JP3281977B2 - 水中軸受 - Google Patents
水中軸受Info
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- JP3281977B2 JP3281977B2 JP07349797A JP7349797A JP3281977B2 JP 3281977 B2 JP3281977 B2 JP 3281977B2 JP 07349797 A JP07349797 A JP 07349797A JP 7349797 A JP7349797 A JP 7349797A JP 3281977 B2 JP3281977 B2 JP 3281977B2
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- Japan
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- rubber
- elastic body
- peripheral surface
- bearing
- inner peripheral
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/22—Sliding surface consisting mainly of rubber or synthetic rubber
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/12—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
- F16C17/14—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load specially adapted for operating in water
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/06—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement by means of parts of rubber or like materials
- F16C27/063—Sliding contact bearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に水中で使用す
るのに適した水中軸受に関するものである。
るのに適した水中軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の例えば水中軸受は、水中
ポンプの駆動軸、水車の軸、船舶の推進軸(プロペラシ
ャフト)等の保持に広く利用されており、回転軸の潤滑
に便利で、また水の取り出しに便利な軸受となってい
る。この水中軸受の構造としては、例えば特公昭55ー
4964号公報に示されているように、大形船舶の推進
軸の保持が可能なものが開示されている。また、実公平
7−3057号公報にも同様のものが示されている。
ポンプの駆動軸、水車の軸、船舶の推進軸(プロペラシ
ャフト)等の保持に広く利用されており、回転軸の潤滑
に便利で、また水の取り出しに便利な軸受となってい
る。この水中軸受の構造としては、例えば特公昭55ー
4964号公報に示されているように、大形船舶の推進
軸の保持が可能なものが開示されている。また、実公平
7−3057号公報にも同様のものが示されている。
【0003】
【0004】
【0005】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の軸受にあっては、支持する回転軸の重量、
作動負荷による衝撃等から軸受部材の強度に対する信頼
が薄いとともに、高価なものになってしまうという問題
点があった。
ような従来の軸受にあっては、支持する回転軸の重量、
作動負荷による衝撃等から軸受部材の強度に対する信頼
が薄いとともに、高価なものになってしまうという問題
点があった。
【0007】
【0008】
【0009】本発明は、上記のような従来の問題点に着
目してなされたもので、支持する回転軸からの衝撃等に
充分耐えられ、しかも安価な軸受を提供することを目的
としている。
目してなされたもので、支持する回転軸からの衝撃等に
充分耐えられ、しかも安価な軸受を提供することを目的
としている。
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る軸受は、次
のように構成したものである。
のように構成したものである。
【0012】(1)筒状の外筒と、該外筒の内周面に設
けたゴム状弾性体と、該ゴム状弾性体にその内周面から
突出するように配設した複数の摺動材とを備え、前記ゴ
ム状弾性体は弾性を有したポリウレタンゴムで形成し、
前記摺動材は前記ゴム状弾性体と別体で該ゴム状弾性体
に形成された溝に挿入して一体的に交換可能に超高分子
ポリエチレンにより形成した。
けたゴム状弾性体と、該ゴム状弾性体にその内周面から
