JP3281207B2 - インクジェットヘッドの駆動回路 - Google Patents

インクジェットヘッドの駆動回路

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JP3281207B2
JP3281207B2 JP00283495A JP283495A JP3281207B2 JP 3281207 B2 JP3281207 B2 JP 3281207B2 JP 00283495 A JP00283495 A JP 00283495A JP 283495 A JP283495 A JP 283495A JP 3281207 B2 JP3281207 B2 JP 3281207B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットヘッド
の駆動回路に関し、特にドロップオンデマンド(DO
D)型インクジェットヘッドの駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式としては、記録
信号が入力されたときにのみインクを吐出する所謂ドロ
ップオンデマンド(DOD)型方式が主流になってい
る。そして、DOD方式の中には、熱エネルギーによっ
てインク中に発生するバブルを利用する所謂バブルジェ
ット方式(特公昭61−59913号等)と圧電素子を
用いるピエゾアクチュエータ方式(特公昭60−895
3号公報等)がある。
【0003】後者のピエゾアクチュエータ方式のインク
ジェットヘッドは、ノズルと、ノズルが連通する液室
と、液室を加圧するための圧電素子とを備え、この圧電
素子にパルス状の駆動電圧を印加することで圧電素子を
伸縮させることによって液室のインクを加圧してノズル
からインク滴を噴射させるものである。
【0004】ところで、従来のインクジェットヘッドの
圧電素子に駆動電圧を印加する駆動回路としては、例え
ば図17(a)に示すように圧電素子に対して直線的に
パルスを立上げる台形状(又は三角形状)の波形を有す
る駆動電圧を生成出力するようにしたもの(特開昭59
−136266号公報参照)、あるいは同図(b)に示
すように圧電素子に対して滑らかに充電する時定数特性
を有する波形の駆動電圧を生成出力するようにしたもの
(特開昭51−104224号公報参照)等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のインクジェットヘッドの駆動回路にあっては、
インク吐出効率と、周波数応答性を両立させることが困
難であるという課題がある。すなわち、先ず、図17
(a)に示す波形(以下「波形a」という。)、同図
(b)に示す波形(以下「波形b」という。)の駆動電
圧の立ち上げ部による高調波成分は図18に示すように
なる。
【0006】ここで、波形aは上述したように圧電素子
に対して直線的(定電流)に立上がるために、波形bに
比べて充電終了時の直前直後の変化が大きく、高調波成
分が大きくなる。このように、高調波成分が大きいと、
圧電素子の駆動時に発生した液室の圧力波がインク吐出
後も減衰せず、繰返し応答周波数を低下させる。一方、
波形bは、圧電素子に対して滑らかに充電されるので、
高調波成分は波形aよりも低く、高周波数駆動が可能で
ある。
【0007】また、波形a,bでの駆動電圧で駆動した
場合のインク滴速度Vjと吐出体積Mjの関係を図19
に示している。ここで、波形bは、波形aに比べて吐出
体積Mjは変わらないが、インク滴吐出速度Vjが約3
5%低下する。これは、インク滴速度Vjは駆動電圧V
pの立ち上げ時間trで発生する圧力の大きさで決まる
が、吐出体積Mjは駆動電圧Vpとパルス幅Pwに依存
することによる。
【0008】さらに、波形a,bの立下がりとインク滴
吐出の様子を図20に示している。波形aの場合には、
同図(c)に示すように立下がり開始直後は波形bより
も傾きが鈍るために、液室に発生する負圧が小さくな
り、同図(a)に示すようにインク滴吐出後の不要な滴
S(サテライト)が発生する。また、波形bの場合に
は、不要サテライトが発生しない程度に負圧が発生し、
その後は圧力波が残留しないように徐々に時間の経過と
共に立ち下がる。
