JP3282239B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造方
法に関し、更に詳しくは、金属系配線の防食性を高める
処理技術に係わる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】配線材
料としてアルミニウム(Al)とその合金膜は、以下に
挙げる数々の利点を有していたため集積回路の出現以
来、今日まで配線材料の大半を占めてきた。
【0003】〇安価で高純度(99.999%以上)の
材料が入手でき、スパッタ法や蒸着法によって高純度の
薄膜が容易に形成できる。
【0004】 〇電気伝導率が高い。(抵抗率2.7×10-6Ω・cm ) 〇垂直加工が可能なRIE法などにて微細加工が可能。
【0005】〇比較的卑な金属であるが、表面に化学的
に安定な酸化物被膜層が形成され、腐食されにくい。
【0006】上記項目のすべてにおいてAlが他の金属
材料より優れていたという訳ではないが、総合的にみて
これに匹敵する材料は少なく、このことが集積回路の出
現以来、今日までAlが配線材料の主流となってきた理
由となっている。
【0007】一方、Alは、比較的低融点の金属であり
自己拡散係数が高いことに起因して、以下に挙げるよう
な欠点を有する。
【0008】〇製造工程における比較的低温の熱処理で
も結晶粒成長や組成分布の変化が生じ、膜の性質が不安
定であること。
【0009】〇シリコンとの接合面において相互拡散に
よる障害(Alスパイク)を起こしてリーク電流を増加
させること。
【0010】〇大電流密度で(105A/cm2以上)で使
用するとAl膜中で物質移動(エレクトロマイグレーシ
ョン)が起こり断線などの障害が発生することがある。
【0011】これらAlの欠点を克服すべく現在までに
各種の改良がAl配線に対して加えられてきた。それ
は、例えばAlへの微量のSiやCuの添加やバリアメ
タルなど積層膜配線の技術である。そして、これらの改
良は、Al配線の信頼性を向上させ、現在までにますま
すAl配線の主流化を押し進めてきた。
【0012】しかし、Alへの微量のSiやCuの添加
やバリアメタルなど積層膜配線の技術の登場によって、
Al配線の腐食という新たな問題点が顕在化してきてい
る。
【0013】Alの電極電位は非常に高く(イオン化傾
向が、大である)、実用に供される金属では最も高い部
類に入る。しかしながら、Alは大気中で表面が非常に
酸化され易く酸化アルミニウム(Al23)の不働態被
膜を形成する為、通常は安定な金属として使用される。
ところが、この酸化アルミニウムの不働態被膜が不完全
な欠陥付近かまたは、電位がAlよりも貴な金属が表面
に付着した場合に、Alの溶出が発生することがある。
後者は、異種金属接触腐食(ガルバニコロージョン)と
呼ばれAl合金や積層配線技術が盛んに用いられるよう
になってから大きな問題点となりつつある。
【0014】一般に金属不働態は、pHとの間に平衡関
係が成立していて、Alは両極性金属であるため酸性、
アルカリ性の双方において不働態被膜は溶出してしま
う。ここで、Alの異種金属としては、通常Cuイオン
が最も危険であり、Cu++、0.2mg/lの存在でも孔
食が発生する。また、Alの不働態被膜は、必ずしも均
一に形成されておらず、欠陥部分に出来た腐食孔内部に
Clイオン等が濃縮されて、局部的にpHが低下し、孔
食が更に進行することがある。以上のことを要約する
と、Alの腐食は、以下の場合に発生すると言える。
【0015】 〇pH変動により不働態被膜が溶出してしまった場合 〇水中に銅イオンが存在する場合 〇不働態被膜の欠陥部分にCl-等がアタックした場合 ところが、実際のウェハプロセスにおいては、例えばバ
リアメタルを採用したAl合金(Al−Si−Cu等)
をCl系のガス(例えば、BCl3+Cl2など)でドラ
イエッチングし、その後、レジスト除去および酸性の薬
液による後処理、続いて純水リンスを行うなど、上述し
たAlの腐食が発生しやすい状況を何度か経ることがあ
る。よって、特に近年、微細加工および積層メタル配線
技術が進むにつれて、Alの腐食という新たな問題点が
懸念されてきている。
【0016】具体的には、図5(A)、(B)に示すよ
うに、層間絶縁膜1上にパターニングしたTi膜2、T
iN膜3及びAl−1%Si−2%Cu膜4において、
図中5で示す腐食孔が、上記した各種処理を経ることに
より形成されてしまい、配線の信頼性が著しく低下す
る。
【0017】本発明は、このような問題点に着目して創
案されたものであって、薬液処理中に金属の溶出を抑え
て金属系配線の腐食を防止した半導体装置の製造方法を
得んとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基板上に形成された金属系配線を、アゾール環を有する
化合物を含んだ酸もしくはアルカリの水系溶液中で処理
したことをその解決手段としている。
【0019】請求項2記載の発明は、基板上に形成され
金属系配線を、アゾール環を有する化合物を含み硝
酸,硫酸,アンモニアのうち一つを主成分にもつ水系溶
液中で処理したことを、その解決手段としている。
【0020】請求項3記載の発明は、基板上に形成され
たアルミニウム系金属から成る金属系配線表面に、少な
くとも窒素原子を環内に1つ含むヘテロ環式化合物によ
り選択的に不働態被膜を形成させることを、その解決手
段としている。
【0021】請求項4記載の発明は、基板上に形成され
たタングステン系金属から成る金属系配線表面に、少な
くとも窒素原子を環内に1つ以上含むヘテロ環式化合物
により選択的に不働態被膜を形成させることを、その解
決手段としている。
【0022】請求項5記載の発明は、上記アゾール環を
有する化合物が、ベンゾトリアゾールまたはトリルトリ
アゾールであることを特徴としている。
【0023】請求項6記載の発明は、基板上に形成され
る金属系配線がアルミニウム系金属で成り、アゾール環
を有する化合物を含む溶液で処理することを特徴とす
る。
【0024】請求項7記載の発明は、上記金属系配線が
タングステン系金属で成ることを特徴としている。
【0025】請求項8記載の発明は、上記金属系配線が
銅系金属で成ることを特徴としている。
【0026】
【作用】請求項1,2記載の発明においては、アゾール
環を有する化合物を含む溶液中で処理することにより、
金属は、アゾール環を有する化合物と不溶性錯体を形成
する。このため、金属系配線は不溶性錯体の被膜で保護
され、金属の溶出等が防止されるため腐食が抑制され
る。
【0027】そして、前記アゾール化合物を水系溶液に
含ませることにより、薬液処理や流水処理の過程で金属
系配線表面に防食性皮膜(不溶性錯体)を形成する作用
を奏する。
【0028】請求項5記載の発明は、下記の化学式で示
されるようなベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール
が金属系配線表面に不溶性錯体を生成する。
【0029】
【化1】
【0030】これらアゾール化合物のイミノ基の水素
(H)は、金属系配線の金属によって置換され難溶性の
塩もしくは錯体を生成する。なお、アゾール結合を有す
る他の化合物も同様の作用を有する。
【0031】請求項3記載の発明においては、少なくと
も窒素原子を環内に1つ以上含むヘテロ環式化合物が、
金属系配線表面に選択的に不働態被膜を形成する作用を
有する。上記ヘテロ環式化合物等のアゾール系の化合物
の有するイミノ基の水素は、金属系配線の金属によって
置換され、難溶性の塩もしくは錯体を生成する。また、
金属系配線表面の自然形成された不働態の欠陥部分は金
属がアゾール化合物と不溶性錯体である不働態を選択的
に形成する。このため、金属系配線の表面は全面的に不
働態に覆われ、例えば、薬液処理、純水リンス等を経て
も耐食作用を奏する。
【0032】また、請求項3記載の発明(および請求項
4,6〜8記載の発明)のように、アルミニウム系配
線、タングステン系配線、銅系配線表面に上記作用、に
より防食性被膜を形成することが可能となり、半導体装
置に用いられる配線の耐久性、信頼性を高めることが可
能となる。
【0033】
【実施例】以下、本発明に係る半導体装置の製造方法の
詳細を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0034】(実施例1) 本実施例は、Al合金をベンゾトリアゾール(BTA)
を添加した溶液で流水処理した例である。
【0035】先ず、本実施例は、図1に示すように、シ
リコン基板11にトランジスタ等の能動素子を周知の技
術で形成した後、SiO2で成る層間絶縁膜12を堆積
させる。次に、リソグラフィー技術及びドライエッチン
グ技術を用いて、図1に示すように、層間絶縁膜12に
コンタクトホール12Aを開口する。
【0036】次に、密着層(図示省略する)を形成した
後、その上にブランケットW膜を堆積させ、次いで、全
面エッチバックを行って、図2に示すように、コンタク
トホール内にWプラグ13を形成する。
【0037】そして、図3に示すように、金属系配線層
を構成するTi膜14、TiN膜15、Al(Al−S
i−Cu)合金膜16を順次積層する。本実施例では、
Ti膜14及びAl合金膜16をスパッタ法で形成し、
TiN膜15を反応性スパッタ法で形成した。また、夫
々の膜厚は、Ti膜14が30mm、TiN膜15が10
0mm、Al合金膜16が400mmである。Al合金膜1
