JP3284096B2 - ペルフルオロ化合物の分離及び精製方法及びシステム - Google Patents

ペルフルオロ化合物の分離及び精製方法及びシステム

Info

Publication number
JP3284096B2
JP3284096B2 JP00688298A JP688298A JP3284096B2 JP 3284096 B2 JP3284096 B2 JP 3284096B2 JP 00688298 A JP00688298 A JP 00688298A JP 688298 A JP688298 A JP 688298A JP 3284096 B2 JP3284096 B2 JP 3284096B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
product
heavy
products
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00688298A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11171807A (ja
Inventor
バオ・ハ
ティモシー・アーキュリ
Original Assignee
エアー・リキッド・アメリカ・コーポレーション
エアー・リキッド・プロセス・アンド・コンストラクション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エアー・リキッド・アメリカ・コーポレーション, エアー・リキッド・プロセス・アンド・コンストラクション filed Critical エアー・リキッド・アメリカ・コーポレーション
Publication of JPH11171807A publication Critical patent/JPH11171807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3284096B2 publication Critical patent/JP3284096B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D45/00Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces
    • B01D45/02Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by utilising gravity
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/38Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/002Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by condensation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/005Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by heat treatment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/02Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography
    • B01D53/04Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography with stationary adsorbents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B9/00General methods of preparing halides
    • C01B9/08Fluorides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/38Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C17/383Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by distillation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペルフルオロ化合
物類を精製するための方法に関する。本発明はまたペル
フルオロ化合物類を精製するためのシステムに関する。
該本発明の方法及びシステムは特に半導体製造、例え
ば、半導体加工用具からの排気ガスの処理においての応
用を有する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工業において、ペルフルオロ
化合物類(PFC類)の製造は費用のかかる使用であ
る。例えば、PFC類は、酸化物、金属及び誘電エッチ
ング工程のような種々のエッチング処理において要求さ
れる。このような処理において、ガス又はプラズマの雰
囲気は基板の上に堆積された層の部分を選択的に除去す
る。ペルフルオロ化合物類はまた、半導体処理室の洗浄
に用いられると同様に、シリコン化学蒸着(CVD)の
ような蒸着処理にも使用される。
【0003】上述した処理に用いられるペルフルオロ化
合物のガスは、例えば、四弗化炭素(CF4 )、ヘキサ
フルオロエタン(C2 6 )、ヘキサフルオロプロパン
(C3 8 )、トリフルオロメタン(CHF3 )、六弗
化硫黄(SF6 )、三弗化窒素(NF3 )及び弗化カル
ボニル(COF2 )を含む。一般のキャリアガスは、N
2 、Ar、He及びこれらの混合物のような、空気及び
不活性ガスを含む。ペルフルオロ化合物類はまた他のP
FCガスとの混合物としても用いられ得る。
【0004】エッチング及び洗浄処理に用いられる場
合、PFC類は通常全く反応しない。結果として、未反
応PFC類は加工用具から排出されて存在し得る。
【0005】PFC類の購入に伴う多大のコストに加え
て、PFC類は大気中に放出されると環境に有害である
ということがよく知られかつ実証されている。地球警告
シンポジウム、1994年6月7−8日、テキサス州、
ダラスにおいて、CF4 、C2 6 、NF3 及びSF6
は半導体製造工業における特別に関心のある温室ガスで
あるとして確認された。
【0006】PFC類を他の低廉な材料に代替すること
に加えて、大気中へのPFC放出の度合を減少させるた
