JP3284250B2 - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP3284250B2
JP3284250B2 JP19020293A JP19020293A JP3284250B2 JP 3284250 B2 JP3284250 B2 JP 3284250B2 JP 19020293 A JP19020293 A JP 19020293A JP 19020293 A JP19020293 A JP 19020293A JP 3284250 B2 JP3284250 B2 JP 3284250B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機に関し、さらに
詳しくは、回線から受信した録音用デジタルデータを記
憶しておき、必要に応じてこれをアナログ信号に変換し
て再生し、保留メロディーや応答メッセージなどとして
出力する電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話機には、通話を保留した時に
回線に出力する保留メロディーや留守応答した時に回線
に出力する応答メッセージなどの様々なメロディーやメ
ッセージを、メロディーICやデジタル再生ICのRO
Mに予め記憶しておき、必要に応じて、それを再生する
ようにしたものがあり、また、利用者が自分の好きなメ
ロディーや応答メッセージなどを録音するためのRAM
を内蔵し、利用者の好みによって、これらメロディーや
応答メッセージなどをRAMに自分で録音しておき、必
要に応じて再生するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、保留メロデ
ィーや応答メッセージなどが内部のROMに予め記憶さ
れている電話機では、メロディーやメッセージを利用者
の好みに応じて簡単に変更することができないという難
点がある。
【0004】一方、保留メロディーやメッセージを利用
者がRAMに録音できるようにした電話機では、録音で
きる時間が、低コストでは数十秒程度と短いために、メ
ロディーの一部を切り出して録音しなければならず、録
音に手間がかかる上に、メロディーの一部を繰り返し再
生して保留メロディーとして出力することになるので、
保留メロディーが不自然となり、しかも、RAMに録音
する場合には、CDなどのソースからの音声信号をRA
Mに録音するので、音声信号の帯域が広すぎて再生され
る保留メロディーの音質が電話機に適しないといった難
点がある。
【0005】さらに、RAMにメッセージを録音できる
ようにした電話機であっても、利用者が自分の声で応答
メッセージを録音するのではなく、しかも、予めROM
に記憶されているありきたりの応答メッセージでもない
様々な応答メッセージを使用したいと思っても、かかる
要望を満たすことはできなかった。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、利用者が自分でメロディーやメッセージを録
音することなく、簡単な操作で保留メロディーや応答メ
ッセージなどの変更を行えるようにした電話機を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0008】すなわち、請求項1記載の本発明は、回線
を介して接続されたサービスセンターから送信されたデ
ジタルデータをデータ受信手段が受信してLCRデータ
としてLCRデータ記憶手段に記憶する一方、当該LC
Rデータ記憶手段に記憶されたLCRデータに基づいて
LCR機能を実行する電話機において、デジタル音声デ
ータを記憶する音声データ記憶手段と、該音声データ記
憶手段から読み出されたデジタル音声データをアナログ
音声データに変換して再生する再生手段と、前記データ
受信手段によって属性データが受信されたとき、その属
性データの受信後に送られてくるデジタルデータをデジ
タル音声データとして前記音声データ記憶手段に記憶さ
せる制御手段とを設けている。
【0009】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の構成において、前記制御手段は、前記属性データ
に基づいてデジタル音声データの種類を識別し、その識
別された種類に基づいて当該デジタル音声データを記憶
する前記音声データ記憶手段の記憶領域を決定するよう
にしている。
【0010】さらに、請求項3記載の本発明は、請求項
1又は請求項2記載の構成において、前記サービスセン
ターに対してデジタル音声データの送信を要求する操作
手段を設ける一方、前記制御手段は、前記LCRデータ
記憶手段にLCRデータが記憶されているとき、前記操
作手段に基づいて前記サービスセンターにデジタル音声
データの送信を要求するようにしている。
【0011】
【作用】本発明によれば、利用者が自分で例えば保留メ
ロディーや応答メッセージなどの音声データを録音しな
くても、簡単な操作で保留メロディーや応答メッセージ
などの変更を行える。また、再生手段や音声データ記憶
手段以外に特別の付加回路を設ける必要がなく、低コス
トでデジタル音声データの録音機能を実現することがで
きる。さらに、LCRデータが記憶されている場合にお
いてデジタル音声データを録音できる機能を利用できる
