JP3278497B2 - 絶縁ゲート型電力用半導体素子 - Google Patents

絶縁ゲート型電力用半導体素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力用半導体素子に係
り、特に絶縁ゲート型電力用半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりターンオフサイリスタのタ―ン
オフは、電流駆動の駆動装置を用いてp型ベ―ス層に直
接取り付けられたゲ―ト電極から素子内の電流を引き出
すことで行なっていた。しかし、この方式は大電力を扱
うゲ―ト回路等が必要となるため、駆動装置が大型化す
るという問題があった。そこで、電圧制御型の絶縁ゲ―
ト構造を有するタ―ンオフサイリスタ、例えば、MCT
と呼ばれているサイリスタが提案されている。
【0003】図4は、このMCTの構造を示す素子断面
である。このMCTは、n- 型ベ―ス層61と、このn
- 型ベ―ス層61の一方の表面に選択的に形成されたn
+ 型ベース層63と、このn+ 型ベース層63の表面に
選択的に形成されたp+ 型エミッタ層64と、このp+
型エミッタ層64に設けられたアノ―ド電極71と、上
記n- 型ベ―ス層61の他方の表面に選択的に形成され
たp型ベ―ス層62と、このp型ベ―ス層62の表面に
選択的に形成されたn+ 型エミッタ層65とを有し、こ
れら半導体層61〜65によってpnpnサイリスタ構
造が構成されている。
【0004】p型ベ―ス層62の表面にはn+ 型エミッ
タ層65に接合するn型ウエル層66が選択的に形成さ
れている。このn型ウエル層66からn+ 型エミッタ層
65の表面にかけてはp+ 型ソ―ス層67が選択的に形
成されている。このp+ 型ソ―ス層67と隣接するn型
ウエル層66aと挟まれた領域上にはゲ―ト絶縁膜68
を介してゲ―ト電極69が設けられている。
【0005】すなわち、p型ベース層62,n型ウエル
層66、p+ 型ソース層6,ゲート絶縁膜68および
ゲート電極69とでターンオフ用のMOSトランジスタ
が構成されている。そして、n+ 型エミッタ層65から
+ 型ソース層67にかけての領域にはカソード電極7
0が設けられている。
【0006】このように構成されたMCTをターンオン
にするには、例えば、カソ―ド電極70に負電圧、アノ
―ド電極71に正電圧を印加した状態で、ゲ―ト電極6
9に正電圧を印加して、n+ 型エミッタ層65からp型
ベ―ス層62に電子を注入すれば良い。
【0007】一方、ターンオフする場合には、ゲ―ト電
極69に負電圧を印加して、p+ 型ソ―ス層67とp型
ベ―ス層62とで挟まれた領域のn型ウエル層66の表
面のpチャネルを形成する。
【0008】この結果、p型ベ―ス層62がカソ―ド電
極70に短絡されてn- 型ベ―ス層61内の正孔が排出
されるとともに、n+ 型エミッタ層65からp型ベース
層62への電子の注入が停止し、素子はタ―ンオフす
る。
【0009】しかしながら、このように構成された従来
のMCTには次のような問題があった。すなわち、素子
がターンオフ動作に入り、n- 型ベ―ス層61内の正孔
がカソ―ド電極70から素子外に排出されても、p+
エミッタ層64からn- 型ベ―ス層61へのホールの注
入が続くため、素子のターンオフ損失が大きいという問
題があった。
【0010】このような問題を解決するために、アノー
ド側にもターンオフ用のMOSトランジスタを設けると
いう手法も提案されている。しかし、アノード側のター
ンオフ用のMOSトランジスタとカソード側のそれとを
別々に制御する手段が必要となり、装置全体が大型化す
るという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のM
CTにあっては、ターンオフ動作に入っても、p型エミ
ッタ層からn型ベ―ス層へのホールの注入は直ちには停
止しないため、素子のターンオフ損失が大きいという問
題があった。
【0012】また、p型エミッタ層からn型ベ―ス層へ
のホールの注入を直ちに停止させるために、アノード側
にもターンオフ用のMOSトランジスタが設けられたも
のが提案されていたが、この場合、アノード側のターン
オフ用のMOSトランジスタとカソード側のそれとを別
々に制御する手段が必要となり、装置全体が大型化する
という問題があった。
【0013】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、装置全体の大型化を招
かずに、素子のターンオフ損失を低減できる絶縁ゲート
型電力用半導体素子を提供することにある。
【0014】上記の目的を達成するために、本発明の絶
