JP3284991B2 - 食器洗浄機のホース類接続方法 - Google Patents

食器洗浄機のホース類接続方法

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JP3284991B2 JP35272298A JP35272298A JP3284991B2 JP 3284991 B2 JP3284991 B2 JP 3284991B2 JP 35272298 A JP35272298 A JP 35272298A JP 35272298 A JP35272298 A JP 35272298A JP 3284991 B2 JP3284991 B2 JP 3284991B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗浄機におけ
るホース類と配管との接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗浄機は図7に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
【0003】図に示すように、食器洗浄機本体(機器本
体)1は、食器洗浄機本体1内に水道水などを給水する
給水ホース2と、洗浄機本体1内で食器を洗浄した洗浄
水などを排水する排水ホース3とを背面に接続してい
る。この食器洗浄機本体1は、置き台4上に設置し、置
き台4の下方の略中央部には、給水ホース2、排水ホー
ス3と接続する屋内からの給水管(配管)5と、排水管
(配管)6を設けている。
【0004】給水管5と排水管6は、図8に示すよう
に、それぞれ床面から立ち上げるように設け、給水管5
には、立ち上がった部分から給水ホース2に接続する給
水ホース接続部7と、給水を停止するための給水止水栓
8とを設けている。また、他の屋内配管の方法として、
床面に屋内配管部材を置き、置き台4の下方略中央部で
上記同様の給水、排水ホースと接続する構成のものがあ
る。
【0005】また、置き台4には、扉を設けるととも
に、給排水ホースの経路の邪魔にならない程度の棚等を
設けているものもある。
【0006】上記構成において、給排水工事の施工順序
を説明すると、施工者が食器洗浄機本体1の設置空間に
置き台4を設置する。このとき、既に屋内からの給水管
5と、排水管6は、図8に示すように、置き台4の下方
の略中央部に立ち上げられている。施工者は置き台4の
天面部に食器洗浄機本体1を設置した後、置き台4の下
部の略中央部にて、給水ホース2を給水管5の接続部7
に、排水ホース3を排水管6にそれぞれ接続する。
【0007】置き台4に扉を設けているものについて
は、扉を取り付け、棚を有するものについては棚を設置
し、扉を取り付けて施工作業が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、置き台4の下部に、給水ホース2、排水ホース3
と接続する屋内からの給水管5と、排水管6を置き台4
の下方の略中央部に設けているため、置き台4の前面か
らの給排水接続作業が置き台4の中に潜り込んで行う作
業となり、作業性が悪いとともに、狭い空間内での作業
となるため、接続部の接続が不確実で水漏れを生じると
いう問題があった。
【0009】また、食器洗浄機本体1に何らかの異常が
生じ、使用者が給水止水栓8を止める場合でも、給水止
水栓8が置き台4の下部略中央部にあるため、潜り込ん
で行う作業となり、容易に止めることができないという
問題があった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、給水
ホース、排水ホースの接続作業性を向上し、狭い空間内
での作業をなくし、接続部を確実に接続施工するととも
に、機器本体に何らかの異常が生じ、使用者が給水止水
栓を止める場合でも、容易に作業できるようにすること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、給水ホースおよび排水ホースを食器洗浄機
本体の背面部に接続するとともに、食器洗浄機本体を置
き台上に設置し、給水ホースおよび排水ホースの少なく
ともいずれか一方と、置き台の前方近傍まで突出した配
管とを、置き台内の前方近傍で接するものである。
【0012】これにより、食器洗浄機に接続した給水ホ
ース、排水ホースの配管との接続作業性を向上し、狭い