突出するように配設した複数の摺動材とを備え、前記ゴ
ム状弾性体は弾性を有したポリウレタンゴムで形成し、
前記摺動材は前記ゴム状弾性体と別体で該ゴム状弾性体
に形成された溝に挿入して一体的に交換可能に超高分子
ポリエチレンにより形成した。
【0013】(2)筒状の外筒と、該外筒の内周面に設
けたゴム状弾性体と、該ゴム状弾性体にその内周面から
突出するように配設した複数の摺動材とを備え、前記ゴ
ム状弾性体は弾性を有したポリウレタンゴムで形成し、
前記摺動材は前記ゴム状弾性体と別体で該ゴム状弾性体
に形成された溝に挿入して一体的に交換可能に架橋ポリ
エチレンにより形成した。
けたゴム状弾性体と、該ゴム状弾性体にその内周面から
突出するように配設した複数の摺動材とを備え、前記ゴ
ム状弾性体は弾性を有したポリウレタンゴムで形成し、
前記摺動材は前記ゴム状弾性体と別体で該ゴム状弾性体
に形成された溝に挿入して一体的に交換可能に架橋ポリ
エチレンにより形成した。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例による水
中軸受の構成を示す図であり、(a)は正面図(b)に
対する側面図となっている。
中軸受の構成を示す図であり、(a)は正面図(b)に
対する側面図となっている。
【0020】図1において、1は筒状の外筒で、金属
(例えば銅材やステンレス)あるいは布入りフエノール
樹脂による繊維強化プラスチック(FRP)等により形
成されており、外径、内径、長さ、外周部及び端部の形
状、分割構成かどうか等は保持する回転軸や本水中軸受
が装着される機器の部材に対応して構成される。
(例えば銅材やステンレス)あるいは布入りフエノール
樹脂による繊維強化プラスチック(FRP)等により形
成されており、外径、内径、長さ、外周部及び端部の形
状、分割構成かどうか等は保持する回転軸や本水中軸受
が装着される機器の部材に対応して構成される。
【0021】2は外筒1の内周面に設けたゴム状弾性体
で、衝撃を吸収可能な弾力性を有したポリウレタンゴム
で形成され、内周表面にはフジツボ等の水中生物や植物
の付着成長を防止するための防止剤3が塗布されてい
る。なお、ゴム状弾性体2の内周面に塗布する防止剤3
としては、使用環境に対応した水中生物や植物の付着成
長を防止可能な薬剤や塗料を使用する。
で、衝撃を吸収可能な弾力性を有したポリウレタンゴム
で形成され、内周表面にはフジツボ等の水中生物や植物
の付着成長を防止するための防止剤3が塗布されてい
る。なお、ゴム状弾性体2の内周面に塗布する防止剤3
としては、使用環境に対応した水中生物や植物の付着成
長を防止可能な薬剤や塗料を使用する。
【0022】4はゴム状弾性体2にその内周面側から突
出するように配設した複数の摺動材で、超高分子ポリエ
チレンにより形成されている。
出するように配設した複数の摺動材で、超高分子ポリエ
チレンにより形成されている。
【0023】図2は上記摺動材4の形状を示す図であ
り、(a)は正面図(b)に対する側面図となってい
る。
り、(a)は正面図(b)に対する側面図となってい
る。
【0024】摺動材4には、図に示すように、ゴム状弾
性体2への挿入固定を強化するために突出条4aが設け
られており、またゴム状弾性体2には該摺動材4を保持
するための溝が形成されている。そして、各摺動材4は
隣接する摺動材4との間に適当な間隔を保ってゴム状弾
性体2から軸受け部分を突出してゴム状弾性体2に挿入
固定されている。
性体2への挿入固定を強化するために突出条4aが設け
られており、またゴム状弾性体2には該摺動材4を保持
するための溝が形成されている。そして、各摺動材4は
隣接する摺動材4との間に適当な間隔を保ってゴム状弾
性体2から軸受け部分を突出してゴム状弾性体2に挿入
固定されている。
【0025】上記のように構成された軸受においては、
ゴム状弾性体2が弾力性を有しているので、軸受として
の機能保持に優れている。また、複数の摺動材4と摺動
材4との間、つまりゴム状弾性体2の内周面と摺動材4
が保持する回転軸との間に水が存在でき、更に摺動材4
と摺動材4との間は軸芯方向に水が流通可能な溝となっ
ているので、この水の潤滑作用により回転軸は円滑に回
転することができる。上記摺動材4が摩耗したときは、
ゴム状弾性体2から引き抜いて交換することができる。
なお、突出条4aをゴム状弾性体2の軸方向に断続的に
形成することにより、スラスト荷重にも対応することが
できる。
ゴム状弾性体2が弾力性を有しているので、軸受として
の機能保持に優れている。また、複数の摺動材4と摺動
材4との間、つまりゴム状弾性体2の内周面と摺動材4
が保持する回転軸との間に水が存在でき、更に摺動材4
と摺動材4との間は軸芯方向に水が流通可能な溝となっ
ているので、この水の潤滑作用により回転軸は円滑に回
転することができる。上記摺動材4が摩耗したときは、
ゴム状弾性体2から引き抜いて交換することができる。
なお、突出条4aをゴム状弾性体2の軸方向に断続的に
形成することにより、スラスト荷重にも対応することが
できる。
