JP3278076B2 - クランプ回路 - Google Patents

クランプ回路

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JP3278076B2
JP3278076B2 JP21632192A JP21632192A JP3278076B2 JP 3278076 B2 JP3278076 B2 JP 3278076B2 JP 21632192 A JP21632192 A JP 21632192A JP 21632192 A JP21632192 A JP 21632192A JP 3278076 B2 JP3278076 B2 JP 3278076B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図5、図6及び図8) 発明が解決しようとする課題(図7及び図8) 課題を解決するための手段(図1及び図2) 作用 実施例(図1〜図4) (1)第1の実施例(図1) (2)第2の実施例(図2) (3)他の実施例(図3及び図4) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はクランプ回路に関し、例
えば正負対称の3値パルスよりなる3値同期信号が付加
されて伝送される伝送信号の直流レベルを所定レベルに
一致させるものに適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、放送衛星を用いた衛星テレビジヨ
ン放送においては、限られた帯域で高品位テレビジヨン
信号を伝送するためMUSE(multiple sub-nyquist s
ampling encoding)方式による帯域圧縮技術が利用され
ており、圧縮後の高品位テレビジヨン信号を周波数変調
して伝送するようになされている。
【0004】一方、この衛星テレビジヨン放送の受信に
は、図5に示すような受信装置1が用いられており、チ
ユーナで選局されたテレビジヨン放送をFM(frequenc
y modulation)復調し、復調されたMUSE信号S1を
ローパスフイルタ2、クランプ回路3及びアナログ/デ
イジタル変換回路4順次介してデイジタル映像信号S2
に変換して信号処理するようになされている。
【0005】ここで衛星放送や衛星通信の場合には、N
TSC方式によるテレビジヨン放送の場合とは異なり、
デイジタル信号処理するときに必要な正確な位相を得る
ことができる理由から3値同期方式が用いられており、
この方式は信号が多少歪を受ける場合にも比較的安定に
ゼロクロス点の基準位相を得ることができる利点があ
る。
【0006】このクランプ回路3は(図6)、差動アン
プ3Aの反転入力端の電位をバツフア3Cを介してクラ
ンプ電圧設定用のコンデンサCに保持される電位によつ
て与え、非反転入力端に入力される復調MUSE信号S
1の直流レベルを当該電位に追従させるようになされて
いる。
【0007】そしてクランプ回路3は、コンパレータ3
BによつてコンデンサCの電位をクランンプパルスCL
Pの立ち下がつている期間(図8(B))、MUSE信
号S3の3値シンク部分の電圧(図8(A))と基準ク
ランプ電位V1とを比較してフイードバツク制御するよ
うになされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの3値シン
クと基準クランプ電圧V1との比較に用いられるコンパ
レータ3Bは、図7に示すようにトランジスタQ1、Q
2でなる差動対の一方にクランプ基準電位V1を与え、
他方にMUSE信号S3を供給して両ベース電圧の差電
圧に応じた電流iをコレクタ側にカレントミラー接続さ
れたトランジスタQ4、Q5との接続中点よりコンデン
サCに入出力させるようになされている。
【0009】ところがコンパレータ3Bの利得が小さい
とクランプ能力が低下してクランプ基準電圧V1への引
き込みが遅れる問題があつた。
【0010】一方、クランプ能力を向上させるためコン
パレータ3Bの利得を上げようとすると入力ダイナミツ
クレンが狭くなり、特に衛生放送のように雑音成分が多
く重畳するSN比の悪い映像信号の場合には(図8
(A))、入力ダイナミツクレンジが狭くなるとこの雑
音成分を拾いやすくなり数10水平走査期間に亘る輝度
レベルのちらつきが大きく画質を劣化させる問題があつ
た。
【0011】このちらつきを無くすには外付けのコンデ
ンサを選ぶことが考えられるが、この場合には面フリツ