ため、サービスセンターからの保留メロディーや応答メ
ッセージなどのデジタル音声データを受信する電話機を
制限することができ、サービスに加入している利用者の
みにデジタル録音データを受信させて記録させることが
できる。
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例の電話機のブロッ
ク図であり、この実施例では、LCR機能付きの電話機
に適用して説明する。
【0016】ここで、LCR(Least Cost Routin
g)機能について説明する。
【0017】現在、加入者間を接続する通信網を所有し
て通信サービスを提供している第一種電気通信事業者
(以下キャリアと称す)は、複数存在しており、電話を
かける時には、そのうちの一つのキャリアを選択して、
電話をかけるようになっているけれども、各キャリアの
料金体系は、それぞれ異なっているために、電話をかけ
る時には、その相手先、時間帯あるいは通話時間によっ
てどのキャリアを選択すれば最も安価であるかを考慮し
てキャリアを選択する必要がある。
【0018】かかる選択機能を有するのがLCR機能付
きの電話機であって、電話をかける時、相手の加入者番
号をダイヤルすると、上記のような条件を考慮して利用
すべきキャリアを判定し、それを利用するように回線に
選択信号を出力するものである。このようなLCR機能
付きの電話機では、LCR判定、すなわち、いずれのキ
ャリアの回線を選択するかを判定するために、様々なL
CRデータを内部に記憶しておく必要があり、そのデー
タは、利用者の地域によって異なり、また料金体系が変
わった時にも更新する必要があるので、内蔵のモデムを
通して、中央のセンターから定期的にLCRデータを書
き換えるのが一般的である。
【0019】次に、本発明の実施例について、図1に基
づいて説明する。この実施例の電話機は、保留メロディ
ーや応答メッセージなどに対応したデジタルの録音デー
タを提供する図示しないサービスセンターに、回線を介
して接続されるものである。この電話機は、基本的に
は、回線からのデジタルデータを受信復調する受信手
段、前記受信手段で復調されたLCRデータが書き込ま
れるLCRデータメモリおよび発信時に入力されたダイ
ヤル番号に応答して前記LCRデータに基づいて使用す
べき回線を選択してその回線に対応するダイヤル番号を
出力するLCR判定手段としての機能を有するLCR部
10を備えるとともに、受信手段で復調されたサービス
センターからの録音データが書き込まれる録音用RAM
31と、このRAM31から録音データを読み出してア
ナログ信号に変換して回線へ送出する再生手段としての
録再回路33と、これらを制御する制御手段としての電
話部20とを備えている。
【0020】以下、各部の構成を詳細に説明する。先
ず、1はハンドセット4の上げ下げや電話部20からの
制御によって回線を閉結したり開放したりするフックス
イッチ、2は回線の信号を受信して、受話信号を切換回
路3に送るとともに、切換回路3からの送話信号を回線
に送出するスピーチネットワーク、3は電話部20から
の制御によってスピーチネットワーク2、ハンドセット
4、LCR部10および録再部30からの各入力信号
を、希望する所に出力するように信号経路の接続の切換
えを行うためのクロスポイントスイッチで構成された切
換回路である。
【0021】6はダイヤルパルスをフックスイッチ1に
出力したり、DTMF信号をスピーチネットワーク2に
出力したりして回線に送出するダイヤル回路、7は回線
からの呼出信号を検出する着信検出回路、8は着信検出
回路7によって呼出信号が検出されたときに、呼出音を
出力するリンガー、9は発信時にダイヤル番号を入力し
たり、通話を保留したり、その他電話機の様々な操作を
するための操作ボタンである。
【0022】10は回線を介して受信したLCRデータ
に基づいて、発信時に電話部20から入力されるダイヤ
ルデータに応答してLCR判定し、判定結果のダイヤル
データ列を電話部20に出力したり、回線を介して受信
したサービスセンターからの保留メロディーや応答メッ
セージに対応した録音データを電話部20に出力したり
するLCR部である。LCR部10において、11は回
線から受信されたデータ変調信号を切換回路3を介して
入力してデジタルデータに復調し、データ送受信部12
に出力するとともに、データ送受信部12から入力され
たデジタルデータを、データ変調信号に変調して切換回
路3に出力することによって回線に送出するモデム、1
2はモデム11との間で、デジタルデータを送受信し、
定められた通信プロトコルに従ってLCRデータを受信
し、LCRデータRAM13に記憶したり、録音データ
を受信してLCR側インターフェース制御部15に送る
データ送受信部、13はLCR判定用のLCRデータを
記憶するLCRデータRAM、14は電話の発信時に、
入力されたダイヤルボタンに従ったダイヤルデータをL
CR側インターフェース制御部15を介して入力し、L
CRデータRAM13内を検索して最も安価なキャリア
を判定し、そのキャリアを利用して発信する様なダイヤ
ル番号のダイヤルデータ列を出力するLCR判定部、1
5は電話部20との通信プロトコルを制御し、コマンド
によって電話部20から送られて来るダイヤルデータを
LCR判定部14に送ってLCR判定させ、その結果を
