JP3280682B2 - 動き検出回路及びこれを用いた画像装置 - Google Patents

動き検出回路及びこれを用いた画像装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の動き検出回
路に関し、詳しくは、NTSC信号或いはNTSC方式
に変換されたMUSE信号に対して動き適応型の高画質
化処理を行なうのに適した動き検出信号を作成する手段
に関する。
【0002】
【従来の技術】高品位テレビジョン方式の映像信号(例
えば、MUSE信号)を標準テレビジョン方式(例え
ば、NTSC方式)に変換する(具体的には、走査線構
造をNTSC方式に変換する)MUSE/NTSCダウ
ンコンバータについては、例えば、特開昭59−703
69号公報,特開平3−55986号公報に記載されて
いる。
【0003】また、標準テレビジョン方式の映像信号
(NTSC信号)の動き検出については、特開昭62−
145983号,特開昭63−59188号公報に記載
されている。
【0004】従来のMUSE/NTSCダウンコンバー
タは、高品位テレビジョン方式の映像信号(MUSE信
号)をフィールド内処理(動画処理)を基本として、標
準テレビジョン方式(NTSC方式)に変換(ダウンコ
ンバート)していた。従って、静止画時、そのMUSE
/NTSCダウンコンバータで変換された映像信号(即
ち、NTSC方式に変換されたMUSE信号)には、M
USE方式特有の折り返し成分が混入してしまう。
【0005】上記折り返し成分を抑圧するためにはフィ
ールドメモリまたはフレームメモリを用いた適応処理が
必要であり、かつ、この適応処理を行う上で動き検出信
号が必要となる。しかし、従来のMUSE/NTSCダ
ウンコンバータでは、NTSC方式に変換されたMUS
E信号に対する動き検出について全く考慮されていなか
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】高品位テレビジョン方
式の映像信号(MUSE信号)は、画面のアスペクト比
が16:9と横長であるのに対し、標準テレビジョン方
式の映像信号(NTSC信号)用の表示装置は一般的に
画面のアスペクト比が4:3となっている。
【0007】従って、高品位テレビジョン方式の映像信
号(MUSE信号)をMUSE/NTSCダウンコンバ
ータで標準テレビジョン方式(NTSC方式)に変換し
て表示する場合、画面の左右を切り取って表示するモー
ド(以下、サイドカットモードと記す)や、アスベクト
比を換えずに全画面を表示するモード(以下、レターボ
ックスモードと記す)、横長の画面をアスペクト比4:
3に目一杯表示するモード(以下、スクイーズモードと
記す)等、表示モードに応じて種々の変換方法がある。
【0008】この際、表示モードによって、画面上に表
示される画像の情報量が異なるため、MUSE/NTS
Cダウンコンバータで変換された映像信号(即ち、NT
SC方式に変換されたMUSE信号)の持つ信号帯域が
異なり、おのずと静止画時に混入する折り返し成分の信
号帯域も異なってくる。
【0009】この折り返し成分を含んだ映像信号(NT
SC方式に変換されたMUSE信号)を、動き適応型高
画質化処理を行うEDTV等で処理すると、折り返し成
分の影響で、静止画を動画と判定してしまい、正確な動
き適応処理が出来なくなる。従って、MUSE/NTS
Cダウンコンバータの出力する映像信号(NTSC方式
に変換されたMUSE信号)をEDTV等で動き適応処
理する際は、折り返し成分の影響で静止画を動画と判定
しない様に、MUSE/NTSCダウンコンバータの出
力する映像信号(NTSC方式に変換されたMUSE信
号)に適した動き検出を行わなければならない。
【0010】本発明の目的は、MUSE/NTSCダウ
ンコンバータ等の出力する折り返し成分を含んだ映像信
号(例えば、NTSC方式に変換されたMUSE信号)
に適した動き検出信号を作成することにより、入力する
映像信号に最適な動き適応の高画質化処理を実現する技
を提供する事にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、映像信号から、該映像信号による画像の動き
を検出し、その動きに応じた動き検出信号を出力する動
き検出手段と、該動き検出手段からの動き検出信号を入
力し、水平方向及び垂直方向の低域信号成分のみを通過
