JP3284535B2 - 回転計 - Google Patents

回転計

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JP3284535B2
JP3284535B2 JP00961097A JP961097A JP3284535B2 JP 3284535 B2 JP3284535 B2 JP 3284535B2 JP 00961097 A JP00961097 A JP 00961097A JP 961097 A JP961097 A JP 961097A JP 3284535 B2 JP3284535 B2 JP 3284535B2
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満 清塚
実 竹部
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のエンジンに
応じて気筒数を設定する回転計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーキットレース場等を走行する競技車
両において、エンジンの改造が行われるため前記エンジ
ンの回転数が高回転を指示するようになる。従って、既
存の回転計では前記回転数を指示できないため、高回転
を指示することが可能な回転計を取り付けることが必要
となる。前記回転計において、車両に応じてエンジンの
気筒数が異なり、エンジン1回転当たりのイグニッショ
ンパルス(以下、TAパルスと言う)数も異なることか
ら、同一の計器にて異なる気筒数に対応した指示を行わ
せるためには、前記回転計の気筒数設定を行う必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような回転
計を車両に取り付ける場合、ロータリースイッチやディ
ップスイッチ等で前記気筒数設定を行わなければなら
ず、取扱説明書や対応表(気筒数に応じたロータリース
イッチやディップスイッチの設定位置を示したもの)等
を参照しながの非常に煩雑な取付作業であり、前記気筒
数設定を間違って設定してしまう恐れがあった。本発明
は、前記問題点に着目し、車両に応じたエンジンの気筒
数設定を容易にすることで回転計の取付作業を簡素化さ
せることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、車両のエンジンの回転数を指示する回転計
において、前記車両に応じた前記エンジンの気筒数を設
定する気筒数設定手段と、前記気筒数に応じた回転数を
指示制御する制御部と、文字板に指標部を設け、前記指
標部を前記回転数に応じて指針により指示するアナログ
式計器とを備え、前記気筒数設定手段により前記気筒数
を設定する場合、前記制御部が、前記指針により前記気
筒数に応じた指標部を指示させる気筒数指示信号を前記
アナログ式計器へ出力してなるものである。
【0005】また、前記制御部は、前記エンジンの気筒
数がn気筒の時に、n・1000rpmの前記指標部を
指示する前記気筒数指示信号を出力してなるものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、車両に応じたエンジン
の気筒数を設定する気筒数設定手段2と、前記気筒数に
応じた回転数を指示制御する制御部3と、文字板6に指
標部7を形成し、指標部7を前記回転数に応じて指針8
により指示する交差コイル式計器(アナログ式計器)4
とを備え、気筒数設定手段2により前記気筒数を設定す
る場合、制御部3が、指針8により前記気筒数に応じた
指標部を指示させる気筒数指示信号を交差コイル式計器
4へ出力してなるものであり、ロータリースイッチやデ
ィップスイッチ等を用い、取扱説明書や対応表等を見な
がら気筒数設定をしていた従来の回転計に比べ、設定作
業が容易になることから、回転計の取付作業を簡素化さ
れることができる。
【0007】特に、制御部3は、前記エンジンの気筒数
がn気筒の時に、n・1000rpmの指標部7を指示
する前記気筒数指示信号を出力してなることから、文字
板6の指標部7とは別の専用の指標部を設けなくとも良
いことから、製品コストを上げることなく簡単に気筒数
設定ができるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明を添付図面に記載した実施例に
基づき説明する。
【0009】図1は本実施例の回路構成を示すブロック
図、図2はアナログ式計器を示す平面図、図3は気筒数
の設定方法を示すフローチャート図である。
【0010】図1において、本実施例の回転計の回路構
成は、波形整形回路1と、気筒数設定手段2と、制御部
3と、交差コイル式計器(アナログ式計器)4と、交差
コイル式計器を駆動するための駆動処理部5とから構成
されている。