6は、Si1%、Cu2%含有のAlで成る。
【0038】次に、リソグラフィー技術を用いて、図3
に示すようなレジスト17をパターンニングする。そし
て、このレジスト17をマスクとして、例えば三塩化ホ
ウ素(BCl3)+塩素(Cl2)のガス系で反応性イオ
ンエッチング(RIE)を行って、Al合金膜16、T
iN膜15、Ti膜14を加工する。次いで、オゾンア
ッシングなどの方法を用いてレジストを除去した後、発
煙硝酸などの薬品で後処理を行う。
【0039】このような薬品処理の後に、純水にベンゾ
トリアゾール(BTA)を1.0mg/lの濃度に溶かし
た溶液を23°Cにしたものを用いて、ウェハに10分
間の流水処理を施す。この流水処理により、パターニン
グされたAl合金膜16のAlは、ベンゾトリアゾール
と不溶性錯体を形成し、膜表面における酸化アルミニウ
ム(Al23)不働態被膜の欠陥部分に選択的に沈殿被
膜を生成し、腐食を防止する。
【0040】次に、例えばイソプロピルアルコール(I
PA)などで置換処理、続いて乾燥を行った後、次の工
程である例えば層間絶縁膜の堆積を行い、さらに、通常
の工程を経て半導体装置が完成する。
【0041】本実施例においては、Al合金膜16のA
3+が溶出し得る部分で下記構造式に示すような不溶性
錯体を生成し、Al合金膜16表面に沈殿型被膜を生成
するため、不働態膜の欠陥部分に選択的に防食被膜が形
成できる。
【0042】
【化2】
【0043】一般に、アゾール系の化合物が持つイミノ
基の水素は、各種の金属によって置換されて難溶性の塩
もしくは錯体を生成する。下記反応式は、イミダゾール
の水素(H)をアルミニウム(Al)に置換して難溶性
の塩を生成したことを示している。このような反応は、
アゾール結合を有する物質すべてに当てはまる。
【0044】
【化3】
【0045】このようにして、形成された防食被膜は、
電気的にアノードにもカソードにも付着するため両極か
ら腐食を抑制すると同時に、上記アゾール系の化合物
は、アルミニウムにとって最も腐食原因となり易いCu
2+イオン等の危険からアルミニウムを保護する作用があ
る。
【0046】(実施例2) 本実施例は、薬品処理中にベンゾトリアゾール(BT
A)を添加して、Al合金中のAlの溶出を抑制する例
である。
【0047】本実施例は、上記実施例1と同様に、Al
合金膜及びその下地であるTiN膜、Ti膜の加工を行
った後、オゾンアッシャーなどの方法によってレジスト
を除去し、次に、硫酸にベンゾトリアゾールを1.0mg
/lの割合で加えた薬液を用いて後処理を行なう。な
お、薬液の温度は120°C、処理時間は10分間とし
た。
【0048】その後、上記実施例1と同様の条件にてベ
ンゾトリアゾールを添加した純水にて流水処理を行った
後、イソプロピルアルコール(IPA)などで置換処
理、乾燥を行なった。なお、後の工程は、上記実施例1
と同様である。
【0049】本実施例においても、ベンゾトリアゾール
の水素(H)がアルミニウム(Al)に置換されて難溶
性の防食被膜がAl合金膜表面に形成され、Alの溶出
が防止できる。なお、本実施例においては、薬液処理の
硫酸中にもベンゾトリアゾールが添加されているため、
流水処理の純水のみに添加した場合よりも、防食被膜の
形成が確実となる。
【0050】以上、実施例1及び実施例2について説明
したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、各
種設計変更が可能である。
【0051】例えば、上記実施例1,2においては、ア
ゾール環を有するアゾール化合物として、ベンゾトリア
ゾール(BTA)を用いたが、少なくとも環内に窒素原
子(N)を1つ以上含むヘテロ環式化合物であれば他の
化合物でもよい。この他の化合物としては、ピロール、
イミダゾール、トリアゾール等の5員環化合物や、これ
らの5員環化合物のうち窒素原子1つが他の原子(酸素
や硫黄)に置き代わったオキサゾール、チアゾール等が
ある。また、上記化合物にベンゼンやトルエンもしく
は、これらの誘導体が結合した、例えばベンゾオキサゾ
ール、ベンゾチアゾール、トリルトリアゾール等を用い
ることができる。
【0052】また、上記実施例1,2においては、金属
系配線としてAl−Si−Cuを用いたがAlもしくは
Al−Si,Al−Cu,Al−Sc等のAl系材料の
他、タングステン(W)もしくはW合金(タングステン
シリサイドを含む)、チタン(Ti)もしくはTi合
金、銅(Cu)もしくはCu合金、その他一般に高融点
金属と称されるモリブデン(Mo)やタンタル(Ta)
もしくはこれらの合金等を適用することができる。
【0053】さらに、上記実施例においては、アゾール