して出力する水平・垂直ローパスフィルタ処理手段と、
該水平・垂直ローパスフィルタ処理手段からの出力信号
を入力し、該出力信号に対し、水平方向,垂直方向,時
間軸方向に動き領域を拡大する処理を施して、出力する
動き領域拡大処理手段と、制御手段と、を設け、該制御
手段が、前記映像信号の種類、またはサイドカットモー
ド,スクイーズモード等の表示モードに応じて、前記水
平・垂直ローパスフィルタ処理手段における水平方向の
信号通過帯域か、前記水平・垂直ローパスフィルタ処理
手段における垂直方向の信号通過帯域か、或いは前記動
き領域拡大処理手段における拡大すべき動き領域のう
ち、少なくとも一つ以上を変化させるようにした。
【0012】
【作用】前記制御手段は、フレーム間差信号又はフィー
ルド間差信号に対して、水平・垂直方向の低域信号成分
を抽出する前記水平・垂直ローパスフィルタ処理手段を
制御して、前記映像信号の種類に応じて、その通過帯域
を切り換え、例えば、NTSC信号受信時はその通過帯
域を広く、MUSE信号受信時はその通過帯域を狭く選
ぶ。
【0013】また、前記制御手段は、前記水平・垂直ロ
ーパスフィルタ処理手段と同様、前記動き領域拡大処理
手段を制御して、NTSC信号受信時とMUSE信号受
信時とで拡大すべき動き領域の切り換えを行う。
【0014】また、前記制御手段は、表示モードにも応
じて制御する。すなわち、前述の通通過帯域又は動き領
域を、スクイーズモードに比べてサイドカットモードの
場合に、狭帯域に設定する。
【0015】これにより、映像信号により異なるフレー
ム又はフィールド間差信号内に含まれる折り返し妨害成
分を各々最適に抑圧することができ、また、各々に適し
た動き検出信号を得ることにより、動き検出信号の帯域
等を切り換えなかった場合に生じる画質劣化を防ぎ、各
々に適した高画質化処理を実現することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。なお、実施例の説明にあたっては、現行の標
準テレビジョン方式の映像信号として、走査線数525
本,フレーム周波数30Hz、飛び越し走査の信号(以
下、525/30と記す)であるNTSC信号と、高品
位テレビジョン方式の映像信号として、走査線数112
5本,フレーム周波数30Hz,飛び越し走査の信号
(以下、1125/30と記す)であるMUSE信号
を、例にとって説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1において、1は動き検出部、101は入力
端子、102は動き適応型高画質化信号処理回路(以
下、EDTV処理部と記す)、103は出力端子、10
4は動き検出用時空間フィルタ、105は水平方向ロー
パスフィルタ(以下、LPFと記す)、106は垂直方
向LPF、107は最大値選択回路、108は水平軸方
向拡大回路、109は垂直軸方向拡大回路、110はフ
ィールドメモリ、111はマイコン、112はMUSE
/NTSC識別信号入力端子、113は表示モード切り
換え信号入力端子、114は動き検出信号入力端子、1
15は動き検出信号出力端子、116は係数器、117
は時間軸方向拡大回路である。なお、フィールドメモリ
110、係数器116、最大値選択回路107はテンポ
ラルフィルタを構成する。
【0018】入力端子101には、NTSC信号か、或
いは、MUSE/NTSCダウンコンバータ(図示せ
ず)でNTSC方式に変換されたMUSE信号が入力さ
れる。入力端子101から、例えば、NTSC信号が入
力された場合、その信号はEDTV処理部102に導か
れ、さらに標準テレビジョン方式の映像信号の1または
2フレーム間差信号または差信号の絶対値を取った成分
を検出したり、画像の水平・垂直エッジを検出して該差
信号を非線形に制御する為の動き検出回路1に導かれ
る。
【0019】この動き検出回路1から出力された動き検
出信号を、水平方向LPF105、垂直方向LPF10
6、最大値選択回路107、水平軸方向拡大回路10
8、垂直軸方向拡大回路109、時間軸方向拡大回路1
17で構成される動き検出用時空間フィルタ104を通
すことによって、動き領域を時間・水平・垂直方向の3
次元空間に広げ、上記EDTV処理部102を制御す
る。EDTV処理部102は、動き検出用時空間フィル
タ104から得る動き検出信号を用い、画像の動きに適
応してライン又はフレームくし型フィルタ処理によるY
