JP3279172B2 - 電源ユニットの給電構造 - Google Patents

電源ユニットの給電構造

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JP3279172B2 JP08915296A JP8915296A JP3279172B2 JP 3279172 B2 JP3279172 B2 JP 3279172B2 JP 08915296 A JP08915296 A JP 08915296A JP 8915296 A JP8915296 A JP 8915296A JP 3279172 B2 JP3279172 B2 JP 3279172B2
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光男 宮本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
電子装置に搭載する電源ユニットの給電構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来技術による電源ユニットの
給電構造を説明する斜視図である。図7において、20
は電源ユニット、21、22は出力電極、23、24は
電子装置受け側電極である。
【0003】この従来技術においては、電源ユニットの
出力電極と電子装置受け側電極の接続は、電源ユニット
を電子装置に搭載した後、電極間をボルト25とナット
26を用いて接続固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、電極
の接続の際にボルトとナットを手で仮止めしてから、ス
パナで締め付ける構造となっているため、電源ユニット
を電子装置の稼動中に保守交換しようとすると、電源ユ
ニットが並列実装の場合、たとえ保守交換対象の電源ユ
ニットをOFFにしたとしても、電極には他の電源ユニ
ットからの電圧が印加されているため、電極部のボルト
を操作することは、感電およびショートの危険があるの
で稼動時保守は出来ないという問題があった。
【0005】また、従来技術は、スパナ作業を行うため
のスペースを必要とするため、電子装置の小形化という
点で問題があった。
【0006】また、従来技術は、作業中にボルトおよび
ナットの落下する恐れがあり、作業性が悪いという問題
があった。
【0007】本発明の目的は、複数の電源ユニットを搭
載する電子装置の小形化と、電源ユニットを電子装置の
稼動中でも保守交換を可能にするとともに、ボルト落下
の無い小形電源ユニットの給電構造を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的は電極接続用
のボルトを電源ユニット内に組み込み落下しないよう保
持し、作業時は手の触れない位置に実装することで達成
される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電源ユニット
の給電構造の一実施例を図面により詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明による電源ユニットの一実
施例の分解斜視図である。図1において、1は底板、2
は回路基板、3は出力用電極、4はボルト、5はコイル
スプリング、6はスペーサ、7、8は座金、9はケー
ス、10は上板、11は工具案内筒である。回路基板2
は角部に出力用電極3を2ケ有しており、底板1に取付
けられている。出力用電極3は左右に所定の幅と長さを
持つ部分を曲げて両腕を出した様な形状のガイドを設け
ており、このガイド3aにケース9の左右の溝9aを入
れてケースを設置する。
【0011】ケース9内には、図に示す順序でボルト
4、コイルスプリング5、スペーサ6、座金7、8を入
れておく。しかし、この状態ではケースの上下左右2方
向の保持しか出来ない。また、保持状態も不十分であ
る。そこで、電源ユニットの上板10に取付けてあるボ
ルトを操作する工具を通すための工具案内筒11の先端
が、上板10を底板1に取付ける時にケース9の上部に
設けてあるU溝部9bに入ることで、ケース9の前後上
下左右3方向の保持が出来る。
【0012】図2は、電源ユニットを組立てた状態での
ケース9部分を側面から見た図である。出力用電極のガ
イド3aが、ケース9の左右の溝9a入っておりケース
9の上下左右2方向を保持している。そして、工具案内
筒11が、ケース9の上部にあるU溝9a(図1)に入
っている。これでケース9に入れられたボルト4は、電
源ユニット内に組み込まれ落下を防止することが出来
る。
【0013】図3、図4は、図2における記号A−Aで
見た断面図である。図3は、電極非接続状態を示し、図
4は、電極接続状態を示す。コイルスプリング5は、ボ
ルト4の周囲に位置し、一端をボルト4の座面に当て、
もう一端をスペーサ6の内径が小さくなっている面に当
てている。ボルト4を締め付けによって前進させるとコ
イルスプリング5は縮んでいき、ボルト4とスペーサ6
の隙間に収納される。この時コイルスプリング5がボル
ト4のねじ部とスペーサ6との間に噛み込む恐れがある
が、その防止策を図5により説明する。
【0014】図5は、図3における丸で囲った記号Bの
詳細図である。コイルスプリング6は、ボルト4を回し
ながら前進させている時、図のようにねじの谷の部分に
入り込むことがある。この状態でもボルト4のねじ山形
状とコイルスプリング5の線径Φd5で決まる寸法H
と、スペーサ6の段付き部の内径ΦD6、およびボルト
4の外径ΦD4の間を H<D6−D4/2 の関係に
することで、コイルスプリング5の噛み込みを防止して
いる。これらのことから、非接続時は電源ユニットから
ボルト4の先端が飛び出すことが無いので、電源ユニッ
トの取り扱い時や電子装置に搭載する時に、ボルト4を
ぶつけるなどして起こるねじ山の破損やけが等を防止す
ることが出来る。
【0015】本実施例において、電子装置の受け側電極
12にはナット13が取付けられており、位置的には固
定されている。そのねじ穴に電源ユニットのボルト4を
スムーズに通すために、ボルト4の先端はテーパ形状と
しナット13の中心にボルト4の中心がならっていく様
にしている。また、各部品の加工誤差や組立誤差を吸収
するために、出力用電極3とケース9の間、ケース9と
ボルト4、スペーサ6、工具案内筒11の間には、ある
程度のガタを設けてあり、それぞれが、ガタ分だけ動け
るようにしている。
【0016】図6は、完成した電源ユニットの斜視図で
ある。電子装置に搭載された電源ユニットは、上板10
の一面10aしか見ることが出来ない。そこで、電極の
接続を行うためには、専用の工具を工具挿入口11aよ
り挿入してボルトの操作を行う。工具案内筒11および
工具の手で触れる部分は絶縁処理が施してある。これに
より、並列に実装した電源ユニットの1台をOFFにし
て、電極に他の電源ユニットからの電圧が印加されてい
ても、感電の危険が無く電極の切り離し作業をすること
が出来る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の電源ユニットを搭載する電子装置の小形化が図
れ、電子装置の稼動中でも電源ユニットの保守交換作業
が出来るので、電子装置の安定稼動と信頼性の確保に多
大な効果がある。
【0018】また、ボルトが電源ユニットに組み込まれ
ており、落下する心配がなく工具だけで接続作業が出来
るので、作業性の向上に効果がある。
【0019】また、ボルトが非接続時には飛び出してい
ないので、ぶつけるなどして起こるねじ山の破損やけが
等を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電源ユニットの分解斜
視図である。
【図2】電源ユニットのケース部分を側面から見た図で
ある。
【図3】図2における電極非接続時の記号A−Aで見た
断面図である。
【図4】図2における電極接続時の記号A−Aで見た断
面図である。
【図5】図3における丸で囲った記号Bの詳細図であ
る。
【図6】電源ユニットの完成斜視図である。
【図7】従来技術による電源ユニットの給電構造を説明
する斜視図である。
【符号の説明】
1 底板 2 回路基板 3 出力用電極 3a ガイド 4 ボルト 5 コイルスプリング 6 スペーサ 7、8 座金 9 ケース 9a 左右の溝 9b 上部のU溝 10 上板 11 工具案内筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚口 保 神奈川県秦野市掘山下1番地株式会社 日立製作所 汎用コンピュータ事業部内 (56)参考文献 特開 平6−45012(JP,A) 実開 昭56−18674(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/28,31/06,33/94