電話部20に送ったり、データ送受信部12から送られ
て来る録音データを電話部20に送ったりするLCR側
インターフェース制御部である。
【0023】20は、操作に応じて発信時に入力された
ダイヤルボタンに従ったダイヤルデータをLCR部10
に送り、LCR判定の結果として返って来たダイヤルデ
ータ列をダイヤルしたり、回線から受信されてLCR部
10から送られて来る保留メロディーや応答メッセージ
に対応した録音データを録再部30に記憶したり、その
他様々な電話の動作を制御する電話部である。
【0024】電話部20において、21は操作ボタン9
が操作された時、どのボタンが押されたかを判定し、ボ
タンの識別データを電話制御部22に送る入力部、22
は電話の発信、着信、通話、保留、再生データのダウン
ロード、留守応答動作などを定められた手順で行うよう
に、各部分から信号を入力し、各部分に信号を出力する
電話制御部、23はLCR部10との通信プロトコルを
制御し、発信するときに電話制御部22から送られてく
るダイヤルデータをコマンドによってLCR部10に送
ったり、判定結果のダイヤルデータ列を受信して電話制
御部22に送ったり、LCR部10から送られてくる録
音データをダウンロード制御部24に送ったりする電話
側インターフェース制御部、24は電話制御部22によ
って、保留メロディーや応答メッセージの録音データの
受信開始が指示された後、電話制御部23を介して、L
CR部10から録音データを受信し、録再部30に記憶
させるためのダウンロード制御部、25は電話制御部2
2からの指示により、録再部30を制御して、メロディ
ーや応答メッセージやその他のアナログ信号を再生した
り、アナログ信号を録再部30に入力して録音したりす
るための制御を行う録再制御部である。
【0025】30は電話部20からの指示により、保留
メロディーや応答メッセージやその他のアナログ信号を
再生したり、アナログ信号を入力して録音したり、回線
から受信された録音データを入力して、記憶したりする
ための録再部である。録再部30において、31は回線
から受信された録音データや、留守応答時に回線から入
力したアナログ信号を、デジタル信号に変換して、デー
タとして記憶するための録音用RAM、32は予め定め
られたメロディーや応答メッセージやその他のガイダン
スがデジタル信号に変換されて記憶されている再生用R
OM、33は電話部20からの指示により、録音用RA
M31または再生用ROM32からデータを読み出して
D/A変換し、アナログ信号を出力したり、入力された
アナログ信号をA/D変換して録音用RAM31にデー
タを記憶したり、回線から受信された録音データを電話
部20から受信して、録音用RAM31に記憶したりす
る動作を行うための録再回路である。
【0026】なお、図1には示されていないが、ハンド
セット4が置かれているか否かは、フックスイッチ1に
て検出し、電話部20の電話制御部22に入力されるよ
うになっており、また、切換回路3のクロスポイントス
イッチを、どの様な組み合わせで接続して信号経路を形
成するかは、電話部20の電話制御部22から、切換回
路3に信号を送って制御する。
【0027】また、LCR部10のデータ送受信部1
2、LCR判定部14、LCRインターフェース制御部
15は同一のワンチップマイクロコンピュータに収めら
れており、その大部分がプログラムとして実現されてい
る。
【0028】同様に、電話部20の入力部21、電話制
御部22、電話側インターフェース制御部23、ダウン
ロード制御部24、録再制御部25も、同一のワンチッ
プマイクロコンピュータに収められており、その大部分
がプログラムとして実現されている。
【0029】次に切換回路3による信号経路の形成につ
いて図2に基づいて説明する。
【0030】切換回路3は縦5本、横4本の信号線が交
差し、それぞれが交差している位置に、マトリクス状に
スイッチA1〜A5,B1〜B5,C1〜C5,D1〜
D5が配置されている。縦の信号線は、それぞれ信号が
各方面に出力される出力線で、横の信号線はそれぞれ信
号が各方面から入力される入力線である。そして、信号
線が交差している位置のスイッチをONすることによっ
て、任意の入力線を任意の出力線に接続することができ
る。この切換回路3は、電話機が動作していない時はす
べてのスイッチがOFFしており、電話機が通話、保
留、留守応答などの様々な状態にあるとき、電話部20
からの制御信号によって希望する位置のスイッチがON
/OFFされて各状態で必要な信号経路が形成される。
【0031】この図2においては、例として、ハンドセ
ット4を使って回線と通話している時の状態を示してお
り、この時、スイッチA1及びD2がONしており、他
はすべてOFFとなっている。
【0032】次に録再部30の制御方法及びメモリの配
置について図3に基づいて説明する。
【0033】録再回路33は、D/Aコンバータ33
1、A/Dコンバータ332、データバス制御部33
3、アドレスバス制御部334、リードライト制御部3
35、コマンド制御部336から構成されている。再生
用ROM32には、メロディー、応答メッセージ、ガイ
ダンス1、ガイダンス2を再生するためのデータが予め
記憶されている。録音用RAM31には、サービスセン
ターから受信した保留メロディー及び応答メッセージに
