JP2821982B2 - アナログメータの作動制御装置 - Google Patents

アナログメータの作動制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばオートバイや自
動車の速度メータとして用いられるアナログメータを作
動制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の速度メータ等として用いられる
アナログメータを作動させる場合に、車輪の回転数に応
じた周波数のパルス信号を出力する車速センサからの信
号等を指令信号とし、一定時間開くゲート回路を介して
該指令信号をカウンタ回路に入力し、一定時間当たりの
パルス数を計数した結果を一旦記憶回路に保持させスム
ージング化した後、分周回路を介して速度メータを駆動
制御するように構成されたものが知られているが、これ
ら各種電気回路で構成すると多くの電気回路を取り付け
なければならないためコストが高くなるという不具合が
ある。
【0003】そこで、他の制御を行なうために各種演算
を行なうCPUに発振器から出力される一定周波数の基
準信号毎に割り込み演算をさせ、指令信号に対応した整
数値を求めると共に、基準信号を分周する分周回路を設
け、該分周回路における分周比をCPUで演算された整
数値に逐次プリセットすることにより分周回路からの出
力信号を指令信号に応答して変化させアナログメータに
供給するように構成して電気回路の個数を減らしコスト
を下げることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記CPUにより演算
される整数値をnとすると、分周された出力信号の周波
数はn- 2に比例する。従って、整数値をnから(n−
1)に変更したことによる出力信号の周波数の変化量は
出力信号の周波数が高くなるにつれ大きくなり、アナロ
グメータの指針が段階的な動きとなりきわめて不自然な
ものとなる。
【0005】尚、このよう場合に上記発振器から出力さ
れる基準信号の周波数を高くすればこのような不具合は
緩和されるものの、CPUの割り込み演算回数もそれに
つれて増加しCPUの負担が増大するので採用すること
はできない。
【0006】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、C
PUへの割り込み回数を増加させることなく指針の動き
を滑らかにすることのできるアナログメータの作動制御
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、発振器から出力される一定周波数の基準信
号毎に割り込み演算をして指令信号に対応した整数値を
求める演算手段と、基準信号を該整数値で分周する分周
手段とを有し、該分周手段からの出力信号をアナログメ
ータに供給し該アナログメータを作動制御する装置にお
いて、上記演算手段は指令信号に対応した1種類以上の
整数値を演算するものであって、該1種類以上の整数値
を複数格納するメモリと、上記分周手段からの出力信号
毎に該メモリ内に格納されている複数の整数値を順次呼
び出し該整数値で上記分周手段の分周比をプリセットす
る分周比変更手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】例えばメモリに整数値としてnと(n−1)と
を各1個格納しておき、分周手段から出力信号に同期し
て分周比をnと(n−1)との間で順次変更すると、ア
ナログメータの指針はn分周された出力信号の周波数に
対応する位置と(n−1)分周された出力信号の周波数
に対応する位置との双方に交互に移動しようとするが、
指針は、指針の慣性により両位置の略中間部分、すなわ
ち実際には分周できない(n−0.5)分周による出力
信号の周波数に対応する位置に保持され、これにより指
針の動きがより滑らかになる。尚、メモリに格納する整
数値の個数を増やせば更に滑らかにすることができる。
【0009】
【実施例】図1を参照して、1は一定周波数のパルス状
の基準信号を出力する発振器であり、この基準信号は分
周回路2に入力されると共にCPU3に割り込み演算を
実行させるタイミング信号として供給される。この分周
回路2は外部から整数値が入力されると分周比をその整
数値にプリセットするように構成されており、該分周回
路2で分周された出力信号は速度メータとして用いられ
るアナログメータ5に供給される。一方、CPU3は図
外の速度センサにより検知される速度信号を指令信号と
して基準信号に同期して割り込み演算を行ない、該速度
信号に対応してアナログメータ5に供給されるべき出力
信号の周波数を求め、該出力信号の周波数と上記基準信
号の周波数との比n′を小数点以下第1位までの値とし
て演算する。この比n′の整数部分がnで小数部分がx
とすると、(10−x)個の整数値nとx個の整数値
(n+1)との合計10個の整数値をメモリ6の各アド