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源ユニットの出力電極部と電子装置の受
    け側電極部とをボルトとナットで接続固定する電源ユニ
    ットの給電構造において、前記ナットを電子装置の受け
    側電極部に取付けて固定し、前記ボルトを電源ユニット
    内に保持するボルト保持機構を設け、該ボルト保持機構
    は、前記ボルトを収納するケースを前記電源ユニットの
    出力電極部に備え、前記ケースには非接続時に前記ボル
    トの先端が電源ユニットから出ないようにするためのコ
    イルスプリングと該コイルスプリングの周囲に配置され
    る筒状のスペーサとがさらに収納され、前記コイルスプ
    リングは、前記ボルトの周囲に位置し、一方の端面を前
    記ボルトの座面に当て、もう一方の端面を前記スサペー
    サの内径が小さくなっている面に当てるようにして配置
    されていることを特徴とする電源ユニットの給電構造。
  2. 【請求項2】前記ボルトを操作する工具を通すための絶
    縁材料で作った工具案内筒を有した上板と、前記出力電
    極部を有した回路基板を取付けた底板を合せて箱型状に
    組立てることで、前記工具案内筒が前記ケースを保持す
    ることを特徴とする請求項1記載の電源ユニットの給電
    構造。
JP08915296A 1996-04-11 1996-04-11 電源ユニットの給電構造 Expired - Fee Related JP3279172B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101857158B (zh) * 2009-04-10 2012-11-21 三菱电机株式会社 电梯的呼梯登记装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101857158B (zh) * 2009-04-10 2012-11-21 三菱电机株式会社 电梯的呼梯登记装置

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