【0009】このように、波形aの駆動電圧はインク滴
吐出速度Vjは良いが、充電終了の直前直後、又は放電
開始の直前直後に波形が直線的に変化することから、高
調波成分を多く含み、インク吐出後の不要な残留圧力波
を増大させてしまうため、周波数応答性が劣化し、高周
波駆動には適していない。他方、波形bの駆動電圧は高
周波駆動には適しているが、インク吐出速度Vjが充分
でない。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、インクジェットヘッドの吐出効率及び周波数応
答性を向上する駆動回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め請求項1のインクジェットヘッドの駆動回路は、複数
のノズルと、各ノズルが連通する複数の液室と、各液室
を加圧するための複数の圧電素子とを備え、この圧電素
子に充電させることで前記液室のインクを加圧して前記
ノズルからインク滴を噴射させ、インク滴噴射後に前記
圧電素子を放電させるインクジェットヘッドにおいて、
前記圧電素子の駆動電圧をVpとし、この駆動電圧Vp
に対して、インク加圧時における前記圧電素子の充電電
圧の時間変化率(ΔVp/Δt)をαとし、充電期間を
trとしたときの充電期間tr中の前記時間変化率αの
最大値をαm、最小値をαn、α=αmの充電期間に上
昇する前記駆動電圧の電圧上昇分をVαmとするとき、
αmとαnとの関係が(1)式を充足するか、またはV
αmとVpとの関係が(2)式を充足し、インク減圧時
における前記圧電素子の放電電圧の時間変化率(ΔVp
/Δt)を−βとし、放電期間をtfとしたときの放電
期間tf中、放電開始直後の時間変化率を−β1、放電
終了時間直前の時間変化率を−βk、β<(Vp/t
f)となる放電時間をtfβとするとき、Vp/tfと
βk及びβ1の関係が(3)式を充足し、かつ、tfβ
とtfとの関係が(4)式を充足する波形を有する前記
駆動電圧を生成する波形生成手段を備えた。
【0012】
【数5】
【数6】
【数7】
【数8】
【0013】
【数6】 Vαm≧(1/2)*Vp ……(2)
【0014】
【数7】 β1>(Vp/tf)>βk ……(3)
【0015】
【数8】 tfβ≧(1/2)*tf ……(4)
【0016】請求項2のインクジェットヘッドの駆動回
路は、上記請求項1に記載のインクジェットヘッドの駆
動回路において、電源電圧をVsとするとき、駆動電圧
Vpと電源電圧Vsとの関係が、VpがVsの9/10
以下である構成とした。
【0017】請求項3のインクジェットヘッドの駆動回
路は、上記請求項1又は2のインクジェットヘッドの回
路において、前記波形成生成手段が第1の前記電源電圧
Vsとこの第1の電源電圧Vsより低い第2の電源電圧
Vpdに基づいて前記駆動電圧を生成する構成とした。
【0018】請求項4のインクジェットヘッドの駆動回
路は、上記請求項3に記載のインクジェットヘッドの駆
動回路において、前記第1の電源電圧Vsを抵抗比分圧
して前記第2の電源電圧Vpdを生成する手段を設け
た。
【0019】請求項5のインクジェットヘッドは、上記
請求項3に記載のインクジェットヘッドの駆動回路にお
いて、前記第1の電源電圧Vsから前記第2の電源電圧
Vpdを生成するツェナダイオードを設けた。
【0020】請求項6のインクジェットヘッドの駆動回
路は、上記請求項1乃至5のいずれかのインクジェット
ヘッドの駆動回路において、前記駆動電圧を前記複数の
圧電素子の+側の共通に接続した共通電極を介して前記
複数の圧電素子に印加する構成とした。
【0021】
【作用】請求項1のインクジェットヘッドの駆動回路
は、インク加圧時において前記(1)式又は(2)式
満足することによって、波形の立ち上げ部で発生する高
調波成分が小さく、インク滴吐出速度の低下を少なくで
き、周波数応答性が向上し、インク減圧時において前記
(3)式及び(4)式を満足することによって、不要な
サテライトを防止できると共に、インク吐出速度Vjの
低下も少なく、インク吐出効率が向上する。
【0022】請求項2のインクジェットヘッドの駆動回
路は、上記請求項1に記載のインクジェットヘッドの駆
動回路において駆動電圧Vpと電源電圧Vsとの関係