環を有する化合物を添加する液として、純水や硫酸を用
いたが、この他、硝酸、酢酸、塩酸などを主成分に持つ
酸性の溶液、アンモニア水溶液などを主成分に持つアル
カリ性の溶液、過酸化水素を主成分に持つ溶液、イソプ
ロピルアルコール(IPA)等の有機溶剤等を用いるこ
とも可能である。また、上記実施例1においては、ベン
ゾトリアゾール(BTA)を純水に1.0mg/lで添加
したが、0.5〜5.0mg/lの範囲で添加することに
より良好な処理が可能である。なお、溶液温度は15〜
30°C,処理時間は1〜20分が適当である。ただ
し、防食被膜は、瞬時に形成されると考えられるので、
処理時間はさらに短くしてもよい。
【0054】さらに、Cuに対するアゾール化合物は、
Cuの不働態被膜の無い部分で、Cu2+の溶出する部分
にCuと不溶性沈殿錯体を形成し、CuO不働態被膜の
完成されていない部分に選択的に沈殿被膜を生成し、不
働態被膜がCuOの全面に生成するまでこの反応が進行
する。また、H+ イオン等によりCu2+イオンの溶出が
激しい部分に厚い被膜を生成する性質がある。以下に、
銅アゾール錯体の構造式を示す。
【0055】
【化4】
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、以下に述べる効果を奏する。
【0057】請求項1,2,5記載の発明によれば、処
理薬液や処理純水中の金属系配線から金属の溶出が抑制
できるため、金属系配線の腐食を防止し、配線の信頼性
を向上する効果を有する。
【0058】請求項3,4,6〜8記載の発明は、上記
効果に加えて、各種の金属系配線に防食被膜が形成でき
るため、半導体装置に用いられる配線の信頼性を高める
効果がある。
【0059】また、請求項1〜8記載の発明では、防食
被膜は、選択的に形成され、非常に微量のアゾール化合
物で形成できるため、アゾール化合物を添加する薬液、
水などの処理溶液の性質に大きく影響を与えずに金属系
配線の、防食効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の工程を示す断面図。
【図2】本発明の実施例1の工程を示す断面図。
【図3】本発明の実施例1の工程を示す断面図。
【図4】本発明の実施例1の工程を示す断面図。
【図5】(A)は従来例の断面図、(B)は従来例の平
面図。
【符号の説明】
11…シリコン基板 12…層間絶縁膜 12A…コンタクトホール 13…Wプラグ 14…Ti膜 15…TiN膜 16…Al合金膜 17…レジスト

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された金属系配線を、アゾ
    ール環を有する化合物を含んだ酸もしくはアルカリの水
    系溶液中で処理したことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 基板上に形成された金属系配線を、アゾ
    ール環を有する化合物を含み硝酸,硫酸,アンモニアの
    うち一つを主成分にもつ水系溶液中で処理したことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 基板上に形成されたアルミニウム系金属
    から成る金属系配線表面に、少なくとも窒素原子を環内
    に1つ以上含むヘテロ環式化合物により選択的に不働
    被膜を形成させることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 基板上に形成されたタングステン系金属
    から成る金属系配線表面に、少なくとも窒素原子を環内
    に1つ以上含むヘテロ環式化合物により選択的に不働
    被膜を形成させることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記アゾール環を有する化合物が、ベン
    ゾトリアゾールまたはトリルトリアゾールである請求項
    1または2記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記金属系配線がアルミニウム系金属で
    成る請求項1または請求項2記載の半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記金属系配線がタングステン系金属で
    成る請求項1または請求項2記載の半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記金属系配線が銅系金属で成る請求項
    1または請求項2記載の半導体装置の製造方法。
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