JP3280086B2 - サワーチーズ飲料およびその製法 - Google Patents

サワーチーズ飲料およびその製法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチーズを乳酸発酵させた
サワーチーズ飲料およびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】チーズは、一般にそのまま食されるか、
あるいはパンなどに塗り付けたり、挟んで食されること
が多く、さらに料理の材料としてオードブル、スープ、
ソースなどの素材や、あるいは製菓、製パンの材料とし
てケーキ、ムース、パイ、パン、蒸しケーキなどの素材
に使用されることが多い。
【0003】また、市場に一般的に出回ってはいない
が、チーズを水溶液にして、チーズ飲料として供しよう
とする提案がなされている。このようなチーズ飲料は、
乳化剤あるいは安定剤を添加することにより、チーズの
主成分であるタンパク質や脂肪を水に分散させ、成分分
離が起こらないようにしたもので、これらのチーズ飲料
を製造する方法としては、例えば、次の方法が挙げられ
る。 (1)プロセスチーズを磨砕して得られる水性懸濁液に
チーズタンパク質あたり15〜45%もの大量のクエン
酸ナトリウムを加え、均質、殺菌して製造する方法(特
公昭47−7939号) (2)チーズ類を水に分散させる際に、キサンタンガム
のような安定剤を加え、加熱殺菌して製造する方法(特
開昭57−79838号) (3)乳脂肪分に富んだクリームチーズをホエーに混合
溶解させ、必要に応じて糖類、リン酸塩、安定剤等を添
加し、加熱殺菌、均質化して製造する方法(特公昭61
−61788号) (4)チーズを水に溶解させる際に、チーズに結晶セル
ロースを配合して分散させ、均質化、加熱殺菌後静置し
て再分散させて安定化チーズ飲料を得る方法(特開昭6
1−124362号) さらに、チーズ飲料のバラエティー化を図る目的で、牛
乳、果汁、有機酸また酸乳などと混合して、新しいタイ
プのチーズ飲料を提供しようとするものであって、これ
らのチーズ飲料を製造する方法としては、例えば、次の
方法が挙げられる。 (5)チーズ類を水に分散させる際に、キサンタンガム
のごとき安定剤を加え、さらに果汁、エッセンス等を加
えて加熱殺菌して製造する方法(特開昭57−7983
8号) (6)チーズを酸と共に水に溶解し、これに安定化剤を
添加して均質化後、果汁等を加えて、チーズ入りフルー
ツドリンクを製造する方法(特開昭58−138365
号) (7)アルカリ処理したチーズを水に乳化させ、糖類を
加えて脱水して得られた粉末と牛乳などとを混合するこ
とにより、滑らかなチーズ入り牛乳を製造する方法(特
開昭61−149039号) (8)安定化剤を添加したチーズ含有飲料のpHを有機
酸、酸乳または果汁などを添加することで、特定の範囲
に調整し、加熱殺菌による物性の劣化がないチーズ含有
飲料を得る方法(特開平2−219540号) (9)牛乳にフレッシュチーズを加え、必要に応じて、
糖類、乳化安定剤などを添加し、溶解後、均質化し、超
高温加熱殺菌処理などを行って、チーズ入り乳飲料を製
造する方法(特開平3−224440号)
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、チー
ズを水溶液にしただけのチーズ飲料は、その独特の風味
を有するがために、一般的に広く好まれる飲料にはなり
得ていないのが、実状である。また、より飲みやすくす
るためチーズ飲料の風味を改善し、さらに物性の劣化を
防ぐ目的で、有機酸、酸乳または果汁を添加したチーズ
飲料については、微生物汚染に対する改善効果は認めら
れるものの、飲みやすさに関しては、必ずしもチーズ風
味と適合した改善とはなっておらず、チーズ風味と有機
酸等の風味がバラバラである感が否めない。
【0005】一方、牛乳にフレッシュチーズを添加溶解
して、チーズ入り乳飲料を得る方法は、穏やかな風味を
有するチーズ飲料とはなるが、そのためかえってチーズ
風味の印象が弱くなり、良好な風味を有する飲料とはな
っていない。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、チーズ