対応する録音データを記憶する領域が予め確保されてお
り、残りの領域は、用件を録音したデータを記憶するた
めに使われる。
【0034】再生用ROM32のデータを読み出してア
ナログ信号に変換するには、録再制御部25からスター
トアドレス、エンドアドレスおよび再生コマンドをコマ
ンド制御部336に送り、コマンド制御部336がそれ
に従って、アドレスバス制御部334とリードライト制
御部335を制御して、所定のアドレスからデータを順
次エンドアドレスまで読み出し、データバス制御部33
3がD/Aコンバータ331にそのデータを送ってアナ
ログ信号に再生する。録音用RAM31にデータが記憶
されている場合に、これをアナログ信号に変換する場合
も同様である。
【0035】また、入力したアナログ信号をデジタルデ
ータに変換して記憶するには、録再制御部25からスタ
ートアドレスおよび録音コマンドを、コマンド制御部3
36に送り、コマンド制御部336は、それに従ってA
/Dコンバータ332でアナログ信号をデジタル信号に
変換して、データバス制御部333に送り、録音用RA
M31に出力するとともに、アドレスバス制御部334
とリードライト制御部335を制御して、所定のアドレ
スから順次データを録音用RAM31に書き込んでい
く。録音の途中で、録再制御部25から、停止コマンド
を送ると、動作を停止して、録音用RAM31にデータ
を書き込んだ最終アドレスを、録音制御部25に返す。
【0036】また、サービスセンターから受信した保留
メロディーや応答メッセージなどの録音データを、録音
用RAM31に記憶するには、ダウンロード制御部24
からコマンド制御部336に、最初にスタートアドレス
と記憶コマンドを送り、引き続いてダウンロードした録
音データを順次送っていく。コマンド制御部336はダ
ウンロード制御部24から、録音データが受信されるご
とに、その録音データをデータバス制御部333に送
り、録音用RAM31に出力するとともに、アドレスバ
ス制御部334とリードライト制御部335を制御して
所定のアドレスから、順次データを録音用RAM31に
書き込んでいく。サービスセンターから受信した録音デ
ータの書き込みを終了する場合は、ダウンロード制御部
24から、コマンド制御部336に停止コマンドを送る
ことにより、一連の動作を終了し、録音用RAM31に
録音データを書き込んだ最終アドレスを、ダウンロード
制御部24に返す。
【0037】次に、録音データを送信するためのサービ
スセンターの構成を図4に基づいて説明する。
【0038】41は回線を閉結したり開放したりするフ
ックスイッチ、42は送信信号を回線に送出し、回線か
らの信号を受信して受信信号を出力するハイブリッド、
43は回線からの呼出信号を検出するための着信検出回
路、44は回線からのDTMF信号を受信するためのD
TMFレシーバー、45は回線との間でデータの送受信
を行うモデム、46は回線にメッセージを送出するため
のメッセージ出力回路、47はデジタル録音された保留
メロディーや応答メッセージなどの録音データが記憶さ
れている録音データ記憶装置、48は各部分を制御し、
利用者からの着信に応答して、メッセージを流したり、
利用者からのDTMF信号を受信して利用者へ送出する
録音データを選択したり、録音データを回線に送出する
手順を制御するための制御回路である。
【0039】次に、上記構成を有する電話機の動作につ
いてフローチャートに基づいて説明する。
【0040】なお、本実施例で用いるフローチャート
は、主に電話部20の動作を述べたものである。
【0041】まず、着信動作つについて説明する。
【0042】着信動作には2種類あり、一つは、一般の
加入者から電話がかかって来て、これに応答して通話す
る動作、もう一つは、LCRデータRAM13にLCR
データを記憶する動作である。この区別は、着信に応答
した後、回線からLCRデータを送るための、変調デー
タが受信されたか否かで行われる。
【0043】この着信時の動作を、図5のフローチャー
トに基づいて説明する。
【0044】回線から呼出信号を受信すると、着信検出
回路7はリンガー8から呼出音を出力するとともに、電
話制御部22に着信中であることを知らせる。ステップ
i1において着信中である場合にはステップi2に進
み、ハンドセット4が持ち上げられていない場合はステ
ップi1に戻って、ステップi1,i2を繰り返す。ス
テップi1とi2の繰り返し中に、着信が終わると動作
を終了する。ステップi2でハンドセット4が持ち上げ
られると、ステップi3に進み、回線をフックスイッチ
1によって閉結し切換回路3のスイッチC1,D3をO
Nにし、回線とモデム11との間で信号を送受信する経
路をつくるとともに、電話制御部22から、電話側イン
ターフェース制御部23に信号を出力することによっ
て、LCR部10に着信コマンドを与え、LCR側イン
ターフェース制御部15がこれを受信して、データ送受
信部12に信号を与え、データ送受信部12は、モデム
11を動作させてデータの受信動作を開始する。この状
態でモデム11で受信される信号をデータ送受信部12
が判定して、回線からLCRデータを送るための変調デ
ータが受信された場合は、LCR側インターフェース制
御部15および電話側インターフェース制御部23を介
して電話制御部22にこれを知らせる。