縁ゲート型電力用半導体素子は、第1の第1導電型半導
体層、第1の第2導電型半導体層、第2の第1導電型半
導体層、第2の第2導電型半導体層とが順次接合してな
る4層半導体層と、前記第1導電型半導体層の多数キャ
リアと同じ極性のキャリアを前記第2の第1導電型半導
体層に注入、または前記第2の第1導電型半導体層内
の、第2導電型半導体層の多数キャリアと同じ極性のキ
ャリアを、前記第の第導電型半導体層から主電極に
排出させるための第1の絶縁ゲート型トランジスタと、
前記第2の第1導電型半導体層の表面に選択的に形成さ
れた第3の第2導電型半導体層と前記第2の第2導電型
半導体層とを選択的に短絡するための第2の絶縁ゲート
型トランジスタと、前記第3の第2導電型半導体層およ
び前記第2の第1導電型半導体層にコンタクトするキャ
リア交換用電極とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明の絶縁ゲート型電力用半導体素子によれ
ば、まず、第1の絶縁ゲート型トランジスタによって、
第2の第1導電型半導体層内の、第2導電型半導体層の
多数キャリアの極性と同じ極性のキャリアが、従来と同
様に、第1の主電極に排出する。
【0016】更に、本発明によれば、従来に無いスイッ
チング素子によって、上記キャリアの排出により起こる
第1の第2導電型半導体層と第2の第1導電型半導体層
との接合部分の電位が、第2の絶縁ゲート型トランジス
タのゲート電極に印加され、第2の絶縁ゲート型トラン
ジスタがオンするこの結果、第3の第2導電型半導体層
と第2の第2導電型半導体層とが短絡され、第2の第2
導電型半導体層の多数キャリアは、第3の第2導電型半
導体層を介してキャリア交換用電極に流れ込み、第2導
電型半導体層の多数キャリアと逆極性のキャリアに変換
されて、第1の第2導電型半導体層に注入される。
【0017】したがって、ターンオフ動作時に、第2の
第2導電型半導体層の多数キャリアが第2の第1導電型
半導体層に注入されるのを抑制できるので、素子のター
ンオフ損失を低減できる。しかも、第1および第2の絶
縁ゲート型トランジスタを伴に第1の絶縁ゲート型トラ
ンジスタのゲート電位で制御しているので、スイッチン
グ素子の構成を簡略化でき、装置全体の大型化を防止で
きる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例に係るMCTの素子
構造を示す断面図である。このMCTは、n- 型ベ―ス
層3と、このn- 型ベ―ス層3の一方の表面に選択的に
形成されたn+ 型ベース層2と、このn+ 型ベース層2
の表面に選択的に形成されたp+ 型エミッタ層1と、こ
のp+ 型エミッタ層1に設けられたアノ―ド電極10
と、上記n- 型ベ―ス層3の他方の表面に選択的に形成
されたp型ベ―ス層4と、このp型ベ―ス層4の表面に
選択的に形成されたn+ 型エミッタ層5とを有し、これ
ら半導体層1〜5によってpnpnサイリスタ構造が構
成されている。
【0019】n+ 型エミッタ層5の表面にはp+ 型ソ―
ス層6が選択的に形成され、そして、カソード電極7が
+ 型ソ―ス層6からn+ 型エミッタ層5にまたがる領
域上に設けられている。
【0020】更に、p+ 型ソ―ス層6からn+ 型エミッ
タ層5,p型ベ―ス層4,n- 型ベ―ス層3にまたがる
領域上にはゲ―ト絶縁膜8を介してゲ―ト電極9が設け
られている。すなわち、p型ベ―ス層4と、n+ 型エミ
ッタ層5と、p+ 型ソ―ス層6と、ゲ―ト絶縁膜8と、
ゲ―ト電極9とにより、タ―ンオフ用のMOSトランジ
スタ(第1の絶縁ゲート型トランジスタ)が構成されて
いる。
【0021】また、n+ 型ベース層2の表面にはp型ソ
ース層11が選択的に形成され、このp型ソース層11
とp+ 型エミッタ層1とで挟まれた領域のn+ 型ベース
層2上には耐圧が十分に高いゲート絶縁膜13を介して
ゲート電極12が設けられている。すなわち、アノード
側にも、p+ 型エミッタ層1と、n+ 型ベース層2と、
p型ソース層11と、ゲート電極12と、ゲート絶縁膜
13とにより、ターンオフ用のMOSトランジスタ(第
2の絶縁ゲート型トランジスタ)が構成されている。
【0022】印加される電圧を考慮すると、ゲート絶縁
膜13はゲート絶縁膜8よりも厚くすることが望まし
い。ゲート電極12と反対側のp型ソース層11から
+ 型ベース層2にまたがる領域には電子を正孔に変える
ためのキャリア交換用のキャリア交換用電極14が設け
られている。
【0023】アノ―ド側のゲート電極12は、耐圧が十
分に高い、制御用のp型MOSトランジスタ15の一方
のソース・ドレインに接続し、カソード側のゲート電極
9は、p型MOSトランジスタ15のゲートGに接続