めの種々の方法が知られ又は開発下にある。例えば、種
々の活性金属類を用いるPFC類の化学熱分解が提案さ
れている。しかしながら、消費された河床材料は処理さ
れなければならず、それ自身環境的に危険であることを
立証できる。
【0007】燃焼を基とする分解処理、すなわち化学熱
処理において、炎はPFC類の分解のために熱エネルギ
ーと反応体との両方を供給する。しかしながら、H2
び天然ガス燃料の使用に伴なって生ずる多少の安全性が
ある。さらには、十分に高い温度を仮定すれば、この方
法により処理されたPFC類の全ては燃焼生成物として
弗化水素酸(HF)を生ずるであろう。HFの放出はま
た大きな関心を呼び、それ自身処理されなければならな
い。さらには、望ましくない燃焼処理はNOx及びCO
2 を発生する。
【0008】プラズマを基とする分解がまたPFC類の
処理方法として提案されている。この方法は、例えば、
2 6 を部分分解するためにRF結合システムによる
プラズマの発生を含む。C2 6 の90%分解が達成さ
れ得るが、このようなシステムはいまだ工業的に確認さ
れていない。しかしながら、この分解処理は結果として
HFの発生をまねく。
【0009】分解することとは対照的に、PFC類を回
収する方法は、該PFC類が再使用できるという理由
で、最も環境的に安全であると考えられる。したがっ
て、このような方法には多大な関心がある。
【0010】吸着又は低温トラッピングの組合わせを基
とするペルフルオロ化合物の回収が提案されている。こ
れらの吸着処理は、真空ポンプ操作に付随した多量のN
2 の取扱い、CF4 及びNF3 の沸点の接近、種々の処
理流の混合、及びPFC類と吸着剤との間の反応のため
の電位のような種々の問題を提出する。
【0011】前記地球警告シンポジウムに示された「P
FC濃度及び回収」の記事において、CO2 、NOx
びHFの製造を避ける回収処理の利点は認められてい
る。活性炭素を有するデュアル河床吸着体を使用する処
理が出現される。該PFC類は該炭素篩に吸着される
が、“キャリア”ガス、例えば、N2 、H2 は吸着され
ない。このようなシステムでいまだ解決されない問題の
一つは、無極性であるCF4 が炭素篩により容易に吸着
されないということである。しかしながら、このような
吸着装置で達成されたより高い純度のPFCは再生使用
のために要望される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、半導
体製造工業の要望に応じるため及びその関連技術の不備
を克服ために、PFC類の混合物を分離しかつ精製する
ための新規な方法、特に半導体加工用具からの排出流を
処理するための方法を提供することである。
【0013】本発明の処理により達成された製品純度は
PFC製品が再循環され得るほどのものである。結果と
して、これと関連する大気中へのPFC類の放出及び環
境的損害は避け得る。さらには、該回収されたPFC類
は加工用具に再循環することができ、結果として本質的
な倹約を達成することができるので、新しい材料の少な
い容量が要求されるであろう。該精製された製品はまた
精製システムそれ自体に再循環され得、安定かつ確実な
操作を容易にするとともに入力ガスの組成の制御を可能
にする。
【0014】本発明のさらなる目的は、PFC類を分離
しかつ精製するための本発明の方法を実施するため、及
び特に半導体加工用具からの排出流を取扱うためのシス
テムを提供することである。
【0015】本発明の他の目的及び観点は、本明細書、
図面及び後に添付する請求の範囲の記載を見ることによ
って、当該技術分野において通常の技術を有する者にと
って明らかとなるであろう。
【0016】
【発明を解決するための手段】前述の目的は、本発明の
方法及びシステムにより達成される。本発明の第一の観
点によれば、PFC類を分離しかつ精製するための新規
な方法が提供される。該方法は以下の工程: (a) 第一の蒸留塔にペルフルオロ化合物を含有する
ガス流を導入する工程、(b) 該第一の塔から軽質生
成物を取出し、かつ該第一の塔から重質生成物を取出す
工程、(c) 第二の蒸留塔に該第一の塔の軽質生成物
を導入する工程、(d) 該第二の塔から軽質生成物を
取出し、かつ該第二の塔から重質生成物を取出す工程、
(e) 第三の蒸留塔に該第二の塔の軽質生成物を導入
する工程、及び(f) 該第三の塔から軽質生成物を取
出し、かつ該第三の塔から重質生成物を取出す工程を含
む。
【0017】本発明の第二の観点によれば、PFC類を
分離しかつ精製するためのシステムが提供される。該シ
ステムは以下の設備: (a) 第一の蒸留塔、及び該第一の蒸留塔へペルフル
オロ化合物を含有するガス流を導入するために該第一の
塔に接続された管路、及び該第一の塔から重質生成物を
取出すための管路、(b) 第二の蒸留塔、及び該第一
の塔から該第二の塔へ軽質生成物を搬送するために該第
一の塔を該第二の塔と接続する管路、及び該第二の塔か
ら重質生成物を取出すための管路、及び(c) 第三の
蒸留塔、及び該第二の塔から該第三の塔へ軽質生成物を
搬送するために該第二の塔を該第三の塔と接続する管
路、及び該第三の塔から重質生成物を取出すための管
路、及び該第三の塔から軽質生成物を取出すための管路
を備える。
【0018】
【発明の実施の態様】例えば、一又はそれ以上の半導体
加工用具からの、流出ガス流中に存在するペルフルオロ
化合物類(PFC類)が、効果的な方法で回収されかつ
精製されるということが決定されたことは今や驚くべ
き、かつ予期せざることである。本発明によるペルフル
オロ化合物の精製処理において、半導体加工用具からの
排気は種々の成分に分離されかつ精製される。好ましい
精製処理によると、目的の生成物は純粋なCF4 流(不
純物約10ppm未満)、純粋なC2 6 (不純物約1
0ppm未満)、ppm又はサブppm範囲の純粋なN
2 排ガス、及びSF6 廃棄流を含む。
【0019】ここで使用される用語“ペルフルオロ化合
物”及び“PFC”は交換可能に用いられ、かつ全ての
水素又は一つの水素を除き全ての水素が弗素によって置
換されている、C、S及び/又はN原子を含む化合物と
して定義される。該ほとんどの通常のPFC類は、これ
らに限定されるわけではないが、以下の化合物:C
4 、C2 6 、C3 8 、C4 10のような完全弗素
化炭化水素、及びCHF3、SF6 、NF3 のような他
の弗素化化合物を含む。PFC類はまた、BF3 、CO
2 、F2 、HF、SiF4 、WF6 、及びWOF4
含むことができる。しかしながら、PFC類は、塩化弗
化炭素、又は二又はそれ以上の水素置換基を含む化合物