【0045】一般の加入者から電話がかかって来た場合
には、上記変調データは受信されないのでステップi
4、i5を1秒間繰り返してステップi6に移る。ステ
ップi6では、一般の加入者との通話をするために、切
換回路3のスイッチC1,D3をOFFにし、スイッチ
A1,D2をONにしてハンドセット4と回線との通話
ができるようにし、ステップi7に移る。ステップi
7、i8はハンドセットを上げて通話中の間、繰り返さ
れ、ステップi7において、操作ボタン9が押されたこ
とを検出すると、それに対応した動作(例えば、保留や
通話録音等)を行う。
【0046】ステップi8において、ハンドセット4が
置かれたことを検出すると、ステップi9に移ってフッ
クスイッチ1により回線を開放し、切換回路3のスイッ
チをすべてOFFして動作を終了する。
【0047】LCRのデータ更新センターから電話がか
かって来た場合は、ステップi4、i5の繰り返しの中
で、これを検出し、ステップi11に進む。ステップi
11、i12は、データを受信中の間繰り返され、ステ
ップi11ではデータ送受信部12が、モデム11を介
して、上記センターからのデータ受信プロトコルを制御
し、受信したLCRデータをLCRデータRAM13に
順次記憶する。LCRデータの受信が終了すると、デー
タ送受信部12は、モデム11の動作を止め、さらに、
LCR側インターフェース制御部15および電話側イン
ターフェース制御部23を介して電話制御部22にこれ
を知らせる。電話制御部22は、ステップi12でデー
タの受信終了を検出すると、ステップi9に進み、フッ
クスイッチ1により回線を開放し、切換回路3のスイッ
チをすべてOFFして動作を終了する。
【0048】次に発信時の動作を図6のフローチャート
に基づいて説明する。
【0049】発信しようとする場合、ハンドセット4を
持ち上げると、ステップj1でこれを検出し、ステップ
j2に進む。ステップj2では回線をフックスイッチ1
によって閉結し、切換回路3のスイッチA1,D2をO
Nにし、ハンドセット4と回線との通話ができるように
し、ステップj3に移る。ステップj3では、操作ボタ
ン9のダイヤルボタンが押されたかどうかを判断し、ダ
イヤルボタンが押された場合はステップj4に、押され
ていない場合は、ステップj4を飛び越してステップj
5に移る。ステップj4では、押されたダイヤルボタン
に対するダイヤルデータを、電話側インターフェース制
御部23を介して、LCR部10に送り、LCR部10
では、LCR側インターフェース制御部15によって、
これを受信し、LCR判定部14に送る。
【0050】LCR判定部14ではダイヤルデータが受
信されるごとに、受信されたダイヤルデータ列と、LC
RデータRAM13に記憶された内容を比較し、LCR
判定を行う。そして判定できる桁までダイヤルデータが
受信されると、適切なキャリアを選択し、そのキャリア
を使用する様なダイヤルデータ列をLCR側インターフ
ェース制御部15を介して電話部20に送る。判定でき
る桁までダイヤルデータが受信されていない場合には、
LCR判定部14は、ダイヤルデータ列は出力しない。
また、LCRデータRAM13にLCRデータが記憶さ
れていない場合および一旦LCR判定しキャリアを選択
した後は、LCR判定部14は、受信したダイヤルデー
タをそのまま、LCR側インターフェース制御部15を
介して電話部20に送る。電話部20では、LCR部1
0から送り返されて来たダイヤルデータを電話側インタ
ーフェース制御部23によって受信する。
【0051】ステップj5では、上記動作により、LC
R部10からダイヤルデータ列を受信しているかどうか
判断し、受信されている場合は、ステップj6に移り、
受信されていない場合は、ステップj6を飛び越してス
テップj7に移る。ステップj6では、上記ステップj
5で受信されたダイヤルデータ列を、順次ダイヤル回路
6に送り、ダイヤルパルスを出力する場合は、フックス
イッチ1を介して回線に送出し、DTMF信号を出力す
る場合はスピーチネットワーク2を介して回線に送出す
る。
【0052】次にステップj7に移り、操作ボタン9
で、ダイヤルボタン以外のボタンが押されたことを検出
すると、ステップj10に移り、それに対応した動作
(例えば、保留や通話録音等)を行う。ステップj7で
操作ボタン9が押されていない場合は、ステップj8に
移る。ステップj8でハンドセット4が置かれたかどう
かを検出し、ハンドセット4が置かれていない場合はス
テップj3に戻り、上記動作を繰り返す。ステップj8
でハンドセットが置かれたことを検出すると、ステップ
j9に移り、フックスイッチ1により回線を開放し、切
換回路3のスイッチをすべてOFFして動作を終了す
る。
【0053】次に、保留メロディーや応答メッセージに
対応した録音データを送信するサービスセンターの動作
を、図7のフローチャートに基づいて説明する。
【0054】まず、ステップl1で利用者の電話機から
の着信があったかどうかを判断し、着信があった場合
は、ステップl2に進む。ステップl2では回線を閉結
し、ステップl3に移り、ステップl3では、例えば、
「こちらはサービスセンターです。ご希望の番号を押し
て下さい。」といったメッセージ1を流し、メッセージ
が終わった後、ステップl4に移る。ステップl4で