し、そして、カソード電極7は、p型MOSトランジス
タ15の他方のソース・ドレインに接続している。
【0024】このように構成されたMCTのターンオン
するには、カソード電極7,アノード電極10にそれぞ
れ基準電圧、この基準電圧に対して正の電圧を印加した
状態で、p型MOSトランジスタ15のゲートGに基準
電圧に対して正の電圧を印加することによりカソード側
のゲート電極9に正の電圧を印加し、n+ 型エミッタ層
5から電子をp型ベース層に注入すれば良い。このと
き、p型MOSトランジスタ15はオフ状態なので、ア
ノード側のターンオフ用のMOSトランジスタはオフ状
態である。
【0025】一方、ターンオフするには、p型MOSト
ランジスタ15のゲートGに、基準電圧に対して負の電
圧を印加する。この結果、p型ベ―ス層4とカソード電
極7とが短絡し、n- 型ベ―ス層3内の正孔はカソード
電極7から素子外に排出される。
【0026】更に、このようなターンオフ動作が始まる
と、n- 型ベ―ス層3とp型ベ―ス層4との間に空乏層
が形成され、カソード電極7の電位が低下する。このと
き、p型MOSトランジスタ15はオン状態なので、上
記低下したカソード電位はアノード側のゲート電極12
に印加される。ゲート電極12の電位はアノード電極1
0の電位よりも低くいので、アノード側のターンオフ用
のMOSトランジスタがオンになる。
【0027】アノード側のターンオフ用のMOSトラン
ジスタがオンになると、p+ 型エミッタ層1とp型ソー
ス層11とが短絡するので、p+ 型エミッタ層1からの
正孔は、p型ソース層11を通った後、キャリア交換用
電極14で電子に変換されてから、n- 型ベ―ス層3に
注入される。このため、p+ 型エミッタ層1からn-
ベ―ス層3への正孔の注入は抑制される。
【0028】したがって、本実施例によれば、カソード
側のターンオフ用のMOSトランジスタによって、n-
型ベ―ス層3内の正孔が素子外に排出されるとともに、
アノード側のMOSトランジスタによって、p+ 型エミ
ッタ層1からn- 型ベ―ス層3への正孔の注入が抑制さ
れるので、素子のターンオフ損失の低減が図れる。
【0029】更に、本実施例によれば、カソード電極7
と、カソード側のゲート電極9と、アノード側のゲート
電極12と、p型MOSトランジスタ15とを上述した
関係で接続してあるので、一つの制御用のp型MOSト
ランジスタ15だけで、換言すれば、アノード側および
カソード側のターンオフ用のMOSトランジスタを伴に
カソード側のMOSトランジスタのゲート電圧により制
御できるので、装置全体が大型化するという問題は生じ
ない。
【0030】図2は、本発明の第2の実施例に係る横型
IGBTの素子構造を示す断面図である。図中、33は
シリコン基板を示し、このシリコン基板33上にはシリ
コン酸化膜34が設けられている。このシリコン酸化膜
34上にはn+ 型ベース層22とn- 型ベ―ス層20と
が選択的に形成されている。
【0031】n+ 型ベース層22の表面にはp+ 型エミ
ッタ層21およびp型ソース層26が選択的に形成され
ている。p+ 型エミッタ層21にはアノード電極30が
設けられている。
【0032】p+ 型エミッタ層21とp型ソース層26
との間のn+ 型ベース層22上には耐圧が十分にあるゲ
ート絶縁膜31を介してゲート電極32が設けられてい
る。すなわち、p+ 型エミッタ層21と、n+ 型ベース
層22と、p型ソース層26と、ゲート絶縁膜31と、
ゲート電極32とにより、アノード側にターンオフ用の
MOSトランジスタ(第2の絶縁ゲート型トランジス
タ)が構成されている。また、ゲート電極32と反対側
のp型ソース層26から+ 型ベース層22にまたがる領
域にはキャリア交換用電極23が設けられている。
【0033】n- 型ベ―ス層20の表面にはp型ベ―ス
層24が選択的に形成され、このp型ベ―ス層24の表
面にはn+ 型エミッタ層25が選択的に形成されてい
る。p型ベ―ス層24からn+ 型エミッタ層25にまた
がる領域にはカソード電極27が設けられている。
【0034】n+ 型エミッタ層25とn- 型ベ―ス層2
0との間のp型ベ―ス層24上にはゲート絶縁膜28を
介してゲート電極29が設けられている。すなわち、n
- 型ベ―ス層20と、p型ベ―ス層24と、n+ 型エミ
ッタ層25と、ゲート絶縁膜28と、ゲート電極29と
により、カソード側にもターンオフ用のMOSトランジ
スタ(第1の絶縁ゲート型トランジスタ)が構成されて
いる。
【0035】アノ―ド側のゲート電極32は、耐圧が十
分に高い、制御用のp型MOSトランジスタ35の一方
のソース・ドレインに接続し、カソード側のゲート電極
29は、p型MOSトランジスタ35のゲートGに接続