が、VpがVsの9/10以下である構成としたので、
請求項1の駆動波形を容易に得ることができる。
【0023】請求項3のインクジェットヘッドの駆動回
路は、上記請求項1又は2のインクジェットヘッドの駆
動回路において、波形生成手段が第1の電源電圧Vsと
この第1の電源電圧Vsより低い第2の電源電圧Vpd
に基づいて駆動電圧を生成する構成としたので、精度の
高い駆動波形を得ることができる。
【0024】請求項4のインクジェットヘッドの駆動回
路は、上記請求項3に記載のインクジェットヘッドの駆
動回路において、第1の電源電圧Vsを抵抗比分圧して
第2の電源電圧Vpdを生成する手段を設けたので、低
コストでヘッド特性のバラツキ補正などの駆動電圧の制
御が容易になる。
【0025】請求項5のインクジェットヘッドの駆動回
路は、上記請求項3に記載のインクジェットヘッドの駆
動回路において、第1の電源電圧Vsから第2の電源電
圧Vpdを生成するツェナダイオードを設けたので、低
コスト、省スペースで実装することができる。
【0026】請求項6のインクジェットヘッドの駆動回
路は、上記請求項1乃至5のいずれかのインクジェット
ヘッドの駆動回路において、駆動電圧を複数の圧電素子
の+側の共通に接続した共通電極を介して複数の圧電素
子に印加する構成としたので、ヘッドの小型化、低コス
ト化を図れ、プリンタ本体との信号線本数を大幅に減少
できる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1は本発明の一実施例を示すブロック図、
図2は図1のインクジェットヘッドの液室ユニットを除
いた平面図、図3は図2のA−A線に沿う液室ユニット
を含む断面図、図4は図2のB−B線に沿う図3と同様
な断面図である。
【0028】このインクジェットヘッドの駆動回路は、
方形状パルスからインク加圧時において前記数式1又は
2を満足し、インク減圧時において前記数式3及び4を
満足する電圧波形を生成する波形生成手段Aと、この波
形生成手段Aの出力をインクジェットヘッドHの複数の
圧電素子P,P…に出力する低インピーダンス手段Bと
からなり、インクジェットヘッドHの圧電素子P,P…
には駆動する圧電素子Pを選択する選択手段Cからの信
号が与えられる。
【0029】波形生成手段Aは、ROM、D/Aコンバ
ータ又は他のパルス発生回路と微積分回路、クリップ回
路、クランプ回路などの波形変形回路で構成できる。低
インピーダンス手段Bは、バッファアンプ、SEPP
(Single Ended Push Pull)等で構成される低
インピーダンス増幅器からなる。選択手段Cは、シフト
レジスタ回路、ラッチ回路及びインクジェットヘッドH
の各圧電素子P(チャンネル、なお、チャンネルとは、
ノズル、加圧液室及び圧電素子からなる部分の意味で用
いる。)に対応したトタンジスタとダイドードアレイか
らなる。なお、低インピーダンス回路を用いることで駆
動電圧波形の出力は圧電素子に対して低インピーダンス
出力となり、圧電素子のバラツキや駆動チャンネル数に
よって波形が歪むことがない。
【0030】インクジェットヘッドは、アクチュエータ
ユニット1と、このアクチュエータユニット1上に接合
された液室ユニット2とからなる。アクチュエータユニ
ット1は、セラミック、ガラスエポキシ樹脂等からなる
基板3上に複数の積層型圧電素子を列状に配置(列設)
してなる2列の圧電素子列4,4及びこれら2列の圧電
素子列4,4の周囲を取り囲むフレーム部材5を接合剤
6によって接合している。圧電素子列4は、インクを液
滴化して飛翔させるための駆動パルスが与えられる複数
の圧電素子(これを「駆動部圧電素子」という。)7,
7…と、駆動部圧電素子7,7間に位置し、駆動パルス
が与えられずに単に液室ユニット固定部材となる複数の
圧電素子(これを「固定部圧電素子」という。)8,8
…とを交互に配置したバイピッチ構造としている。
【0031】液室ユニット2は、ダイアフラム部11を
形成した振動板12上に、加圧液室、共通インク流路等
を形成する2枚の感光性樹脂フィルム(ドライフィルム
レジスト)20,21からなる液室流路形成部材13を
接着し、この液室流路形成部材13上に複数のノズル1