は、利用者からDTMF信号0〜9のいずれかが受信さ
れるまで待って、これが受信されると送信するデータを
選択する。サービスセンターには常にデジタル録音され
た保留メロディーや応答メッセージなどに対応した録音
データが10種類蓄積されており、かかる保留メロディ
ーや応答メッセージの内容は、予め加入者に知らされて
いる。そして、例えば、DTMF信号0〜4に対する送
信データは、保留メロディーのデータ、DTMF信号5
〜9に対する送信データは、応答メッセージのデータで
あるという種別に関する情報も同時に記憶されている。
DTMF信号を受信し、データの選択をした後、ステッ
プl5で、例えば、「ただ今よりデータをお送りしま
す。#ボタンを押して下さい。」といった様なメッセー
ジ2を流し、メッセージが終わった後、ステップl6に
移る。ステップl6では、利用者から、受信の開始を示
すDTMF信号#が受信されるまで待って、これが受信
されると、ステップl7に移り、上記で選択した録音デ
ータの種別を含む属性データを送信する。次にステップ
l8に移り、上記で選択した録音データを送信する。デ
ータをすべて送信し終えると、ステップl9に移り回線
を開放して動作を終了する。
【0055】次に電話機側での録音データの受信動作を
図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0056】録音データを受信しようとする場合、操作
ボタン9のサービスセンター発呼ボタンを押すと、ステ
ップk1でこれを検出し、ステップk2に進む。ステッ
プk2では、電話側インターフェース制御部23を介し
てLCR部10にLCRデータがダウンロードされてい
るかどうかを確かめる確認コマンドを送出する。LCR
部10のLCR判定部14は確認コマンドを受信する
と、LCRデータRAM13を読み出し、LCRデータ
が記憶されているかどうかを調べる。そしてLCRデー
タが記憶されているかどうかを示す情報を含む確認結果
コマンドをLCR側インターフェース制御部15を介し
て電話部20に返す。電話部20では、電話側インター
フェース制御部23によってこれを受信し、電話制御部
22に送る。そして、LCRデータが記憶されていると
判断した場合は、ステップk3に移り、LCRデータが
記憶されていないと判断した場合は、サービスセンター
からの録音データを受信できる正規の加入者ではないと
判断し、エラーとして動作を終了する。
【0057】ステップk3では、回線をフックスイッチ
1によって閉結し、ステップk4に移る。ステップk4
では、まず、ダイヤル前に約3秒間待った後、電話制御
部22に予め記憶されたサービスセンターの番号を示す
ダイヤルデータ列を順次ダイヤル回路6に送り、発信動
作の番号と同様にダイヤルパルス又はDTMF信号を回
線に送出し、ステップk5に移る。ステップk5では、
切換回路3のスイッチD4をONにして、スピーカー5
で回線の信号が聞けるようにし、ステップk6に移り、
ステップk6,k7,k8の動作を繰り返す。上記によ
り録音データを提供するサービスセンターに電話がつな
がり、利用者はそのメッセージに従って、ダイヤルボタ
ンを押してDTMF信号を送出し、ダウンロードする録
音データを選択し、その後、#ボタンを押すことによっ
て、その録音データがダウンロードされる。
【0058】ステップk6,k7,k8の繰り返し動作
中に、サービスセンターからのメッセージ1を聞いた
後、利用者が、操作ボタン9により、ダイヤルボタン0
〜9を押すと、ステップk6でそれを検出し、ステップ
k7に移る。ステップk7ではダイヤル回路6にダイヤ
ルデータを送り、押されたダイヤルボタンに対応するD
TMF信号をスピーチネットワーク2を介して回線に送
出する。
【0059】その後、ステップk6,k7,k8の繰り
返し動作中に、サービスセンターからのメッセージ2を
聞いた後、利用者が操作ボタン9により#ボタンを押す
と、ステップk8でそれを検出し、ステップk9に移
る。ステップk9では、ダイヤル回路6に#のダイヤル
データを送り、#のDTMF信号をスピーチネットワー
ク2を介して回線に送出し、ステップk10に移る。ス
テップk10では、切換回路3のスイッチD4をOFF
にし、スイッチC1,D3をONにして、モデム11と
回線との通信ができる状態にする。さらに電話側インタ
ーフェース制御部23を介してLCR部10に受信開始
コマンドを送信し、LCR部10のLCR側インターフ
ェース制御部15でこれを受信し、データ送受信部12
に送る。データ送受信部12は、この受信開始コマンド
を受信すると属性データや録音データを受信する一連の
プロトコルの動作を開始する。
【0060】そしてまず、モデム11を動作状態にし、
回線からのデータを待つ。センターから、通信開始を示
すキャリアが受信され、その後属性データが受信される
と、データ送受信部12は、モデムによってそれを受信
し、LCR側インターフェース制御部15を介して、電
話部20に送る。電話部20では、電話側インターフェ
ース制御部23によってそれを受信し、ダウンロード制
御部24に送る。ステップk11では、この属性データ
がダウンロード制御部24で受信されるまで待ち、これ
が受信されるとステップk12に移る。ステップk12
では録音部30の録音用RAM31に、後で受信される
データを記憶するため、受信された属性データにより、