飲料のこうした欠点を改良すべく、鋭意研究を行った結
果、ナチュラルチーズを脱脂粉乳の溶液に均質化し、次
いで乳酸菌を接種して乳酸発酵を行わせることにより、
チーズ風味とヨーグルト風味が程良く適合調和した爽や
かな酸味を有するチーズ飲料が得られることを見出し、
本発明を完成したものである。
【0007】すなわち、本発明は、ナチュラルチーズ、
水分および脱脂粉乳を均質化してなるチーズ均質液に乳
酸菌を接種して乳酸発酵せしめてpH3.6〜4.5の
乳酸チーズ発酵液を得、これに約5〜50%の糖質を加
えてなるサワーチーズ飲料を提供するものである。ま
た、本発明は、ナチュラルチーズ、水分および脱脂粉乳
を均質化してチーズ均質液を得、これに乳酸菌を接種し
て乳酸発酵せしめてpH3.6〜4.5の乳酸チーズ発
酵液を得、これに約5〜50%の糖質を加えることを特
徴とするサワーチーズ飲料の製造法を提供するものであ
る。
【0008】本発明で使用するナチュラルチーズは、そ
の種類は、特に限定されないが、一般的には、乳酸発酵
前のチーズ水溶液を調製する場合の溶解の容易性から、
ナチュラルチーズのうちの軟質チーズに属するものが適
しており、さらには、軟質チーズの中でも脂肪のコク味
を求めるために脂肪分の多いクリームチーズを使用する
のが好適である。
【0009】クリームチーズを使用する場合、サワーチ
ーズ飲料全体に占める割合は、約1〜50重量%あれば
良いが、5重量%より少なすぎると、チーズの風味が乏
しくなり、30重量%より多すぎると、濃度障害による
乳酸発酵の阻害が生じてきて、ヨーグルト風味が乏しく
なるので、クリームチーズの使用割合は、約5〜30重
量%が好ましい。
【0010】さらに、ナチュラルチーズと共に使用され
る水分は、水の他に牛乳などのナチュラルチーズを均質
化するのに使用できるものであって、最終製品の出来上
りに何ら影響を及ぼさないものであれば、特に限定され
るものではないが、脱脂粉乳を溶解するために、水また
はpHが中性付近にある牛乳、還元乳などの使用が好ま
しい。
【0011】本発明で使用する脱脂粉乳は、ナチュラル
チーズに含有される脂肪分の分散乳化を促進する働きが
ある。脱脂粉乳のの使用割合は、ナチュラルチーズの使
用量により左右されるが、通常はサワーチーズ飲料全体
に占める割合は約1〜10重量%である。脱脂粉乳の使
用量が、約1重量%以下では、ナチュラルチーズに含有
される脂肪分の分散乳化力が低下し、10重量%より多
過ぎると、脱脂粉乳独自の風味がチーズの風味を弱めた
り、あるいはチーズ溶解液の粘性を増加させたりするな
どの悪影響が生じてくるため好ましくない。
【0012】脱脂粉乳以外に脂肪の分散乳化促進剤とし
て、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル
などの界面活性剤、カゼインナトリウム、大豆タンパ
ク、卵白、ポリリン酸塩、ピロリン酸塩、メタリン酸塩
などがあり、脱脂粉乳に代わっての単独使用、数種類を
組み合わせての使用または脱脂粉乳との併用も可能であ
るが、通常は、脱脂粉乳以外の脂肪の分散乳化促進剤を
添加しなくても、充分に所望の製品が得られる。
【0013】本発明においては、チーズ均質液の調製
は、ナチュラルチーズ、水分および脱脂粉乳をホモジナ
イザーで均質化することにより行われるが、通常は、ナ
チュラルチーズを脱脂粉乳溶解液に添加し、ホモジナイ
ザーにより均質化処理して得られる。均質化して得られ
たチーズ均質液は、例えば、90℃、30秒間加熱する
ような条件での加熱殺菌および冷却して後に、乳酸菌を
接種して乳酸発酵を行なわせる。
【0014】乳酸発酵に用いられる乳酸菌としては、特
に限定されるものではないが、公知の乳酸菌、例えば、
ラクトバシルス・ブルガリカス(Lactobacil
lus bulgaricus)、ラクトバシルス・ラ
クティス(Lactobacillus lacti
s)、ラクトバシルス・アシドフィラス(Lactob
acillus acidophilus)などを単独
または組み合わせて使用する。
【0015】上記の乳酸発酵は、常法により40℃前後
で20〜24時間行うのが好ましく、pH3.6〜4.
