JP2000315877A - プリント基板固定装置 - Google Patents

プリント基板固定装置

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JP2000315877A
JP2000315877A JP12304899A JP12304899A JP2000315877A JP 2000315877 A JP2000315877 A JP 2000315877A JP 12304899 A JP12304899 A JP 12304899A JP 12304899 A JP12304899 A JP 12304899A JP 2000315877 A JP2000315877 A JP 2000315877A
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circuit board
chassis
reinforcing member
housing
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JP12304899A
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Tadao Tajima
只夫 田島
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動や衝撃からプリント基板及びプリント基
板に実装した実装部品を保護し、プリント基板及び実装
部品の破損、破壊を防止する。 【解決手段】 一方のシャーシ1の面部3とプリント基
板13(13−1〜13−5)と補強部材12と他方の
シャーシ2の面部2Aとのそれぞれの間にスペーサ1
7、18、19を介装し、締結用ねじ部材21を、一方
のシャーシ1の面部3から他方のシャーシ2の面部2A
にかけてスペーサ17、18、19、プリント基板13
(13−1〜13−5)及び補強部材12を貫通して他
方のシャーシ2のねじ孔部10に螺合し、プリント基板
13(13−1〜13−5)及び補強部材12を一方及
び他方のシャーシ1、2に対して締結し、補強部材12
を、その周部の取付部14A、14Bでねじ部材22に
より一方のシャーシ1の側面部4、5、6、7に固定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宇宙航行体搭載電
子機器等におけるプリント基板固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプリント基板固定装置に
あっては、図7及び図8に示すように箱状の一方のシャ
ーシ31と板状の他方のシャーシ32とを備えており、
一方のシャーシ31の面部31Aの四隅にはねじ挿入孔
部33が設けてあり、また、他方のシャーシ32の四隅
にはねじ孔部34が設けてある。
【0003】そして、一方のシャーシ31の開口部を他
方のシャーシ32で蓋をするようにして、一方及び他方
のシャーシ31、32がなす収容部内に、5枚のプリン
ト基板35が収容固定されていた。
【0004】すなわち、一方のシャーシ31の面部31
Aと5枚のプリント基板35と他方のシャーシ32の面
部32Aとのそれぞれの間にはスペーサ37が介装して
あり、締結用ねじ部材38を、一方のシャーシ31の面
部31Aから他方のシャーシ32の面部32Aにかけて
スペーサ37及びプリント基板35を貫通させて、締結
用ねじ部材38の先端部のねじ部38aを他方のシャー
シ32の面部32Aに設けたねじ孔34に螺合して、当
該締結用ねじ部材38を締め付けることにより、プリン
ト基板35が一方及び他方のシャーシ31、32に固定
してあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のプリント基板固定装置にあっては、プリント基
板の枚数が多い場合、例えば3枚以上の場合、振動や衝
撃を受けた時、中間に位置するプリント基板、すなわ
ち、プリント基板が5枚の場合では3番目のプリント基
板35及びこのプリント基板35に実装された実装部品
(図示せず)が振動や衝撃の影響を受けて破損破壊に至
ることがあった。
【0006】このために、締結用ねじ部材38で締め付
ける箇所を増設したり、また、図9及び図10に示すよ
うにプリント基板35毎に金属製の補強リブ39を取り
付けたり、また、図11及び図12に示すようにプリン
ト基板35毎に金属製の補強アングル材40を取り付け
て、振動や衝撃の影響から破損、破壊を免れるようにし
ていた。
【0007】なお、プリント基板35毎への補強リブ3
9の取付は、図10に示すように補強リブ39に差込み
ピン部41を設け、プリント基板35側にピン孔部42
を設けて、差込みピン部41をピン孔部42に圧入して