カが目だち出し、両者の問題を許容範囲内に抑え込む容
量値は存在しなかつた。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、SN比の悪いMUSE方式による衛星テレビジヨン
信号が入力される場合にもクランプ回路のコンパレータ
を原因とする輝度レベルのちらつきのすくないMUSE
信号受信用のクランプ回路を提案しようとするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、正負対称の3値パルスでなる同期
信号の平均レベルの基準直流レベルV1に対する差分を
比較手段10によつて検出し、当該比較手段10の比較
結果に基づいて入力信号S2の直流レベルを一定レベル
に帰還制御することにより、入力信号S2の直流成分を
再生するクランプ回路3において、比較手段10は、入
力信号S2の同期信号と基準直流レベルV1とを比較
し、電位差を電流差Δi(I3−I4)に変換する入力
段11と、当該入力段11の比較結果に基づいて流れる
電流I3及びI4を折り返し、差電流Δiによつて出力
端P0に接続される容量C1を充放電することによつて
入力信号S2の直流成分を再生する出力段13とを備
え、入力段11は、第1及び第2のトランジスタQ1及
びQ2によつて構成され、差動入力端に入力信号S2及
び基準直流レベルV1をそれぞれ入力すると共に、共通
エミツタで定電流源11A、11Bを介して第1の電源
電圧(−5〔V〕)に接続される第1の差動増幅手段
と、第3及び第4のトランジスタQ3及びQ4によつて
構成され、共通エミツタが第1のトランジスタQ1のコ
レクタに接続されると共に、当該第3及び第4のトラン
ジスタQ3及びQ4は正負逆相のパルス信号CLP1及
びCLP2を差動入力端に入力する第2の差動増幅手段
と、第5及び第6のトランジスタQ5及びQ6によつて
構成され、共通エミツタが第2のトランジスタQ2のコ
レクタに接続されると共に、当該第5及び第6のトラン
ジスタQ5及びQ6は第4及び第3のトランジスタQ4
及びQ3の差動入力端を共用する第3の差動増幅手段
と、コレクタで第4及び第5のトランジスタQ4及びQ
5のコレクタに接続されると共に、エミツタで第1及び
第2のバイアス抵抗R1及びR2を介して第2の電源電
圧(5〔V〕)に接続される第7及び第8のトランジス
タQ7及びQ8とにより構成され、出力段13は、第7
及び第8のトランジスタQ7及びQ8にカレントミラー
接続され、エミツタで第3及び第4のバイアス抵抗R3
及びR4を介して第2の電源電圧(5〔V〕)に接続さ
れる第9及び第10のトランジスタQ9及びQ10と、
第11及び第12のトランジスタQ13及びQ14のカ
レントミラー接続によつて構成され、コレクタで第9及
び第10のトランジスタQ9及びQ10のコレクタに接
続されると共に、エミツタで第5及び第6のバイアス抵
抗R5及びR6を介して第1の電源電圧(−5〔V〕)
に接続される定電流源とにより構成されるようにする。
【0014】また本発明においては、出力段13は、第
13、第14及び第15のトランジスタQ11、Q12
及びQ15によつて構成され、エミツタで第9、第10
及び第11のトランジスタQ9、Q10及びQ15のコ
レクタに接続されると共に、コレクタで出力端P0、第
12のトランジスタQ14のコレクタ及び出力端P0に
接続され、ベースで第7、第8及び第12のトランジス
タQ7、Q8及びQ12のコレクタに接続される電流増
幅率補償手段を有するようにする。さらに本発明におい
ては、また入力段11は第1の差動増幅手段を構成する
第1及び第2のトランジスタQ1及びQ2のエミツタ間
にエミツタ抵抗R21を有するようにする。
【0015】
【作用】入力段11を構成する第1の差動増幅手段で電
位差を電流差Δi(I3−I4)を有する電流I3及び
I4に変換し、当該比較結果に基づいて流れる電流I3
及びI4を出力端P0側に折り返して差電流Δiによつ
て出力端P0に接続される容量C1を充放電させること
により出力端P0におけるダイナミツクレンジを従来に
比して一段と広くできる。これにより差電圧に対する制
御能力を向上でき、正負対称の3値パルスでなる同期信
号の平均レベルを基準直流レベルV1に短時間で追い込
むことができる。
【0016】また電流増幅率補償手段を出力段13に設
けることにより動作温度の変動による電流I3及びI4
の変動を抑制することができ、さらに入力段11の第1