5の範囲内に収まるように発行すれば、目的の乳酸チー
ズ発酵液が得られる。上記の乳酸発酵により到達する乳
酸チーズ発酵液のpHの下限は、3.6が限度であり、
pH3.6より低下することはない。また、乳酸発酵の
到達pHを4.5以上にした場合は、ヨーグルト風味が
乏しくなるので好ましくない。
【0016】さらに、得られた乳酸チーズ発酵液のpH
を3.6〜4.5の範囲内でpH調整を行なってもよ
い。pHを低下させる場合には、果汁、野菜汁またはク
エン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸を添加し
てもよい。pHを上昇させる場合には、クエン酸ナトリ
ウム、乳酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム、酒石酸ナ
トリウムなどの有機酸ナトリウムを添加してもよい。
【0017】このようにして、チーズ風味とヨーグルト
風味とを兼ね備えた乳酸チーズ発酵液が得られる。さら
に、乳酸チーズ発酵液に対して約5〜50%の糖質を添
加溶解することにより目的のサワーチーズ飲料が得られ
る。糖質の添加量が約5%を下回るようであれば、飲料
とした場合の甘味が不足する他、分離安定性が低下す
る。また、50%より多過ぎる場合には、分離安定性は
向上するが、粘性が大きくなり過ぎる。
【0018】本発明で使用する糖質は、砂糖、ブドウ
糖、果糖、ブドウ糖果糖液糖、デキストリン、オリゴ
糖、ソルビトール、還元水飴などの食品、飲料に一般的
に甘味料として使用されているものであれば、特に限定
されるものではないが、飲料とした場合の甘味度を考慮
して、適宜、単独あるいは組み合わせて添加すればよ
い。また、ステビア甘味料、グリチルリチン製剤、サッ
カリンあるいはアスパルテームなどの高甘味度甘味料を
一部代替えして添加してもよいし、ペクチン、キサンタ
ンガムなどの多糖類を飲料とした場合の増粘性および安
定性をより高める目的で一部代替えして添加してもよ
い。
【0019】糖質添加後は、ホモジナイザーにより均質
化処理を行うが、直ちに加熱殺菌してもよいし、すぐに
飲用に供する場合は、加熱殺菌を行わなくてもよい。さ
らに、均質化処理前あるいは後に香料、エキス、エッセ
ンス、アルコールまたはアルコール飲料などを風味に悪
影響を及ぼさない範囲で添加してもよい。また、クリー
ムチーズの使用割合が、約10重量%以上になると、風
味が濃厚なサワーチーズ飲料が得られるが、その場合に
は、適宜水で希釈して、飲用に供することができる。
【0020】
【実施例】次に、実施例および比較例を挙げて本発明を
さらに詳細に説明するが、これにより本発明を限定され
るものではない。
【0021】
【実施例1】脱脂粉乳2重量%を水81重量%に溶解し
た液にクリームチーズ(オーストラリア・クリームチー
ズ、三井物産販売、以下クリームチーズは同チーズを使
用)5重量%を添加し、攪拌溶解した。次いで、ホモジ
ナイザーにより150Kg/cm2 の均質化圧にて均質
化処理を行った後、90℃、30秒間の瞬間加熱殺菌を
行い、40℃に冷却した。さらに、10%脱脂粉乳溶解
液にて培養したラクトバシルス・ブルガリカス(Lac
tobacillus bulgaricus)ATC
C 11842(以下ラクトバシルス・ブルガリカスは
同菌株を使用)スターターを3重量%接種して、40
℃、24時間の静置培養による乳酸発酵を行い、pH
3.7の乳酸チーズ発酵液を得た。
【0022】得られたチーズ乳酸発酵液に上白糖を9重
量%(チーズ乳酸発酵液に対して7.5%の添加量)添
加して、ホモジナイザーにより150Kg/cm2 の均
質化圧にて均質化処理を行い、85℃、30秒間の瞬間
加熱殺菌後、冷却して、サワーチーズ飲料を得た。得ら
れたサワーチーズ飲料は、クリームチーズ風味と乳酸発
酵したことによるヨーグルト風味が程良く適合調和した
爽やかな酸味を有するチーズ飲料となっていた。
【0023】
【比較例1】脱脂粉乳2重量%を水83.9重量%に溶
解した液にクリームチーズ5重量%を添加し、攪拌溶解
した。次いで、キサンタンガム0.1重量%と上白糖9
重量%とを混合したものを添加溶解して、ホモジナイザ
ーにより150Kg/cm2の均質化圧にて均質化処理
を行った後、90℃、10分間の加熱殺菌後、冷却して
チーズ飲料を得た。
【0024】得られたチーズ飲料は、クリームチーズ風
味と粘性を有するが、実施例1で得られたサワーチーズ
飲料と比較した場合、ヨーグルト風味が無い分、飲みや
すさに欠けるものであった。
【0025】
【比較例2】脱脂粉乳2重量%を水83.2重量%に溶
解した液にクリームチーズ5重量%を添加し、攪拌溶解
した。次いで、ペクチン0.2重量%と上白糖9重量%
とを混合したものを添加溶解した後、攪拌しながらクエ
ン酸一水和物を0.6重量%添加溶解して、pHを3.