は含まない。
【0020】またここで使用される用語“重質生成物”
は、供給段階の下流の蒸留塔の部分から取出された流れ
であって、該塔に戻されない流れを示す。該重質生成物
はガス及び/又は液体状態にあり得、好ましくは該塔の
底部から取出される。
【0021】またここで使用される用語“軽質生成物”
は、供給段階の上流の蒸留塔の部分から取出された流れ
であって、循環用として該塔に戻される流れを示す。該
軽質生成物はガス及び/又は液体状態にあり得、好まし
くは該塔の頂部から取出される。
【0022】本発明の目的及び効果は、添付する図面を
参照してこの好ましい実施態様の以下の詳細な説明から
明らかとなるであろう。図面において同じ引用番号は同
じ要素を示す。
【0023】さて、本発明の方法及びシステムは、一般
に、本発明の第一の実施態様による処理の流れを示す図
1を引用して説明されるであろう。
【0024】図1に示すように、該処理は、PFC類を
使用又は発生する用具の全ての種類が可能な半導体加工
用具からの排出ガス混合物を用いて開始される。PFC
類を含有する該排出ガス混合物、キャリアガス及び他の
任意のガス混合物は、排出管を通して加工用具から除去
される。ガス精製システム中へ導入される前に、該ガス
混合物は好ましくは濾過装置を通過され、次いで圧縮器
で圧縮される。該圧縮されたガス混合物は次いで、該圧
縮されたガス混合物に所望の温度を供給するために冷却
器又は加熱器に随意に送られる。該ガス混合物は次ぎに
水素化珪素、例えばNH3 及びAsH3 、テトラエトキ
シシラン(TEOS)、ハロゲン及びハロゲン化物を除
去するために乾式スクラバー及び/又は湿式スクラバー
内に好ましくは導入される。次ぎに該排出流は、例えば
20μmより大きいサイズを有する、ダスト、粒子、液
滴等を除去するために濾過され得る。さらに、粒子及び
ダストはスクラバーから濾過装置の上流に除去され得
る。
【0025】該排出流は、キャリアガスの大部分を除去
しながらPFC類の大部分を回収するために、好ましく
は一又はそれ以上のシステムに通過させられる。適切な
PFC回収装置の例は数多くある。例えば、好ましい実
施態様において、該排出ガスは、混合物の該キャリアガ
スが透過して通過できる隔膜装置に送られ、そして公知
の手段により精製及び/又は再循環され得る廃棄ガスと
して回収又はガス抜きされ得る。濃縮されたPFC供給
流は隔膜装置の不透過性の側から流される。
【0026】この濃縮されたPFC供給流は次いで、精
製された製品流及び廃棄流を製造する精製システムに導
入される。該PFC供給流は、半導体加工用具又は回収
装置、又はシリンダー、大量貯蔵タンク又はチューブト
レーラーのようなガス貯蔵手段から直接精製システムに
導入され得る。
【0027】本発明の方法及びシステムは、いかなる特
定の種類の上流システムの存在によるどのような方法に
も限定されない。該方法及びシステムは、いかなる特定
のPFC類又はPFC混合物の処理にもまた限定されな
い。検討のために示せば、代表的なPFC供給流中に存
在するPFC類の分析は以下の通りである。 C2 6 61.0mol% CF4 30.0mol% SF6 2.0mol% NF3 1.5mol% CHF3 0.5mol% N2 5.0mol%
【0028】より詳細に該精製システムを示す図2を参
照すると、回収装置からの濃縮されたPFC供給流1
は、例えば熱交換器24により、約30バールよりも低
い圧力、好ましくは約5〜15バールの範囲の圧力、よ
り好ましくは約7〜12バールの圧力に圧縮され、及び
約−120〜−30℃の範囲の温度、好ましくは約−3
0〜−60℃の範囲の温度に冷却される。
【0029】PFC供給流1は次いで、一またはそれ以
上の低温吸着装置2に供給され、そこで例えばCH
3 、C2 4 及びNF3 の形で存在するいかなる不純
物をも低温吸着を通して除去される。低温吸着装置2か
らの流出液3中の非吸着ガス種は、例えばSF6 、C2
6 、CF4 及びN2 を含み、かつ前述の不純物、すな
わちCHF3 、C2 4 及びNF3 の痕跡量を含み得
る。
【0030】適切な低温吸着装置2は当該技術において
公知であり、例えばPerryの化学エンジニアハンド
ブックに記載されている。適切な吸着材料は、13X、
10X、5A、4A、3A、ダウレックス、PCB、及
び他のイオン交換ゼオライト吸着剤を含むが、これらに
限定されない。
【0031】吸着装置の流出液3は次いで、第一の低温
蒸留塔4に供給され、ここで流出液3は軽質生成物5及
び重質生成物6に分別される。C2 6 、CF4 及びN
2 は、理想的には5ppmより多くないSF6 を含み、
該軽質生成物5中に取除かれる。第一の低温蒸留塔4に
導入されたSF6 のすべては実質的に重質生成物6中に
取除かれる。重質生成物6はまた、SF6 よりも重質
(すなわち、高沸点)であるような成分を含み、かつい
くつかの軽質(すなわち、低沸点)成分を含むことがで
きる。
【0032】第一の塔4は、約5〜15バールの範囲の
圧力、及び約0〜−90℃の範囲の温度、好ましくは約
−10〜−45℃の温度で運転される。蒸留塔内での圧
力及び温度の制御は当該技術の当業者により通常理解さ
れることである。
【0033】第一の塔4の凝縮器7のための冷却能力は
冷凍装置8から提供される。第一の塔4の運転圧力は凝
縮器7において用いることができるような従来の冷媒で
ある。適切な冷媒は当該技術の当業者において公知のも
のであり、例えばフレオン22のようなフレオン類を含
む。
【0034】第一の塔4のリボイラー9のための熱能力
を供給する手段は当該技術において公知のものである。
例えば、該熱能力は、電気加熱器、周辺気化器、または
加熱媒体流、例えば水流のような熱源10から供給され
得る。
【0035】第一の蒸留塔4からの軽質生成物5は、第
二の蒸留塔11に供給され、精製されたC2 6 を含
み、かつCHF3 のような不純物をおそらく含む重質生
成物12、及びCF4 及びN2 を含む軽質生成物13に
分別される。軽質生成物13はNF3 のような付加的不
純物を含んでいてもよい。
【0036】該第二の塔11は、約5〜12バールの範
囲の圧力、及び約0〜−120℃の範囲の温度、より好
ましくは約−25〜−100℃の温度で好ましくは運転
される。
【0037】第二の塔の軽質生成物13は次いで、第三
の蒸留塔14に供給され、軽質生成物15及び重質生成
物16に分別される。軽質生成物15はN2 ガスであ
り、これはその他の空気不純物のような不純物を含んで
いてもよい。精製されたCF4は重質生成物16として
取出される。この製品はNF3 のような不純物を含んで
いてもよい。