空間内での作業をなくすることができて、給水ホース、
排水ホースと配管との接続部を確実に接続施工すること
ができるとともに、機器本体に何らかの異常が生じ、使
用者が給水止水栓を止める場合でも、容易に作業するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、給水ホースおよび排水ホースを食器洗浄機本体の背
面部に接続するとともに、前記食器洗浄機本体を置き台
上に設置し、前記給水ホースおよび排水ホースの少なく
ともいずれか一方と、前記置き台の前方近傍まで突出し
た配管とを、前記置き台内の前方近傍で接続する食器洗
浄機のホース類接続方法であり、食器洗浄機をシステム
キッチンなどにビルトインする場合に、食器洗浄機の背
面部に接続した給水ホース、排水ホースなどのホースを
置き台の前方近傍で配管と接続することができ、給水ホ
ース、排水ホースの配管との接続作業性を向上し、狭い
空間内での作業をなくすることができて、給水ホース、
排水ホースと配管との接続部を確実に接続施工すること
ができるとともに、機器本体に何らかの異常が生じ、使
用者が給水止水栓を止める場合でも、容易に作業するこ
とができる。
【0014】請求項に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、置き台は、取り外し自在の扉を有
する食器洗浄機のホース類接続方法であり、食器洗浄機
をシステムキッチンなど等に設置した場合でも、前面の
デザイン性を損なわず、また使用者が給水止水栓を開閉
する場合でも、扉を取り外し、取り付けすることにより
給水止水栓を容易に開閉することができる。
【0015】請求項に記載の発明は、上記請求項1
たは2に記載の発明において、置き台内部には、収納可
能な棚を有し、その棚の下方の前方近傍で、給水ホース
および排水ホースの少なくともいずれか一方を配管に接
する食器洗浄機のホース類接続方法であり、食器洗浄
の下部空間を配管スペースだけでなく、収納棚として
も使用することができ、有効に活用することができる。
【0016】請求項に記載の発明は、上記請求項1〜
に記載の発明において、置き台内部には、引き出し可
能な棚を有し、その棚の下方の前方近傍で、給水ホース
および排水ホースの少なくともいずれか一方を配管に接
する食器洗浄機のホース類接続方法であり、機器本体
の下部空間をさらに有効に活用することができる。
【0017】請求項に記載の発明は、上記請求項1〜
に記載の発明において、置き台内部には、上下左右の
少なくとも一方に給水ホースおよび排水ホースの少なく
ともいずれか一方を収納する配管スペースを有する食器
洗浄機のホース類接続方法であり、配管スペースを限定
することで、置き台内部の収納部等の容積を拡大でき、
機器本体の下部空間をさらに有効に活用することができ
る。
【0018】請求項に記載の発明は、上記請求項
記載の発明において、置き台内部には、配管スペースと
収納スペースを区切る遮蔽板を有する食器洗浄機のホー
ス類接続方法であり、遮蔽板により置き台内部の配管部
を見せなくすることができ、置き台の扉を開いた場合な
どでも、デザイン性を向上することができ、また、収納
部を密閉できることで、収納部への防虫、防鼠性能を向
上することができる。
【0019】請求項に記載の発明は、上記請求項
記載の発明において、遮蔽板は、給水ホースおよび排水
ホースの少なくともいずれか一方を配管に接続した後、
設置可能とした食器洗浄機のホース類接続方法であり、
給水ホースと排水ホースと配管との接続施工工事は置き
台内部の広い空間を使って工事することができ、工事終
了後は給水ホース、排水ホースを遮蔽板で隠蔽すること
で、機器本体の下部空間を有効に活用できるとともに、
デザイン性を向上することができる。
【0020】請求項に記載の発明は、上記請求項1〜
に記載の発明において、置き台内部には、収納可能な
棚を有し、その棚の下方の前方近傍で、給水ホースおよ
排水ホースの少なくともいずれか一方と配管とを接続
し、前記棚には前記接続部が点検可能な点検口を有する
食器洗浄機のホース類接続方法であり、点検口より給水
ホースと排水ホースと配管との接続部を容易に点検する
ことができ、接続部の接続施工不十分などによる異常を
容易に確認することができ、水漏れ等の異常を防止でき
る。
【0021】請求項に記載の発明は、上記請求項1〜