及び第2のトランジスタQ1及びQ2のエミツタ間にエ
ミツタ抵抗R21を接続して入力ダイナミツクレンジを
広く設定することにより正負対称の3値パルスでなる同
期信号に雑音成分が多く重畳する場合にも当該雑音成分
の影響によらず同期信号の平均レベルを基準直流レベル
V1に安定に制御することができる。
【0017】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0018】(1)第1の実施例 図1において10は衛星放送受信装置において用いられ
るクランプ回路のコンパレータを示し、入力段11にお
ける1対の差動対をトランジスタQ1及びQ2によつて
構成し、トランジスタQ1のベースにMUSE信号S3
を入力すると共に他方のトランジスタQ2のベースに一
定電位のクランプ電圧V1を入力するようになされてい
る。
【0019】ここでトランジスタQ1及びQ2のエミツ
タには他端に負の電源電圧(−5〔V〕)が与えられる
定電流源11A及び11Bがそれぞれ接続されており、
一定電流I1及びI2を引き込むようになされている。
またトランジスタQ1及びQ2のコレクタにはNPN型
のトランジスタQ3、Q4及びQ5、Q6によつて構成
される差動対が接続されており、トランジスタQ3、Q
6とQ4、Q5には互いに逆相の関係にあるクランプパ
ルスCLP1及びCLP2が入力されるようになされて
いる。
【0020】一方、トランジスタQ4及びQ5のコレク
タはPNP型のトランジスタQ7、Q8及び抵抗R1、
R2を介して正の電源電圧(5〔V〕)に接続されてお
り、復調MUSE信号S2とクランプ基準電圧V1との
差電圧ΔVに応じて増減するコレクタ電流の差電流Δi
をトランジスタQ7及びQ8にカレントミラー接続され
たトランジスタQ9及びQ10に流し込みトランジスタ
Q7及びQ8に流れるコレクタ電流I3及びI4を出力
段13側に折り返すようになされている。
【0021】ここでトランジスタQ9及びQ10のエミ
ツタはバイアス用の抵抗R3及びR4を介して正の電源
電圧(5〔V〕)に接続されており、またコレクタは電
流増幅率補正用のトランジスタQ11、Q12を介して
カレントミラー型の電流源を構成するトランジスタQ1
3、Q14にそれぞれ接続されるようになされている。
【0022】因に電流源を構成するトランジスタQ13
及びQ14のエミツタはバイアス用の抵抗R5及びR6
を介して負の電源電圧(−5〔V〕)にそれぞれ接続さ
れている。そしてコンパレータ10は電流増幅率補正用
にトランジスタQ13のコレクタに接続されるトランジ
スタQ15とトランジスタQ11の接続中点P0より引
き出されたコレクタ電流I3及びI4の差電流Δiをク
ランプ用のコンデンサC1に充放電するようになされて
いる。
【0023】以上の構成おいて、クランプパルスCLP
が立ち下がると、すなわち互いに逆相のクランプパルス
CLP1が立ち上がり、かつクランプパルスCLP2が
立ち下がると、クランプ回路10はクランプ電圧V1と
MUSE信号S2との差電圧ΔVに応じた電流比のコレ
クタ電流I3及びI4を抵抗R1、R2及びトランジス
タQ7、Q8を介して差動対を構成するトランジスタQ
4及びQ5にそれぞれ引き込み、出力端P0側に同一の
電流I3及びI4を折り返す。
【0024】このときコンデンサC1に接続される出力
端P0のダイナミツクレンジはバイアス抵抗R3とR5
による電圧降下及びトランジスタQ9、Q11とQ1
3、Q15のベース・エミツタ間電圧降下2Vf により
+3.8〔V〕〜−3.8〔V〕、すなわち7.6
〔V〕と従来の場合(5〔V〕)に比して広範囲におい
てコンデンサC1が設定するクランプ電圧で調整するこ
とができる。
【0025】これに対してクランプパルスCLPが立ち
上がつている間は、すなわち前期間とは逆にクランプパ
ルスが立ち下がり、かつクランプパルスCLP2が立ち
上がると、クランプ回路10はクランプ電圧V1とMU
SE信号S2との差電圧ΔVに応じた電流比のコレクタ
電流I3及びI4は前期間とは逆のトランジスタQ3及
びQ6より流れ込み、出力端P0側には折り返されない
ため出力端P0に接続されるコンデンサC1の電位は一
定に保持される。
【0026】以上の構成によれば、MUSE信号S2と
クランプ電圧V1との差電圧ΔVに応じて流れるコレク
タ電流I3及びI4を出力端P0側に折り返すことによ
り、出力側のダイナミツクレンジを広げることができ、
従来に比してコンデンサC1によるクランプ電圧の調整