7に調整した。さらに、ホモジナイザーにより150K
g/cm2 の均質化圧にて均質化処理を行い、85℃、
30秒間の瞬間加熱殺菌後、冷却して、クエン酸酸性チ
ーズ飲料を得た。
【0026】得られたクエン酸酸性チーズ飲料は、クリ
ームチーズ風味は感じられるが、ヨーグルト風味が感じ
られず、酸味だけが感じられるもので、実施例1で得ら
れたクリームチーズの風味とヨーグルト風味が程良く適
合調和した爽やかな酸味を有するサワーチーズ飲料の風
味より、明かに劣るものであった。
【0027】
【比較例3】脱脂粉乳2重量%を溶解する水の量を8
2.6重量%にし、クエン酸一水和物を0.6重量%使
用するかわりに50%乳酸を1.2重量%にした以外
は、全て比較例2と同様にして、乳酸酸性チーズ飲料を
得た。得られた乳酸酸性チーズ飲料は、クリームチーズ
風味は感じられるが、ヨーグルト風味が感じられず、酸
味だけが感じられるもので、実施例1で得られたクリー
ムチーズの風味とヨーグルト風味が程良く適合調和した
爽やかな酸味を有するサワーチーズ飲料の風味より、明
かに劣るものであった。
【0028】
【実施例2】脱脂粉乳8重量%を水42重量%に溶解し
た液にクリームチーズを20重量%添加し、攪拌溶解し
た。次いで、ホモジナイザーにより150Kg/cm2
の均質化圧にて均質化処理を行った後、90℃、30秒
間の瞬間加熱殺菌を行い、40℃に冷却した。さらに、
10%脱脂粉乳溶解液にて培養したラクトバシルス・ブ
ルガリカススターターを3重量%接種して、40℃、2
4時間の静置培養による乳酸発酵を行い、pH3.9の
乳酸チーズ発酵液を得た。
【0029】得られたチーズ乳酸発酵液に上白糖を27
重量%(チーズ乳酸発酵液に対して37%の添加量)添
加して、ホモジナイザーにより150Kg/cm2 の均
質化圧にて均質化処理を行い、85℃、30秒間の瞬間
加熱殺菌後、冷却して、濃厚タイプのサワーチーズ飲料
を得た。得られた濃厚タイプのサワーチーズ飲料を水で
4倍に希釈したところ、クリームチーズ風味と乳酸発酵
したことによるヨーグルト風味が程良く適合調和した爽
やかな酸味を有するチーズ飲料となっていた。
【0030】
【発明の効果】次に、10名のパネラーによる実施例お
よび比較例で得られた各チーズ飲料の官能検査の結果を
表1に示す。風味の良否は、風味良好を1点、どちらと
も言えないを0点、風味不良を−1点とし、これを合計
して評価点数として表し、その合計が1点以上を評価良
(◎)、0点を評価可(〇)、−1点以下を評価不可
(△)として評価した。
【0031】
【表1】
【0032】以上の結果から示す通り、本発明のサワー
チーズ飲料は、チーズ風味と乳酸発酵したことによるヨ
ーグルト風味が程良く適合調和した爽やかな酸味を有す
る飲料であり、一般に広く好まれる飲みやすいチーズ飲
料を市場に提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 2/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナチュラルチーズ、水分および脱脂粉乳
    を均質化してなるチーズ均質液に乳酸菌を接種して乳酸
    発酵せしめてpH3.6〜4.5の乳酸チーズ発酵液を
    得、これに約5〜50%の糖質を加えてなるサワーチー
    ズ飲料。
  2. 【請求項2】 ナチュラルチーズ、水分および脱脂粉乳
    を均質化してチーズ均質液を得、これに乳酸菌を接種し
    て乳酸発酵せしめてpH3.6〜4.5の乳酸チーズ発
    酵液を得、これに約5〜50%の糖質を加えることを特
    徴とするサワーチーズ飲料の製造法。
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