に記載の発明において、置き台内部には、給水ホース
および排水ホースの少なくとも一方または接続部からの
漏水を受ける受け皿を有する食器洗浄機のホース類接続
方法であり、給水ホース、排水ホースと配管との接続な
どにより、水漏れが発生した場合でも、置き台や置き台
の設置面に水が漏れるのを防止することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0023】(実施例1) 図1に示すように、食器洗浄機本体(機器本体)9はシ
ステムキッチン10にビルトインして設置するよう構成
し、この食器洗浄機本体9の背面後方には、食器洗浄機
本体9内に水道水などを給水する給水ホース11と、洗
浄機本体9内で食器を洗浄した洗浄水などを排水する排
水ホース12とを背面に接続している。この食器洗浄機
本体9は、置き台13上に設置している。
【0024】屋内の給水管(配管)14は壁から出して
おり、置き台13の前方近傍まで突出している。給水ホ
ース11は置き台13の前方近傍で給水管14との接続
作業を可能としている。屋内の排水管(配管)15も給
水管14と同様に、壁から出して置き台13の前方まで
突出し、置き台13の前方近傍で、排水ホース12と排
水管15との接続作業ができるようにしている。給水管
14の前方には給水止水栓16を設け、食器洗浄機本体
9への給水を開閉できるようにしている。置き台13の
前面に扉17を取り付けている。
【0025】上記構成において、給排水工事の施工順序
を説明すると、施工者がシステムキッチン10の食器洗
浄機本体9の設置空間に置き台13を設置する。このと
き、既に屋内からの給水管14と排水管15は、置き台
13の背面の壁から置き台13の前方近傍まで突出して
きている。施工者は置き台13の天面部に食器洗浄機本
体9を設置した後、置き台13の前方近傍で、給水ホー
ス11を給水管14の接続部に接続し、排水ホース12
を排水管15に接続する。置き台13に扉17を取り付
けて施工作業が完了する。
【0026】したがって、置き台13の前方近傍で給水
ホース11と排水ホース12とを接続することができる
ため、特に給水側のように、水圧が高くねじ締め作業を
伴い、工具等を用いて作業する場合でも、容易に置き台
13の前方近傍で締め付け作業ができ、水漏れを防止で
きる。また、置き台13の前方近傍に接続部があるた
め、作業後の水漏れ確認も容易であり、置き台13の下
面や置き台13の設置面への水漏れを防止できる。
【0027】また、機器本体として、システムキッチン
などにビルトインする食器洗浄機本体9としているの
で、食器洗浄機本体9に接続した給水ホース11と排水
ホース12を置き台13の前方近傍で、それぞれ給水管
14と排水管15と接続することができ、給水ホース1
1、排水ホース12の接続作業性を向上し、狭い空間内
での作業をなくすることができて接続部を確実に接続施
工することができる。
【0028】なお、本実施例では、機器本体として、シ
ステムキッチン10にビルトインして設置する食器洗浄
機本体9について説明したが、食器洗浄機に限らず、洗
濯機、衣類乾燥機、食器乾燥機など給水または排水を必
要とする水使用機器についても同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0029】また、本実施例では、給水管14と排水管
15を置き台13の前方近傍まで突出させ、置き台13
内の前方近傍で、給水ホース11を給水管14に接続
し、排水ホース12を排水管15に接続しているが、給
水管14、排水管15に可とう性を持たせ、置き台13
の前面外方で、給水ホース11を給水管14に接続し、
排水ホース12を排水管15に接続した後、接続部を置
き台13内に収納するようにしても、同様の作用効果を
得ることができる。
【0030】また、本実施例では、置き台13内の前方
近傍で、給水ホース11を給水管14に接続し、排水ホ
ース12を排水管15に接続しているが、給水ホース1
1または排水ホース12のいずれか一方を給水管14ま
たは排水管15に接続するようにしてもよい。
【0031】(実施例2) 図2に示すように、置き台18は、上面にシステムキッ
チン10にビルトインする食器洗浄機本体9を設置し、
内部に収納可能な棚19を設け、棚19の下方に、食器
洗浄機本体9に接続した給水ホース11a、排水ホース
12aと、置き台18の背面の壁から置き台18の前方