5を形成したノズルプレート16を接着してなる。これ
ら振動板12、液室流路形成部材13及びノズルプレー
ト16によって、圧電素子列4の各駆動部圧電素子7,
7…に対向するダイヤフラム部11を有するそれぞれ略
独立した複数の加圧液室17を形成すると共に、加圧液
室17の両側に流体抵抗部23,23を形成し、これら
流体抵抗部23,23の外側に共通液室24,24をそ
れぞれ形成している。
【0032】そして、アクチュエータユニット1の基板
3上には各圧電素子列4,4の内側にすべての圧電素子
P(駆動部圧電素子7及び固定部圧電素子8)の+側を
接続した共通電極パターン25を設けて、この共通電極
パターン25にプリンタ本体側の低インピーダンス手段
Bに接続(結線)して、駆動電圧を印加するようにして
いる。このようにすることで、プリンタ本体側との結線
数を著しく減少させることができる。
【0033】また、各圧電素子列4,4の外側に各圧電
素子P毎に分割した選択電極パターン26を設けて、こ
の選択電極パターン26に選択手段Cからの信号を入力
することによって、駆動する圧電素子P(駆動部圧電素
子7のみ対象となる。)を選択するようにしている。こ
こで、前記選択手段Cを構成するシフトレジスタ回路、
ラッチ回路及び各チャンネルに対応したトランジスタと
ダイオードアレイは容易に1チップ化が可能であり、こ
のICチップをヘッド基板3の一部、側面、表面、裏面
等に取付けることができ、ヘッドの小型化、低コスト化
を図れる。このチップ化した選択手段Cの出力端子は選
択電極パターン26に接続し、入力信号(ラッチ、クロ
ック、イネーブル信号)系はプリンタ本体にFPCケー
ブルを介して接続する。なお、選択電極パターン26の
各選択電極とチップ化した選択手段Cの出力端子ピッチ
がほぼ一致する場合には、両者をワイヤボンディング、
バンプ(金、ハンダ等)などで直接接合することでき
る。
【0034】そこで、インクジェットヘッドHの圧電素
子Pに印加する駆動電圧の波形について説明する。先
ず、図5に示すような波形(以下「本波形」という。)
の駆動電圧を圧電素子Pに印加して実験を行った。本波
形は、パルス幅Pwで、圧電素子の駆動電圧Vpに対し
て、インク加圧時(波形の立ち上げ部)における圧電素
子の充電電圧の時間変化率(ΔVp/Δt)をαとした
とき、充電期間tf中に3つの時間変化率(傾き)α
1,α2,α3を持ち、傾きαの最大値αm=α1、最
小値αn=α3である。また、傾きの最大値αmの充電
期間に上昇する電圧上昇分はVαmである。
【0035】ここで、Vαm=(1/2)*Vpの条件
の下で、傾きαの最小値αn(=α3)を最大値αm
(=α1)に対して変化させてインク滴吐出速度Vjの
変化を実験したところ、図6に示すように、最小値αn
が最小値αmの1/8より小さくなると、インク滴吐出
速度Vjが急激に低下した。
【0036】これより、インク加圧時(波形の立ち上げ
部)における圧電素子の充電期間trの時間変化率(Δ
Vp/Δt)、すなわち傾きαの最大値αmと最小値α
nとを、(1)の条件を満足するように設定すること
で、傾きαの最大値αm=最小値αnとする波形(リニ
アに立ち上がる波形)のインク滴吐出速度Vjに対して
その低下が少ない(30%以内)インク滴吐出速度Vj
が得られることが分る。
【0037】
【数9】
【0038】また、傾きα≧(1/2)*αmの条件の
下で、傾きの最大値αmの充電時間に上昇する電圧分V
αmを駆動電圧Vpに対して変化させてインク滴吐出速
度Vjの変化を実験したところ、図7に示すように電圧
の上昇分Vαmが駆動電圧Vpの1/2より小さくなる
と、インク滴吐出速度Vjが急激に低下した。
【0039】これより、インク加圧時(波形の立ち上げ
部)における圧電素子の充電期間trの時間変化率(Δ
Vp/Δt)、すなわち傾きαが最大値αmの充電時間
に上昇する電圧分Vαmを、駆動電圧Vpに対して、
(2)式の条件を満足するように設定することで、リニ
アに立ち上がる波形のインク滴吐出速度Vjに対してそ
の低下が少ない(20%以内)インク滴吐出速度Vjが
得られることが分る。
【0040】
【数10】 Vαm≧(1/2)*Vp ……(2)
【0041】したがって、インク加圧時において(1)