/C分離や走査線補間処理を行っている。
【0020】一方、マイコン111には、入力端子10
1に入力される入力信号の内容がMUSE/NTSC識
別信号として入力端子112より導かれると共に、表示
モードの内容が表示モード切り換え信号として入力端子
113より導かれる。マイコン111は、これらの信号
に基づいて、水平方向LPF105、垂直方向LPF1
06、水平軸方向拡大回路108、垂直軸方向拡大回路
109、時間軸方向拡大回路117を制御する。
【0021】先ず、水平方向LPF105、垂直方向L
PF106に対する制御について説明する。図2は図1
における水平方向LPF105の一構成例を示すブロッ
ク図であり、同図において、301は入力端子、302
はマイコン111から得る帯域切り換え用制御信号の入
力端子、303、304、305、306、307は水
平方向遅延素子、308、309、310、311、3
12は係数器、313は加算器、314は出力端子であ
る。
【0022】なお、同図において、例えば、遅延素子3
03〜307を垂直方向のライン遅延素子とすれば、図
1における垂直方向LPF106に相当する構成とな
る。先ず、NTSC信号入力時における水平方向LPF
105に対する制御について説明する。
【0023】図3は一般的なNTSC信号の伝送帯域を
示す特性図であり、NTSC信号は輝度信号(Y=約
4.2MHz)と色差信号(fSC=3.58MHzで変調さ
れた信号成分)とが図に示すような位置に周波数多重さ
れて伝送されている。
【0024】従って、入力端子101の入力信号がNT
SC信号である場合、輝度信号用の動き検出用時空間フ
ィルタ104に入力する1または2フレーム間差信号に
対し、水平方向に3.58MHz−1.5MHz≒2MHz
以下に帯域制限するよう、水平方向LPF105を制御
することによって、色差信号による輝度信号の動きの検
出ミスを抑圧することができる。
【0025】即ち、マイコン111が、帯域切り換え制
御信号によって、水平方向LPF105の係数器303
〜307をNTSC信号用に約2MHz以下に設定する
ことにより行なうものである。
【0026】垂直方向LPF106に対しても同様に、
NTSC信号用に垂直方向の帯域制限をするよう制御す
ることにより、上記水平方向LPF105と合わせて2
次元LPFとし、色差信号による動きの検出ミスを軽減
することができる。
【0027】次に、MUSE信号入力時における水平方
向LPF105に対する制御について説明する。図4は
MUSE信号がダウンコンバート処理によりNTSC方
式に変換される様子について示した説明図である。同図
において、(a)はMUSE信号の伝送帯域と表示形態
を、(b),(c)はNTSC方式に変換されたMUS
E信号の伝送帯域と表示形態をそれぞれ示しており、特
に、(b)は変換する際の表示モードがレターボックス
モードまたはスクイーズモードである場合について、
(c)は変換する際の表示モードがサイドカットモード
である場合について示している。
【0028】同図(b)に示すように、スクイーズモー
ド及びレターボックスモードの場合は、共に水平方向の
表示画素数が等しく、折り返し成分の帯域が等しい。こ
のため、水平方向LPF105の通過帯域を等しく、か
つNTSC信号入力時よりも狭帯域に設定するよう制御
する。
【0029】また、同図(c)に示すように、サイドカ
ットモードの場合は、折り返し成分がさらに低域にまで
表れる。このため、水平方向LPF105の通過帯域を
さらに狭帯域に設定するよう制御することが望ましい。
【0030】図5は図1におけるマイコン111により
入力信号または表示モードに応じて制御される水平方向
LPF105の最適通過帯域を示す説明図である。従っ
て、マイコン111が、入力信号及び表示モードに応じ
て、例えば、図5に示すように、水平方向LPF105
の通過帯域を切り換え制御することで、より良好な動き
検出を行うことが可能になる。
【0031】ここで、MUSE信号入力時における表示
モードに応じた水平方向LPF105の通過帯域の切り
換えについて、さらに詳しく説明する。MUSE信号
は、もともと1125/30、水平約20MHzの信号
帯域を有しており、これを図4(a)に示すように水平
帯域8MHzに帯域圧縮して伝送される。その際、水平
方向8MHz以上の信号成分は水平方向4〜8MHzに折
り返し成分として周波数多重されている。