し、そして、カソード電極27は、p型MOSトランジ
スタ35の他方のソース・ドレインに接続している。
【0036】このように構成されたIGBTでも、先の
実施例のMCTの場合と同様に、ターンオフの際に、p
型MOSトランジスタ35がオンとなり、カソード電極
27とアノード側のゲート電極32とが短絡する。
【0037】この結果、アノード側のMOSトランジス
タがオンとなり、p+ 型エミッタ層21とp型ソース層
26とが短絡され、p+ 型エミッタ層21からn- 型ベ
―ス層20への正孔の注入が抑制され、素子のターンオ
フ損失が低減される。しかも、一つの制御用のp型MO
Sトランジスタ35だけで、アンド側およびカソード側
のターンオフ用のMOSトランジスタを制御できるの
で、装置全体の大型化を防止できる。
【0038】図3は、図2の横型IGBTの変形例を示
す断面図である。この横型IGBTが先の実施例と異な
る点は、キャリア交換用電極23とアノード電極30と
の位置が入れ替わっていることにある。これら電極の入
れ替えに伴って、p+ 型エミッタ層21とp型ソース層
との位置も入れ替わっている。このように構成された横
型IGBTでも先の実施例と同様な効果が得られる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、装
置全体のサイズが小型で、素子のターンオフ損失が小さ
い絶縁ゲート型電力用半導体素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るMCTの素子構造
を示す断面図。
【図2】本発明の第2の実施例に係るIGBTの素子構
造を示す断面図。
【図3】図2のIGBTの変形例を示す断面図。
【図4】従来のMCTの素子構造を示す断面図。
【符号の説明】
1…p+ 型エミッタ層(第2の第2導電型半導体層) 2…n+ 型ベース層(第2の第1導電型半導体層) 3…n- 型ベース層(第2の第1導電型半導体層) 4…p型ベース層(第1の第2導電型半導体層) 5…n+ 型エミッタ層(第1の第1導電型半導体層) 6…p+ 型ソース層(第1の第2導電型半導体層) 7…カソード電極(主電極) 8…ゲート絶縁膜 9…ゲート電極 10…アノード電極 11…p型ソース層(第3の第2導電型半導体層) 12…ゲート電極(第2の絶縁ゲート型トランジスタの
ゲート電極) 13…ゲート絶縁膜 14…キャリア交換用電極 15…p型MOSトランジスタ 20…n- 型ベース層(第2の第1導電型半導体層) 21…p+ 型エミッタ層(第2の第導電型半導体層) 22… + 型ベース層(第2の第1導電型半導体層) 23…キャリア交換用電極 24…p型ベース層(第1の第2導電型半導体層) 25…n+ 型エミッタ層(第1の第1導電型半導体層) 26…p型ソース層(第3の第2導電型半導体層) 27…カソード電極(主電極) 28…ゲート絶縁膜 29…ゲート電極 30…アノード電極 31…ゲート絶縁膜 32…ゲート電極 33…シリコン基板 34…シリコン酸化膜 35…p型MOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−232392(JP,A) 特開 平3−194971(JP,A) 特開 平2−262373(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/749 H01L 29/78 H01L 29/78 655

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の第1導電型半導体層、第1の第2導
    電型半導体層、第2の第1導電型半導体層、第2の第2
    導電型半導体層とが順次接合してなる4層半導体層と、 前記第1導電型半導体層の多数キャリアと同じ極性のキ
    ャリアを前記第2の第1導電型半導体層に注入、または
    前記第2の第1導電型半導体層内の、第2導電型半導体
    層の多数キャリアと同じ極性のキャリアを、前記第1の
    導電型半導体層から主電極に排出させるための第1
    の絶縁ゲート型トランジスタと、 前記第2の第1導電型半導体層の表面に選択的に形成さ
    れた第3の第2導電型半導体層と前記第2の第2導電型
    半導体層とを選択的に短絡するための第2の絶縁ゲート
    型トランジスタと、 前記第3の第2導電型半導体層および前記第2の第1導
    電型半導体層にコンタクトするキャリア交換用電極とを
    具備してなることを特徴とする絶縁ゲート型電力用半導
    体素子。
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