式又は(2)式の条件を満足することによって所望のイ
ンク滴吐出速度Vjが得られ、しかも上記条件の傾きα
を持つ波形の立ち上げ部では発生する高調波成分も小さ
い。
【0042】一方、本波形は、圧電素子の駆動電圧Vp
に対して、インク減圧時(波形の立ち下げ部)における
圧電素子の放電電圧の時間変化率(ΔVp/Δt)を−
βとしたとき、放電期間tf中3つの傾き(時間変化
率)−β1,−β2,−β3を持ち、放電開始直後の時
間変化率は−β1、放電終了時間直前の時間変化率−β
kは−β3である。
【0043】ここで、β<(Vp/tf)なる放電時間
をtfβとするとき、(Vp/tf)とβk(=β3)
及びβ1の関係は(3)式を満足し、かつ、放電時間t
fβと放電期間tfとの関係は(4)式を満足してい
る。
【0044】
【数11】 β1>(Vp/tf)>βk ……(3)
【0045】
【数12】 tfβ≧(1/2)*tf ……(4)
【0046】したがって、放電開始直後では、直線的に
放電させた場合よりも傾きβ1は大きくなり、液室に適
当な負圧が発生するので、インク滴吐出後の不要サテラ
イトを抑制できると共に、全放電時間tfの(1/2)
以上の時間は傾きβが小さい(tfβ≧(1/2)*t
f)ので、残留圧力波を効率的に低減することができ
る。tfβ<(1/2)*tfの場合には、残留圧力波
が減衰仕切れず、駆動周波数によっては不要サテライト
が発生してしまう。
【0047】以上のように、インク加圧時(立ち上げ
部)で(1)式又は(2)式の条件を満足し、インク減
圧時(立ち下げ部)で(3)式及び(4)式の条件を満
足する波形を有する駆動電圧を圧電素子に印加すること
によって、周波数応答性が向上して高周波駆動が可能に
なると共に、インク吐出速度Vjの低下も少なく、両者
を両立させることが可能になる。
【0048】本波形と同様な条件を満足する他の波形を
図8、図9及び図10に示している。図8の波形は、立
ち上げ(充電)開始時に傾きの最大値αmを持ち、駆動
電圧Vp直前に傾きの最小値αnを有し、立ち下げ(放
電)は滑らかな曲線とするパルス幅Pwの波形である。
図9の波形は、立ち上げ(充電)開始時に傾きの最大値
αmを持ち、駆動電圧Vp直前に傾きの最小値αnを有
し、立ち下げ(放電)は滑らかな曲線とする立ち上げ後
直ちに立ち下げを開始する波形である。図10の波形
は、立ち上げ後所定の時間経過後から傾きの最大値αm
を持ち、駆動電圧Vp直前に傾きの最小値αnを有し、
立ち下げ(放電)は滑らかな曲線とするパルス幅Pwの
波形である。
【0049】次に、図1に示す波形生成手段A及び低イ
ンピーダンス手段Bの具体的実施例について図11を参
照して説明する。この実施例は定電圧駆動回路であり、
上記の図8に示す波形の駆動電圧を生成出力する。
【0050】この定電圧駆動回路は、入力信号が与えら
れる入力端子INをバッファBを介してトランジスタT
r1のベースに、インバータIを介してトランジスタT
r2のベースにそれぞれ接続し、これらトランジスタT
r1のコレクタには第1の電源電圧Vsを給電し、トラ
ンジスタTr2のエミッタは接地している。
【0051】これらのトランジスタTr1のエミッタと
トランジスタTr2のコレクタとの間を、抵抗raとダ
イオードD1の直列回路と抵抗rbとダイオードD2の
直列回路との並列回路に接続し、これらダイオードD
1,D2間をa点に接続し、a点と接地間にコンデンサ
Ckを接続して、抵抗raとコンデンサCkで充電時の
時定数回路を、抵抗rbとコンデンサCkで放電時の時
定数回路を構成している。また、コンデンサCkと抵抗
ra及び抵抗rb間に接続されるa点をダイオードDk
を介して第2の電源電圧Vpd(Vpd<Vs)に接続
している。このダイオードDkがクリップ回路31とな
る。
【0052】そして、a点をトランジスタTr3〜Tr
6からなる低インピーダンス回路の入力側であるトラン
ジスタTr3のベースとトランジスタTr4にベースと
の間に接続し、出力側となるトランジスタTr5のエミ
ッタとトランジスタTr6のコレクタとの間をヘッドH
の複数の圧電素子Pの共通端子COMに接続している。
【0053】このように構成した定電圧駆動回路におい