【0026】また、ゴム状弾性体2の内周面には防止剤
3が塗布されているので、フジツボ等の水中生物や植物
が該軸受に付着して成長することを防止することができ
る。
3が塗布されているので、フジツボ等の水中生物や植物
が該軸受に付着して成長することを防止することができ
る。
【0027】また、ゴム状弾性体2を構成しているポリ
ウレタンゴムは、液状で成型開始することができ、接着
剤は不要であり、従来の接着剤のムラといった心配はな
く、また軽量に構成でき、製作工程も効率が良いものと
なる。
ウレタンゴムは、液状で成型開始することができ、接着
剤は不要であり、従来の接着剤のムラといった心配はな
く、また軽量に構成でき、製作工程も効率が良いものと
なる。
【0028】なお、設計時には、次の(1)〜(4)の
事項を参酌することが望ましい。
事項を参酌することが望ましい。
【0029】(1)設計条件 HMWPEの許容応力、PUの許容応力、及び単位面積
当たり負荷のデータに基づいて行う。
当たり負荷のデータに基づいて行う。
【0030】(2)遠心方向負荷 受圧面積、許容圧縮応力、及び耐荷重を算出して検討す
る。
る。
【0031】(3)求心方向負荷 受圧面積、及び耐荷重を算出して検討する。
【0032】(4)曲げ強度 片持ち梁の等分布荷重として算定し検討する。
【0033】以上により、製品としての信頼性が高くな
り、製作効率の良い製品化が可能となる。
り、製作効率の良い製品化が可能となる。
【0034】図3は本発明の他の実施例の構成を示す図
であり、図1と同一符号は同一または相当する部分を示
している。
であり、図1と同一符号は同一または相当する部分を示
している。
【0035】図3において1は筒状の外筒で、金属(例
えば銅材やステンレス)あるいはガラスエポキシによる
繊維強化プラスチック(FRP)により形成されてお
り、外径、内径、長さ、外周部及び端部の形状、分割構
成かどうか等は保持する回転軸や本水中軸受が装着され
る機器の部材に対応して構成される。
えば銅材やステンレス)あるいはガラスエポキシによる
繊維強化プラスチック(FRP)により形成されてお
り、外径、内径、長さ、外周部及び端部の形状、分割構
成かどうか等は保持する回転軸や本水中軸受が装着され
る機器の部材に対応して構成される。
【0036】2は外筒1の内周に設けたゴム状弾性体
で、衝撃を吸収可能な弾力性を有したポリウレタンゴム
で形成され、内周表面にはフジツボ等の水中生物や植物
の付着成長を防止するための防止剤3が塗布されてい
る。
で、衝撃を吸収可能な弾力性を有したポリウレタンゴム
で形成され、内周表面にはフジツボ等の水中生物や植物
の付着成長を防止するための防止剤3が塗布されてい
る。
【0037】5はゴム状弾性体2にその内周面側から突
出するように配設した複数の摺動材で、超高分子ポリエ
チレンあるいは架橋ポリエチレンにより形成されてお
り、押し出し成型が可能で、製作が容易となっている。
出するように配設した複数の摺動材で、超高分子ポリエ
チレンあるいは架橋ポリエチレンにより形成されてお
り、押し出し成型が可能で、製作が容易となっている。
【0038】図4は上記摺動材5の形状を示す図であ
る。この摺動材5には、図に示すように、ゴム状弾性体
2への挿入保持を確実化するためにスプリングピン5a
が挿入されており、またゴム状弾性体2には該摺動材5
を挿入して保持する溝が形成されている。そして各摺動
材5は隣接する摺動材5との間に適当な間隔を保ってゴ
ム状弾性体2から軸受け部分を突出してゴム状弾性体2
に挿入固定されている。
る。この摺動材5には、図に示すように、ゴム状弾性体
2への挿入保持を確実化するためにスプリングピン5a
が挿入されており、またゴム状弾性体2には該摺動材5
を挿入して保持する溝が形成されている。そして各摺動
材5は隣接する摺動材5との間に適当な間隔を保ってゴ
ム状弾性体2から軸受け部分を突出してゴム状弾性体2
に挿入固定されている。
【0039】上記のように構成された軸受においては、
ゴム状弾性体2が弾力性を有しているので、軸受として
の機能保持に優れている。また、複数の摺動材5と摺動
材5との間、つまりゴム状弾性体2の内周面と摺動材5
が保持する回転軸との間に水が存在でき、更に摺動材5
と摺動材5との間は軸芯方向に水が流通可能な溝となっ
ているので、水中軸受としての効果を発揮する。
ゴム状弾性体2が弾力性を有しているので、軸受として
の機能保持に優れている。また、複数の摺動材5と摺動
材5との間、つまりゴム状弾性体2の内周面と摺動材5
が保持する回転軸との間に水が存在でき、更に摺動材5
と摺動材5との間は軸芯方向に水が流通可能な溝となっ
ているので、水中軸受としての効果を発揮する。
【0040】本実施例では、図示のように摺動材5にス
プリングピン5aを突出構成しているので、軸心方向の
スラスト荷重に対応することができる。なお、摺動材5
をゴム状弾性体2の軸方向に断続的に形成することによ
り、前述の実施例のようにスラスト荷重に対応すること
ができる。
プリングピン5aを突出構成しているので、軸心方向の
スラスト荷重に対応することができる。なお、摺動材5