【0032】このMUSE信号をダウンコンバート、す
なわちフィールド内挿処理(動画処理)を基本として5
25/30のNTSC方式に変換すると、 水平走査周波数 水平画素数 8MHz×(fH(NTSC)/fH(MUSE))×(910dot/960dot) より約7.078MHzまでが信号帯域となり、 水平走査周波数 水平画素数 4MHz×(fH(NTSC)/fH(MUSE))×(910dot/960dot) ・・・・・・・・(1) より約1.769MHzまでが折り返しを含まない信号帯
域となる。
【0033】これは、水平方向に表示領域を削ること無
く表示する際の信号帯域を示しており、図4(b)に相
当する。従って、図5に示すように、このモードの場合
には動き検出用の水平方向LPF105の通過帯域を例
えば1.7MHz以下に設定するよう制御する。
【0034】一方、サイドカットモードでは、上記信号
をアスペクト比16:9から4:3へ、すなわち、水平方
向を3/4倍に拡大して両端を切り捨てる変換を行うた
め、 水平走査周波数 水平画素数 8MHz×(fH(NTSC)/fH(MUSE))×(910dot/960dot)×(3/4) より約5.308MHzまでが信号帯域となり、 水平走査周波数 水平画素数 4MHz×(fH(NTSC)/fH(MUSE))×(910dot/960dot)×(3/4)・・・(2) より約1.327MHzまでが折り返しを含まない信号帯
域となり、これは図4(c)に相当する。従って、図5
に示すように、このモードの場合には、動き検出用の水
平方向LPF105の通過帯域を例えば1.3MHz以下
に設定するよう制御する。
【0035】ところで、MUSE信号の場合、静止画信
号は動画信号の2倍の垂直帯域を有しており、単純にフ
ィールド内挿処理のみのダウンコンバートを行うと、垂
直方向の高域にも折り返し成分が混入してしまう。よっ
て、この場合、マイコン111から得る制御信号を用い
て垂直方向LPF106の係数器303〜307の設定
を切り換え、垂直方向の通過帯域制限を行い、動きの検
出ミスを抑圧する。
【0036】以上のように、本実施例では、NTSC方
式に変換されたMUSE信号が入力した場合は、NTS
C信号した場合に比べ、水平方向LPF105,垂直方
向LPF106の通過帯域を狭帯域に設定して、動きの
検出の性能向上を図る。
【0037】次に、水平軸方向拡大回路108、垂直軸
方向拡大回路109と、時間軸方向拡大回路117に対
する制御について説明する。NTSC信号が入力された
場合、上記の水平方向LPF105及び垂直方向LPF
106で帯域制限処理がなされた動き検出信号は、最大
値選択回路107に入力される。最大値選択回路107
には、フィールドメモリ110と係数器116から成る
時間軸方向拡大回路117より、時間方向には減衰しな
がら広がる動き検出信号が入力される。
【0038】また、水平軸方向拡大回路108、垂直軸
方向拡大回路109によって、水平・垂直方向に隣合う
画素・走査線での動き量の最大値をとり、動画領域は空
間方向にも広がって行く。この様にして得られた画像の
動き検出信号は出力端子115からEDTV処理部10
2に導かれ、NTSC信号入力時の動き適応処理の制御
信号として用いられる。
【0039】MUSE信号は、NTSC信号と違って、
送信時より動画と静止画とを異なる帯域圧縮方式で伝送
している。従って、NTSC信号入力時のように動き領
域を時間軸方向にそれほど拡大する必要が無い。このた
め、NTSC方式に変換されたMUSE信号が入力され
た場合には、係数器116におけるテンポラル係数γ
(0<γ<1)の値を切り換え、NTSC信号入力時よ
りも小さく設定するよう制御する。また、水平軸方向拡
大回路108、垂直軸方向拡大回路109も同様に、入
力信号に応じて拡大レベルを小さくするように切り換え
ることで、動き検出の最適化を図ることができる。
【0040】以上の様に、マイコン111が、NTSC
方式に変換されたMUSE信号が入力された場合は、N
TSC信号が入力された場合に比べ、動き領域を狭帯域
に設定するよう制御する。さらに、MUSE信号をNT
SC方式に変換する際の表示モードがサイドカットモー
ドの場合は、スクイーズモード,レターボックスモード
の場合に比べ、動き領域を狭帯域に設定するよう制御す
る。これにより、入力信号の種類或いは表示モードに応
じた最適な動き適応処理を行うことが可能となる。