【0011】波形整形回路1は、車両エンジンの気筒数
に応じたTAパルスを入力し、このTAパルスを後で詳
述する制御部3に入力する信号(0〜5V信号)に変換
するものである。
【0012】気筒数設定手段2は、押しボタン式のスイ
ッチ2a及びスイッチ2bからなり、回転計を車両に取
り付ける際の気筒数設定を行う場合に用いるものであ
る。例えば、スイッチ2aは、後で詳述する制御部3に
気筒数設定モードであることを認識させるスイッチとし
て用い、スイッチ2bは気筒数設定を行うスイッチであ
る。
【0013】制御部3は、所謂マイコンからなり、前記
TAパルスに応じた波形整形回路1から出力されるパル
ス信号のゲートタイムを測定し回転数を算出したり、気
筒数設定手段2により設定される気筒数が何気筒数であ
るかを判定するCPU3aと、車両エンジンの気筒数に
応じた計数プログラムや気筒数に応じた気筒数指示デー
タ(気筒数指示信号)を記憶したROM3bと、演算結
果や気筒数設定値(気筒数設定スイッチによる設定値)
を一時的に記憶するRAM3cと、前記パルス信号や気
筒数設定スイッチ2を入力し、かつ後で詳述する駆動処
理部5に、気筒数設定スイッチ2により設定される気筒
数指示データ及び前記気筒数に応じた指示角データを出
力するインターフェイス3dとで構成され、前記各部は
バス3eにより接続されている。かかる構成の制御部に
より、前記気筒数に応じた回転数の指示制御及び気筒数
表示を行うものである。
【0014】交差コイル式計器4は、フレームを組み合
わせて形成したボビン内に、可動磁石を内装し、フレー
ム外面に交差コイルx(SIN側),y(COS側)を
捲回してなるもので、この交差コイル式計器4の上方に
は図2で示すような文字板6が設けられ、この文字板6
上には回転数表示をする指標部7が印刷形成されてお
り、この指標部7を、前記可動磁石に装着される指針軸
に挿入される指針8により前記気筒数指示データ及び前
記指示角データに応じて指示するものである。
【0015】駆動処理部5は、前記気筒数指示データ及
び前記指示角データと対応して交差コイル式計器4の交
差コイルx,yの通電量を指示するデータを記憶したR
OM部5a,5bと、各ROM部5a,5bの出力値を
それぞれのアナログ量に変換するD/A変換部5c,5
dと、前記アナログ量に対応した駆動電圧を交差コイル
x,yに通電する駆動出力部5e,5fとから構成され
るもので、前記気筒数指示データ及び前記指示角データ
は、この駆動処理部5を介して交差コイル式計器4に出
力されるものである。
【0016】次に図2及び図3を用いて、気筒数の設定
方法を説明する。
【0017】前述した回転計の制御部3は、気筒数設定
手段2のスイッチ2aの状態を検出して、気筒数設定モ
ードであるか否かを判断し(ステップS1)、スイッチ
2aがオンされていると気筒数設定モードに入り、初期
値となる気筒数を表示するためROM3bに記憶された
3気筒(本実施例において、気筒数の初期値は3気筒)
なる気筒数指示データを読み出し、指針8により文字板
6上の指標部7の3000rpmを指示させる(ステッ
プS2)。
【0018】次に、車両のエンジンに応じた気筒数が初
期値と一致しない場合は(ステップS3)、気筒数設定
手段2のスイッチ2bをオンすると(ステップS4)、
ROM3bに記憶される初期値となる気筒数指示データ
の次のデータ、即ち4気筒なる4000rpmを指示す
る気筒数指示データを交差コイル式計器4に出力する
(ステップS5)。そして、車両の気筒数と回転計の気
筒数が一致するまでステップS3からステップS5を繰
り返す。従って、制御部3は5気筒であれば5000r
pm、6気筒であれば6000rpm、8気筒であれば
8000rpmといったように、車両エンジンに応じた
n気筒表示をn・1000rpmとして交差コイル式計
器4で表示させるものである。また、表示値は8000
rpmを表示後、初期値の3000rpmに戻るように
なっている。
【0019】そして、車両の気筒数に一致した場合は
(ステップS3)、気筒数設定手段2のスイッチ2aを
再びオンすることにより(ステップS6)、前記気筒数
設定モードを解除できる(ステップS7)。また、ステ
ップS2において、初期値(3000rpm)が車両の
気筒数に一致する場合は、気筒数設定手段2のスイッチ
2aをオンし(ステップS6)、前記気筒数設定モード
を解除する(ステップS7)。
【0020】前述したように、気筒数設定手段2により
車両に応じた気筒数を、交差コイル式計器4で回転数に
対応させて表示するとともに、制御部3のROM3bに
記憶されている前記気筒数に応じた指示角データのため
のプログラムも変更することになる。
【0021】かかる回転計は、車両エンジンの気筒数と
回転計の気筒数とを一致させる場合に、気筒数設定手段
2を操作することにより、文字板6上に形成される指標
部7を指針8により、n気筒であればn・1000rp