範囲を一段と広げることができる。
【0027】(2)第2の実施例 図1との対応部分に同一符号を比して示す図2におい
て、20は全体として衛星放送受信装置において用いら
れるクランプ回路のコンパレータを示し、クランプ基準
電圧V1とMUSE信号S2との電位差を検出する差動
対を構成するトランジスタQ1及びQ2のエミツタ間に
負荷抵抗R21を接続することを除いて同様の構成を有
している。
【0028】以上の構成において、コンパレータ20の
入力ダイナミツクレンジDR1を電流源11に流れる電
流I1とトランジスタQ1、Q2の2つのベース・エミ
ツタ抵抗re 及び負荷抵抗R21を用いて表すと(2*
re +R)*I1となり、第1の実施例におけるコンパ
レータ10のダイナミツクレンジ(2*re *I1)D
R2に比して大きくできる。
【0029】これにより例えば衛星放送が受信される場
合のように雑音が多く重畳したSN比の悪いMUSE信
号S2が受信される場合にも(図8(A))、コンパレ
ータ20は入力ダイナミツクレンジDR1が広いために
映像信号S2のデータ値がクランプ波形の最大値又は最
小値のときクランプ電流として最大電流2*I1が流れ
ることになる。
【0030】この結果、クランプ波形に重畳する雑音成
分の割合はダイナミツクレンジに比して相対的に小さく
なり、第1の実施例の場合に比して雑音成分によるクラ
ンプ電流I3及びI4の変動分を格段的に小さくするこ
とができ、コンデンサC1の電位を安定させることがで
きる。
【0031】以上の構成によれば、フイードバツククラ
ンプのエラー検出回路を構成するコンパレータの差動対
のエミツタに抵抗R21を挿入し、かつMUSE信号S
2とクランプ電圧V1との差電圧ΔVに応じて流れるク
ランプ電流I3及びI4を出力端P0側に折り返すこと
により、伝送状態が悪く雑音が多く含まれるクランプ波
形がコンパレータの比較入力端に入力される場合にも雑
音の影響を小さくすることができ、輝度レベルの変動に
よる画面のちらつきを一段と低減することができる。
【0032】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、コンパレータ10及び2
0の差動入力段をトランジスタQ1及びQ2によるπ型
の回路によつて構成する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、図3及び図4に示すようにT型の回路
によつて構成しても良い。
【0033】例えばコンパレータ30の場合には差動対
を構成するトランジスタQ1及びQ2のエミツタ間に接
続される抵抗R31及びR32の接続中点に電流源31
を他端を接地して接続すれば良く、またコンパレータ4
0の場合にはトランジスタQ1及びQ2のエミツタの接
続中点に電流源41を他端を接地して接続すれば良い。
【0034】また上述の実施例においては、クランプ電
流I3及びI4を折り返し、出力端P0に接続されるコ
ンデンサC1を駆動するトランジスタQ9、Q10及び
Q13に電流増幅率補償用のトランジスタQ11、Q1
2及びQ15を接続する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、当該トランジスタQ11、Q12及び
Q15を接続しない場合にも広く適用し得る。このよう
にすれば出力ダイナミツクレンジを一段と広げることが
できる。
【0035】さらに上述の実施例においては、差動対を
NPN型のトランジスタによつて構成し、電流源をPN
P型のトランジスタによつて構成する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、逆特性のトランジスタに
よつて構成しても良い。
【0036】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力段を
構成する第1の差動増幅手段で電位差を電流差を有する
電流に変換し、当該電流を出力端側に折り返して差電流
によつて出力端に接続される容量を充放電させることに
より出力端におけるダイナミツクレンジを従来に比して
一段と広くでき、これにより差電圧に対する制御能力を
向上でき、正負対称の3値パルスでなる同期信号の平均
レベルを基準直流レベルV1に短時間で追い込むことが
できる。
【0037】また入力段の第1及び第2のトランジスタ
のエミツタ間にエミツタ抵抗を接続して入力ダイナミツ
クレンジを広く設定することにより正負対称の3値パル