【0041】本発明は、少なくとも上記動き検出用の水
平方向LPF105,垂直方向LPF106の通過帯
域、係数器116におけるテンポラル係数γの値、水平
軸方向拡大回路108、垂直軸方向拡大回路109のう
ち、何れか一つでも入力信号または表示モードにより設
定を切り換えることで、動き検出性能の向上を図るもの
全てを含む。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、動き適応型高画質化処
理回路に入力する映像信号の種類、表示モ−ドに応じ
て、最適な動き検出信号を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における水平方向LPF105の一構成例
を示すブロック図である。
【図3】一般的なNTSC信号の伝送帯域を示す特性図
である。
【図4】MUSE信号がダウンコンバート処理によりN
TSC方式に変換される様子について示した説明図であ
る。
【図5】図1におけるマイコン111により入力信号ま
たは表示モードに応じて制御される水平方向LPF10
5の最適通過帯域を示す説明図である。
【符号の説明】
1…動き検出部、101…入力端子、102…動き適応
型高画質化処理回路、103…出力端子、104…動き
検出用時空間フィルタ、105…水平方向LPF、10
6…垂直方向LPF、107…最大値選択回路、108
…水平方向拡大回路、109…垂直方向拡大回路、11
0…フィ−ルドメモリ、111…マイコン、112…M
USE/NTSC信号識別信号入力端子、113…表示
モ−ド切り換え信号入力端子、114…動き検出信号入
力端子、115…動き検出信号出力端子、116…係数
器、117…時間軸方向拡大回路、301,302…入
力端子、303,304,305,306,307…遅
延素子、308,309,310,311,312…係
数器、313…加算器、314…出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平畠 茂 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所映像メディア研究所 内 (72)発明者 中間 泰平 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所映像メディア研究所 内 (72)発明者 的野 孝明 東京都港区西新橋二丁目15番12号 株式 会社日立製作所家電事業本部内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/01

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号から、該映像信号による画像の
    動きを検出し、その動きに応じた動き検出信号を出力す
    る動き検出手段と、該動き検出手段からの動き検出信号
    を入力し、水平方向及び垂直方向の低域信号成分のみを
    通過して出力する水平・垂直ローパスフィルタ処理手段
    と、該水平・垂直ローパスフィルタ処理手段からの出力
    信号を入力し、該出力信号に対し、水平方向,垂直方
    向,時間軸方向に動き領域を拡大する処理を施して、出
    力する動き領域拡大処理手段と、制御手段と、を備え、 該制御手段は、前記映像信号が、NTSC信号である
    か、或いは高品位テレビジョン方式の信号をNTSC方
    式に変換した信号であるか、に応じて、前記水平・垂直
    ローパスフィルタ処理手段における水平方向の信号通過
    帯域か、前記水平・垂直ローパスフィルタ処理手段にお
    ける垂直方向の信号通過帯域か、或いは前記動き領域拡
    大処理手段における拡大すべき動き領域のうち、少なく
    とも一つを変化させ、前記映像信号が、NTSC信号で
    あるか、或いは高品位テレビジョン方式の信号をNTS
    C方式に変換した信号であるか、に応じた動き適応の画
    質化処理を行う構成を特徴とする動き検出回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の動き検出回路を備え、
    画像表示部に画像を表示するように構成したことを特徴
    とする画像装置。
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