【0038】該第三の塔14は、約1〜10バールの範
囲の圧力、及び約−50〜−200℃の範囲の温度、よ
り好ましくは約−90〜−180℃の温度で好ましくは
運転される。
【0039】第二の蒸留塔11は、通常のリボイラー/
凝縮器配置により第三の蒸留塔14と好ましくは熱的に
連結されている。この熱的な連結は、再沸騰及び/又は
凝縮効率を供給するためにそれぞれ一つの蒸留塔から他
の蒸留塔へ、一又はそれ以上の流れ又は流れの一部の加
熱及び/又は冷却能力を利用する。
【0040】図3に示されるように、塔11及び14の
該熱的連結は一つの塔を他の塔の頂部に物理的に段積み
することによって達成される。該二つの塔は単一のシェ
ル内に包まれ得る。
【0041】この独特の配置において、第二の塔11は
第三の塔14の底部で液体中に少なくとも部分的に浸漬
される。
【0042】第二の塔11の頂部にある蒸気は管路18
経由で凝縮器17を通して第三の塔14の中へ搬送され
る。この蒸気は第三の塔14の底部にある液体の少なく
とも一部を蒸発するために第三の塔14に対して再沸騰
能力を備える。
【0043】第三の塔14中の液体の蒸発処理におい
て、熱は第三の塔14中の液体により管路18中に蒸気
から取出され、結果として該管路中の蒸気の少なくとも
部分的な凝縮をもたらす。凝縮器出口から、流れの凝縮
された部分は還流として第二の塔11へ戻される。該蒸
気部分は第三の塔の中間部に導入される。
【0044】該熱的連結はまた、リボイラーに蒸発され
るための液体、あるいは凝縮から凝縮蒸気が発生される
塔へ戻す還流液体のいずれかを搬送すること、例えば、
ポンプ輸送すること、により達成され得る。例えば、塔
11及び14は、段積みされるのではなくむしろ、互い
に隣接して配置されることが付加的あるいは別法的に可
能である。
【0045】このような配置において、凝縮器17は該
塔に対して外部に位置することもでき、塔14からの重
質液体は凝縮器17に搬送され得、ここで重質液体は第
二の塔11の頂上からのより暖められた蒸気により部分
的に蒸発される。この蒸気から生じた凝縮された部分は
還流として塔11へ戻すためにポンプ又は他の適当な装
置を用いて搬送される。該蒸気部分は上述した実施態様
と同様に第三の塔へ導入される。
【0046】第二の塔11及び第三の塔14における圧
力は、第三の塔14の底部に液体を含むより冷たいCF
4 が第二の塔11の軽質蒸気を凝縮するための効果を発
揮するのに十分な温度であるように制御される。結果と
して、第二の塔の凝縮器17のための冷却の外部源に対
する必要性は排除され得る。
【0047】液体N2 又は他の適当な極低温源19は、
第三の塔14の凝縮器20中に冷却部を備え、そしてそ
れゆえ熱的に連結された段積みされた塔の配置が用いら
れる場合、第二の塔11及び第三の塔14により要求さ
れた冷却の唯一つの外部源である。第三の塔の凝縮器2
0に対して冷却能力を提供するために、液体N2 又は適
当な寒剤が該処理において蒸発される。得られる極低温
蒸気流れ21は、PFC供給流れ1のための熱交換器2
2中の冷却を要求する少なくとも一部分に供給するため
に用いられ得る。液体N2 流れはまた、該塔への還流液
体として注入され得、かくして還流凝縮器は省略され
る。
【0048】第二の塔11のリボイラーに対して熱能力
を提供するための手段は、第一の塔について引用した上
述したものと同じくすることができ、例えば、電気加熱
器、周辺気化器、または加熱媒体流、例えば水流のよう
な熱源である。
【0049】第二及び第三の塔の重質生成物流12及び
16は、いずれもそれぞれ分離貯蔵タンク23及び24
中に供給され得る。該生成物の一部はそれぞれ精製され
たC2 6 及びCF4 の蒸気流25及び26としてタン
ク23及び24のそれぞれにおいて蒸発される。蒸気流
25及び26の少なくとも部分及び第一の塔の重質生成
物6は、他の全ての生成物流と同様に、組成を制御し、
そして供給の組成又は流れにどのような大きな変動をも
生じさせないようにするため再循環され、かつPFC供
給流れと組合わされ得る。この純粋な製品の再循環はこ
の処理に殊に有用である。
【0050】本発明の別の実施態様によると、図4に示
されるように、第一、第二及び第三の蒸留塔4、11及
び14は、二つの塔の構造について引用した上述したも
のと同様の方法で互いに頂部で段積みされ、かつ互いに
熱的に連結されている。該塔は別法として上述したよう
に熱的に連結されて互いに隣接して配置され得る。
【0051】段積みされた構造のこの三つの塔におい
て、第一の塔4は好ましくは底部に配置され、かつ第三
の塔14は頂部に配置される。この配列にすると、該方
法は、第一の塔4の凝縮器7は第二の塔11に再沸騰の
能力を提供し、かつ第二の塔11の凝縮器17は第三の
塔14に再沸騰の能力を提供するように制御され得る。
冷却に要求される唯一つの源は液体N2 又はいくつかの
他の適当な極低温源であるので、この実施態様は特に有
用である。
【0052】本発明のさらなる実施態様によると、第四
の蒸留塔は、第二の蒸留塔11から重質生成物12、例
えばC2 6 をさらに精製するために備えられ得る。特
に、第四の蒸留塔の使用は、第二の塔の重質流12か
ら、CHF3 のような残存する不純物の除去にために許
容される。
【0053】本発明のさらに別の実施態様によると、一
又はそれ以上の低温吸着装置が第三の塔14のCF4
質生成物からNF3 のような残存する不純物を除去する
ために追加され得る。この実施態様の利点は、共吸着の
可能性及び不純物を有する所望の製品、例えばC2 6
の本質的な損失を排除することを含む。
【0054】本発明の別の実施態様によると、低温吸着
装置2は第一の蒸留塔4のすぐ下流の位置に移動させる
ことができる。この場合、第一の蒸留塔からの軽質生成
物5は吸着装置2に導入され、得られる流出流は第二の
蒸留塔11に供給される。
【0055】この配置は第一の塔へ導入する前にPFC
含有流れの予備冷却工程の排除を可能にする。このよう
な場合において、極低温源はどこか別の場所に設けても
よい。この実施態様に関連するさらなる利点は、吸着に
先立つ第一の塔4中のSF6のような重質成分の除去に
起因する吸着装置のサイズの縮小を含む。付加的又は別
法的に、該吸着は、より暖められた温度で凍結するこの
ような重質成分の消失に起因してより冷却された温度で
実施される。
【0056】精製システムへのガス供給は、多重半導体
加工用具及び多重製造現場から回収された排気を含み得
るので、供給ガス組成において幅広い変形が可能であ
る。精製システムのガス供給へ精製された製品を再循環
することにより、供給流れの組成及び流速を制御するた