近傍まで突出させた給水管14a、排水管15aを収納
し、置き台18の前方近傍で接続作業ができるようにし
ている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0032】上記構成により、棚19の下方に、給水ホ
ース11a、排水ホース12a、給水管14a、排水管
15aを収納しているため、棚19の上部に空間を確保
することができ、棚19の上方を収納部として有効に活
用することができる。
【0033】(実施例3) 図3に示すように、置き台20は、上面にシステムキッ
チン10にビルトインする食器洗浄機本体9を設置し、
内部に引き出し可能な棚21を設け、棚21の下方に、
食器洗浄機本体9に接続した給水ホース11b、排水ホ
ース12bと、置き台20の背面の壁から置き台20の
前方近傍まで突出させた給水管14b、排水管15bを
収納し、置き台20の前方近傍で接続作業ができるよう
にしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0034】上記構成により、引き出し可能な棚21の
下方に、給水ホース11b、排水ホース12b、給水管
14b、排水管15bを収納しているため、棚21の上
部に空間を確保することができ、棚21の上方を収納部
として、さらに有効に活用することができる。
【0035】(実施例4) 図4に示すように、置き台22は、上面にシステムキッ
チン10にビルトインする食器洗浄機本体9を設置し、
置き台22の内部に遮蔽板23を設け、置き台22の右
側の空間内を配管スペース24としている。配管スペー
ス24に、食器洗浄機本体9に接続した給水ホース11
c、排水ホース12cと、置き台22の背面の壁から置
き台22の前方近傍まで突出させた給水管14c、排水
管15cを収納し、置き台22の前方近傍で接続作業が
できるようにしている。また、遮蔽板23は取り外し可
能な構成としており、施工工事時には取り外して工事を
行い、工事後遮蔽板23を取り付けできるようにしてい
る。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0036】上記構成により、遮蔽板23によって、配
管スペース24を区切り、給水ホース11c、排水ホー
ス12c、給水管14c、排水管15cを収納している
ため、配管スペース24の左側を収納スペース25とし
て有効に活用することができる。また、遮蔽板23によ
って、配管スペース24と収納スペース25を区切るこ
とで、配管部を隠蔽でき、デザイン性を向上することが
できる。
【0037】また、遮蔽板23を取り外し可能とするこ
とで、施工工事時には置き台22内部を広く活用でき、
工事性を向上することができる。
【0038】なお、本実施例では、遮蔽板23の右側の
空間を配管スペース24としているが、上下左右の一方
を配管スペースとしても同様の効果を得ることができ
る。
【0039】(実施例5) 図5に示すように、置き台26は、上面にシステムキッ
チン10にビルトインする食器洗浄機本体9を設置し、
置き台26の内部に棚27を設け、棚27の下方に、食
器洗浄機本体9に接続した給水ホース11d、排水ホー
ス12dと、置き台26の背面の壁から置き台26の前
方近傍まで突出させた給水管14d、排水管15dを収
納し、置き台26の前方近傍で接続作業ができるように
している。
【0040】また、棚27の略中央部に穴を設けて点検
口28を形成し、置き台26の内部を点検できる構成と
している。また、この点検口28を覆う蓋29を設けて
いる。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0041】上記構成により、棚27の下方に、水ホー
ス11d、排水ホース12dと、給水管14d、排水管
15dを収納しているため、棚27の上部に空間を確保
することができ、棚27の上方を収納部として有効に活
用することができる。
【0042】また、棚27に点検口28を設けており、
蓋29を外すことで、容易に給排水接続部を確認するこ
とができ、施工工事不良などによる水漏れを防止でき
る。
【0043】(実施例6) 図6に示すように、置き台30は、上面にシステムキッ
チン10にビルトインする食器洗浄機本体9を設置し、
置き台30の内部に、食器洗浄機本体9に接続した給水
