば、4ロール圧延機
における駆動ロールに対する非駆動ロールの軸ずらし量
を、式(4)に示される範囲内に予め設定することによ
り、サイジング量2.0〜3.0mmまで被圧延素材の
径の大小にかかわらず良好な噛み込み性と偏径差の極め
て小さい高精度のサイジング圧延が可能になった。その
結果、広いサイズ範囲にわたる丸棒鋼製品を製造するの
に、従来のように素材径が変わる度に噛み込み性とサイ
ジング精度を一々実験的に確認して設定する必要がなく
なり、圧延作業効率が大幅に向上するという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の4ロール圧延機のロール構成を説明す
る概要図で、(a)はロール配置の側面図、(b)はロ
ール配置の正面図である。
【図2】図1に示すものの、第1スタンドにおける圧延
前後の素材断面形状の変化を説明する概要図である。
【図3】本発明の圧延方法で圧延した場合の、ロール軸
ずらし量と第1スタンドの駆動ロール直下の素材径の変
化量との関係を示すグラフである。
【図4】4ロール圧延機のロール孔型溝形状図である。
【図5】ロールの最大投影接触長のばらつきΔld とサ
イジング量との関係を示すグラフである。
【図6】本発明の軸ずらし量の設定手順を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施例の、L=0.25D0 における
サインジング量と製品丸棒鋼の偏径差との関係を示すグ
ラフである。
【図8】従来の2ロール法の一例を示す概要図である。
【図9】従来の3ロール法の一例を示す概要図である。
【図10】従来の4ロール法の一例を示す概要図であ
る。
【図11】偏径差を説明するための概要図である。
【図12】ロール形状のパラメータの関係を示すグラフ
である。
【図13】噛み出し発生時の圧延中の断面模式図であ
る。
【図14】軸ずらし量とサイジング可能範囲との関係を
示すグラフである。
【図15】本発明の実施例の、L=0.5D0 における
サインジング量と製品丸棒鋼の偏径差との関係を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
1 4ロール圧延機 1A 駆動ロール 1B 駆動ロール 1C 非駆動ロール 1D 非駆動ロール W 被圧延素材 01 駆動ロール軸中心線 02 非駆動ロール軸中心線 L 軸ずらし量 DO 入側素材径 lA 最大投影接触長
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金堂 秀範 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 武田 了 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 37/00 - 37/78 B21B 1/00 - 1/46 B21B 13/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の駆動ロールと一対の非駆動ロール
    とを有して直交する二方向から素材を圧下する4ロール
    圧延機において、前記駆動ロールの軸の中心線に対する
    前記非駆動ロールの軸の中心線の下流側への軸ずらし量
    を、入側素材の直径の0.5倍以下で且つ前記駆動ロー
    ルにおける最大投影接触長のバラツキ以上の範囲内に設
    定することを特徴とする4ロール圧延機の軸ずらし量設
    定方法。
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