行っていたし、また、プリント基板35毎への補強アン
グル材40の取付は、図12に示すように補強アングル
材40にねじ孔部43を設け、プリント基板35側にね
じ挿入孔部44を設けて、このねじ挿入孔部44に挿入
したねじ部材45をねじ孔部43に螺合して行ってい
た。
【0008】しかしながら、締結用ねじ部材38で締め
付ける箇所の増設位置、補強リブ39や補強アングル材
40の取付位置により、搭載部品やプリントパターンの
配置等を考慮する必要があり、プリント基板の設計にも
制約が生じてくるという問題点があった。
【0009】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、振動や衝撃
からプリント基板及びプリント基板に実装した実装部品
を保護し、プリント基板及び実装部品の破損、破壊を防
止することができて、補強リブや補強アングル材がある
ことによるプリント基板の設計の制約を解消することが
できるプリント基板固定装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るプリント基板固定装置は、筐体内に
複数枚のプリント基板を収容固定するようにしたプリン
ト基板固定装置であって、筐体内に、プリント基板間に
位置させた補強部材を配し、プリント基板及び補強部材
を固定手段により筐体に対して固定するようにしたもの
である。
【0011】したがって、プリント基板とプリント基板
間に位置させた補強部材とを固定手段により筐体に対し
て固定することにより、プリント基板を含め筐体全体の
剛体化を図ることができる。このために、振動や衝撃か
らプリント基板及びプリント基板に実装した実装部品を
保護し得て、プリント基板及び実装部品の破損、破壊を
防止することができる。
【0012】したがって、従来のように振動や衝撃の影
響からの破損、破壊を免れるように個々のプリント基板
に補強リブや補強アングル材を設ける必要がなくなり、
補強リブや補強アングル材があることによるプリント基
板の設計の制約を解消することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】請求項1の発明に係るプリント基
板固定装置は、筐体内に複数枚のプリント基板を収容固
定するようにしたプリント基板固定装置であって、筐体
内に、プリント基板間に位置させた補強部材を配し、プ
リント基板及び補強部材を固定手段により筐体に対して
固定するようにしたものである。
【0014】かかる構成により、プリント基板とプリン
ト基板間に位置させた補強部材とを固定手段により筐体
に対して固定することにより、プリント基板を含め筐体
全体の剛体化を図ることができる。このために、振動や
衝撃からプリント基板及びプリント基板に実装した実装
部品を保護し得て、プリント基板及び実装部品の破損、
破壊を防止することができる。
【0015】したがって、従来のように振動や衝撃の影
響からの破損、破壊を免れるように個々のプリント基板
に補強リブや補強アングル材を設ける必要がなくなり、
補強リブや補強アングル材があることによるプリント基
板の設計の制約を解消することができる。
【0016】また、請求項2の発明に係るプリント基板
固定装置は、請求項1に記載のプリント基板固定装置に
おいて、固定手段が、プリント基板及び補強部材を、そ
の隣り合うものの間に一定の間隔をおいて配列して筐体
に対して固定する配列固定手段と、補強部材を筐体に固
定する補強部材固定手段とである。
【0017】かかる構成により、プリント基板及び補強
部材は、配列固定手段により、その隣り合うものの間に
一定の間隔をおいて配列されて筐体に対して固定され、
また、補強部材は、補強部材固定手段により筐体に固定
されるために、プリント基板を含め筐体全体の剛体化を
図ることができる。このために、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得る。
【0018】また、請求項3の発明に係るプリント基板
固定装置は、請求項2に記載のプリント基板固定装置に
おいて、配列固定手段を、筐体の一方の面部、プリント
基板、補強部材及び筐体の一方の面部に対向する他方の
面部のそれぞれの間に介装されるスペーサと、筐体の一
方の面部から他方の面部にかけてスペーサ、プリント基
板及び補強部材のそれぞれを貫通して、スペーサ、プリ
ント基板及び補強部材を筐体に対して締結する締結部材
とで構成したものである。
【0019】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、プ
リント基板と補強部材とは、筐体の一方の面部と、この
筐体の他方の面部とのそれぞれの間にスペーサを介装し
た状態で、締結部材により筐体と一体に締結されるよう