ては、入力端子INにパルス状入力信号が入力される
と、バッファBを介してトランジスタTr1がオン状
態、インバータIを介してトランジスタTr2がオフ状
態になり、第1の電源電圧Vsによって図12に示すよ
うに抵抗raとコンデンサCkで決まる時定数でコンデ
ンサCkの充電が開始される。このとき、a点にはダイ
オードDk(降下電圧Vd)を介して第2の電源電圧V
pに接続されているため、同図に示すように、コンデン
サCkの充電電圧は第1の電源電圧Vsまで上がらず、
電圧Vp(Vp=Vpd−Vd)にクリップされ、この
電圧が駆動電圧Vpの最大値となる。
【0054】また、入力端子INにパルス状入力信号が
入力されなくなると、バッファBを介してトランジスタ
Tr1がオフ状態、インバータIを介してトランジスタ
Tr2がオン状態になり、同図に示すように抵抗rbと
コンデンサCkで決まる時定数でコンデンサCkの放電
が行われる。
【0055】このようにして、同図に示すような前述し
た条件を満足する波形が生成されて、a点から低インピ
ーダンス回路を介してインクジェットヘッドHの複数の
圧電素子Pに印加される。そして、第1の電源電圧Vs
と第2の電源電圧Vpとに基づいて駆動電圧の波形を生
成することによって、容易に低コストで実装が可能にな
る。
【0056】ところで、このときに生成される波形につ
いての第2の電源電圧Vpd、第1の電源電圧Vs、充
電時の傾き(時間変化率)αの関係を図13に示してい
る。ここで、第1の電源電圧Vsに対して第2の電源電
圧Vpdは可変電圧とすると、第2の電源電圧Vpdを
小さくするほど傾きαの最小値αnを急峻にすることが
できる。駆動電圧Vpが、Vp<0.9*Vsの関係、
より好適には、Vp≦0.7*Vsの関係を充足するよ
うに第2の電源電圧Vpdを設定する(Vs=一定)こ
とにより、αn>(1/8)*αm(αm=α1)とな
って、インク滴吐出速度Vjの低下は殆どなく、しか
も、高調波成分が低減できるので、高周波駆動が可能に
なる。
【0057】また、第2の電源電圧Vpdを一定にした
場合には、第1の電源電圧Vsを高くすることで、傾き
の最小値αnが大きくなり、傾きの最小値αnを傾きの
最大値αmに近づけることができ、インク吐出速度Vj
の効率を上げることができる。なお、第1の電源電圧V
s=第2の電源電圧Vpdとした場合には図12に破線
で示す波形(αn=0)になり、従来と同様にインク吐
出速度Vjが著しく低下することになる。
【0058】次に、定電圧駆動回路の他の例について図
14乃至図16を参照して説明する。先ず、図14に示
す定電圧駆動回路は、抵抗r1,r2、可変抵抗r3と
ダイオードDk及び電流補償用の電界コンデンサCから
なるクリップ回路32を備えたものである。このクリッ
プ回路32においては、第1の電源電圧Vsを抵抗r1
と可変抵抗t3及び抵抗r2の直列回路とで抵抗比分圧
し、この分圧点bの電圧を第2の電源電圧Vpdとして
用いる。これにより、コンデンサCkは、Vp=Vs*
{(r2+r3)/(r1+r2+r3)}−Vdまで
充電されることになる。
【0059】このように、第1の電源電圧Vsから抵抗
比分圧によって第2の電源電圧Vpdを生成することに
よって、低コストでしかも温度補償やヘッド特性のバラ
ツキ補正などの駆動電圧制御を容易に行うことが可能に
なる。
【0060】図15に示す定電圧駆動回路は、上記クリ
ップ回路32で生成した第2の電源電圧Vpdを低イン
ピーダンス出力段の電源電圧として給電するようにした
ものである。このようにすれば、低インピーダンス回路
のトランジスタ損失が小さく抑えられるが、図14の定
電圧駆動回路の構成よりもクリップ回路32の電界コン
デンサCの容量が大きくなる。
【0061】図16に示す定電圧駆動回路は、ツェナダ
イオードZDとダイオードDkからなるクリップ回路3
3を備えたものである。この場合には、ツェナダイオー
ドZDのツェナ電圧Vzが第2の電源電圧Vpdとなる
(Vz=Vpd)となって圧電素子に印加する駆動電圧
Vpはツェナ電圧Vzで決まることになる。したがっ
て、ヘッド特性の電圧制御を行う場合には、ツェナ電圧
Vzが異なる複数のツェナダイオードを選択すればよ
い。
【0062】このように、第2の電源電圧Vpdを第1
