JPH0822056B2 - Ｍｕｓｅデコーダ - Google Patents
ＭｕｓｅデコーダInfo
- Publication number
- JPH0822056B2 JPH0822056B2 JP14269490A JP14269490A JPH0822056B2 JP H0822056 B2 JPH0822056 B2 JP H0822056B2 JP 14269490 A JP14269490 A JP 14269490A JP 14269490 A JP14269490 A JP 14269490A JP H0822056 B2 JPH0822056 B2 JP H0822056B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing unit
- motion detection
- image processing
- still image
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Color Television Systems (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、必要メモリ量を削減した簡易型のMUSEデコ
ーダに関する。
ーダに関する。
［従来の技術］ ハイビジョン方式のテレビシステムは、アスペクト比
が16:9、走査線数が1125本に設定されており、画面の高
さの３倍（3H）の離間距離で見るのが、視野が30°にま
で広がり画面に吸い込まれるような臨場感が得られると
から、望ましいとされている。
が16:9、走査線数が1125本に設定されており、画面の高
さの３倍（3H）の離間距離で見るのが、視野が30°にま
で広がり画面に吸い込まれるような臨場感が得られると
から、望ましいとされている。
このような特性を狙ったハイビジョンテレビでは、画
像情報が30MHzにまで及ぶところから、これを単一の電
波（１チャンネル）で伝送可能な8MHzにまで圧縮するMU
SE方式が使用されている。よって、受信側では、送られ
てくる圧縮画像データを原画像データに復元するため
に、MUSEデコーダが必要となる。
像情報が30MHzにまで及ぶところから、これを単一の電
波（１チャンネル）で伝送可能な8MHzにまで圧縮するMU
SE方式が使用されている。よって、受信側では、送られ
てくる圧縮画像データを原画像データに復元するため
に、MUSEデコーダが必要となる。
このMUSEデコーダの概略は、第３図に示すように、輝
度信号Ｙに色差信号Ｙ−Ｒ、Ｙ−Ｂが多重されMUSE方式
でエンコードされたMUSE信号を、A/D変換器１で16.2MHz
をビットレートのデジタル信号に変換し、これを、周波
数変換部22およびフィルード間内挿処理部23からなる静
止画処理部２に送出し、またフィールド内内挿処理部31
および周波数変換部32からなる動画処理部３に送出し、
更に各画素の動きの有無を検出する動き検出部４に送
り、混合部５において動き検出部４からの動き信号に応
じて、静止画処理部２からの静止画信号と動画処理部３
からの動画信号を所定の割合で混合して１フィールドの
画像データを作成し、これをTCIデコーダ６に入力して
輝度信号Ｙ、色差信号Ｙ−Ｒ、Ｙ−Ｂを復号し、更に逆
マトリクス部７によりRGBの原色信号に変換し、D/A変換
部８でアナログ信号に変換して出力するものである。
度信号Ｙに色差信号Ｙ−Ｒ、Ｙ−Ｂが多重されMUSE方式
でエンコードされたMUSE信号を、A/D変換器１で16.2MHz
をビットレートのデジタル信号に変換し、これを、周波
数変換部22およびフィルード間内挿処理部23からなる静
止画処理部２に送出し、またフィールド内内挿処理部31
および周波数変換部32からなる動画処理部３に送出し、
更に各画素の動きの有無を検出する動き検出部４に送
り、混合部５において動き検出部４からの動き信号に応
じて、静止画処理部２からの静止画信号と動画処理部３
からの動画信号を所定の割合で混合して１フィールドの
画像データを作成し、これをTCIデコーダ６に入力して
輝度信号Ｙ、色差信号Ｙ−Ｒ、Ｙ−Ｂを復号し、更に逆
マトリクス部７によりRGBの原色信号に変換し、D/A変換
部８でアナログ信号に変換して出力するものである。
［発明が解決しようとする課題］ ところで、現行のテレビ受信機では画像の粗さが目立
たないように7H（画面の高さの７倍）離れて見ることが
望ましいとされているが、この場合でも視聴者はその画
面の中心付近を注視することは良く知られている。よっ
て、臨場感を高めるために3H離れて見ることを想定した
ハイビジョンテレビではこの傾向はより強くなる。
たないように7H（画面の高さの７倍）離れて見ることが
望ましいとされているが、この場合でも視聴者はその画
面の中心付近を注視することは良く知られている。よっ
て、臨場感を高めるために3H離れて見ることを想定した
ハイビジョンテレビではこの傾向はより強くなる。
一方、一般にテレビモニタ（プロジェクションタイプ
も含む）では、画面の隅になるほどコンバーゼンスのず
れや画像の輪郭のぼけが顕著となる。
も含む）では、画面の隅になるほどコンバーゼンスのず
れや画像の輪郭のぼけが顕著となる。
従って、画面の周辺部分は、ハードウエア的に画像品
質が良好ではないものの、視聴者にとっても見る比重の
少ない領域といえるので、その品質をことさら高める必
要性に乏しいといえる。
質が良好ではないものの、視聴者にとっても見る比重の
少ない領域といえるので、その品質をことさら高める必
要性に乏しいといえる。
特に、ハイビジョンテレビにおいては、静止画処理部
２や動き検出部４では多重のメモリが必要であり、メモ
リの削減が求められている。
２や動き検出部４では多重のメモリが必要であり、メモ
リの削減が求められている。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的は、画面の周辺部分を動画処理に固定して、メ
モリの削減を図ってMUSEデコーダを提供することであ
る。
その目的は、画面の周辺部分を動画処理に固定して、メ
モリの削減を図ってMUSEデコーダを提供することであ
る。
［課題を解決するための手段］ このために本発明は、入力するMUSE信号を静止画処理
部、動画処理部および動き検出部に取り込んで、該動き
検出部で得られた動き信号に応じて、上記静止画処理部
で処理した静止画信号と上記動画処理部で処理した動画
信号とを混合して出力するようにしたMUSEデコーダにお
いて、上記動き検出部の動き検出機能を、画面の周辺部
分については動画検出に固定して構成した。
部、動画処理部および動き検出部に取り込んで、該動き
検出部で得られた動き信号に応じて、上記静止画処理部
で処理した静止画信号と上記動画処理部で処理した動画
信号とを混合して出力するようにしたMUSEデコーダにお
いて、上記動き検出部の動き検出機能を、画面の周辺部