になり、プリント基板を含め筐体全体の剛体化に寄与す
ることができる。
【0020】また、請求項4の発明に係るプリント基板
固定装置は、請求項2に記載のプリント基板固定装置に
おいて、補強部材固定手段を、補強部材に取付部を設け
て、この取付部を筐体の内面部にねじ部材により固着し
て構成したものである。
【0021】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、補
強部材は、その取付部を筐体の内面部にねじ部材により
固着されるようになり、プリント基板を含め筐体全体の
剛体化に寄与することができる。
【0022】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。
【0023】図1は本発明に係るプリント基板固定装置
の正面図、図2は図1のX−X線に沿う断面図、図3は
同プリント基板固定装置における一方及び他方のシャー
シの斜視図、図4は同プリント基板固定装置におけるプ
リント基板の斜視図、図5は同プリント基板固定装置に
おける補強部材の斜視図、図6は同プリント基板固定装
置におけるプリント基板と補強部材とスペーサと締結用
ねじ部材との配置説明のための分解状態の斜視図であ
る。
【0024】本発明に係るプリント基板固定装置は、一
方のシャーシ1と、他方のシャーシ2と、補強部材12
と、複数のスペーサ17、18、19と、締付けボルト
のような締結用ねじ部材21とを備えている。
【0025】一方のシャーシ1は、図3に示すように長
方形状の面部(筐体Aの一方の面部)3と、この面部3
の4つの辺縁部に、この面部3に対して直角の折り曲げ
られた4つの側面部4、5、6、7とを有し、隣り合う
側面部4、5、6、7を互い連ねて構成してある。
【0026】そして、一方のシャーシ1の面部3には、
その四隅に位置させてねじ挿入孔部8が設けてある。ま
た、一方のシャーシ1の長手方向イ−イの互いに対向す
る側面部4、6には2つのねじ挿入孔部9Aが互いに離
間して設けてあり、一方のシャーシ1の短手方向ロ−ロ
の互いに対向する側面部5、7には2つのねじ挿入孔部
9Bが互いに離間して設けてある。
【0027】また、他方のシャーシ2は長方形状の板体
より構成してあり、この他方のシャーシ2の面部(筐体
Aの他方の面部)2Aには、その四隅に位置させてねじ
孔部10が設けてある。また、他方のシャーシ2の面部
2Aの四隅には、取付孔部11Aを有する取付部11が
設けてある。
【0028】そして、一方のシャーシ1と他方のシャー
シ2とで筐体Aを構成している。この場合、一方のシャ
ーシ1の面部3は筐体Aの一方の面部に相当し、他方の
シャーシ2の面部2Aは筐体Aの他方の面部に相当する
ものである。
【0029】また、図4に示すようにプリント基板13
には、その四隅に位置させてねじ挿入孔部16が設けて
ある。
【0030】また、図5に示すように補強部材12はプ
リント基板13よりやや大きい長方形状の板体であり、
この補強部材12の長手方向イ−イの互いに対向する縁
部12aには、この補強部材12の面部12Aに対して
直角に折り曲げられた取付部14Aが形成してあり、ま
た、補強部材12の短手方向ロ−ロの互いに対向する縁
部12bには、この補強部材12の面部12Aに対して
直角に折り曲げられた取付部14Bが形成してある。
【0031】そして、補強部材12の面部12Aには、
その四隅に位置させてねじ挿入孔部20が設けてあり、
また、取付部14Aには2つのねじ孔15Aが互いに離
間して設けてあり、取付部14Bには2つのねじ孔15
Bが互いに離間して設けてある。これらの2つのねじ孔
15Aの離間距離は、一方のシャーシ1における側面部
4、6に設けた2つのねじ挿入孔部9Aの離間距離に等
しくしてあり、2つのねじ孔15Bの離間距離は、一方
のシャーシ1における側面部5、7に設けた2つのねじ
挿入孔部9Bの離間距離に等しくしてある。
【0032】そして、プリント基板13の一方及び他方
のシャーシ1、2への固定には、5枚のプリント基板1
3−1、13−2、13−3、13−4、13−5に対
して1枚の補強部材12が用いられており、この補強部
材12は3枚目のプリント基板13−3と4番目のプリ
ント基板13−4との間に配置される。
【0033】そして、一方のシャーシ1の面部3と1番
目のプリント基板13−1との間、1番目のプリント基
板13−1と2番目のプリント基板13−2との間、2
番目のプリント基板13−2と3番目のプリント基板1
3−3との間にはそれぞれの四隅に位置させて円筒状の
スペーサ17が介在してあり、また、3番目のプリント
基板13−3と補強部材12との間、補強部材12と4
番目のプリント基板13−4との間にはそれぞれの四隅
に位置させて円筒状のスペーサ18が介在してあり、ま