の電源電圧Vsからツェナダイオードを用いて生成する
ことによって、低コストでしかも省スペースでの実装が
可能になる。
【0063】なお、上記実施例ではノズルの開口方向を
圧電素子の変位方向と同軸上にしたサイドシュータ方式
のインクジェットヘッドに適用した例で説明したが、ノ
ズルの開口方向を圧電素子の変位方向と直交する方向に
したエッジシュータ方式のインクジェットヘッドにも適
用することができる。さらに上記実施例では駆動部圧電
素子と固定部圧電素子とを交互に配列したバイピッチ構
造としたが、すべての圧電素子を駆動部とするノーマル
ピッチ構造にすることもでき、上記実施例の説明中の固
定部圧電素子8も駆動部圧電素子7となる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のインク
ジェットヘッドの駆動回路によれば、インク加圧時にお
いて前記(1)式1又は(2)式を満足し、インク減圧
時において前記(3)式及び(4)式を満足する波形を
有する駆動電圧を生成する波形生成手段を備えたので、
周波数応答性が向上して高周波駆動が可能になり、しか
もインク吐出速度の低下も少なく、インク吐出効率が向
上する。
【0065】請求項2のインクジェットヘッドの駆動回
路によれば、上記請求項1の駆動回路において駆動電圧
Vpと電源電圧Vsとの関係が、VpがVsの9/10
以下である構成としたので、請求項1の条件を満足する
駆動波形を容易に得ることができる。
【0066】請求項3のインクジェットヘッドの駆動回
路によれば、上記請求項1又は2の駆動回路において、
波形生成手段が第1の電源電圧Vsとこの第1の電源電
圧Vsより低い第2の電源電圧Vpdに基づいて駆動電
圧を生成する構成としたので、精度の高い駆動波形を得
ることができる。
【0067】請求項4のインクジェットヘッドの駆動回
路によれば、上記請求項3の駆動回路において、第1の
電源電圧Vsを抵抗比分圧して第2の電源電圧Vpdを
生成する手段を設けたので、低コストでヘッド特性のバ
ラツキ補正などの駆動電圧の制御が容易になる。
【0068】請求項5のインクジェットヘッドの駆動回
路によれ、上記請求項3の駆動回路において、第1の電
源電圧Vsから第2の電源電圧Vpdを生成するツェナ
ダイオードを設けたので、低コスト、省スペースで実装
することができる。
【0069】請求項6のインクジェットヘッドの駆動回
路によれば、上記請求項1乃至5のいずれかの駆動回路
において、駆動電圧を複数の圧電素子の+側び共通に接
続した共通電極を介して複数の圧電素子に印加する構成
としたので、ヘッドの小型化、低コスト化を図れ、プリ
ンタ本体との信号線本数を大幅に減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】図1のインクジェットヘッドの液室ユニットを
除いた平面図
【図3】図2のA−A線に沿う液室ユニットを含む断面
【図4】図2のB−B線に沿う図3と同様な断面図
【図5】本発明に係る駆動電圧波形の一例を示す波形図
【図6】図5の波形を用いたときの充電電圧の傾きとイ
ンク吐出速度との関係の一例を示す線図
【図7】図5の波形を用いたときの充電電圧の傾きの最
大値の電圧上昇分とインク吐出速度との関係の一例を示
す線図
【図8】本発明に係る駆動電圧波形の他の第1例を示す
波形図
【図9】本発明に係る駆動電圧波形の他の第2例を示す
波形図
【図10】本発明に係る駆動電圧波形の他の第3例を示
す波形図
【図11】本発明に係る駆動回路の具体例を示す回路図
【図12】図11の駆動回路の駆動波形を示す波形図
【図13】図11の駆動回路の第2の電源電圧と傾きの
最小値との関係を示す線図
【図14】本発明に係る駆動回路の他の第1具体例を示
す回路図
【図15】本発明に係る駆動回路の他の第2具体例を示
す回路図
【図16】本発明に係る駆動回路の他の第3具体例を示
す回路図
【図17】従来の駆動波形の異なる例を示す波形図
【図18】図17の駆動波形に含まれる高調波成分を示
す線図
【図19】図17の駆動波形を用いた場合のインク滴吐
出速度、吐出体積の比較を示す線図
【図20】図17の駆動波形を用いた場合のインク滴吐
出状態を示す説明図
【符号の説明】