後で受信されるデータが保留メロディーか応答メッセー
ジかを識別し、記憶を開始するスタートアドレスと記憶
コマンドを、録再部30に送る。その後、ステップk1
3に移り、k13,k14,k15を繰り返す。
【0061】一方LCR部10のデータ送受信部12
は、上記属性データの受信後に、サービスセンターから
送られて来る録音データを受信して蓄積し、録音データ
が64バイトになるごとに、これを1まとまりとしてL
CR側インターフェース制御部15を介して電話部20
に送る。電話部20では、電話側インターフェース制御
部23によってそれを受信し、ダウンロード制御部24
に送る。ステップk13で、ダウンロード制御部24が
1まとまりの録音データを受信すると、ステップk14
に移り、受信した録音データを順次録再部30に送り、
録再回路33を介して、録音用RAM31の所定のアド
レスから録音データを順次に記憶していく。
【0062】データ送受信部12が、サービスセンター
からの録音データをすべて受信し終えると、モデム11
の動作を停止させ、LCR側インターフェース制御部1
5を介して電話部20に終了コマンドを送る。電話部2
0の電話側インターフェース制御部15はこれを受信
し、ダウンロード制御部24に送る。ダウンロード制御
部24は、ステップk15で終了コマンドを受信する
と、ステップk16に移る。ステップk16では、ダウ
ンロード制御部24は、録再部30に停止コマンドを送
り、記憶動作を終了させるとともに、記憶の最終アドレ
スを録再部30から受信して、これと、記憶したデータ
の属性とを、録再制御部25に送り、記憶させ、ステッ
プk17に移る。ステップk17では、フックスイッチ
1により回線を開放し、切換回路3のスイッチをすべて
OFFして、一連の動作を終了する。次に、上記動作に
よってサービスセンターから受信した録音データの再生
方法について説明する。
【0063】まず、保留メロディーの再生について説明
する。
【0064】着信あるいは、発信後の通話中には、フッ
クスイッチ1で回線が閉結され、切換回路3のスイッチ
A1,D2がONになっている。このとき操作ボタン9
で保留ボタンが押されると、入力部21によってこれが
入力され、電話制御部22に信号が送られる。
【0065】電話制御部22は、切換回路3のスイッチ
A1,D2をOFFにし、スイッチB1,B4をONに
して、録再部30から回線に信号を送出するとともに、
スピーカーにも同じ信号を出力する経路をつくる、そし
て、録再制御部25に信号を出して、保留メロディーの
再生を要求する。録再制御部25は、ダウンロード制御
部24からの信号により、保留メロディーが録音用RA
M31に記憶されているかどうかということと、記憶さ
れている場合は、その最終アドレスを記憶している。そ
して、録音用RAM31に保留メロディーが記憶されて
いる場合は、そのスタートアドレスとエンドアドレスと
再生コマンドを、録再部30に送り、録音用RAM31
に記憶されているデータを順次読み出して、アナログ信
号の保留メロディーに変換して回線に送出する。また、
録音用RAM31に保留メロディーが記憶されていない
場合は、再生用ROM32のメロディーに相当するスタ
ートアドレスとエンドアドレスと再生コマンドを録再部
30に送り、再生用ROM32に記憶されているデータ
を順次読み出してアナログ信号の保留メロディーに変換
して回線に送出する。そして、録音用RAM31や再生
用ROM32のデータをすべて再生し終えると、再度同
じ内容を繰り返し再生する。
【0066】次に、応答メッセージの再生について説明
する。
【0067】留守モードにおいて、外線から着信が所定
回数(例えば4回)あると、電話制御部22は、これを
検出し、フックスイッチ1によって回線を閉結するとと
もに、切換回路3によって、スイッチB1とD5をON
にし、回線と録再部30の信号経路を形成する。その
後、電話制御部22は、録再制御部25に信号を出力し
て応答メッセージの再生を要求する。録再制御部25
は、ダウンロード制御部24からの信号により応答メッ
セージが録音用RAM31に記憶されているかどうかと
いうことと、記憶されている場合は、その最終アドレス
を記憶している。そして、録音用RAM31に応答メッ
セージが記憶されている場合は、そのスタートアドレス
とエンドアドレスと再生コマンドを録再部30に送り、
録音用RAM31に記憶されているデータを順次読み出
してアナログ信号の応答メッセージに変換して回線に送
出する。また、録音用RAM31に応答メッセージが記
憶されていない場合は、再生用ROM32の応答メッセ
ージに相当するスタートアドレスとエンドアドレスと再
生コマンドを録再部30に送り、再生用ROM32に記
憶されているデータを順次読み出して、アナログ信号の
応答メッセージに変換して、回線に送出する。そして、
録音用RAM31や再生用ROM32のデータをすべて
の再生を終えると、回線からのアナログ信号をデジタル
データに変換して、録音用RAM31に、用件として録
音する。
【0068】このように、サービスセンターからの保留
メロディーや応答メッセージなどに対応した録音データ
を、簡単な操作で受信して録音用RAM31に記憶し、
必要に応じてそれらを保留メロディーあるいは応答メッ
セージとして回線に送出するので、利用者が自分でメロ