た、4番目のプリント基板13−4と5番目のプリント
基板13−5との間及び5番目のプリント基板13−5
と他方のシャーシ2の面部2Aとの間にはそれぞれの四
隅に位置させて円筒状のスペーサ19が介在してある。
なお、スペーサ19はスペーサ17と同寸法である。
【0034】この場合、図2及び図6に示すようにプリ
ント基板13(13−1〜13−5)と補強部材12と
はそれぞれに平行して配列しており、一方のシャーシ1
の面部3に設けたねじ挿入孔部8と、プリント基板13
のねじ挿入孔部16と、補強部材12のねじ挿入孔部2
0と、他方のシャーシ2のねじ孔部10とは各スペーサ
17、18、19により互いに離間した状態で直線ハ上
に位置している。
【0035】そして、一方のシャーシ1のねじ挿入孔部
8側から他方のシャーシ2のねじ孔部10側に向けて締
結部材である締結用ねじ部材21が挿入してあり、これ
らの締結用ねじ部材21のねじ部21aをねじ孔部10
に螺合して、当該締結用ねじ部材21を締め付けること
により、プリント基板13(13−1〜13−5)及び
補強部材12が一方及び他方のシャーシ1、2に固定し
てある。
【0036】このように、一方のシャーシ1の面部3と
プリント基板13(13−1〜13−5)と補強部材1
2と他方のシャーシ2の面部2Aとのそれぞれの間にス
ペーサ17、18、19を介装し、締結用ねじ部材21
を、一方のシャーシ1の面部3から他方のシャーシ2の
面部2Aにかけてスペーサ17、18、19、プリント
基板13(13−1〜13−5)及び補強部材12を貫
通して、締結用ねじ部材21のねじ部21aをねじ孔部
10に螺合して、スペーサ17、18、19、プリント
基板13(13−1〜13−5)及び補強部材12を一
方及び他方のシャーシ1、2に対して締結することで配
列固定手段を構成している。
【0037】そして、補強部材12の取付部14Aは、
一方のシャーシ1の側面部4、6の内面に当接して、取
付部14Aの2つのねじ孔15Aは側面部4、6の2つ
のねじ挿入孔部9Aに一致していて、ねじ挿入孔部9A
側から挿入されたねじ部材22をねじ孔15Aに螺合す
ることにより、補強部材12の取付部14Aが側面部
4、6に固定してある。
【0038】また、補強部材12の取付部14Bは、一
方のシャーシ1の側面部5、7の内面に当接して、取付
部14Bの2つのねじ孔15Bは側面部5、7の2つの
ねじ挿入孔部9Bに一致していて、ねじ挿入孔部9B側
から挿入されたねじ部材22をねじ孔15Bに螺合する
ことにより、補強部材12の取付部14Bが側面部5、
7に固定してある。
【0039】このように、補強部材12の周部に取付部
14A、14Bを設けて、この取付部14A、14Bを
一方のシャーシ1の側面部4、5、6、7の内面部にね
じ部材22により固着することで補強部材固定手段が構
成してあり、配列固定手段と補強部材固定手段とで固定
手段が構成してある。
【0040】そして、一方及び他方のシャーシ1、2か
らなる筐体Aに収容固定されたプリント基板13(13
−1〜13−5)は、他方のシャーシ2に設けた取付部
11をねじ部材(図示せず)で、例えば、宇宙航行体
(図示せず)の機器に取り付けることで、この宇宙航行
体に搭載される。
【0041】この場合、上記したように、一方のシャー
シ1の面部3とプリント基板13(13−1〜13−
5)と補強部材12と他方のシャーシ2の面部2Aとの
それぞれの間にスペーサ17、18、19を介装し、締
結用ねじ部材21を、一方のシャーシ1の面部3から他
方のシャーシ2の面部2Aにかけてスペーサ17、1
8、19、プリント基板13(13−1〜13−5)及
び補強部材12を貫通して、スペーサ17、18、1
9、プリント基板13(13−1〜13−5)及び補強
部材12を一方及び他方のシャーシ1、2に対して締結
してあり、また、補強部材12は、その周部の取付部1
4A、14Bで一方のシャーシ1の側面部4、5、6、
7に固定してあるために、プリント基板13(13−1
〜13−5)を含め一方及び他方のシャーシ1、2から
なる筐体A全体の剛体化が図られることになる。
【0042】このために、振動や衝撃からプリント基板
13(13−1〜13−5)及びプリント基板13(1
3−1〜13−5)に実装した実装部品(図示せず)を
保護することができ、プリント基板13(13−1〜1
3−5)及び実装部品の破損、破壊を防止することがで
きる。
【0043】したがって、従来のように振動や衝撃の影
響からの破損、破壊を免れるように個々のプリント基板
に補強リブや補強アングル材を設ける必要がなくなり、
補強リブや補強アングル材があることによるプリント基
板の設計の制約を解消することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るプリ