1…アクチュエータユニット、2…液室ユニット、3…
基板、4…圧電素子列、5…フレーム部材、7…駆動部
圧電素子、8…固定部圧電素子、11…ダイアフラム
部、12…振動板、13…液室流路形成部材、15…ノ
ズル、16…ノズルプレート、17…加圧液室、25…
共通電極パターン、26…選択電極パターン、31〜3
3…クリップ回路、A…波形生成手段、B…低インピー
ダンス出力手段、C…選択手段、H…インクジェットヘ
ッド、P…圧電素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/045 B41J 2/055

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルと、各ノズルが連通する複
    数の液室と、各液室を加圧するための複数の圧電素子と
    を備え、この圧電素子に充電させることで前記液室のイ
    ンクを加圧して前記ノズルからインク滴を噴射させ、イ
    ンク滴噴射後に前記圧電素子を放電させるインクジェッ
    トヘッドにおいて、 前記圧電素子の駆動電圧をVpとし、 この駆動電圧Vpに対して、インク加圧時における前記
    圧電素子の充電電圧の時間変化率(ΔVp/Δt)をα
    とし、充電期間をtrとしたときの充電期間tr中の前
    記時間変化率αの最大値をαm、最小値をαn、α=α
    mの充電期間に上昇する前記駆動電圧の電圧上昇分をV
    αmとするとき、αmとαnとの関係が(1)式を充足
    するか、またはVαmとVpとの関係が(2)式を充足
    し、 インク減圧時における前記圧電素子の放電電圧の時間変
    化率(ΔVp/Δt)を−βとし、放電期間をtfとし
    たときの放電期間tf中、放電開始直後の時間変化率を
    −β1、放電終了時間直前の時間変化率を−βk、β<
    (Vp/tf)となる放電時間をtfβとするとき、V
    p/tfとβk及びβ1の関係が(3)式を充足し、か
    つ、tfβとtfとの関係が(4)式を充足する波形を
    有する前記駆動電圧を生成する波形生成手段を備えたこ
    とを特徴とするインクジェットヘッドの駆動回路。 【数1】 【数2】 【数3】 【数4】
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェットヘッド
    の駆動回路において、電源電圧をVsとするとき、駆動
    電圧Vpと電源電圧Vsとの関係が、VpがVsの9/
    10以下であることを特徴とするインクジェットヘッド
    の駆動方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のインクジェット
    ヘッドの回路において、前記波形生成手段が第1の前記
    電源電圧Vsとこの第1の電源電圧Vsより低い第2の
    電源電圧Vpdとに基づいて前記駆動電圧を生成するこ
    とを特徴とするインクジェットヘッドの駆動回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のインクジェットヘッド
    の駆動回路において、前記第1の電源電圧Vsを抵抗比
    分圧して前記第2の電源電圧Vpdを生成する手段を設
    けたことを特徴とするインクジェットヘッドの駆動回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のインクジェットヘッド
    の駆動回路において、前記第1の電源電圧Vsから前記
    第2の電源電圧Vpdを生成するツェナダイオードを設
    けたことを特徴とするインクジェットヘッドの駆動回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかのインクジェ
    ットヘッドの駆動回路において、前記駆動電圧を前記複
    数の圧電素子の+側に共通に接続した共通電極を介して
    前記複数の圧電素子に印加することを特徴とするインク
    ジェットヘッドの駆動回路。
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