スでなる同期信号に雑音成分が多く重畳する場合にも当
該雑音成分の影響によらず同期信号の平均レベルを基準
直流レベルに安定に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクランプ回路の第1の実施例を示
す接続図である。
【図2】本発明によるクランプ回路の第2の実施例を示
す接続図である。
【図3】他の実施例を示す接続図である。
【図4】他の実施例を示す接続図である。
【図5】受信装置の説明に供するブロツク図である。
【図6】クランプ回路の説明に供する接続図である。
【図7】従来のコンパレータの構成を示す接続図であ
る。
【図8】水平同期信号の説明に供する信号波形図であ
る。
【符号の説明】
1……受信装置、2……ローパスフイルタ、3……クラ
ンプ回路、4……アナログ/デイジタル変換回路、3
B、10、20、30、40……コンパレータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/16 H04N 5/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正負対称の3値パルスでなる同期信号の平
    均レベルの基準直流レベルに対する差分を比較手段によ
    つて検出し、当該比較手段の比較結果に基づいて上記入
    力信号の直流レベルを一定レベルに帰還制御することに
    より、上記入力信号の直流成分を再生するクランプ回路
    において、 上記比較手段は、上記入力信号の同期信号と上記基準直
    流レベルとを比較し、電位差を電流差に変換する入力段
    と、当該入力段の比較結果に基づいて流れる電流を折り
    返し、差電流によつて出力端に接続される容量を充放電
    することによつて上記入力信号の直流成分を再生する出
    力段とを具え、 上記入力段は、第1及び第2のトランジスタによつて構
    成され、差動入力端に上記入力信号及び基準直流レベル
    をそれぞれ入力すると共に、共通エミツタで定電流源を
    介して第1の電源電圧に接続される第1の差動増幅手段
    と、 第3及び第4のトランジスタによつて構成され、共通エ
    ミツタが上記第1のトランジスタのコレクタに接続され
    ると共に、当該第3及び第4のトランジスタは正負逆相
    のパルス信号を差動入力端に入力する第2の差動増幅手
    段と、 第5及び第6のトランジスタによつて構成され、共通エ
    ミツタが上記第2のトランジスタのコレクタに接続され
    ると共に、当該第5及び第6のトランジスタは上記第4
    及び第3のトランジスタの差動入力端を共用する第3の
    差動増幅手段と、 コレクタで上記第4及び第5のトランジスタのコレクタ
    に接続されると共に、エミツタで第1及び第2のバイア
    ス抵抗を介して第2の電源電圧に接続される第7及び第
    8のトランジスタとにより構成され、 上記出力段は、上記第7及び第8のトランジスタにカレ
    ントミラー接続され、エミツタで第3及び第4のバイア
    ス抵抗を介して上記第2の電源電圧に接続される第9及
    び第10のトランジスタと、 第11及び第12のトランジスタのカレントミラー接続
    によつて構成され、コレクタで上記第9及び第10のト
    ランジスタのコレクタに接続されると共に、エミツタで
    第5及び第6のバイアス抵抗を介して上記第1の電源電
    圧に接続される定電流源とにより構成されることを特徴
    とするクランプ回路。
  2. 【請求項2】上記出力段は、第13、第14及び第15
    のトランジスタによつて構成され、エミツタで上記第
    9、第10及び第11のコレクタに接続されると共に、
    コレクタで上記出力端、上記第12のトランジスタのコ
    レクタ及び上記出力端に接続され、ベースで上記第7、
    第8及び第12のトランジスタのコレクタに接続される
    電流増幅率補償手段を有することを特徴とする請求項1
    に記載のクランプ回路。
  3. 【請求項3】上記入力段は上記第1の差動増幅手段を構
    成する上記第1及び第2のトランジスタのエミツタ間に
    エミツタ抵抗を有することを特徴とする請求項1に記載
    のクランプ回路。
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