ホース11e、排水ホース12eと、置き台30の背面
の壁から置き台30の前方近傍まで突出させた給水管1
4e、排水管15eを収納し、置き台30の前方近傍で
接続作業ができるようにしている。
【0044】また、置き台30の下方に、受け皿31を
設け、給水ホース11e、排水ホース12eまたはこれ
らの接続部からの水漏れが生じた場合に水を受けるよう
構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0045】上記構成により、施工工事不良による接続
部などから水漏れが生じても、受け皿31によって受け
ることができ、置き台31の下面や、置き台31の設置
面への水漏れを防止できる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、給水ホースおよび排水ホースを食器洗浄
機本体の背面部に接続するとともに、前記食器洗浄機
を置き台上に設置し、前記給水ホースおよび排水ホー
スの少なくともいずれか一方と、前記置き台の前方近傍
まで突出した配管とを、前記置き台内の前方近傍で接続
する食器洗浄機のホース類接続方法としたから、食器洗
浄機をシステムキッチンなどにビルトインする場合に、
食器洗浄機の背面部に接続した給水ホース、排水ホース
などのホースを置き台の前方近傍で配管と接続すること
ができ、給水ホース、排水ホースの配管との接続作業性
を向上し、狭い空間内での作業をなくすることができ
、給水ホース、排水ホースと配管との接続部を確実に
接続施工することができるとともに、機器本体に何らか
の異常が生じ、使用者が給水止水栓を止める場合でも、
容易に作業することができる。
【0047】また、請求項に記載の発明によれば、置
き台は、取り外し自在の扉を有する食器洗浄機のホース
類接続方法としたから、機器本体をシステムキッチンな
ど等に設置した場合でも、前面のデザイン性を損なわ
ず、また使用者が給水止水栓を開閉する場合でも、扉を
取り外し、取り付けすることにより給水止水栓を容易に
開閉することができる。
【0048】また、請求項に記載の発明によれば、置
き台内部には、収納可能な棚を有し、その棚の下方の前
方近傍で、給水ホースおよび排水ホースの少なくともい
ずれか一方を配管に接続する食器洗浄機のホース類接続
方法としたから、機器本体の下部空間を配管スペースだ
けでなく、収納棚としても使用することができ、有効に
活用することができる。
【0049】また、請求項に記載の発明によれば、置
き台内部には、引き出し可能な棚を有し、その棚の下方
の前方近傍で、給水ホースおよび排水ホースの少なくと
もいずれか一方を配管に接続する食器洗浄機のホース類
接続方法としたから、機器本体の下部空間をさらに有効
に活用することができる。
【0050】また、請求項に記載の発明によれば、置
き台内部には、上下左右の少なくとも一方に給水ホース
および排水ホースの少なくともいずれか一方を収納する
配管スペースを有する食器洗浄機のホース類接続方法と
したから、配管スペースを限定することで、置き台内部
の収納部などの容積を拡大でき、機器本体の下部空間を
さらに有効に活用することができる。
【0051】また、請求項に記載の発明によれば、置
き台内部には、配管スペースと収納スペースを区切る
蔽板を有する食器洗浄機のホース類接続方法とした
ら、遮蔽板により置き台内部の配管部を見せなくするこ
とができ、置き台の扉を開いた場合などでも、デザイン
性を向上することができ、また、収納部を密閉できるこ
とで、収納部への防虫、防鼠性能を向上することができ
る。
【0052】また、請求項に記載の発明によれば、
蔽板は、給水ホースおよび排水ホースの少なくともいず
れか一方を配管に接続した後、設置可能とした食器洗浄
機のホース類接続方法としたから、給水ホースと排水ホ
ースと配管との接続施工工事は置き台内部の広い空間を
使って工事することができ、工事終了後は給水ホース、
排水ホースを遮蔽板で陰蔽することで、機器本体の下部
空間を有効に活用できるとともに、デザイン性を向上す
ることができる。
【0053】また、請求項に記載の発明によれば、置
き台内部には、収納可能な棚を有し、その棚の下方の前
方近傍で、給水ホースおよび排水ホースの少なくともい
ずれか一方と配管とを接続し、前記棚には前記接続部が
点検可能な点検口を有する食器洗浄機のホース類接続方
法としたから、点検口より給水ホースと排水ホースと配