めの特別な方法が提供される。これは該精製システムの
安定したかつ確実な操縦を容易にする。
【0057】付加的かつ別法的に、一又はそれ以上の製
品流れの少なくとも一部は、半導体加工用具に直接再循
環され、又はこのような用具への再循環及び再生使用の
ために適切な方法で梱包され得る。購入されなければな
らない新しい材料の容量が十分に減少させられるので、
かなりの節約が結果として生じ得る。
【0058】本発明は特定の実施態様を引用して詳細に
記述されたが、添付した請求の範囲の範囲から逸脱しな
い限り、種々の変更及び改質が実施可能であり、かつ等
しく用いられることは当該技術における当業者において
明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体加工用具からのガスの流出を回収しかつ
精製するための一般的な処理の流れを示す図である。
【図2】本発明の好ましい実施態様によるペルフルオロ
化合物の精製方法及びシステムのための処理流れ図であ
る。
【図3】本発明の方法及びシステムにおいて用いること
ができる、互いに段積みされかつ熱的に連結された二つ
の蒸留塔を示す図である。
【図4】本発明の方法及びシステムにおいて用いること
ができる、互いに段積みされかつ熱的に連結された三つ
の蒸留塔を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 598006749 エアー・リキッド・プロセス・アンド・ コンストラクション アメリカ合衆国、テキサス州 77056、 ヒューストン、スイート 1800、ポス ト・オーク・ブールバード 2700 (72)発明者 バオ・ハ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 94533、サン・ラモン、ダンデレイオ ン・レーン 208 (72)発明者 ティモシー・アーキュリ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 94123、サン・フランシスコ、ナンバー 206、ベイ・ストリート 1734 (56)参考文献 特開 平8−240382(JP,A)

Claims (36)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペルフルオロ化合物類を精製するための
    方法において、該方法は下記の工程: (a) 第一の蒸留塔にペルフルオロ化合物を含有する
    ガス流を導入する工程、 (b) 該第一の塔から軽質生成物を取出し、かつ該第
    一の塔から重質生成物を取出す工程、 (c) 第二の蒸留塔に該第一の塔の軽質生成物を導入
    する工程、 (d) 該第二の塔から軽質生成物を取出し、かつ該第
    二の塔から重質生成物を取出す工程、 (e) 第三の蒸留塔に該第二の塔の軽質生成物を導入
    する工程、及び (f) 該第三の塔から軽質生成物を取出し、かつ該第
    三の塔から重質生成物を取出す工程 を含む上記方法。
  2. 【請求項2】 該ペルフルオロ化合物を含有するガス流
    はC2 6 及びCF4 を含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 該C2 6 は該第二の塔から重質生成物
    として取出され、かつ該CF4 は該第三の塔から重質生
    成物として取出される請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 該第二の塔の重質生成物は約10ppm
    未満の不純物を有するC2 6 を含有する請求項3に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 該第三の塔の重質生成物は約10ppm
    未満の不純物を有するCF4 を含有する請求項3に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 該第二の塔の重質生成物は約10ppm
    未満の不純物を有するC2 6 を含有し、かつ該第三の
    塔の重質生成物は約10ppm未満の不純物を有するC
    4 を含有する請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 該ペルフルオロ化合物を含有するガス流
    はさらにN2 及びSF6 を含有する請求項2に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 該N2 は該第三の塔から軽質生成物とし
    て取出され、かつ該SF6 は該第一の塔から重質生成物
    として取出される請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 該第二及び第三の塔は互いに熱的に連結
    されている請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 該第二の塔及び該第三の塔は互いに上
    に段積みされている請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 該第三の塔は該第二の塔上に段積みさ
    れている請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 該第二の塔及び該第三の塔は単一のシ
    ェル内に包まれている請求項9に記載の方法。
  13. 【請求項13】 該第三の塔の底部にある液体は該第二
    の塔の頂部からの気体を凝縮させる請求項9に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 該第一、第二及び第三の塔は互いに熱
    的に連結されている請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 該第一の塔は約5〜15バールの範囲
    の圧力及び約0〜−90℃の範囲の温度で運転される請
    求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 該第二の塔は約5〜12バールの範囲
    の圧力及び約0〜−120℃の範囲の温度で運転され、
    かつ該第三の塔は約1〜10バールの範囲の圧力及び約
    −50〜−200℃の範囲の温度で運転される請求項1
    に記載の方法。
  17. 【請求項17】 該第二の塔は約−25〜−100℃の