レスm0〜m9へ順に出力する。このメモリ6に格納さ
れた各整数値は上記分周回路2における分周比として出
力されるもので、該分周回路2から実際に出力される出
力信号のパルス毎にアドレスをm0〜m9まで順次切り
換える分周比変更回路4によって順に分周回路2に出力
される。
【0010】上記構成による作用を、図2を参照して具
体的に説明する。発振器1による基準信号の周波数は1
667Hz であり、また、アナログメータ5は出力信号
の周波数が200Hz の場合にフルスケールとして18
0km/hを表示するものとすると、出力信号の周波数とア
ナログメータ5の表示との関係は直線Rで表わされる。
直線R上のA点はアナログメータ5の表示を150km/h
(a1 点)にする場合であって、この場合には基準信号
を10分周し出力信号の周波数を167Hz (a点)と
すればよく、B点に示すように基準信号を9分周すると
出力信号の周波数は185Hz (b2 点)になりアナロ
グメータ5は166km/h(b1 点)を表示る。
【0011】ここでアナログメータ5の表示を160km
/hにする場合には出力信号の周波数を178Hz にする
必要があり、CPU3はn′として9.4(1667÷
178)を求め、続いて(10−4=)6個の整数値9
と4個の整数値10とをメモリ6に格納する。尚、この
10個の整数値はアドレスm0〜m9にランダムに格納
されるもので、その数列の一例を本図のテーブルTに示
す。このようにメモリ6に10個の整数値が格納される
と、分周回路2には分周比としてまずアドレスm0の1
0がセットされ167Hz の出力信号が分周回路2から
出力される。この出力信号はアナログメータ5に供給さ
れ、一方、出力信号のパルスにより分周比変更回路4が
作動して分周比をアドレスm1の9にプリセットする。
すると、出力信号の周波数は9分周された185Hz に
変更され、その後順次出力信号のパルス毎にアドレスが
切り換えられる。従ってアナログメータ5には10分周
された出力信号と9分周された出力信号とが4:6の割
合で供給されることになる。アナログメータ5の指針の
質量がきわめて小さい場合にはアナログメータ5の表示
は150km/hと166km/hとの間を往復することになる
が、実際には指針の質量による慣性のため、指針は16
0km/hを指した状態で制止することになる。従って、本
発明によればCPU3による割り込み演算回数を増やす
ことなく150km/hと166km/hとの間の表示を10分
割して表示させることができる。
【0012】尚、上記実施例ではアナログメータを速度
メータとして使用した場合について説明したが、タコメ
ータ等の他の用途に使用する場合であってもかまわず、
また上記メモリには10個のアドレスを設けたが用途に
応じてこれを減少しあるいは増加させても良い。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、多くの電気回路を組み合わせるのではなくCPUの
演算によりアナログメータの作動制御を行なうのでコス
トが安く、かつCPUでの割り込み演算回数を増加させ
ることなく指針の動きを滑らかにするので高価なCPU
を用いなくても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】 出力信号と表示速度との関係を示す図
【符号の説明】
1 発振器 2 分周器 3 CPU 4 分周比変更回路 5 アナログメータ 6 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松澤 勝範 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−17577(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01P 1/08 G01R 5/02 - 5/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振器から出力される一定周波数の基準
    信号毎に割り込み演算をして指令信号に対応した整数値
    を求める演算手段と、基準信号を該整数値で分周する分
    周手段とを有し、該分周手段からの出力信号をアナログ
    メータに供給し該アナログメータを作動制御する装置に
    おいて、上記演算手段は指令信号に対応した1種類以上
    の整数値を演算するものであって、該1種類以上の整数
    値を複数格納するメモリと、上記分周手段からの出力信
    号毎に該メモリ内に格納されている複数の整数値を順次
    呼び出し該整数値で上記分周手段の分周比をプリセット
    する分周比変更手段とを有することを特徴とするアナロ
    グメータの作動制御装置。
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