をゴム状弾性体2の軸方向に断続的に形成することによ
り、前述の実施例のようにスラスト荷重に対応すること
ができる。
【0041】また、ゴム状弾性体2の内周面には防止剤
3が塗布されているので、フジツボ等の水中生物や植物
が該軸受に付着して成長することを防止することができ
る。
3が塗布されているので、フジツボ等の水中生物や植物
が該軸受に付着して成長することを防止することができ
る。
【0042】また、ゴム状弾性体2を構成しているポリ
ウレタンゴムは、液状で成型開始することができ、接着
剤は不要であり、従来の接着剤のムラといった心配はな
く、また軽量に構成でき、製作工程も効率が良いものと
なる。
ウレタンゴムは、液状で成型開始することができ、接着
剤は不要であり、従来の接着剤のムラといった心配はな
く、また軽量に構成でき、製作工程も効率が良いものと
なる。
【0043】なお、設計時には、前述の実施例と同様次
の(1)〜(4)の事項を参酌することが望ましい。
の(1)〜(4)の事項を参酌することが望ましい。
【0044】(1)設計条件 HMWPEの許容応力、PUの許容応力、及び単位面積
当たり負荷のデータに基づいて行う。
当たり負荷のデータに基づいて行う。
【0045】(2)遠心方向負荷 受圧面積、及び耐荷重を算出して検討する。
【0046】(3)求心方向負荷(スプリングピンによ
る剪断強度) 剪断面積、許容剪断応力、及びスプリングピン1本で支
え得る剪断荷重を算出して検討する。
る剪断強度) 剪断面積、許容剪断応力、及びスプリングピン1本で支
え得る剪断荷重を算出して検討する。
【0047】(4)ウレタン部分の剪断強度 剪断面積、許容剪断応力、及びスプリングピン1本で支
え得る剪断荷重を算定して検討する。
え得る剪断荷重を算定して検討する。
【0048】以上により、製品としての信頼性が高くな
り、製作効率の良い製品化が可能となる。
り、製作効率の良い製品化が可能となる。
【0049】以上、本発明の軸受の実施例について説明
したが、摺動材としては摺動パットとしてゴム状弾性体
2と別体で形成し、該ゴム状弾性体2に一体的に交換可
能に取り付けられるように構成することが有益である。
したが、摺動材としては摺動パットとしてゴム状弾性体
2と別体で形成し、該ゴム状弾性体2に一体的に交換可
能に取り付けられるように構成することが有益である。
【0050】この場合、ポリウレタンゴムで形成された
ゴム状弾性体2に摺動パットを接着剤なしで密着させる
ことができ、面倒な接着工程は不要であるとともに、摺
動パットの挿入取付け及び取外しができるので、組立て
の工程管理がし易く、メンテナンスも容易である。ま
た、摺動パットは外筒1の寸法に合わせて切断して用い
ることができるので、コストや在庫管理の面からも利点
がある。
ゴム状弾性体2に摺動パットを接着剤なしで密着させる
ことができ、面倒な接着工程は不要であるとともに、摺
動パットの挿入取付け及び取外しができるので、組立て
の工程管理がし易く、メンテナンスも容易である。ま
た、摺動パットは外筒1の寸法に合わせて切断して用い
ることができるので、コストや在庫管理の面からも利点
がある。
【0051】なお、摺動パットの断面形状としては、種
々の実用状況に合わせて例えば台形など適宜選択できる
ことは言うまでもない。また、摺動パットの材料として
は、表1に示すようなものが使用可能である。
々の実用状況に合わせて例えば台形など適宜選択できる
ことは言うまでもない。また、摺動パットの材料として
は、表1に示すようなものが使用可能である。
【0052】
【表1】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軸受の優れた特性を生かし、安心して水中ポンプの駆動
軸、水車の軸、船舶の推進軸(プロペラシャフト)等の
保持に利用することができる。
軸受の優れた特性を生かし、安心して水中ポンプの駆動
軸、水車の軸、船舶の推進軸(プロペラシャフト)等の
保持に利用することができる。
【0065】また、使用する素材の材質特性により、耐
摩耗性を有し、支持する回転軸からの負荷衝撃等にも充
分に耐えられるように形成でき、小径軸用水中軸受も可
能になる。更に、ゴム状弾性体の液状での成型開始によ
って、また設計時の強度計算により、製造原価の無駄な
上昇を防止して性能の高い水中軸受を提供することがで
きる。
摩耗性を有し、支持する回転軸からの負荷衝撃等にも充
分に耐えられるように形成でき、小径軸用水中軸受も可
能になる。更に、ゴム状弾性体の液状での成型開始によ
って、また設計時の強度計算により、製造原価の無駄な
上昇を防止して性能の高い水中軸受を提供することがで
きる。
【0066】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す図
【図2】 図1の摺動材の形状を示す図
【図3】 本発明の他の実施例の構成を示す図
【図4】 図3の摺動材の形状を示す図