    範囲の温度で運転される請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 該第三の塔は約−90〜−180℃の
    範囲の温度で運転される請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 該方法はさらに第四の蒸留塔に第二の
    塔の重質生成物を導入するための工程を包含する請求項
    1に記載の方法。
  20. 【請求項20】 該ペルフルオロ化合物を含有するガス
    流は該第一の蒸留塔に導入される前に低温吸着装置に導
    入される請求項1に記載の方法。
  21. 【請求項21】 該ペルフルオロ化合物を含有するガス
    流は約−120〜−30℃の範囲の温度に冷却される
    か、または該低温吸着装置に供給されて冷却される請求
    項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 該方法はさらに一又はそれ以上の生成
    物流の少なくとも一部を生成物流の上流点に再循環する
    工程を包含する請求項1に記載の方法。
  23. 【請求項23】 該方法はさらに一又はそれ以上の生成
    物流の少なくとも一部を該ペルフルオロ化合物を含有す
    るガス流に再循環する工程を包含する請求項22に記載
    の方法。
  24. 【請求項24】 ペルフルオロ化合物類を精製するため
    の方法において、該方法は下記の工程: (a) 第一の蒸留塔にC2 6 、CF4 、N2 及びS
    6 を含むペルフルオロ化合物を含有するガス流を導入
    する工程、 (b) 該第一の塔からC2 6 、CF4 及びN2 を含
    む軽質生成物を取出し、かつ該第一の塔からSF6 を含
    む重質生成物を取出す工程、 (c) 第二の蒸留塔に該第一の塔の軽質生成物を導入
    する工程、 (d) 該第二の塔からCF4 及びN2 を含む軽質生成
    物を取出し、かつ該第二の塔からC2 6 を含む重質生
    成物を取出す工程、 (e) 第三の蒸留塔に該第二の塔の軽質生成物を導入
    する工程、及び (f) 該第三の塔からN2 を含む軽質生成物を取出
    し、かつ該第三の塔からCF4 を含む重質生成物を取出
    す工程 を含む上記方法。
  25. 【請求項25】 ペルフルオロ化合物類を精製するため
    のシステムにおいて、該システムは下記の設備: (a) 第一の蒸留塔、及び該第一の蒸留塔へペルフル
    オロ化合物を含有するガス流を導入するために該第一の
    塔に接続された管路、及び該第一の塔から重質生成物を
    取出すための管路、 (b) 第二の蒸留塔、及び該第一の塔から該第二の塔
    へ軽質生成物を搬送するために該第一の塔を該第二の塔
    と接続する管路、及び該第二の塔から重質生成物を取出
    すための管路、及び (c) 第三の蒸留塔、及び該第二の塔から該第三の塔
    へ軽質生成物を搬送するために該第二の塔を該第三の塔
    と接続する管路、及び該第三の塔から重質生成物を取出
    すための管路、及び該第三の塔から軽質生成物を取出す
    ための管路 を備える上記システム。
  26. 【請求項26】 該第二及び第三の塔は互いに熱的に連
    結されている請求項25に記載のシステム。
  27. 【請求項27】 該第二の塔及び該第三の塔は互いに段
    積みされている請求項26に記載のシステム。
  28. 【請求項28】 該第三の塔は該第二の塔上に段積みさ
    れている請求項27に記載のシステム。
  29. 【請求項29】 該第三の塔の底部からの該液体は該第
    二の塔における凝集能力を備え、かつ該第二の塔におけ
    る該気体は該第三の塔において再沸騰能力を備える請求
    項27に記載のシステム。
  30. 【請求項30】 該第二の塔及び該第三の塔は単一のシ
    ェル内に包まれている請求項26に記載のシステム。
  31. 【請求項31】 該第一、第二及び第三の塔は互いに熱
    的に連結されている請求項26に記載のシステム。
  32. 【請求項32】 該システムはさらに第四の蒸留塔に第
    二の塔の重質生成物を導入するための管路を備える請求
    項25に記載のシステム。
  33. 【請求項33】 該システムはさらに該第一の塔と連絡
    して該第一の塔から上流へ低温吸着装置を備える請求項
    25に記載のシステム。
  34. 【請求項34】 該システムはさらに該低温吸着装置へ
    の供給物を約−120〜−30℃の範囲の温度に冷却す
    るための手段を備える請求項33に記載のシステム。
  35. 【請求項35】 該システムはさらに一又はそれ以上の
    生成物流の少なくとも一部を生成物流の上流点に再循環
    するための管路を備える請求項25に記載のシステム。
  36. 【請求項36】 該システムはさらに一又はそれ以上の
    生成物流を半導体製造装置に再循環するための管路を備
    える請求項35に記載のシステム。
JP00688298A 1997-01-16 1998-01-16 ペルフルオロ化合物の分離及び精製方法及びシステム Expired - Fee Related JP3284096B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/783,446 US5779863A (en) 1997-01-16 1997-01-16 Perfluorocompound separation and purification method and system
US783446 1997-01-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11171807A JPH11171807A (ja) 1999-06-29
JP3284096B2 true JP3284096B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=25129273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00688298A Expired - Fee Related JP3284096B2 (ja) 1997-01-16 1998-01-16 ペルフルオロ化合物の分離及び精製方法及びシステム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5779863A (ja)
EP (1) EP0854335A3 (ja)
JP (1) JP3284096B2 (ja)