mで指示するとともに気筒数設定ができるため、ロータ
リースイッチやディップスイッチ等を用い、取扱説明書
や対応表等を見ながら気筒数設定をしていた従来の回転
計に比べ、設定作業が容易になることから、回転計の取
付作業が軽減されるものである。また、前述した実施例
のように文字板6の指標部7を用いて気筒数表示をする
ことにより、専用の指標部を設けなくとも良いことか
ら、製品コストを上げることなく簡単に気筒数設定がで
きるものである。
【0022】尚、本実施例では文字板6上の回転数を指
示する指標部7を用いて気筒数表示を行うようにした
が、請求項1に記載の本発明にあっては、前記指標部7
とは別の専用の指標部を設け、この指標部を指針より表
示するものであっても良い。
【0023】また、本実施例では、制御部3をマイコン
により構成するするようにしたが、波形整形回路や駆動
処理部を備えるカスタムICで構成するようにしても良
い。
【0024】また、本実施例の気筒数表示は、3気筒
(3000rpm)から8気筒(8000rpm)を順
次表示した後、再び3気筒を表示するようにしたが、例
えば、1気筒から8気筒まで順次表示し、その後、7気
筒から1気筒を順次表示するようにしても良く、本実施
例に限定されるものではない。
【0025】また、本実施例ではアナログ式計器として
交差コイル式計器4を用いて説明したが、ステッピング
モータ式のアナログ式計器を用いても良い。
【0026】
【発明の効果】本発明は、車両のエンジンの回転数を指
示する回転計において、前記車両に応じた前記エンジン
の気筒数を設定する気筒数設定手段と、前記気筒数に応
じた回転数を指示制御する制御部と、文字板に指標部を
設け、前記指標部を前記回転数に応じて指針により指示
するアナログ式計器とを備え、前記気筒数設定手段によ
り前記気筒数を設定する場合、前記制御部が、前記指針
により前記気筒数に応じた指標部を指示させる気筒数指
示信号を前記アナログ式計器へ出力してなるものであ
り、ロータリースイッチやディップスイッチ等を用い、
取扱説明書や対応表等を見ながら気筒数設定をしていた
従来の回転計に比べ、設定作業が容易になることから、
回転計の取付作業を簡素化することができる。
【0027】また、前記制御部は、前記エンジンの気筒
数がn気筒の時に、n・1000rpmの前記指標部を
指示する前記気筒数指示信号を出力してなるものであ
り、文字板の指標部とは別の専用の指標部を設けなくと
も良いことから、製品コストを上げることなく簡単に気
筒数設定ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路構成を示すブロック図。
【図2】同上実施例のアナログ式計器を示す平面図。
【図3】同上実施例の気筒数設定方法を示すフローチャ
ート図。
【符号の説明】 1 波形整形回路 2 気筒数設定手段 3 制御部 4 交差コイル式計器(アナログ式計器) 5 駆動処理部 6 文字板 7 指標部 8 指針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 3/42 - 3/489 G01P 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンの回転数を指示する回転
    計において、前記車両に応じた前記エンジンの気筒数を
    設定する気筒数設定手段と、前記気筒数に応じた回転数
    を指示制御する制御部と、文字板に指標部を設け、前記
    指標部を前記回転数に応じて指針により指示するアナロ
    グ式計器とを備え、前記気筒数設定手段により前記気筒
    数を設定する場合、前記制御部が、前記指針により前記
    気筒数に応じた指標部を指示させる気筒数指示信号を前
    記アナログ式計器へ出力してなることを特徴とする回転
    計。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記エンジンの気筒数が
    n気筒の時に、n・1000rpmの前記指標部を指示
    する前記気筒数指示信号を出力してなることを特徴とす
    る請求項1に記載の回転計。
JP00961097A 1997-01-22 1997-01-22 回転計 Expired - Lifetime JP3284535B2 (ja)

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JP5376119B2 (ja) * 2008-11-06 2013-12-25 日本精機株式会社 計器の駆動装置
JP6075627B2 (ja) * 2013-02-28 2017-02-08 日本精機株式会社 車両用計器

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