1 外筒 2 ゴム状弾性体 3 防止剤 4 摺動材 4a 突出条 5 摺動材5a スプリングピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−58333(JP,A) 実開 平4−44518(JP,U) 実開 昭63−36721(JP,U) 実開 平6−8816(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 17/00 - 17/26 F16C 33/00 - 33/28 B29D 31/02
Claims (2)
- 【請求項1】 筒状の外筒と、該外筒の内周面に設けた
ゴム状弾性体と、該ゴム状弾性体にその内周面から突出
するように配設した複数の摺動材とを備え、前記ゴム状
弾性体は弾性を有したポリウレタンゴムで形成し、前記
摺動材は前記ゴム状弾性体と別体で該ゴム状弾性体に形
成された溝に挿入して一体的に交換可能に超高分子ポリ
エチレンにより形成したことを特徴とする水中軸受。 - 【請求項2】 筒状の外筒と、該外筒の内周面に設けた
ゴム状弾性体と、該ゴム状弾性体にその内周面から突出
するように配設した複数の摺動材とを備え、前記ゴム状
弾性体は弾性を有したポリウレタンゴムで形成し、前記
摺動材は前記ゴム状弾性体と別体で該ゴム状弾性体に形
成された溝に挿入して一体的に交換可能に架橋ポリエチ
レンにより形成したことを特徴とする水中軸受。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07349797A JP3281977B2 (ja) | 1996-07-16 | 1997-03-26 | 水中軸受 |
KR1019970031742A KR980009989A (ko) | 1996-07-16 | 1997-07-09 | 베어링 및 그 제조방법과 베어링의 재고관리 시스템 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-186214 | 1996-07-16 | ||
JP18621496 | 1996-07-16 | ||
JP07349797A JP3281977B2 (ja) | 1996-07-16 | 1997-03-26 | 水中軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1082418A JPH1082418A (ja) | 1998-03-31 |
JP3281977B2 true JP3281977B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=26414642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07349797A Expired - Fee Related JP3281977B2 (ja) | 1996-07-16 | 1997-03-26 | 水中軸受 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3281977B2 (ja) |
KR (1) | KR980009989A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6068405A (en) * | 1998-05-15 | 2000-05-30 | Rexnord Corporation | Diametrically split composite spherical bearing and method of producing same |
EP1252450B1 (en) * | 2000-01-31 | 2010-12-01 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Polymeric bearing with elastomer |
JP4577822B2 (ja) * | 2004-10-01 | 2010-11-10 | Kemel株式会社 | 船尾管軸受用軸封装置 |
JP5034070B2 (ja) * | 2006-12-26 | 2012-09-26 | ミネベア株式会社 | ステッピングモータ |
KR100865070B1 (ko) * | 2007-07-10 | 2008-10-24 | 정옥희 | 하이브리드 복합재료 쇼울더 베어링과 그 제조방법 및하이브리드 복합재료 쇼울더 베어링을 가지는 회전체시스템 |
DE102007052427A1 (de) | 2007-11-02 | 2009-05-07 | Schaeffler Kg | Lageranordnung für ein Lager |
WO2014154031A1 (zh) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 浙江长盛滑动轴承股份有限公司 | 弹性轴套 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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