KR (1) KR19980070554A (ja)
CN (1) CN1193620A (ja)
IL (1) IL122946A (ja)
MY (1) MY133563A (ja)
TW (1) TW357104B (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5992175A (en) * 1997-12-08 1999-11-30 Ipsi Llc Enhanced NGL recovery processes
US6257018B1 (en) * 1999-06-28 2001-07-10 Praxair Technology, Inc. PFC recovery using condensation
US6468490B1 (en) * 2000-06-29 2002-10-22 Applied Materials, Inc. Abatement of fluorine gas from effluent
US6689252B1 (en) 1999-07-28 2004-02-10 Applied Materials, Inc. Abatement of hazardous gases in effluent
US6391146B1 (en) 2000-04-11 2002-05-21 Applied Materials, Inc. Erosion resistant gas energizer
US6673323B1 (en) 2000-03-24 2004-01-06 Applied Materials, Inc. Treatment of hazardous gases in effluent
US6457327B1 (en) 2000-05-08 2002-10-01 Air Products And Chemicals, Inc. Process for concentrating fluorine compounds
US6276168B1 (en) 2000-05-08 2001-08-21 Air Products And Chemicals, Inc. Purification of nitrogen trifluoride by continuous cryogenic distillation
WO2002000963A1 (en) * 2000-06-23 2002-01-03 Steven John Ouderkirk Selective beam deposition
JP2002147948A (ja) * 2000-11-10 2002-05-22 Japan Organo Co Ltd ガス分離装置及びガス分離方法
US6824748B2 (en) * 2001-06-01 2004-11-30 Applied Materials, Inc. Heated catalytic treatment of an effluent gas from a substrate fabrication process
US6955707B2 (en) * 2002-06-10 2005-10-18 The Boc Group, Inc. Method of recycling fluorine using an adsorption purification process
US7261779B2 (en) * 2003-06-05 2007-08-28 Lockheed Martin Corporation System, method, and apparatus for continuous synthesis of single-walled carbon nanotubes
US20050011442A1 (en) * 2003-06-24 2005-01-20 International Business Machines Corporation Plasma processing material reclamation and reuse
US7736599B2 (en) 2004-11-12 2010-06-15 Applied Materials, Inc. Reactor design to reduce particle deposition during process abatement
KR101036734B1 (ko) 2005-10-31 2011-05-24 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 공정 저감 반응로
JP5202836B2 (ja) * 2006-12-01 2013-06-05 日本エア・リキード株式会社 キセノンの回収システムおよび回収装置
CN101857202B (zh) * 2010-06-04 2012-01-25 黎明化工研究院 一种六氟化硫的提纯方法及其设备
CN102500338B (zh) * 2011-11-23 2013-10-09 清华大学 Pfoa吸附剂及其制备方法
WO2013094224A1 (ja) * 2011-12-21 2013-06-27 株式会社クレハ 蒸留塔システム及びそれを用いた塩化ビニリデンモノマーの蒸留方法
CN103303894B (zh) * 2013-06-17 2015-03-11 邯郸净化设备研究所 一种碳酰氟的纯化方法
KR101859110B1 (ko) * 2017-04-26 2018-06-29 한국생산기술연구원 과불화 화합물 저감 및 불화주석 생성 장치 및 방법
CN112891973B (zh) * 2021-01-15 2022-09-13 中国科学院上海应用物理研究所 一种降低卤化物熔盐中氧含量的方法
KR20230132267A (ko) * 2022-03-08 2023-09-15 크라이오에이치앤아이(주) 배기 가스 처리 장치

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842620B1 (ja) * 1968-01-12 1973-12-13
US4177196A (en) * 1976-01-16 1979-12-04 Interox Chemicals Limited Epoxidation
DE3729106A1 (de) * 1987-09-01 1989-03-09 Hoechst Ag Verfahren zur gewinnung von reinem tetrafluorethylen
WO1992019576A1 (en) * 1991-05-06 1992-11-12 E.I. Du Pont De Nemours And Company Process for the manufacture of pentafluoroethane