ディーや応答メッセージなどを録音しなくても、高音質
の保留メロディーや応答メッセージを、多くの中から選
択して回線に送出することができ、また、新しいメロデ
ィーや応答メッセージをサービスする場合には、サービ
スセンターの蓄積データを入れかえたり、増やしたりす
るだけで、直ちに利用者が使用できることになる。
【0069】しかも、この実施例では、モデムおよび応
答メッセージ等をデジタル化して録音し、これを再生す
るための録音回路が搭載されているLCR機能付きの留
守番電話機に適用したので、特別な付加回路を必要とす
ることなく、低コストで上記のような機能を実現でき
る。
【0070】なお、本発明は、LCR機能を有していな
い電話機にも同様に適用できるのは勿論である。
【0071】また、上述の実施例では、保留メロディー
および応答メッセージの録音再生について説明したけれ
ども、本発明は、これらに限らず、その他、着信音や様
々の音声ガイダンスにも適用できるものである。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、サービス
センターから保留メロディーや応答メッセージなどのデ
ジタルデータを簡単な操作で受信復調してメモリに記憶
し、必要に応じてそれを再生して保留メロディーあるい
は応答メッセージなどとして送出することができ、した
がって、利用者が自分でメロディーや応答メッセージな
どを録音しなくても、高音質の保留メロディーや応答メ
ッセージを、多くの中から選択して回線に送出すること
ができる。
【0073】しかも、LCR機能付きの電話機に本発明
を適用した場合には、再生手段およびメモリ以外に特別
の付加回路を設けることなく、低コストで上記機能を実
現することができる。
【0074】また、サービスセンターからの保留メロデ
ィや応答メッセージなどの録音用デジタルデータを受信
する電話機を制限することができ、サービスに加入して
いる人にのみ、上記録音用デジタルデータを受信して記
憶させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の切換回路3の構成図である。
【図3】図1の録再部30の構成図である。
【図4】サービスセンターの構成図である。
【図5】着信時の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図6】発信時の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図7】サービスセンターの動作説明に供するフローチ
ャートである。
【図8】録音データの受信動作の説明に供するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 LCR部 11 モデム 13 LCRデータRAM 14 LCR判定部 20 電話部 31 録音用RAM 33 録再回路
フロントページの続き (72)発明者 大谷 聡史 東京都中央区八丁堀四丁目7番1号 日 本テレコム株式会社 システム営業技術 部内 (56)参考文献 特開 平4−367147(JP,A) 特開 平4−22246(JP,A) 特開 昭63−155974(JP,A) 実開 平5−21547(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 - 1/64

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線を介して接続されたサービスセンタ
    ーから送信されたデジタルデータをデータ受信手段が受
    信してLCRデータとしてLCRデータ記憶手段に記憶
    する一方、当該LCRデータ記憶手段に記憶されたLC
    Rデータに基づいてLCR機能を実行する電話機におい
    て、 デジタル音声データを記憶する音声データ記憶手段と、 該音声データ記憶手段から読み出されたデジタル音声デ
    ータをアナログ音声データに変換して再生する再生手段
    と、前記データ受信手段によって属性データが受信されたと
    き、その属性データの受信後に送られてくるデジタルデ
    ータをデジタル音声データとして前記音声データ記憶手
    段に記憶させる制御手段とを設けたことを特徴とする電
    話機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記属性データに基づ
    いてデジタル音声データの種類を識別し、その識別され
    た種類に基づいて当該デジタル音声データを記憶する前
    記音声データ記憶手段の記憶領域を決定することを特徴
    とする請求項1記載の電話機。
  3. 【請求項3】 前記サービスセンターに対してデジタル
    音声データの送信を要求する操作手段を設ける一方、 前記制御手段は、前記LCRデータ記憶手段にLCRデ
    ータが記憶されているとき、前記操作手段に基づいて前
    記サービスセンターにデジタル音声データの送信を要求
    することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電話
    機。
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