分については動画検出に固定して構成した。
［実施例］ 以下、本発明の実施例について説明する。第１図はそ
の一実施例の説明図である。本実施例では、画面Ａの内
の周辺部分A1と内側部分A2を区別して、周辺部分A1につ
いてはこれを動画領域と予め設定する。すなわち、第２
図に示すように、動き検出部４においてその動き検出の
対象となった画素が周辺部分A1か否かを検出して、それ
が周辺部分A1の場合には、入力信号に拘らず動画の検出
信号を出力する。
の一実施例の説明図である。本実施例では、画面Ａの内
の周辺部分A1と内側部分A2を区別して、周辺部分A1につ
いてはこれを動画領域と予め設定する。すなわち、第２
図に示すように、動き検出部４においてその動き検出の
対象となった画素が周辺部分A1か否かを検出して、それ
が周辺部分A1の場合には、入力信号に拘らず動画の検出
信号を出力する。
よって、本実施例では画面Ａの周辺部分A1に対応する
領域の静止画処理が不要となるので、その領域の静止画
処理用のメモリは必要なくなる。ここでのメモリ削減量
は２のべき乗で減少する。
領域の静止画処理が不要となるので、その領域の静止画
処理用のメモリは必要なくなる。ここでのメモリ削減量
は２のべき乗で減少する。
すなわち、静止画処理部２においては、フレーム間オ
フセットサブサンプリングにより互いに相手を補完する
ようにサンプリングされた現フレームのフィールドデー
タと１フレーム前のフィールドデータとを重ね合わせる
フレーム間内挿処理部21において、周辺部分A1に対応す
る処理部分のメモリが不要となる。また、フィールド間
オフセットサブサンプリングでサンプリングされた現フ
ィールドデータと１フィールド前のデータとを重ね合わ
せるフィルド間内挿処理部23においも、周辺部分A1に対
応する処理部分のメモリが不要となる。
フセットサブサンプリングにより互いに相手を補完する
ようにサンプリングされた現フレームのフィールドデー
タと１フレーム前のフィールドデータとを重ね合わせる
フレーム間内挿処理部21において、周辺部分A1に対応す
る処理部分のメモリが不要となる。また、フィールド間
オフセットサブサンプリングでサンプリングされた現フ
ィールドデータと１フィールド前のデータとを重ね合わ
せるフィルド間内挿処理部23においも、周辺部分A1に対
応する処理部分のメモリが不要となる。
また、動き検出部４においても、同様に周辺部分A1の
処理に要するメモリが不要となる。
処理に要するメモリが不要となる。
なお、この周辺部分A1について、画面の上下部分は左
右部分に比べて目立つので、その上下の領域は左右の領
域よりも狭くする方が望ましい。
右部分に比べて目立つので、その上下の領域は左右の領
域よりも狭くする方が望ましい。
［発明の効果］ 以上から本発明によれば、必要なメモリの量を削減す
ることができるので、コスト安を実現できるという利点
がある。
ることができるので、コスト安を実現できるという利点
がある。
第１図は本発明の一実施例の画面の説明図、第２図は動
き検出の処理のフローチャート、第３図はMUSEデコーダ
の概略ブロック図である。 １……A/D変換器、２……静止画処理部、21……フレー
ム間内挿処理部、22……周波数変換部、23……フィール
間内挿処理部、３……静止画処理部、31……フィールド
内内挿処理部、32……周波数変換部、４……動き検出
部、５……混合部、６……TCIデコーダ、７……逆マト
リクス、８……D/A変換器。 Ａ……画面、A1……周辺部分、A2……内側部分。
き検出の処理のフローチャート、第３図はMUSEデコーダ
の概略ブロック図である。 １……A/D変換器、２……静止画処理部、21……フレー
ム間内挿処理部、22……周波数変換部、23……フィール
間内挿処理部、３……静止画処理部、31……フィールド
内内挿処理部、32……周波数変換部、４……動き検出
部、５……混合部、６……TCIデコーダ、７……逆マト
リクス、８……D/A変換器。 Ａ……画面、A1……周辺部分、A2……内側部分。
Claims (1)
- 【請求項１】入力するMUSE信号を静止画処理部、動画処
理部および動き検出部に取り込んで、該動き検出部で得
られた動き信号に応じて、上記静止画処理部で処理した
静止画信号と上記動画処理部で処理した動画信号とを混
合して出力するようにしたMUSEデコーダにおいて、 上記動き検出部の動き検出機能を、画面の周辺部分につ
いては動画検出に固定したことを特徴とするMUSEデコー
ダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14269490A JPH0822056B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | Ｍｕｓｅデコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14269490A JPH0822056B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | Ｍｕｓｅデコーダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0435586A JPH0435586A (ja) | 1992-02-06 |
| JPH0822056B2 true JPH0822056B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=15321367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14269490A Expired - Lifetime JPH0822056B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | Ｍｕｓｅデコーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0822056B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6337928B1 (en) | 1996-08-26 | 2002-01-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image transmission apparatus and method therefor |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP14269490A patent/JPH0822056B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0435586A (ja) | 1992-02-06 |
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