管との接続部を容易に点検することができ、接続部の接
続施工不十分などによる異常を容易に確認することがで
き、水漏れ等の異常を防止できる。
【0054】また、請求項に記載の発明によれば、置
き台内部には、給水ホースおよび排水ホースの少なくと
も一方または接続部からの漏水を受ける受け皿を有する
食器洗浄機のホース類接続方法としたから、給水ホー
ス、排水ホースと配管との接続などにより、水漏れが発
生した場合でも、置き台や置き台の設置面に水が漏れる
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の水使用機器の縦断面図
【図2】本発明の第2の実施例の水使用機器の縦断面図
【図3】本発明の第3の実施例の水使用機器の縦断面図
【図4】本発明の第4の実施例の水使用機器の正面図
【図5】本発明の第5の実施例の水使用機器の縦断面図
【図6】本発明の第6の実施例の水使用機器の縦断面図
【図7】従来の水使用機器の背面斜視図
【図8】同水使用機器の給排水管立ち上げ状態を示す斜
視図
【符号の説明】
9 食器洗浄機本体(機器本体) 11 給水ホース 12 排水ホース 13 置き台 14 給水管(配管) 15 排水管(配管)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 緒方 信孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−253021(JP,A) 特開 平7−334(JP,A) 特開 平5−277056(JP,A) 特開 平6−269387(JP,A) 特開 平9−262146(JP,A) 実公 平5−30693(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/00 - 15/42 A47B 77/08

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水ホースおよび排水ホースを食器洗浄
    機本体の背面部に接続するとともに、前記食器洗浄機
    を置き台上に設置し、前記給水ホースおよび排水ホー
    スの少なくともいずれか一方と、前記置き台の前方近傍
    まで突出した配管とを、前記置き台内の前方近傍で接続
    する食器洗浄機のホース類接続方法
  2. 【請求項2】 置き台は、取り外し自在の扉を有する請
    求項1記載の食器洗浄機のホース類接続方法
  3. 【請求項3】 置き台内部には、収納可能な棚を有し、
    その棚の下方の前方近傍で、給水ホースおよび排水ホー
    スの少なくともいずれか一方を配管に接続する請求項1
    または2記載の食器洗浄機のホース類接続方法
  4. 【請求項4】 置き台内部には、引き出し可能な棚を有
    し、その棚の下方の前方近傍で、給水ホースおよび排水
    ホースの少なくともいずれか一方を配管に接続する請求
    項1〜のいずれか1項に記載の食器洗浄機のホース類
    接続方法
  5. 【請求項5】 置き台内部には、上下左右の少なくとも
    一方に給水ホースおよび排水ホースの少なくともいずれ
    か一方を収納する配管スペースを有する請求項1〜
    いずれか1項に記載の食器洗浄機のホース類接続方法
  6. 【請求項6】 置き台内部には、配管スペースと収納ス
    ペースを区切る遮蔽板を有する請求項記載の食器洗浄
    機のホース類接続方法
  7. 【請求項7】 遮蔽板は、給水ホースおよび排水ホース
    の少なくともいずれか一方を配管に接続した後、設置可
    能とした請求項記載の食器洗浄機のホース類接続方
  8. 【請求項8】 置き台内部には、収納可能な棚を有し、
    その棚の下方の前方近傍で、給水ホースおよび排水ホー
    の少なくともいずれか一方と配管とを接続し、前記棚
    には前記接続部が点検可能な点検口を有する請求項1〜
    のいずれか1項に記載の食器洗浄機のホース類接続方
  9. 【請求項9】 置き台内部には、給水ホースおよび排水
    ホースの少なくとも一方または接続部からの漏水を受け
    る受け皿を有する請求項1〜のいずれか1項に記載の
    食器洗浄機のホース類接続方法
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