ント基板固定装置によれば、プリント基板とプリント基
板間に位置させた補強部材とを固定手段(プリント基板
及び補強部材を、その隣り合うものの間に一定の間隔を
おいて配列して筐体に対して固定する配列固定手段と、
補強部材の周部を筐体に固定する補強部材固定手段)と
により筐体に対して固定することにより、プリント基板
を含め筐体全体の剛体化を図ることができる。このため
に、振動や衝撃からプリント基板及びプリント基板に実
装した実装部品を保護し得て、プリント基板及び実装部
品の破損、破壊を防止することができる。
【0045】したがって、従来のように振動や衝撃の影
響からの破損、破壊を免れるように個々のプリント基板
に補強リブや補強アングル材を設ける必要がなくなり、
補強リブや補強アングル材があることによるプリント基
板の設計の制約を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリント基板固定装置の正面図
【図2】図1のX−X線に沿う断面図
【図3】同プリント基板固定装置における一方及び他方
のシャーシの斜視図
【図4】同プリント基板固定装置におけるプリント基板
の斜視図
【図5】同プリント基板固定装置における補強部材の斜
視図
【図6】同プリント基板固定装置におけるプリント基板
と補強部材とスペーサと締結用ねじ部材との配置説明の
ための分解状態の斜視図
【図7】従来のプリント基板固定装置の正面図
【図8】図1のY−Y線に沿う断面図
【図9】従来のプリント基板固定装置におけるプリント
基板に補強リブを取り付けた状態の正面図
【図10】同プリント基板に補強リブを取り付ける説明
【図11】従来のプリント基板固定装置におけるプリン
ト基板に補強アングル材を取り付けた状態の正面図
【図12】同プリント基板に補強アングル材を取り付け
る説明図
【符号の説明】
A 筐体 1 一方のシャーシ 2 他方のシャーシ 2A 面部(筐体の他方の面部) 3 面部(筐体の一方の面部) 4 側面部 5 側面部 6 側面部 7 側面部 8 ねじ挿入孔部(配列固定手段)(固定手段) 9A ねじ挿入孔部(配列固定手段)(固定手段) 9B ねじ挿入孔部(配列固定手段)(固定手段) 10 ねじ孔部(配列固定手段)(固定手段) 11 取付部(補強部材固定手段)(固定手段) 12 補強部材 13 プリント基板 14A 取付部(補強部材固定手段)(固定手段) 14B 取付部(補強部材固定手段)(固定手段) 15A ねじ孔(補強部材固定手段)(固定手段) 15B ねじ孔(補強部材固定手段)(固定手段) 16 ねじ挿入孔部(配列固定手段)(固定手段) 17 スペーサ(配列固定手段)(固定手段) 18 スペーサ(配列固定手段)(固定手段) 19 スペーサ(配列固定手段)(固定手段) 20 ねじ挿入孔部(補強部材固定手段)(固定手段) 21 締結用ねじ部材(締結部材)(配列固定手段)
(固定手段) 22 ねじ部材(補強部材固定手段)(固定手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に複数枚のプリント基板を収容固
    定するようにしたプリント基板固定装置であって、 前記筐体内に、前記プリント基板間に位置させた補強部
    材を配し、前記プリント基板及び前記補強部材を固定手
    段により前記筐体に対して固定するようにしたことを特
    徴とするプリント基板固定装置。
  2. 【請求項2】 固定手段が、プリント基板及び補強部材
    を、その隣り合うものの間に一定の間隔をおいて配列し
    て筐体に対して固定する配列固定手段と、前記補強部材
    を前記筐体に固定する補強部材固定手段とである請求項
    1に記載のプリント基板固定装置。
  3. 【請求項3】 配列固定手段を、 筐体の一方の面部、プリント基板、補強部材及び前記筐
    体の前記一方の面部に対向する他方の面部のそれぞれの
    間に介装されるスペーサと、 前記筐体の前記一方の面部から前記他方の面部にかけて
    前記スペーサ、前記プリント基板及び前記補強部材のそ
    れぞれを貫通して、前記スペーサ、前記プリント基板及
    び前記補強部材を前記筐体に対して締結する締結部材と
    で構成した請求項2に記載のプリント基板固定装置。
  4. 【請求項4】 補強部材固定手段を、前記補強部材に取
    付部を設けて、この取付部を筐体の内面部にねじ部材に
    より固着して構成した請求項2に記載のプリント基板固
    定装置。
JP12304899A 1999-04-28 1999-04-28 プリント基板固定装置 Pending JP2000315877A (ja)

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