ZA923274B (en) * 1991-05-06 1993-11-08 Du Pont Process for the manufacture of pentafluoroethane
US5087329A (en) * 1991-05-16 1992-02-11 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for separating pentafluoroethane from a mixture of halogenated hydrocarbons containing chloropentafluoroethane
WO1993017988A1 (en) * 1992-03-10 1993-09-16 E.I. Du Pont De Nemours And Company Purification of hexafluoroethane products
US5421964A (en) * 1993-04-30 1995-06-06 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for separating HCl and halocarbons
US5470442A (en) * 1994-03-11 1995-11-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company Separating and removing impurities from tetrafluoroethanes by using extractive distillation
US5502969A (en) * 1995-02-16 1996-04-02 Praxair Technology, Inc. Cryogenic rectification system for fluorine compound recovery
US5639355A (en) * 1995-03-13 1997-06-17 Texaco Chemical Inc. Method for enhancing the yield of tertiary butyl alcohol in a tertiary butyl alcohol recovery process
US5626033A (en) * 1996-07-12 1997-05-06 The Boc Group, Inc. Process for the recovery of perfluorinated compounds

Also Published As

Publication number Publication date
EP0854335A2 (en) 1998-07-22
IL122946A (en) 2000-10-31
US5779863A (en) 1998-07-14
JPH11171807A (ja) 1999-06-29
TW357104B (en) 1999-05-01
KR19980070554A (ko) 1998-10-26
EP0854335A3 (en) 1998-12-30
MY133563A (en) 2007-11-30
IL122946A0 (en) 1998-08-16
CN1193620A (zh) 1998-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3284096B2 (ja) ペルフルオロ化合物の分離及び精製方法及びシステム
US6030591A (en) Process for removing and recovering halocarbons from effluent process streams
CN101547857B (zh) 氙回收系统及回收设备
KR101673516B1 (ko) 아산화질소의 회수 및 정제
US20030161780A1 (en) Recycle for supercritical carbon dioxide
JP3238317B2 (ja) 弗素化合物回収のための低温精留系
US6063353A (en) Process for krypton an xenon extraction
US6383257B1 (en) Reclamation and separation of perfluorocarbons using condensation
JP3842526B2 (ja) 凝縮を使用するpfcの回収
US5626023A (en) Cryogenic rectification system for fluorine compound recovery using additive liquid
EP1430262B1 (en) A process and apparatus for purifying hydrogen bromide
US5771713A (en) Cryogenic rectification system for recovery of fluorine compounds
KR100579663B1 (ko) 육불화황을 고순도로 정제하는 정제장치 및 방법
WO2009079314A1 (en) Methods of recovering silane
JP4430351B2 (ja) フッ素化合物ガスの分離精製装置
CA2345489C (en) A process for concentrating fluorine compounds
JP3908819B2 (ja) フロンの回収方法
JP3256811B2 (ja) クリプトン及びキセノンの精製方法
EP1048337A1 (en) Recovery of perfluorinated compounds from the exhaust of semiconductors fabrications with recycle of vaccum pump dilutent
JP2000325732A (ja) 真空ポンプ希釈剤をリサイクルしつつ半導体製造工程から出る排ガスからフッ素化化学薬品を分離回収する方法
MXPA00006385A (en) Recovery of pfc using condensation
WO2002064236A1 (en) Recovery of fluorine containing compounds

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees